JPH11273126A - 光学記録再生用固体浸レンズおよび光学記録再生装置 - Google Patents

光学記録再生用固体浸レンズおよび光学記録再生装置

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JPH11273126A
JPH11273126A JP10075149A JP7514998A JPH11273126A JP H11273126 A JPH11273126 A JP H11273126A JP 10075149 A JP10075149 A JP 10075149A JP 7514998 A JP7514998 A JP 7514998A JP H11273126 A JPH11273126 A JP H11273126A
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solid immersion
immersion lens
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Takeshi Irita
丈司 入田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度の光学記録再生が可能な光学記録再生
装置およびこの装置に適した固体浸レンズを得る。 【解決手段】 波長350nm〜700nmの少なくと
も一部の波長範囲のレーザ光を発生させるレーザ光源1
0と、光磁気ディスク1の表面記録面1aに近接して配
設されてレーザ光源からの光を集光する対物レンズ15
と、この対物レンズからのレーザ光束を受けて記録再生
用の集光スポットを記録面に形成させる固体浸レンズ1
6と、光磁気ディスク1を回転させるモータと、固体浸
レンズを回転している光磁気ディスクの記録面に近接さ
せた状態で固体浸レンズを半径方向に走査移動させる可
動光学系12とを有して構成される。ここで、固体浸レ
ンズ16は、レーザ光源10からのレーザ光に対する屈
折率が2.0以上となる材料から作られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を用いて
光ディスクなどの記録媒体への情報記録・再生を行う装
置、特に記録媒体に近接して固体浸レンズを配設してな
る光学記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光学的に情報を記録再生する装置
またはシステム、特に光磁気記録再生装置またはシステ
ムにおいて、記録密度を向上させることを目的として、
固体浸レンズ(ソリッドイマージョンレンズまたはSI
Lとも称される)を用いて光学系の実効的な開口数を1
以上にする記録再生方式が提案されている。
【0003】このような光学記録再生装置の一例を図1
3に示しており、半導体レーザ901から射出されたレ
ーザ光(波長650nm)が固定光学系902内で平行
光束となり、可動光学系903内のミラー904,90
5により方向を変えて対物レンズ906に導かれ、半球
状のガラス(屈折率1.5)を材料とする固体浸レンズ
907に向かって集光する光となり、固体浸レンズ90
7のレンズ底面にスポットを形成する。固体浸レンズ9
07の底面は光学記録媒体(例えば、光磁気ディスク)
910の表面に近接配設され、光学記録媒体910の表
面は固体浸レンズ907のレンズ底面の近接場領域まで
近づいており、固体浸レンズ907の透過光と浸み出し
光(エバネッセント光)を使って記録面に集光スポット
を形成する。
【0004】この装置による情報の記録再生に際して
は、光学記録媒体910を高速回転させた状態で、可動
光学系903により固体浸レンズ907を半径方向に走
査移動させ、対物レンズ906と制御系908によって
フォーカスサーボを加えつつ、光学記録媒体910の表
面に形成した集光スポットにより高密度の光学的な情報
の記録再生を行う。このようにして形成される集光スポ
ット径は、固体浸レンズ907の開口数N=n・sin
θ(但し、n:固体浸レンズ907の屈折率、θ:固体
浸レンズに入射する角度)と波長λで決まり、ほぼλ/
(n・sinθ)である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような光学記録再
生装置においては、集光スポット径をできる限り小さく
して記録密度を高める要求が強いが、上記の関係から分
かるように、集光スポット径を小さくするには、固体浸
レンズの屈折率nが大きいほど、また、波長λが短いほ
ど好ましい。ここで、レーザ光の短波長化には限界があ
り、特にレーザ光源として半導体レーザを用いる場合、
現在では赤色領域(波長600〜700nm)であるが
将来的にも青色領域(波長350〜550nm)が下限
