JPH11264578A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH11264578A
JPH11264578A JP10070276A JP7027698A JPH11264578A JP H11264578 A JPH11264578 A JP H11264578A JP 10070276 A JP10070276 A JP 10070276A JP 7027698 A JP7027698 A JP 7027698A JP H11264578 A JPH11264578 A JP H11264578A
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JP
Japan
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air
heat exchanger
air conditioner
exhaust passage
room
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Application number
JP10070276A
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English (en)
Inventor
Takuji Tokui
卓司 得居
Sakae Sugimoto
栄 杉本
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で空調運転と換気運転とを同時に
行うことができ、低コストで快適な空気調和機を提供す
る。 【解決手段】 ターボファン3により室内から吸い込ん
だ空気を熱交換器2を介して前方と両側方の三方に吹き
出す。残りの一方の後面側の配管配置部10とその配管
配置部10に設けられた開口11とで形成された排気通
路を介して室内の空気を熱交換器2を通さずに室外に排
気する。上記排気通路は熱交換器2の上流側に開口し、
その排気通路に通風抵抗を調整可能なダンパー12を配
置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、換気機能を有す
る空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機としては、室内ユニッ
トと、その室内ユニットに隣接して設けられた換気ユニ
ットとを有するものがある(実公昭62−40259号
公報参照)。上記空気調和機は、室内ユニットの空調用
ファンによって空調を行うと共に、換気ユニットの換気
用ファンによって換気を行う。
【0003】また、もう一つの空気調和機としては、図
4に示すように、ケーシング60と、上記ケーシング6
0内に配置された熱交換器61と、上記ケーシング60
内に熱交換器61の後面側に配置された送風ファン62
とを備えたものがある(特開昭61−240040号公
報参照)。上記ケーシング60内の吹出口60a近傍に第
1ダンパー63を設けると共に、送風ファン62から吹
き出された空気を室外に導く換気通路65の室外側の開
口に第2ダンパー64を設けている。上記空気調和機
は、冷暖房運転時、第1,第2ダンパー63,64を実線
の位置にして、換気通路65の入口側と室外側を閉じ、
送風ファン62により前面側から熱交換器61を介して
吸い込んだ空気を吹出口60aから下側前方に向けて吹
き出す。一方、換気運転時は、上記第1,第2ダンパー
63,64を二点鎖線の位置にして、吹出口60aを閉じ
て換気通路65を開き、送風ファン62により前面側か
ら熱交換器61を介して吸い込んだ空気を換気通路65
を介して室外に排出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記換気ユ
ニットを有する空気調和機では、空調用ファンと換気用
ファンとが別々に必要となるため、コストが高くつくと
いう問題がある。
【0005】また、上記空調用の送風ファン62で換気
を行う空気調和機では、換気運転時、室内空気を熱交換
器61を介して室外に排出するために空調運転を停止し
なければならず、快適性が損なわれるという問題があ
る。
【0006】そこで、この発明の目的は、簡単な構造で
空調運転と換気運転とを同時に行うことができ、低コス
トで快適性を向上できる空気調和機を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の空気調和機は、送風ファンと上記送風フ
ァンの下流側に配置された熱交換器とを備えて、上記送
