JP2021165499A - 応急設置テント - Google Patents

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【課題】 災害発生時に、簡単に設置することができ、ペットなどの小動物を避難や救護のために収納し、安心して飼育したり治療を施したりできる応急設置テントの提供。【解決手段】 伸縮可能に組み合わされたフレームにより連結された少なくとも4本の支柱から構成され、折り畳み可能なテント骨組みに、天幕シート11と側幕シート10、12とグランドシート13から構成されるテント本体シートが被装され形成された応急設置テント1において、中仕切りシート14が設けられることにより内部に前室30が形成され、前記側幕シートに設けられた外部出入口15と前記中仕切りシート14に設けられた内部出入口とが前記前室30を介して二重扉を形成している応急設置テント1。【選択図】 図1

Description

本発明は、地震洪水など避難が必要な災害が発生時において、犬猫などの飼い主の行動指標となる「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン 環境省」にある「飼い主とペットの同行避難」を実現する一助となるもので、ペットとの避難生活、救護・診療に使用するための応急設置テントに関する。
災害発生時における被災者の緊急救護のための避難所としては、学校や公民館などの公共施設が使用されるが、応急仮設住宅が設営されるまでの避難場所としての応急設置テントなども使用される。このような短時間で簡単に組み立てることのできる応急設置テントはこれまでにも提案がなされている。
例えば、特許文献1には、短時間で簡単に組み立てることのできる災害救護用応急仮設テントハウスが提案されている。この応急仮設テントハウスは、分解可能に組み立てた骨組みの内側に、壁シート部と屋根シート部と床シート部とならなる可撓性プラスチック製の袋状ハウス本体を配置して、壁シートに窓開口部や出入り口を設けたテントハウスである。また、特許文献2や3には、軽量で設営や撤去が容易にできるテントが提案されている。これらのテントは伸縮可能なトラスフレームで連結された各支柱で構成される骨組みを用いたテントである。
一方、猫や犬などのペットを飼育している被災者は、避難に際してペットと共に避難したり、ペットを救護したりする要求があり、共同避難先ではペットを飼育していない被災者に気を使う必要もあり、このような要求を満たす応急設置テントの要望は多い。しかし、上記ように提案された応急設置テントでは、必ずしもこのような要求を満たす機能を備えているとはいえなかった。
避難に際してペットなどを収納しても、ペットなどは慣れぬ環境になじめず、抜け出そうとすることが多い。通常テントの出入口は簡単な構造となっており、そのため、応急設置テントではペットが簡単に抜け出して脱出し、ペットを飼育していない被災者から嫌がられたりすることも多い。また、脱出を防ぐためにリードなどで結び付けて収納したのでは、ストレスから鳴いたり吠えたりして、テントでは防音が不十分であり、鳴き声による騒音を発生することとなる。このような問題を発生することなく、猫や犬などのペットや小動物を収納できる応急設置テントの要望は多かった。
特開2008−214962号公報 特開2008−31831号公報 実用新案登録第3220933号
本発明が解決しようとする課題は、前記したような問題点がなく、災害発生時に、簡単に設置することができ、ペットなどの小動物を避難や救護のために収納し、安心して飼育したり治療を施したりできる応急設置テントを提供することである。
本発明の応急設置テントは、伸縮可能に組み合わされたフレームにより連結された少なくとも4本の支柱から構成され、折り畳み可能なテント骨組みに、天幕シートと側幕シートとグランドシートから構成されたテント本体シートが被装され形成された応急設置テントにおいて、中仕切りシートが設けられることにより内部に前室が形成され、前記側幕シートに設けられた外部出入口と前記中仕切りシートに設けられた内部出入口とが前記前室を介して二重扉を形成していることを特徴とする。
そして、前記テント骨組みは、背の高い一群の支柱と背に低い一群の支柱がそれぞれ対向して立設配置され、前記天幕シートが被装されることにより、傾斜した屋根が形成されている応急設置テントであることが好ましい。
また、前記した応急設置テントの平面形状が矩形の場合、前記側幕シートは3面を連続して被装する3方側幕シートと、1面を被装する1方側幕シートから構成されており、さらに、前記グランドシートが、周辺が立上げ辺となった舟形形状であることが好ましい。そして、テント本体シートを構成するこれらの各シートは、それぞれ相互に面ファスナーにより着脱可能に接合されて、前記テント骨組みに被装されていることが好ましく、さらに、前記中仕切りシートも、同様に面ファスナーにより前記テント本体シートに接合され、内部に前室が形成されていることが好ましい。面ファスナーは種々のタイプのものが使用でき、フック面とループ面との組み合わせタイプの他、フックとループの混在タイプなど、着脱自在の接合面を有するものであれば用いることができる。
