JPH1125616A - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
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- JPH1125616A JPH1125616A JP17245797A JP17245797A JPH1125616A JP H1125616 A JPH1125616 A JP H1125616A JP 17245797 A JP17245797 A JP 17245797A JP 17245797 A JP17245797 A JP 17245797A JP H1125616 A JPH1125616 A JP H1125616A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- signal processing
- digital signal
- reading
- rom
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のデータ訂正方式では、エラーが無い場
合でもシンドローム計算が行われ、このことが外部デバ
イスへの高速データ転送を実現するうえでの障害となっ
ていた。 【解決手段】 CD−ROMデータのP系列のS0総和
およびS1総和とQ系列のS0総和を計算するととも
に、CD−ROM訂正制御回路119より入力したエラ
ーパターンを順次P系列のS0総和とQ系列のS0総和
にガロア加算し、エラーパターン×エラー位置のデータ
を順次P系列のS1総和にガロア加算するシンドローム
総和計算回路123を設ける。システムコントローラ1
09はEDC結果とシンドローム総和計算回路からのシ
ンドローム総和の計算結果に基づき、CD−ROM訂正
制御回路119に対して訂正指示を発行するか否かを決
定する。また、上記ガロア加算結果から訂正データの信
頼性を判定する。
合でもシンドローム計算が行われ、このことが外部デバ
イスへの高速データ転送を実現するうえでの障害となっ
ていた。 【解決手段】 CD−ROMデータのP系列のS0総和
およびS1総和とQ系列のS0総和を計算するととも
に、CD−ROM訂正制御回路119より入力したエラ
ーパターンを順次P系列のS0総和とQ系列のS0総和
にガロア加算し、エラーパターン×エラー位置のデータ
を順次P系列のS1総和にガロア加算するシンドローム
総和計算回路123を設ける。システムコントローラ1
09はEDC結果とシンドローム総和計算回路からのシ
ンドローム総和の計算結果に基づき、CD−ROM訂正
制御回路119に対して訂正指示を発行するか否かを決
定する。また、上記ガロア加算結果から訂正データの信
頼性を判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD、CD−D
A、CD−ROM等の光ディスク再生装置に用いられる
データ訂正を中心とするデータ処理装置に関する。
A、CD−ROM等の光ディスク再生装置に用いられる
データ訂正を中心とするデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM再生装置を例に説明する。
CD−ROM再生装置の主目的は外部デバイス[ホスト
コンピュータ]からの命令を受け、ディスクに記録され
ているデータの中から目的のデータを読み取って外部デ
バイスに転送することにある。CD−DAおよびCD−
ROMディスクは本来CLVの1倍速で再生することが
前提となっている。しかし、コンピュータ周辺機器とし
てCD−ROM再生装置に求められる性能は規定速度の
N倍速での高速再生[=高速読み出し]をコストアップ
なしに実現することが重要課題となっている。
CD−ROM再生装置の主目的は外部デバイス[ホスト
コンピュータ]からの命令を受け、ディスクに記録され
ているデータの中から目的のデータを読み取って外部デ
バイスに転送することにある。CD−DAおよびCD−
ROMディスクは本来CLVの1倍速で再生することが
前提となっている。しかし、コンピュータ周辺機器とし
てCD−ROM再生装置に求められる性能は規定速度の
N倍速での高速再生[=高速読み出し]をコストアップ
なしに実現することが重要課題となっている。
【0003】従来のCD−ROM再生装置の構成を図1
1に示す。
1に示す。
【0004】光学式ピックアップ1によりディスクDか
ら読み出された信号はIV変換アンプ2により電流−電
圧変換され、RFアンプ3およびサーボエラーアンプ4
に出力される。RFアンプ3はIV変換アンプ2により
電圧変換されたRF信号を自動ゲイン制御[AGC]お
よび波形等化しレベルスライス・PLL回路5へ出力す
る。
ら読み出された信号はIV変換アンプ2により電流−電
圧変換され、RFアンプ3およびサーボエラーアンプ4
に出力される。RFアンプ3はIV変換アンプ2により
電圧変換されたRF信号を自動ゲイン制御[AGC]お
よび波形等化しレベルスライス・PLL回路5へ出力す
る。
【0005】サーボエラーアンプ4はIVアンプ2によ
り電圧変換された信号よりフォーカスエラー信号やトラ
ッキングエラー信号を生成しフォーカス・トラッキング
制御回路6に出力する。フォーカス・トラッキング制御
回路6はサーボループを安定させるための位相補償、バ
ランス、ゲイン調整などを行い、トラッキング制御信
号、フォーカス制御信号をフォーカス・トラッキングド
ライバ7に出力すると共にトラッキング誤差信号を送り
モータ制御回路8に出力する。
り電圧変換された信号よりフォーカスエラー信号やトラ
ッキングエラー信号を生成しフォーカス・トラッキング
制御回路6に出力する。フォーカス・トラッキング制御
回路6はサーボループを安定させるための位相補償、バ
ランス、ゲイン調整などを行い、トラッキング制御信
号、フォーカス制御信号をフォーカス・トラッキングド
ライバ7に出力すると共にトラッキング誤差信号を送り
モータ制御回路8に出力する。
【0006】フォーカス・トラッキングドライバ7は増
幅した制御信号を光学式ピックアップ1本体内のフォー
カス・トラッキングアクチュエータに出力して光学式ピ
ックアップ1を制御する。送りモータ制御回路8はフォ
ーカス・トラッキング制御回路6より入力されるトラッ
キング誤差信号とシステムコントローラ9からのサーチ
命令よりピックアップ本体を移動させるための送りモー
タ制御信号を生成し、送りモータドライバ10に出力す
る。
