JPH11259887A - 光学記録再生装置 - Google Patents

光学記録再生装置

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JPH11259887A
JPH11259887A JP10057641A JP5764198A JPH11259887A JP H11259887 A JPH11259887 A JP H11259887A JP 10057641 A JP10057641 A JP 10057641A JP 5764198 A JP5764198 A JP 5764198A JP H11259887 A JPH11259887 A JP H11259887A
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JP10057641A
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Takeshi Irita
丈司 入田
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体浸レンズを搭載したスライダー型ヘッド
のトラッキング動作制御を高精度で行う。 【解決手段】 光磁気ディスク2を回転運動させるスピ
ンドルモータ1と、ディスク2の記録面2aに置かれて
空気ベアリングによりこの記録面から浮上して位置する
スライダー11と、このスライダーにおける記録面に近
接する位置に配設された固体浸レンズ12および対物レ
ンズ13と、先端部においてスライダーを保持するヘッ
ドアーム4と、スライダーを空気ベアリングにより記録
面から浮上した状態のままディスクの半径方向に走査移
動(トラッキング運動)させるボイスコイルモータと、
記録再生光を照射する光照射装置5とを有して光学記録
装置が構成される。さらに光照射装置5から射出され対
物レンズ13および固体浸レンズ12を通って集光され
て光磁気ディスク2に至る記録再生光の光路が少なくと
も可動光学ミラー20を用いて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、光磁
気ディスク等を用いた情報の記録再生のように、光学的
に情報を記録再生する光学記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光学的に情報を記録または再生す
る装置またはシステム、特に光磁気記録再生装置または
システムにおいて、記録密度を向上させることを目的と
して、固体浸レンズ(ソリッドイマージョンレンズまた
はSILとも称される)を用いて、光学系の実効的な開
口数を1以上にする記録方式が提案されている。例え
ば、固体浸レンズを光磁気ディスクのフライングヘッド
上に搭載した実験例が B.D.Terris らによって、Applie
d Physics Letter 68(2),141-143 (1996) に示されてい
る。そのヘッドの先端部分を図14に示しており、この
ヘッド90は、空気ベアリングにより浮上するスライダ
ー91上に固体浸レンズ92を搭載し、固体浸レンズ9
2の上部には固体浸レンズ92に光線を収束入射させる
対物レンズ93を配置して構成されている。
【0003】このような構成では、固体浸レンズ92と
記録媒体95との距離は、スライダー構造とその荷重お
よび、記録媒体の回転に伴い発生する空気ベアリングに
よる浮上力とのバランスによって決まり、常に一定の距
離となるため、フォーカスサーボ機構が不要である。こ
のようなヘッドを用いた光記録再生装置の場合には、こ
のヘッドをヘッドアームの先端に取り付け、このアーム
の根本に設けられたボイスコイルモータの回転駆動によ
り、ヘッドを記録媒体の回転に対する半径方向(回転方
向と回転面内で交差する方向)に移動(走査)させるこ
とにより、すなわち、トラッキング動作を行わせること
により、記録再生を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来から用いられている装置では、トラッキング動
作(走査運動)の制御は、ヘッドの根本に設けられたボ
イスコイルモータの回転制御のみによっているため、細
かなトラッキング動作の制御が難しいという問題があ
る。特に、最近では高密度記録再生が要求され、上記の
ような固体浸レンズを搭載したスライダー型ヘッドを用
いれば、トラックピッチが1μm以下となるような細か
なピッチの記録も可能となるのであるが、このような細
かなトラックピッチに対して高精度にトラッキング動作
制御を行うことが難しいという問題がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みたもので、