風ファンにより室内から吸い込まれた空気を上記熱交換
器を介して少なくとも二方に吹き出す空気調和機であっ
て、室内の空気を上記熱交換器を通さずに室外に排出す
るための排気通路または室外の空気を上記送風ファンが
吸い込むための吸気通路と、上記排気通路または上記吸
気通路に配置され、上記排気通路と上記吸気通路の通風
抵抗を調整可能なダンパーとを備えたことを特徴として
いる。
【0008】上記請求項1の空気調和機によれば、例え
ば、天吊り型空気調和機や天井埋込型空気調和機におい
て、室内から吸い込んだ空気を二方または三方に吹き出
す場合は、残りの一方に上記排気通路または吸気通路を
設け、下方から吸い込んだ室内空気を四方に吹き出す場
合は、熱交換器のいずれか一方の側を貫通する上記排気
通路または吸気通路を設ける。そうして、上記送風ファ
ンにより室内から吸い込まれた空気を、送風ファンより
も下流側に配置された熱交換器を介して吹き出すとき、
排気通路に配置されたダンパーを開くことによって、送
風ファンから吹き出した空気の一部は、排気通路を介し
て熱交換器を通さずに室外に排出される。また、吸気通
路を設けた場合は、吸気通路に配置されたダンパーを開
くことによって、送風ファンにより吸気通路を介して室
外の空気を吸い込み、熱交換器を通して空調した後で室
内に吹き出す。そして、上記ダンパーにより排気通路ま
たは吸気通路の通風抵抗を調整することによって、排気
量または吸気量を調整する。このように、上記送風ファ
ンを空調と換気に併用できるので、簡単な構造で空調運
転と換気運転とを同時に行うことができ、低コストで室
内の快適性を向上することができる。また、下方から吸
い込んだ室内空気を前方と両側方の三方に吹き出す天吊
り型空気調和機では、後面側が壁に隣接するように据え
付けるので、冷媒配管やドレン配管用に壁に設けた貫通
穴を換気通路に用いることができる。
【0009】また、請求項2の空気調和機は、請求項1
の空気調和機において、上記排気通路または上記吸気通
路が上記熱交換器の上流側に開口していることを特徴と
している。
【0010】上記請求項2の空気調和機によれば、上記
排気通路の開口を熱交換器の上流側に設けた場合、室内
空気は、熱交換器を通らずに排気通路を介して室外に排
出されるため、熱損失を抑えることができる。また、上
記吸気通路の開口を熱交換器の上流側に設けた場合、吸
気通路を介して吸い込まれた室外空気は、熱交換器を通
り、空調された後で室内に吹き出すので、快適性を損な
わないで換気運転をすることができる。
【0011】また、請求項3の空気調和機は、請求項1
または2の空気調和機において、室内から吸い込まれた
空気を上記熱交換器を介して三方に吹き出すことを特徴
としている。
【0012】上記請求項3の空気調和機によれば、室内
から吸い込まれた空気を熱交換器を介して例えば前方と
両側方の三方に吹き出し、熱交換器が配置されない残り
の後方に上記排気通路または吸気通路を容易に設けるこ
とができる。
【0013】また、請求項4の空気調和機は、送風ファ
ンと上記送風ファンの下流側に配置された熱交換器とを
備えて、上記送風ファンにより室内から吸い込まれた空
気を上記熱交換器を介して三方に吹き出す空気調和機で
あって、室内の空気を上記熱交換器を通さずに室外に排
出するための排気通路と、室外の空気を上記送風ファン
が吸い込むための吸気通路と、上記排気通路と上記吸気
通路とが夫々配置された配管配置部と、上記排気通路と
上記吸気通路とに夫々配置され、上記排気通路と上記吸
気通路の通風抵抗を調整可能なダンパーとを備えたこと
を特徴としている。
【0014】上記請求項4の空気調和機によれば、例え
ば、室内から吸い込んだ空気を三方に吹き出す天吊り型
や天井埋込型の空気調和機では、熱交換器が配置されな
い残りの一方に上記配管配置部を設け、その配管配置部
に排気通路と吸気通路とを配置する。そうして、上記送
風ファンにより室内から吸い込まれた空気を、送風ファ
ンの下流側の熱交換器を介して三方に吹き出す。このと
き、上記排気通路に配置されたダンパーを開くことによ
って、排気通路を介して室内の空気を室外に排出する。
一方、上記吸気通路に配置されたダンパーを開くことに
よって、吸気通路を介して室外の空気を送風ファンが吸
い込む。そして、上記各ダンパーにより排気通路および
吸気通路の通風抵抗を夫々調整することによって、排気
量および吸気量を夫々調整する。このように、上記送風
ファンを空調と換気に併用できるので、簡単な構造で空
調運転と換気運転とを同時に行うことができ、低コスト
で室内の快適性を向上することができる。また、室内か
