JPH11257424A - 制振シート及び制振構造体 - Google Patents

制振シート及び制振構造体

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JPH11257424A
JPH11257424A JP8255698A JP8255698A JPH11257424A JP H11257424 A JPH11257424 A JP H11257424A JP 8255698 A JP8255698 A JP 8255698A JP 8255698 A JP8255698 A JP 8255698A JP H11257424 A JPH11257424 A JP H11257424A
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JP
Japan
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rubber
vibration
viscoelastic material
damping sheet
vibration damping
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Pending
Application number
JP8255698A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Takeuchi
哲也 竹内
Akio Sato
明生 佐藤
Kazunobu Hashimoto
和信 橋本
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘弾性部材のヤング率及び損失係数が調節さ
れた制振シート及び制振構造体を提供すること。 【解決手段】被振動部材の振動部位に貼着される制振シ
ートの粘弾性材料が、極性基又は極性側鎖を有するベー
スポリマーに、第2級アミン、第3級アミン、含窒素複
素環から選ばれた塩基を含む塩基性物質を配合し、更に
必要に応じて酸性物質をも配合したものであって、該粘
弾性材料が、非拘束型においてはヤング率が1.0×1
6dyn/cm2以上、かつ損失係数が0.01以上の
範囲に、拘束型においてはヤング率が 1.0×102
dyn/cm2以上、かつ損失係数が0.001以上の
範囲になるように、マイカ等の充填材を粘弾性材料に配
合している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は制振シート及びそれ
が用いられる制振構造体に関し、さらに詳しくは家電製
品及び電子機器の振動部位、建築構造体の遮音間仕切、
車両の防音壁等に適用される振動や騒音を抑制させる制
振シート及びそれが適用される制振構造体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の制振材は、自動車の各種
パネル、様々な建築材料、プリンター等の電子機器、洗
濯機等の電子機器等の振動部位に貼り付けられ、これら
の機器類の振動を抑制するために用いられるものであ
る。この種の制振材には、振動吸収特性の高い粘弾性材
料をシート状にした制振シートが広く用いられる。
【0003】ところで、これらの制振シートの制振能
は、粘弾性材料の減衰性に大きく影響されることが知ら
れている。これらの制振シートの粘弾性材料としては、
様々なものが挙げられるが、その中でも特に特願平9−
362125号公報、特願平9−362748号公報
に、本出願人によって開示されている高減衰材料が挙げ
られる。
【0004】特願平9−362125号公報に開示され
ている高減衰材料とは、極性側鎖を有するベースポリマ
ーに、第2級アミン、第3級アミン及び含窒素複素環よ
り選ばれた塩基を含む塩基性物質を分散させたものであ
り、優れた減衰性を有している。そして更に優れた減衰
性能を付与する手段として、特願平9−362748号
公報に酸性物質をも配合することによって、その配合成
分の塩基性度調節する方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来か
ら知られている高減衰材料すなわち粘弾性材料のうち全
てのものが、制振シートをはじめとする制振材としての
適正を有するものではなく、その中から制振材としての
優れた効力を発揮できるものを選び出す或いは材料設計
する必要があり、そのための基準が求められている。
【0006】また、制振シートの材料設計において、被
振動部材すなわち制振シートを貼り付けるパネル等の振
動部位の物理的性質等をも考慮し、より一層優れた制振
能を付与することも求められている。つまり、制振シー
トだけでなく被振動部位をも含めた制振構造体として捉