固体浸レンズを搭載したスライダー型ヘッドを用いて高
密度記録再生が可能な光学記録再生装置において、トラ
ッキング動作制御を高精度で行うことが可能な光学ヘッ
ドおよび光学記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】このような目
的達成のため、本発明においては、光記録媒体(例え
ば、光磁気ディスク)を保持して平面運動(例えば、回
転運動)させる媒体駆動機構(例えば、実施形態におけ
る光磁気ディスク2を回転させるスピンドルモータ1)
と、この媒体駆動機構により駆動されて平面運動する光
記録媒体の記録面(通常は、上面もしくは表面)に置か
れて空気ベアリングによりこの記録面から浮上して位置
するスライダーと、このスライダーにおける光記録媒体
の記録面に近接する位置に配設された固体浸レンズと、
先端部においてスライダーを保持するヘッドアームと、
スライダーを空気ベアリングにより記録面から浮上した
状態のまま平面運動方向(回転方向)と異なる方向(半
径方向)に走査移動させるようにヘッドアームを走査運
動(トラッキング運動)させるアーム駆動機構(例え
ば、実施形態におけるボイスコイルモータ)と、記録再
生光を照射する記録再生光源(例えば、レーザ光源)と
を有して光学記録装置が構成され、さらに記録再生光源
から射出され固体浸レンズを通って集光されて光記録媒
体に至る記録再生光の光路が少なくとも可動光学ミラー
を用いて構成される。
【0007】このような構成の光学ヘッドを用いて光記
録再生を行う場合には、光記録媒体(光磁気ディスク)
を平面運動(回転運動)させた状態で、ヘッドアームに
保持されたスライダーを光記録媒体の記録面上に置く。
このとき、スライダーと光記録媒体との相対運動により
生じる空気ベアリング効果によりスライダーは光記録媒
体の記録面から一定の距離を保って浮いた状態となる。
そして、記録再生光源(レーザ光源)から上記光路を通
って固体浸レンズに記録再生光を照射すると、この記録
再生光は固体浸レンズにより集光されて光記録媒体に集
光スポットが形成され、この集光スポットを用いて情報
の記録再生が行われる。この集光スポットのサイズは、
固体浸レンズの屈折率をnとすると固体浸レンズがない
場合に比べて1/nとなるため、非常に小さな集光スポ
ットにより情報の記録再生が可能となり、極く細いトラ
ックピッチでの高密度記録再生が可能となる。なお、空
気ベアリングにより常に一定の距離を保ってスライダー
が浮上した状態となるため、フォーカシング機構を用い
なくても集光スポットを常に光記録媒体の記録面に形成
させることができる。
【0008】ところで、このように極く細いトラックピ
ッチでの高密度記録を行わせるときには、このトラック
ピッチに対応した非常に高精度なトラッキング移動制御
を行う必要がある。本発明の光学ヘッドを用いる場合、
先端にスライダーを保持するヘッドアームをアーム駆動
機構(例えば、ボイスコイルモータ等)により駆動(例
えば、回転駆動)して基本的なトラッキング移動制御が
行われる。このトラッキング移動制御は従来から知られ
ている制御であり、あまり高精度な制御、特に本発明の
装置のように固体浸レンズを用いて形成された非常に小
さな集光スポットを用いた高密度記録に対応する高精度
な制御は難しい。
【0009】このようなことから、本発明の光学記録再
生装置においては、記録再生光源から射出され固体浸レ
ンズを通って集光されて光記録媒体に至る記録再生光の
光路に、少なくとも可動光学ミラーを用いており、この
可動光学ミラーによりその反射面角度を微小変化させ、
光路の光軸の角度をわずかに変動させて、細かなトラッ
キング移動制御を行うようになっている。このため、ボ
イスコイルモータ等の回転駆動制御では難しい細かなト
ラッキング移動制御を、可動光学ミラーにより補うこと
が可能で、極く細いトラックピッチでの高密度記録再生
を正確に行うことが可能である。
【0010】このため、可動光学ミラーは、記録再生光
用の光路の光軸を記録面において走査移動方向(半径方
向)に微小移動させるように、すなわち、記録面に形成
される集光スポットを走査移動方向に微小移動させるよ
うに、反射面が可動となって構成される。これにより、
微小なトラッキング移動制御が可能となる。なお、可動
光学ミラーを、静電力、圧電力もしくは電磁力駆動によ
り反射面が可動されるように構成することができ、これ
により、適切な可動制御が可能となる。
【0011】本発明に係る光学記録再生装置において、
記録再生光用の光路を、上記の可動光学ミラーと少なく
とも一つの固定光学ミラーとから構成することができ、