であると考えられる。しかしながら、このような短波長
の光に対してガラス材料の場合には、屈折率を大きくす
るのは非常に困難であった。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みたもので、
固体浸レンズを用いて従来より小さな集光スポットを形
成して高密度の光学記録再生が可能な光学記録再生装置
を提供すること、およびこのような装置に適した固体浸
レンズを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明に係る固体浸レンズは、波長350nm〜7
00nmの少なくとも一部の波長範囲の光に対する屈折
率が2.0以上となる材料から作られ、この少なくとも
一部の波長範囲の光を集光して光学記録再生用の集光ス
ポットを形成させるために用いられる。なお、このよう
な固体浸レンズを形成するに適した材料としては、ダイ
ヤモンド、チタン酸ストロンチウム、シリコンカーバイ
ド、ルチル、ガリウム燐、硫化亜鉛、硫化砒素、ニオブ
酸リチウム、酸化ジルコニウム、窒化シリコン等があ
る。
【0008】また、本発明に係る光学記録再生装置は、
波長350nm〜700nmの少なくとも一部の波長範
囲のレーザ光を発生させるレーザ光源と、記録媒体の表
面に近接して配設されてレーザ光源から集光されて入射
するレーザ光束を受けて記録再生用の集光スポットを記
録媒体(例えば、光磁気ディスク)の表面に形成させる
固体浸レンズと、記録媒体を平面運動(回転運動)させ
る媒体駆動機構と、固体浸レンズを平面運動している記
録媒体の表面に近接させた状態で固体浸レンズを平面運
動方向と異なる方向に走査移動させる走査駆動機構(例
えば、ヘッドアーム装置)とを有して構成され、固体浸
レンズは、レーザ光源からのレーザ光に対する屈折率が
2.0以上となる材料から作られている。
【0009】このように本発明においては、固体浸レン
ズの材料とこの固体浸レンズにより集光されるレーザ光
とを適宜選択し、屈折率が2.0以上となる条件の組み
合わせの下で固体浸レンズおよびレーザ光を使用する。
このため、固体浸レンズを大きな屈折率で使用し、集光
スポットを小さくして高密度での情報の記録再生が可能
となる。
【0010】なお、媒体駆動機構により平面運動してい
る記録媒体の記録面に置かれて空気ベアリングによりこ
の記録面から浮上して位置するスライダーを用いて光学
記録再生装置を構成することができ、この場合、スライ
ダーに固体浸レンズが配設され、走査駆動機構によりス
ライダーが走査移動されるように構成するのが好まし
い。このようにすれば、スライダーが空気ベアリングに
より常に一定の距離を保って記録面から浮上するため、
レンズのフォーカス機構が不要となる。また、スライダ
ーにレーザ光源からのレーザ光束を集光させて固体浸レ
ンズに照射させる対物レンズを設けることができ、構成
を簡単にすることができる。
【0011】また、走査駆動機構に、スライダーを走査
移動方向と同方向に微小移動させる微動アクチュエータ
を設けるのが好ましい。これにより、走査駆動機構では
制御が難しい、細かなトラッキング制御を行ってより高
密度で高精度の記録再生が可能となる。
【0012】スライダーにレーザ光源からのレーザ光を
反射して対物レンズに導くための光学プリズムもしくは
光学ミラーを設けることができる。この場合、光学プリ
ズムもしくは光学ミラーの反射面の傾きを微調整する微
動アクチュエータを設けるのが好ましい。これにより、
光学系の自由度が高くなり、また、微動アクチュエータ
により高精度なトラッキング制御か可能となる。
【0013】スライダーに、再生用の巨大磁気抵抗効果
もしくは磁気抵抗効果を有する素子を設けても良く、こ
れにより、小型コンパクトで且つ高精度の再生を行うこ
とができる装置を得ることができる。また、スライダー
における記録媒体に対向する位置にコイル状の導電性配
線を設けてもよく、この導電性配線により記録媒体の磁
界変調を行わせて、記録のオーバーライトが可能とな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について、図面を参照して説明する。本発明に係る光学
記録再生装置の第1実施形態を図1に示しており、半導
体レーザ10から波長650nm近傍のレーザ光が固定
光学系11に向かって照射され、固定光学系11におい
て平行光束となって、可動光学系12内の第1ミラー1
3に照射される。このように照射されたレーザ光は、可
動光学系12内において第1および第2ミラー13,1
4により方向を変えられて対物レンズ15に導かれ、半
球状のシリコンカーバイド(SiC)を材料とする固体
浸レンズ16に向かって集光する光となり、固体浸レン
