JP3376752B2 - 偏向ヨーク - Google Patents
偏向ヨークInfo
- Publication number
- JP3376752B2 JP3376752B2 JP10335995A JP10335995A JP3376752B2 JP 3376752 B2 JP3376752 B2 JP 3376752B2 JP 10335995 A JP10335995 A JP 10335995A JP 10335995 A JP10335995 A JP 10335995A JP 3376752 B2 JP3376752 B2 JP 3376752B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- coil
- terminal plate
- pair
- correction coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機等に
用いられるインライン型陰極線管(CRT)用の偏向ヨ
ークに使用されるコイルボビンに関するものである。
用いられるインライン型陰極線管(CRT)用の偏向ヨ
ークに使用されるコイルボビンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、偏向ヨークは高精細度な大画面に
対応して色ずれや画面歪みを補正するために、各種のコ
イルが使用されるようになり、高周波動作によるそれら
の部品の唸りについて従来に増して注意が払われるよう
になってきている。
対応して色ずれや画面歪みを補正するために、各種のコ
イルが使用されるようになり、高周波動作によるそれら
の部品の唸りについて従来に増して注意が払われるよう
になってきている。
【0003】以下従来の偏向ヨークの構成について図3
を参照しながら説明する。図3は従来の偏向ヨークの外
観斜視図である。図3において、1はトロイダル型の垂
直偏向コイル、2は二つ割りされた一対の環状コア、3
は絶縁枠、4は補正用コイル装置、5は端子板である。
垂直偏向コイル1は環状コア2にコイルを巻回したもの
である。そして、水平偏向コイルは便宜上図示していな
いが、絶縁枠3の内側に位置し、垂直偏向コイル1と絶
縁され、水平偏向コイル、絶縁枠3、垂直偏向コイル1
の順で内部から積み重なった配置となっている。そして
絶縁枠3に取り付けられている端子板5に補正用コイル
装置4が装着された構成になっている。図4は補正用コ
イル装置の装着の様子を示す断面図である。図4におい
て、6は補正用コイルボビン、7及び8はそれぞれ補正
用コイルボビン6に巻線して形成された第1のコイル及
び第2のコイル、9はネジ状磁性体で補正用コイルボビ
ン6の内孔に挿着されていて、治具を用いて内孔壁に沿
って動かすことができる。10は第1のコイル7と第2
のコイル8の巻き始め及び巻終わりリード、11は補正
用コイルボビン6の内孔壁に突設した糸リブ、12は巻
き始め及び巻終わりリード10を巻き付けて半田付け処
理する端子ピンである。13aは端子板5に設けられた
孔、14は補正用コイルボビン6のツメ部、13bはツ
メ部14に設けられた引っ掛かり部であり端子板5の孔
13aに挿着して補正用コイルボビン6を固定する。
を参照しながら説明する。図3は従来の偏向ヨークの外
観斜視図である。図3において、1はトロイダル型の垂
直偏向コイル、2は二つ割りされた一対の環状コア、3
は絶縁枠、4は補正用コイル装置、5は端子板である。
垂直偏向コイル1は環状コア2にコイルを巻回したもの
である。そして、水平偏向コイルは便宜上図示していな
いが、絶縁枠3の内側に位置し、垂直偏向コイル1と絶
縁され、水平偏向コイル、絶縁枠3、垂直偏向コイル1
の順で内部から積み重なった配置となっている。そして
絶縁枠3に取り付けられている端子板5に補正用コイル
装置4が装着された構成になっている。図4は補正用コ
イル装置の装着の様子を示す断面図である。図4におい
て、6は補正用コイルボビン、7及び8はそれぞれ補正
用コイルボビン6に巻線して形成された第1のコイル及
び第2のコイル、9はネジ状磁性体で補正用コイルボビ
ン6の内孔に挿着されていて、治具を用いて内孔壁に沿
って動かすことができる。10は第1のコイル7と第2