えて材料設計する必要性がある。
【0007】ちなみに、粘弾性材料に振動ひずみを加え
たときのエネルギー損失を示す指標として、損失係数
(η)というものがある。これは数1に示す複素弾性率
の実数部分と虚数部分の比で表され、一般的には数2に
示す損失正接(tanδ)という形で用いられる。
【0008】
【数1】
【0009】
【数2】
【0010】また、振動部位が振動するときにかかる力
を考える場合に、弾性率の一種であるヤング率と呼ばれ
るものがある。これは縦弾性率のことで、垂直応力すな
わち引張応力と垂直ひずみの関係を表すものである。
【0011】よりすぐれた制振シート及び振動部位をも
含めた制振構造体の材料設計を行うときには、これら損
失正接(tanδ)及びヤング率を考慮する必要がある
が、従来の制振シート及び制振構造体はこれらが考慮さ
れていなかった。つまり、減衰性を有する粘弾性材料を
用いても、その減衰性能を十分発揮できておらず、所期
する減衰性能が得られていなかった。
【0012】本発明が解決しようとする課題は、本出願
人が高減衰材料(粘弾性材料)として開発したものを制
振材料として、粘弾性部材の有する制振能を十分に発揮
させるために、粘弾性材料にヤング率調整剤を配合する
ことによって粘弾性部材のヤング率及び損失係数を変化
させ、被振動部材の振動部位への適用に優れた制振シー
ト及び制振構造体を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明に係る制振シートは、極性基又は極性側鎖を有
するベースポリマーに、第2級アミン、第3級アミン、
含窒素複素環から選ばれた塩基を含む塩基性物質を配合
し、更に必要に応じて酸性物質を配合した粘弾性材料を
シート状にしたものであって、前記粘弾性材料のヤング
率が1.0×102dyn/cm2以上、かつ損失係数が
0.0001以上となるように前記粘弾性材料にヤング
率調節剤を配合してなることを要旨とする。
【0014】ちなみに、この制振シートは非拘束型と拘
束型の2種類に大別することができる。非拘束型とは図
5に示すような粘弾性材料単独構造であり、拘束型とは
図7に示すような粘弾性材料の表面にとプラスチック板
或いは金属板等の拘束層との積層体である。いずれも図
に示すように振動部位であるパネル等の振動板に接着剤
等を用いて貼り付けて使用できる。
【0015】また非拘束型の使用方法には、図5のよう
な振動板の片側のみ貼り付けて使う方法と、図6に示す
ような、振動板と振動板の間に挟み込んで用いる方法が
挙げられる。図6の使用方法では、振動板の振動を抑制
する効果だけでなく、振動板の補強効果をも有してい
る。
【0016】そして、これらの制振シートが制振材とし
て働く原理としては、非拘束型及び拘束型のいずれの場
合も振動エネルギーを熱エネルギーに変換させ、振動エ
ネルギーを減衰させるという機構によるものであるが、
非拘束型と拘束型とではそのエネルギー変換過程が異な
っている。
【0017】その変換過程の違いとは、振動に対する粘
弾性部材の変形の仕方の違いに起因するものである。す
なわち、非拘束型は図8に示すように振動に対して粘弾
性材料が伸縮変形をすることによってエネルギー変換す
るものであり、拘束型は図9に示すように粘弾性材料が
拘束層によって伸縮を規制されていることから、せん断
変形をし、エネルギー変換するというものである。
【0018】このようなエネルギー変換過程の中で、ヤ
ング率及び損失係数が上記した範囲内にあれば、優れた
制振能を発揮する理由について、非拘束型及び拘束型に
分けてそれぞれ述べる。まず最初に非拘束型について述
べる。非拘束型制振シートをパネル板等の振動板に貼り
付けた状態すなわち図5に示すような制振構造体の損失
係数ηは、数3で表される。この数3において粘弾性材
料のヤング率が振動板のヤング率より小さい場合、ηは
数4に近似されるので、ηはη2及び(E2/E1)・
(h2/h12に比例することが分かる。
【0019】
【数3】
【0020】
【数4】
【0021】そこで、制振シートの厚さ(h2)と、パ
ネル板の厚さ(h1)及びヤング率(E1)を変化させ、
(1/E1)・(h2/h12の考えられる最大値及び最
小値を設定し、様々なη2とE2の値に対して、ηが取り
うる値を求め、粘弾性材料のヤング率(E2)を横軸
に、制振シートの損失係数(η)を縦軸にとってプロッ
トすると、その関係は図1のグラフで表される。
【0022】図1のグラフにおける各パラメータの設定
値及び (1/E1)・(h2/h12の最大値及び最小
値を表1にまとめた。
【0023】
【表1】
【0024】図1のグラフから分かるように、制振シー
トの損失係数η1の実用的範囲(η1>0.01)を全て
含むには、粘弾性材料のヤング率が1.0×106dy
n/cm2以上、かつ損失係数が0.01以上の範囲に
