JPH11263171A - 装飾部材、その取付け用クリップ、及び装飾部材の取付け構造 - Google Patents
装飾部材、その取付け用クリップ、及び装飾部材の取付け構造Info
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- JPH11263171A JPH11263171A JP6697198A JP6697198A JPH11263171A JP H11263171 A JPH11263171 A JP H11263171A JP 6697198 A JP6697198 A JP 6697198A JP 6697198 A JP6697198 A JP 6697198A JP H11263171 A JPH11263171 A JP H11263171A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 取付けた装飾部材が常にがたつきなく、かつ
美しい外観が維持できる装飾部材の取付け構造を提供す
る。 【解決手段】 装飾面2Aを有する細長状の装飾部本体
4の底部に取付け脚部5を有する細長状の装飾部材1
が、装飾部材を固定する取付け用クリップ21によりボ
デ−32Aに取付けられた構造である。取付け用クリッ
プの開口部24には挿入された取付け脚部が開口部両側
の係合部26にて係合され、係合された装飾部本体が開
口部内の付勢手段28,28にて開口部外方へ付勢され
ている。
美しい外観が維持できる装飾部材の取付け構造を提供す
る。 【解決手段】 装飾面2Aを有する細長状の装飾部本体
4の底部に取付け脚部5を有する細長状の装飾部材1
が、装飾部材を固定する取付け用クリップ21によりボ
デ−32Aに取付けられた構造である。取付け用クリッ
プの開口部24には挿入された取付け脚部が開口部両側
の係合部26にて係合され、係合された装飾部本体が開
口部内の付勢手段28,28にて開口部外方へ付勢され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、装飾部材、その
取付け用クリップ、及び装飾部材の取付け構造に関し、
詳しくは、たとえば自動車ル−フのル−フ溝に取付ける
ル−フモ−ルと、その取付け用クリップと、ル−フモ−
ルの取付け構造に係わるものである。
取付け用クリップ、及び装飾部材の取付け構造に関し、
詳しくは、たとえば自動車ル−フのル−フ溝に取付ける
ル−フモ−ルと、その取付け用クリップと、ル−フモ−
ルの取付け構造に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】図15(イ),(ロ)に示すように、従
来、たとえば自動車のル−フモ−ル101はル−フの前
後方向のル−フ溝121に固定した取付け用クリップ1
11に取付けられている。図15(ロ)に示すように、
取付け用クリップ111は断面略コ字状に形成され、開
口部112の対向する内側には長手方向に沿って係止爪
113が設けられている。ル−フモ−ル101は長尺状
で図15(イ)に示すように、上面は装飾面102とさ
れていて、底部には断面略やじり状の取付け脚部103
を有している。取付け脚部103のやじり状の幅広部の
上部は幅狭の係合凹部104とされている。
来、たとえば自動車のル−フモ−ル101はル−フの前
後方向のル−フ溝121に固定した取付け用クリップ1
11に取付けられている。図15(ロ)に示すように、
取付け用クリップ111は断面略コ字状に形成され、開
口部112の対向する内側には長手方向に沿って係止爪
113が設けられている。ル−フモ−ル101は長尺状
で図15(イ)に示すように、上面は装飾面102とさ
れていて、底部には断面略やじり状の取付け脚部103
を有している。取付け脚部103のやじり状の幅広部の
上部は幅狭の係合凹部104とされている。
【0003】しかして、図16(イ)に示すように、ル
−フモ−ル101はル−フ溝121に接着固定した取付
け用クリップ111の開口部112に対し、ル−フモ−
ル101の取付け脚部103を対向させ、取付け脚部1
03を開口部112に押込むことで、図16(ロ)に示
すように、開口部112の両側の係止爪113に取付け
脚部103の係合凹部104を係合させて固定されてい
る。
−フモ−ル101はル−フ溝121に接着固定した取付
け用クリップ111の開口部112に対し、ル−フモ−
ル101の取付け脚部103を対向させ、取付け脚部1
03を開口部112に押込むことで、図16(ロ)に示
すように、開口部112の両側の係止爪113に取付け
脚部103の係合凹部104を係合させて固定されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、取付け
用クリップ111に対する従来のル−フモ−ル101の
取付けは、押込み操作により取付け脚部103を取付け
用クリップ111の係止爪113を乗り越えさせるた
め、係止爪113の高さ位置より深く押込まれる。押込
みにより係止爪113は幅方向へ撓み変形し、ル−フモ
−ル101の取付け脚部103に係合して取付けられ
る。
用クリップ111に対する従来のル−フモ−ル101の
取付けは、押込み操作により取付け脚部103を取付け
用クリップ111の係止爪113を乗り越えさせるた
め、係止爪113の高さ位置より深く押込まれる。押込
みにより係止爪113は幅方向へ撓み変形し、ル−フモ
−ル101の取付け脚部103に係合して取付けられ
る。
【0005】取付け用クリップ111の係止爪113は
ル−フモ−ル101が取付け用クリップ111に対して
相対的に上方へ移動しないように規制して取付けるもの
であり、かつ係止爪113にル−フモ−ル101の取付
け脚部103を乗り越えさせるためには、図17に示す
ように、ある程度のクリアランスCが必要となる。しか