ら吸い込んだ空気を前方と両側方の三方に吹き出す天吊
り型の空気調和機では、後面側が壁に隣接するように据
え付けるので、冷媒配管やドレン配管用に壁に設けた貫
通穴を換気通路に用いることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の空気調和機を図
示の実施の形態により詳細に説明する。
【0016】(第1実施形態)図1(A)はこの発明の第
1実施形態の天吊り型の空気調和機の側面図を示し、図
1(B)は上記空気調和機の下面図を示している。また、
図2は上記空気調和機の裏面図を示している。この空気
調和機は、背面が壁面に接するように室内の天井に取り
付けられる。
【0017】図1(A),(B)において、1はケーシング、
2は上記ケーシング1内に配置された前方と両側方に面
するようにコの字形状に屈曲された熱交換器、3は上記
熱交換器2の内側に配置され、下方から吸い込んだ空気
を半径方向外向に吹き出すターボファン、4は上記ター
ボファン3の内側に配置され、ターボファン3を回転駆
動するモータである。上記ケーシング1の熱交換器2が
配置されていない後面側に、熱交換器2に接続される冷
媒配管等を配置するための配管配置部10(図1(A),(B)
の斜線部で示す)を設けている。上記配管配置部10の
ターボファン3側に開口11を設けると共に、その開口
11にダンパー12を取り付けている。なお、図1(A),
(B)では、上記ダンパー12を開閉駆動するための駆動
部を省略している。
【0018】上記構成の空気調和機において、ターボフ
ァン3を回転駆動すると、下方から吸い込まれて半径方
向外向に吹き出された空気は、熱交換器2を介して前方
と両側方の三方に吹き出す。このとき、上記開口11に
配置されたダンパー12を開くことによって、ターボフ
ァン3から吹き出された空気の一部は、開口11,配管
配置部10で構成された排気通路と、配管配置部10に
接続された配管13とを介して室外に排出される。そし
て、上記ダンパー12により排気通路の通風抵抗を調整
することによって、排気量を調整する。
【0019】このように、上記ターボファン3を空調と
換気に併用して、簡単な構造で空調運転と換気運転とを
同時に行うことができ、低コストで室内の快適性を向上
することができる。また、上記空気調和機では、後面側
が壁に隣接するように据え付けられた天吊り型であるの
で、後面側の壁に冷媒配管やドレン配管用に設けた貫通
穴と上記配管13を共用にして換気を行うことも可能で
あり、この場合、壁に換気用の貫通穴を設ける必要がな
い。
【0020】また、上記排気通路が熱交換器2の上流側
に開口しているので、室内空気は、熱交換器を通らずに
排気通路を介して室外に排出され、熱損失を抑えること
ができる。
【0021】さらに、上記天吊り型の空気調和機では、
室内から吸い込まれた空気を熱交換器2を介して前方と
両側方の三方に吹き出すので、熱交換器が配置されない
残りの後面側に排気通路を容易に設けることができる。
【0022】(第2実施形態)図3(A)はこの発明の第
2実施形態の空気調和機の側面図を示し、図3(B)は上
記空気調和機の下面図を示している。この空気調和機
は、排気通路と吸気通路に関わる構成を除いて図1(A),
(B)に示す空気調和機と同一の構成をしており、同一構
成部は同一参照番号を付して説明を省略する。
【0023】図3(A),(B)に示すように、配管配置部2
0の略中央に仕切板30を配置する。そして、上記配管
配置部20の仕切板21で仕切られた一方にかつターボ
ファン3側に開口21を設けると共に、その開口21に
ダンパー22を取り付けている。また、上記配管配置部
20の仕切板21で仕切られた他方にかつターボファン
3側に開口23を設けると共に、その開口23にダンパ
ー24を取り付けている。そして、上記ダンパー24が
取り付けられた開口23に、開口23からターボファン
3の吸い込み側に延びる吸気用配管25を取り付けてい
る。なお、図3(A),(B)では、上記ダンパー22,24を
開閉駆動する駆動部を省略している。
【0024】上記構成の空気調和機において、ターボフ
ァン3を回転駆動すると、下方から吸い込まれて半径方
向外向に吹き出された空気は、熱交換器2を介して前方
と両側方の三方に吹き出す。このとき、上記開口21に
配置されたダンパー22を開くことによって、ターボフ
ァン3から吹き出された空気の一部は、開口21,配管
配置部30で構成された排気通路と、配管配置部30に
接続された配管31とを介して室外に排出される。そし
て、上記ダンパー12により排気通路の通風抵抗を調整
することによって、排気量を調整する。