この場合、記録再生光用の光路を形成するための反射面
を一つ有する固定光学ミラーを用いても良く、記録再生
光用の光路を形成するための反射面を複数有する固定光
学ミラーを用いても良い。このように固定光学ミラーと
組み合わせることにより、光路形成の自由度が高くな
り、且つ可動光学ミラーの配置位置の自由度も高くな
り、装置構成をよりコンパクト且つ簡単にすることが容
易になる。
【0012】これら可動光学ミラーおよび固定光学ミラ
ーをともにヘッドアーム上に設けて記録再生光の光路を
形成することが可能である。また、可動光学ミラーをヘ
ッドアーム上に設けるとともに固定光学ミラーをスライ
ダー上に設けて記録再生光の光路を形成することも可能
である。スライダーは空気ベアリングにより光記録媒体
の記録面から浮上した状態にあり、光記録媒体の平面運
動(回転運動)により上下に細かく振動するため、ミラ
ーをスライダー上に設ける場合には、この細かな振動の
影響を受けるという問題があるが、ミラーを固体浸レン
ズに近づけて配置できるという利点がある。一方、ヘッ
ドアーム上にミラーを配設する場合には、振動の問題は
ないが、ミラーが固体浸レンズから離れて位置する。こ
のため、これら長短所を考慮した上で、適切なミラー配
置を考慮するのが望ましい。
【0013】なお、本発明の光学記録再生装置において
は、スライダーの上に、固体浸レンズと対向するととも
に記録再生光の光路内に位置して、記録再生光を固体浸
レンズに集光させる対物レンズを配設するのが望まし
い。これにより、例えば、記録再生光源から平行光束状
態の記録再生光を対物レンズに照射し、対物レンズによ
りこの光を集光させて固体浸レンズに照射し、固体浸レ
ンズにより非常に小さな集光スポットを記録面に形成さ
せることができる。
【0014】スライダーにおける光記録媒体に対向する
位置にコイル状の導電性配線を設け、この導電性配線に
より光記録媒体の磁界変調を行わせることができるよう
にしても良く、これにより、記録のオーバーライトが可
能となる。
【0015】媒体駆動機構により複数の光記録媒体を保
持し、これら各光記録媒体に対応して、スライダーおよ
び固体浸レンズからなる光学ヘッドを複数設けて、本発
明に係る光学記録再生装置を構成することもできる。こ
れにより、複数の記録媒体と複数の光学ヘッドを有する
マルチプラッター型の光学記録再生装置を構成すること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。本発明の第1実施形
態としての光学記録再生装置を図1〜図3に示してお
り、この装置は、スピンドルモータ1により回転駆動さ
れる光磁気ディスク2と、その上面記録面2aの上に近
接して位置する光学ヘッド10と、この光学ヘッド10
を保持するヘッドアーム4と、このヘッドアーム4を回
動させるためのボイスコイルモータ(図示せず)と、記
録再生レーザー光を照射する光照射装置5とを有して構
成される。
【0017】光学ヘッド10はスライダー11を備えて
おり、スライダー11は回転する光磁気ディスク2の上
面記録面2aの上に位置し、空気ベアリング効果により
上面記録面2aから一定微小距離だけ浮上した状態とな
る(すなわち、フライングヘッドを構成する)。ヘッド
アーム4は、ボイスコイルモータに繋がれて回転駆動さ
れる回転軸4a(図1における紙面に垂直な中心線を中
心として回動される)と、この回転軸4aの上端から水
平に延びたアーム部4bと、アーム部4bの先端におい
て光学ヘッド10を上下の移動を許容するようにして支
持するサスペンション部(ジンバル)4cとから構成さ
れる。ボイスコイルモータにより回転軸4aが回転駆動
されるとアーム部4bが水平に揺動移動され、光学ヘッ
ド10を光磁気ディスク2の回転方向に対してほぼ直角
方向(径方向)に移動させて光学ヘッド10が光磁気デ
ィスク2の上面記録面2a上で走査される。すなわち、
ボイスコイルモータによりトラッキング制御が行われ
る。
【0018】光学ヘッド10において、スライダー11
に上方に広がる円形テーパ状の空隙11aが形成され、
空隙11aの下部には固体浸レンズ12が配設され、上
部には対物レンズ13が配設されている。なお、空隙1
1aを透明もしくは光透過性を有する材料で充満させて
も良い。対物レンズ13の上方に、アーム部4bに固定
されたマイクロプリズム15が配設され、その反射面1
5aには高反射膜が設けられている。このことから分か
るように、マイクロプリズム15は固定ミラーとして用
いられている。さらに、マイクロプリズム15の入射側
に対向して微動可動ミラー20が配設されている。
【0019】微動可動ミラー20は、アーム部4bに取
り付けられたボディ25内に上下一対のアクチュエータ
