JPH08250042A - 偏向ヨーク装置 - Google Patents
偏向ヨーク装置Info
- Publication number
- JPH08250042A JPH08250042A JP7722695A JP7722695A JPH08250042A JP H08250042 A JPH08250042 A JP H08250042A JP 7722695 A JP7722695 A JP 7722695A JP 7722695 A JP7722695 A JP 7722695A JP H08250042 A JPH08250042 A JP H08250042A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- balance
- terminal
- deflection
- balance coil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水平偏向コイルとバランスコイルとの接続を
半田リフロ装置を用いて行えるように各部品を配置する
こと。 【構成】 端子板6の外側に複数の端子5を取付け、内
側にバランスコイル4を取り付ける。これにはバランス
コイル4のコイルボビン10に矢印状の足部を形成し、
端子板6に開口した孔に挿入する。又バランスコイル4
の引き出し線は、端子5に設けたはと目を通して端子5
にラッピングする。このような端子板6が下向きになる
よう偏向ヨーク装置を保持し、半田リフロ装置に通す
と、半田付け時間が大幅に短縮される。またバランスコ
イル4の脱落の恐れがなくなる。
半田リフロ装置を用いて行えるように各部品を配置する
こと。 【構成】 端子板6の外側に複数の端子5を取付け、内
側にバランスコイル4を取り付ける。これにはバランス
コイル4のコイルボビン10に矢印状の足部を形成し、
端子板6に開口した孔に挿入する。又バランスコイル4
の引き出し線は、端子5に設けたはと目を通して端子5
にラッピングする。このような端子板6が下向きになる
よう偏向ヨーク装置を保持し、半田リフロ装置に通す
と、半田付け時間が大幅に短縮される。またバランスコ
イル4の脱落の恐れがなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管に用いられる
偏向ヨーク装置に関するものである。
偏向ヨーク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】陰極線管(CRT)には電子ビームを水
平方向及び垂直方向に偏向するための偏向ヨーク装置が
設けられている。図7は従来の偏向ヨーク装置の構成例
を示す側面図である。本図に示すように偏向ヨーク装置
は、1対の水平偏向コイル1、1対の垂直偏向コイル
2、コア3、1対のバランスコイル4、多数の端子5、
2枚の端子板6を含んで構成される。
平方向及び垂直方向に偏向するための偏向ヨーク装置が
設けられている。図7は従来の偏向ヨーク装置の構成例
を示す側面図である。本図に示すように偏向ヨーク装置
は、1対の水平偏向コイル1、1対の垂直偏向コイル
2、コア3、1対のバランスコイル4、多数の端子5、
2枚の端子板6を含んで構成される。
【0003】水平偏向コイル1はCRTのR、G、Bの
電子ビームを夫々水平方向に偏向するコイルであり、破
線部で示すように上側の水平偏向コイル1aと下側の水
平偏向コイル1bとに分割してケース内に保持されてい
る。図8に示すように水平偏向コイル1aと直列にバラ
ンスコイル4aが接続され、水平偏向コイル1bと直列
にバランスコイル4bが接続されている。バランスコイ
ル4の取付け位置は図7に示すように偏向ヨーク装置の
上部又下部のうち、都合の良い方に設定される。このた
め端子板6a,6bが夫々垂直偏向コイル2の上部,下
部に取付けられている。
電子ビームを夫々水平方向に偏向するコイルであり、破
線部で示すように上側の水平偏向コイル1aと下側の水
平偏向コイル1bとに分割してケース内に保持されてい
る。図8に示すように水平偏向コイル1aと直列にバラ
ンスコイル4aが接続され、水平偏向コイル1bと直列
にバランスコイル4bが接続されている。バランスコイ
ル4の取付け位置は図7に示すように偏向ヨーク装置の
