JPH11264264A - 間仕切りカーテンを備えた空気テント - Google Patents

間仕切りカーテンを備えた空気テント

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JPH11264264A
JPH11264264A JP9086498A JP9086498A JPH11264264A JP H11264264 A JPH11264264 A JP H11264264A JP 9086498 A JP9086498 A JP 9086498A JP 9086498 A JP9086498 A JP 9086498A JP H11264264 A JPH11264264 A JP H11264264A
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JP
Japan
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partition curtain
tent
air
air tent
airbags
Prior art date
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Pending
Application number
JP9086498A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Araki
義寛 荒木
Tsutomu Mizukami
勉 水上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP9086498A priority Critical patent/JPH11264264A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音、光などが隣室に漏れる通路を有さない間
仕切りカーテンでテント内の空間を仕切って複数の小部
屋に分割することにより、居住する多人数が分散して1
つの部屋を個人または少人数で占有し、個人のプライバ
シーが守られる空気入りテントを提供する 【解決手段】 間隔を設けて相互に対向して立設された
袋体でなる気室で形成されたアーチ2の複数本と袋体で
なる気室で形成されてアーチ間に架設された横木3の複
数列でなる骨組み4の外側に天幕5を着脱自在に張着
し、内側に内張りシート6を着脱自在に張着し、骨組み
の間にグランドシート7を張り渡して形成した空気テン
ト内の空間が、縁の骨組みに近い側が取り付け装置12
を介して着脱自在に骨組みに固定され、裾がグランドシ
ートに着脱自在に係止された間仕切りカーテン9によっ
て仕切られ、複数の部屋11に分割された空気テント。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮設の緊急医療施
設、救護所、住居、面談室、体験ハウスなどに使用する
大型の空気テントに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、仮設の緊急医療施設、救護所、
住居、面談室、体験ハウスなどに使用する大型の空気テ
ントは、複数本が間隔を設けて相互に対向して立設され
袋体でなる気室で形成されたアーチを袋体の気室でなる
横木の複数列で連結して骨組みを形成し、この骨組みの
外側に天幕を張着し、内側に内張りシートを張着し、ア
ーチの間にグランドシートを張り渡して1つの部屋を形
成した構造であった(特開平8−270264)。1つ
の部屋に多人数が居住し、個人のプライバシーは守られ
ていなかった。発明者は、プライバシーを守るため、小
部屋に分散して居住できるように、アーチから吊り下げ
ベルトを介して着脱自在に吊り下げ、テント内の空間を
複数の小部屋に分割する仕切りカーテンを先に提案した
(特開平8−270263)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の仕切りカーテン
で分割された小部屋は、仕切りカーテンの上端と内張り
との間が仕切られていないので、仕切りカーテンが設け
られていないときと同程度に隣室に物音や臭気が伝わっ
たり、夜間点灯したとき隣室に明かりが漏れたりしてプ
ライバシーの保護は不完全であり、居住性も劣ってい
た。
【0004】本発明は、音、光などが隣室に漏れる通路
を有さない間仕切りカーテンでテント内の空間を複数の
小部屋に分割して多人数が分散居住し、1つの部屋を個
人または少人数が占有することを可能にして個人のプラ
イバシーが守られる空気入りテントを提供することを目
的にしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】従来の仕切りカーテンで
テント内の空間を小部屋に分割した空気テントがプライ
バシーを守るには不十分であったのは、仕切りカーテン
の上端と内張りとの間が仕切られていないため、仕切り
カーテンの遮音効果及び遮光効果が十分に奏されていな
かった。テント内空間を小部屋に分割する間仕切りカー
テンを骨組みから垂れ下がらせば、間仕切りカーテンの
上に音や光、臭気が隣の小部屋に漏れる通路ができない
ので、上記の問題が解決できる。
【0006】本発明は、設営された状態において、間隔
を設けて相互に対向して立設された袋体でなる気室で形
成されたアーチの複数本と袋体でなる気室で形成されて
アーチを連結する横木の複数列でなる骨組みの外側に天
幕を着脱自在に張着し、内側に内張りシートを着脱自在
に張着し、骨組みの下端でアーチの間にグランドシート
を張り渡して形成した空気テント内の空間が、骨組みに
近い側の縁が取り付け装置を介して着脱自在に骨組みに
固定され、裾がグランドシートに着脱自在に係止された
間仕切りカーテンによって仕切られ、複数の部屋に分割
された間仕切りカーテンを備えた空気テントである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態を図面に基
づいて説明する。図1は設営した状態における本発明の
空気テントの天幕の1部を欠截した斜視図、図2は図1
のA−A′矢視断面の部分拡大断面図である。図1に示
すように、本発明の空気テントの本体1は、基布の片面
または両面にゴムまたは可撓性合成樹脂で被覆された引
布の袋体の複数を接合してなる気室で形成されたアーチ
2の複数本(1図においては5本)を間隔を設けて対向
するように立設し、引布の袋体でなる気室で形成された
横木3の複数本(1図においては5本)でアーチ2を連
結してアーチ2とで骨組み4を形成し、骨組み4の外側
に天幕5を着脱自在に張着し、内側に内張りシート6を
張着し、骨組みの下端でアーチ2の間にグランドシート
7を張り渡して形成される。上記の天幕及び内張りシー
トには、従来の内張りを有する空気テントと同様に採光
窓(図示せず)と出入り口8が設けられる。空気テント
の前部と後部に位置するアーチ以外のアーチの1つまた
は複数(1図においては前から3つ目の1本)に、引布
でなる間仕切りカーテン9が、裾以外の縁をアーチ2の
内側に沿って図2に示す取り付け装置を介して着脱自在
にアーチ2に固定し、裾を着脱自在にグランドシート7
に係止して設けられる。尚、上記の内側はアーチの脚部
の対向する側を意味する。間仕切りカーテン9には、裾
から高さ160〜190cmまで垂直方向に2箇所切開
し、切開した縁にファスナーを縫着して出入り口10が
設けられる。本体1の内部に形成された空間が間仕切り
カーテン9によって仕切られ、複数(1図においては2
つ)の小部屋11に分割される。
【0008】取り付け装置としては、一方の端に多数の
務歯を植設した布テープの2つを務歯が植設された側を
対向させ、スライダーで両者の務歯を相互に噛み合わせ
て接続したり噛み合わせを解放したりするファスナー、
2つの布テープの一方の表面全面に多数の微小フックを
植設し、他方の表面全面に多数の微小ループを設け、微
小フックを微小ループに引っ掛けることによって両布テ
ープを接続するマジックテープが用いられる。また、骨
組みに懸垂した布片と間仕切りカーテンの縁部のそれぞ
れに多数の孔を明けて鳩目を嵌め、鳩目にロープを通し
て骨組みに間仕切りカーテンを固定する方法も用いるこ
とができる。これらの方法の中で、ファスナーを用いる
方法が下記の理由により最も好ましい。すなわち、間仕
切りカーテンの骨組みへの着脱が短時間で簡単にでき、
取り付けるとき付属部品を必要としないので付属部品の
紛失などのトラブルが生じることがなく、接合箇所に大
きい張力が作用しても外れず、しかも取り付け装置のコ
ストが従来の吊り下げベルトを使用する方法の半分以下
である。
【0009】ファスナーを用いて間仕切りカーテンを骨
組みに固定する1つの方法を図2に示す。取り付け装置
12はアーチ2の内側表面に固着した固定布13とファ
スナー14でなる。固定布13の幅の中程に務歯15a
が植設されたファスナー14の左右一対の布テープの一
方16aを縫着し、間仕切りカーテン9の縁に縫着した
ファスナー14の布テープ16bに植設した務歯15b
を布テープ16aの務歯15aに噛み合わせて両者を接
合することにより、間仕切りカーテン9がアーチ2に固
定される。また、固定布13の一方の端に務歯18aが