22,23が配設され、これらアクチュエータ22,2
3により反射ミラー部材21が垂直に位置して保持され
て構成されている。アクチュエータ22,23は各位置
において反射ミラー部材21を前後にわずかに移動させ
るようになっており、これにより、マイクロプリズム1
5に向かう光束の光軸を上下にわずかに揺動させる(振
る)制御が可能である。この結果、マイクロプリズム1
5の反射面15aに反射された光の光軸を図2において
矢印Aで示す方向(この方向はボイスコイルモータによ
る光学ヘッドのトラッキング移動方向と同一方向)に移
動させることができる。なお、このアクチュエータ2
2,23としては、静電力駆動、圧電力駆動もしくは電
磁力駆動のアクチュエータを用いることができる。
【0020】ヘッドアーム4の回転軸4aの上部には光
照射装置5に斜めに対向して固定反射ミラー6が配設さ
れており、光照射装置5から照射される記録再生レーザ
ー光は、図1及び図2に鎖線で示すように、固定反射ミ
ラー6および微動可動ミラー20により反射されてマイ
クロプリズム15に導かれる。このようにしてマイクロ
プリズム15に導かれた記録再生レーザー光は、マイク
ロプリズム15の反射面15aにより反射された後、対
物レンズ13により集光されて固体浸レンズ12に入射
し、固体浸レンズ12により極く小さな集光スポットが
光磁気ディスク2の上面記録面2aに形成される。
【0021】以上のような構成の光学記録再生装置の作
動を説明する。まず光磁気ディスク2をスピンドルモー
タ1により所定の速度で回転させる。このとき、ヘッド
アーム4のサスペンション部4cに支持されてディスク
2の上面記録面2a上に配置された光学ヘッド10は、
空気ベアリング効果によりスライダー11が上面記録面
2aから微小距離だけ浮上した状態となる。この状態
で、光照射装置5から記録再生レーザー光が照射され、
鎖線で示すように、反射ミラー6および微動可動ミラー
20により反射されてマイクロプリズム15に入射す
る。そして、マイクロプリズム15の反射面15aで反
射されて対物レンズ13により集光されて固体浸レンズ
12に入射して集束され、光磁気ディスク2の上面記録
面2aに小さな集光スポットが形成される。
【0022】ここで光磁気ディスク2は定速回転で駆動
されており、スライダー1の浮上量は常に一定であり、
固体浸レンズ12から集光スポットまでの距離と同一と
なるように設定されている。このため、光磁気ディスク
2の上面記録面2aに常に集光スポットを形成させるこ
とが可能であり、従来のようにフォーカシング機構を設
ける必要はない。
【0023】このように形成される集光スポット光によ
り情報の記録を行うときには、まず集光スポット部をこ
こに照射されるレーザー光によりキュリー温度以上に加
熱し、外部より印加される磁界によりこの部分の磁性を
変化させて情報記録を行うのであるが、これについては
すでに周知のことなので、磁界を印加する装置は図示せ
ず、その作動説明も省略する。また情報の再生(読み取
り)についても、磁気光学カー効果を検出する装置が用
いられるがこれについても図示およびその説明を省略す
る。
【0024】このような記録再生は、光磁気ディスク2
の回転に対応して光学ヘッド10を光磁気ディスク2の
半径方向に移動させて(走査して)行われ、この光学ヘ
ッド10の走査すなわちトラッキングは、ヘッドアーム
4の根本に配置されたボイスコイルモータによりヘッド
アーム4を回動させて行われる。但し、ここではボイス
コイルモータは粗動サーボとして用いられ、ヘッドアー
ム4の比較的低速成分の制御を司る。すなわち、ボイス
コイルモータによるトラッキングの制御精度には限界が
あり細かなトラッキング制御は難しいためこれを粗動サ
ーボ制御に用い、粗動サーボ制御では追いきれない微小
で高速な成分の制御は、微動可動ミラー20により光軸
を僅かに移動させて微動サーボをかけることで行う。
【0025】これを具体的に説明すると、上述のように
微動可動ミラー20のアクチュエータ22,23により
反射ミラー部材21を揺動させ、マイクロプリズム15
に至る光軸を上下に揺動させると、光磁気ディスク2の
上面記録面2aに形成される集光スポットを、ボイスコ
イルモータによるトラッキング制御方向と同一方向(図
2に示す矢印A方向)に微小移動させることができる。
この移動制御はアクチュエータ22,23により高精度
且つ高速で行うことができ、ボイスコイルモータ(粗動
サーボ)によるトラッキング制御では追いきれない微小
で高速な成分の制御を行うことができ、これにより超高
密度での光記録再生が可能となる。
【0026】すなわち、本装置によれば、固体浸レンズ
