JP3743335B2 - 数値制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプログラムメモリに格納されたNCプログラム命令を逐次読み出して実行し、制御を行う数値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にNCプログラムに従って制御を行う数値制御装置が実行する処理は、▲1▼NCプログラムの命令の内容を解析して実行するプログラム実行処理、▲2▼軸移動の軌跡を計算する補間演算及びサーボモータの速度指令演算を行う駆動処理、▲3▼外部の機器との通信を行う通信処理、に大別される。以下、この其々について説明する。
【0003】
前記▲1▼のプログラム実行処理は一定の周期で発生する割り込み信号発生時に前回起動したNCプログラム命令の処理が終了しているかをチェックして、処理が終了していれば次に実行すべき命令をプログラムメモリから読み出して命令の内容を解析し、命令の処理を実行をする処理である。
【0004】
前記NCプログラムの命令は軸の移動を伴う軸移動命令と、変数データの算術演算や条件判断及びプログラム分岐などを行う論理演算命令に大別される。軸移動命令はサーボモータの回転により目標位置まで軸が移動することによって命令の処理が完了するので、通常、数msから数秒間の時間を要する。これに対し論理演算命令は数十から数百μsで処理を完了できる。参考のため図10にNCプログラムリストの例を示す。このプログラムリストにおいて、行頭に○を付したものが論理演算命令、●を付したものが軸移動命令である。
【0005】
前記▲2▼の駆動処理はサーボモータを精度良く動作させるために必ず一定時間毎に行わなければならない処理であり、前記▲1▼のプログラム実行処理で使用する割り込み信号とは別の割り込み信号によって起動され、高い処理優先度が付与されている。
【0006】
前記▲3▼の通信処理は外部の機器から数値制御装置の状態を読み出してモニタするための通信や、プログラマブルコントローラ等外部の制御機器との通信を行う処理である。この通信処理は前記▲1▼のプログラム実行処理や、前記▲2▼の駆動処理が行われていない時間に実行される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
近年の生産設備の高度化・複雑化に伴い、数値制御装置のNCプログラムにおいて、複雑な論理演算や条件判断によるプログラム分岐等の処理が頻繁に行われるようになり、先に説明した論理演算命令がより多く用いられるようになってきた。
【0008】
また、従来より数値制御装置による設備制御の高速化が求められている。軸移動時間の短縮はサーボモータの高トルク化等により実現することができるが、NCプログラムの論理演算命令の処理にかかる時間を短縮するには数値制御装置に搭載されたマイクロプロセッサ等のハードウェアの処理能力を増強しなければならず、これを行うにはコストが上がるという問題があった。
【0009】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、数値制御装置のコスト上昇を伴うことなく、従来と同じハードウェアを使用しながらでもNCプログラムを高速に処理することができる数値制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1記載の発明では、プログラム実行処理部において、実行すべきNCプログラム命令の内容によって割り込み信号が発生する周期を決定し、前記決定した割り込み発生周期で発生させた
割り込み信号の発生時に前回起動したNCプログラム命令の処理が終了しているかを確認し、終了している場合には次に実行すべきNCプログラム命令の処理を起動することとした。これにより、前回起動したNCプログラム命令の処理終了をNCプログラム命令の内容に応じた周期で確認し、命令の処理終了後、早期に次のNCプログラム命令処理を起動するようにする。
【0012】
請求項記載の発明ではNCプログラムの命令を解析した結果、該命令が軸移動を伴わない命令である場合には、軸移動を伴う命令である場合よりも前記割り込み信号が発生する周期を短くすることとした。これにより、比較的短時間で処理できる軸移動を伴わない命令の場合にはプログラム実行処理割り込み周期を短く設定することにより、次に実行すべき命令の起動をより早いタイミングで行う。
【0013】
請求項記載の発明ではNCプログラムの命令語と設定すべき割り込み周期データとが対応して格納された割り込み周期テーブルを記憶し、NCプログラムの命令を解析した結果にもとづいて前記割り込み周期テーブルを参照し、前記割り込み信号が発生する周期を設定することとした。これにより、各命令語に適した割り込み信号発生周期を設定する。
【0014】
次に、出願人が本発明を成すに到った経緯を説明する。出願人はまず従来技術の項で説明した▲1▼プログラム実行処理、▲2▼駆動処理及び▲3▼通信処理の其々の処理について、実際にどのようなタイミングで処理が行われているかを調査し、図11に示するような結果を得た。この結果から論理演算命令については比較的短時間で処理が終了するものの、次の割り込みが発生してプログラム実行処理が起動されるまではNCプログラムの実行が先に進まないために、NCプログラム実行時間が必要以上に長くなっていることが分かり、この点を改善すればNCプログラムの実行を高速化できるとの知見を得た。
