JPH11257774A - 蓄冷型冷凍機 - Google Patents

蓄冷型冷凍機

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Publication number
JPH11257774A
JPH11257774A JP6120898A JP6120898A JPH11257774A JP H11257774 A JPH11257774 A JP H11257774A JP 6120898 A JP6120898 A JP 6120898A JP 6120898 A JP6120898 A JP 6120898A JP H11257774 A JPH11257774 A JP H11257774A
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JP
Japan
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stage
expanders
pressure
compressors
buffer tank
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Pending
Application number
JP6120898A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Inaguchi
隆 稲口
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/002Gas cycle refrigeration machines with parallel working cold producing expansion devices in one circuit

Landscapes

  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、信頼性の高い、かつ、高効率な
蓄冷型冷凍機を得る。 【解決手段】 蓄冷型冷凍機は、2台の圧縮機1と、吸
気/排気バルブ20、21を有する2台の膨張機から構
成されている。2台の膨張機は1/2サイクルずらして
運転される。そして、2台の膨張機からの排気ガスが一
旦配管アダプタ30にて混合された後、2台の圧縮機1
のそれぞれに戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数台の圧縮機
と膨張機を備えた蓄冷型冷凍機に関し、効率を向上し、
信頼性を高めることができる蓄冷型冷凍機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の蓄冷型冷凍機について2段GM冷
凍機を例にあげて図10に基づいて説明する。図10に
おいて、1はヘリウムガスを圧縮する圧縮機、2は圧縮
機1の吸気側に配設された低圧側バッファータンク、3
は圧縮機1の排気側に配設された高圧側バッファータン
ク、7a、7bは直径を順次縮小したパイプを同軸上に
連結一体化したシリンダの1段目シリンダと2段目シリ
ンダ、8aは1段目シリンダ7a内に摺動可能に配設さ
れた1段目デスプレーサ、8bは2段目シリンダ7b内
に1段目デスプレーサ8aと同様に摺動可能に配設され
た2段目デスプレーサ、これらの1段目および2段目デ
スプレーサ8a、8bはそれぞれ自在継手(図示せず)
で連結一体化されて構成されている。9aは1段目シリ
ンダ7aと1段目ディスプレーサー8aとの間に配設さ
れてヘリウムガスが漏れることを防止する1段目シー
ル、9bは2段目シリンダ7bと2段目ディスプレーサ
ー8bとの間に配設されてヘリウムガスが漏れることを
防止する2段目シール、11aは1段目シリンダ7aの
低温端の外周面に配設された1段目ステージ、11bは
2段目シリンダ7bの低温端の外周面に配設された2段
目ステージ、12aは1段目シリンダ7aと1段目デス
プレーサ8aとの間に形成された空間である1段目膨脹
空間、12bは2段目シリンダ7bと2段目デスプレー
サ8bとの間に形成された空間である2段目膨脹空間、
10aは1段目デスプレーサ8a内に蓄冷材として銅メ
ッシュおよび鉛玉を用いた1段目蓄冷器、10bは2段
目デスプレーサ8b内に蓄冷材として磁性蓄冷材の1種
であるHo-Er-Ruの組成を有する材料を用いた2段目蓄冷
器、20は圧縮機1からシリンダに高圧のガスを供給す