上部又下部のうち、都合の良い方に設定される。このた
め端子板6a,6bが夫々垂直偏向コイル2の上部,下
部に取付けられている。
【0004】夫々の端子板6a,6bにはその外側に向
かってL型の端子5a,5b,5cが取付けられてい
る。図9はバランスコイル4を回巻するコイルボビン1
0の外形図である。図9(b)に示すようにコイルボビ
ン10はバランスコイル4a及び4bを回巻するための
樹脂製のボビンであり、図9(a)に示すように同軸に
形成された2つの鼓部を有している。鼓部の両端には鍔
が形成され、その一部に矢印状の足部10a,10bが
一体形成されている。
かってL型の端子5a,5b,5cが取付けられてい
る。図9はバランスコイル4を回巻するコイルボビン1
0の外形図である。図9(b)に示すようにコイルボビ
ン10はバランスコイル4a及び4bを回巻するための
樹脂製のボビンであり、図9(a)に示すように同軸に
形成された2つの鼓部を有している。鼓部の両端には鍔
が形成され、その一部に矢印状の足部10a,10bが
一体形成されている。
【0005】バランスコイル4a,4bが回巻されたコ
イルボビン10は、図10に示す端子板6に設けた2つ
の孔6a,6bに足部10a,10bが挿入され、その
弾力により端子板6に固定される。次に図11に示すよ
うに端子5a,5b,5cにバランスコイル4a,4b
の端部を接続する。図8及び図11に示すように、端子
5aにバランスコイル4aの巻き始め端sを仮固定し、
端子5cにバランスコイル4bの巻き終わり端fを仮固
定する。そして端子5bにバランスコイル4aの巻き終
わり端fとバランスコイル4bの巻き始め端sを仮固定
する。そして最後に端子5a〜5cを半田づけする。こ
うすると図8に示すようにバランスコイル4が水平偏向
コイル1に接続されることとなる。
イルボビン10は、図10に示す端子板6に設けた2つ
の孔6a,6bに足部10a,10bが挿入され、その
弾力により端子板6に固定される。次に図11に示すよ
うに端子5a,5b,5cにバランスコイル4a,4b
の端部を接続する。図8及び図11に示すように、端子
5aにバランスコイル4aの巻き始め端sを仮固定し、
端子5cにバランスコイル4bの巻き終わり端fを仮固
定する。そして端子5bにバランスコイル4aの巻き終
わり端fとバランスコイル4bの巻き始め端sを仮固定
する。そして最後に端子5a〜5cを半田づけする。こ
うすると図8に示すようにバランスコイル4が水平偏向
コイル1に接続されることとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の偏向ヨーク装置では、バランスコイル4と半田付
けをする端子5が同じ側にあるため、半田漕を通して半
田付けの作業(半田リフロ装置の利用)ができないとい
う問題点があった。
従来の偏向ヨーク装置では、バランスコイル4と半田付
けをする端子5が同じ側にあるため、半田漕を通して半
田付けの作業(半田リフロ装置の利用)ができないとい
う問題点があった。
【0007】このためバランスコイル4のボビン10を
半田付けの熱から守るため、半田ごてを用いて端子5の
手作業の半田付けをしなければならない。又半田漕を利
用する場合は端子板6よりバランスコイル4を一旦取り
外し、バランスコイル4を他の部分に仮固定してから半
田漕に端子5を浸さなければならなかった。
半田付けの熱から守るため、半田ごてを用いて端子5の
手作業の半田付けをしなければならない。又半田漕を利
用する場合は端子板6よりバランスコイル4を一旦取り
外し、バランスコイル4を他の部分に仮固定してから半
田漕に端子5を浸さなければならなかった。
【0008】半田ごてによる半田付けの場合、端子板6
には3個の端子5を夫々を半田付けしなければならなか
った。半田ごての熱容量はせいぜい2000Kcal 程度であ
るため、1個の端子5の半田付けをするにしても5〜6
秒かかる。このため全ての半田付け作業を終えるには、
15〜18秒の時間を要していた。
には3個の端子5を夫々を半田付けしなければならなか
った。半田ごての熱容量はせいぜい2000Kcal 程度であ
るため、1個の端子5の半田付けをするにしても5〜6
秒かかる。このため全ての半田付け作業を終えるには、
15〜18秒の時間を要していた。
【0009】又半田漕による半田付けの場合、バランス
コイル4のコイルボビン10が半田漕に接触して、樹脂
製のコイルボビン10が溶けるのを避けるため、前述し
たように半田付けの際にバランスコイル4を端子板6よ
り取り外し、引き出し線の巻かれた端子5a〜5cに同
時に半田づけする方法もある。しかしこの方法では半田
付けそのものに要する時間は短縮されるものの、バラン
スコイル4の端子板6への取外し、再取り付けという付
帯作業が別に必要となる。
コイル4のコイルボビン10が半田漕に接触して、樹脂
製のコイルボビン10が溶けるのを避けるため、前述し
たように半田付けの際にバランスコイル4を端子板6よ
り取り外し、引き出し線の巻かれた端子5a〜5cに同
時に半田づけする方法もある。しかしこの方法では半田
付けそのものに要する時間は短縮されるものの、バラン
スコイル4の端子板6への取外し、再取り付けという付
帯作業が別に必要となる。
【0010】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、上記のような従来の問題点を解
消しつつ、付帯作業も必要とせず、バランスコイルと水
平偏向コイルとの半田付けを短時間で実施できる偏向ヨ
ーク装置を提供することを目的とする。
なされたものであって、上記のような従来の問題点を解
消しつつ、付帯作業も必要とせず、バランスコイルと水
平偏向コイルとの半田付けを短時間で実施できる偏向ヨ
ーク装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は陰極線管のネッ
ク部に配置され、垂直方向に二分して取付けられた1対
の水平偏向コイル、陰極線管のネックに沿うよう形成さ
れた円筒状のコア、コアの外周面に沿って回巻された一
対の垂直偏向コイル、水平偏向コイルと直列に接続さ
れ、水平偏向電流を補正するバランスコイル、バランス
コイルを接続端子を介して保持する端子板、とを有する
偏向ヨーク装置であって、端子板は、垂直偏向コイルか
ら見て外側面に接続端子が取付けられ、垂直偏向コイル
と対向する面にバランスコイルが取付けられ、バランス
コイルの引き出し線が端子板に設けた孔を通して接続端
子に半田づけされることを特徴するものである。
ク部に配置され、垂直方向に二分して取付けられた1対
の水平偏向コイル、陰極線管のネックに沿うよう形成さ
れた円筒状のコア、コアの外周面に沿って回巻された一
対の垂直偏向コイル、水平偏向コイルと直列に接続さ
れ、水平偏向電流を補正するバランスコイル、バランス
コイルを接続端子を介して保持する端子板、とを有する
偏向ヨーク装置であって、端子板は、垂直偏向コイルか
ら見て外側面に接続端子が取付けられ、垂直偏向コイル
と対向する面にバランスコイルが取付けられ、バランス
コイルの引き出し線が端子板に設けた孔を通して接続端
子に半田づけされることを特徴するものである。
【0012】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、バラ
ンスコイルが垂直偏向コイルと対面する側に保持されて
いるので、バランスコイルの引き出し線を端子板に接続
するとき、その部分を半田槽に浸けることができる。こ
の場合半田の溶融熱は端子板で遮蔽され、バランスコイ
ルのコイルボビンは半田浸け工程で損傷を受けなくな
る。
ンスコイルが垂直偏向コイルと対面する側に保持されて
いるので、バランスコイルの引き出し線を端子板に接続
するとき、その部分を半田槽に浸けることができる。こ
の場合半田の溶融熱は端子板で遮蔽され、バランスコイ
ルのコイルボビンは半田浸け工程で損傷を受けなくな
る。
【0013】
【実施例】つぎに本発明の一実施例における偏向ヨーク
装置について図面を参照しながら説明する。図1は本実
施例における偏向ヨーク装置の外観を示す側面図であ
る。又図2〜図5は偏向ヨーク装置におけるバランスコ
イルの取付け方法を示した説明図である。尚、従来例と
同一部分は同一の符号を付け、それらの説明は省略す
る。
装置について図面を参照しながら説明する。図1は本実
施例における偏向ヨーク装置の外観を示す側面図であ
る。又図2〜図5は偏向ヨーク装置におけるバランスコ
イルの取付け方法を示した説明図である。尚、従来例と
同一部分は同一の符号を付け、それらの説明は省略す
る。
【0014】図1に示すように本実施例のバランスコイ
ル4は端子板6に対して端子(接続端子)5の取付け面
と反対側に取り付けられる。端子板6の取付け位置は垂
直偏向コイル2から一定の間隙だけ隔てた上部である。
尚、端子5は従来例と同様に端子板6の外側(垂直偏向
コイル2に対面しない部分)に取付けられる。
ル4は端子板6に対して端子(接続端子)5の取付け面
と反対側に取り付けられる。端子板6の取付け位置は垂
直偏向コイル2から一定の間隙だけ隔てた上部である。
尚、端子5は従来例と同様に端子板6の外側(垂直偏向
コイル2に対面しない部分)に取付けられる。
【0015】図2,図3に示すようにコイルボビン10
は従来例と同一の構造を有し、端子板6に開口された2
つの矩形の孔6a、6bを介して矢印状の足部10a、
10bで固定される。図4に示すように端子板6には破
線部で示すコイルボビン10と反対側に6つの端子5a
〜5fが取付けられている。端子5はL型の金属端子で
あり、一方の端面に円形の切欠きが設けられ、端子板6
とは例えばはと目により固定される。このはと目孔はバ
ランスコイル4a,4bの巻き終わり及び巻始めの部分
を通す機能も有している。
は従来例と同一の構造を有し、端子板6に開口された2
つの矩形の孔6a、6bを介して矢印状の足部10a、
10bで固定される。図4に示すように端子板6には破
線部で示すコイルボビン10と反対側に6つの端子5a
〜5fが取付けられている。端子5はL型の金属端子で
あり、一方の端面に円形の切欠きが設けられ、端子板6
とは例えばはと目により固定される。このはと目孔はバ
ランスコイル4a,4bの巻き終わり及び巻始めの部分
を通す機能も有している。
【0016】このような構成のバランスコイル4を端子
板6に取り付ける過程について説明する。まず端子5a
〜5fをはと目等により端子板6に取りつける。ここ
で、はと目に必要な6つの孔は端子板6に事前に加工さ
れているものとする。次に図3に示すようにバランスコ
イル4a,4bをコイルボビン10に回巻し、その足部
10a,10bを端子板6の孔6a,6bに挿入する。
そしてバランスコイル4の引き出し線の端部を端子5の
はと目孔に通し、例えば図4の端子5a,5b,5fに
ワイヤラッピングする。この状態を示した横側面図が図
2であり、縦側面図が図5である。このワイヤラッピン
グは、後に半田付けを行うので、バランスコイル4の引
き出し線の端部を数回巻き付けるだけで十分である。
板6に取り付ける過程について説明する。まず端子5a
〜5fをはと目等により端子板6に取りつける。ここ
で、はと目に必要な6つの孔は端子板6に事前に加工さ
れているものとする。次に図3に示すようにバランスコ
イル4a,4bをコイルボビン10に回巻し、その足部
10a,10bを端子板6の孔6a,6bに挿入する。
そしてバランスコイル4の引き出し線の端部を端子5の
はと目孔に通し、例えば図4の端子5a,5b,5fに
ワイヤラッピングする。この状態を示した横側面図が図
2であり、縦側面図が図5である。このワイヤラッピン
グは、後に半田付けを行うので、バランスコイル4の引
き出し線の端部を数回巻き付けるだけで十分である。
【0017】このようにしてバランスコイル4が取付け
られた端子板6を図1に示す位置にねじ締め又は金具を
介して固定する。図6(b)は半田リフロ装置11の概
略構成図である。本図に示すように坪型の半田槽11a
の底部には電気ヒータ11bが設けられ、半田11cが
約400°Cに加熱されて液体状に溶解して循環してい
る。一方図6(a)に示すように偏向ヨーク装置は端子
板6が下側に位置するよう搬送台に載置され、図6
(b)の半田リフロ装置11の部分に搬送される。その
とき端子板6の外面が半田槽11aに浸かると、金属部
分である端子5に半田11cが付着する。この場合の1
枚の端子板6の半田付けは約5〜6秒で完了する。
られた端子板6を図1に示す位置にねじ締め又は金具を
介して固定する。図6(b)は半田リフロ装置11の概
略構成図である。本図に示すように坪型の半田槽11a
の底部には電気ヒータ11bが設けられ、半田11cが
約400°Cに加熱されて液体状に溶解して循環してい
る。一方図6(a)に示すように偏向ヨーク装置は端子
板6が下側に位置するよう搬送台に載置され、図6