【0015】
しかし、単に前記割り込み信号が発生する周期を短く設定し、NCプログラム命令の処理終了確認を高い頻度で実行するようにすれば、この処理の為にマイコンの処理能力の多くを占有し、他の処理実行の妨げになるという問題が発生してしまう。そこで、本発明の数値制御装置では、前記プログラム実行処理において、前回起動した命令処理の終了確認並びに次に行うべき命令処理を起動する処理を行うトリガとなる割り込み信号を発生させる周期をNCプログラム命令の内容に応じて随時変更することとしたのである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第一の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の数値制御装置1及びこれと接続された装置からなる設備制御システムの構成図である。
【0017】
数値制御装置1は、モニタ装置2やプログラマブルコントローラ3との通信を行いながら、ユーザーが作成したNCプログラムに従って設備5の制御をすべく、サーボアンプ4に指令を送るものである。モニタ装置2は数値制御装置1の状態を通信により読み出し、ディスプレイに表示するものである。プログラマブルコントローラ3は数値制御装置1や、制御対象である設備5に組みつけられたリミットスイッチ51やソレノイドバルブ52等とのデータ交換を行いながら設備制御全体を統括する設備制御の中核コントローラである。サーボアンプ4は数値制御装置1の指令に基づき、設備5に組みつけられたサーボモータ53を駆動するものである。一台の数値制御装置1に接続されるサーボアンプは一つのみの場合もあり、複数の場合もある。
【0018】
図2は本発明の数値制御装置1の機能を示すブロック図である。この図はソフトウェアの処理過程を1つのブロックで表現したものである。数値制御装置が行う処理は▲1▼プログラム実行処理、▲2▼駆動処理、▲3▼通信処理に大別される。本発明の数値制御装置1は、▲1▼プログラム実行処理に係る構成要素として、割り込み信号発生部10、処理状況確認部11、プログラムメモリ12、解析処理部13、割り込み周期設定処理部14、及び、命令処理部15を備え、割り込み周期設定処理部14はNCプログラムの命令語と割り込み周期データとを関連付ける割り込み周期テーブルを記憶している。▲2▼駆動処理に係るものとして駆動処理部16及び駆動処理用割り込み信号発生部17を備える。▲3▼通信処理に係るものとして通信処理部18を備える。また、プログラマブルコントローラ3とデータ交換を行うI/Oデータやレジスタデータ、及び、数値制御装置1の内部処理で使用する変数データ等を記憶するデータメモリ19を備える。
【0019】
次に、▲1▼プログラム実行処理、▲2▼駆動処理、▲3▼通信処理のそれぞれについて、動作内容及び作用を説明する。
【0020】
▲1▼プログラム実行処理について、図3から図5に示すフローチャートを用いて説明する。図3のフローチャートは割り込み信号発生部10及び処理状況確認部11の動作手順を示す。割り込み信号発生部10は設定された割り込み周期T1で割り込み信号I1を出力するものであり、この割り込み周期は随時変更することができる。この割り込み信号I1により、処理状況確認部11の処理を起動する。処理状況確認部11は前回起動したNCプログラム命令の処理が終了しているかを確認し(ステップ10)、終了していれば解析処理部13に起動指示を行う(ステップ11)。
【0021】
図4のフローチャートは解析処理部13、割り込み周期設定処理部14、及び命令処理部15の動作手順を示す。解析処理部13はステップ11の起動指示がされているかをチェックし(ステップ20)、該起動指示がされていればユーザーが作成したNCプログラムを記憶するプログラムメモリ12から1ブロック分のデータを読出し(ステップ21)、その内容を解析する(ステップ22)。解析した結果は割り込み周期決定部14へ送られる。
【0022】
割り込み周期決定部14は、前記解析結果に基づいて割り込み周期テーブルを参照し、割り込み周期T1を決定する(ステップ23)。
【0023】
ここで、ステップ23での割り込み周期T1を決定する手順を詳細に説明する。割り込み周期テーブルは図6に示すように、命令語を配列変数C()に、これに対応する割り込み周期を配列変数D()に記憶している。この割り込み周期は命令語毎の処理時間を考慮して、短時間で処理可能な命令については、処理に長時間を要する命令よりも比較的短い割り込み周期が設定されている。軸移動を伴わない命令は一般に軸移動を伴う命令よりも命令処理に掛かる時間が短いので、比較的短い割り込み周期が設定されている。なお、図6のn=1,2,3,101,102,103の各命令語は図10のプログラムリストの命令、(1),(2),(3),(101),(102),(103)に其々該当する。
【0024】