あるときで、更に粘弾性材料の損失係数が高いほど非拘
束型制振構造体の損失係数も高くなることが分かり、上
記範囲において従来技術が有していた課題を解決するこ
とができることが分かる。
【0025】次に、拘束型について述べる。拘束型制振
シートをパネル板に貼り付けた状態、つまり図7の様な
制振構造体の損失係数ηは、数5で表される。したがっ
て、ηは(E33/E11)・(h31/h12に比例す
ることが分かる。
【0026】
【数5】
【0027】そこで、(E33/E11)・(h31/h
12の考えられる最大値及び最小値を設定し、15Hz
を印加して非拘束型の場合と同様に、様々なη2とE2
値に対してηが取りうる値を求め、粘弾性材料のヤング
率 (E2)を横軸に、制振シートの損失係数(η)を縦
軸にとってプロットすると、その関係は図2のグラフで
表される。
【0028】図2のグラフにおける各パラメータの値及
び(E33/E11)・(h31/h12の最小値、中間
値及び最大値を表2にまとめた。
【0029】
【表2】
【0030】そして更に、上記拘束シートの周波数変化
に対する粘弾性材料のヤング率(E2)と制振シートの
損失係数 (η)の関係は図3のグラフで表される。こ
のときの各パラメータの値を表3に示した。
【0031】
【表3】
【0032】図2のグラフから分かるように、拘束型制
振シートの損失係数ηの実用的範囲(η>0.01)
を全て含むには、粘弾性材料のヤング率が1.0×10
2dyn/cm2 以上、かつ損失係数が0.0001以
上の範囲にあるときで、更に粘弾性材料の損失係数が高
いほど拘束型制振構造体の損失係数も高くなることが分
かる。
【0033】また図3から、振動周波数高い程粘弾性材
のヤング率 (E2)と制振シートの損失係数関係(η)
が高ヤング率側にシフトしていくので、所期する制振能
を得るためには、ある値以上のヤング率が必要であるこ
とがわかる。つまり、この周波数の影響からも、拘束型
制振シートの損失係数ηの実用的範囲 (η>0.0
1)を全て含むには、粘弾性材料のヤング率が1.0×
102dyn/cm2以上、かつ損失係数が0.0001
以上の範囲にあることが必要である。よって、拘束型シ
ートは上記範囲において従来技術が有していた課題を解
決できることが分かる。
【0034】つまり、本発明に係る「非拘束型制振シー
ト」の粘弾性材料には、そのヤング率が1.0×106
dyn/cm2以上、かつ損失係数が0.01以上の範
囲にあるものを用いることができる。
【0035】また、本発明に係る「拘束型制振シート」
の粘弾性材料には、そのヤング率が1.0×102dy
n/cm2以上、かつ損失係数が0.0001以上の範
囲にあるものを用いることができる。
【0036】本発明品の拘束型制振シートの拘束層に用
いる「拘束シート」として好適なものは、アルミニウム
シート、鉄、ステンレス等の金属シート、各種セラミッ
ク材料、硬質プラスチック材料等が挙げられる。
【0037】前記粘弾性材料に用いた「極性基又は極性
側鎖ベースポリマー」は、天然ゴム、変性天然ゴム、グ
ラフト天然ゴム、環化天然ゴム、塩素化天然ゴム、スチ
レン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニ
トリル−ブタジエンゴム、カルボキシル化ニトリルゴ
ム、ニトリルゴム/塩化ビニル樹脂ブレンド、ニトリル
ゴム/EPDMゴムのブレンド、ブチルゴム、臭素化ブ
チルゴム、塩素化ブチルゴム、エチレン−酢酸ビニルゴ
ム、アクリルゴム、エチレン−アクリルゴム、クロロス
ルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、エピクロ
ルヒドリンゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシ
ドゴム、メチルシリコンゴム、ビニル−メチルシリコン
ゴム、フェニル−メチルシリコンゴム、フッ化シリコン
ゴム等のゴム材料、ポリスチレン系熱可塑性エラストマ
ー、ポリ塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、ポリオレ
フィン系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑
性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマ
ー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、塩化ビニル系
熱可塑性エラストマー、フッ素ゴム系熱可塑性エラスト
マー、塩素化ポリエチレン系エラストマー等の熱可塑性
エラストマー材料、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリプロピ
レン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニ
ルアルコール、ポリふっ化ビニル、ポリふっ化ビニリデ
ン、ポリアクリルニトリル、ポリメチルメタアクリレー
ト、スチレン・アクリルニトリル共重合体、アクリルニ
トリル・ブタジエン・スチレン三元共重合体、塩化ビニ
ル・酢酸ビニル共重合体、アクリル・塩化ビニルグラフ
ト共重合体、エチレン・塩化ビニル共重合体、エチレン
・ビニルアルコール、塩素化塩化ビニル等の高分子樹脂
材料より選ばれた少なくとも1種又は2種以上のベース
ポリマーが好適なものとして挙げられる。
【0038】また前記「塩基性物質」は、スルフェンア
ミド系添加剤、チアゾール系添加剤、チウラム系添加
剤、グアニジン系添加剤、紫外線吸収剤、防錆剤、光安
定剤、ベンゾトリアゾール系添加剤、ジチオカルバミン
酸塩系添加剤、顔料、ピリジン系添加剤、潤滑油添加
剤、エポキシ樹脂硬化促進剤、ウレタン触媒、不飽和樹
脂架橋剤、イソシアヌル酸誘導物、ヒンダードアミン系
添加剤、モルホリン系添加剤より選ばれた少なくとも1
種又は2種以上の材料より選ばれたものが好適なものと
して挙げられる。
【0039】そして、これら高減衰性を有する粘弾性材
料が配合成分の塩基性度を調節することで、より高い損
失係数を得られる場合には必要に応じて酸性物質を加え
る。このとき、用いることのできる酸性物質は、塩基性
度が調節できるものであれば、酸性無機化合物或いは酸
性有機化合物のどちらでも用いることができる。酸性物
質を配合しなくても塩基性度が適切な場合には、配合す
る必要はない。
【0040】次に、粘弾性材料の「ヤング率調節剤」と
しては主に充填剤が挙げられ、その充填材としては、マ
イカ、クレー、珪藻土、カーボンブラック、シリカ、タ
ルク、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、金属酸化物、グラファイト、水酸化アルミニウム等
の鱗片状無機充填材、各種の金属粉、木片、ガラス粉、
セラミックス粉、粒状ないし粉末ポリマー等の粒状ない
し粉末状固体充填材、その他各種の天然又は人工の短繊
維、長繊維等が挙げられる。充填材を配合しなくてもヤ
ング率が適切な場合には、配合する必要はない。
【0041】また、本発明に係る「制振構造体」は、被
振動部材の振動部位に上記した非拘束型及び拘束型制振
シートを一体的に設けたものであることを要旨とする。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例を用いて詳細に説明する。以下の説明において、重量
%とはベースポリマー100重量%に対する配合物の配
合量を示すものである。
【0043】まず最初に実施例1は、非拘束型の実施例
であり、これはベースポリマーとして塩素化ポリエチレ
ン(昭和電工製:商品名「エラスレン401A」)10
0重量部に対して、塩基性物質としてN,N−ジシクロ
ヘキシルベンゾチアジル−2−スルフェンアミド(三新
化学製:商品名「サンセラーDZ」)100重量部、マ
イカ((株)クラレ「クラライトマイカ「80−D」)
300重量部を配合している。この配合組成を表4にま
とめた。
【0044】
【表4】
【0045】そして、上記配合組成を有する制振シート
の作製方法としては、まず上記した配合成分を室温で約
15〜20分程度、2本ロールで混練する。次に、この
混練材料を熱プレス機により所定の枠内で、添加剤の融
点より20℃高い温度で、10分程度溶解プレス成形す
る。そして更に、0℃の温度条件下、これに130kg
f/cm2の面圧をかけて冷却プレス成形し、これを2
mmシートとした。
【0046】実施例2は、拘束型の実施例であり、これ
はベースポリマーとして塩素化ポリエチレン(昭和電工
(株)製:商品名「エラスレン401A」)100重量
部に対して、塩基性物質としてN,N−ジシクロヘキシ
ルベンゾチアジル−2−スルフェンアミド(三新化学
(株)製:商品名「サンセラーDZ」)100重量部を
配合している。この配合組成を表4にまとめた。この配
合組成を有する制振シートの作製方法は、実施例1と同
様である。そして、実施例2は拘束型の実施例として用
いるので、上述の方法で作製したものに、拘束板として
0.1mm厚のアルミニウムシートを貼り付け、拘束型
制振シートとした。
【0047】実施例1の制振シートの15Hzを印加し
たときのヤング率は、2.1×109dyn/cm2で、
損失係数は1.23である。また、実施例2の制振シー
トの15Hzを印加したときのヤング率は、1.6×1
9dyn/cm2で、損失係数は2.33である。この
実施例1及び2のヤング率及び損失係数を表5にまとめ
た。
【0048】
【表5】