のコイル8の巻き始め及び巻終わりリード、11は補正
用コイルボビン6の内孔壁に突設した糸リブ、12は巻
き始め及び巻終わりリード10を巻き付けて半田付け処
理する端子ピンである。13aは端子板5に設けられた
孔、14は補正用コイルボビン6のツメ部、13bはツ
メ部14に設けられた引っ掛かり部であり端子板5の孔
13aに挿着して補正用コイルボビン6を固定する。
【0004】以上のように構成された偏向ヨークについ
て、補正用コイル装置4の動作について図5、図6
(a)及び図6(b)を用いながら説明する。図5は補
正用コイル装置と水平偏向コイルの結線図である。図6
(a)は赤ビームRと青ビームBの水平軸上での色ずれ
の状態を示すCRTラスター画面図である。図6(b)
は補正用コイル装置による赤ビームRと青ビームBの水
平軸上での色ずれの補正の状態を示すCRTラスター画
面図である。通常、水平偏向コイルは上下一対の鞍型輪
郭形状のコイルもしくはスリット溝を有する成型巻枠に
巻線されて形成されており、15及び16はそれぞれ前
記水平偏向コイルの上側コイル及び下側コイルを示して
いる。補正用コイル装置4の第1のコイル7は上側コイ
ル15と直列に、また第2のコイル8は下側コイル16
と直列に接続されている。そしてコイルボビン6の内孔
壁に装着されたネジ状磁性体9を治具によって内孔壁に
沿って動かし、第1のコイル7及び第2のコイル8のイ
ンダクタンスを調整できるようになっている。さて、水
平偏向コイルの上側コイル15と下側コイル16は線径
の不均一、巻線時のテンションのバラツキ、巻枠の金型
形状の差異等に起因する巻線形状の相違によって上側コ
イル15と下側コイル16に誘起される磁界分布はCR
Tの水平管軸に対して上下非対称になり易い。このた
め、図6(a)に示すように、赤ビームRと青ビームB
が水平管軸の左右に偏向される時、この上下非対称磁界
により、赤ビームRと青ビームBは管軸を中心として交
差し端面に行く程色ずれ大きくなって映し出される。こ
れを補正するために、何らかの手段によって、上下対称
な磁界になるように補正する必要があり、その手段の一
つが補正用コイル装置4を用いるものである。補正用コ
イルボビン6の内孔壁に装着されたネジ状磁性体9を治
具によって内孔壁に沿って動かし、第1のコイル7及び
第2のコイル8のインダクタンスを調整し、上側コイル
15と第1のコイル7の合成インダクタンスに依存する
上側偏向電流i1 と下側コイル16と第2のコイル8の
合成インダクタンスに依存する下側偏向電流i2 を等し
くなるようにしている。そして、上側コイル15と下側
コイルに誘起される磁界分布をCRTの水平管軸に対し
て上下対称にでき、赤ビームRと青ビームBが水平管軸
の左右に偏向される時、上下の力を受けることがなく、
赤ビームRと青ビームBの軌跡は一致し、図6(b)に
示すように、色ずれを生じることなく画面に映し出され
る。
て、補正用コイル装置4の動作について図5、図6
(a)及び図6(b)を用いながら説明する。図5は補
正用コイル装置と水平偏向コイルの結線図である。図6
(a)は赤ビームRと青ビームBの水平軸上での色ずれ
の状態を示すCRTラスター画面図である。図6(b)
は補正用コイル装置による赤ビームRと青ビームBの水
平軸上での色ずれの補正の状態を示すCRTラスター画
面図である。通常、水平偏向コイルは上下一対の鞍型輪
郭形状のコイルもしくはスリット溝を有する成型巻枠に
巻線されて形成されており、15及び16はそれぞれ前
記水平偏向コイルの上側コイル及び下側コイルを示して
いる。補正用コイル装置4の第1のコイル7は上側コイ
ル15と直列に、また第2のコイル8は下側コイル16
と直列に接続されている。そしてコイルボビン6の内孔
壁に装着されたネジ状磁性体9を治具によって内孔壁に
沿って動かし、第1のコイル7及び第2のコイル8のイ
ンダクタンスを調整できるようになっている。さて、水
平偏向コイルの上側コイル15と下側コイル16は線径
の不均一、巻線時のテンションのバラツキ、巻枠の金型
形状の差異等に起因する巻線形状の相違によって上側コ
イル15と下側コイル16に誘起される磁界分布はCR
Tの水平管軸に対して上下非対称になり易い。このた
め、図6(a)に示すように、赤ビームRと青ビームB