割り込み周期T1を決定する手順について、図5のフローチャートにより説明する。変数C(0)に前記解析結果から抽出した命令語を代入し(ステップ30)、整数nを1に初期化する(ステップ31)。C(n)で示される命令語がC(0)に一致するかを判定し(ステップ32)、一致していなければnをインクリメントする(ステップ33)。一致していればそのときのnにより示される割り込み周期D(n)を割り込み周期T1として決定する(ステップ34)。決定した割り込み周期T1は命令処理部15へ送られる。
【0025】
なお、図5に示すフローチャートは実際に装置に組み込む際に必要なエラー処理等は含まれていない。装置に組み込む際には、解析結果から抽出した命令語に一致する命令語が割り込み周期テーブル内に無かった場合にエラー情報を出力したり、適当な割り込み周期を設定する等の処理が必要である。また、C(0)及びC(n)に代入される命令語のデータは、命令語そのものの文字データをキャラクターコードで示すものでも良いし、コマンドコードによるものでもよい。
【0026】
命令処理部15は前記ステップ23で決定した割り込み周期T1を割り込み信号発生部10に設定し(ステップ24)、前記解析したブロックの命令の処理を実行する(ステップ25)。ここで処理される命令は、軸の移動を伴う軸移動命令と、変数データの算術演算や条件判断及びプログラム分岐などを行う論理演算命令に大別される。軸移動を伴うものであれば駆動処理部16に軸移動の指示をする。これらの処理が終了したら次の起動指示があるまで待機する(ステップ20)。以上が▲1▼プログラム実行処理の動作手順である。
【0027】
次に▲2▼駆動処理について説明する。命令処理部15による駆動処理部16への軸移動指示は、位置決め座標や速度、移動時間などの指定を伴って行われる。駆動処理部16はこの指示内容に従ってサーボアンプ4に指令を送り、サーボモータ53の動作を制御するものである。
【0028】
駆動処理部16での処理は駆動処理用割り込み信号発生部17からの割り込み信号I2が発生する度に起動する。駆動処理部16での処理はサーボモータを精度よく制御するために一定周期で行わなければならない処理であり、最も高い優先度が与えられているので、他の処理の実行中でもこれに割り込んで処理を行う。
【0029】
▲3▼通信処理は通信処理部18によって行われる。通信処理部18はモニタ装置2からの通信によるデータ読み出し/書き込みコマンドを受信してこれに対するレスポンスを送信する処理や、プログラマブルコントローラ3とのデータ交換を行うものである。これらの処理は上記▲1▼のプログラム実行処理や、▲2▼の駆動処理が行われていない時間に実行される。
【0030】
以上説明した動作手順により、プログラム実行処理部において、割り込み周期テーブルにおいて命令語毎に定義された割り込み周期で割り込み信号を発生し、この割り込み信号の発生時に前回起動したNCプログラム命令の処理が終了しているかをチェックし、終了していれば次に実行すべきNCプログラム命令の処理を起動する。割り込み周期テーブルに定義された割り込み周期は命令語毎の処理時間を考慮して適当な値が定義されているので、命令の処理終了後、次の命令が起動されるまでのアイドル時間を短くすることが可能となり、この結果NCプログラムの処理時間を短縮できる。
【0031】
また、この手順を実施するにあたり、電子部品の追加等は伴わないので、数値制御装置のコスト上昇を伴うことなく、従来と同じハードウェアを使用しながらでもNCプログラムを高速に処理することができる。
【0032】
図7に本発明を実施した場合の駆動処理及びプログラム実行処理のタイミング図を示す。この例では論理演算命令を実行する場合の割り込み時間T1を従来の四分の一から三分の一程度に短くしている。この結果、一回の命令処理に実質的に掛かる時間(図7の斜線網掛け部分の長さに相当)は変わっていないにも拘わらず、命令の処理が終了してから次の命令が起動されるまでのアイドル時間が大幅に短くなることにより、同じ時間内により多くの命令の処理をすることが可能となる。このことは従来の処理方法によるタイミング図である図11と比較すれば一目瞭然である。
【0033】
次に第二の実施の形態について説明する。第二の実施の形態は、論理演算命令と軸移動命令では命令処理に掛かる時間に大きな開きがあることに着目して、論理演算命令を処理する場合には、軸移動命令を処理する場合よりも割り込み周期を短く設定することとしたものであり、これ以外の部分については第一の実施の形態と同様である。
【0034】
第二の実施の形態における割り込み周期決定部14は、第一の実施の形態における割り込み周期テーブルに変えて、各命令語が軸移動命令,論理演算命令の何れに属するかを判定するための命令判定テーブルを記憶する。この命令判定テーブルは図8に示すようなものである。
【0035】
第二の実施の形態では、図4ステップ24の割り込み周期T1決定手順の詳細が図9のフローチャートに示すようになる。ステップ40では解析処理部13の解析結果から抽出した命令語が図8の命令判定テーブルに定義された軸移動命令のいずれかに該当するか否かによって該命令語が軸移動命令かを判断する。軸移動命令である場合はステップ41にて割り込み周期を4msに決定する。一方、軸移動命令でない場合はステップ42にて該命令語が命令判定テーブルに定義された論理演算命令のいずれかに該当するか否かによって該命令語が論理演算命令であるかを判断する。論理演算命令である場合はステップ43にて割り込み周期を200μsに決定する。軸移動命令,論理演算命令の何れにも該当しなかった場合は必要なエラー処理を行う。なお、ステップ41またはステップ43において決定する割り込周期T1の値(4ms又は200μs)は装置の処理能力に合わせて適当な値にすべきことはいうまでもない。