るタイミングを制御する吸気バルブ、21は1段目およ
び2段目シリンダ7a、7b内のヘリウムガス(低圧の
ガス)を圧縮機1に排出するタイミングをコントロール
する排気バルブ、22は1段目および2段目シリンダ7
a、7b内を1段目および2段目デスプレーサ8a、8
bを往復運動させるとともに、この往復運動に連動して
吸気バルブ20および排気バルブ21の開閉をおこなう
駆動モータである。
【0003】ここで、1段目および2段目シリンダ7
a、7b、1段目および2段目デスプレーサ8a、8
b、1段目および2段目シール9a、9b、1段目およ
び2段目蓄冷器10a、10b、1段目および2段目ス
テージ11a、11b、1段目および2段目膨張空間1
2a、12b、吸気バルブ20、排気バルブ21および
駆動モータ22から膨張機が構成されている。即ち、こ
の従来の蓄冷型冷凍機は、1台の圧縮機1と2台の膨張
機とから構成されている。
【0004】つぎに、このように構成された蓄冷型冷凍
機の動作について説明する。まず、1段目および2段目
デスプレーサ8a、8bが最下端にあり、吸気バルブ2
0が開き、排気バルブ21が閉じている状態で、圧縮機
1で圧縮された高圧のヘリウムガスが、まず高圧側バッ
ファータンク3に流入し、それから1段目蓄冷器10a
に流入し、1段目蓄冷器10aで蓄冷材により所定の温
度まで冷却されて、1段目膨張空間12aへ流入する。
1段目膨張空間12aに流入した高圧ガスの一部はさら
に2段目蓄冷器10bで蓄冷材により所定の温度まで冷
却されて、2段目膨張空間12bへ流入する。この結
果、1段目および2段目膨張空間12a、12bは高圧
状態になる。
【0005】ついで、1段目および2段目デスプレーサ
8a、8bが上方に動き、それにともない高圧のヘリウ
ムガスが1段目および2段目膨脹空間12a、12bに
次々と供給される。この間、吸気および排気バルブ2
0、21は動かない(吸気バルブ:開、排気バルブ:
閉)。この際、高圧のヘリウムガスは、1段目蓄冷器1
0aおよび2段目蓄冷器10bで所定の温度まで冷却さ
れる。
【0006】そして、1段目および2段目デスプレーサ
8a、8bが最上端付近になったときに、吸気バルブ2
0が閉じられ、少し遅れて排気バルブ21が開かれる。
このとき、高圧のヘリウムガスは断熱的に膨脹して冷凍
を発生する。そこで、1段目および2段目膨脹空間12
a、12b内に存在するヘリウムガスはそれぞれの温度
レベルで低温・低圧になり、1段目ステージ11aおよ
び2段目ステージ11bはこのヘリウムガスにより冷却
される。
【0007】ついで、1段目および2段目デスプレーサ
8a、8bが下方に移動することにより、低温・低圧の
ヘリウムガスが、2段目および1段目蓄冷器10b、1
0aに流入して蓄冷材を冷却した後、排気バルブ21か
ら排気され、さらに低圧側バッファータンク2を通過し
て、圧縮機1に戻される。デスプレーサ8a、8bが最
下端に移動し、1段目および2段目膨脹空間12a、1
2bの体積が略最小となった状態で、排気バルブ21が
閉じられ、吸気バルブ20が開かれて、圧縮機1で圧縮
された高圧のヘリウムガスが高圧側バッファータンク
3、次いで膨張機に流入し、1段目および2段目膨脹空
間3a、3bの圧力が低圧から高圧になる。上述の過程
を1サイクルとして動作する。
【0008】このようにして、上述の動作を繰り返すこ
とにより、1段目ステージ11aおよび2段目ステージ
11bが冷却され。1段目ステージ11aおよび2段目
ステージ11bの代表的な温度はそれぞれ50Kおよび
4.2Kである。この従来例では1台の圧縮機を2台の
膨張機で利用しているが、2台の膨張機とも上述したよ
うな動作をする。
【0009】ここで、この従来の蓄冷型冷凍機の動作に
おけるバッファータンクおよび膨張空間の圧力変化を図
11を参照しつつ説明する。図11中、曲線Aは高圧側
バッファータンク3の圧力変化を、曲線Bは低圧側バッ
ファータンク2の圧力変化を、曲線Cは2段目膨張空間
12bの圧力変化を示している。また、図11の横軸は
位相角度を示し、位相角度360度で1サイクルとす
る。2段目膨張空間12bの圧力は、吸気バルブ20が
開き、排気バルブ21を閉じる(-30度)と上昇する。
このとき、高圧側バッファータンク3および低圧側バッ
ファータンク2の圧力は低下する。つぎに、吸気バルブ
20を閉じると(排気バルブ21は閉じたまま。120
度)、2段目膨張空間12bの圧力は少し下がり、高圧
側バッファータンク3の圧力は上昇する。つぎに、吸気
バルブ20は閉じたまま排気バルブ21を開く(150
度)と、2段目膨張空間12b内の圧力は下がる。この
とき、低圧側バッファータンク2の圧力は上昇する。こ
のサイクルを繰り返す。従って、低圧側バッファータン
ク2、高圧側バッファータンク3の圧力は周期的に変動
をうける。高圧側バッファータンク3および低圧側バッ
ファータンク2の圧力が周期的に変動をうけると圧縮機
1に負担をかけることになり、圧縮機1の信頼性を低下
させる。また、2段目膨張空間12b内の圧力変動が小
さくなり、図示の仕事が小さくなるため、冷凍能力も低
下する。従来の蓄冷型冷凍機では、この冷凍能力の低下
を防ぐため2台の膨張機のサイクルを1/2サイクルず
つずらすことで高圧側バッファータンク3と低圧側バッ
ファータンク2の圧力変動を低減している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の蓄冷型冷凍機は
以上のように構成されているので、容量の十分大きい圧
縮機1に容量の小さい膨張機を2台接続する場合には、
膨張機に十分流量が確保されるので1台当たりの冷凍能
力が低下せず、有効である。しかしながら、圧縮機1と
膨張機のそれぞれの容量が適合している場合や、逆に圧
縮機1より膨張機の容量の方が大きい場合では、圧縮機
1から膨張機へ十分なヘリウムガスを供給できず、2台
の膨張機の冷凍能力は低下してしまう。また、圧縮機1
と膨張機のそれぞれの容量が適合している場合でも、圧
縮機1と膨張機をそれぞれ1台ずつ接続し、各圧縮機1
の吸気側および吐出側に高圧側バッファータンク3およ
び低圧側バッファータンク2を接続すると、高圧側バッ
ファータンク3および低圧側バッファータンク2の圧力
は上述したように変動する。この圧力変動を低減するた
めには容量の大きい低圧側バッファータンク2あるいは
高圧側バッファータンク3を設置する必要があり、これ
はスペース、重量、コストを増やすことにつながり、望
ましいことではない。
【0011】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、信頼性の高い、かつ、高効率な
蓄冷型冷凍機を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る蓄冷型冷
凍機は、複数台の圧縮機と、吸気/排気バルブを有する
複数台の膨張機から構成される蓄冷型冷凍機において、
上記複数台の膨張機のサイクルをずらして運転するよう
にするとともに、上記複数台の膨張機からの排気ガスを
一旦排気ガス混合器にて混合した後、上記複数台の圧縮
機のそれぞれに戻すようにしたものである。
【0013】また、上記複数台の圧縮機からの吐出ガス
を一旦吐出ガス混合器にて混合した後、上記複数台の膨
張機のそれぞれに戻すようにしたものである。
【0014】また、複数台の圧縮機と、吸気/排気バル
ブを有する複数台の膨張機から構成される蓄冷型冷凍機
において、上記複数台の膨張機のサイクルをずらして運
転するようにするとともに、上記複数台の圧縮機からの
吐出ガスを一旦吐出ガス混合器にて混合した後、上記複
数台の膨張機のそれぞれに戻すようにしたものである。
【0015】また、2台の圧縮機と2台の膨張機とから
構成し、2台の膨張機のサイクルを1/2サイクルずつ
ずらして運転するようにしたものである。
【0016】また、上記排気ガス混合器が混合用バッフ
ァータンクで構成されているものである。
【0017】また、上記吐出ガス混合器が混合用バッフ
ァータンクで構成されているものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係る蓄
冷型冷凍機の構成を示す断面図である。図において、図
10に示した従来の蓄冷型冷凍機と同一または相当部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。この実施の
形態1による蓄冷型冷凍機は、図1に示されるように、
2台の膨張機と2台の圧縮機1とから構成されている。
そして、各膨張機から排気されたガスは、一旦排気ガス
ガス混合器としての配管アダプタ30で混合された後、
各圧縮機1に戻されるように構成されている。さらに、
各圧縮機1で圧縮されたヘリウムガスは、それぞれ高圧
側バッファタンク3を介して膨張機に送気されるように
構成されている。さらにまた、2台の膨張機は、1/2
サイクルずつずらして運転される。なお、膨張機は、1
段目および2段目シリンダ7a、7b、1段目および2
段目デスプレーサ8a、8b、1段目および2段目シー
ル9a、9b、1段目および2段目蓄冷器10a、10
b、1段目および2段目ステージ11a、11b、1段
目および2段目膨張空間12a、12b、吸気バルブ2
0、排気バルブ21および駆動モータ22から構成され
ている。また、配管アダプタ30は、小さい容量を有
し、2台の膨張機からの排気ガスを混合するだけのもの
である。また、1台の圧縮機1の容量は1台の膨張機の
容量にほぼ適合している。
【0019】つぎに、このように構成された蓄冷型冷凍
機の動作について説明する。なお、2台の膨張機は、1
/2サイクルずらして運転されるので、説明の便宜上、
一方の膨張機に着目して説明する。まず、1段目および
2段目デスプレーサ8a、8bが最下端にあり、吸気バ
ルブ20が開き、排気バルブ21が閉じている状態で、
圧縮機1で圧縮された高圧のヘリウムガスが、高圧側バ
ッファータンク3に流入し、それから1段目蓄冷器10
aに流入し、1段目蓄冷器10aで蓄冷材により所定の
温度まで冷却されて、1段目膨張空間12aへ流入す
る。1段目膨張空間12aに流入した高圧ガスの一部は
さらに2段目蓄冷器10bで蓄冷材により所定の温度ま
で冷却されて、2段目膨張空間12bへ流入する。この
結果、1段目および2段目膨張空間12a、12bは高
圧状態になる。
【0020】ついで、1段目および2段目デスプレーサ
8a、8bが上方に動き、それにともない高圧のヘリウ
ムガスが1段目および2段目膨脹空間12a、12bに
次々と供給される。この間、吸気および排気バルブ2
0、21は動かない(吸気バルブ:開、排気バルブ:
閉)。この際、高圧のヘリウムガスは、1段目蓄冷器1
0aおよび2段目蓄冷器10bで所定の温度まで冷却さ
れる。
【0021】そして、1段目および2段目デスプレーサ
8a、8bが最上端付近になったときに、吸気バルブ2
0が閉じられ、少し遅れて排気バルブ21が開かれる。
このとき、高圧のヘリウムガスは断熱的に膨脹して冷凍
を発生する。そこで、1段目および2段目膨脹空間12
a、12b内に存在するヘリウムガスはそれぞれの温度
レベルで低温・低圧になり、1段目ステージ11aおよ
び2段目ステージ11bはこのヘリウムガスにより冷却
される。
【0022】ついで、1段目および2段目デスプレーサ
8a、8bが下方に移動することにより、低温・低圧の
ヘリウムガスが、2段目および1段目蓄冷器10b、1
0aに流入して蓄冷材を冷却した後、排気バルブ21か
ら排気される。この排気バルブ21から排気されたヘリ
ウムガスは、一旦配管アダプタ30に流入し、他方の膨
張機から排気されたヘリウムガスと混合されて、圧縮機
1に戻される。デスプレーサ8a、8bが最下端に移動
し、1段目および2段目膨脹空間12a、12bの体積
が略最小となった状態で、排気バルブ21が閉じられ、
吸気バルブ20が開かれて、圧縮機1で圧縮された高圧
のヘリウムガスが高圧側バッファータンク3、次いで膨
張機に流入し、1段目および2段目膨脹空間3a、3b
の圧力が低圧から高圧になる。上述の過程を1サイクル
として動作する。この時、他方の膨張機は、1/2サイ
クルずれて一方の膨張機と同様に動作する。
【0023】このようにして、上述の動作を繰り返すこ
とにより、2台の膨張機の1段目ステージ11aおよび
2段目ステージ11bが冷却され。1段目ステージ11
aおよび2段目ステージ11bの代表的な温度はそれぞ
れ50Kおよび4.2Kである。
【0024】図2はこの実施の形態1における配管アダ
プタ30内の圧力変動を示す図であり、図中、比較のた
めに、2台の膨張機を1台1台個別に動作させた場合の
配管アダプタ30内の圧力変動を点線および一点鎖線で
示す。この実施の形態1では、1/2サイクルずれて運
転される2台の膨張機から排気されたヘリウムガスは、
配管アダプタ30内で混合されるので、配管アダプタ3
0内の圧力は、2台の膨張機を1台1台個別に動作させ
た場合の配管アダプタ30内の圧力変動が平均化された
ものとなる。その結果、配管アダプタ30内の圧力変動
は、図2に示されるように、大幅に低減される。
【0025】図3はこの実施の形態1における一方の膨
張機の膨張空間および配管アダプタ30内の圧力変動を
示す図であり、図中、比較のために、2台の膨張機を1
台1台個別に動作させた場合の1台の膨張機の膨張空間
および配管アダプタ30内の圧力変動を点線で示す。吸