【0049】実施例1及び実施例2の制振シートを制振
構造体として用いたときの評価方法としては、作製した
制振シートを220mm×10mm×1mm厚のSPC
C鋼板の片面に接着剤で貼り付け、その損失係数を片持
ち梁式損失係数測定器(松下電器株式会社製)を用いて
測定した。
【0050】その結果としては、実施例1の制振シート
を用いた制振構造体の損失係数は0.42、実施例2の
制振シートを用いた制振構造体の損失係数は0.20で
あった。これらを表6にまとめた。これらの値は制振材
として用いる場合の実用的な損失係数の値(η>0.0
1)を遙かに超えるものであり、実施例1及び2はとも
に優れた制振シートであるばかりでなく、振動板をも含
めた制振構造体としてみたときにも、その制振シートの
ヤング率及び損失係数が振動板に対して好適なことか
ら、優れた制振能を有するものであることが分かる。
【0051】
【表6】
【0052】次に、実施例1及び2の騒音低減効果をパ
ネル加振法を用いて評価した。その評価方法の手順とし
て、まず振動板として600mm×500mm×1.6
mm厚の鋼板(SCP−28)を用いる。そして、その
中心部に面積480mm×380mmの実施例1及び2
の制振シートを貼り付けたものと、何も貼り付けていな
いものにそれぞれ250〜300Hz印加し、その音圧
を測定する。実施例1及び2を貼り付けたものの音圧
が、何も貼り付けていないものの音圧に対し、どれだけ
低下したか調べた。
【0053】その結果、実施例1を貼り付けたものは、
何も貼り付けていない鋼板に対して23dB低下し、実
施例2を貼り付けたものは、何も貼り付けていない鋼板
に対して18dB低下した。これらの結果を表5に示し
た。この結果から実施例1及び2は優れた騒音低減効果
を示す制振材であるといえる。
【0054】更に、粘弾性材料を用いた制振材の経時変
化による制振能の低下について、マイカの配合量を変え
て調べた。
【0055】その方法として、まずマイカが配合されて
いない実施例2とマイカを配合した次のような制振シー
トを用意した。その制振シートとは、実施例2と同様の
配合成分、すなわちベースポリマーとして塩素化ポリエ
チレン(昭和電工(株)製:商品名「エラスレン401
A」)100重量部に対して、塩基性物質としてN,N
−ジシクロヘキシルベンゾチアジル−2−スルフェンア
ミド(三新化学(株)製:商品名「サンセラーDZ」)
100重量部に、マイカ((株)クラレ製:商品名「ク
ラライトマイカ80−D」)を100重量部、200重
量部、300重量部、400重量部それぞれ加えて実施
例1と同様の方法で作製したものである。
【0056】そして、それらの制振シートを1ヶ月間室
温で保管した後、それぞれの損失係数(tanδ)を測
定し、それぞれについてtanδ保持率を調べた。そし
て、その結果をグラフにして、図4に示した。
【0057】ここで、tanδ保持率とは((経時変化
後のtanδ)/(成形直後のtanδ))×100
(%)で求めたものである。つまり、この値が高いほど
経時変化の少ない制振シートである。
【0058】図4のグラフから、マイカの充填量が多い
ほど経時変化を抑えられることが分かる。実施例2の場
合、マイカの配合量が100重量%でも経時変化の少な
い優れたものといえるが、マイカの配合量が300重量
%を超えると経時変化がほとんどないと言っていいほど
極めて優れたものとなっている。
【0059】以上、本発明を順に説明したが、要するに
本発明に係る制振シート及び制振構造体は、制振作用を
付与する箇所すなわち被振動部材の振動部位の物理的性
質を考慮して、材料設計がなされているので、従来優れ
た減衰性を有しながらその性能を十分発揮できていなか
ったものが、本発明においてはその減衰性能を十分発揮
できることとなる。
【0060】本発明は、上記した実施例に何等限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々
の改変が可能である。例えば、粘弾性部材はそのヤング
率が非拘束型のものは1.0×106dyn/cm2
上、拘束型のものは1.0×102dyn/cm2以上で
あれば何等限定されない。粘弾性部材の損失係数につい
ても非拘束型のものは0.01以上、拘束型のものは
0.0001以上であれば何等限定されることはない。
【0061】また、拘束型の粘弾性部材に使用する拘束
シートとしては、アルミニウムシート以外に、鉄、ステ
ンレス等の金属シート、各種セラミック材料、硬質プラ
スチック材料等、粘弾性部材にせん断変形を起こす作用
のあるものであれば何等限定されることなく用いること
ができる。
【0062】粘弾性材料としては、極性基又は極性側鎖
を有するベースポリマーに、第2級アミン、第3級アミ
ン、含窒素複素環から選ばれた塩基を含む塩基性物質を