(b)の半田リフロ装置11の部分に搬送される。その
とき端子板6の外面が半田槽11aに浸かると、金属部
分である端子5に半田11cが付着する。この場合の1
枚の端子板6の半田付けは約5〜6秒で完了する。
【0018】このときバランスコイル4は端子板6の内
側にあるため、半田槽11aの熱の影響は受けず、コイ
ルボビン10が溶ける等の心配は全く生じない。又バラ
ンスコイル4の取付け位置を端子板6と垂直偏向コイル
2の間にしたことにより、急な衝撃や振動によりコイル
ボビン10の足部10a、10bが切断されて、コイル
ボビン10が端子板6から外れても、最悪でもバランス
コイル4は垂直偏向コイル2の巻面まで移動するだけで
ある。従ってバランスコイル4の引き出し線が切断する
可能性は少なくなり、バランスコイル4の切断によるテ
レビジョン受像機の故障という重大事故を回避すること
ができる。
側にあるため、半田槽11aの熱の影響は受けず、コイ
ルボビン10が溶ける等の心配は全く生じない。又バラ
ンスコイル4の取付け位置を端子板6と垂直偏向コイル
2の間にしたことにより、急な衝撃や振動によりコイル
ボビン10の足部10a、10bが切断されて、コイル
ボビン10が端子板6から外れても、最悪でもバランス
コイル4は垂直偏向コイル2の巻面まで移動するだけで
ある。従ってバランスコイル4の引き出し線が切断する
可能性は少なくなり、バランスコイル4の切断によるテ
レビジョン受像機の故障という重大事故を回避すること
ができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、バランス
コイルが垂直偏向コイルと対面する側に取付けられ、バ
ランスコイルの引き出し線の接続端子がバランスコイル
と反対側に取付けられるので、端子板の半田付け時に半
田リフロ装置の半田がバランスコイルのコイルボビンに
接触しなくなる。又端子板に設けた多数の接続端子は一
度に半田付けされるので、偏向ヨーク装置の組み立て作
業時間が大幅に短縮される。
コイルが垂直偏向コイルと対面する側に取付けられ、バ
ランスコイルの引き出し線の接続端子がバランスコイル
と反対側に取付けられるので、端子板の半田付け時に半
田リフロ装置の半田がバランスコイルのコイルボビンに
接触しなくなる。又端子板に設けた多数の接続端子は一
度に半田付けされるので、偏向ヨーク装置の組み立て作
業時間が大幅に短縮される。
【図1】本発明の一実施例における偏向ヨーク装置の外
観を示す側面図である。
観を示す側面図である。
【図2】本実施例の偏向ヨーク装置に用いられるバラン
スコイルと端子板との取付け関係を示した横側面図であ
る。
スコイルと端子板との取付け関係を示した横側面図であ
る。
【図3】本実施例のバランスコイルと端子板との取付け
方法を示した説明図である。
方法を示した説明図である。
【図4】本実施例の偏向ヨーク装置に用いられるバラン
スコイルと端子板との取付け関係を示した平面図であ
る。
スコイルと端子板との取付け関係を示した平面図であ
る。
【図5】本実施例の偏向ヨーク装置に用いられるバラン
スコイルと端子板との取付け関係を示した縦側面図であ
る。
スコイルと端子板との取付け関係を示した縦側面図であ
る。
【図6】本実施例の偏向ヨーク装置の半田付け方法を示
した説明図である。
した説明図である。
【図7】従来例の偏向ヨーク装置の外観を示す側面図で
ある。
ある。
【図8】偏向ヨーク装置における水平偏向コイルとバラ
ンスコイルとの接続関係を示した結線図である。
ンスコイルとの接続関係を示した結線図である。
【図9】バランスコイルとコイルボビンの構造を示す側
面図である。
面図である。
【図10】従来例のバランスコイルと端子板との取付け
関係を示した説明図(その1)である。
関係を示した説明図(その1)である。
【図11】従来例のバランスコイルと端子板との取付け
関係を示した説明図(その2)である。
関係を示した説明図(その2)である。
1,1a,1b 水平偏向コイル 2 垂直偏向コイル 3 コア 4,4a,4b バランスコイル 5,5a〜5f 端子 6 端子板 6b,6c 孔 10 コイルボビン 10a,10b 足部 11 半田リフロ装置 11a 半田槽 11b 電気ヒータ 11c 半田
Claims (2)
- 【請求項1】 陰極線管のネック部に配置され、垂直方