が水平管軸の左右に偏向される時、この上下非対称磁界
により、赤ビームRと青ビームBは管軸を中心として交
差し端面に行く程色ずれ大きくなって映し出される。こ
れを補正するために、何らかの手段によって、上下対称
な磁界になるように補正する必要があり、その手段の一
つが補正用コイル装置4を用いるものである。補正用コ
イルボビン6の内孔壁に装着されたネジ状磁性体9を治
具によって内孔壁に沿って動かし、第1のコイル7及び
第2のコイル8のインダクタンスを調整し、上側コイル
15と第1のコイル7の合成インダクタンスに依存する
上側偏向電流i1 と下側コイル16と第2のコイル8の
合成インダクタンスに依存する下側偏向電流i2 を等し
くなるようにしている。そして、上側コイル15と下側
コイルに誘起される磁界分布をCRTの水平管軸に対し
て上下対称にでき、赤ビームRと青ビームBが水平管軸
の左右に偏向される時、上下の力を受けることがなく、
赤ビームRと青ビームBの軌跡は一致し、図6(b)に
示すように、色ずれを生じることなく画面に映し出され
る。
【0005】次に補正用コイル装置4を端子板5に挿着
し、固定する方法について、図4を用い詳しく説明す
る。端子板5は耐熱性ポリエステルガラスマット積層板
などが多く使用され、予め圧入もしくはカシメで準備さ
れた数個の端子ピン12と補正用コイルボビン6の左右
のツメ部14に対応する位置に設けられた孔13aを有
している。端子ピン12には第1のコイル7及び第2の
コイル8のリード10が巻き付けられて半田処理されて
いる。そして、端子板5の孔13aの上側より、補正用
コイルボビン6の左右のツメ部14を挿着し、端子板5
の厚さに対してプラス公差で仕上げられた厚さ方向挟み
幅をもつ引っ掛かり部13bが端子板5の厚さに噛み合
うことによって、補正用コイル装置4が固定される。
し、固定する方法について、図4を用い詳しく説明す
る。端子板5は耐熱性ポリエステルガラスマット積層板
などが多く使用され、予め圧入もしくはカシメで準備さ
れた数個の端子ピン12と補正用コイルボビン6の左右
のツメ部14に対応する位置に設けられた孔13aを有
している。端子ピン12には第1のコイル7及び第2の
コイル8のリード10が巻き付けられて半田処理されて
いる。そして、端子板5の孔13aの上側より、補正用
コイルボビン6の左右のツメ部14を挿着し、端子板5
の厚さに対してプラス公差で仕上げられた厚さ方向挟み
幅をもつ引っ掛かり部13bが端子板5の厚さに噛み合
うことによって、補正用コイル装置4が固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の補正用コイル装置4の構成では、ある決まった厚さの
端子板5にしか取り付けることができず、端子板5の厚
さが異なる場合は、ツメ部14の引っ掛かり部13bの
厚さ方向挟み幅を端子板5の厚さに合致させるため、別
の補正用コイルボビンが必要になり、その製作のための
費用がかかる等の問題点を有していた。
の補正用コイル装置4の構成では、ある決まった厚さの
端子板5にしか取り付けることができず、端子板5の厚
さが異なる場合は、ツメ部14の引っ掛かり部13bの
厚さ方向挟み幅を端子板5の厚さに合致させるため、別
の補正用コイルボビンが必要になり、その製作のための
費用がかかる等の問題点を有していた。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みて成さ
れたものであり、端子板5の厚さが異なる場合において
も、別の補正用コイルボビンを製作する必要がない汎用
性豊かな偏向ヨークを提供することを目的とする。
れたものであり、端子板5の厚さが異なる場合において
も、別の補正用コイルボビンを製作する必要がない汎用
性豊かな偏向ヨークを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の偏向ヨークは、端子板に挿着された補正用コ
イル装置を備え、補正用コイル装置は、端子板に形成さ
れた孔に挿着されるツメ部を備えており、ツメ部には厚
さ方向挟み幅の異なる第1の引っ掛かり部と第2の引っ
掛かり部とを設けている。
に本発明の偏向ヨークは、端子板に挿着された補正用コ