ズ16のレンズ底面にスポットを形成する。固体浸レン
ズ16の底面は光磁気ディスク(光学記録媒体)1の表
面1aに近接配設され、光磁気ディスク1の表面1aは
固体浸レンズ16のレンズ底面の近接場領域まで近づい
ており、固体浸レンズ16の透過光と浸み出し光(エバ
ネッセント光)を使って記録面1aに集光スポットを形
成する。
【0015】この装置による情報の記録再生に際して
は、光磁気ディスク1を回転軸1bを中心として水平面
内で高速回転させた状態で、可動光学系12により固体
浸レンズ16を半径方向に走査移動させ、対物レンズ1
5と制御系17によってフォーカスサーボを加えつつ、
光磁気ディスク1の表面1aに形成した集光スポットに
より高密度の光学的な情報の記録再生を行う。
【0016】ここで固体浸レンズ16の材料であるシリ
コンカーバイドの屈折率は、波長約650nmのレーザ
光において2.63である。このため、上記のように波
長650nmのレーザ光を射出する半導体レーザ10と
シリコンカーバイド製の固体浸レンズ16との組み合わ
せにより、屈折率1.5程度であるガラス材料により固
体浸レンズを構成した場合に比べ、集光スポット径を5
7%の大きさとすることができ、記録密度を約3倍とす
ることができる。
【0017】なお、上記実施形態においては、波長65
0nmのレーザ光とシリコンカーバイド製の固体浸レン
ズとを用いたが、これ以外の組み合わせも可能であり、
例えば次表1に示すような組み合わせでも良い。
【0018】
【表1】 材料 屈折率(n) 波長(λ) ダイヤモンド 2.41 650nm チタン酸ストロンチウム 2.4 650nm ルチル 2.6 650nm ガリウム燐 3.3 650nm 硫化亜鉛 2.37 650nm 硫化砒素 2.5 650nm ニオブ酸リチウム 2.28 650nm 酸化ジルコニウム 2.2 650nm 窒化シリコン 2.01 650nm
【0019】次に、本発明に係る光学記録再生装置の第
2実施形態について図2および図3を参照して説明す
る。この装置は、スピンドルモータ2により回転軸1b
を中心として回転駆動される光磁気ディスク1の上面記
録面1aの上に近接して位置する情報記録再生ヘッド2
0と、この情報記録再生ヘッド20を保持するヘッドア
ーム装置30とを有して構成される。
【0020】情報記録再生ヘッド20はスライダー21
を備えており、スライダー21は回転する光磁気ディス
ク1の上面記録面1aの上に位置し、空気ベアリング効
果により上面記録面1aから一定微小距離だけ浮上した
状態となる(すなわち、フライングヘッドを構成す
る)。ヘッドアーム装置30は、ボイスコイルモータ3
1に繋がれて回転駆動される回転軸32と、この回転軸
32の上端から水平に延びたアーム部33と、アーム部
33の中間部下面において情報記録再生ヘッド20を上
下の移動を許容するようにして支持するサスペンション
部34とから構成される。ボイスコイルモータ31によ
り回転軸32が回転駆動されるとアーム部33が水平に
揺動移動され、情報記録再生ヘッド20を光磁気ディス
ク1の回転方向に対してほぼ直角方向(半径方向)に移
動させて情報記録再生ヘッド20が光磁気ディスク1の
上面記録面1a上で走査される。すなわちトラッキング
制御が行われる。
【0021】情報記録再生ヘッド20において、スライ
ダー21に上方に広がる円形テーパ状の空隙21aが形
成され、空隙21a内にはチタン酸ストロンチウム(S
rTiO3)から作られた固体浸レンズ22が配設さ
れ、上部には対物レンズ23が配設されている。ここで
ヘッドアーム装置30のアーム部33は、対物レンズ2
3と上下に対向する位置まで延びており、その先端部は
45°傾斜した反射面35を有するするとともにこの反
射面35には高反射膜が設けられている。なお、空隙2
1aを透明もしくは光透過性を有する材料で充満させて
も良い。
【0022】アーム部33は中空もしくは透明材料から
形成されており、その内部を記録用レーザ光が鎖線で示
すように透過可能である。図示しない記録光照射装置
(レーザ光源)から波長650nmの記録用レーザ光が
アーム部33を通って鎖線のように照射されるようにな
っており、このレーザ光は高反射膜を有した反射面35
において反射された後、対物レンズ23により収束され
て固体浸レンズ22に入射され、光磁気ディスク1の上
面記録面1aに集光スポットを形成する。
【0023】以上の構成の情報記録再生装置の動作を説
明する。まず光磁気ディスク1をスピンドルモータ2に
より所定の速度で回転させ、ヘッドアーム装置30のサ
スペンション部34に支持されてディスク1の上面記録
面1a上に配置された情報記録再生ヘッド20を、空気
ベアリング効果により上面記録面1aから微小距離だけ
浮上した状態とする。この状態で、記録光照射装置から