配合し、更に必要に応じて酸性物質をも配合したものが
好適であるが、高い粘弾性を有するものであれば何等限
定されないことは勿論、酸性物質及び充填材を配合しな
くても粘弾性材料のヤング率及び損失係数が好適であれ
ば配合する必要はない。
【0063】酸性物質としては、塩基性度を調節できる
ものであれば、酸性有機化合物は勿論のこと、塩酸等の
酸性無機化合物をも使用することができる。
【0064】ヤング率調節剤としては、ヤング率及び損
失係数を変化させることができれば何等限定されること
はなく、マイカ以外に、クレー、珪藻土、カーボンブラ
ック、シリカ、タルク、硫酸バリウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、金属酸化物、グラファイト、水
酸化アルミニウム等の鱗片状無機充填材、各種の金属
粉、木片、ガラス粉、セラミックス粉、粒状ないし粉末
ポリマー等の粒状ないし粉末状固体充填材、その他各種
の天然又は人工の短繊維、長繊維等が挙げられる。
【0065】ヤング率調節剤の充填量については、その
充填量が多いほど経時変化を抑えられることは上記した
とおりだが、その配合量があまりにも多すぎると材料の
加工性及び基本物性に悪影響が及ぼされる可能性がある
ので、悪影響がでない範囲でマイカの配合量が多くなる
ように材料設計することが好ましい。
【0066】
【発明の効果】本発明に係る制振シートは、被振動部材
の振動部位のヤング率及び損失係数を考慮し、マイカ等
の充填材を用いて粘弾性部材のヤング率が 1.0×1
2dyn/cm2以上、かつ損失係数が 0.0001
以上の範囲になるように、更に非拘束型においては、ヤ
ング率が1.0×106dyn/cm2以上、かつ損失係
数が0.01以上の範囲に、拘束型においては、ヤング
率が 1.0×102dyn/cm2以上、かつ損失係数
が 0.0001以上の範囲になるようにしたものであ
り、そして該制振シートを被振動部材の振動部位に貼り
付けた制振構造体は、振動部位に適したヤング率及び損
失係数を有することから、従来の制振材が十分に発揮で
きていなかった制振能を発揮させられるようになったも
のである。
【0067】更に、ヤング率及び損失係数を変化させる
ために用いた充填材には、経時変化を抑制する効果があ
り、長期間の使用に耐えうる実用的なものとなる。以上
の理由から本発明に係る制振シート及び制振構造体は、
音響ルームの遮音壁、建築構造体の遮音間仕切、車両の
防音壁等、幅広い分野に適用することができ、産業上大
変有益なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非拘束型制振シートの粘弾性材の
ヤング率とその制振シートの損失係数との関係を示した
グラフである。
【図2】本発明に係る拘束型シートの粘弾性材のヤング
率とその制振シートの損失係数との関係を示したグラフ
である。
【図3】本発明に係る拘束型制振構造体の周波数変化に
対する粘弾性材のヤング率と制振シートの損失係数の関
係を示したグラフである。
【図4】本発明に係る拘束型制振シートのマイカ充填量
と1ヶ月後のtanδ保持率の関係を示したグラフであ
る。
【図5】非拘束型制振構造体のうち、片側のみに振動板
を有するものの断面図である。
【図6】非拘束型制振構造体のうち、両側に振動板を有
するものの断面図である。
【図7】拘束型制振構造体の断面図である。
【図8】非拘束型制振構造体のエネルギー変換過程にお
ける伸縮変形を示した図である。
【図9】拘束型制振構造体のエネルギー変換過程におけ
るせん断変形を示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C08J 5/18 CEQ C08J 5/18 CEQ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極性基又は極性側鎖を有するベースポリ
    マーに、第2級アミン、第3級アミン、含窒素複素環か
    ら選ばれた塩基を含む塩基性物質を配合し、更に必要に
    応じて酸性物質を配合した粘弾性材料をシート状にした
    ものであって、前記粘弾性材料のヤング率が1.0×1
    2dyn/cm2以上、かつ損失係数が0.0001以
    上となるように前記粘弾性材料にヤング率調節剤を配合
    してなることを特徴とする制振シート。
  2. 【請求項2】 前記制振シートが粘弾性材料の単独構造
    からなる非拘束型制振のものであって、該粘弾性材料の
    ヤング率が1.0×106dyn/cm2以上、かつ損失
    係数が0.01以上の範囲にあることを特徴とする請求
    項1に記載の制振シート。
  3. 【請求項3】 前記制振シートが前記粘弾性材料の表面
    に該粘弾性材料の伸縮を規制する拘束層を設けた拘束型