イル装置を備え、補正用コイル装置は、端子板に形成さ
れた孔に挿着されるツメ部を備えており、ツメ部には厚
さ方向挟み幅の異なる第1の引っ掛かり部と第2の引っ
掛かり部とを設けている。
【0009】また、ツメ部が、厚さの異なる第1の端子
板と第2の端子板に形成された各一対の孔に対していず
れも挿着可能に一対設けられ、第1の引っ掛かり部間の
長手方向挟み寸法が該第1の端子板に形成された一対の
孔の内壁間寸法に対してマイナス公差を有し、第2の引
っ掛かり部間の長手方向挟み寸法が第2の端子板に形成
された一対の孔の外壁間寸法に対してプラス公差を有し
ている。
板と第2の端子板に形成された各一対の孔に対していず
れも挿着可能に一対設けられ、第1の引っ掛かり部間の
長手方向挟み寸法が該第1の端子板に形成された一対の
孔の内壁間寸法に対してマイナス公差を有し、第2の引
っ掛かり部間の長手方向挟み寸法が第2の端子板に形成
された一対の孔の外壁間寸法に対してプラス公差を有し
ている。
【0010】
【作用】補正用コイルボビンの複数のツメ部に設けた第
1の引っ掛かり部もしくは第2の引っ掛かり部のいずれ
かによって、2種類の厚さの端子板に対して、補正用コ
イル装置をそれぞれの端子板の孔に挿着し、固定するこ
とができる。
1の引っ掛かり部もしくは第2の引っ掛かり部のいずれ
かによって、2種類の厚さの端子板に対して、補正用コ
イル装置をそれぞれの端子板の孔に挿着し、固定するこ
とができる。
【0011】また、ツメ部の引っ掛かり部間の長手方向
挟み寸法が、それぞれの端子板の左右の孔の内外壁間寸
法に対して、ツメ部のバネ効果が発揮されるような公差
に設定されているので、2種類の厚さの端子板に対し
て、補正用コイル装置を確実に固定できる。
挟み寸法が、それぞれの端子板の左右の孔の内外壁間寸
法に対して、ツメ部のバネ効果が発揮されるような公差
に設定されているので、2種類の厚さの端子板に対し
て、補正用コイル装置を確実に固定できる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例における偏向ヨークに
使用する補正用コイルボビンの外観斜視図である。図2
(a)は本発明の実施例における補正用コイル装置のあ
る決まった厚さの端子板への装着断面図である。図2
(b)は本発明の実施例における補正用コイル装置の異
なった厚さの端子板への装着断面図である。
使用する補正用コイルボビンの外観斜視図である。図2
(a)は本発明の実施例における補正用コイル装置のあ
る決まった厚さの端子板への装着断面図である。図2
(b)は本発明の実施例における補正用コイル装置の異
なった厚さの端子板への装着断面図である。
【0013】図1,図2(a)および図2(b)におい
て、図4と同符号のものは図4記載の従来の補正用コイ
ル装置と基本的には変わりがないので、説明はそこに譲
って省略する。17は本発明の左右のツメ部で、第1の
引っ掛かり部13bと第2の引っ掛かり部13cを有し
ている。そして、図2(a)に示すように,従来例で説
明した通り、ある決まった厚さt1 の端子板5に対して
は、ツメ部17に相当する位置に設けられた孔13a
に、ツメ部17を挿着し、端子板5の厚さt1 に対して
プラス公差で仕上げられた厚さ方向挟み幅h1 (=t1
+△1 )の第1の引っ掛かり部13bが噛み合うことに
よって固定される。すなわち、第1の引っ掛かり部13
bのコの字の溝に端子板5の厚さt1 が入りこむ。第1
の引っ掛かり部13bの上段部は、端子板5が如何なる
厚みのときも取り付け位置の基準面部として共用される
ものである。この時、孔13aの長手方向寸法は第2の
引っ掛かり部13cの下の段部幅より大きく形成されて
いるため、反対側の第2の引っ掛かり部13cはフリー
の状態となる。また、左右のツメ部17の第1の引っ掛
かり部13b間の長手方向挟み寸法L1 を、ツメ部17
のバネ効果が発揮されるように、端子板5の左右の孔1
3aの内壁間寸法M1 に対しマイナス公差(L1 =M1
−△2 )にしているので、ツメ部17が端子板5を挟持
して補正用コイル装置4を確実に固定することができ
る。
て、図4と同符号のものは図4記載の従来の補正用コイ
ル装置と基本的には変わりがないので、説明はそこに譲