し、このクリアランスCにより取付け用クリップ111
に取付けたル−フモ−ル101が上下にがたつく問題が
ある。
ル−フモ−ル101が取付け用クリップ111に対して
相対的に上方へ移動しないように規制して取付けるもの
であり、かつ係止爪113にル−フモ−ル101の取付
け脚部103を乗り越えさせるためには、図17に示す
ように、ある程度のクリアランスCが必要となる。しか
し、このクリアランスCにより取付け用クリップ111
に取付けたル−フモ−ル101が上下にがたつく問題が
ある。
【0006】そこで、本発明者は自動車のル−フモ−ル
における前記した問題点を解消し、また、ル−フモ−ル
などのモ−ルあるいはモ−ル様の装飾部材に対しても適
用し得るようにしたものである。
における前記した問題点を解消し、また、ル−フモ−ル
などのモ−ルあるいはモ−ル様の装飾部材に対しても適
用し得るようにしたものである。
【0007】本発明の第1の課題は、常にがたつきがな
く、かつ美しい外観が維持できる装飾部材を提供するこ
とにある。
く、かつ美しい外観が維持できる装飾部材を提供するこ
とにある。
【0008】本発明の第2の課題は、装飾部材を常にが
たつきなく、かつ美しい外観で維持するに適した取付け
用クリップを提供することにある。
たつきなく、かつ美しい外観で維持するに適した取付け
用クリップを提供することにある。
【0009】本発明の第3の課題は、取付けた装飾部材
が常にがたつきなく、かつ美しい外観が維持できる、装
飾部材の取付け構造を提供することにある。
が常にがたつきなく、かつ美しい外観が維持できる、装
飾部材の取付け構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記した第1の課題を解
決するための、請求項1の発明の装飾部材は、ボデ−に
取付けた取付け用クリップの開口部の係合部に係合させ
て、該取付け用クリップに取付けられる細長状の装飾部
材であって、前記装飾部材は装飾面を有する細長状の装
飾部本体の底部に、係合部に係合させた該装飾部本体を
前記開口部外方へ付勢する付勢手段が設けられてなるこ
とを特徴とする。
決するための、請求項1の発明の装飾部材は、ボデ−に
取付けた取付け用クリップの開口部の係合部に係合させ
て、該取付け用クリップに取付けられる細長状の装飾部
材であって、前記装飾部材は装飾面を有する細長状の装
飾部本体の底部に、係合部に係合させた該装飾部本体を
前記開口部外方へ付勢する付勢手段が設けられてなるこ
とを特徴とする。
【0011】請求項1の発明において、細長状の装飾部
材はボデ−側に取付けた取付け用クリップの係合部に係
合させて取付けられる。係合状態に取付けられた装飾部
材は、付勢手段により取付け用クリップの開口部外方へ
付勢状態に保持される。
材はボデ−側に取付けた取付け用クリップの係合部に係
合させて取付けられる。係合状態に取付けられた装飾部
材は、付勢手段により取付け用クリップの開口部外方へ
付勢状態に保持される。
【0012】前記第1の課題を解決するための、請求項
2の発明の装飾部材は、請求項1の発明において、装飾
部本体には、取付け用クリップに関連させて装飾部材の
長手方向の取付け位置を決める位置決め手段が設けられ
ていることを特徴とする。
2の発明の装飾部材は、請求項1の発明において、装飾
部本体には、取付け用クリップに関連させて装飾部材の
長手方向の取付け位置を決める位置決め手段が設けられ
ていることを特徴とする。
【0013】請求項2の発明において、装飾部材は、位
置決め手段により取付け用クリップに対し位置決めされ
る。また、位置決め手段は取付け後の装飾部材の長手方
向のずれを防止する。
置決め手段により取付け用クリップに対し位置決めされ
る。また、位置決め手段は取付け後の装飾部材の長手方
向のずれを防止する。
【0014】前記した第2の課題を解決するための、請
求項3の発明の取付け用クリップは、装飾面を有する細
長状の装飾部本体の底部に取付け脚部を有する装飾部材
をボデ−側に取付ける取付け用クリップであって、取付
け脚部を挿入する開口部には前記取付け脚部を係合する
係合部が設けられかつ開口部内には前記係合部に係合さ
せた装飾部本体を開口部外方に付勢する付勢手段が設け
られてなることを特徴とする。
求項3の発明の取付け用クリップは、装飾面を有する細
長状の装飾部本体の底部に取付け脚部を有する装飾部材
をボデ−側に取付ける取付け用クリップであって、取付
け脚部を挿入する開口部には前記取付け脚部を係合する
係合部が設けられかつ開口部内には前記係合部に係合さ
せた装飾部本体を開口部外方に付勢する付勢手段が設け
られてなることを特徴とする。
【0015】請求項3の発明において、取付け用クリッ
プは細長状の装飾部材をボデ−側に取付けるために用い
られる。装飾部材はその取付け脚部を取付け用クリップ
の係合部に係合させて取付けられる。係合状態の装飾部
材は付勢手段により開口部外方に付勢状態に保持され
る。
プは細長状の装飾部材をボデ−側に取付けるために用い
られる。装飾部材はその取付け脚部を取付け用クリップ
の係合部に係合させて取付けられる。係合状態の装飾部
材は付勢手段により開口部外方に付勢状態に保持され
る。
【0016】前記第2の課題を解決するための、請求項
4の発明の取付け用クリップは、請求項3の発明におい
て、開口部内には装飾部材に関連させて装飾部材の長手
方向の取付け位置を決める位置決め手段が設けられてい
ることを特徴とする。
4の発明の取付け用クリップは、請求項3の発明におい
て、開口部内には装飾部材に関連させて装飾部材の長手
方向の取付け位置を決める位置決め手段が設けられてい
ることを特徴とする。
【0017】請求項4の発明においては、装飾部材は位
置決め手段により、位置決めされる。また、位置決め手
段は取付け後の装飾部材の長手方向のずれを防止する。
