JPH10253116A - 熱交換型壁付換気装置 - Google Patents

熱交換型壁付換気装置

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JPH10253116A
JPH10253116A JP9062581A JP6258197A JPH10253116A JP H10253116 A JPH10253116 A JP H10253116A JP 9062581 A JP9062581 A JP 9062581A JP 6258197 A JP6258197 A JP 6258197A JP H10253116 A JPH10253116 A JP H10253116A
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JP
Japan
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air
ventilator
main body
port
wall
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Pending
Application number
JP9062581A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Shindo
芳英 進藤
Yasuhiko Kobayashi
康彦 小林
Satoshi U
穎 于
Norihiko Kishigami
徳彦 岸上
Ryuichi Kudo
隆一 工藤
Makoto Oyama
誠 尾山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁付換気装置において、室内換気の効率を高
める。 【解決手段】 建物1の外壁2に設置される換気装置本
体3と、この換気装置本体3の給気口12にダクト4を
介して接続されて建物1内の換気装置本体3から離れた
箇所に設置される吹出口部品7とで換気装置を構成す
る。換気装置本体3は、互いに吸気路で連通した外気取
入口および給気口と、互いに排気路で連通した還気口お
よび排気口と、吸気路および排気路の間で熱交換する熱
交換器と、吸気路の空気を給気口から送り出す送風ファ
ンとを有するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅等の建物に
設置する熱交換型壁付換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の換気装置として、図4に
示すように、外壁30に設置した換気装置本体31内
に、給気ファン34を有する給気路32と、排気ファン
35を有する排気路33とを設け、室内に流入する外気
と室外に排出する排気との間で熱交換器36により熱回
収を行うようにしたものが使用されている。この種の換
気装置は空調換気扇等とも呼ばれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構造
では、換気装置本体31で給排気が完結する構造となっ
ており、外壁30等に設置して使用されるため、室内3
7に外気を送り込む給気口と室内37の空気を取り出す
還気口とが室内37の一か所で隣接することになり、室
内37での通気経路がショートサーキットとなり易い。
そのため、室内37の全体の換気効率を高めることが難
しい。
【0004】この発明は、このような課題を解消し、室
内の換気効率を高めることができる簡単な構成の熱交換
型壁付換気装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の熱交換型壁付
換気装置は、建物の外壁に設置される換気装置本体と、
この換気装置本体の給気口にダクトを介して接続されて
前記建物内の前記換気装置本体から離れた箇所に設置さ
れる吹出口部品とからなり、以下の構成としたものであ
る。前記換気装置本体には、互いに吸気路で連通した外
気取入口および前記給気口と、互いに排気路で連通した
還気口および排気口と、前記吸気路および排気路の間で
熱交換する熱交換器と、前記吸気路の空気を前記給気口
から送り出す送風ファンとを設ける。この構成による
と、外気を室内に吹き出す吹出口と建物内の空気を排気
する還気口とが十分離れた位置となるので、室内の広範
囲に空気の流れが生じ、効率的な換気が実現できる。
【0006】上記構成において、前記吹出口部品を、前
記換気装置本体の前記還気口が開口した部屋における前
記還気口の配置壁面と反対側の壁面付近の天井部に設置
しても良い。この構成の場合、外気を室内に吹き出す吹
出口と室内空気を排気する還気口とが室内において遠く
に離れた位置となるので、室内の空気流れが生じる範囲
が広がり、室内の換気効率が一層高められる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図3と共に説明する。この実施形態の熱交換型壁付換
気装置は、図1および図2に示すように建物1の外壁2
に設置される換気装置本体3と、この換気装置本体3の
給気口12(図3)にダクト4を介して接続されて、建
物1内の部屋5の換気装置本体3から離れた位置の天井
部6に設置される吹出口部品7とからなる。換気装置本
体3は、図3に示すように、熱交換器8と送風ファン9
を内蔵すると共に、吸気路10によって互いに連通した
外気取入口11および給気口12と、排気路13によっ
て互いに連通した還気口14および排気口15とを有す
る。熱交換器8は給気路10と排気路13との間に介在
し、吸気路10を流れる空気と排気路13を流れる空気
との間での熱交換を行う。送風ファン9は、吸気路10
の空気を給気口12からダクト4に送り出す。
【0008】外気取入口11は、換気装置本体3のハウ
ジング16の屋外27側に突出するフード部分16aの
下部位置に開口し、ヒンジ接続されたシャッター17に
よって開閉自在とされると共に、防虫網18によって覆
われている。給気口12は、換気装置本体3のハウジン
グ16の部屋5側に突出する部分の上部位置に開口す
る。この給気口12から上向きに送風ファン9の送風口
9aが配置され、その送風口9aにダクト4が接続され
ている。送風口9aとダクト4の接続部は、テープ19
を巻くことにより気密が図られる。ダクト4は、ハウジ
ング16の給気口12から立ち上がって、天井裏空間2
0に配置される。そのダクト4の立上げ部の前面は、ス
ポンジ,ポリウレタンフォーム等の充填材からなる幕板