って省略する。17は本発明の左右のツメ部で、第1の
引っ掛かり部13bと第2の引っ掛かり部13cを有し
ている。そして、図2(a)に示すように,従来例で説
明した通り、ある決まった厚さt1 の端子板5に対して
は、ツメ部17に相当する位置に設けられた孔13a
に、ツメ部17を挿着し、端子板5の厚さt1 に対して
プラス公差で仕上げられた厚さ方向挟み幅h1 (=t1
+△1 )の第1の引っ掛かり部13bが噛み合うことに
よって固定される。すなわち、第1の引っ掛かり部13
bのコの字の溝に端子板5の厚さt1 が入りこむ。第1
の引っ掛かり部13bの上段部は、端子板5が如何なる
厚みのときも取り付け位置の基準面部として共用される
ものである。この時、孔13aの長手方向寸法は第2の
引っ掛かり部13cの下の段部幅より大きく形成されて
いるため、反対側の第2の引っ掛かり部13cはフリー
の状態となる。また、左右のツメ部17の第1の引っ掛
かり部13b間の長手方向挟み寸法L1 を、ツメ部17
のバネ効果が発揮されるように、端子板5の左右の孔1
3aの内壁間寸法M1 に対しマイナス公差(L1 =M1
−△2 )にしているので、ツメ部17が端子板5を挟持
して補正用コイル装置4を確実に固定することができ
る。
【0014】一方、前記端子板5と異なる厚さt2 の端
子板5を使用する場合、図2(b)に示すように、第1
の引っ掛かり部13bと反対側に設けられ、且つ、端子
板5の厚さt2 に対してプラス公差で仕上げられた厚さ
方向挟み幅h2 (=t2 +△3 )の第2の引っ掛かり部
13cが噛み合うことによって固定される。すなわち、
第2の引っ掛かり部13cの上の段部は第1の引っ掛か
り部13bと共通の基準面部を用いるが、これと第2の
引っ掛かり部13cの下の段部に端子板5の厚さt2 が
入りこむ。この時、孔13aの長手方向寸法が第1の引
っ掛かり部13bの下の段部幅より大きく形成されてい
るため、第1の引っ掛かり部13bはフリーの状態とな
る。また、左右のツメ部17の第2の引っ掛かり部13
c間の長手方向挟み寸法L2 を端子板5の左右の孔13
aの外壁間寸法M2 に対しプラス公差(L2 =M2 +△
4 )になるようにしているので、ツメ部17のバネ効果
が発揮されて、ツメ部17が端子板5に押圧された状態
となり、補正用コイル装置4を確実に固定することがで
きる。なお、公差はそれぞれ微小な適当値をとることが
できる。
子板5を使用する場合、図2(b)に示すように、第1
の引っ掛かり部13bと反対側に設けられ、且つ、端子
板5の厚さt2 に対してプラス公差で仕上げられた厚さ
方向挟み幅h2 (=t2 +△3 )の第2の引っ掛かり部
13cが噛み合うことによって固定される。すなわち、
第2の引っ掛かり部13cの上の段部は第1の引っ掛か
り部13bと共通の基準面部を用いるが、これと第2の
引っ掛かり部13cの下の段部に端子板5の厚さt2 が
入りこむ。この時、孔13aの長手方向寸法が第1の引
っ掛かり部13bの下の段部幅より大きく形成されてい
るため、第1の引っ掛かり部13bはフリーの状態とな
る。また、左右のツメ部17の第2の引っ掛かり部13
c間の長手方向挟み寸法L2 を端子板5の左右の孔13
aの外壁間寸法M2 に対しプラス公差(L2 =M2 +△
4 )になるようにしているので、ツメ部17のバネ効果
が発揮されて、ツメ部17が端子板5に押圧された状態
となり、補正用コイル装置4を確実に固定することがで
きる。なお、公差はそれぞれ微小な適当値をとることが
できる。
【0015】一般的に、耐熱性ポリエステルガラスマッ
ト積層板の厚さは1.2 mm若しくは1.6 mmのいずれか
であり、第1の引っ掛かり部の厚さ方向挟み幅を1.2 m
mのプラス公差に仕上げ、第2の引っ掛かり部の厚さ方
向挟み幅を1.6 mmのプラス公差に仕上げて設けること
により、ほとんどすべての端子板に対応できる。
ト積層板の厚さは1.2 mm若しくは1.6 mmのいずれか
であり、第1の引っ掛かり部の厚さ方向挟み幅を1.2 m
mのプラス公差に仕上げ、第2の引っ掛かり部の厚さ方
向挟み幅を1.6 mmのプラス公差に仕上げて設けること
により、ほとんどすべての端子板に対応できる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の偏向ヨークは、補