置決め手段により、位置決めされる。また、位置決め手
段は取付け後の装飾部材の長手方向のずれを防止する。
【0018】前記した第3の課題を解決するための、請
求項5の発明の装飾部材の取付け構造は、装飾面を有す
る細長状の装飾部本体の底部に取付け脚部を有する細長
状の装飾部材が、前記装飾部材を固定する取付け用クリ
ップによりボデ−に取付けられた構造であって、取付け
用クリップの開口部に挿入された取付け脚部が開口部両
側の係合部にて係合され、係合された装飾部本体が開口
部内の付勢手段にて開口部外方へ付勢されてなることを
特徴とする。
求項5の発明の装飾部材の取付け構造は、装飾面を有す
る細長状の装飾部本体の底部に取付け脚部を有する細長
状の装飾部材が、前記装飾部材を固定する取付け用クリ
ップによりボデ−に取付けられた構造であって、取付け
用クリップの開口部に挿入された取付け脚部が開口部両
側の係合部にて係合され、係合された装飾部本体が開口
部内の付勢手段にて開口部外方へ付勢されてなることを
特徴とする。
【0019】請求項5の発明において、細長状の装飾部
材は取付け用クリップにてボデ−に取付けられている。
装飾部材は取付け脚部が取付け用クリップの係合部の係
合により取付けられる。取付けられた装飾部材は付勢手
段により開口部外方へ付勢状態が保持される。
材は取付け用クリップにてボデ−に取付けられている。
装飾部材は取付け脚部が取付け用クリップの係合部の係
合により取付けられる。取付けられた装飾部材は付勢手
段により開口部外方へ付勢状態が保持される。
【0020】前記第3の課題を解決する、請求項6の発
明の装飾部材の取付け構造は、請求項5の発明におい
て、装飾部材には、取付け用クリップに関連させて装飾
部材の長手方向の取付け位置を決める位置決め手段が設
けられていることを特徴とする。
明の装飾部材の取付け構造は、請求項5の発明におい
て、装飾部材には、取付け用クリップに関連させて装飾
部材の長手方向の取付け位置を決める位置決め手段が設
けられていることを特徴とする。
【0021】請求項6の発明において、装飾部材は位置
決めされて取付け用クリップに取付けられている。位置
決め手段により装飾部材は長手方向のずれが生じない。
決めされて取付け用クリップに取付けられている。位置
決め手段により装飾部材は長手方向のずれが生じない。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
を図1〜図9に基づいて説明する。なお、この実施の形
態は自動車のル−フにおけるル−フ溝にル−フモ−ルを
適用する場合である。
を図1〜図9に基づいて説明する。なお、この実施の形
態は自動車のル−フにおけるル−フ溝にル−フモ−ルを
適用する場合である。
【0023】図1(イ),図2(イ),(ロ)に示すよ
うに、このル−フモ−ル1は長尺体よりなり、外面が装
飾面2Aとなる硬質樹脂部2の裏面に同質樹脂の支持部
3が一体成形されたモ−ル本体4に、樹脂製の取付け脚
部5が接合されている。取付け脚部5は支持部3に接合
される側が幅狭で、図示下方が幅広とされた断面略やじ
り状をなす。なお、取付け脚部5には芯材6が長手方向
に挿入されている。
うに、このル−フモ−ル1は長尺体よりなり、外面が装
飾面2Aとなる硬質樹脂部2の裏面に同質樹脂の支持部
3が一体成形されたモ−ル本体4に、樹脂製の取付け脚
部5が接合されている。取付け脚部5は支持部3に接合
される側が幅狭で、図示下方が幅広とされた断面略やじ
り状をなす。なお、取付け脚部5には芯材6が長手方向
に挿入されている。
【0024】取付け脚部5の下面側は平滑な底面7とさ
れ、この両側が傾斜した当接面8とされている。当接面
8は後述する押上げ片28の傾斜辺28Aに当接する部
位である。前記取付け脚部5の幅狭の部分は後述する取
付け用クリップ21の係合爪26が係合する係合凹部9
とされる。係合凹部9は長手方向に沿って形成されてい
る。(なお、係合爪26は本発明の係合部に対応す
る。)
れ、この両側が傾斜した当接面8とされている。当接面
8は後述する押上げ片28の傾斜辺28Aに当接する部
位である。前記取付け脚部5の幅狭の部分は後述する取
付け用クリップ21の係合爪26が係合する係合凹部9
とされる。係合凹部9は長手方向に沿って形成されてい
る。(なお、係合爪26は本発明の係合部に対応す
る。)
【0025】図1(イ)に示すように、ル−フモ−ル1
の取付け脚部5の所定部位には、取付け脚部5の外形よ
り外方に張出した位置決め部11が形成されている。位
置決め部11は所定幅が取付け脚部5の外方に突出形成
されている。なお、位置決め部11は図2(ハ)に示す
ように取付け脚部5の両側のみが張出した形状であって
もよい。ル−フモ−ル1はル−フ溝32Aの長さに対応
する長さのものとされる。ル−フモ−ル1の両端は図1
(イ)などに示すように、端末部材15が取付けられて
いる。
の取付け脚部5の所定部位には、取付け脚部5の外形よ
り外方に張出した位置決め部11が形成されている。位
置決め部11は所定幅が取付け脚部5の外方に突出形成
されている。なお、位置決め部11は図2(ハ)に示す
ように取付け脚部5の両側のみが張出した形状であって
もよい。ル−フモ−ル1はル−フ溝32Aの長さに対応
する長さのものとされる。ル−フモ−ル1の両端は図1
(イ)などに示すように、端末部材15が取付けられて
いる。
【0026】図1(ロ)は、ル−フモ−ル1を取付ける
ための取付け用クリップ21を示す。取付け用クリップ
21はル−フ溝32Aに予じめ接着テ−プTあるいは接
着剤又はスタッドなど固定して使用される。
ための取付け用クリップ21を示す。取付け用クリップ
21はル−フ溝32Aに予じめ接着テ−プTあるいは接
着剤又はスタッドなど固定して使用される。
【0027】図1(ロ),図3,図4に示すように、取
付け用クリップ21は底板22及び左右の両側板23に
より、断面が上向きの略コ字状に形成された細長状をな
し、上側が開口部24とされている。なお、底板22及
び両側板23は取付け用クリップ21の長手方向におい
て両端部が切欠かれている。各側板23の中央部にはル
−フモ−ル1の位置決め部11を挿入する嵌合部25が
凹設されている。位置決め部11と嵌合部25は本発明
の位置決め手段に対応する。嵌合部25は上方の開口側
が開いた形状とされ、位置決め部11が嵌合し易くされ
ている。
付け用クリップ21は底板22及び左右の両側板23に
より、断面が上向きの略コ字状に形成された細長状をな
し、上側が開口部24とされている。なお、底板22及
び両側板23は取付け用クリップ21の長手方向におい
て両端部が切欠かれている。各側板23の中央部にはル
−フモ−ル1の位置決め部11を挿入する嵌合部25が
凹設されている。位置決め部11と嵌合部25は本発明
の位置決め手段に対応する。嵌合部25は上方の開口側
が開いた形状とされ、位置決め部11が嵌合し易くされ
ている。
【0028】また、左右の側板23の上縁における嵌合
部25の所定の両側部位には、図1(ロ),図3などに
示すように、取付け脚部5の係合凹部9に係合する係合
爪26が形成されている。係合爪26は両側板23が開
口部24を開く方向へ撓み可能にされていることより、
ル−フモ−ル1の取付け脚部5を開口部24内に挿入
し、係合爪26に係合させ得る。なお、係合爪26に対
応する底板22部位には各々係合爪26の型成形の都合
上、抜き孔27が設けられている。
部25の所定の両側部位には、図1(ロ),図3などに
示すように、取付け脚部5の係合凹部9に係合する係合
爪26が形成されている。係合爪26は両側板23が開
口部24を開く方向へ撓み可能にされていることより、
ル−フモ−ル1の取付け脚部5を開口部24内に挿入
し、係合爪26に係合させ得る。なお、係合爪26に対
応する底板22部位には各々係合爪26の型成形の都合
上、抜き孔27が設けられている。
【0029】図1(ロ),図3,図4に示すように、各
側板23の切欠かれた外方端部には自由端が内側に曲げ
られて対応する一組の押上げ片28が曲げ形成されてい
る。押上げ片28の各上辺は側板23の切欠いた高さよ
り自由端側が低位となる傾斜辺28Aとされている。押
上げ片28の傾斜辺28Aは係合爪26にて係合したル
−フモ−ル1の取付け脚部5を充分持上げた状態で当接
面8と当接するように形成される。押上げ片28の傾斜
辺28Aと当接面8は、本発明の付勢手段に対応する。
押上げ片28は側板23及び底板22を切欠いた幅細部
分の側板23の先端に形成されているため、溝幅方向の
撓み変形可能である。なお、本実施の形態では前後2個
所に一対の押上げ片28を設けたが、前後どちらか1個
所のみに設けてもよい。
側板23の切欠かれた外方端部には自由端が内側に曲げ
られて対応する一組の押上げ片28が曲げ形成されてい
る。押上げ片28の各上辺は側板23の切欠いた高さよ
り自由端側が低位となる傾斜辺28Aとされている。押
上げ片28の傾斜辺28Aは係合爪26にて係合したル
−フモ−ル1の取付け脚部5を充分持上げた状態で当接
面8と当接するように形成される。押上げ片28の傾斜
辺28Aと当接面8は、本発明の付勢手段に対応する。
押上げ片28は側板23及び底板22を切欠いた幅細部
分の側板23の先端に形成されているため、溝幅方向の
撓み変形可能である。なお、本実施の形態では前後2個
所に一対の押上げ片28を設けたが、前後どちらか1個
所のみに設けてもよい。
【0030】しかして、図9に示すように、前記したル
−フモ−ル1は、前記取付け用クリップ21を使用して
自動車31のル−フ32のル−フ溝32Aに取付けられ
る。すなわち、ル−フ溝32Aの端部,中間部などの所
定位置には、開口部24を上向きにした取付け用クリッ
プ21が接着テ−プTを介して接着される(図5,図6
参照)。なお、取付け用クリップ21の取付け位置はル
−フモ−ル1の位置決め部11が嵌合部25に嵌合させ
得るように考慮される。
−フモ−ル1は、前記取付け用クリップ21を使用して
自動車31のル−フ32のル−フ溝32Aに取付けられ
る。すなわち、ル−フ溝32Aの端部,中間部などの所
定位置には、開口部24を上向きにした取付け用クリッ
プ21が接着テ−プTを介して接着される(図5,図6
参照)。なお、取付け用クリップ21の取付け位置はル
−フモ−ル1の位置決め部11が嵌合部25に嵌合させ
得るように考慮される。
【0031】次いで、ル−フ溝32A内に接着固定した
取付け用クリップ21上には、取付け脚部5を取付け用
クリップ21側に向けてル−フモ−ル1を配置する。ル
−フモ−ル1の取付け脚部5を取付け用クリップ21の
開口部24に押え込み、ル−フモ−ル1が取付け用クリ
ップ21に係合固定される(図5,図6参照)。
取付け用クリップ21上には、取付け脚部5を取付け用
クリップ21側に向けてル−フモ−ル1を配置する。ル
−フモ−ル1の取付け脚部5を取付け用クリップ21の
開口部24に押え込み、ル−フモ−ル1が取付け用クリ
ップ21に係合固定される(図5,図6参照)。
【0032】かくして、取付け用クリップ21にル−フ
モ−ル1を取付けたル−フモ−ル1の取付け構造は、図
7に示すように、ル−フ溝32Aに接着された取付け用
クリップ21に対してル−フモ−ル1が係合固定され、
ル−フモ−ル1の硬質樹脂部2によりル−フ溝32Aが
覆われた状態とされる。ル−フモ−ル1は取付け脚部5
の両側の係合凹部9に取付け用クリップ21の開口部2
4内の両側の係合爪26が係合し、かつ押上げ片28の
傾斜辺28Aが取付け脚部5の当接面8と当接すること
により、押上げ片28を溝幅方向へ押広げるが、逆にそ
の押上げ片28の反力により傾斜片28Aを介して取付
け脚部5を常に、持上げ状に上方に付勢した状態にされ
る。
モ−ル1を取付けたル−フモ−ル1の取付け構造は、図
7に示すように、ル−フ溝32Aに接着された取付け用
クリップ21に対してル−フモ−ル1が係合固定され、
ル−フモ−ル1の硬質樹脂部2によりル−フ溝32Aが
覆われた状態とされる。ル−フモ−ル1は取付け脚部5
の両側の係合凹部9に取付け用クリップ21の開口部2
4内の両側の係合爪26が係合し、かつ押上げ片28の
傾斜辺28Aが取付け脚部5の当接面8と当接すること
により、押上げ片28を溝幅方向へ押広げるが、逆にそ
の押上げ片28の反力により傾斜片28Aを介して取付
け脚部5を常に、持上げ状に上方に付勢した状態にされ
る。
【0033】このため、取付け用クリップ21に取付け
たル−フモ−ル1は従来とは異なり、取付け後にがたつ
くことがない。
たル−フモ−ル1は従来とは異なり、取付け後にがたつ
くことがない。
【0034】また、この取付け構造は取付け用クリップ
21の嵌合部25にル−フモ−ル1の位置決め部11を
嵌合させてあるため、取付けたル−フモ−ル1の長手方
向のずれが防止される。これにより、ル−フモ−ル1の
端部と、他の部位との間に、隙間を生じさせることな
く、ル−フモ−ル1を安定して固定することができるの
で、美しい外観が維持できる。
21の嵌合部25にル−フモ−ル1の位置決め部11を
嵌合させてあるため、取付けたル−フモ−ル1の長手方
向のずれが防止される。これにより、ル−フモ−ル1の
端部と、他の部位との間に、隙間を生じさせることな
く、ル−フモ−ル1を安定して固定することができるの
で、美しい外観が維持できる。
【0035】次に、本発明の第2の実施の形態を図10
〜図12に基づいて説明する。なお、この実施の形態も
ル−フモ−ルの場合であり、前記した第1の実施形態と
同一部材は同一符号を付し、その説明を省略する。
〜図12に基づいて説明する。なお、この実施の形態も
ル−フモ−ルの場合であり、前記した第1の実施形態と
同一部材は同一符号を付し、その説明を省略する。
【0036】このル−フモ−ル41は長尺体の硬質樹脂
部2の裏面に支持部3が一体成形されたモ−ル本体4
に、取付け脚部5が接合されている。取付け脚部5は支
持部3に接合される側が幅狭の断面略やじり状をなす。
部2の裏面に支持部3が一体成形されたモ−ル本体4
に、取付け脚部5が接合されている。取付け脚部5は支
持部3に接合される側が幅狭の断面略やじり状をなす。
【0037】取付け脚部5の下面側は底面7とされ、こ
の両側は当接面8とされている。当接面8は後述する押
上げ片56の傾斜辺56Aに当接する部位である。取付
け脚部5の幅狭の部分は取付け用クリップ51の係合爪
54が係合する係合凹部9とされる。
の両側は当接面8とされている。当接面8は後述する押
上げ片56の傾斜辺56Aに当接する部位である。取付
け脚部5の幅狭の部分は取付け用クリップ51の係合爪
54が係合する係合凹部9とされる。
【0038】図10(イ)に示すように、ル−フモ−ル
41の取付け脚部5の所定部位には、外方に張出した位
置決め部11が形成されている。位置決め部11は取付
け脚部5の両側に張出した図2(ロ)の形状に形成され
ている。
41の取付け脚部5の所定部位には、外方に張出した位
置決め部11が形成されている。位置決め部11は取付
け脚部5の両側に張出した図2(ロ)の形状に形成され
ている。
【0039】ル−フモ−ル41はル−フ溝32Aの長さ
に対応する長さとされ、ル−フモ−ル41の両端には端
末部材15が取付けられている。
に対応する長さとされ、ル−フモ−ル41の両端には端
末部材15が取付けられている。
【0040】図10(ロ)はル−フモ−ル41を取付け
るための取付け用クリップ51を示す。図10(ロ)に
示すように、取付け用クリップ51は細長状の底板52
の長手方向両端部両側に各一組の側板53を立設した上
向きの略コ字状に形成されている。各側板53の上縁内
側には係合爪54が形成されている。一組の両係合爪5
4間を含む上側が開口部55とされる。係合爪54を設
けた各側板53は開口部55を開く方向へ撓み可能であ
ることより、各一組の係合爪54間に取付け脚部5を挿
入し係合凹部9に係合爪54を係合させ得る。
るための取付け用クリップ51を示す。図10(ロ)に
示すように、取付け用クリップ51は細長状の底板52
の長手方向両端部両側に各一組の側板53を立設した上
向きの略コ字状に形成されている。各側板53の上縁内
側には係合爪54が形成されている。一組の両係合爪5
4間を含む上側が開口部55とされる。係合爪54を設
けた各側板53は開口部55を開く方向へ撓み可能であ
ることより、各一組の係合爪54間に取付け脚部5を挿
入し係合凹部9に係合爪54を係合させ得る。
【0041】図10(ロ)に示すように、長手方向両側
板53間の底板52上には、幅方向の2枚を一組とする
押上げ片56が長手方向の前後対称に位置決め部11を
挿入する嵌合部58を有して二組立設されている。
板53間の底板52上には、幅方向の2枚を一組とする
押上げ片56が長手方向の前後対称に位置決め部11を
挿入する嵌合部58を有して二組立設されている。
【0042】押上げ片56は略三角形状をなし、傾斜辺
56Aの高位部下端側において、かつ底板52より底辺
が浮いた状態で底板52上面に取付け片57にて支持さ
れている。押上げ片56は底辺を浮かせた状態で高位側
の取付け片57にて支持されているので、溝幅方向の撓
み変形可能である。
56Aの高位部下端側において、かつ底板52より底辺
が浮いた状態で底板52上面に取付け片57にて支持さ
れている。押上げ片56は底辺を浮かせた状態で高位側
の取付け片57にて支持されているので、溝幅方向の撓
み変形可能である。
【0043】各一組は押上げ片56の傾斜辺56Aの低
位側(自由端側)が幅狭となるハ字状に配置されて取付
けられている。すなわち、図10(ロ)に示すように、
二組の押上げ片56は位置決め部11の嵌合部58とな
る隙間を有し、かつ幅広側を対向させてハ字状に取付け
られている。押上げ片56の傾斜辺56Aと当接面8は
本発明の付勢手段に対応する。なお、押上げ片56は必
ずしも二組を必要とせず、一組としてもよい。
位側(自由端側)が幅狭となるハ字状に配置されて取付
けられている。すなわち、図10(ロ)に示すように、
二組の押上げ片56は位置決め部11の嵌合部58とな
る隙間を有し、かつ幅広側を対向させてハ字状に取付け
られている。押上げ片56の傾斜辺56Aと当接面8は
本発明の付勢手段に対応する。なお、押上げ片56は必
ずしも二組を必要とせず、一組としてもよい。
【0044】ハ字状をなす一組の押上げ片56の傾斜辺
56Aは係合爪54にて係合したル−フモ−ル41の取
付け脚部5を充分持上げた状態で当接面8と当接するよ
うに形成される。
56Aは係合爪54にて係合したル−フモ−ル41の取
付け脚部5を充分持上げた状態で当接面8と当接するよ
うに形成される。
【0045】しかして、ル−フモ−ル41は、前記取付
け用クリップ51を使用して自動車31のル−フ32の
ル−フ溝32Aに取付けられる(図9参照)。すなわ
ち、ル−フ溝32Aの端部,中間部などの所定位置に
は、開口部55を上向きにした取付け用クリップ51が
接着テ−プTにて接着される。なお、取付け用クリップ
51の取付け位置はル−フモ−ル41の位置決め部11
が嵌合部58に嵌合させ得るように考慮される。
け用クリップ51を使用して自動車31のル−フ32の
ル−フ溝32Aに取付けられる(図9参照)。すなわ
ち、ル−フ溝32Aの端部,中間部などの所定位置に
は、開口部55を上向きにした取付け用クリップ51が
接着テ−プTにて接着される。なお、取付け用クリップ
51の取付け位置はル−フモ−ル41の位置決め部11
が嵌合部58に嵌合させ得るように考慮される。
【0046】次いで、ル−フ溝32A内に接着固定した
取付け用クリップ51上には、取付け脚部5を取付け用
クリップ51側に向けてル−フモ−ル41を配置し、ル
−フモ−ル41の取付け脚部5を取付け用クリップ51
の開口部55に押え込み、ル−フモ−ル41が取付け用
クリップ51に係合固定される(図11,図12参
照)。
取付け用クリップ51上には、取付け脚部5を取付け用
クリップ51側に向けてル−フモ−ル41を配置し、ル
−フモ−ル41の取付け脚部5を取付け用クリップ51
の開口部55に押え込み、ル−フモ−ル41が取付け用
クリップ51に係合固定される(図11,図12参
照)。
【0047】かくして、取付け用クリップ51にル−フ
モ−ル41を取付けた取付け構造は、図11に示すよう
にル−フ溝32Aに接着された取付け用クリップ51に
対してル−フモ−ル41が係合固定され、ル−フモ−ル
41の硬質樹脂部2によりル−フ溝32Aが覆われた状
態とされる。ル−フモ−ル41は、取付け脚部5の両側
の係合凹部9に取付け用クリップ51の開口部55内側
の係合爪54が係合し、かつ押上げ片56の傾斜辺56
Aが取付け脚部5の当接面8と当接することにより、押
上げ片56を溝幅方向へ押広げるが、逆にその押上げ片
56の反力により傾斜片56Aを介して取付け脚部5を
常に、持上げ状に上方に付勢した状態にされる。
モ−ル41を取付けた取付け構造は、図11に示すよう
にル−フ溝32Aに接着された取付け用クリップ51に
対してル−フモ−ル41が係合固定され、ル−フモ−ル
41の硬質樹脂部2によりル−フ溝32Aが覆われた状
態とされる。ル−フモ−ル41は、取付け脚部5の両側
の係合凹部9に取付け用クリップ51の開口部55内側
の係合爪54が係合し、かつ押上げ片56の傾斜辺56
Aが取付け脚部5の当接面8と当接することにより、押
上げ片56を溝幅方向へ押広げるが、逆にその押上げ片
56の反力により傾斜片56Aを介して取付け脚部5を
常に、持上げ状に上方に付勢した状態にされる。
【0048】このため、取付け用クリップ51に取付け
たル−フモ−ル41は従来とは異なり、取付け後にがた
つくことがない。
たル−フモ−ル41は従来とは異なり、取付け後にがた
つくことがない。
【0049】この取付け構造は取付け用クリップ51の
嵌合部58にル−フモ−ル41の位置決め部11を嵌合
させてあるため、取付けたル−フモ−ル41の長手方向
のずれが防止される。これにより、ル−フモ−ル41の
端部と他の部位との間に、隙間を生じさせることなく、
ル−フモ−ル41を安定に固定させることができ、美し
い外観が維持できる。
嵌合部58にル−フモ−ル41の位置決め部11を嵌合
させてあるため、取付けたル−フモ−ル41の長手方向
のずれが防止される。これにより、ル−フモ−ル41の
端部と他の部位との間に、隙間を生じさせることなく、
ル−フモ−ル41を安定に固定させることができ、美し
い外観が維持できる。
【0050】前記した第1,第2の実施の形態は、押上
げ片28,56よりなる付勢手段を取付け用クリップ2
1,51側に設け、取付け用クリップ21,51の係合
爪26,54に係合したル−フモ−ル1,41を取付け
用クリップ21,51の付勢手段にて開口部24,55
側に付勢させる構造としたが、付勢手段は押上げ片より
構成されるものに限定することはなく、また取付け用ク
リップ側に設けたものに限るものではない。たとえば図
13に示すル−フモ−ル61と取付け用クリップ71、
あるいは図14に示すル−フモ−ル81と取付け用クリ
ップ91のように、ル−フモ−ルを持上げる付勢手段は
取付け用クリップに関連させてル−フモ−ル側に形成す
ることができる。
げ片28,56よりなる付勢手段を取付け用クリップ2
1,51側に設け、取付け用クリップ21,51の係合
爪26,54に係合したル−フモ−ル1,41を取付け
用クリップ21,51の付勢手段にて開口部24,55
側に付勢させる構造としたが、付勢手段は押上げ片より
構成されるものに限定することはなく、また取付け用ク
リップ側に設けたものに限るものではない。たとえば図
13に示すル−フモ−ル61と取付け用クリップ71、
あるいは図14に示すル−フモ−ル81と取付け用クリ
ップ91のように、ル−フモ−ルを持上げる付勢手段は
取付け用クリップに関連させてル−フモ−ル側に形成す
ることができる。
【0051】なお、図13,図14において、前記した
実施の形態と同じ部材は同一符号を付し、その説明を省
略する。
実施の形態と同じ部材は同一符号を付し、その説明を省
略する。
【0052】図13(イ)に示すル−フモ−ル61は、
取付け脚部5の下面側に円弧状の付勢手段62、あるい
は仮想線で示す略L形状の付勢手段63が設けられてい
る。このル−フモ−ル61は図13(ロ)に示す取付け
用クリップ71の開口部72より挿入し、付勢手段6
2,63の凹状の位置決め部64を取付け用クリップ7
1の凸状の嵌合部73に嵌合させて位置決めをするとと
もに、ル−フモ−ル61の取付け脚部5を取付け用クリ
ップ71の係合爪74に係合させて取付け構造が形成さ
れる。
取付け脚部5の下面側に円弧状の付勢手段62、あるい
は仮想線で示す略L形状の付勢手段63が設けられてい
る。このル−フモ−ル61は図13(ロ)に示す取付け
用クリップ71の開口部72より挿入し、付勢手段6
2,63の凹状の位置決め部64を取付け用クリップ7
1の凸状の嵌合部73に嵌合させて位置決めをするとと
もに、ル−フモ−ル61の取付け脚部5を取付け用クリ
ップ71の係合爪74に係合させて取付け構造が形成さ
れる。
【0053】また、図14(イ)に示すル−フモ−ル8
1は、取付け脚部5の下面に高さ方向への縮み変形又は
押しつぶれる突起状の付勢手段82が設けられている。
このル−フモ−ル81は図14(ロ)に示す取付け用ク
リップ91の開口部92より挿入し、取付け脚部5の凹
状の位置決め部83を取付け用クリップ91の凸状の嵌
合部93に嵌合させて位置決めをするとともに、ル−フ
モ−ル81の取付け脚部5を取付け用クリップ91の係
合爪94に係合させて取付け構造が形成される。
1は、取付け脚部5の下面に高さ方向への縮み変形又は
押しつぶれる突起状の付勢手段82が設けられている。
このル−フモ−ル81は図14(ロ)に示す取付け用ク
リップ91の開口部92より挿入し、取付け脚部5の凹
状の位置決め部83を取付け用クリップ91の凸状の嵌
合部93に嵌合させて位置決めをするとともに、ル−フ
モ−ル81の取付け脚部5を取付け用クリップ91の係
合爪94に係合させて取付け構造が形成される。
【0054】図13及び図14にて形成される取付け構
造においては、取付け用クリップ71,91に対し、ル
−フモ−ル61,81が上方へ付勢状態に取付けられる
ため取付け後にがたつきを生じない。
造においては、取付け用クリップ71,91に対し、ル
−フモ−ル61,81が上方へ付勢状態に取付けられる
ため取付け後にがたつきを生じない。
【0055】前述した各実施の形態はル−フモ−ルの場
合の例であったが、本発明はモ−ルに限らず、モ−ル様
の細長状装飾部材を各種ボデ−の溝部に装着する場合に
ついて広く適用することができる。
合の例であったが、本発明はモ−ルに限らず、モ−ル様
の細長状装飾部材を各種ボデ−の溝部に装着する場合に
ついて広く適用することができる。
【0056】
【発明の効果】請求項1の発明の装飾部材によれば、取
付けた際に、常にがたつきなく、かつ美しい外観が維持
できる。
付けた際に、常にがたつきなく、かつ美しい外観が維持
できる。
【0057】請求項2の発明の装飾部材によれば、請求
項1の発明の効果に加え、取付けた際に長手方向の固定
を良好になし得る。
項1の発明の効果に加え、取付けた際に長手方向の固定
を良好になし得る。
【0058】請求項3の発明の取付け用クリップによれ
ば、装飾部材を常にがたつきなく、かつ美しい外観で維
持するに適したものとなし得る。
ば、装飾部材を常にがたつきなく、かつ美しい外観で維
持するに適したものとなし得る。
【0059】請求項4の発明の取付け用クリップによれ
ば、請求項3の発明の効果に加え、取付けた装飾部材の
長手方向の固定を良好になし得る。
ば、請求項3の発明の効果に加え、取付けた装飾部材の
長手方向の固定を良好になし得る。
【0060】請求項5の発明の装飾部材の取付け構造に
よれば、取付けた装飾部材が常にがたつきなく、かつ美
しい外観を維持することができる。
よれば、取付けた装飾部材が常にがたつきなく、かつ美
しい外観を維持することができる。
【0061】請求項6の発明の装飾部材の取付け構造に
よれば、請求項6の発明の効果に加え、取付けた装飾部
材の長手方向の固定を良好になし得る。
よれば、請求項6の発明の効果に加え、取付けた装飾部
材の長手方向の固定を良好になし得る。
【図1】本発明の実施形態を示し、(イ)はル−フモ−
ルの要部を示す斜視図、(ロ)は取付け用クリップの斜
視図である。
ルの要部を示す斜視図、(ロ)は取付け用クリップの斜
視図である。
【図2】(イ)はル−フモ−ルの断面図、(ロ)はル−
フモ−ル位置決め部の断面図、(ハ)はル−フモ−ルの
他の位置決め部の断面図である。
フモ−ル位置決め部の断面図、(ハ)はル−フモ−ルの
他の位置決め部の断面図である。
【図3】取付け用クリップの平面図である。
【図4】取付け用クリップの側面図である。
【図5】ル−フモ−ルの取付け構造を示す側面図であ
る。
る。
【図6】ル−フモ−ルの取付け構造を示す平面図であ
る。
る。
【図7】図5の矢視Aにおけるル−フモ−ルの取付け構
造図である。
造図である。
【図8】図5のVIII−VIII線における断面図で
ある。
ある。
【図9】ル−フモ−ルを自動車のル−フ溝に適用した場
合の説明図である。
合の説明図である。
【図10】本発明の他の実施形態を示し、(イ)はル−
フモ−ルの要部を示す斜視図、(ロ)は取付け用クリッ
プの斜視図である。
フモ−ルの要部を示す斜視図、(ロ)は取付け用クリッ
プの斜視図である。
【図11】図10(イ)のル−フモ−ルの取付け構造図
である。
である。
【図12】図11のXII−XII線における断面図で
ある。
ある。
【図13】本発明の他の実施の形態を示し、(イ)はル
−フモ−ルの要部の斜視図、(ロ)は取付け用クリップ
の斜視図である。
−フモ−ルの要部の斜視図、(ロ)は取付け用クリップ
の斜視図である。
【図14】本発明のさらに他の実施形態を示し、(イ)
はル−フモ−ルの要部の斜視図、(ロ)は取付け用クリ
ップの斜視図である。
はル−フモ−ルの要部の斜視図、(ロ)は取付け用クリ
ップの斜視図である。
【図15】(イ)は従来のル−フモ−ルの斜視図、
(ロ)は従来の取付け用クリップの斜視図を示す。
(ロ)は従来の取付け用クリップの斜視図を示す。
【図16】(イ)は取付け用クリップに対する従来ル−
フモ−ルの取付け工程図、(ロ)は従来ル−フモ−ルの
取付け後の構造図である。
フモ−ルの取付け工程図、(ロ)は従来ル−フモ−ルの
取付け後の構造図である。
【図17】従来ル−フモ−ルの取付け構造における不具
合を示す説明図である。
合を示す説明図である。
1,41,61,81 ル−フモ−ル 4 モ−ル本体 5 取付け脚部 8 当接面 9 係合凹部 11,64,83 位置決め部 21,51,71,91 取付け用クリップ 24,55,72.92 開口部 25,58,73,93 嵌合部 26,54,74,94 係合爪 28,56 押上げ片 28A,56A 傾斜辺 32A ル−フ溝 62,63,82 付勢手段
Claims (6)
- 【請求項1】 ボデ−に取付けた取付け用クリップの開
口部の係合部に係合させて、該取付け用クリップに取付
けられる細長状の装飾部材であって、前記装飾部材は装
飾面を有する細長状の装飾部本体の底部に、係合部に係
合させた該装飾部本体を前記開口部外方へ付勢する付勢
手段が設けられてなることを特徴とした装飾部材。 - 【請求項2】 装飾部本体には、取付け用クリップに関
連させて装飾部材の長手方向の取付け位置を決める位置
決め手段が設けられていることを特徴とした請求項1に
記載の装飾部材。 - 【請求項3】 装飾面を有する細長状の装飾部本体の底
部に取付け脚部を有する装飾部材をボデ−側に取付ける
取付け用クリップであって、 取付け脚部を挿入する開口部には前記取付け脚部を係合
する係合部が設けられかつ開口部内には前記係合部に係
合させた装飾部本体を開口部外方に付勢する付勢手段が
設けられてなることを特徴とした取付け用クリップ。 - 【請求項4】 開口部内には装飾部材に関連させて装飾
部材の長手方向の取付け位置を決める位置決め手段が設
けられていることを特徴とした請求項3に記載の取付け
用クリップ。 - 【請求項5】 装飾面を有する細長状の装飾部本体の底
部に取付け脚部を有する細長状の装飾部材が、前記装飾
部材を固定する取付け用クリップによりボデ−に取付け
られた構造であって、取付け用クリップの開口部に挿入
された取付け脚部が開口部両側の係合部にて係合され、
係合された装飾部本体が開口部内の付勢手段にて開口部
外方へ付勢されてなることを特徴とした装飾部材の取付
け構造。 - 【請求項6】 装飾部材には、取付け用クリップに関連
させて装飾部材の長手方向の取付け位置を決める位置決
め手段が設けられていることを特徴とした請求項5に記
載の装飾部材の取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6697198A JPH11263171A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 装飾部材、その取付け用クリップ、及び装飾部材の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6697198A JPH11263171A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 装飾部材、その取付け用クリップ、及び装飾部材の取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11263171A true JPH11263171A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13331431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6697198A Pending JPH11263171A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 装飾部材、その取付け用クリップ、及び装飾部材の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11263171A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002283931A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Nifco Inc | モール取付用クリップおよびモール取付用クリップの取付構造 |
CN100355612C (zh) * | 2004-02-03 | 2007-12-19 | 东海兴业株式会社 | 嵌条固定结构,车顶嵌条以及固定夹 |
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