12を用いて極く小さな集光スポットを形成するととも
に、微動可動ミラー20による極く細かなトラッキング
制御を行うことにより、超高密度での光再生記録を可能
としている。
【0027】なお、上記第1の実施形態における微動可
動ミラー20の代わりに固定ミラーを用い、マイクロプ
リズム15の反射面15aをアクチュエータにより可動
制御可能となるように構成しても良い。この場合、光照
射装置から記録再生レーザ光をマイクロプリズムの反射
面に直接照射するように構成しても良く、こうすれば可
動ミラー面を有したマイクロプリズムのみが必要で固定
ミラーを用いなくても光記録再生装置を構成することが
できる。
【0028】次に、本発明の第2の実施形態について、
図4および図5を参照して説明する。なお、以下に示す
各実施形態において、上述の第1の実施形態を構成する
構成要素と同一機能を有する要素については同一番号を
付与して説明する。この光学記録再生装置において、光
磁気ディスク2を回転駆動するスピンドルモータ1、ヘ
ッドアーム4(およびボイスコイルモータ)、記録再生
レーザー光を照射する光照射装置5、固定反射ミラー6
および微動可動ミラー20については、図1〜図3に示
した装置のものと同一である。
【0029】この装置においては、光学ヘッド110
は、マイクロプリズム15も含んで構成される点が上記
第1の実施形態と異なる。すなわち、第1の実施形態に
おいてはマイクロプリズム15はヘッドアーム4のアー
ム部4bの上に固設されているが、第2の実施形態にお
いてはマイクロプリズム15はスペーサ16を介してス
ライダ11の上に取り付けられており、光学ヘッド11
0の構成部品である。但し、これ以外の構成部品、すな
わち、スライダ11、固体浸レンズ12、対物レンズ1
3等は第1実施形態と同一である。
【0030】以上のような構成の第2の実施形態に係る
光学記録再生装置の作動を説明する。光磁気ディスク2
をスピンドルモータ1により所定の速度で回転させと、
サスペンション部4cを介してヘッドアーム4に支持さ
れてディスク2の上面記録面2a上に配置された光学ヘ
ッド110は、空気ベアリング効果によりスライダー1
1が上面記録面2aが微小距離だけ浮上した状態とな
る。この状態で、光照射装置5から記録再生レーザー光
が照射され、反射ミラー6および微動可動ミラー20に
より反射されてマイクロプリズム15に入射する。そし
て、マイクロプリズム15の反射面15aで反射されて
対物レンズ13により集光されて固体浸レンズ12に入
射して集束され、光磁気ディスク2の上面記録面2aに
集光スポットが形成される。そして、このように形成さ
れた集光スポット光により情報の記録再生が行われる。
【0031】このような記録再生に際して、光磁気ディ
スク2の回転に対応して光学ヘッド110を光磁気ディ
スク2の半径方向に走査(トラッキング)させる制御
は、ボイスコイルモータによりヘッドアーム4を回動さ
せて行われる。但し、ここでもボイスコイルモータは粗
動サーボとして用いられ、ヘッドアーム4の比較的低速
成分の制御を行わせ、粗動サーボ制御では追いきれない
微小で高速な成分の制御は、微動可動ミラー20のアク
チュエータ22,23により微動サーボをかけることで
行う。これにより超高密度での光記録再生が可能とな
る。
【0032】上述のように、第1の実施形態の場合には
マイクロプリズム15をヘッドアーム4のアーム部4b
の上に配設しているが、第2の実施形態の場合にはマイ
クロプリズム15をスライダー11の上において光学ヘ
ッド110を構成する部材となっている点が相違する。
ここで、光学ヘッド10,110は空気ベアリングによ
り光磁気ディスク2の記録面2aから常に一定の間隔を
有して位置するため、光磁気ディスク2の記録面2aに
うねりがあるような場合に、光磁気ディスク2の回転に
応じてこのうねりに伴い光学ヘッドが上下に細かく移動
(振動)することがある。しかし、ヘッドアーム4のア
ーム部4bはサスペンション部4cを介して光学ヘッド
を支持しているため、アーム部4bはこのような振動の
影響を受けることがない。
【0033】このようなことに鑑みれば分かるように、
第1の実施形態の場合には、マイクロプリズム15はア
ーム部4bに配設されているため、上記のような上下振
動影響が及ばないという利点があるが、マイクロプリズ
ム15の位置が対物レンズ13(光学ヘッド10)から
離れ、また、光学ヘッド10の上下振動に応じてマイク
ロプリズム15と光学ヘッド10との距離が細かく変動
するという点が問題となるおそれがある。一方、第2の
実施形態の場合には、マイクロプリズム15が光学プリ
ズム110と一体であるため、細かな上下振動の影響を
受けるが、マイクロプリズム15を対物レンズ13に近