気バルブ20が閉じられ、少し遅れて排気バルブ21が
開けられて高圧のヘリウムガスが断熱的に膨張する時の
膨張空間内の圧力は、配管アダプタ30内の圧力に影響
される。2台の膨張機を1台1台個別に動作させた場
合、図3中点線で示されるように、吸気バルブ20を閉
じたまま排気バルブ21を開くと、配管アダプタ30内
の圧力は大きく上昇する。この時の膨張空間内の圧力
は、配管アダプタ30内の圧力上昇分高圧側に引き上げ
られる。一方、この実施の形態1では、図3中実線で示
されるように、配管アダプタ30内の圧力は上昇しない
ので、その分膨張空間内の圧力は低圧側に引き下げられ
る。その結果、この実施の形態1における膨張空間の圧
力変動が大きくなる。冷凍機の冷凍能力は図示の仕事に
ほぼ比例する。W=∫PdV ・・・式(1)ここ
で、Wは図示の仕事を、Pは圧力を、Vは膨張空間の体
積を表している。式(1)から、膨張空間の圧力変動が
増加すると、図示の仕事が増加するのが分かる。そし
て、図示の仕事が増加すると、冷凍能力が増加し、効率
も向上することになる。
【0026】このように、この実施の形態1によれば、
2台の膨張機と2台の圧縮機1とから構成し、2台の膨
張機のサイクルを1/2サイクルずらして運転するよう
にし、さらに2台の膨張機からの排気ガスを一旦配管ア
ダプタ30で混合した後各圧縮機1に戻すようにしてい
るので、2台の圧縮機1への戻りガスの動作圧力・処理
流量が均一化され、負荷の平均化が図られる。その結
果、特定の圧縮機1に負荷が偏ることがなく、圧縮機1
の信頼度が増すとともに、効率の向上が図られる。ま
た、配管アダプタ30内の圧力変動が抑えら、膨張空間
内の圧力変動が大きくなるので、図示の仕事が増加し、
蓄冷型冷凍機の冷凍能力を増加させることができるとと
もに、効率を向上させることができる。また、2台の膨
張機のサイクルを1/2サイクルずらして運転し、さら
に2台の膨張機からの排気ガスを一旦混合した後2台の
圧縮機1のそれぞれに戻すようにしているので、2台の
膨張機から排出されたガスを混合するように作用する容
量の小さい配管アダプタ30を用いて、圧縮機1の吸気
側のガス圧力変動を抑えることができる。そこで、容量
の大きい低圧側バッファタンクが不要となり、省スペー
ス化、軽量化、低コスト化を達成することができるとと
もに、各膨張機に十分なヘリウムガスを供給できるよう
になり、冷凍機の冷凍能力の低下を抑えることができ
る。
【0027】実施の形態2.この実施の形態1では、ガ
ス混合器として、2台の膨張機から排気されたガスを混
合するために小容量の配管アダプタ30を用いるものと
しているが、この実施の形態2では、図4に示されるよ
うに、排気ガス混合器として、配管アダプタ30に比べ
て大容量の低圧側混合用バッファタンク31を用いるも
のとしている。なお、他の構成は上記実施の形態1と同
様に構成されている。この実施の形態2によれば、2台
の膨張機からの排気ガスが大容量の低圧側混合用バッフ
ァタンク31で混合された後各圧縮機1に戻すようにし
ているので、小容量の配管アダプタ30で混合する場合
に比べて、低圧側混合用バッファタンク31内の圧力変
動がさらに抑えられる。その結果、2台の圧縮機1への
戻りガスの動作圧力・処理流量がより均一化され、負荷
の平均化が図られるので、圧縮機1の信頼性が増し、効
率を向上させることができる。
【0028】実施の形態3.この実施の形態2では、2
台の圧縮機1の吐出ガスが2台の高圧側バッファタンク
3のそれぞれを介して各膨張機に供給されるものとして
いるが、この実施の形態3では、図5に示されるよう
に、2台の圧縮機1の吐出ガスが一旦吐出ガス混合器と
しての大容量の高圧側混合用バッファタンク32で混合
された後、各膨張機に供給されるものとしている。な
お、他の構成は上記実施の形態2と同様に構成されてい
る。
【0029】つぎに、この実施の形態3による蓄冷型冷
凍機の動作の特徴部分について説明する。2台の圧縮機
1から吐出されたヘリウムガスは、高圧側混合用バッフ
ァタンク32に流入して混合された後、2台の膨張機に
供給される。この時、2台の膨張機のサイクルは1/2
サイクルずれて運転されているので、一方の膨張機では
吸気バルブ20が閉じられ、排気バルブ21が開けられ
ている時には、他方の膨張機では吸気バルブが20開け
られ、排気バルブ21が閉じられている。そこで、高圧
側混合用バッファタンク32で混合されたヘリウムガス
は、他方の膨張機にのみ供給される。つまり、2台の圧
縮機1の吐出ガスが1台の膨張機に供給されることにな
り、ガスの供給能力が2倍となる。ここで、2台の圧縮
機1、2台の膨張機および2台の高圧側バッファタンク
3から構成されるシステムにおいて、1台の圧縮機1か
らの吐出ガスを1台の高圧側バッファタンク3を介して
1台の膨張機に供給するように運転させる場合、圧縮機
1のガス供給能力に限りがあることから、高圧側バッフ
ァタンク3内の圧力にはΔPの変動が生じてしまう。し
かしながら、この実施の形態3では、ガスの供給能力が
2倍となるので、膨張機へのガス供給に伴う高圧側混合
用バッファタンク32内の圧力変動は1/2ΔPとな
る。
【0030】したがって、この実施の形態3によれば、
上記実施の形態2の効果に加えて、高圧側混合用バッフ
ァタンク32の圧力変動が抑えられるので、その分膨張
空間内の圧力変動が大きくなり、図示の仕事が増加し、
蓄冷型冷凍機の冷凍能力を増加させることができるとと
もに、効率を向上させることができる。また、負荷の均
一化が図られ、圧縮機1の信頼性を向上させることがで
きる。
【0031】なお、上記実施の形態3では、ガス混合器
として大容量の高圧側混合用バッファタンク32を用い
るものとしているが、ガス混合器として小容量の配管ア
ダプタを用いてもよい。この場合、省スペース化、軽量
化、低コスト化を達成することができる。また、上記実
施の形態3では、2台の圧縮機1の吸気側および吐出側
にそれぞれ低圧側混合用バッファタンク31および高圧
側混合用バッファタンク32を配設し、膨張機の排気ガ
スおよび圧縮機の吐出ガスをそれぞれ混合するものとし
ているが、膨張機の排気ガスは混合せず、圧縮機1の吐
出ガスを高圧側混合用バッファタンク32により混合す
るものとしてもよい。この場合、高圧側混合用バッファ
タンク32内の圧力変動が抑えられることに起因する効
果が得られる。
【0032】実施の形態4.上記実施の形態1〜3で
は、1台の圧縮機1の容量が1台の膨張機の容量にほぼ
適合している場合に適用されるものであるが、この実施
の形態4では、1台の圧縮機1の容量が1台の膨張機の
容量に比べて小さく、1台の圧縮機1を1台の膨張機に
接続したのでは十分な冷凍能力が得られない場合に適用
されるものである。つまり、この実施の形態4では、図
6に示されるように、2台の膨張機と4台の圧縮機1と
を備え、2台の膨張機からの排出ガスが一旦低圧側混合
用バッファタンク31に流入・混合された後、4台の圧
縮機1に供給され、2台ずつの圧縮機1からの吐出ガス
がそれぞれ高圧側混合用バッファタンク32に流入・混
合された後、各膨張機にそれぞれ供給されるものとして
いる。
【0033】この実施の形態4によれば、1台の圧縮機
1の容量が1台の膨張機の容量に比べて小さいような場
合においても、十分なヘリウムガス流量を膨張機に供給
できるようになり、冷凍能力を向上させることができ
る。また、低圧側混合用バッファタンク31および高圧
側混合用バッファタンク32内の圧力変動が抑えられ、
圧縮機1への負担を軽減でき、図示の仕事の量を増加で
きるので、信頼性、効率を向上させることができる。
【0034】実施の形態5.上記実施の形態4では、2
台の膨張機からの排出ガスを一旦低圧側混合用バッファ
タンク31に流入・混合した後、4台の圧縮機1に供給
するものとしているが、この実施の形態5では、図7に
示されるように、2台の膨張機からの排出ガスを一旦低
圧側混合用バッファタンク31に流入・混合した後、3
台の圧縮機1に供給するものとしている。この場合、1
台の膨張機当たり圧縮機1.5台分のヘリウムガス流量
を確保することができ、最適なヘリウムガス流量を膨張
機に供給することができる。このため、効率をさらに向
上させることができる。
【0035】実施の形態6.この実施の形態6では、図
8に示されるように、低圧側混合用バッファタンク31
と高圧側混合用バッファタンク32とがバッファタンク
33に一体化に形成されている。なお、他の構成は上記
実施の形態3と同様に構成されている。
【0036】ここで、バッファタンク33の構造につい
て図9を参照しつつ説明する。バッファタンク33は、
一対の端板35により円筒状の外筒34の上下の開口を
塞口して密閉缶体を作製し、さらに円筒状の内筒36に
より該密閉缶体の内部空間を内周側空間と外周側空間と
に気密に画成して作製されている。そして、内筒36に
より画形された密閉缶体の内周側空間と外周側空間とが
高圧側混合用バッファタンク32と低圧側混合用バッフ
ァタンク31とに相当している。そして、2台の膨張機
の各排気配管がそれぞれ低圧側吸気ポート37aおよび
低圧側排気ポート37bに接続されて各圧縮機1の吸気
側に連結され、2台の膨張機の各吸気配管がそれぞれ高
圧側吸気ポート38aおよび高圧側排気ポート38bに
接続されて各圧縮機1の吐出側に連結されている。
【0037】この実施の形態6によれば、2台の膨張機
のサイクルは1/2サイクルずらして運転され、2台の
膨張機からの排出ガスが一旦低圧側混合用バッファタン
ク31に流入・混合された後、2台の圧縮機1に供給さ
れ、2台の圧縮機1からの吐出ガスがそれぞれ高圧側混
合用バッファタンク32に流入・混合された後、各膨張
機にそれぞれ供給されるので、上記実施の形態3と同様
の効果を奏する。また、低圧側混合用バッファタンク3
1と高圧側混合用バッファタンク32とが一体に構成さ
れているので、バッファタンク33全体のコンパクト化
が図られる。また、低圧側混合用バッファタンク31が
高圧側混合用バッファタンク32の外周側に配置されて
いるので、圧量変動量の大きい低圧側混合用バッファタ
ンク31の容量を大きくとることができ、バッファタン
ク33の大型化を抑えて、効果的に圧力変動を抑えるこ
とができる。また、圧力の高い高圧側混合用バッファタ
ンク32が内周側に配置されているので、外筒34の肉
厚を最小にすることができ、また低圧側混合用バッファ
タンク31と高圧側混合用バッファタンク32とを画成
する内筒36がバッファタンク33の機械的強度を高め
ているので、端板35の肉厚を薄くすることができ、バ
ッファタンク33の軽量化、低コスト化を実現すること
ができる。
【0038】なお、上記各実施の形態では、2台の膨張
機のシステムに適用するものとして説明しているが、膨
張機は2台に限定されるものではなく、各膨張機のサイ
クルがずれて運転されるものであれば3台でも、4台で
もよい。
【0039】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0040】この発明に係る蓄冷型冷凍機は、複数台の
圧縮機と、吸気/排気バルブを有する複数台の膨張機か
ら構成される蓄冷型冷凍機において、上記複数台の膨張
機のサイクルをずらして運転するようにするとともに、
上記複数台の膨張機からの排気ガスを一旦排気ガス混合
器にて混合した後、上記複数台の圧縮機のそれぞれに戻
すようにしたので、排気ガス混合器内の圧力変動が抑え
られる。そこで、複数台の圧縮機への戻りガスの動作圧
力・処理流量が均一化され、負荷の平均化が図られ、圧
縮機の信頼度が増すとともに、効率の向上が図られ、さ
らに膨張空間内の圧力変動が大きくなり、図示の仕事が
増加して冷凍能力を増加させることができる蓄冷型冷凍
機が得られる。
【0041】また、上記複数台の圧縮機からの吐出ガス
を一旦吐出ガス混合器にて混合した後、上記複数台の膨
張機のそれぞれに戻すようにしたので、吐出ガス混合器
内の圧力変動が抑えられ、圧縮機の負荷をより均一化で
きるとともに、膨張空間内の圧力変動を大きくすること
ができる。
【0042】また、複数台の圧縮機と、吸気/排気バル
ブを有する複数台の膨張機から構成される蓄冷型冷凍機
において、上記複数台の膨張機のサイクルをずらして運
転するようにするとともに、上記複数台の圧縮機からの
吐出ガスを一旦吐出ガス混合器にて混合した後、上記複
数台の膨張機のそれぞれに戻すようにしたので、吐出ガ
ス混合器内の圧力変動が抑えられる。そこで、複数台の
圧縮機の吐出ガスの動作圧力・処理流量が均一化され、
負荷の平均化が図られ、圧縮機の信頼度が増すととも
に、効率の向上が図られ、さらに膨張空間内の圧力変動
が大きくなり、図示の仕事が増加して冷凍能力を増加さ
せることができる。
【0043】また、2台の圧縮機と2台の膨張機とから
構成し、2台の膨張機のサイクルを1/2サイクルずつ
ずらして運転するようにしたので、圧縮機の戻りガスあ
るいは吐出ガスの動作圧力・処理流量の均一化が図られ
る。
【0044】また、上記排気ガス混合器が混合用バッフ
ァータンクで構成されているので、混合器内の圧力変動
をより抑えることができる。
【0045】また、上記吐出ガス混合器が混合用バッフ
ァータンクで構成されているので、混合器内の圧力変動
をより抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る蓄冷型冷凍機