【0025】一方、上記開口23に配置されたダンパー
24を開くことによって、ターボファン3により吸気用
配管25,開口23および配管配置部30で構成された
吸気通路とその配管配置部30に接続された配管32と
を介して室外から外気を吸気する。そして、上記ダンパ
ー24により吸気通路の通風抵抗を調整することによっ
て、吸気量を調整する。
【0026】このように、上記ターボファン3を空調と
換気に併用して、簡単な構造で空調運転と換気運転とを
同時に行うことができ、低コストで室内の快適性を向上
することができる。また、上記空気調和機では、後面側
が壁に隣接するように据え付けられた天吊り型であるの
で、後面側の壁に冷媒配管やドレン配管用に設けられた
貫通穴と上記配管31,32を共用にして換気を行うこ
とも可能であり、この場合、壁に換気用の貫通穴を設け
る必要がない。
【0027】また、上記配管配置部30に夫々配置され
た排気通路および吸気通路が熱交換器2の上流側に開口
しているので、室内空気は、熱交換器を通らずに上記排
気通路を介して室外に排出されるため、熱損失を抑える
ことができる。また、室外空気は熱交換器を通り、空調
された後で室内側に吹き出されるので、快適性を損なわ
ないで換気運転ができる。
【0028】さらに、上記天吊り型の空気調和機では、
室内から吸い込まれた空気を熱交換器2を介して前方と
両側方の三方に吹き出すので、熱交換器が配置されない
残りの後面側に排気通路および吸気通路を容易に設ける
ことができる。
【0029】上記第1,第2実施形態では、下方から吸
い込んだ室内空気を三方に吹き出す天吊り型空気調和機
について説明したが、天井埋込型の空気調和機等にこの
発明を適用してもよく、また、室内から吸い込んだ空気
を二方または4方に吹き出す空気調和機等にこの発明を
適用してもよい。
【0030】また、上記第1,第2実施形態では、ター
ボファン3の外側の前方および両側方を熱交換器2で囲
むようにしたが、ターボファンの外側の四方を熱交換器
で囲んだ四方吹き出しの場合は、吸気通路または排気通
路を熱交換器を貫通するように設けたり、一部熱交換器
のない箇所を設けるなどして、室内の空気を熱交換器を
通さずに排気通路を介して室外に排出したり、室外の空
気を熱交換器を通し、空調した後で室内側に吹き出した
りしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機は、送風ファンとその送風ファンの下流
側に配置された熱交換器とを備えて、上記送風ファンに
より室内から吸い込まれた空気を熱交換器を介して少な
くとも二方に吹き出す空気調和機であって、室内の空気
を熱交換器を通さずに排気通路を介して室外に排出する
か、または、室外の空気を吸気通路を介して送風ファン
により吸い込み、その排気通路または吸気通路に通風抵
抗を調整可能なダンパーを配置したものである。
【0032】したがって、請求項1の発明の空気調和機
によれば、上記送風ファンにより室内から吸い込まれた
空気を、送風ファンよりも下流側に配置された熱交換器
を介して少なくとも二方に吹き出すとき、上記排気通路
のダンパーを開くことによって、排気通路を介して室内
の空気を室外に排出するか、または、上記吸気通路のダ
ンパーを開くことによって、上記吸気通路を介して室外
の空気を送風ファンが吸い込むと共に、上記ダンパーに
より排気通路または吸気通路の通風抵抗を調整すること
によって、排気量または吸気量を調整するので、上記送
風ファンを空調と換気に併用でき、簡単な構造で空調運
転と換気運転とを同時に行うことができ、低コストで室
内の快適性を向上することができる。また、下方から吸
い込んだ室内空気を前方と両側方の三方に吹き出す天吊
り型空気調和機にこの発明を適用した場合、後面側が壁
に隣接するように据え付けられるので、後面側の壁に冷
媒配管やドレン配管用に設けられた貫通穴を換気通路に
用いることができる。
【0033】また、請求項2の発明の空気調和機は、請
求項1の空気調和機において、上記排気通路が上記熱交
換器の上流側に開口しているので、室内空気は、熱交換
器を通らずに上記排気通路を介して室外に排出されるの
で、熱損失を抑えることができる。また、吸気した室外
空気は、熱交換器を通して空調された後に室内に吹き出
されるため、快適性を損なわないで換気運転ができる。
【0034】また、請求項3の発明の空気調和機は、請
求項1または2の空気調和機において、室内から吸い込
まれた空気を上記熱交換器を介して三方に吹き出すの
で、室内から吸い込まれた空気を熱交換器を介して例え
ば前方と両側方の三方に吹き出し、熱交換器が配置され