づけて配設することができ、且つ光学ヘッド110の上
下振動に影響されずに両者の間隔を一定に保持すること
ができるという利点がある。
【0034】なお、上記第2の実施形態においても、微
動可動ミラー20の代わりに固定ミラーを用い、マイク
ロプリズム15の反射面15aをアクチュエータにより
可動制御可能となるように構成しても良く、さらに、光
照射装置から記録再生レーザ光をマイクロプリズムの反
射面に直接照射するように構成しても良い。
【0035】図6に、上記第2の実施形態の光学ヘッド
の変形例を示しており、この光学ヘッド120において
は、スライダー11の上にマイクロミラー115を配設
している。マイクロミラー115は、高反射膜を有した
反射面115aが形成されており、上記マイクロプリズ
ム15と同様の作用をなす。この場合に、マイクロミラ
ーの反射面をアクチュエータに可動制御させても良い。
【0036】図7には、本発明の第3の実施形態に係る
光学記録再生装置を、光学ヘッド周辺について示してい
る。この装置においては、ヘッドアーム4のアーム部4
bの下面に微動可動ミラー20を配設し、さらに、アー
ム部4bの先端下面側においてサスペンション部4cを
介して光学ヘッド110を配設している。なお、この光
学ヘッド210は、図5に示した第2の実施形態に係る
光学ヘッド110と同一構成である。このような構成で
は、光学ヘッド110のみを光磁気ディスク2の記録面
2aに近づけて配設することが可能である。
【0037】本発明の第4の実施形態に係る光学記録再
生装置を図8、図9および図10に示している。この光
学記録再生装置は、図8に示す部分(微動可動ミラー3
20およびマイクロプリズム315)およびスライダー
311のみが、図1〜図3に示した第1の実施形態の装
置と異なっており、他の部分は図1および図3の構成と
同一である。このため、これら他の部分については図1
および図3も参照し、詳細説明は省略する。
【0038】まず、図8(および図9,図10)に示す
ように、この装置では、アーム部4bの上に、微動可動
ミラー320と、二つの反射面315a,315bを有
するマイクロプリズム(固定ミラー)315が配設され
ている。この微動可動ミラー320は、アーム部4bに
固設されたボディ内に、反射ミラー部材321を揺動自
在に支持するアクチュエータ322が配設されて構成さ
れている。そして、アクチュエータ322により反射ミ
ラー部材321を揺動させることにより、マイクロプリ
ズム315の反射面315a,315bにより反射され
て射出される光の光軸を図8において矢印Aで示すよう
に移動させる制御が可能であり、これにより微動サーボ
としての役割がなされる。
【0039】この装置の光学ヘッド310は、スライダ
ー311の底面に、固体浸レンズ12を囲むようにし
て、コイル状の導電性配線18を備えたマイクロコイル
17(図11参照)が埋め込まれている点が、第1の実
施形態に係る光学ヘッド10と異なり、他の構成は同一
である。この導電性配線18に通電することにより、光
磁気ディスク2の記録面2aにおけるマイクロコイル1
7が対向する部分の磁界変調を行い、記録のオーバーラ
イトを行うことが可能となっている。
【0040】このような構成により、第4の実施形態に
係る光学記録再生装置の場合にも、固体浸レンズ12を
用いて極く小さな集光スポットを形成するとともに、微
動可動ミラー320による極く細かなトラッキング制御
を行うことにより、超高密度での光再生記録が可能であ
る。なお、マイクロコイル17を利用して記録のオーバ
ーライトも可能である。
【0041】上記第4の実施形態に係る光学記録再生装
置では、マイクロプリズム315をヘッドアーム4のア
ーム部4bに配設しているが、このマイクロプリズム3
15を光学ヘッドを構成するスライダー311の上に配
設しても良い。このような構成を採用した第5の実施形
態に係る光学記録再生装置を図12および図13に示し
ている。この装置では、スライダー311の上にスペー
サ316を介してマイクロプリズム315が配設されて
おり、マイクロプリズム315が光学ヘッド310’の
構成部品となっている。
【0042】このような構成の第5の実施形態に係る光
学記録再生装置の場合でも、固体浸レンズ12を用いて
極く小さな集光スポットを形成するとともに、微動可動
ミラー320による極く細かなトラッキング制御を行う
ことにより、超高密度での光再生記録が可能である。こ
の場合にも、マイクロコイル17を利用して記録のオー
バーライトが可能である。
【0043】上記第4および第5の実施形態において
も、微動可動ミラー320の代わりに固定ミラーを用
い、マイクロプリズム315の反射面315aもしくは