幅した制御信号を光学式ピックアップ1本体内のフォー
カス・トラッキングアクチュエータに出力して光学式ピ
ックアップ1を制御する。送りモータ制御回路8はフォ
ーカス・トラッキング制御回路6より入力されるトラッ
キング誤差信号とシステムコントローラ9からのサーチ
命令よりピックアップ本体を移動させるための送りモー
タ制御信号を生成し、送りモータドライバ10に出力す
る。
【0007】送りモータドライバ10は増幅した制御信
号をピックアップ送りモータ11に出力しピックアップ
本体の移動を制御する。レベルスライス・PLL回路5
はRFアンプ回路3により波形等化された再生RF信号
を2値化してEFM信号を得ると同時に、このEFM信
号を読み取るためにEFM信号に同期したPLLクロッ
クを生成する。2値化されたEFM信号とPLLクロッ
クはCD信号処理回路12に出力される。
号をピックアップ送りモータ11に出力しピックアップ
本体の移動を制御する。レベルスライス・PLL回路5
はRFアンプ回路3により波形等化された再生RF信号
を2値化してEFM信号を得ると同時に、このEFM信
号を読み取るためにEFM信号に同期したPLLクロッ
クを生成する。2値化されたEFM信号とPLLクロッ
クはCD信号処理回路12に出力される。
【0008】CD信号処理回路12はPLLクロックを
用いてEFM信号からCD同期信号を検出し、データ分
離、EFM復調を行う。また、CD信号処理回路12は
復調したデータからサブコードデータとメインデータを
分離し、さらにサブコードデータからサブコードQデー
タを抽出してシステムコントローラ9に出力する。さら
に、CD信号処理回路12はメインデータをPLLクロ
ックにより一旦CD訂正メモリ13に書き込んだ後、C
Dフォーマットに応じた訂正処理を行い、訂正完了後に
訂正メモリ13からメインデータを読み出し、サブコー
ドデータ、CDエラーフラグ、サブコード同期信号と共
にCD−ROM信号処理回路14に出力する。
用いてEFM信号からCD同期信号を検出し、データ分
離、EFM復調を行う。また、CD信号処理回路12は
復調したデータからサブコードデータとメインデータを
分離し、さらにサブコードデータからサブコードQデー
タを抽出してシステムコントローラ9に出力する。さら
に、CD信号処理回路12はメインデータをPLLクロ
ックにより一旦CD訂正メモリ13に書き込んだ後、C
Dフォーマットに応じた訂正処理を行い、訂正完了後に
訂正メモリ13からメインデータを読み出し、サブコー
ドデータ、CDエラーフラグ、サブコード同期信号と共
にCD−ROM信号処理回路14に出力する。
【0009】メインデータがCD−DAデータの場合、
CD信号処理回路12は訂正完了後に訂正メモリ13か
ら読み出したCD−DAデータを補正処理し、CD−R
OM信号処理回路14に出力する。同時に、補正処理さ
れたCD−DAデータはDA変換回路15に出力され
る。DA変換回路15への出力はシステムコントローラ
9の命令によりオン/オフ制御される。出力オフはミュ
ート状態となる。また、CD信号処理回路12は検出し
たCD同期信号よりディスクモータ16の速度、位相誤
差を検出し、ディスクモータ制御信号を生成してディス
クモータドライバ17に出力する。
CD信号処理回路12は訂正完了後に訂正メモリ13か
ら読み出したCD−DAデータを補正処理し、CD−R
OM信号処理回路14に出力する。同時に、補正処理さ
れたCD−DAデータはDA変換回路15に出力され
る。DA変換回路15への出力はシステムコントローラ
9の命令によりオン/オフ制御される。出力オフはミュ
ート状態となる。また、CD信号処理回路12は検出し
たCD同期信号よりディスクモータ16の速度、位相誤
差を検出し、ディスクモータ制御信号を生成してディス
クモータドライバ17に出力する。
【0010】ディスクモータドライバ17はディスクモ
ータ16の制御信号を増幅し、実際の駆動信号をディス
クモータ16に出力することによりディスクDの回転速
度を制御する。DA変換回路15はCD信号処理回路1
2より入力したディジタル信号をアナログ信号に変換
し、ローパスフィルタを通してオーディオ信号として出
力する。
ータ16の制御信号を増幅し、実際の駆動信号をディス
クモータ16に出力することによりディスクDの回転速
度を制御する。DA変換回路15はCD信号処理回路1
2より入力したディジタル信号をアナログ信号に変換
し、ローパスフィルタを通してオーディオ信号として出
力する。
【0011】CD−ROM信号処理回路14は、CD信
号処理回路12から入力するメインデータがCD−RO
Μデータの場合にCD−ROM同期信号の検出およびC
D−ROMデータのスクランブル解除、EDC計算を行
い、バッファメモリ制御回路18へCD−ROMデー
タ、サブコードデータ、CDエラーフラグとCD−RO
M同期信号を出力する。CD−ROM同期信号はCD−
ROM訂正制御回路19およびシステムコントローラ9
に出力される。CD−DAデータの場合はバッファメモ
リ制御回路18へCD−DAデータ、サブコードデー
タ、CDエラーフラグとサブコード同期信号が出力され
る。
号処理回路12から入力するメインデータがCD−RO
Μデータの場合にCD−ROM同期信号の検出およびC
D−ROMデータのスクランブル解除、EDC計算を行
い、バッファメモリ制御回路18へCD−ROMデー
タ、サブコードデータ、CDエラーフラグとCD−RO
M同期信号を出力する。CD−ROM同期信号はCD−
ROM訂正制御回路19およびシステムコントローラ9
に出力される。CD−DAデータの場合はバッファメモ
リ制御回路18へCD−DAデータ、サブコードデー
タ、CDエラーフラグとサブコード同期信号が出力され
る。
【0012】バッファメモリ制御回路18はCD−RO
M訂正制御回路19より入力したデータのバッファメモ
リ20への書き込み制御、システムコントローラ9がバ
ッファメモリ20をアクセスする際に発生するデータ書
き込み/読み出し制御、インターフェイス制御回路21
がシステムコントローラ9の命令により外部デバイス
[ホストコンピュータ]とデータ交信する際に発生する
バッファメモリ20へのデータ書き込み/読み出し制
御、CD−ROM訂正制御において発生するバッファメ
モリ20へのデータ読み出し/書き込み制御を行う。
M訂正制御回路19より入力したデータのバッファメモ
リ20への書き込み制御、システムコントローラ9がバ
ッファメモリ20をアクセスする際に発生するデータ書
き込み/読み出し制御、インターフェイス制御回路21