ない残りの後方に上記排気通路または吸気通路を容易に
設けることができる。
【0035】また、請求項4の発明の空気調和機は、送
風ファンと上記送風ファンの下流側に配置された熱交換
器とを備えて、上記送風ファンにより室内から吸い込ま
れた空気を上記熱交換器を介して三方に吹き出す空気調
和機であって、室内の空気を上記熱交換器を通さずに室
外に排出するための排気通路と、室外の空気を送風ファ
ンが吸い込むための吸気通路とを配管配置部に配置する
と共に、上記排気通路および吸気通路に通風抵抗を調整
可能なダンパーを夫々配置したものである。
【0036】したがって、請求項4の発明の空気調和機
によれば、上記送風ファンにより室内から吸い込まれた
空気を、送風ファンの下流側の熱交換器を介して三方に
吹き出すとき、上記排気通路に配置されたダンパーを開
くことによって、排気通路を介して室内の空気を熱交換
器を通さずに室外に排出する一方、上記吸気通路に配置
されたダンパーを開くことによって、吸気通路を介して
室外の空気を送風ファンが吸い込むと共に、上記各ダン
パーにより排気通路および吸気通路の通風抵抗を夫々調
整することによって、排気量および吸気量を夫々調整す
るので、上記送風ファンを空調と換気に併用でき、簡単
な構造で空調運転と換気運転とを同時に行うことがで
き、低コストで室内の快適性を向上することができる。
また、室内から吸い込んだ空気を前面側と両方の側面側
の三方に吹き出す天吊り型の空気調和機にこの発明を適
用した場合、後面側が壁に隣接するように据え付けられ
るので、後面側の壁に冷媒配管やドレン配管用に設けら
れた貫通穴を換気通路に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A)はこの発明の第1実施形態の空気調
和機の側面図であり、図1(B)は上記空気調和機の下面
図である。
【図2】 図2は上記空気調和機の裏面図である。
【図3】 図3(A)はこの発明の第2実施形態の空気調
和機の側面図であり、図3(B)は上記空気調和機の下面
図である。
【図4】 図4は従来の空気調和機の断面図である。
【符号の説明】
1…ケーシング、2…熱交換器、3…ターボファン、4
…モータ、10…配管配置部、11…開口、12…ダン
パー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風ファン(3)と上記送風ファン(3)の
    下流側に配置された熱交換器(2)とを備えて、上記送風
    ファン(3)により室内から吸い込まれた空気を上記熱交
    換器(2)を介して少なくとも二方に吹き出す空気調和機
    であって、室内の空気を上記熱交換器(2)を通さずに室
    外に排出するための排気通路または室外の空気を上記送
    風ファン(3)が吸い込むための吸気通路と、上記排気通
    路または上記吸気通路に配置され、上記排気通路または
    上記吸気通路の通風抵抗を調整可能なダンパー(12)と
    を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機において、
    上記排気通路または上記吸気通路が上記熱交換器(2)の
    上流側に開口していることを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の空気調和機に
    おいて、室内から吸い込まれた空気を上記熱交換器(2)
    を介して三方に吹き出すことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 送風ファン(3)と上記送風ファン(3)の
    下流側に配置された熱交換器(2)とを備えて、上記送風
    ファン(3)により室内から吸い込まれた空気を上記熱交
    換器(2)を介して三方に吹き出す空気調和機であって、
    室内の空気を上記熱交換器(2)を通さずに室外に排出す
    るための排気通路と、室外の空気を上記送風ファン(3)
    が吸い込むための吸気通路と、上記排気通路と上記吸気
    通路とが夫々配置された配管配置部(30)と、上記排気
    通路と上記吸気通路とに夫々配置され、上記排気通路と
    上記吸気通路の通風抵抗を調整可能なダンパー(22,2
    4)とを備えたことを特徴とする空気調和機。
JP10070276A 1998-03-19 1998-03-19 空気調和機 Pending JPH11264578A (ja)

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