315bをアクチュエータにより可動制御可能となるよ
うに構成しても良い。
【0044】以上の実施形態においては、ヘッドアーム
の回動制御には回転型アクチュエータであるボイスコイ
ルモータを用いてるが、リニア型アクチュエータにより
ヘッドアームの回動駆動を行うように構成しても良い。
また、光記録媒体は上記光磁気ディスクに限られるもの
ではなく、光ディスク等、光を用いた記録再生を行う媒
体すべてを含むものである。
【0045】さらに、以上の実施例に示したような本発
明に係る光学ヘッド構成では、光学ヘッド全体を小型
化、薄型化、軽量化することが可能である。このため、
この光学ヘッドを同一筐体内に積層配置し、光磁気ディ
スクと光学ヘッドを複数有するマルチプラッター型で小
型の光学記録再生装置を構成することもできる。
【0046】上記各実施形態における固体浸レンズは、
ガラス材料から構成することができ、ガラス材料の屈折
率n=1.5程度であるので、このようなガラス製固体
浸レンズを使用することにより、集光スポット径をこれ
を使用しない場合より、約67%程度まて小さくでき
る。但し、集光スポット径は1/nという比率で小さく
なるため、固体浸レンズを屈折率の大きな材料から作れ
ば、より一層集光スポット径を小さくすることが可能で
ある。このため、表1に示すような材料を用いて固体浸
レンズを作っても良い。
【0047】
【表1】 レンズ材料 屈折率 (波長650nm近傍の光に対する) チタン酸ストロンチウム(SrTiO3) 2.4 シリコンカーバイド(SiC) 2.6 ダイヤモンド 2.41 ルチル 2.6 ガリウム燐 3.3 硫化亜鉛 2.37 硫化砒素 2.5 ニオブ酸リチウム 2.28 酸化ジルコニウム 2.2 窒化シリコン 2.01
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固体浸レンズをスライダーに搭載した小型軽量な光学ヘ
ッドを用いるとともに、機械的なトラッキングを行うボ
イスコイルモータ等による粗動サーボと、光学的なトラ
ッキングを行う微動可動ミラー等による微動サーボとを
用いて高精度なトラッキング制御を行うことが可能とな
り、超高密度記録再生が可能となる。また、このように
小型軽量化できるため、光学ヘッド装置の慣性質量が小
さくなって高速トラッキングも可能となり、データアク
セス時間を短縮することが可能となる。さらに、光学ヘ
ッドが小型軽量化することにより光学記録再生装置全体
構成を小型軽量化することが可能であり、複数の記録媒
体と複数の光学ヘッドを有するマルチプラッター型の光
学記録再生装置を構成して、小型で且つ大容量の光学記
録装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光学記録再生装
置の構成を示す平面概略図である。
【図2】この光学記録再生装置の一部の構成を示す斜視
図である。
【図3】この光学記録再生装置を構成する光学ヘッド周
りを図1の矢印III−IIIに沿って示す側面概略図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る光学記録再生装
置の構成を示す平面概略図である。
【図5】この光学記録再生装置を構成する光学ヘッド周
りを図4の矢印V−Vに沿って示す側面概略図である。
【図6】この光学記録再生装置を構成する光学ヘッド周
りの変形例を示す側面概略図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る光学記録再生装
置の光学ヘッド周りの構成を示す側面概略図である。
【図8】本発明の第4の実施形態に係る光学記録再生装
置の一部を拡大して示す斜視図である。
【図9】この光学記録再生装置を構成する光学ヘッド周
りを示す側面概略図である。
【図10】この光学記録再生装置を構成する光学ヘッド
周りを示す正面概略図である。
【図11】この光学記録再生装置の光学ヘッドを構成す
るスライダーの底面を拡大して示す底面図である。
【図12】本発明の第5の実施形態に係る光学記録再生
装置を構成する光学ヘッド周りを示す側面概略図であ
る。
【図13】この光学記録再生装置を構成する光学ヘッド
周りを示す正面概略図である。
【図14】従来の光学ヘッド構成を示す正面概略図であ
る。
【符号の説明】
1 スピンドルモータ 2 光磁気ディスク 4 ヘッドアーム 12 固体浸レンズ 13 対物レンズ 15,315 マイクロプリズム(固定ミラー) 17 マイクロコイル 20,320 微動可動ミラー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光記録媒体を保持して平面運動させる媒