21によって覆われている。
【0009】還気口14は、換気装置本体3のハウジン
グ16の部屋5側に突出する部分の下部位置に開口し、
フィルター22が配置されている。排気口15は、換気
装置本体3のハウジング16の屋外27側に突出するフ
ード部分16aの上部位置に開口し、ヒンジ接続された
シャッター23によって開閉自在とされると共に、防虫
網24によって覆われている。吹出口部品7は、換気装
置本体3が設置された外壁2と反対側の壁面付近の天井
部6に設置されている。
【0010】上記構成の動作を説明する。換気装置本体
3の外気取入口11から吸気路10に取り入れられる外
気(OA)は、送風ファン9により、熱交換器8,給気
口12およびダクト4を経て吹出口部品7により構成さ
れる天井部6の吹出口25から部屋5内に給気(SA)
として送り込まれる。送り込まれた空気は、図1のよう
に部屋5内の広範囲にわたる通気経路26を経た後、換
気装置本体3の還気口14から還気(RA)として排気
路13内に取り入れられ、排気口15から屋外に排気
(EA)として排気される。このとき、熱交換器8で
は、吸気路10を流れる外気と排気路13を流れる排気
との間で熱交換が行われる。これにより、夏場には、高
温の外気が冷却されて部屋5内に取り入れられ、冬場に
は、低温の外気が加温されて部屋5内に取り入れられ
る。吹出口25は換気装置本体3の設置される外壁2と
反対側の壁面付近の天井部6に開口しているので、部屋
5内における通気経路26が広範囲となり、その結果、
効率の高い部屋5の換気が行われる。
【0011】ダクト4は小口径のもので十分であり、こ
れにより施工コストを低減できる。また、吹出口25は
その開口位置を自由に選択でき、その設置箇所も2箇所
に分けて設置することもできる。これにより、部屋5内
の通気経路26を自在に選択設定できる。さらに、換気
装置本体3は、既存の換気装置に若干の加工を施すだけ
で賄うことができるので、新規開発の経費を最小限に抑
えることができる。また、壁付型の換気装置であって、
吹出口部品のみを離して配置するため、居室毎に効率の
高い換気が実現できる。
【0012】
【発明の効果】この発明の熱交換型壁付換気装置は、建
物の外壁に設置される換気装置本体と、この換気装置本
体の給気口にダクトを介して接続されて前記建物内の前
記換気装置本体から離れた箇所に設置される吹出口部品
とからなり、前記換気装置本体に、互いに吸気路で連通
した外気取入口および前記給気口と、互いに排気路で連
通した還気口および排気口と、前記吸気路および排気路
の間で熱交換する熱交換器と、前記吸気路の空気を前記
給気口から送り出す送風ファンとを有するものであるた
め、外気を室内に吹き出す吹出口と建物内の空気を排気
する還気口とが十分離れた位置となるので、室内の広範
囲に空気の流れが生じ、効率的な換気が実現できる。前
記換気装置において、前記吹出口部品を、前記換気装置
本体の前記還気口が開口した部屋における前記還気口の
配置壁面と反対側の壁面付近の天井部に設置した場合
は、室内の空気流れが生じる範囲が広がり、室内の換気
効率が一層高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る換気装置の概略構
成を示す断面図である。
【図2】同換気装置を構成する換気装置本体の設置状態
を示す外観斜視図である。
【図3】同換気装置本体の縦断面図である。
【図4】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1…建物 2…外壁 3…換気装置本体 4…ダクト 7…吹出口部品 8…熱交換器 9…送風ファン 10…吸気口 11…外気取入口 12…給気口 13…排気口 14…還気口 15…排気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸上 徳彦 大阪府大阪市西区阿波座1丁目5番16号 大和ハウス工業株式会社内 (72)発明者 工藤 隆一 大阪府大阪市西区阿波座1丁目5番16号 大和ハウス工業株式会社内 (72)発明者 尾山 誠 大阪府大阪市西区阿波座1丁目5番16号 大和ハウス工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外壁に設置される換気装置本体
    と、この換気装置本体の給気口にダクトを介して接続さ
    れて前記建物内の前記換気装置本体から離れた箇所に設
    置される吹出口部品とからなり、前記換気装置本体に、
    互いに吸気路で連通した外気取入口および前記給気口
    と、互いに排気路で連通した還気口および排気口と、前
    記吸気路および排気路の間で熱交換する熱交換器と、前
    記吸気路の空気を前記給気口から送り出す送風ファンと
    を有する熱交換型壁付換気装置。
  2. 【請求項2】 前記吹出口部品は、前記換気装置本体の
    前記還気口が開口した部屋における前記還気口の配置壁
    面と反対側の壁面付近の天井部に設置した請求項1記載
    の熱交換型壁付換気装置。
JP9062581A 1997-03-17 1997-03-17 熱交換型壁付換気装置 Pending JPH10253116A (ja)

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JPH10253116A true JPH10253116A (ja) 1998-09-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011089728A1 (ja) * 2010-01-25 2011-07-28 三菱電機株式会社 換気端末装置および換気システム
EP2645009B1 (de) * 2012-03-29 2023-01-04 STIEBEL ELTRON GmbH & Co. KG Lüftungsanlage

Cited By (3)

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WO2011089728A1 (ja) * 2010-01-25 2011-07-28 三菱電機株式会社 換気端末装置および換気システム
JP5355720B2 (ja) * 2010-01-25 2013-11-27 三菱電機株式会社 換気端末装置および換気システム
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