JPH1126144A - 誘導加熱式電気機器の設定電力調整構造 - Google Patents

誘導加熱式電気機器の設定電力調整構造

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JPH1126144A
JPH1126144A JP9173905A JP17390597A JPH1126144A JP H1126144 A JPH1126144 A JP H1126144A JP 9173905 A JP9173905 A JP 9173905A JP 17390597 A JP17390597 A JP 17390597A JP H1126144 A JPH1126144 A JP H1126144A
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JP
Japan
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induction heating
main body
volume
control board
electric device
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JP9173905A
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English (en)
Inventor
Tokuji Betsushi
篤司 別枝
Hiroyuki Nakagawa
博之 中川
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Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、不具合なく確実に誘導加熱コ
イルへの設定電力を調整可能とする。 【解決手段】 ボリューム15は、内容器側方の略垂直
面内に配設した制御基板13の外面に実装されている。
電気機器本体1には、ボリューム15を操作可能とする
開口部9が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導加熱式電気機
器、特に、誘導加熱式炊飯器の組立後に誘導加熱コイル
への設定電力の調整を容易とする設定電力調整構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、誘導加熱式炊飯器では、炊飯器本
体内に構成部品を組み付けた後、制御基板に実装したボ
リュームを操作して誘導加熱コイルへの設定電力を調整
するために、炊飯器本体の表示部に開口を形成するよう
にしている。そして、設定電力の調整が終了すれば、パ
ネルシートを貼着することにより表示部を完成すると同
時に開口を閉塞するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の設定電力調整装置では次のような問題があ
る。
【0004】すなわち、表示部のパネルシートは、構成
部品の組み付け後に貼着されるため、炊飯器本体の外側
から加圧及び加熱して接着しなければならない。炊飯器
本体は肉厚の薄い樹脂材料からなるため、加圧等を十分
に行うことができず、所望の接着状態を得ることができ
ない。このため、ユーザーが最も注目する表示部のパネ
ルシートが製品完成後に剥がれやすい。
【0005】また、ボリュームは一般にドライバーで操
作されるが、その近傍には種々の電気部品が実装されて
いるため、この電気部品にドライバーが接触して損傷さ
せる恐れもある。また、作業者の安全上も問題がある。
【0006】さらに、前記表示部は一般に炊飯器本体の
肩部の傾斜面に設けられているので、表示部の開口を介
して行う自動調整を炊飯器本体に対して斜め上方に配置
しなければならず、組立調整ラインのレイアウトが困難
になっている。
【0007】そこで、本発明は、簡単な構成で、不具合
なく確実に誘導加熱コイルへの設定電力を調整できる誘
導加熱式電気機器の設定電力調整構造を提供することを
課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための第1の手段として、内容器を誘導加熱する
誘導加熱コイルへの設定電力を、電気機器本体内に各構
成部品を組み付けた後、ボリュームを操作して調整する
ようにした誘導加熱式電気機器の設定電力調整構造にお
いて、前記ボリュームを、内容器側方の略垂直面内に配
設した制御基板の外面に実装し、前記電気機器本体にボ
リュームを操作可能とする開口を形成したものである。
【0009】この構成により、ボリュームを表示部とは
異なる位置に形成した開口を介して操作することができ
る。
【0010】また、本発明は、前記課題を解決するため
の第2の手段として、内容器を誘導加熱する誘導加熱コ
イルへの設定電力を、電気機器本体内に各構成部品を組
み付けた後、ボリュームを操作して調整するようにした
誘導加熱式電気機器の設定電力調整構造において、外部
から操作部材をボリュームに案内するスリーブを、電気
機器本体、前記ボリュームが実装される制御基板又は該
制御基板を保持する制御基板ホルダーに設けたものであ
る。
【0011】この構成により、操作部材を開口から挿入
すると、スリーブにガイドされて確実にボリュームに導
かれる。これにより、操作部材が制御基板に実装された
他の電気部品に干渉することがない。
【0012】さらに、本発明は、前記第1の手段と第2
の手段を組み合わせるようにしてもよい。すなわち、前
記ボリュームを、内容器側方の略垂直面内に配設した制
御基板の外面に実装し、前記電気機器本体に形成した開
口部からボリュームまで延びるスリーブを、電気機器本
体、制御基板又は該制御基板を保持する制御基板ホルダ
ーに設けるようにする。
【0013】なお、前記電気機器本体の開口を、設定電
力の調整後に閉塞する閉塞部材を設けると、外観上優
れ、かつ、完成後にボリュームが操作される危険がなく
なる点で好ましい。閉塞部材としては、パネルシートや
樹脂製の平板等が採用可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0015】図1は、本発明に係る設定電力調整構造を
備えた誘導加熱式炊飯器の部分断面図である。