照射された記録用レーザー光は鎖線で示す光路に沿って
照射されて反射面35で反射され、対物レンズ23によ
り収束されて固体浸レンズ22に照射され、光磁気ディ
スク1の上面記録面1aに集光スポットが形成される。
【0024】ここで光磁気ディスク1は定速回転で駆動
されており、スライダー21の浮上量は常に一定であ
り、この浮上量を集光スポットが上面記録面に焦点を結
ぶように設定されている。このため、フォーカシング機
構を設ける必要はない。また、浮上量は極く微小であ
り、固体浸レンズ22のレンズ底面の近接場領域まで光
磁気ディスク1の記録面1aが近づき、固体浸レンズ2
2の透過光と浸み出し光により集光スポットが形成され
る。
【0025】このように形成される集光スポット光によ
り情報の記録を行うときには、まず集光スポット部をこ
こに照射されるレーザー光によりキュリー温度以上に加
熱し、外部磁場を印加する装置を用いてこの部分の磁性
を変化(磁化を反転)させて情報記録を行うのである
が、これについてはすでに周知のことなので、外部磁場
を印加する装置は図示せず、その作動説明も省略する。
また、情報の再生(読み取り)についても、磁気光学カ
ー効果を検出する装置が用いられるが、これについても
図示およびその説明を省略する。
【0026】このような情報記録は、光磁気ディスク1
の回転に対応して情報記録再生ヘッド20を光磁気ディ
スク1の半径方向に移動させて(走査して)行われる
が、この情報記録再生ヘッド20の走査すなわちトラッ
キングは、ヘッドアーム装置30のボイスコイルモータ
31により回転軸32を中心としてアーム部33を回動
させて行われる。なお、この回動をリニア型アクチュエ
ータによってもよい。
【0027】この第2実施形態の場合には、固体浸レン
ズ22をチタン酸ストロンチウムから作り、記録光照射
装置から波長650nmの記録用レーザ光を照射して集
光スポットを形成するようになっており、このときの固
体浸レンズ22の屈折率n=2.4である。このため、
ガラス材料製の固体浸レンズを用いる場合より小さな集
光スポットを形成して、高密度記録再生が可能である。
【0028】次に、本発明に係る光学記録再生装置の第
3実施形態について図4を参照して説明する。この装置
は、スピンドルモータ2により回転軸1bを中心として
回転駆動される光磁気ディスク1の上面記録面1aの上
に近接して位置する情報記録再生ヘッド40と、この情
報記録再生ヘッド40を保持するヘッドアーム装置50
とを有して構成される。
【0029】情報記録再生ヘッド40はスライダー41
を備えており、スライダー41は回転する光磁気ディス
ク1の上面記録面1aの上に位置し、空気ベアリング効
果により上面記録面1aから一定微小距離だけ浮上した
状態となる。ヘッドアーム装置50は、ボイスコイルモ
ータ51に繋がれて回転駆動される回転軸52と、この
回転軸52の上端から水平に延びたアーム部53と、ア
ーム部53の先端部において情報記録再生ヘッド40を
上下の移動を許容するようにして支持するサスペンショ
ン部54とから構成される。ボイスコイルモータ51に
よりアーム部53が水平に揺動移動され、情報記録再生
ヘッド40を光磁気ディスク1の回転方向に対してほぼ
直角方向(半径方向)に移動させて情報記録再生ヘッド
40の光磁気ディスク1の上面記録面1a上におけるト
ラッキング制御が行われる。
【0030】情報記録再生ヘッド40において、スライ
ダー41に上方に広がる円形テーパ状の空隙41aが形
成され、空隙41a内にはシリコンカーバイド(Si
C)から作られた固体浸レンズ42が配設され、上部に
は対物レンズ43が配設されている。さらに、スペーサ
44を介してマイクロプリズム45が対物レンズ43の
上方に位置して配設されている。なお、マイクロプリズ
ム45は高反射膜が設けられた反射面46を有する。こ
の場合においても、空隙41aを透明もしくは光透過性
を有する材料で充満させても良い。
【0031】この装置では、図示しない記録光照射装置
(レーザ光源)から波長650nmの記録用レーザ光が
マイクロプリズム45の反射面46に向かって鎖線のよ
うに照射されるようになっており、このレーザ光は反射
面46において反射された後、対物レンズ43により収
束されて固体浸レンズ42に入射され、光磁気ディスク
1の上面記録面1aに集光スポットを形成する。
【0032】以上の構成の情報記録再生装置の動作は、
図2及び図3に示した第2実施形態の場合とほぼ同一な
のでその説明は省略する。この第3実施形態の場合に
は、固体浸レンズ42をシリコンカーバイド(SiC)
から作り、記録光照射装置から波長650nmの記録用
レーザ光を照射して集光スポットを形成するようになっ
ており、このときの固体浸レンズ42の屈折率n=2.