植設されたファスナー17の一対の布テープの一方18
aを縫着し、内張りシート片6aに縫着したファスナー
17の布テープ19bに植設した務歯18bを布テープ
19aの務歯18aと噛み合わせて内張りシート片6a
が固定布13に接合されている。同様に固定布13の他
方の端に設けたファスナー20の布テープ22aに植設
した務歯21aと内張りシート片6aに縫着したファス
ナー20の布テープ22bに植設した務歯21bを噛み
合わせて内張りシート片6bが固定布13に接合され、
複数の内張りシート片のそれぞれが、固定布13を介し
て接合されて一体化し、骨組みの内側全体に張着された
内張りシートを形成する。
【0010】間仕切りカーテンの配置を異にした他の実
施形態の説明をする。図3は他の実施形態の間仕切りカ
ーテンの配置を説明する斜視図である。図3に示すよう
に、空気テントの天井部に位置して長手方向に延びる横
木に沿って上縁を横木に着脱自在に固定した2つの縦方
向間仕切りカーテン9aが設けられ、廊下22を形成す
る。天幕の前面部5aと後面部5bを支持するアーチを
除いて、縦方向間仕切りカーテン9aと内張りシートの
側部の間にアーチに沿ってアーチに近い縁を着脱自在に
アーチに固定するとともに側縁を縦方向間仕切りカーテ
ン9aに着脱自在にアーチに固定した横方向間仕切りカ
ーテン9bが設けられ、縦方向間仕切りカーテン9aと
で小部屋11を形成する。
【0011】上記のアーチ、横木、間仕切りカーテンを
形成する引布の基布の材質、基布を被覆するゴムまたは
合成樹脂の材質は特に限定されず、一般に空気テントに
用いられるものであれば、任意に用いることができる。
雪寒地に設営して暖房機器が使用される場合は、ガラス
繊維の基布に難燃性合成樹脂を被覆して難燃性にした引
布が火災予防の点から好ましい。
【0012】
【発明の効果】内張りシートとグランドシートで形成さ
れる空気テント内の空間を、内張りシートからグランド
シートまで広がり、音や光、臭気が漏れる通路を有さな
い間仕切りカーテンで仕切って複数の小部屋に分割する
ことにより、多人数が小部屋に分散して居住することが
可能となり、音や光、臭気が隣室に漏れない1つの小部
屋を単独または少人数で占有して個人のプライバシーが
守られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】設営した状態における本発明の空気テントの天
幕の1部を欠截した斜視図である。
【図2】図1のA−A′矢視断面の部分拡大断面図であ
る。
【図3】本発明の空気テントの他の実施形態における間
仕切りカーテンの配置を説明する斜視図である。
【符号の説明】
2 アーチ 3 横木 4 骨組み 5 天幕 6 内張りシート 7 グランドシート 9 間仕切りカーテン 10 出入り口 11 小部屋 12 取り付けけ装置 14 ファスナー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用状態が、間隔を設けて相互に対向し
    て立設された袋体でなる気室で形成されたアーチの複数
    本と袋体でなる気室で形成されて該アーチの間に架設さ
    れた横木の複数列とで形成された骨組みの外側に天幕を
    着脱自在に張着し、該骨組みの内側に内張りシートを着
    脱自在に張着し、アーチの間にグランドシートを張り渡
    した構造である空気テントにおいて、空気テント内の空
    間が、少なくとも縁の片側を取り付け装置を介して着脱
    自在に骨組みに固定してグランドシートまで延び、裾を
    グランドシートに着脱自在に係止した間仕切りカーテン
    によって仕切られ、複数の部屋に分割されたことを特徴
    とする間仕切りカーテンを備えた空気テント。
  2. 【請求項2】 間仕切りカーテンが、空気テントの長手
    方向垂直に広がっている請求項1記載の間仕切りカーテ
    ンを備えた空気テント。
  3. 【請求項3】 間仕切りカーテンが、空気テントの長手
    方向に広がっている請求項1、2記載の間仕切りカーテ
    ンを備えた空気テント。
  4. 【請求項4】 間仕切りカーテンをアーチに取り付ける
    取り付け装置が、ファスナーである請求項1、2、3記
    載の間仕切りカーテンを備えた空気テント。
JP9086498A 1998-03-18 1998-03-18 間仕切りカーテンを備えた空気テント Pending JPH11264264A (ja)

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