がシステムコントローラ9の命令により外部デバイス
[ホストコンピュータ]とデータ交信する際に発生する
バッファメモリ20へのデータ書き込み/読み出し制
御、CD−ROM訂正制御において発生するバッファメ
モリ20へのデータ読み出し/書き込み制御を行う。
【0013】CD−ROM訂正制御回路19はバッファ
メモリ制御回路18とのコンビネーションによりバッフ
ァメモリ20からデータを読み出してシンドロームを計
算し、必要に応じて訂正処理し、訂正データをバッファ
メモリ20に書き込む一連の訂正動作をCD−ROM訂
正フォーマットに従い実行する。訂正処理後の判定結果
はシステムコントローラ9に供給される。
メモリ制御回路18とのコンビネーションによりバッフ
ァメモリ20からデータを読み出してシンドロームを計
算し、必要に応じて訂正処理し、訂正データをバッファ
メモリ20に書き込む一連の訂正動作をCD−ROM訂
正フォーマットに従い実行する。訂正処理後の判定結果
はシステムコントローラ9に供給される。
【0014】インターフェイス制御回路21はホストコ
ンピュータと交信するめのインターフェイス制御および
データの転送制御などインターフェイス全体の制御を行
う。また、インターフェイス制御回路21はバッファメ
モリ制御回路18を通してバッファメモリ20から読み
出したデータを外部デバイス[ホストコンピュータ]に
転送および外部デバイスから転送されてきたデ一タのバ
ッファメモリ制御回路18への出力をシステムコントロ
ーラ9の指示に従い実行する。
ンピュータと交信するめのインターフェイス制御および
データの転送制御などインターフェイス全体の制御を行
う。また、インターフェイス制御回路21はバッファメ
モリ制御回路18を通してバッファメモリ20から読み
出したデータを外部デバイス[ホストコンピュータ]に
転送および外部デバイスから転送されてきたデ一タのバ
ッファメモリ制御回路18への出力をシステムコントロ
ーラ9の指示に従い実行する。
【0015】システムコントローラ9は、サーチ制御、
訂正制御、インターフェイス制御など各回路における動
作のオン/オフ、開始/終了、切り替え等に要する命令
の発行、ステータスの読み込み解析などCD−ROMシ
ステム全体の動作制御を行う。 CD−ROM訂正フォ
ーマットに関して簡単に説明する。
訂正制御、インターフェイス制御など各回路における動
作のオン/オフ、開始/終了、切り替え等に要する命令
の発行、ステータスの読み込み解析などCD−ROMシ
ステム全体の動作制御を行う。 CD−ROM訂正フォ
ーマットに関して簡単に説明する。
【0016】CD−ROM訂正はリード・ソロモン・コ
ードを使用し、1セクタ単位で同期信号を除く2340
Byteを対象に行われ、CD−ROMデータ16bi
tをMSB側8bitとLSB側8bitに分け独立し
て訂正するフォーマットとなっている。MSB側とLS
B側をそれぞれをプレーンと読んでいる。各プレーンに
ついてP系列訂正とQ系列訂正があり、互いにクロスし
た関係となっている。P系列はデータ24Byte、パ
リティ2Byteの計26Byteを1ラインとし43
ラインで構成されている。Q系列はデータ43Byt
e、パリティ2Byteの計45Byteを1ラインと
し26ラインで構成されている。
ードを使用し、1セクタ単位で同期信号を除く2340
Byteを対象に行われ、CD−ROMデータ16bi
tをMSB側8bitとLSB側8bitに分け独立し
て訂正するフォーマットとなっている。MSB側とLS
B側をそれぞれをプレーンと読んでいる。各プレーンに
ついてP系列訂正とQ系列訂正があり、互いにクロスし
た関係となっている。P系列はデータ24Byte、パ
リティ2Byteの計26Byteを1ラインとし43
ラインで構成されている。Q系列はデータ43Byt
e、パリティ2Byteの計45Byteを1ラインと
し26ラインで構成されている。
【0017】各ラインごとにガロア演算したパリティが
存在しているので、1ラインごとにシンドロームを計算
して訂正処理を行うことが可能である。シンドロームの
計算結果S0、S1により2つの未知数が解けるので、
エラーパターンとエラー位置が求められ1個訂正が可能
となる。シンドロームを計算する場合、CD−ROM訂
正フォーマットに従ってデータを順次入力し計算する
が、入力データをUN とするとP系列の各ラインにおい
て S1=U0 α25+U1 α24+U2 α23+U3 α22+・・
・+U23α2 +U24α1 +U25α0 =0 S0=U0 +U1 +U2 +U3 +U4 +U5 ・・・・+
U21+U22+U23+U24+U25=0 Q系列の各ラインにおいて S1=U0 α44+U1 α43+U2 α42+U3 α41+・・
・+U42α2 +U43α1 +U44α0 =0 S0=U0 +U1 +U2 +U3 +U4 +U5 ・・・・+
U41+U42+U43+U42+U44=0 となるよう記録してある。
存在しているので、1ラインごとにシンドロームを計算
して訂正処理を行うことが可能である。シンドロームの
計算結果S0、S1により2つの未知数が解けるので、
エラーパターンとエラー位置が求められ1個訂正が可能
となる。シンドロームを計算する場合、CD−ROM訂
正フォーマットに従ってデータを順次入力し計算する
が、入力データをUN とするとP系列の各ラインにおい
て S1=U0 α25+U1 α24+U2 α23+U3 α22+・・
・+U23α2 +U24α1 +U25α0 =0 S0=U0 +U1 +U2 +U3 +U4 +U5 ・・・・+
U21+U22+U23+U24+U25=0 Q系列の各ラインにおいて S1=U0 α44+U1 α43+U2 α42+U3 α41+・・
・+U42α2 +U43α1 +U44α0 =0 S0=U0 +U1 +U2 +U3 +U4 +U5 ・・・・+
U41+U42+U43+U42+U44=0 となるよう記録してある。
【0018】P系列はパリティを含まない1118By
teが1プレーンで合計2236Byteが訂正対象で
あり、Q系列はPパリティを含む1170Byteが1
プレーンで合計2340Byteが訂正対象となる。C
D−ROM訂正フォーマットを図12に示す。
teが1プレーンで合計2236Byteが訂正対象で
あり、Q系列はPパリティを含む1170Byteが1
プレーンで合計2340Byteが訂正対象となる。C
D−ROM訂正フォーマットを図12に示す。
【0019】従来の訂正方式に関して説明する。
【0020】CD−ROM信号処理回路14より入力さ
れるCD−ROM同期信号により1セクタデータのバッ
ファメモリ20への書き込みが終了したことを認識し、
訂正制御を開始する。訂正はLSBプレーンのQ系列か
らシンドローム計算を開始し、Q系列とP系列を交互に
訂正処理を行う。1ラインごとにバッファメモリ制御回
路18を通してバッファメモリ20からデータを読み出
し、シンドローム計算を行う。シンドローム計算の結果
より訂正が必要な場合は訂正処理を行い、訂正したデー
タをバッファメモリ20に書き込む。全ラインの訂正制
御が終了した時点で訂正完了判定を行う。各ラインのシ
ンドローム計算結果が当該系列全ラインにおいて00
(h)であり実際の訂正処理は行わなかった場合に訂正
完了とする。訂正完了と判定されなかった場合、即ちシ
ンドローム計算において計算結果が00(h)以外とな
るラインがあった場合は次系列の訂正制御に移行し、全
ラインのシンドローム計算結果が00(h)になるまで
時間の許す限り継続する。LSBプレーンの訂正が完了
後、MSBプレーンも同様に訂正制御を行い、訂正完了
した時点で訂正完全終了とする。また訂正が完了しなか
った場合は訂正未完了とし、訂正ステータスをシステム
コントローラ9に出力する。
れるCD−ROM同期信号により1セクタデータのバッ
ファメモリ20への書き込みが終了したことを認識し、
訂正制御を開始する。訂正はLSBプレーンのQ系列か
らシンドローム計算を開始し、Q系列とP系列を交互に
訂正処理を行う。1ラインごとにバッファメモリ制御回
路18を通してバッファメモリ20からデータを読み出
し、シンドローム計算を行う。シンドローム計算の結果
より訂正が必要な場合は訂正処理を行い、訂正したデー
タをバッファメモリ20に書き込む。全ラインの訂正制
御が終了した時点で訂正完了判定を行う。各ラインのシ
ンドローム計算結果が当該系列全ラインにおいて00
(h)であり実際の訂正処理は行わなかった場合に訂正
完了とする。訂正完了と判定されなかった場合、即ちシ
ンドローム計算において計算結果が00(h)以外とな
るラインがあった場合は次系列の訂正制御に移行し、全
ラインのシンドローム計算結果が00(h)になるまで
時間の許す限り継続する。LSBプレーンの訂正が完了
後、MSBプレーンも同様に訂正制御を行い、訂正完了
した時点で訂正完全終了とする。また訂正が完了しなか
った場合は訂正未完了とし、訂正ステータスをシステム
コントローラ9に出力する。
【0021】システムコントローラ9は訂正未完了の場
合、リトライ動作などを行い訂正が完全終了するようド
ライブを制御するが、リトライなどを繰り返しても訂正
が完全終了しない場合は訂正不能であることをインター
フェイス制御回路21を通して外部デバイス[ホストコ
ンピュータ]に通告する。
合、リトライ動作などを行い訂正が完全終了するようド
ライブを制御するが、リトライなどを繰り返しても訂正
が完全終了しない場合は訂正不能であることをインター
フェイス制御回路21を通して外部デバイス[ホストコ
ンピュータ]に通告する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】CD−ROMドライブ
などのディスク再生装置は、市場の要求によりディスク
に記録されているデータの高速再生と外部デバイスへの
高速データ転送に対応しているが、周知のようにN倍速
という高速でディスクからデータを読み出そうとする
と、エラーレートが悪化するためCD訂正において誤訂
正と誤判定の確率が若干高くなる。従って従来例で示し
た方式では、当該セクタをエラーなしと判定するために
EDCがOKかつシンドローム計算結果が全てOKであ
ることを確認している。
などのディスク再生装置は、市場の要求によりディスク
に記録されているデータの高速再生と外部デバイスへの
高速データ転送に対応しているが、周知のようにN倍速
という高速でディスクからデータを読み出そうとする
と、エラーレートが悪化するためCD訂正において誤訂
正と誤判定の確率が若干高くなる。従って従来例で示し
た方式では、当該セクタをエラーなしと判定するために
EDCがOKかつシンドローム計算結果が全てOKであ
ることを確認している。
【0023】しかしながら、この方式では、1セクタデ
ータのバッファメモリへの書き込みを終了した時点でE
DC計算結果が出ている場合には問題がないが、シンド
ローム計算はその時点から計算が開始されるためエラー
が無い場合でも計算が実行され、その計算に非常に長い
時間を要することになる。また、高速再生では1セクタ
の絶対時間が短くCD−ROM訂正処理に許される時間
が短いことや、外部デバイスへの高速データ転送を実行
している場合はバッファメモリへのアクセス回数が限ら
れるため、シンドローム計算のためデータを読み出す回
数が非常に少なくなり、エラー個数が少ないにも関わら
ず訂正が完了しない等の問題はもちろん、エラーが無い
場合でもシンドローム計算が完了しないため判定不能と
いう事態に陥ることも微少ながら発生している。
ータのバッファメモリへの書き込みを終了した時点でE
DC計算結果が出ている場合には問題がないが、シンド
ローム計算はその時点から計算が開始されるためエラー
が無い場合でも計算が実行され、その計算に非常に長い
時間を要することになる。また、高速再生では1セクタ
の絶対時間が短くCD−ROM訂正処理に許される時間
が短いことや、外部デバイスへの高速データ転送を実行
している場合はバッファメモリへのアクセス回数が限ら
れるため、シンドローム計算のためデータを読み出す回
数が非常に少なくなり、エラー個数が少ないにも関わら
ず訂正が完了しない等の問題はもちろん、エラーが無い
場合でもシンドローム計算が完了しないため判定不能と
いう事態に陥ることも微少ながら発生している。
【0024】このように、従来の訂正システムでは、エ
ラーが無い場合でもシンドローム計算が行われ、このシ
ンドローム計算時間が外部デバイスへの高速データ転送
を実現するうえで障害となっている。また、固定された
訂正アルゴリズムでは最善の訂正効率は望めないという
問題も含んでいる。
ラーが無い場合でもシンドローム計算が行われ、このシ
ンドローム計算時間が外部デバイスへの高速データ転送
を実現するうえで障害となっている。また、固定された
訂正アルゴリズムでは最善の訂正効率は望めないという
問題も含んでいる。
【0025】本発明はこのような課題を解決するための
もので、データの信頼性を確保しつつCD−ROM訂正
フォーマットに応じたデータ訂正処理の高速化を実現す
ることのできるデータ処理装置の提供を目的としてい
る。
もので、データの信頼性を確保しつつCD−ROM訂正
フォーマットに応じたデータ訂正処理の高速化を実現す
ることのできるデータ処理装置の提供を目的としてい
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シンドロームの総和を求めることで高速
化を実現するものである。MSB、LSBプレーンの形
式および処理は同一であるため、LSBプレーンについ
てその動作を説明する。
に、本発明は、シンドロームの総和を求めることで高速
化を実現するものである。MSB、LSBプレーンの形
式および処理は同一であるため、LSBプレーンについ
てその動作を説明する。
【0027】前記のようにシンドローム計算はP系列の
各ラインにおいて S1=U0 α25+U1 α24+U2 α23+U3 α22+・・
・+U23α2 +U24α1 +U25α0 S0=U0 +U1 +U2 +U3 +U4 +U5 ・・・・+
U21+U22+U23+U24+U25となり、Q系列の各ライ
ンにおいて S1=U0 α44+U1 α43+U2 α42+U3 α41+・・
・+U42α2 +U43α1 +U44α0 S0=U0 +U1 +U2 +U3 +U4 +U5 ・・・・+
U41+U42+U43+U42+U44 となるよう記録してあるので、LN をラインナンバーと
すると P系列S0総和=L0 S0+L1 S0+L2 S0+・・
・+L40S0+L41S0+L42S0 Q系列S0総和=L0 S0+L1 S0+L2 S0+・・
・+L23S0+L24S0+L25S0 P系列S1総和=L0 S1+L1 S1+L2 S1+・・
・+L40S1+L41S1+L42S1 Q系列S1総和=L0 S1+L1 S1+L2 S1+・・
・+L23S1+L24S1+L25S1 となる。
各ラインにおいて S1=U0 α25+U1 α24+U2 α23+U3 α22+・・
・+U23α2 +U24α1 +U25α0 S0=U0 +U1 +U2 +U3 +U4 +U5 ・・・・+
U21+U22+U23+U24+U25となり、Q系列の各ライ
ンにおいて S1=U0 α44+U1 α43+U2 α42+U3 α41+・・
・+U42α2 +U43α1 +U44α0 S0=U0 +U1 +U2 +U3 +U4 +U5 ・・・・+
U41+U42+U43+U42+U44 となるよう記録してあるので、LN をラインナンバーと
すると P系列S0総和=L0 S0+L1 S0+L2 S0+・・
・+L40S0+L41S0+L42S0 Q系列S0総和=L0 S0+L1 S0+L2 S0+・・
・+L23S0+L24S0+L25S0 P系列S1総和=L0 S1+L1 S1+L2 S1+・・
・+L40S1+L41S1+L42S1 Q系列S1総和=L0 S1+L1 S1+L2 S1+・・
・+L23S1+L24S1+L25S1 となる。
【0028】これは、CD−ROM信号処理回路から出
力されるデータから各セクタのへッダデータを先頭にL
SBプレーンのデータを順次入力し1118バイト目ま
でをガロア加算した時点でP系列のS0の総和が求めら
れ、LSBプレーンの最終データである1170バイト
目までをガロア加算した時点でQ系列のS0の総和が求
められることを意味し、また、各セクタのへッダデータ
を先頭にLSBプレーンのデータを順次入力し43バイ
トをガロア加算するごとにガロア演算×αを行い111
8バイトまで同様のガロア加算と演算を行うことにより
P系列のS1総和が求められ、各セクタのヘッダデータ
を先頭にLSBプレーンのデータを順次入力し1バイト
目から順次ガロア演算×αしてガロア加算する動作を4
3バイト目まで実行し、その時点で計算結果を保持し、
次の43バイトも同様の処理を行い計算結果を保持した
値に43バイト単位でガロア加算する動作を1170バ
イト目まで繰り返すことによりQ系列S1総和が求めら
れることを意味する。
力されるデータから各セクタのへッダデータを先頭にL
SBプレーンのデータを順次入力し1118バイト目ま
でをガロア加算した時点でP系列のS0の総和が求めら
れ、LSBプレーンの最終データである1170バイト
目までをガロア加算した時点でQ系列のS0の総和が求
められることを意味し、また、各セクタのへッダデータ
を先頭にLSBプレーンのデータを順次入力し43バイ
トをガロア加算するごとにガロア演算×αを行い111
8バイトまで同様のガロア加算と演算を行うことにより
P系列のS1総和が求められ、各セクタのヘッダデータ
を先頭にLSBプレーンのデータを順次入力し1バイト
目から順次ガロア演算×αしてガロア加算する動作を4
3バイト目まで実行し、その時点で計算結果を保持し、
次の43バイトも同様の処理を行い計算結果を保持した
値に43バイト単位でガロア加算する動作を1170バ
イト目まで繰り返すことによりQ系列S1総和が求めら
れることを意味する。
【0029】当該セクタにエラーがあった場合、S0総
和はエラーパターンの総和を示し、S1総和は(エラー
パターン×エラー位置)の総和を示している。エラーが
無い場合は、P系列、Q系列ともに各ラインS0の総和
は当然00(h)でありS1の総和も同様に00(h)
である。
和はエラーパターンの総和を示し、S1総和は(エラー
パターン×エラー位置)の総和を示している。エラーが
無い場合は、P系列、Q系列ともに各ラインS0の総和
は当然00(h)でありS1の総和も同様に00(h)
である。
【0030】 P系列S0総和= (L0 U0 +L1 U0 +L2 U0 +・・+L40U0 +L41U0 +L42U0 ) +(L0 U1 +L1 U1 +L2 U1 +・・+L40U1 +L41U1 +L42U1 ) ・ +(L0 U24+L1 U24+L2 U24+・・+L40U24+L41U24+L42U24) +(L0 U25+L1 U25+L2 U25+・・+L40U25+L41U25+L42U25) Q系列S1総和= (L0 U0 +L25U1 +L24U2 +・・+L0 U26+L25U25+・・+L12U40 +L11U41+L10U42) +(L1 U0 +L0 U1 +L25U2 +・・+L13U40+L12U41+L11U42) ・ +(L24U0 +L23U1 +L22U2 +・・+L10U40+L9 U41+L8 U42) +(L25U0 +L25U1 +L25U2 +・・+L11U40+L9 U10+L9 U42) +(L0 U43+L1 U43+L2 U43+・・+L25U43+L0 U44+・・+L24U44 +L25U44) P系列S1の総和= (L0 U0 +L1 U0 +L2 U0 +・・+L40U0 +L41U0 +L42U0 )× α25 +(L0 U1 +L1 U1 +L2 U1 +・・+L40U1 +L41U1 +L42U1 )× α24 ・ +(L0 U24+L1 U24+L2 U24+・・+L40U24+L41U24+L42U24)× α1 +(L0 U25+L1 U25+L2 U25+・・+L40U25+L41U25+L42U25)× α0 Q系列S1総和= (L0 U0 α44+L25U1 α43+L24U2 α43+・・+L0 U26α17+L25U25 α16+・・+L12U40α4 +L11U41α3 +L10U42α2 ) +(L1 U0 α44+L0 U1 α43+L25U2 α43+・・+L13U40α4 +L12U41 α3 +L11U42α2 ) +(L24U0 α44+L23U1 α43+L22U2 α43+・・+L10U40α4 +L9 U41 α3 +L8 U42α2 ) +(L25U0 α44+L25U1 α43+L25U2 α43+・・+L11U40α4 +L9 U10 α3 +L9 U42α2 ) +(L0 U43α1 +L1 U43α1 +・・+L25U43α1 +L0 U44α0 +・・+ L24U44α0 +L25U44α0 ) 上記の式から分かるように、P系列のS0総和及びS1
総和とQ系列のS0総和は非常に容易かつ小規模な回路
で実現可能であるが、Q系列のS1は若干複雑で回路規
模も多少大きくなるが比較的容易に実現可能である。
総和とQ系列のS0総和は非常に容易かつ小規模な回路
で実現可能であるが、Q系列のS1は若干複雑で回路規
模も多少大きくなるが比較的容易に実現可能である。
【0031】以上のように本発明では、S0の総和、S
1の総和を求める回路を追加することにより、EDCと
同様に1セクタデータをバッファメモリに書き込み終了
した時点で既に当該セクタに対するシンドローム総和の
結果が得られるので、時間の無駄なく訂正処理への移行
判定を行うことができる。このため、エラーが無い場合
には即インターフェイス回路を通してデータ転送を行う
ことが可能となり、高速データ転送を実現することがで
きる。また、エラーがある場合でも訂正制御開始は従来
と同一のタイミングで行える。
1の総和を求める回路を追加することにより、EDCと
同様に1セクタデータをバッファメモリに書き込み終了
した時点で既に当該セクタに対するシンドローム総和の
結果が得られるので、時間の無駄なく訂正処理への移行
判定を行うことができる。このため、エラーが無い場合
には即インターフェイス回路を通してデータ転送を行う
ことが可能となり、高速データ転送を実現することがで
きる。また、エラーがある場合でも訂正制御開始は従来
と同一のタイミングで行える。
【0032】エラーがあった場合は訂正処理動作を行う
が、各ラインにおいてシンドローム計算結果が00
(h)でない場合は1ケエラーと仮定し S0=ei ,S1=ei *αi よりエラーパターンはei で、正しいデータUi は
Ui ’+ei となる。エラー位置αi はS1/S0であ
る。エラーパターンとエラー位置を求め、エラー位置が
0〜44(d)であればUi ’をバッファメモリから読
み出し、ei をガロア加算して得た訂正データをバッフ
ァメモリに書き込む。このQ系列の訂正処理と同時にエ
ラーパターンをS0総和にガロア加算してS0総和+と
し、エラーパターン×エラー位置(=ei *αi )も同
様にS1総和にガロア加算してS1総和+とする処理を
各ラインごとに順次行うことで、Q系列訂正処理が終了
した時点でP系列のS0総和+、S1総和+とQ系列の
S0総和+、S1総和+が00(h)になっていること
を確認することにより訂正の検算と同等の効果が得ら
れ、高速かつ信頼性の高いシステムが実現可能となる。
が、各ラインにおいてシンドローム計算結果が00
(h)でない場合は1ケエラーと仮定し S0=ei ,S1=ei *αi よりエラーパターンはei で、正しいデータUi は
Ui ’+ei となる。エラー位置αi はS1/S0であ
る。エラーパターンとエラー位置を求め、エラー位置が
0〜44(d)であればUi ’をバッファメモリから読
み出し、ei をガロア加算して得た訂正データをバッフ
ァメモリに書き込む。このQ系列の訂正処理と同時にエ
ラーパターンをS0総和にガロア加算してS0総和+と
し、エラーパターン×エラー位置(=ei *αi )も同
様にS1総和にガロア加算してS1総和+とする処理を
各ラインごとに順次行うことで、Q系列訂正処理が終了
した時点でP系列のS0総和+、S1総和+とQ系列の
S0総和+、S1総和+が00(h)になっていること
を確認することにより訂正の検算と同等の効果が得ら
れ、高速かつ信頼性の高いシステムが実現可能となる。
【0033】また、セクタをN分割し、Q系列はセクタ
全体のS0総和およびS1総和を求め、P系列はS0総
和およびS1総和を分割区画ごとに求めることにより、
Q系列訂正時にエラーを検出したラインのエラー位置が
区画別に求めたP系列のS0総和、S1総和よりエラー
有りと判定した区画と一致しているかを確認し、その確
認結果とセクタ全体のQ系列S0総和、P系列区画別の
S0総和にエラーパターンをガロア加算した結果、およ
びエラーパターン×エラー位置をセクタ全体のQ系列S
1総和、P系列区画別のS1総和にガロア加算した結果
からデータ訂正の信頼性を判定することにより、さらに
信頼性の高いシステムが実現可能となる。 また当該セ
クタのEDC結果とCDエラーフラグ個数を、前記シン
ドロームの総和及び区画別シンドローム総和に加えて利
用することにより、さらに高速かつ信頼性の高い訂正シ
ステムが実現される。
全体のS0総和およびS1総和を求め、P系列はS0総
和およびS1総和を分割区画ごとに求めることにより、
Q系列訂正時にエラーを検出したラインのエラー位置が
区画別に求めたP系列のS0総和、S1総和よりエラー
有りと判定した区画と一致しているかを確認し、その確
認結果とセクタ全体のQ系列S0総和、P系列区画別の
S0総和にエラーパターンをガロア加算した結果、およ
びエラーパターン×エラー位置をセクタ全体のQ系列S
1総和、P系列区画別のS1総和にガロア加算した結果
からデータ訂正の信頼性を判定することにより、さらに
信頼性の高いシステムが実現可能となる。 また当該セ
クタのEDC結果とCDエラーフラグ個数を、前記シン
ドロームの総和及び区画別シンドローム総和に加えて利
用することにより、さらに高速かつ信頼性の高い訂正シ
ステムが実現される。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態について図を参照して説明する。
態について図を参照して説明する。
【0035】図1は本発明の第1の実施形態であるCD
−ROM再生装置の構成を示す図である。
−ROM再生装置の構成を示す図である。
【0036】同図において、光学式ピックアップ101
によりディスクDから読み出された信号はIV変換アン
プ102により電流−電圧変換され、RFアンプ103
およびサーボエラーアンプ104に出力される。RFア
ンプ103はIV変換アンプ102により電圧変換され
たRF信号を自動ゲイン制御[AGC]および波形等化
しレベルスライス・PLL回路105へ出力する。
によりディスクDから読み出された信号はIV変換アン
プ102により電流−電圧変換され、RFアンプ103
およびサーボエラーアンプ104に出力される。RFア
ンプ103はIV変換アンプ102により電圧変換され
たRF信号を自動ゲイン制御[AGC]および波形等化
しレベルスライス・PLL回路105へ出力する。
【0037】サーボエラーアンプ104はIVアンプ1
02により電圧変換された信号よりフォーカスエラー信
号やトラッキングエラー信号を生成しフォーカス・トラ
ッキング制御回路106に出力する。フォーカス・トラ
ッキング制御回路106はサーボループを安定させるた
めの位相補償、バランス、ゲイン調整などを行い、トラ
ッキング制御信号、フォーカス制御信号をフォーカス・
トラッキングドライバ7に出力すると共にトラッキング
誤差信号を送りモータ制御回路108に出力する。
02により電圧変換された信号よりフォーカスエラー信
号やトラッキングエラー信号を生成しフォーカス・トラ
ッキング制御回路106に出力する。フォーカス・トラ
ッキング制御回路106はサーボループを安定させるた
めの位相補償、バランス、ゲイン調整などを行い、トラ
ッキング制御信号、フォーカス制御信号をフォーカス・
トラッキングドライバ7に出力すると共にトラッキング
誤差信号を送りモータ制御回路108に出力する。
【0038】フォーカス・トラッキングドライバ107
は増幅した制御信号を光学式ピックアップ101本体内
のフォーカス・トラッキングアクチュエータに出力して
光学式ピックアップ101を制御する。送りモータ制御
回路108はフォーカス・トラッキング制御回路106
より入力されるトラッキング誤差信号とシステムコント
ローラ109からのサーチ命令よりピックアップ本体を
移動させるための送りモータ制御信号を生成し、送りモ
ータドライバ110に出力する。
は増幅した制御信号を光学式ピックアップ101本体内
のフォーカス・トラッキングアクチュエータに出力して
光学式ピックアップ101を制御する。送りモータ制御
回路108はフォーカス・トラッキング制御回路106
より入力されるトラッキング誤差信号とシステムコント
ローラ109からのサーチ命令よりピックアップ本体を
移動させるための送りモータ制御信号を生成し、送りモ
ータドライバ110に出力する。
【0039】送りモータドライバ110は増幅した制御
信号をピックアップ送りモータ111に出力しピックア
ップ本体の移動を制御する。レベルスライス・PLL回
路105はRFアンプ回路103により波形等化された
再生RF信号を2値化してEFM信号を得ると同時に、
このEFM信号を読み取るためにEFM信号に同期した
PLLクロックを生成する。2値化されたEFM信号と
PLLクロックはCD信号処理回路112に出力され
る。
信号をピックアップ送りモータ111に出力しピックア
ップ本体の移動を制御する。レベルスライス・PLL回
路105はRFアンプ回路103により波形等化された
再生RF信号を2値化してEFM信号を得ると同時に、
このEFM信号を読み取るためにEFM信号に同期した
PLLクロックを生成する。2値化されたEFM信号と
PLLクロックはCD信号処理回路112に出力され
る。
【0040】CD信号処理回路112はPLLクロック
を用いてEFM信号からCD同期信号を検出し、データ
分離、EFM復調を行う。また、CD信号処理回路11
2は復調したデータからサブコードデータとメインデー
タを分離し、さらにサブコードデータからサブコードQ
データを抽出してシステムコントローラ9に出力する。
さらに、CD信号処理回路112はメインデータをPL
Lクロックにより一旦CD訂正メモリ113に書き込ん
だ後、CDフォーマットに応じた訂正処理を行い、訂正
完了後に訂正メモリ113からメインデータを読み出
し、サブコードデータ、CDエラーフラグ、サブコード
同期信号と共にCD−ROM信号処理回路114に出力
する。
を用いてEFM信号からCD同期信号を検出し、データ
分離、EFM復調を行う。また、CD信号処理回路11
2は復調したデータからサブコードデータとメインデー
タを分離し、さらにサブコードデータからサブコードQ
データを抽出してシステムコントローラ9に出力する。
さらに、CD信号処理回路112はメインデータをPL
Lクロックにより一旦CD訂正メモリ113に書き込ん
だ後、CDフォーマットに応じた訂正処理を行い、訂正
完了後に訂正メモリ113からメインデータを読み出
し、サブコードデータ、CDエラーフラグ、サブコード
同期信号と共にCD−ROM信号処理回路114に出力
する。
【0041】メインデータがCD−DAデータの場合、
CD信号処理回路112は訂正完了後に訂正メモリ11
3から読み出したCD−DAデータを補正処理し、CD
−ROM信号処理回路114に出力する。同時に、補正
処理されたCD−DAデータはDA変換回路115に出
力される。DA変換回路115への出力はシステムコン
トローラ109の命令によりオン/オフ制御される。出
力オフはミュート状態となる。また、CD信号処理回路
112は検出したCD同期信号よりディスクモータ11
6の速度、位相誤差を検出し、ディスクモータ制御信号
を生成してディスクモータドライバ117に出力する。
CD信号処理回路112は訂正完了後に訂正メモリ11
3から読み出したCD−DAデータを補正処理し、CD
−ROM信号処理回路114に出力する。同時に、補正
処理されたCD−DAデータはDA変換回路115に出