63である。このため、ガラス材料製の固体浸レンズを
用いる場合より小さな集光スポットを形成して、高密度
記録再生が可能である。
【0033】次に、本発明に係る光学記録再生装置の第
4実施形態について図5を参照して説明する。この装置
は、微動マイクロミラー64を有した情報記録再生ヘッ
ド60と、この情報記録再生ヘッド60を保持するヘッ
ドアーム装置70とを有して構成される。
【0034】情報記録再生ヘッド60は、空気ベアリン
グにより回転する光磁気ディスク1の上面記録面1aの
上で浮上するスライダー61と、このスライダー61の
上に図示のように配設された固体浸レンズ62、対物レ
ンズ63および微動マイクロミラー64から構成され
る。なお、微動マイクロミラー64は、反射ミラー面6
5の傾斜を微調整可能なアクチュエータ66を有する。
ヘッドアーム装置70は、ボイスコイルモータ71によ
り回転駆動される回転軸72と、この回転軸72に繋が
るアーム部73と、アーム部73の先端部において情報
記録再生ヘッド60を支持するサスペンション部74と
から構成される。
【0035】ボイスコイルモータ71によりアーム部7
3が水平に揺動移動され、情報記録再生ヘッド60を光
磁気ディスク1の回転方向に対してほぼ直角方向(半径
方向)に移動させて情報記録再生ヘッド60の光磁気デ
ィスク1の上面記録面1a上におけるトラッキング制御
が行われるが、このとき微動マイクロミラー64におい
てアクチュエータ66により反射ミラー面65の傾斜を
微調整して、微小トラッキング制御を行い、極めて高精
度でのトラッキング制御を行うことができるようになっ
ている。
【0036】この装置では、図示しない記録光照射装置
(レーザ光源)から波長650nmの記録用レーザ光が
微動マイクロミラー64の反射ミラー面65に向かって
鎖線のように照射され、反射ミラー面65において反射
された後、対物レンズ63により収束されて固体浸レン
ズ62に入射され、光磁気ディスク1の上面記録面1a
に集光スポットを形成する。この装置では、固体浸レン
ズ62をシリコンカーバイド(SiC)から作り、記録
光照射装置から波長650nmの記録用レーザ光を照射
して集光スポットを形成するようになっており、このと
きの固体浸レンズ62の屈折率n=2.63である。こ
のため、小さな集光スポットを形成して、高密度記録再
生が可能である。
【0037】次に、本発明に係る光学記録再生装置の第
5実施形態について図6を参照して説明する。この装置
において、情報記録再生ヘッド80は、空気ベアリング
により回転する光磁気ディスク1の上面記録面1aの上
で浮上するスライダー81と、このスライダー81の上
に図示のように配設された固体浸レンズ82、対物レン
ズ83およびマイクロミラー84から構成される。な
お、スライダー81の底面に、固体浸レンズ82を囲む
ようにして、コイル状の導電性配線87を備えたマイク
ロコイル86(図7参照)が埋め込まれている。この導
電性配線87に通電することにより、光磁気ディスク1
の記録面1aにおけるマイクロコイル86が対向する部
分の磁界変調を行い、記録のオーバーライトを行うこと
が可能となっている。
【0038】ヘッドアーム装置90は、ボイスコイルモ
ータ91により回転駆動される回転軸92と、この回転
軸92に繋がるアーム部93と、アーム部93の先端部
において微動アクチュエータ100を介して情報記録再
生ヘッド80を支持するサスペンション部94とから構
成される。微動アクチュエータ100の構成を図8に示
しており、アーム部93に繋がれた固定ブロック101
と、サスペンション部94に繋がれた可動ブロック10
2との間に積層型圧電素子103を配設して構成され
る。圧電素子103への通電制御を行うことにより、固
定ブロック101に対して可動ブロック102を矢印方
向に微小移動させることができる。なお、微動アクチュ
エータを、圧電型のものに代えて、電磁力や静電力を用
いたタイプのものから構成しても良い。
【0039】ボイスコイルモータ91によりアーム部9
3が水平に揺動移動され、情報記録再生ヘッド80を光
磁気ディスク1の回転方向に対してほぼ直角方向(半径
方向)に移動させて情報記録再生ヘッド80の光磁気デ
ィスク1の上面記録面1a上におけるトラッキング制御
が行われる。このとき、微動アクチュエータ100によ
り情報記録再生ヘッド80の微小トラッキング制御を行
い、極めて高精度でのトラッキング制御を行うことがで
きる。
【0040】この装置では、図示しない記録光照射装置
(レーザ光源)から波長650nmの記録用レーザ光が
マイクロミラー84の反射ミラー面85に向かって鎖線
のように照射され、反射ミラー面85において反射され
た後、対物レンズ83により収束されて固体浸レンズ8
2に入射され、光磁気ディスク1の上面記録面1aに集
光スポットを形成する。この装置では、固体浸レンズ8
2をシリコンカーバイド(SiC)から作り、記録光照
射装置から波長650nmの記録用レーザ光を照射して
集光スポットを形成するようになっており、このときの
固体浸レンズ82の屈折率n=2.63である。このた
め、小さな集光スポットを形成して、高密度記録再生が
可能である。
【0041】次に、本発明に係る光学記録再生装置の第
6実施形態について図9を参照して説明する。この装置
において、情報記録再生ヘッド110は、空気ベアリン
グにより回転する光磁気ディスク1の上面記録面1aの
上で浮上するスライダー111と、このスライダー11
1の上に図示のように配設された固体浸レンズ112、
対物レンズ113およびマイクロミラー114から構成
される。なお、スライダー111の底面に、第5実施形
態と同様に図7に示すようなマイクロコイル86が埋め
込まれている。これにより、光磁気ディスク1の記録面
1aにおけるマイクロコイル86が対向する部分の磁界
変調を行い、記録のオーバーライトを行うことが可能で
ある。
【0042】スライダー111の先端には、光磁気ディ
スク1に記録された情報の再生に用いられる巨大磁気抵
抗効果素子(GMR素子)130が再生ヘッドとして取
り付けられている。この巨大磁気抵抗効果素子20を図
10〜図12を参照して説明する。
【0043】図10に磁気抵抗効果素子130のみを取
り出して拡大表示しており、この素子130の断面を示
す図11および図12から良く分かるように、四層構造
のGMRセンサ137とこの上に設けられた二つの電極
138,139とを上下の磁気シールド131,132
により覆って構成される。GMRセンサ137は、反強
磁性膜133と、第1磁性膜134と、非磁性膜135
と、第2強磁性膜136とを図示のように四層に重ねて
形成され、いわゆるスピンバルブ構造となっている。な
お、反強磁性膜133にはFeMnを用い、第1および
第2磁性膜134,136にはNiFeを用い、非磁性
膜135にはCuを用いた。
【0044】ヘッドアーム装置120は、ボイスコイル
モータ121により回転駆動される回転軸122と、こ
の回転軸122に繋がるアーム部123と、アーム部1
23の先端部において情報記録再生ヘッド110を支持
するサスペンション部124とから構成される。ボイス
コイルモータ121によりアーム部123が水平に揺動
移動され、情報記録再生ヘッド110を光磁気ディスク
1の回転方向に対してほぼ直角方向(半径方向)に移動
させて情報記録再生ヘッド110の光磁気ディスク1の
上面記録面1a上におけるトラッキング制御が行われ
る。
【0045】この装置では、図示しない記録光照射装置
(レーザ光源)から波長650nmの記録用レーザ光が
マイクロミラー114の反射ミラー面115に向かって
鎖線のように照射され、反射ミラー面115において反
射された後、対物レンズ113により収束されて固体浸
レンズ112に入射され、光磁気ディスク1の上面記録
面1aに集光スポットを形成する。この装置では、固体
浸レンズ112をシリコンカーバイド(SiC)から作
り、記録光照射装置から波長650nmの記録用レーザ
光を照射して集光スポットを形成するようになってお
り、このときの固体浸レンズ82の屈折率n=2.63
である。このため、小さな集光スポットを形成して、高
密度記録再生が可能である。
【0046】このように形成される集光スポット光によ
り情報の記録を行うときには、まず集光スポット部をこ
こに照射されるレーザー光によりキュリー温度以上に加
熱し、図示しない外部磁場を印加する装置を用いてこの
部分の磁性を変化(磁化を反転)させて情報記録を行
う。一方、このようにして光磁気ディスク2に記録され
た情報の再生は、巨大磁気抵抗効果素子130により行
われる。この再生は、二つの電極138,139間に電
圧を印可して図に矢印Cで示すようなセンス電流をGM
Rセンサ137に流した状態で行われ、光磁気ディスク
1からの磁界によりGMRセンサ137の磁化が回転し
てその電気抵抗が変化するという磁気抵抗効果を利用し
て行われる。
【0047】GMRセンサ137の電気抵抗変化は、具
体的には次のように起こる。第1磁性膜134は反強磁
性膜133と接しているので第1磁性膜134の磁化は
固定されている。これに対し、第2磁性膜136の磁化
は媒体(光磁気ディスク)からの外部磁界により回転さ
れる。このため、外部磁界を受けると、第1および第2
磁性膜134,136の磁化の向きが平行から反平行へ
変化する。ここで、これら二つの磁性膜134,136
の磁化方向が同じ(平行である)場合には流れ込む電子
の磁気的散乱は小さく電気抵抗は小さくなる。一方、磁
性膜134,136の磁化方向が異なる(反平行であ
る)場合には流れ込む電子の磁気的散乱が大きくなり電
気抵抗も大きくなる。このように、巨大磁気抵抗効果素
子130を用いれば、信号対雑音比を向上させて情報の
再生が可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固体浸レンズの材料とこの固体浸レンズにより集光され
るレーザ光とを適宜選択し、屈折率が2.0以上となる
条件の組み合わせの下で固体浸レンズおよびレーザ光を
使用するため、固体浸レンズを大きな屈折率で使用し、
集光スポットを小さくして高密度での情報の記録再生が
可能となる。
【0049】なお、平面運動する記録媒体の記録面に置
かれて空気ベアリングによりこの記録面から浮上して位
置するスライダーを用いて光学記録再生装置を構成し、
スライダーに固体浸レンズを配設し、走査駆動機構によ
りスライダーを走査移動するように構成するのが好まし
い。このようにすれば、スライダーが空気ベアリングに
より常に一定の距離を保って記録面から浮上するため、
レンズのフォーカス機構が不要となる。また、スライダ
ーにレーザ光源からのレーザ光束を導くための、光学ミ
ラー、光学プリズム、対物レンズ等を設けることがで
き、装置構成を簡単にすることができる。
【0050】また、走査駆動機構に、スライダーを走査
移動方向と同方向に微小移動させる微動アクチュエータ
を設けたり、光学プリズムもしくは光学ミラーの反射面
の傾きを微調整する微動アクチュエータを設けるのが好
ましい。これにより、光学系の自由度が高くなり、ま
た、微動アクチュエータにより高精度なトラッキング制
御が可能となる。
【0051】スライダーに、再生用の巨大磁気抵抗効果
もしくは磁気抵抗効果を有する素子を設けても良く、こ
れにより、小型コンパクトで且つ高精度の再生を行うこ
とができる装置を得ることができる。また、スライダー
における記録媒体に対向する位置にコイル状の導電性配
線を設けてもよく、この導電性配線により記録媒体の磁
界変調を行わせて、記録のオーバーライトが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る光学記録再生装置
を示す概略斜視図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る光学記録再生装置
を示す概略斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る光学記録再生装置
を示すための図2における矢印III−IIIに沿った正面断
面図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係る光学記録再生装置
を示す正面断面図である。
【図5】本発明の第4実施形態に係る光学記録再生装置
を示す正面断面図である。
【図6】本発明の第5実施形態に係る光学記録再生装置
を示す正面断面図である。
【図7】本発明の第5実施形態に係る光学記録再生装置
に用いられる導電性配線の構成を示す底面図である。
【図8】本発明の第5実施形態に係る光学記録再生装置
を構成する微動アクチュエータを示す斜視図である。
【図9】本発明の第6実施形態に係る光学記録再生装置
を示す正面断面図である。
【図10】本発明の第6実施形態に係る光学記録再生装
置に用いられる巨大磁気抵抗効果素子を示す斜視図であ
る。
【図11】この巨大磁気抵抗効果素子を示す図10の矢
印X−Xに沿った断面図である。
【図12】この巨大磁気抵抗効果素子を示す図10の矢
印XI−XIに沿った断面図である。
【図13】従来の光学記録再生装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 2 スピンドルモータ 11 固定光学系 12 可動光学系 15 対物レンズ 16 固体浸レンズ 20,40,60,80,110 情報記録再生ヘッド 30,50,70,90,120 ヘッドアーム装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 11/10 551 G11B 11/10 551D 566 566B

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長350nm〜700nmの少なくと
    も一部の波長範囲の光に対する屈折率が2.0以上とな
    る材料から作られ、 前記少なくとも一部の波長範囲の光を集光して光学記録
    再生用の集光スポットを形成させために用いられること
    を特徴とする光学記録再生用固体浸レンズ。
  2. 【請求項2】 前記材料が、ダイヤモンド、チタン酸ス
    トロンチウム、シリコンカーバイド、ルチル、ガリウム
    燐、硫化亜鉛、硫化砒素、ニオブ酸リチウム、酸化ジル
    コニウム、窒化シリコンのいずれかであることを特徴と
    する請求項1に記載の光学記録再生用固体浸レンズ。
  3. 【請求項3】 波長350nm〜700nmの少なくと
    も一部の波長範囲のレーザ光を発生させるレーザ光源
    と、 光学記録再生用の記録媒体の表面に近接して配設され、
    前記レーザ光源から集光されて入射するレーザ光束を受
    けて記録再生用の集光スポットを前記記録媒体の表面に
    形成させる固体浸レンズと、 前記記録媒体を平面運動させる媒体駆動機構と、 前記固体浸レンズを平面運動している前記記録媒体の表
    面に近接させた状態で、前記固体浸レンズを前記平面運
    動方向と異なる方向に走査移動させる走査駆動機構とを
    有して構成され、 前記固体浸レンズが、前記レーザ光源からの前記レーザ
    光に対する屈折率が2.0以上となる材料から作られて
    いることを特徴とする光学記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記媒体駆動機構により平面運動してい
    る前記記録媒体の記録面に置かれて空気ベアリングによ
    りこの記録面から浮上して位置するスライダーを有し、 このスライダーに前記固体浸レンズが配設されており、
    前記走査駆動機構により前記スライダーが走査移動され
    ることを特徴とする請求項3に記載の光学記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】 前記スライダーに前記レーザ光源からの
    レーザ光束を集光させて前記固体浸レンズに照射させる
    対物レンズが設けられていることを特徴とする請求項4
    に記載の光学記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記走査駆動機構に、前記スライダーを
    前記走査移動方向と同方向に微小移動させる微動アクチ
    ュエータを有することを特徴とする請求項4もしくは5
    に記載の光学記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記スライダーに前記レーザ光源からの
    レーザ光を反射して前記対物レンズに導くための光学プ
    リズムもしくは光学ミラーが設けられていることを特徴
    とする請求項4〜6のいずれかに記載の光学記録再生装
    置。
  8. 【請求項8】 前記光学プリズムもしくは光学ミラーの
    反射面の傾きを微調整する微動アクチュエータを有する
    ことを特徴とする請求項7に記載の光学記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記スライダーに、再生用の巨大磁気抵
    抗効果もしくは磁気抵抗効果を有する素子を設けたこと
    を特徴とする請求項4〜8のいずれかに記載の光学記録
    再生装置。
  10. 【請求項10】 前記スライダーにおける前記記録媒体
    に対向する位置にコイル状の導電性配線が設けられ、こ
    の導電性配線により前記記録媒体の磁界変調を行わせる
    ことが可能であることを特徴とする請求項4〜9のいず
    れかに記載の光学記録再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003034417A1 (fr) * 2001-10-10 2003-04-24 Sony Corporation Lentille optique, lentille de condensation, capteur optique et dispositif d'enregistrement/reproduction optique
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