そして、外部出入口と内部出入口は線ファスナー(スライドファスナー)により開閉自在に設けられていることが好ましく、側幕シートには、内面と外面とに巻上げ覆いを備えたネット窓が設けられていることが好ましい。
本発明の応急設置テントは、折り畳まれているテント骨組み、テント本体シート及び中仕切りシートをまとめたセットを、災害発生時に設置場所に持ち運び、テント骨組みを拡げ、テント本体シートを被装し、中仕切りシートを設けることで、短時間で簡単に設置することができる。さらに、外部出入口と内部出入口との二重扉となっているために、収納した猫や犬などのペットが簡単に脱出することを防ぐことができる。
テント骨組みを比較的背の高い一群の支柱と比較的背に低い一群の支柱との組み合わせにすることにより、天幕シートにて形成される屋根を傾斜させることができ、雨天時に雨水が天幕シート上に溜まることがなく、スムーズに排出することができる。また、グランドシートを舟形形状とすることにより、雨天時におけるテント内部への浸水を容易に防止することができる。
そして、側幕シートを3方側幕シートと1方側幕シートとの組み合わせとすることにより、テント骨組みに被装する作業がより簡単で、かつ容易となる。さらに、テント本体シートを構成する各シートは、面ファスナーを用いて着脱可能に接合されており、テントの設置に際しての接合作業や解体に際しての脱離作業が容易となり、テントの設置や解体を簡単に行うことができる
また、外部出入口と内部出入口は線ファスナーにより開閉自在に設けられているため、テントへの出入りに際して、必要な長さだけ開口することができるため、二重扉構造と相俟って、ペットの脱出防止効果を上げることができる。
応急設置テントの実施例の外観斜視図。 応急テント実施例の断面説明図。 天幕シートの外観斜視図。 3方側幕シートの平面図。 1方側幕シートの平面図。 グランドシートの外観斜視図。 中仕切りシートの平面図。 両足引張部の拡大断面図。 テント骨組みの外観斜視図。 テント本体シートの各シート及び中仕切りシートの組み合わせ説明図。 各側幕シートと中仕切りシートの平面配置図。 図1とは別の実施例の斜視外観図。
以下本発明の実施の形態につき、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の応急設置テント1の斜視外観図であり、図2は断面説明図である。この応急設置テント1は、図9に示すテント骨組み40に、1方側幕シート10と3方側幕シート12とからなる側幕シート、天幕シート11、及びグランドシート13から構成されるテント本体シートが被装されることで形成されている。そして、形成されたテント本体内部に設けられた中仕切りシート14により、前室30と居室31とに分けられており、テントの前面を構成する1方側幕シート10に設けられた外部出入口15と中仕切りシート14に設けられた内部出入口28(図7を参照)により、前室30を介して二重扉を形成している。図1、2に示す実施例では、中仕切りシート14を1方側幕シート10と平行に設け、前室30平面形状は矩形となっているが、1方側幕シート10により構成されるテントの前面の一方のコーナーに、平面形状が三角形の前室を設けて二重扉を形成してもよい。
応急設置テント1にはネット窓16、17、掲示板カード差し18、及び書類出し入れ口19なども設けられており、防虫網を取り付けたネット窓16には内面と外面とに巻上げ覆い16aを備えている(図1では内面に備えられた巻き上げ覆いは図示していない)。外面に備えられた巻き上げ覆い16aは3方側幕シート12と同一の素材とし、覆いを閉じることにより、雨天時に備えたり、プライバシーを確保したりすることができる。内面に備える巻上げ覆いはメッシュ生地とすることで、この覆いのみを閉じた場合は蚊や蜂などの防虫対策と通気性を確保することができる。
図2は、上記各シートが、支柱41とフレーム42から構成されるテント骨組み40(図9を参照)を覆って、各シート端部に設けられた面ファスナーにより互いに接合され構成されているテント本体シートの断面説明図である。天幕シート11の下端部内面に設けられた面ファスナー27gが、3方側幕シート12の背面22の上端部外面に設けられた面ファスナー27aと1方側幕シート10の上端部外面に設けられた面ファスナー27dに接合され、天幕シート11は1方側幕シート10と3方側幕シート12の背面部22に接合されている。図2においては、これらの面ファスナー相互の接合部を27a,gや27d,gなどとした符号で示している。そして、グランドシート13の立ち上がり辺の上端部外面に設けられた面ファスナー27hが、3方側幕シート12の背面部22の下端部内面に設けられた面ファスナー27bと1方側幕シート10の下端部内面に設けられた面ファスナー27eとに接合され、グランドシート13は1方側幕シート10と3方側幕シート12とに接合されている。前記と同様に、これらの面ファスナー相互の接合部を上記のように27b,hや27e,hなどとした符号で示している。このように各シートが互いに接合されて形成したテント本体シートがテント骨組みに被装されたテントの内部は、中仕切りシート14により前室30と居室31とに分けられている。
テント本体シートを構成する各シートを図3〜7に示す。図3は天幕シート11の外観斜視図であり、天幕シート11は屋根面11aと側面11bとからなり、屋根面11aの内面はテントの天井となっている。側面11bの下端部の四周内面には面ファスナー27gが設けられており、図2にて示したように、3方側幕シート12の上端部外面に設けられた面ファスナー27aと1方側幕シート10の上端部の外面に設けられた面ファスナー27dに接合されるものである。また、側面11bの内面には、中仕切りシート14の上部を接合するための両足引張部24が、図8に示すように縫い付け設けられている。さらに、各側面11bの四隅の上端部に転倒防止ロープ止め35が設けられており、ここに転倒防止ロープを取付けて、テントの転倒防止を行うことができる。
図4に示される3方側幕シート12は、テントの両側面と背面の3面を連続して被装する側幕シートであり、テントの両側面となる二つの側面部21が、テントの背面となる背面部22を挟んで連続している。裾部12aは切り込み12bにより3分割され、それぞれ側面部21と背面部22とに連続している。3方側幕シート12を被装する際には、側面部21と背面部22の境界となる折り目12dにて折り曲げ、テントの両側面及び背面の3面を被装する。3分割された裾部12aは折り目12cにて、図2に示されるように、グランドシート13の下に折り曲げられる。
側面部21と背面部22との上端部の外面にはそれぞれ面ファスナー27aが設けられ、下端部の内面にはそれぞれ面ファスナー27bが設けられている。そして、面ファスナー27aは、前記したように天幕シート11の側面11bの下端部の内面に設けられた面ファスナー27gと接合され、面ファスナー27bは、グランドシート13の立ち上がり辺の上端部の外面に設けられた面ファスナー27hと接合される。さらに3方側幕シート12の左右の両端部の外面には面ファスナー27cが設けられ、図5に示される一方側幕シート10の両端部の内面に設けられる面ファスナー27fと接合される。これら面ファスナーの接合により、3方側幕シート12は天幕シート11、グランドシート13、及び一方幕シート10と接合される。さらに、側面部21には、中仕切りシート14を接合するための両足引張部24が、図8に示すように縫い付け設けられており、この両足引張部24には接合用の面ファスナー27jが設けられている。従って、これらテント本体シートを構成する各シートにて、図9に示すテント骨組み40を覆うと共に、相互に接合することにより、応急設置テント1を形成することができる。
また、折り目12dに隣接して百足状に取付けられている固定紐23は、3方側幕シート12をテント骨組み40の支柱に固定するために設けられている。面ファスナー27cに隣接して設けられているハトメ26も支柱に固定するための紐を通すために設けられている。従って、面ファスナーにより各シートを接合する共に、固定紐23とハトメ26を通した紐とを支柱に結び付けて固定することにより、各シートから構成されるテント本体シートをテント骨組み40にしっかりと被装することができる。
さらに、図1や図4に示されるように、ネット窓16,17の他、掲示板カード差し18や書類出し入れ口19などを設けることにより、災害発生時にペットなどの小動物の臨時診療所用として使用する場合に、診療時間など各種の掲示板や診察券の挿入口として活用できる。また、ダクト孔20には図12に示すように、紐で縛って閉じることのできるダクト外筒20aを取付けて、発電機からの電源コード、空気清浄機・冷暖房機などのダクト、給水タンクからのホースの出し入れなどに使用することができる。
図5に示される1方側幕シート10には、外部出入口15が線ファスナーにより形成されている。また、上端部の外面には面ファスナー27dが設けられ、左右の両側端部の内面にはそれぞれ面ファスナー27fが設けられている。面ファスナー27dは、天幕シート11の側面11bの下端部の内面に設けられている面ファスナー27gと接合される。そして、1方側幕シートの両端部は折り目10bで折り曲げられ、それぞれの両端部に設けられた面ファスナー27fは、3方側幕シート12の左右の両端部の外面に設けられている面ファスナー27cと接合される。この接合に際しては、前記した3方側幕シート12における面ファスナー27cに隣接して設けられているハトメ26と、1方側幕シート10の両端部の内面に設けられた引張部25のハトメ26とに紐を通して、骨組みの支柱に結び付けて固定する。さらに、下端部内面に設けられた面ファスナー27eは、図6に示されるグランドシート13の立ち上がり辺の上端部の外面に設けられた面ファスナー27hと接合される。この接合に際して、裾部10aは折り目10cにて折り曲げられて、図2に示されるように、グランドシート13の下に折り曲げられる。
外部出入口15は線ファスナーにより形成されているが、線ファスナーとしては、開閉に用いるスライダーを2個備えているダブルスライダータイプを使用することにより、開口部の位置や大きさを自由に調整することができ、ペットなどの小動物と共に出入りするのに便利であり、適度の高さの位置に調整することにより、人の出入りに際して、小動物の脱走防止にも寄与できる。そして、前記したように図7に示す中仕切りシート14に設けられた内部出入口28と共に二重扉を形成する。さらに、ネット窓17も設けられている。
図6はグランドシート13の外観斜視図であり、底面13aの周辺は立上げ辺13bとなって、舟形形状となっている。底辺13bの上端部の外面に設けられた面ファスナー27hは、3方側幕シート12の側面部21と背面部22との下端部の内面に設けられた面ファスナー27bと、1方側幕シート10の下端部の内面に設けられた面ファスナー27eとに接合され、図2に示されるように応急設置テントを形成する。このように、グランドシート13は舟形形状となっているために、雨天時においてテント内部への浸水、側幕下からの害虫などの侵入を容易に防止することができる。
図7に示される中仕切りシート14は、両端部の前面に面ファスナー27iが設けられており、前記したように3方側幕シート12の側面部21と天幕シート11の側面11bに設けられた両足引張部24に設けられた面ファスナー27jに、面ファスナー27iが接合されることにより、中仕切りシート14がテント内部に設けられ、前記したように前室30と居室31とが形成される。この中仕切りシート14には線ファスナーにより形成されている内部出入口28が設けられ、1方側幕シート10に設けられた外部出入口15と共に二重扉を形成する。この内部出入口28を形成する線ファスナーは、外部出入口15と同様にダブルファスナーであることが好ましい。また裾部14aは、図2に示されるように、折り目14bにてグランドシート13上に折り曲げられる。
図9はテント骨組み40の外観斜視図であり、背の高い2本の支柱41aと背の低い2本の41bが対向して立設配置され、4本の支柱41a、41bを伸縮可能に組付ける棒状のフレーム42から構成されている。フレーム42は、それぞれの端部にて支柱41a、41bに取付けられた固定ブラケット43とスライドブラケット44、及び連結端部46に回動自在に連結され、さらに、それぞれの中央部にて連結交差部45に回動自在にX字状に連結されており、4本の支柱41a、41bの間隔を伸縮可能とすることができる。すなわち、図で示された状態から、各支柱の間隔を縮めるように力を加えればスライドブラケット44が下方に移動し、テント骨組40を折り畳むことができ、逆に間隔を広げるように力を加えればスライドブラケット44が上方に移動し、テント骨組みを広げることができる。このように、テント骨組みを折り畳み、前記したテント本体シートなどと共にセットとして収納することができ、災害発生時には、収納したセットを設置場所に持ち運び、テント骨組み40を拡げ、テント本体シートなどを被装することで、短時間で簡単に応急設置テントを設置することができる。
図10は、1方側幕シート10、天幕シート11、3方側幕シート12、グランドシート13、及び中仕切りシート14をテント骨組み40に被装する際の、各シートの組み合わせの説明図である。図に示すように、グランドシート13を敷き、その上にテント骨組み40(図10には図示していない)を置き、側面に1方側幕シート10と3方側幕シート12とを設け、屋根(天井)面に天幕シート11を設けて、さらに中仕切りシート14をテント内部に設けている。これらの各シートは各シートに設けられた面ファスナー27a〜27jを前記したように互いに組み合わせて用いて接合される。
図11は、1方側幕シート10、3方側幕シート12、及び中仕切りシート14の平面配置図であり、4本の支柱41a、41bに被装され、テント側面を形成している。左方が正面であり、1方側幕シート10により形成されている。そして、背の高い2本の支柱41aと背の低い2本の支柱41bが対向して配置されており、天幕シート11の屋根面11aを支えて傾斜屋根を形成している。
図12は、図1に示した応急設置テント1に耳状装飾36を取り付けた応急設置テント2の外観斜視図であり、図1とは90度ずらした方向からの斜視図である。この応急テント2は耳状装飾36を取付けて、災害時に猫を避難させて保護したり、治療を施したりするための臨時猫避難所や臨時猫診療所とした実施例を示している。図12では、図1とは異なる方向からの外観斜視図であり、図1では示されていないダクト外筒20aが示されている。そして、外部出入口15と内部出入口28とが二重扉を形成していることも示されている。
テント本体シート及び中仕切りシートを構成する各シートは、綿、ポリエステル、ナイロン、ビニロンなどの繊維生地シート、軟質ポリ塩化ビニル、ナイロン、ポリオレフィンなどの可撓性プラスチックシートなどを用いることができるが、繊維生地シートは防水加工及び防炎加工が、プラスチックシートには防炎加工が施されているシートが好ましく用いられる。テント骨組みの素材としては、スチールやアルミニウムなどの金属の他、各種プラスチックや繊維強化プラスチックなどを使用することができる。
本発明の応急設置テントは、以上のように災害発生時に、簡単に設置することができ、ペットなどの小動物を避難や救護のために収納し、安心して飼養したり治療を施したりすることのできる応急設置テントであり、簡易避難所や臨時診療所などとして活用できるものである。
1、2 応急設置テント
10 1方側幕シート
10a 裾部 10b、10c 折り目
11 天幕シート
11a 屋根面 11b 側面
12 3方側幕シート
12a 裾部 12b 切り込み
12c、12d 折り目
13 グランドシート
13a 床面 13b 立上げ辺
14 中仕切りシート
14a 裾部 14b 折り目
15 外部出入口
16、17 窓
16a 巻上げ覆い
18 掲示板カード差し 19 書類出し入れ口
20 ダクト孔
20a ダクト外筒
21 側面部 22 背面部
23 固定紐 24 両足引張部
25 引張部 26 ハトメ
27a〜27j 面ファスナー
28 内部出入口 29 内部窓
30 前室 31 居室
35 転倒防止ロープ止め 36 耳状装飾
40 テント骨組み
41a、41b 支柱 42 フレーム
43 固定ブラケット 44 スライドブラケット
45 連結交差部 46 連結端部

Claims (7)

  1. 伸縮可能に組み合わされたフレームにより連結された少なくとも4本の支柱から構成され、折り畳み可能なテント骨組みに、天幕シートと側幕シートとグランドシートから構成されるテント本体シートが被装され形成された応急設置テントにおいて、中仕切りシートが設けられることにより内部に前室が形成され、前記側幕シートに設けられた外部出入口と前記中仕切りシートに設けられた内部出入口とが前記前室を介して二重扉を形成していることを特徴とする応急設置テント。
  2. 前記テント骨組みは、背の高い一群の支柱と背の低い一群の支柱がそれぞれ対向して立設配置され、前記天幕シートが被装されることにより、傾斜した屋根が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の応急設置テント。
  3. 前記応急設置テントは平面形状が矩形であり、前記側幕シートは3面を連続して被装する3方側幕シートと、1面を被装する1方側幕シートから構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の応急設置テント。
  4. 前記グランドシートは、周辺が立上げ辺となった舟形形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の応急設置テント。
  5. 前記テント本体シートを構成する各シートは、それぞれ相互に面ファスナーにより着脱可能に接合されて、前記テント骨組みに被装され、前記中仕切りシートは、面ファスナーにより前記テント本体シートに接合されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の応急設置テント。
  6. 前記外部出入口及び内部出入口は線ファスナーにより開閉自在に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の応急設置テント。
  7. 前記側幕シートには、内面と外面とに巻上げ覆いを備えたネット窓が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の応急設置テント。
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CN116104330A (zh) * 2022-07-21 2023-05-12 北京信远亿嘉膜结构技术有限公司 传染疾病隔离用简易快速充气式方舱结构
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