正用コイルボビンの複数のツメ部に厚さ方向挟み幅が異
なる第1の引っ掛かり部と第2の引っ掛かり部を設ける
ことにより、端子板の厚さが異なる場合でも、同一の補
正用コイルボビンが使用でき、別の補正用コイルボビン
を製作する必要がない。
正用コイルボビンの複数のツメ部に厚さ方向挟み幅が異
なる第1の引っ掛かり部と第2の引っ掛かり部を設ける
ことにより、端子板の厚さが異なる場合でも、同一の補
正用コイルボビンが使用でき、別の補正用コイルボビン
を製作する必要がない。
【0017】また、左右のツメ部の引っ掛かり部間の長
手方向挟み寸法が、それぞれの端子板に対して、ツメ部
のバネ効果が十分に発揮できる公差に設定されるので、
補正用コイル装置を確実に固定できる。そのため、補正
用コイルボビンの内孔に押着されているネジ状磁性体を
治具を用いて動かし、上下非対称磁界の補正を行う際、
作業が容易となり、また、補正後においても補正用コイ
ル装置のガタツキがないので、色ずれを生じることな
く、且つ、高周波動作による補正用コイル装置の唸りの
発生がない汎用性豊かな偏向ヨークを実現できるもので
ある。
手方向挟み寸法が、それぞれの端子板に対して、ツメ部
のバネ効果が十分に発揮できる公差に設定されるので、
補正用コイル装置を確実に固定できる。そのため、補正
用コイルボビンの内孔に押着されているネジ状磁性体を
治具を用いて動かし、上下非対称磁界の補正を行う際、
作業が容易となり、また、補正後においても補正用コイ
ル装置のガタツキがないので、色ずれを生じることな
く、且つ、高周波動作による補正用コイル装置の唸りの
発生がない汎用性豊かな偏向ヨークを実現できるもので
ある。
【図1】本発明の実施例における偏向ヨークに使用する
補正用コイルボビンの外観斜視図
補正用コイルボビンの外観斜視図
【図2】(a)本発明の実施例における補正用コイル装
置のある決まった厚さの端子板への装着断面図 (b)本発明の実施例における補正用コイル装置の異な
った厚さの端子板への装着断面図
置のある決まった厚さの端子板への装着断面図 (b)本発明の実施例における補正用コイル装置の異な
った厚さの端子板への装着断面図
【図3】従来の偏向ヨークの外観斜視図
【図4】補正用コイル装置の装着の様子を示す断面図
【図5】補正用コイル装置と水平偏向コイルの結線図
【図6】(a)赤ビームRと青ビームBの水平軸上での
色ずれの状態を示すCRTラスター画面図 (b)補正用コイル装置による赤ビームRと青ビームB
の水平軸上での色ずれの補正の状態を示すCRTラスタ
ー画面図
色ずれの状態を示すCRTラスター画面図 (b)補正用コイル装置による赤ビームRと青ビームB
の水平軸上での色ずれの補正の状態を示すCRTラスタ
ー画面図
1 垂直偏向コイル
2 環状コア
3 絶縁枠
4 補正用コイル装置
5 端子板
6 補正用コイルボビン
7 第1のコイル
8 第2のコイル
9 ネジ状磁性体
10 リード
11 糸リブ
12 端子ピン
13a 孔
13b,13c 引っ掛かり部
14、17 ツメ部
15 上側コイル
16 下側コイル
Claims (2)
- 【請求項1】 一対の鞍型輪郭形状の水平偏向コイル
と、一対の環状コアと、前記環状コアのそれぞれに巻回
された垂直偏向コイルと、前記水平偏向コイルと前記垂
直偏向コイルの間に設けられた絶縁枠と、前記絶縁枠に
取り付けられた端子板と、前記端子板に装着された補正
用コイル装置を備え、前記補正用コイル装置は前記端子
板に形成された孔に挿着されるツメ部を備えており、前
記ツメ部には厚さ方向挟み幅の異なる第1の引っ掛かり
部と第2の引っ掛かり部とを設けていることを特徴とす
る偏向ヨーク。 - 【請求項2】 前記ツメ部が、厚さの異なる第1の端子
板と第2の端子板に形成された各一対の孔に対していず
れも挿着可能に一対設けられ、前記第1の引っ掛かり部
間の長手方向挟み寸法が該第1の端子板に形成された一
対の孔の内壁間寸法に対してマイナス公差を有し、第2
の引っ掛かり部間の長手方向挟み寸法が前記第2の端子
板に形成された一対の孔の外壁間寸法に対してプラス公
差を有していることを特徴とする請求項1記載の偏向ヨ
ーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10335995A JP3376752B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 偏向ヨーク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10335995A JP3376752B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 偏向ヨーク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08298084A JPH08298084A (ja) | 1996-11-12 |
| JP3376752B2 true JP3376752B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=14351942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10335995A Expired - Fee Related JP3376752B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 偏向ヨーク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3376752B2 (ja) |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10335995A patent/JP3376752B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08298084A (ja) | 1996-11-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6198368B1 (en) | Deflection yoke | |
| JP3376752B2 (ja) | 偏向ヨーク | |
| JPH0721940A (ja) | 偏向デバイス | |
| KR100609195B1 (ko) | 편향요크 및 그것을 이용한 컬러수상관장치 | |
| JP3505805B2 (ja) | 偏向ヨークの製造方法 | |
| JP2584699B2 (ja) | 消磁コイル | |
| JPH10335774A (ja) | インダクタンス素子の基板実装構造 | |
| JPH0864435A (ja) | 小型トランス | |
| JP3642197B2 (ja) | 偏向ヨーク | |
| JP2884871B2 (ja) | テレビ受信装置 | |
| JP3156274B2 (ja) | 偏向ヨーク | |
| US6617780B2 (en) | Deflection yoke for braun tube and fabrication method thereof | |
| JPH0684484A (ja) | 偏向ヨークの補助コイル | |
| JP2668986B2 (ja) | 偏向ヨーク | |
| GB2269477A (en) | CRT deflection yoke with printed circuit board | |
| JPH0452926Y2 (ja) | ||
| JP2000090854A (ja) | 偏向ヨーク | |
| JP3355670B2 (ja) | 偏向ヨークおよびその偏向磁界の分布調整方法 | |
| JP2540675Y2 (ja) | コイルボビン | |
| JPH10125259A (ja) | 偏向ヨーク | |
| JPH05167873A (ja) | リンギング除去装置 | |
| JP3024880B2 (ja) | 偏向ヨ−クの製造方法 | |
| JPH08129970A (ja) | 偏向ヨーク | |
| JPH07296742A (ja) | 偏向ヨーク装置 | |
| JP2000011918A (ja) | 偏向ヨーク及びその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |