JPH11259117A - 数値制御方法及びその装置 - Google Patents

数値制御方法及びその装置

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JPH11259117A
JPH11259117A JP5767598A JP5767598A JPH11259117A JP H11259117 A JPH11259117 A JP H11259117A JP 5767598 A JP5767598 A JP 5767598A JP 5767598 A JP5767598 A JP 5767598A JP H11259117 A JPH11259117 A JP H11259117A
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Kiyoshi Kuchiki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工プログラム上の簡単な指令で任意のタイ
ミングにラダー回路へ文字列情報を渡し処理させるこ
と、およびラダー回路からの情報を任意のタイミングに
加工プログラムで変数等へ読み込むこと。 【解決手段】 加工プログラム中の任意文字列出力指令
(PLCトークン指令)により指定された文字列をラダ
ー回路5へのトークン情報インタフェーステーブル27
に設定するトークン情報セッテイング手段22と、ラダ
ー回路5がトークン情報インタフェーステーブル27に
設定した数値データを加工プログラムで指定した変数等
に読み込むトークン返値手段23から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は数値制御方法及び
その装置に係り、特に加工プログラムとラダー回路との
間でのデータのやり取りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】数値制御装置は、紙テープ等から指令さ
れた加工プログラムに基づいて数値制御処理を実行し、
該処理結果により工作機械を駆動してワークに指令通り
の加工を施すものである。
【0003】図7は数値制御装置の概要を示す要部ブロ
ック図である。1は数値制御装置を表わしており、数値
制御装置1は、加工プログラム解析処理部3と、補間処
理部4と、機械制御信号処理部6と、ラダー回路5と、
軸制御部10と、データ入出力回路11と、メモリ7
と、パラメータ設定部8と、画面表示部9とから構成さ
れている。また、数値制御装置1とサーボモータ13の
間には、数値制御装置1からの指令を解析しサーボモー
タ13を制御するためのサーボアンプ12がある。な
お、図には示されていないが、サーボモータ13は位置
検出用のパルスゼネレータ付きのものであり、サーボア
ンプ12はパルスゼネレータよりの位置フィードバック
信号による位置ループを有する。
【0004】この数値制御装置では、加工プログラムは
テープリーダ等の通信機器を使ってメモリ7に格納され
る。加工プログラムを実行する際には、加工プログラム
解析処理部3がメモリ7から1ブロックずつ加工プログ
ラムを読み出し、読み出された加工プログラムは加工プ
ログラム解析処理部3で処理され、各ブロックの終点位
置を算出する。この終点位置を補間処理部4によって処
理し、終点位置までを各可動軸の単位時間当たりの移動
指令に分配する。
【0005】この移動指令は、軸制御部10によって予
め指定された加減速パターンに従って加減速を考慮した
単位時間当たりの移動指令に変換され、データ入出力回
路11よりサーボアンプ12へサーボ移動指令として出
力される。
【0006】このサーボ移動指令により、サーボアンプ
12は、図示されていない工作機械に取り付けられてい
るサーボモータ13に対して回転指令を与える。
【0007】また、切削油のオン・オフ等の機械信号
は、機械制御を記述するラダー回路5を介して機械制御
信号処理部6で処理され、処理結果などは補間処理部4
に伝えられる。
【0008】図示していないキー入力手段によって設定
された基本構成軸に関する軸定義や各可動軸の加減速時
定数等は、パラメータ設定部8が処理してメモリ7に格
納する。このようにして格納されたパラメータ等は画面
表示処理部9によって図示していない表示器に表示され
るので、パラメータ等の内容を確認することができる。
【0009】従来の数値制御装置においては、加工プロ
グラム2とラダー回路5との間でデータのやり取りを行
う場合、マクロインタフェース入出力という機能を使用
する。本機能について図7のブロック図と図8の説明図
を参照して説明する。図8に記述された加工プログラム
(a)(b)中の変数は、ラダー回路5との間でデータ
のやり取りを行うための特別な変数である。例えば、ま
ず、ラダー回路5が、工作機械のドアの開閉状態を出力
用マクロインタフェーステーブル15に数値としてセッ
トする。次に加工プログラム解析処理部3が加工プログ
ラム2の解析を順次行い、図8(a)の変数#1032
を解析したときに、加工プログラム解析処理部3は出力
用マクロインタフェーステーブル15を参照する。出力
用マクロインタフェーステーブル15にセットされた数
値は、加工プログラム解析処理部3によって変数#10
32の数値として読み込まれる。また、図8(b)の変
数#1132に数値をセットするような加工プログラム
を加工プログラム解析処理部3が解析した場合は、解析
した数値を入力用マクロインタフェーステーブル16に
セットする。ラダー回路5は入力用マクロインタフェー
ステーブル16にセットされた数値を読込み、数値によ
って決められた機能、例えば、バイト折れ検出を実行す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来のマク
ロインタフェース入出力機能では、加工プログラムに記
述された変数と数値によってラダー回路とデータのやり
取りを行うため、プログラマは変数および対応する数値
を記憶しなければならない。または、プログラマは説明
書を確認しながらプログラミングしなければならず、プ
ログラミングの効率が非常に悪い。
【0011】また、以上述べたマクロインタフェース入
出力機能では、加工プログラムの実行とラダー回路の機
能実行のタイミングを取ることができない。即ち、例え
ば図8(b)で実行したバイト折れ検出は機能実行に時
間がかかり、バイト折れ検出を完了したときには、加工
プログラムの解析は、例えば、図8(c)まで進み、加
工に障害が発生する場合もある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明における数値制
御方法は、加工プログラム中に指令されたラダー回路に
対する所定の文字列を含む指令を加工プログラム解析手
段が解析したとき、その指令中の所定の文字列を取り出
して加工プログラム解析処理部とラダー回路との間に設
けられたトークン情報インタフェーステーブルにセット
するステップ、このセットが完了したことをラダー回路
に通知するステップ、この通知を受けると上記トークン
情報インタフェーステーブルにセットされた文字列を解
析し、この解析結果に基づいてラダー回路が機能実行を
行うステップ、上記ラダー回路の機能実行完了を検出す
るステップを有するものである。
【0013】また、この発明における数値制御方法は、
加工プログラム中に指令されたラダー回路に対する所定
の文字列を含む指令を加工プログラム解析手段が解析し
たとき、その指令中の所定の文字列を取り出して加工プ
ログラム解析処理部とラダー回路との間に設けられたト
ークン情報インタフェーステーブルにセットするととも
に、上記指令が返値を必要とする場合、上記トークン情
報インタフェーステーブルの返値要フラグをオンするス
テップ、このセットが完了したことをラダー回路に通知
するステップ、この通知を受けると上記トークン情報イ
ンタフェーステーブルにセットされた文字列を解析し、
この解析結果に基づいてラダー回路が機能実行を行うと
ともに、上記トークン情報インタフェーステーブルの返
値要フラグがオンの場合、上記トークン情報インタフェ
ーステーブルに上記指令に関連する数値データをセット
するステップ、上記ラダー回路の機能実行完了を検出す
るステップ、このラダー回路の機能実行完了が検出さ
れ、上記トークン情報インタフェーステーブルの返値要
フラグがオンの場合、上記トークン情報インタフェース
テーブルにセットされた上記数値データを読み込んで加
工プログラム上で数値データとして扱えるようにするス
テップを有するものである。
【0014】また、この発明における数値制御装置は、
加工プログラム中の指令を解析する加工プログラム解析
手段と、加工プログラム解析処理部とラダー回路との間
に設けられたトークン情報インタフェーステーブルと、
上記加工プログラム解析手段が上記加工プログラム中に
指令されたラダー回路に対する所定の文字列を含む指令
を解析したとき、その指令中の所定の文字列を取り出し
て上記トークン情報インタフェーステーブルにセットす
るトークン情報セッティング手段と、このトークン情報
セッティング手段による上記セットが完了したことをラ
ダー回路に通知するトークン情報通知手段と、このトー
クン情報通知手段からセット完了の通知を受けると、上
記トークン情報インタフェーステーブルにセットされた
文字列を解析し、この解析結果に基づいて機能実行を行
うラダー回路と、このラダー回路の機能実行完了を検出
するトークン実行完了検出手段とを有するものである。
【0015】更にまた、この発明における数値制御装置
は、加工プログラム中の指令を解析する加工プログラム
解析手段と、加工プログラム解析処理部とラダー回路と
の間に設けられたトークン情報インタフェーステーブル
と、上記加工プログラム解析手段が上記加工プログラム
中に指令されたラダー回路に対する所定の文字列を含む
指令を解析したとき、その指令中の所定の文字列を取り
出して上記トークン情報インタフェーステーブルにセッ
トするとともに、上記指令が返値を必要とする場合、上
記トークン情報インタフェーステーブルの返値要フラグ
をオンするトークン情報セッティング手段と、このトー
クン情報セッティング手段による上記セットが完了した
ことをラダー回路に通知するトークン情報通知手段と、
このトークン情報通知手段からセット完了の通知を受け
ると、上記トークン情報インタフェーステーブルにセッ
トされた文字列を解析し、この解析結果に基づいて機能
実行を行うとともに、上記トークン情報インタフェース
テーブルの返値要フラグがオンの場合、上記トークン情
報インタフェーステーブルに上記指令に関連する数値デ
ータをセットするラダー回路と、このラダー回路の機能
実行完了を検出するトークン実行完了検出手段と、この
ラダー回路の機能実行完了が検出され、上記トークン情
報インタフェーステーブルの返値要フラグがオンの場
合、上記トークン情報インタフェーステーブルにセット
された上記数値データを読み込んで加工プログラム上で
数値データとして扱えるようにするトークン返値手段と
を有するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図1〜
図6に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明に係る数値制御装置の要部ブ
ロック図である。図7に示した従来のブロック図と比較
して、トークン情報セッティング手段22と、トークン
情報通知手段25と、トークン実行完了検出手段26
と、トークン返値手段23が付加されたことが特徴であ
る。また、加工プログラム解析処理部3とラダー回路部
5の間には、トークン情報インタフェーステーブル27
が設けられている。トークン情報インタフェーステーブ
ル27は、図4に示すように、返値が必要な場合にラダ
ー回路5にトークン情報セッティング手段22が通知す
るための返値要フラグ28と、トークン情報セッティン
グ手段22で解析された任意の文字列をセットするため
の文字列設定部29と、ラダー回路5がトークン返値手
段23に返値を通知するための数値データ設定部30と
から構成される。
【0018】加工プログラム解析手段21は従来例で説
明した加工プログラム解析処理部3と同じ機能を実行
し、機械制御信号処理手段24は従来例で説明した機械
制御信号処理部6と同じ機能を実行する。加工プログラ
ム解析処理部3は、加工プログラム解析手段21と、ト
ークン情報セッティング手段22と、トークン返値手段
23とを含んでいる。また、機械制御信号処理部6は、
機械制御信号処理手段24と、トークン情報通知手段2
5と、トークン実行完了検出手段26とを含んでいる。
【0019】加工プログラム2、補間処理部4、ラダー
回路5、メモリ7、パラメータ設定部8、画面表示部
9、軸制御部10、データ入出力回路11、サーボアン
プ12及びサーボモータ13は、従来例で説明したもの
と同じものを表している。
【0020】次にこの数値制御装置の動作を、図1のブ
ロック図と、図2のフローチャートと、図3の加工プロ
グラム例と、図4のトークン情報インタフェース説明図
と、図5のラダー回路例を使って説明する。
【0021】まず、加工プログラムの指令にPLCトー
クン指令という指令を新たに追加する。具体例としては
図3に示したようなTKPLC[○○○]という指令を
追加する。[]内の○○○は任意の文字列を表わしてい
る。例えば、図3(a)指令では任意の文字列は「CO
OLANT_ON」を表わしている。
【0022】図3におけるステップ10では、加工プロ
グラム解析手段21がTKPLCを解析すると、トーク
ン情報セッティング手段22にPLCトークン指令が指
令されたことを通知する。トークン情報セッティング手
段22は、加工プログラム解析手段21からの通知を受
けて、TKPLC[○○○]の[]内の文字列を取り出
す。
【0023】ステップ20では、トークン情報セッティ
ング手段22が、ステップ10で取り出した文字列をト
ークン情報インタフェーステーブル27の文字列設定部
29にセットする。図3(a)の指令の例では、「CO
OLANT_ON」という文字列をトークン情報インタ
フェーステーブル27の文字列設定部29にセットす
る。
【0024】図3(b1)の指令の場合、変数に代入す
るための返値が必要となる。即ち、図3(b1)の指令
は、TKPLC[MAIN_CHUCK_ON]の返値
が変数#100に代入されるという加工プログラムを表
わしている。ステップ30では、トークン情報セッティ
ング手段22が、TKPLC[○○○]が変数に代入さ
れる記述がされているかどうか、即ち、返値が必要かど
うかを判定して返値が必要な場合にはステップ40に進
み、返値が必要でない場合はステップ50に進む。
【0025】ステップ40では、トークン情報セッティ
ング手段22が、トークン情報インタフェーステーブル
27の返値要フラグ28に「1」をセットする。
【0026】ステップ50では、トークン情報セッティ
ング手段22が、トークン情報通知手段25にトークン
情報インタフェーステーブル27へのデータセット完了
を通知する。トークン情報通知手段25は、トークン情
報セッティング手段22からのデータセット完了の通知
を受けて、ラダー回路5に対してトークン通知信号をオ
ン状態にする。図5のラダー回路例ではX311がトー
クン通知信号を表わしている。
【0027】ステップ60では、トークン情報通知手段
25は、トークン通知信号をオンしたのち、トークン実
行完了検出手段26に対してトークン通知信号をオンし
たことを通知する。トークン実行完了検出手段26は、
トークン情報通知手段25からの通知を受けてラダー回
路5からのトークン完了信号がオン状態になるのを待
つ。
【0028】次にラダー回路5側の処理について説明す
る。ステップ100ではラダー回路5はトークン通知信
号をチェックしており、トークン通知信号がオフの場合
は何も実行しないで次のステップに進む。トークン通知
信号がオンの場合にはステップ110に進む。ステップ
110では、トークン情報インタフェーステーブル27
の文字列設定部29から文字列を読み出す。例えば、図
3(a)の加工プログラム例で言えば、文字列「COO
LANT_ON」を読み出して図示していない、予め登
録された文字列テーブル・機能対応表をチェックするこ
とによって文字列に対応した機能を判断する。ステップ
120では、ラダー回路5はステップ110でチェック
された文字列に対応する機能を実行する。例えば、図3
(a)の加工プログラム例で言えば、COOLANT_
ONは切削油を出す指令を表しており、本文字列を解析
したラダー回路5は切削油の電磁弁に接続されたDO信
号出力(デジタルアウト信号出力)、即ち、機械信号出
力をオンすることによって電磁弁を開く。電磁弁が開く
ことによって切削油は加工エリアに注ぎ込まれる。
【0029】また、図3(b1)の加工プログラム例で
言えば、MAIN_CHUCK_ONは材料を把握する
ためのチャックを閉じる指令を表しており、本文字列を
チェックしたラダー回路5はチャック機構を駆動してチ
ャックを閉じる。チャック機構の駆動は、通常、油圧で
行う。ステップ130では、ラダー回路5は、トークン
情報インタフェーステーブル27の返値要フラグ28を
チェックして、返値フラグ28がオフであればステップ
150に進む。返値フラグ28がオンであればステップ
140に進む。図3の加工プログラム例(a)では返値
フラグ28はオフ状態であるためステップ150に進
む。図3の加工プログラム例(b1)では返値フラグ2
8はオン状態であるためステップ140に進み、チャッ
クを閉じた場合のチャック力を油圧レベルメータ等で計
測して、計測結果を数値データ設定部30にセットす
る。ラダー回路5は、トークン情報インタフェーステー
ブル27の文字列設定部29に設定された文字列に対応
する機能を実行完了、または数値データ設定部30に返
値をセット完了したのち、ステップ150でトークン完
了信号をオンする。図5のラダー回路例ではY306が
トークン完了信号を表わしている。
【0030】トークン完了信号がオンすると、ステップ
60の処理を抜けてステップ70に進む。ステップ70
では、トークン実行完了検出手段26が、トークン情報
インタフェーステーブル27の返値要フラグ28をチェ
ックして返値要フラグ28の値が「0」であれば何もせ
ず、処理を終了する。返値要フラグ28の値が「1」で
あれば、トークン実行完了検出手段26がトークン返値
手段23に返値ありの通知を行いステップ80に進む。
【0031】ステップ80では、トークン返値手段23
がトークン実行完了検出手段26からの通知を受けて、
トークン情報インタフェーステーブル27の数値データ
設定部30にセットされた数値を読み出して指定された
変数に読み込む。図3の加工プログラム例(b1)では
チャック力が数値として変数#100に代入される。
【0032】次に加工プログラム指令(b2)では、チ
ャック力が既定値以上か(チャック力が強すぎるか)を
チェックしており、既定値以上の場合にはシーケンス番
号N100の(b4)指令を実行する。ここで、(b
4)指令は、アラームメッセージを画面表示部9に表示
して加工プログラムの実行を中止する指令である。(b
4)指令の「OVER_CHUCK_LEVEL」は、
画面表示部9にアラームメッセージを表示するための文
字列を表している。アラームメッセージは、例えば図6
に示したような画面に表示される。ここで、41はアラ
ームメッセージを表しており、(b4)指令の「OVE
R_CHUCK_LEVEL」の文字列を表示してい
る。(b2)指令のチェックで既定値未満の場合は(b
3)指令に進む。(b3)指令では、チャック力が既定
値以下か(チャック力が弱すぎるか)をチェックしてお
り、既定値以下の場合にはシーケンス番号N200の
(b5)指令を実行する。(b5)指令は、(b4)指
令と同様にして画面にアラームメッセージを表示して加
工プログラムの実行を中止する。(b3)指令のチェッ
クで既定値より大きい場合には、次の(b6)指令に進
み、加工を続行する。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より理解されるように、この
発明によれば、ラダー回路に対する加工プログラム指令
をラダー回路で組むことができるので、オペレータが理
解しやすいプログラムフォーマットや工作機械メーカ独
自のプログラムフォーマットを実現することができる。
また、加工プログラムの実行とラダー回路の機能実行の
タイミングを取ることができるので、ラダー回路の機能
を実行させることができる。
【0034】またこの発明によれば、ラダー回路の実行
結果を返値(数値データ)として加工プログラムに返す
ようにしたので、ラダー回路の実行結果を加工プログラ
ムで判定して加工を行うことができる。即ち、ユーザが
機械等の状態を判定を、直接、加工プログラムに記述す
ることができるので、ユーザが容易に条件等を変更する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の態様に係わる要部ブロック図
である。
【図2】 本発明の実施の態様に係わるフローチャート
である。
【図3】 本発明の実施の態様に係わる加工プログラム
例である。
【図4】 本発明の実施の態様に係わるトークン情報イ
ンタフェーステーブルの説明図である。
【図5】 本発明の実施の態様に係わるラダー回路例で
ある。
【図6】 本発明の実施の態様に係わる画面表示例であ
る。
【図7】 従来の数値制御装置の要部ブロック図であ
る。
【図8】 従来の数値制御装置のマクロインタフェース
機能の説明図である。
【符号の説明】
1 数値制御装置、2 加工プログラム 3 加工プログラム解析処理部、4 補間処理部 5 ラダー回路、6 機械信号処理部 7 メモリ、8 パラメータ設定部、9 画面表
示部 10 軸制御部、11 データ入出力回路 12 サーボアンプ、13 サーボモータ 14 マクロインタフェーステーブル、21 加工
プログラム解析手段 22 トークン情報セッティング手段、23 トー
クン返値手段 24 機械制御信号処理手段、25 トークン情報
通知手段 26 トークン実行完了検出手段 27 トークン情報インタフェーステーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工プログラム中に指令されたラダー回
    路に対する所定の文字列を含む指令を加工プログラム解
    析手段が解析したとき、その指令中の所定の文字列を取
    り出して加工プログラム解析処理部とラダー回路との間
    に設けられたトークン情報インタフェーステーブルにセ
    ットするステップ、このセットが完了したことをラダー
    回路に通知するステップ、この通知を受けると上記トー
    クン情報インタフェーステーブルにセットされた文字列
    を解析し、この解析結果に基づいてラダー回路が機能実
    行を行うステップ、上記ラダー回路の機能実行完了を検
    出するステップを有することを特徴とする数値制御方
    法。
  2. 【請求項2】 加工プログラム中に指令されたラダー回
    路に対する所定の文字列を含む指令を加工プログラム解
    析手段が解析したとき、その指令中の所定の文字列を取
    り出して加工プログラム解析処理部とラダー回路との間
    に設けられたトークン情報インタフェーステーブルにセ
    ットするとともに、上記指令が返値を必要とする場合、
    上記トークン情報インタフェーステーブルの返値要フラ
    グをオンするステップ、このセットが完了したことをラ
    ダー回路に通知するステップ、この通知を受けると上記
    トークン情報インタフェーステーブルにセットされた文
    字列を解析し、この解析結果に基づいてラダー回路が機
    能実行を行うとともに、上記トークン情報インタフェー
    ステーブルの返値要フラグがオンの場合、上記トークン
    情報インタフェーステーブルに上記指令に関連する数値
    データをセットするステップ、上記ラダー回路の機能実
    行完了を検出するステップ、このラダー回路の機能実行
    完了が検出され、上記トークン情報インタフェーステー
    ブルの返値要フラグがオンの場合、上記トークン情報イ
    ンタフェーステーブルにセットされた上記数値データを
    読み込んで加工プログラム上で数値データとして扱える
    ようにするステップを有することを特徴とする数値制御
    方法。
  3. 【請求項3】 加工プログラム中の指令を解析する加工
    プログラム解析手段と、加工プログラム解析処理部とラ
    ダー回路との間に設けられたトークン情報インタフェー
    ステーブルと、上記加工プログラム解析手段が上記加工
    プログラム中に指令されたラダー回路に対する所定の文
    字列を含む指令を解析したとき、その指令中の所定の文
    字列を取り出して上記トークン情報インタフェーステー
    ブルにセットするトークン情報セッティング手段と、こ
    のトークン情報セッティング手段による上記セットが完
    了したことをラダー回路に通知するトークン情報通知手
    段と、このトークン情報通知手段からセット完了の通知
    を受けると、上記トークン情報インタフェーステーブル
    にセットされた文字列を解析し、この解析結果に基づい
    て機能実行を行うラダー回路と、このラダー回路の機能
    実行完了を検出するトークン実行完了検出手段とを有す
    ることを特徴とする数値制御装置。
  4. 【請求項4】 加工プログラム中の指令を解析する加工
    プログラム解析手段と、加工プログラム解析処理部とラ
    ダー回路との間に設けられたトークン情報インタフェー
    ステーブルと、上記加工プログラム解析手段が上記加工
    プログラム中に指令されたラダー回路に対する所定の文
    字列を含む指令を解析したとき、その指令中の所定の文
    字列を取り出して上記トークン情報インタフェーステー
    ブルにセットするとともに、上記指令が返値を必要とす
    る場合、上記トークン情報インタフェーステーブルの返
    値要フラグをオンするトークン情報セッティング手段
    と、このトークン情報セッティング手段による上記セッ
    トが完了したことをラダー回路に通知するトークン情報
    通知手段と、このトークン情報通知手段からセット完了
    の通知を受けると、上記トークン情報インタフェーステ
    ーブルにセットされた文字列を解析し、この解析結果に
    基づいて機能実行を行うとともに、上記トークン情報イ
    ンタフェーステーブルの返値要フラグがオンの場合、上
    記トークン情報インタフェーステーブルに上記指令に関
    連する数値データをセットするラダー回路と、このラダ
    ー回路の機能実行完了を検出するトークン実行完了検出
    手段と、このラダー回路の機能実行完了が検出され、上
    記トークン情報インタフェーステーブルの返値要フラグ
    がオンの場合、上記トークン情報インタフェーステーブ
    ルにセットされた上記数値データを読み込んで加工プロ
    グラム上で数値データとして扱えるようにするトークン
    返値手段とを有することを特徴とする数値制御装置。
JP05767598A 1998-03-10 1998-03-10 数値制御方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3465575B2 (ja)

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JP2020075342A (ja) * 2018-09-10 2020-05-21 エスエムヴェー アウトブローク シュパンジステーメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 結合装置

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