JPH11265669A - 陰極線管のネックアッセンブリー構造 - Google Patents

陰極線管のネックアッセンブリー構造

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JPH11265669A
JPH11265669A JP6633598A JP6633598A JPH11265669A JP H11265669 A JPH11265669 A JP H11265669A JP 6633598 A JP6633598 A JP 6633598A JP 6633598 A JP6633598 A JP 6633598A JP H11265669 A JPH11265669 A JP H11265669A
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
bobbin
neck assembly
core
axis
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JP6633598A
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English (en)
Inventor
Norio Oomura
則生 大村
Etsuko Sanpei
悦子 三瓶
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication of JPH11265669A publication Critical patent/JPH11265669A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 陰極線管のネックアッセンブリー構造におい
て、部品点数が多いため、組立て工数が多く、しかも、
誤配線が生じ易かった。 【解決手段】 保持筒と、保持板と、四重極コイルのボ
ビンとを一体に設けたネックアッセンブリーボビン33
を形成する。ネックアッセンブリーボビン33に、Y離
軸コイル41a、41bを装着するためのY離軸コイル
装着手段43を設ける。Y離軸コイル41a、41b
に、CYコア47を装着するためのCYコア装着手段4
9を設ける。ネックアッセンブリーボビン33に、Y離
軸コイル41a、41bを装着し、このY離軸コイル4
1a、41bを介して、CYコア47をネックアッセン
ブリーボビン33に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保持筒、保持板、
CYコア、四重極コイルなどの複数の部品からなる陰極
線管のネックアッセンブリー構造の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】陰極線管のネックアッセンブリーは、図
3、図4に示す複数の部品を組み立てることによりな
る。不図示の陰極線管ネックの外周には、軸線1を、陰
極線管の管軸(以下、単に「管軸」という)に一致させ
て、保持筒3を挿嵌する。保持筒3には、VMコイル5
を巻回してある。保持板7の中央には、穴9を形成して
ある。保持板7は、穴9をネックに挿通して取り付け
る。保持筒3と保持板7とは、保持筒3に形成した少な
くとも一対の弾性係止片3a、3aを、穴9の内縁に設
けた係止部9a、9aに係合して組付ける。
【0003】四重極コイル11、Y離軸コイル13は、
それぞれ四重極コイルボビン11a、Y離軸コイルボビ
ン13aに、コイル11b、13bを巻回してなる。四
重極コイルボビン11aは、E字状に形成したCYコア
15の上下の軸部15a、15cに取り付ける。Y離軸
コイルボビン13aは、CYコア15の中央の軸部15
bに取り付ける。二つの四重極コイルボビン11aと、
一つのY離軸コイルボビン13aを装着したCYコア1
5は、一対のものを保持板7の両側に組付ける。それぞ
れのCYコア15は、弾性係止片18を用いて、保持板
7に固定する。
【0004】保持板7には、端子板19を実装してあ
る。端子板19には、Y離軸コイル13の回路を電気的
に中継接続してある。保持板7には、基板間接続用コネ
クタ21を実装してある。基板間接続用コネクタ21に
は、端子板19に中継接続したVMコイル5、四重極コ
イル11、Y離軸コイル13などの回路を電気的に接続
してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の陰極線
管のネックアッセンブリーは、保持筒と、保持板とを別
体で形成していた。そして、四重極コイル、Y離軸コイ
ルは、個々のものをCYコアに組付け、それを保持板に
固定していた。このため、部品点数が多く、部品管理を
煩雑にする問題があった。また、部品点数が多いため、
組立て工数を増大させる問題があった。更に、既にコイ
ルの巻回された異種複数の四重極コイルボビンとY離軸
コイルボビンとを、CYコアの所定部分に組付けるの
で、誤組付けや誤配線の生じ易い問題があった。本発明
は上記状況に鑑みてなされたもので、部品点数を少なく
し、組立て工数を削減でき、しかも、誤配線の生じにく
い陰極線管のネックアッセンブリー構造の提供を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る請求項1のネックアッセンブリー構造
は、陰極線管のネックに挿嵌される保持筒及び保持板
と、該保持板に装着される四重極コイル及びY離軸コイ
ルと、該四重極コイル及びY離軸コイルのCYコアとを
具備した陰極線管のネックアッセンブリー構造におい
て、前記保持筒と、前記保持板と、前記四重極コイルの
ボビンとを一体に設けたネックアッセンブリーボビンを
形成し、該ネックアッセンブリーボビンに、前記Y離軸
コイルを装着するためのY離軸コイル装着手段を設け、
前記Y離軸コイルに、前記CYコアを装着するためのC
Yコア装着手段を設け、前記ネックアッセンブリーボビ
ンに、前記Y離軸コイルを装着し、該Y離軸コイルを介
して前記CYコアを前記ネックアッセンブリーボビンに
取り付けたことを特徴とする。
【0007】このネックアッセンブリー構造では、従来
別体であった保持筒と、保持板と、四重極コイルのボビ
ンとが、ネックアッセンブリーボビンとして一体に形成
され、その分、部品数が少なくなる。そして、部品数が
少なくなることにより、組立て工数も少なくなる。ま
た、保持筒と、四重極コイルのボビンとを一体に形成す
ることで、四重極コイルのコイル巻きが自動で一括して
行えるようになる。
【0008】請求項2のネックアッセンブリー構造は、
前記ネックアッセンブリーボビンに、基板間接続用コネ
クタを設け、前記ボビンに巻回したコイルを、中継基板
を介することなく該基板間接続用コネクタに、直接に接
続したことを特徴とする。
【0009】このネックアッセンブリー構造では、ネッ
クアッセンブリーボビンに、基板間接続用コネクタが設
けられ、四重極コイルへの巻線と一連の作業で、基板間
接続用コネクタへの絡めが自動で行えるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る陰極線管のネ
ックアッセンブリー構造の好適な実施の形態を図面を参
照して詳細に説明する。図1は本発明に係る陰極線管の
ネックアッセンブリー構造を管軸方向から見た正面図、
図2は係合状態のY離軸コイルとCYコアを管軸直交方
向から見た側面図である。
【0011】本実施形態に係るネックアッセンブリー3
1は、従来別体の部品であった保持筒、保持板を一体に
形成したネックアッセンブリーボビン33を有してい
る。ネックアッセンブリーボビン33には、従来の保持
筒に相当する保持筒部33aと、従来の保持板に相当す
る保持板部33bとを形成してある。
【0012】保持筒部33aには、VMコイル35を巻
回してある。保持板部33bには、保持筒穴37を囲む
ように上下左右に合計四つの四重極コイル39のボビン
39a、39b、39c、39dを一体に形成してあ
る。ボビン39a、39b、39c、39dは、軸心が
管軸に直交方向となっている。
【0013】ネックアッセンブリーボビン33は、樹脂
材料により一体成形することができる。また、ネックア
ッセンブリーボビン33は、別体の保持筒部33a、保
持板部33b、ボビン39a、39b、39c、39d
を接着又は溶接することにより一体形成するものであっ
てもよい。
【0014】保持筒部33aの外周には、左側の上下ボ
ビン39a、39bの間、及び右側の上下ボビン39
c、39dの間に、Y離軸コイル41a、41bを装着
するためのY離軸コイル装着手段である係止部43、4
3を設けてある。つまり、Y離軸コイル41a、41b
は、係止部43、43を介して保持筒部33aに装着で
きるようになっている。
【0015】保持筒部33aに装着した左側のY離軸コ
イル41a、右側のY離軸コイル41bは、それぞれが
右側のボビン39a、39b、左側の39c、39dの
上下方向中間位置に位置する。また、ボビン39a、3
9b、39c、39dとY離軸コイル41a、41b
は、軸心が、管軸に直交する方向で且つ相互に平行とな
る。
【0016】このように配設された左側のボビン39
a、39b、Y離軸コイル41aと、右側のボビン39
c、39d、Y離軸コイル41bのそれぞれには、E字
状に形成したCYコア47が挿着されるようになってい
る。なお、図1では右側のCYコア47のみを表し、左
側のCYコア47は省略してある。CYコア47は、上
下の軸部47a、47cをボビン39a、39b、39
c、39dに挿入し、中央の軸部47bをY離軸コイル
41a、41bに挿入する。
【0017】Y離軸コイル41a、41bの軸心の他端
側には、軸心方向に突出する一対の平行なCYコア装着
手段である弾性係止片49、49を形成してある。弾性
係止片49、49は、図2に示すように、相互の間にC
Yコア47を係止状態で保持する。つまり、CYコア4
7は、既に装着されたY離軸コイル41a、41bを介
して更にネックアッセンブリーボビン33に装着される
ようになっている。弾性係止片49、49としては、樹
脂材などからなる周知の可撓性係止爪を用いることがで
きる。
【0018】また、保持板部33bには、基板間接続用
コネクタ51を装着するためのコネクタ係止部53を形
成してある。基板間接続用コネクタ51は、このコネク
タ係止部53を介して保持板部33bに装着できるよう
になっている。
【0019】次に、このように各部を構成したネックア
ッセンブリー31の組立て手順を説明する。先ず、保持
筒部33a、ボビン39a、39b、39c、39d
に、VMコイル35用、四重極コイル39用のそれぞれ
のコイルを自動で巻線する。巻線は、基板間接続用コネ
クタ51への絡めも同時に行う。
【0020】巻線の完了したネックアッセンブリーボビ
ン33には、係止部43、43に、Y離軸コイル41
a、41bを装着する。次いで、このY離軸コイル41
a、41bに、CYコア47を装着して、ネックアッセ
ンブリー31の組立てを完了する。
【0021】このようなネックアッセンブリー31の構
造では、従来別体であった保持筒と、保持板と、四重極
コイルのボビンとを、ネックアッセンブリーボビン33
として一体に形成してある。従って、その分、部品数が
少なくなる。そして、部品数が少なくなることにより、
組立て工数も少なくなる。
【0022】また、保持筒と、四重極コイルのボビンと
を一体に形成することで、VMコイル35と四重極コイ
ル39のコイル巻きが自動で一括して行えるようにな
る。しかも、基板間接続用コネクタ51への絡めも一連
の作業で行えるようになる。従って、既に巻線された単
体のコイルを装着する場合に生じる、誤組立て、誤配線
が生じなくなる。これに加えて、従来必要であった中継
基板も不要となる。
【0023】更に、係止部43、43にY離軸コイル4
1a、41bを装着し、このY離軸コイル41a、41
bを介してCYコア47を装着するようにしてある。
【0024】このように、上述の陰極線管のネックアッ
センブリー31は、ネックアッセンブリーボビン33
に、保持筒部33a、保持板部33b、ボビン39a、
39b、39c、39dを一体に形成したので、部品点
数を少なくできる。
【0025】また、VMコイル35と四重極コイル39
のコイル巻きを自動で一括して行えるので、誤組立て、
誤配線をなくすことができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る請求項1のネックアッセンブリー構造によれば、保持
筒と、保持板と、四重極コイルのボビンとを一体に設け
たネックアッセンブリーボビンを形成し、Y離軸コイル
を介してCYコアをネックアッセンブリーボビンに取り
付けるので、部品点数を少なくすることができる。ま
た、四重極コイルのコイル巻きが自動で一括して行える
ので、既に巻線された単体のコイルを装着する場合に生
じ易い、誤組立てがない。この結果、部品管理を容易に
し、且つ組立て工数を削減できるとともに、誤配線も防
止でき、組立て完成品の歩留りを向上させることができ
る。
【0027】請求項2のネックアッセンブリー構造によ
れば、ネックアッセンブリーボビンに、基板間接続用コ
ネクタを設けたので、四重極コイルへの巻線と一連の作
業で、基板間接続用コネクタへの絡めを自動で行うこと
ができる。これによっても、組立て工数を削減できると
ともに、誤配線を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る陰極線管のネックアッセンブリー
構造を管軸方向から見た正面図である。
【図2】係合状態のY離軸コイルとCYコアを管軸直交
方向から見た側面図である。
【図3】従来の保持筒を管軸直交方向から見た側面図で
ある。
【図4】従来のネックアッセンブリーの主要部を管軸方
向から見た正面図である。
【符号の説明】
31…ネックアッセンブリー、33…ネックアッセンブ
リーボビン、33a…保持筒部、33b…保持板部、3
9…四重極コイル、39a、39b、39c、39d…
ボビン、41a、41b…Y離軸コイル、43…係止部
(Y離軸コイル装着手段)、47…CYコア、49…弾
性係止片(CYコア装着手段)、51…基板間接続用コ
ネクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管のネックに挿嵌される保持筒及
    び保持板と、該保持板に装着される四重極コイル及びY
    離軸コイルと、該四重極コイル及びY離軸コイルのCY
    コアとを具備した陰極線管のネックアッセンブリー構造
    において、 前記保持筒と、前記保持板と、前記四重極コイルのボビ
    ンとを一体に設けたネックアッセンブリーボビンを形成
    し、 該ネックアッセンブリーボビンに、前記Y離軸コイルを
    装着するためのY離軸コイル装着手段を設け、 前記Y離軸コイルに、前記CYコアを装着するためのC
    Yコア装着手段を設け、 前記ネックアッセンブリーボビンに、前記Y離軸コイル
    を装着し、 該Y離軸コイルを介して前記CYコアを前記ネックアッ
    センブリーボビンに取り付けたことを特徴とする陰極線
    管のネックアッセンブリー構造。
  2. 【請求項2】 前記ネックアッセンブリーボビンに、基
    板間接続用コネクタを設け、 前記ボビンに巻回したコイルを、中継基板を介すること
    なく該基板間接続用コネクタに、直接に接続したことを
    特徴とする請求項1記載の陰極線管のネックアッセンブ
    リー構造。
JP6633598A 1998-03-17 1998-03-17 陰極線管のネックアッセンブリー構造 Pending JPH11265669A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100465295B1 (ko) * 2002-12-10 2005-01-13 삼성전기주식회사 미스컨버전스를 보정하는 편향요크

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100465295B1 (ko) * 2002-12-10 2005-01-13 삼성전기주식회사 미스컨버전스를 보정하는 편향요크

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