    体駆動機構と、 この媒体駆動機構により駆動されて平面運動する前記光
    記録媒体の記録面に置かれて空気ベアリングによりこの
    記録面から浮上して位置するスライダーと、 このスライダーにおける前記光記録媒体の記録面に近接
    する位置に配設された固体浸レンズと、 先端部において前記スライダーを保持するヘッドアーム
    と、 前記スライダーを前記記録面から空気ベアリングにより
    浮上した状態のまま前記平面運動方向と異なる方向に走
    査移動させるように、前記ヘッドアームを走査運動させ
    るアーム駆動機構と、 記録再生光を照射する記録再生光源とを有してなり、 この記録再生光源から射出され、前記固体浸レンズを通
    って集光されて前記光記録媒体に至る記録再生光の光路
    が、少なくとも可動光学ミラーを用いて構成されている
    ことを特徴とする光学記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記可動光学ミラーは、前記記録再生光
    の光路の光軸を前記記録面において前記走査移動方向と
    同一方向に微小移動させるように、反射面が可動となっ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の光学記録再生
    装置。
  3. 【請求項3】 前記可動光学ミラーは、静電力、圧電力
    もしくは電磁力駆動により前記反射面が可動されるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1もしくは2
    に記載の光学記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記記録再生光用の光路が、前記可動光
    学ミラーと少なくとも一つの固定光学ミラーとから構成
    されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の光学記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記固定光学ミラーが前記記録再生光用
    の光路を形成するための反射面を一つ有することを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の光学記録再生装
    置。
  6. 【請求項6】 前記固定光学ミラーが前記記録再生光用
    の光路を形成するための反射面を複数有することを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の光学記録再生装
    置。
  7. 【請求項7】 前記可動光学ミラーおよび前記固定光学
    ミラーが前記ヘッドアーム上に設けられて、前記記録再
    生光の光路を形成していることを特徴とする請求項1〜
    6のいずれかに記載の光学記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記可動光学ミラーが前記ヘッドアーム
    上に設けられるとともに前記固定光学ミラーが前記スラ
    イダー上に設けられて、前記記録再生光の光路を形成し
    ていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
    の光学記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記スライダーの上に、前記固体浸レン
    ズと対向するとともに前記記録再生光の光路内に位置し
    て、前記記録再生光を前記固体浸レンズに集光させる対
    物レンズが配設されていることを特徴とする請求項1〜
    8のいずれかに記載の光学記録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記スライダーにおける前記光記録媒
    体に対向する位置にコイル状の導電性配線が設けられ、
    この導電性配線により前記光記録媒体の磁界変調を行わ
    せることが可能であることを特徴とする請求項1〜9の
    いずれかに記載の光学記録再生装置。
  11. 【請求項11】 前記媒体駆動機構により複数の光記録
    媒体が保持され、これら各光記録媒体に対応して、前記
    スライダーおよび前記固体浸レンズからなる光学ヘッド
    が複数設けられていることを特徴とする請求項1〜10
    のいずれかに記載の光学記録再生装置。
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