    のものであって、該粘弾性材料のヤング率が1.0×1
    2dyn/cm2以上、かつ損失係数が0.0001以
    上の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の制振
    シート。
  4. 【請求項4】 前記ベースポリマーは、天然ゴム、変性
    天然ゴム、グラフト天然ゴム、環化天然ゴム、塩素化天
    然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴ
    ム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、カルボキシル
    化ニトリルゴム、ニトリルゴム/塩化ビニル樹脂ブレン
    ド、ニトリルゴム/EPDMゴムのブレンド、ブチルゴ
    ム、臭素化ブチルゴム、塩素化ブチルゴム、エチレン−
    酢酸ビニルゴム、アクリルゴム、エチレン−アクリルゴ
    ム、クロロスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレ
    ン、エピクロルヒドリンゴム、エピクロルヒドリン−エ
    チレンオキシドゴム、メチルシリコンゴム、ビニル−メ
    チルシリコンゴム、フェニル−メチルシリコンゴム、フ
    ッ化シリコンゴム等のゴム材料、ポリスチレン系熱可塑
    性エラストマー、ポリ塩化ビニル系熱可塑性エラストマ
    ー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリウレ
    タン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性
    エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、塩
    化ビニル系熱可塑性エラストマー、フッ素ゴム系熱可塑
    性エラストマー、塩素化ポリエチレン系エラストマー等
    の熱可塑性エラストマー材料、ポリ塩化ビニル、塩素化
    ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニ
    ル、ポリビニルアルコール、ポリふっ化ビニル、ポリふ
    っ化ビニリデン、ポリアクリルニトリル、ポリメチルメ
    タアクリレート、スチレン・アクリルニトリル共重合
    体、アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン三元共重
    合体、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、アクリル・塩
    化ビニルグラフト共重合体、エチレン・塩化ビニル共重
    合体、エチレン・ビニルアルコール、塩素化塩化ビニル
    等の高分子樹脂材料より選ばれた少なくとも1種又は2
    種以上のベースポリマーからなることを特徴とする請求
    項1、2又は3に記載される制振シート。
  5. 【請求項5】 前記した塩基性物質は、スルフェンアミ
    ド系添加剤、チアゾール系添加剤、チウラム系添加剤、
    グアニジン系添加剤、紫外線吸収剤、防錆剤、光安定
    剤、ベンゾトリアゾール系添加剤、ジチオカルバミン酸
    塩系添加剤、顔料、ピリジン系添加剤、潤滑油添加剤、
    エポキシ樹脂硬化促進剤、ウレタン触媒、不飽和樹脂架
    橋剤、イソシアヌル酸誘導物、ヒンダードアミン系添加
    剤、モルホリン系添加剤より選ばれた少なくとも1種又
    は2種以上の材料からなることを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載される制振シート。
  6. 【請求項6】 前記したヤング率調節剤は、マイカ、ク
    レー、珪藻土、カーボンブラック、シリカ、タルク、硫
    酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、金属
    酸化物、グラファイト、水酸化アルミニウム等の鱗片状
    無機充填材、各種の金属粉、木片、ガラス粉、セラミッ
    クス粉、粒状ないし粉末ポリマー等の粒状ないし粉末状
    固体充填材、その他各種の天然又は人工の短繊維、長繊
    維等であることを特徴とする請求項1、2、3、4又は
    5に記載する制振シート。
  7. 【請求項7】 被振動部材の振動部位に前記請求項1な
    いし6に記載の制振シートを一体的に設けたものである
    ことを特徴とする制振構造体。
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