向に二分して取付けられた1対の水平偏向コイル、前記
陰極線管のネックに沿うよう形成された円筒状のコア、
前記コアの外周面に沿って回巻された一対の垂直偏向コ
イル、前記水平偏向コイルと直列に接続され、水平偏向
電流を補正するバランスコイル、前記バランスコイルを
接続端子を介して保持する端子板、とを有する偏向ヨー
ク装置において、 前記端子板は、 前記垂直偏向コイルから見て外側面に前記接続端子が取
付けられ、前記垂直偏向コイルと対向する面に前記バラ
ンスコイルが取付けられ、前記バランスコイルの引き出
し線が端子板に設けた孔を通して前記接続端子に半田づ
けされるものであることを特徴する偏向ヨーク装置。 - 【請求項2】 前記バランスコイルは、 鼓形に形成されたコイルホビンと、前記コイルボビンの
鞘部に矢印状に形成された足部とを有し、前記足部が前
記端子板に開口した孔と弾性的に係合するものであるこ
とを特徴とする請求項1記載の偏向ヨーク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7722695A JPH08250042A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 偏向ヨーク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7722695A JPH08250042A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 偏向ヨーク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08250042A true JPH08250042A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13627947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7722695A Pending JPH08250042A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 偏向ヨーク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08250042A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6707510B2 (en) | 2000-09-11 | 2004-03-16 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Deflection yoke having horizontal deflection coils and a balance coil and method for constructing thereof |
CN110153620A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-08-23 | 温州艺格自动化科技有限公司 | 小型断路器热磁系统磁轭组合支架的自动焊接设备 |
-
1995
- 1995-03-07 JP JP7722695A patent/JPH08250042A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6707510B2 (en) | 2000-09-11 | 2004-03-16 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Deflection yoke having horizontal deflection coils and a balance coil and method for constructing thereof |
CN110153620A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-08-23 | 温州艺格自动化科技有限公司 | 小型断路器热磁系统磁轭组合支架的自动焊接设备 |
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