【0036】
以上説明した第二の実施の形態によれば、より簡単な手順によって割り込み時間T1を決定することができるとともに、第一の実施の形態と同様の効果がある。
【0037】
なお、解析処理部13で行うNCプログラム命令の読み出し・解析処理、及び、割り込み周期決定部14で行う割り込み周期T1を決定する処理は、処理状況確認部11において前回起動したNCプログラム命令の処理が終了していることが確認された時に行うものでも良いし、予めNCプログラム命令の処理と並行して行っておくものでもよい。予めこれらの処理を行っておく場合は決定した割り込み周期T1を一時記憶し、次の命令の処理開始時に割り込み信号発生部10に該記憶した割り込み周期T1を設定する処理などが必要である。
【0038】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、プログラム実行処理部において、実行すべきNCプログラム命令の内容に応じた周期で発生する割り込み信号によりNCプログラム命令の処理を行うこととしたので、NCプログラム命令処理を行うタイミングを最適化できる。このため、数値制御装置のコスト上昇を伴うことなく、従来と同じハードウェアを使用しながらでもNCプログラムを高速に処理できる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における制御システムの構成図である。
【図2】本発明の実施の形態における数値制御装置の機能を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態における解析処理を起動するためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態における命令処理のためのフローチャートである。
【図5】本発明の第一の実施の形態における割り込み周期を決定するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第一の実施の形態における割り込み周期テーブルの説明図である。
【図7】本発明を実施した場合の処理タイムチャートである。
【図8】本発明の第二の実施の形態における命令判定テーブルの説明図である。
【図9】本発明の第二の実施の形態における割り込み周期を決定するためのフローチャートである。
【図10】NCプログラムリストの一例を示す説明図である。
【図11】従来の技術における処理タイムチャートである。
【符号の説明】
1 数値制御装置
2 モニタ装置
3 プログラマブルコントローラ
4 サーボアンプ
5 制御対象設備
10 割り込み信号発生部
11 処理状況確認部
12 プログラムメモリ
13 処理解析部
14 割り込み周期設定処理部
15 命令処理部
16 駆動処理部
17 駆動処理用割り込み信号発生部
18 通信処理部
19 データメモリ

Claims (3)

  1. プログラム実行処理部と駆動処理部を備え、前記プログラム実行処理部はプログラムメモリに格納されたNCプログラム命令を逐次読み出して実行し、制御を行う数値制御装置において、実行すべきNCプログラム命令を前記プログラムメモリから読み出して解析する解析処理手段と、該NCプログラム命令の処理をする命令処理手段と、前期解析したNCプログラム命令の内容によって割り込み周期を決定する割り込み周期決定手段と、前記割り込み周期決定手段で決定した割り込み周期で割り込み信号を発生し、前記命令処理手段に与える割り込み信号発生手段と、を有し、
    前記命令処理手段は、前回起動したNCプログラム命令の処理が終了しているかを前記割り込み信号の発生時に確認する処理状況確認手段を備え、前記処理状況確認手段における確認の結果、前回起動したNCプログラム命令の処理が終了していない場合には該命令の処理を続行する一方、終了している場合には前記解析処理手段で解析した次のNCプログラム命令の処理を起動することを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記割り込み周期決定手段は、前記解析処理手段によりNCプログラム命令を解析した結果、該命令が軸移動を伴わない命令である場合には、軸移動を伴う命令である場合よりも割り込み周期を短い時間に決定することを特徴とする請求項1記載の数値制御装置。
  3. 前記割り込み周期決定手段はNCプログラムの命令語と割り込み周期データとが対応して格納された割り込み周期テーブルを記憶し、前記解析処理手段による解析結果にもとづいて前記割り込み周期テーブルを参照して前記割り込み周期を決定することを特徴とする請求項1記載の数値制御装置。
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