【0016】この誘導加熱式炊飯器では、炊飯器本体1
内に内胴2及び保護枠3によって収容室4が形成されて
いる。収容室4内には取出可能に内鍋5が収容されてい
る。内鍋5は、保護枠3に保持した誘導加熱コイル6に
より誘導加熱可能となっている。
【0017】炊飯器本体1は、前面上部に表示部7を有
する。表示部7にはパネルシート8が貼着されている。
パネルシート8の貼着は、各構成部品を組み付ける前の
炊飯器本体1の部品の段階で行う。このため、炊飯器本
体1の内面側を適当な治具でガイドでき、十分にパネル
シートを加圧及び加熱することができる。したがって、
良好な貼着状態を得ることが可能である。
【0018】また、炊飯器本体1には表示部7の下方の
ほぼ垂直な面に開口部9が形成されている。この開口部
9は後述するボリューム15を操作するためのものであ
り、使用後にシート20等で閉塞される。
【0019】さらに、炊飯器本体1の前方空間には制御
基板ホルダー10が配設されている。制御基板ホルダー
10は、垂直壁部11と傾斜壁部12とからなる。
【0020】垂直壁部11には制御基板13がねじ止め
されている。制御基板13の前面には、電気回路部品が
実装されると共に、誘導回路のIGBT用ヒートシンク14
が固定されている。15は誘導加熱コイル6への設定電
力調整用のボリュームである。
【0021】また、垂直壁部11には矩形孔16が穿設
され、前記ヒートシンク14が前方に突出している。ま
た、矩形孔16の上方には板厚方向に突出するスリーブ
17が形成されている。スリーブ17は略円筒状で、一
端側の開口が前記炊飯器本体の開口部9の近傍に位置
し、他端部の開口が前記制御基板13に実装したボリュ
ーム15の近傍に位置している。
【0022】傾斜壁部12には表示基板18が取り付け
られている。表示基板18は、炊飯器本体1に制御基板
ホルダー10を組み付けた際、炊飯器本体1の表示部7
から液晶部分が視認可能となる。
【0023】前記構成の誘導加熱式炊飯器では、各構成
部品の組付け後、誘導加熱コイル6の設定電力の調整を
行う。この調整では、ドライバー等の操作部材19を炊
飯器本体1の開口部9から挿入する。ドライバーは、制
御基板ホルダー10に形成したスリーブ17にガイドさ
れてボリューム15に導かれる。このため、炊飯器本体
1の前面と制御基板13との距離に拘わらず、確実にボ
リューム15を操作して誘導加熱コイル6の設定電力を
調整することが可能である。また、操作部材19が他の
電気回路部品に接触して損傷させる心配もない。さら
に、操作部材19の操作を自動調整機によって行うこと
ができるが、この場合、自動調整機を炊飯器本体1に対
して側方に設置できるため、組立調整ラインのレイアウ
トが容易になる。
【0024】こうして誘導加熱コイル6の設定電力の調
整作業が終了すれば、開口部9を外観を損なわないシー
ト20等で閉塞し、外部からボリューム15を操作不能
とする。この際、シート20を炊飯器本体1の凹部に落
とし込めばさらに安全である。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る誘導加熱式電気機器の設定電力調整構造によれ
ば、ボリュームを表示部とは異なる位置から操作可能と
したので、表示部に予めパネルシートを貼着しておくこ
とができ、強固な接着状態を得ることができる。
【0026】また、電気機器本体にスリーブを形成した
ので、設定電力の調整時にドライバー等の操作部材が他
の電気部品に接触して損傷させるといった不具合も発生
しない。
【0027】さらに、自動調整機を炊飯器本体に対して
側方に設置でき、組立調整ラインのレイアウトが容易に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る設定電力調整構造を備えた誘導
加熱式炊飯器の部分断面図である。
【符号の説明】
1 炊飯器本体 9 開口部 13 制御基板 15 ボリューム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容器を誘導加熱する誘導加熱コイルへ
    の設定電力を、電気機器本体内に各構成部品を組み付け
    た後、ボリュームを操作して調整するようにした誘導加
    熱式電気機器の設定電力調整構造において、 前記ボリュームを、内容器側方の略垂直面内に配設した
    制御基板の外面に実装し、前記電気機器本体にボリュー
    ムを操作可能とする開口部を形成したことを特徴とする
    誘導加熱式電気機器の設定電力調整構造。
  2. 【請求項2】 内容器を誘導加熱する誘導加熱コイルへ
    の設定電力を、電気機器本体内に各構成部品を組み付け
    た後、ボリュームを操作して調整するようにした誘導加
    熱式電気機器の設定電力調整構造において、 外部から操作部材をボリュームに案内するスリーブを、
    電気機器本体、前記ボリュームが実装される制御基板又
    は該制御基板を保持する制御基板ホルダーに設けたこと
    を特徴とする誘導加熱式電気機器の設定電力調整構造。
  3. 【請求項3】 内容器を誘導加熱する誘導加熱コイルへ
    の設定電力を、電気機器本体内に各構成部品を組み付け
    た後、ボリュームを操作して調整するようにした誘導加
    熱式電気機器の設定電力調整構造において、 前記ボリュームを、内容器側方の略垂直面内に配設した
    制御基板の外面に実装し、前記電気機器本体に形成した
    開口部からボリュームまで延びるスリーブを、電気機器
    本体、制御基板又は該制御基板を保持する制御基板ホル
    ダーに設けたことを特徴とする誘導加熱式電気機器の設
    定電力調整構造。
  4. 【請求項4】 前記電気機器本体の開口部を、設定電力
    の調整後に閉塞する閉塞部材を設けたことを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の誘導加熱式電
    気機器の設定電力調整構造。
JP9173905A 1997-06-30 1997-06-30 誘導加熱式電気機器の設定電力調整構造 Pending JPH1126144A (ja)

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