の構成を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における配管アダプ
タ内の圧力変動を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における一方の膨張
機の膨張空間および配管アダプタ内の圧力変動を示す図
である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る蓄冷型冷凍機
の構成を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3に係る蓄冷型冷凍機
の構成を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態4に係る蓄冷型冷凍機
の構成を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態5に係る蓄冷型冷凍機
の構成を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態6に係る蓄冷型冷凍機
の構成を示す断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態6に係る蓄冷型冷凍機
のバッファタンクを示す図である。
【図10】 従来の蓄冷型冷凍機の構成を示す断面図で
ある。
【図11】 従来の蓄冷型冷凍機における膨張機の膨張
空間およびバッファタンク内の圧力変動を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 圧縮機、7a 1段目シリンダ(膨張機)、7b
2段目シリンダ(膨張機)、8a 1段目デスプレーサ
(膨張機)、8b 2段目デスプレーサ(膨張機)、9
a 1段目シール(膨張機)、9b 2段目シール(膨
張機)、10a1段目蓄冷器(膨張機)、10b 2段
目蓄冷器(膨張機)、11a 1段目ステージ(膨張
機)、11b 2段目ステージ(膨張機)、12a 1
段目膨張空間(膨張機)、12b 2段目膨張空間(膨
張機)、20 吸気バルブ(膨張機)、21 排気バル
ブ(膨張機)、30 配管アダプタ(排気ガス混合
器)、31 低圧側混合用バッファタンク(排気ガス混
合器)、32 高圧側混合用バッファタンク(吐出ガス
混合器)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の圧縮機と、吸気/排気バルブを
    有する複数台の膨張機から構成される蓄冷型冷凍機にお
    いて、上記複数台の膨張機のサイクルをずらして運転す
    るようにするとともに、上記複数台の膨張機からの排気
    ガスを一旦排気ガス混合器にて混合した後、上記複数台
    の圧縮機のそれぞれに戻すようにしたことを特徴とする
    蓄冷型冷凍機。
  2. 【請求項2】 上記複数台の圧縮機からの吐出ガスを一
    旦吐出ガス混合器にて混合した後、上記複数台の膨張機
    のそれぞれに戻すようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の蓄冷型冷凍機。
  3. 【請求項3】 複数台の圧縮機と、吸気/排気バルブを
    有する複数台の膨張機から構成される蓄冷型冷凍機にお
    いて、上記複数台の膨張機のサイクルをずらして運転す
    るようにするとともに、上記複数台の圧縮機からの吐出
    ガスを一旦吐出ガス混合器にて混合した後、上記複数台
    の膨張機のそれぞれに戻すようにしたことを特徴とする
    蓄冷型冷凍機。
  4. 【請求項4】 2台の圧縮機と2台の膨張機とから構成
    し、2台の膨張機のサイクルを1/2サイクルずつずら
    して運転するようにしたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載の蓄冷型冷凍機。
  5. 【請求項5】 上記排気ガス混合器が混合用バッファー
    タンクで構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の蓄冷型冷凍機。
  6. 【請求項6】 上記吐出ガス混合器が混合用バッファー
    タンクで構成されていることを特徴とする請求項2また
    は請求項3記載の蓄冷型冷凍機。
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