力される。DA変換回路115への出力はシステムコン
トローラ109の命令によりオン/オフ制御される。出
力オフはミュート状態となる。また、CD信号処理回路
112は検出したCD同期信号よりディスクモータ11
6の速度、位相誤差を検出し、ディスクモータ制御信号
を生成してディスクモータドライバ117に出力する。
【0042】ディスクモータドライバ117はディスク
モータ116の制御信号を増幅し、実際の駆動信号をデ
ィスクモータ116に出力することによりディスクDの
回転速度を制御する。DA変換回路115はCD信号処
理回路112より入力したディジタル信号をアナログ信
号に変換し、ローパスフィルタを通してオーディオ信号
として出力する。
モータ116の制御信号を増幅し、実際の駆動信号をデ
ィスクモータ116に出力することによりディスクDの
回転速度を制御する。DA変換回路115はCD信号処
理回路112より入力したディジタル信号をアナログ信
号に変換し、ローパスフィルタを通してオーディオ信号
として出力する。
【0043】CD−ROM信号処理回路114はCD信
号処理回路112から入力したメインデータがCD−R
OMデータの場合にCD−ROM同期信号の検出および
CD−ROMデータのスクランブル解除、ヘッダデータ
の格納、EDC計算を行う。そしてCD−ROMデータ
とバイトクロックをバッファメモリ制御回路118とシ
ンドローム総和計算回路123へ出力し、サブコードデ
ータ、CDエラーフラグをバッファメモリ制御回路11
8へ出力し、CD−ROM同期信号をバッファメモリ制
御回路118、シンドローム総和計算回路123、CD
−ROM訂正制御回路119、システムコントローラ1
09に出力し、EDC結果とヘッダデータをシステムコ
ントローラ109に出力する。また、CD−ROM信号
処理回路114はメインデータがCD−DAデータの場
合、CD−DAデータ、バイトクロック、サブコードデ
ータ、CDエラーフラグをバッファメモリ制御回路11
8へ出力し、サブコード同期信号をバッファメモリ制御
回路118とシステムコントローラ109に出力する。
号処理回路112から入力したメインデータがCD−R
OMデータの場合にCD−ROM同期信号の検出および
CD−ROMデータのスクランブル解除、ヘッダデータ
の格納、EDC計算を行う。そしてCD−ROMデータ
とバイトクロックをバッファメモリ制御回路118とシ
ンドローム総和計算回路123へ出力し、サブコードデ
ータ、CDエラーフラグをバッファメモリ制御回路11
8へ出力し、CD−ROM同期信号をバッファメモリ制
御回路118、シンドローム総和計算回路123、CD
−ROM訂正制御回路119、システムコントローラ1
09に出力し、EDC結果とヘッダデータをシステムコ
ントローラ109に出力する。また、CD−ROM信号
処理回路114はメインデータがCD−DAデータの場
合、CD−DAデータ、バイトクロック、サブコードデ
ータ、CDエラーフラグをバッファメモリ制御回路11
8へ出力し、サブコード同期信号をバッファメモリ制御
回路118とシステムコントローラ109に出力する。
【0044】バッファメモリ制御回路118はCD−R
OΜ信号処理回路114より入力したデータのバッファ
メモリ120への書き込み制御、システムコントローラ
109がバッファメモリ120をアクセスする際に発生
するデータ書き込み/読み出し制御、インターフェイス
制御回路121がシステムコントローラ109の指示に
より外部デバイス[ホストコンピュータ]とデータ交信
する際に発生するバッファメモリ120へのデータ書き
込み/読み出し制御、CD−ROM訂正制御において発
生するバッファメモリ120へのデータ読み出し/書き
込み制御を行う。 CD−ROM訂正制御回路119は
システムコントローラ109の指示によりバッファメモ
リ制御回路118とのコンビネーションによりバッファ
メモリ120からデータを読み出してシンドロームを計
算し、必要に応じて訂正処理し、訂正データをバッファ
メモリ制御回路118を通してバッファメモリ120に
書き込む。訂正制御動作において確認のシンドローム計
算は行わず訂正不能ラインが無くなった時点で訂正終了
とする。また、CD−ROM訂正制御回路119は訂正
処理ごとにエラーパターンとエラーパターン×エラー位
置のデータをシンドローム総和計算回路123に出力す
る。訂正終了後の結果はシステムコントローラ109に
出力される。
OΜ信号処理回路114より入力したデータのバッファ
メモリ120への書き込み制御、システムコントローラ
109がバッファメモリ120をアクセスする際に発生
するデータ書き込み/読み出し制御、インターフェイス
制御回路121がシステムコントローラ109の指示に
より外部デバイス[ホストコンピュータ]とデータ交信
する際に発生するバッファメモリ120へのデータ書き
込み/読み出し制御、CD−ROM訂正制御において発
生するバッファメモリ120へのデータ読み出し/書き
込み制御を行う。 CD−ROM訂正制御回路119は
システムコントローラ109の指示によりバッファメモ
リ制御回路118とのコンビネーションによりバッファ
メモリ120からデータを読み出してシンドロームを計
算し、必要に応じて訂正処理し、訂正データをバッファ
メモリ制御回路118を通してバッファメモリ120に
書き込む。訂正制御動作において確認のシンドローム計
算は行わず訂正不能ラインが無くなった時点で訂正終了
とする。また、CD−ROM訂正制御回路119は訂正
処理ごとにエラーパターンとエラーパターン×エラー位
置のデータをシンドローム総和計算回路123に出力す
る。訂正終了後の結果はシステムコントローラ109に
出力される。
【0045】シンドローム総和計算回路123は、CD
−ROM信号処理回路114から出力されるCD−RO
M同期信号を基準に、CD−ROMデータの入力順にP
系列のS0総和およびS1総和とQ系列のS0総和を計
算し、各々の総和について計算結果が00(h)である
かを検出して3種の検出結果をシステムコントローラ1
09に出力する。また、シンドローム総和計算回路12
3はCD−ROM訂正制御回路119より入力したエラ
ーパターンを順次P系列のS0総和とQ系列のS0総和
にガロア加算し、エラーパターン×エラー位置のデータ
を順次P系列のS1総和にガロア加算する。そしてガロ
ア加算した結果が00(h)であることを検出して3種
の検出結果をシステムコントローラ109に出力する。
−ROM信号処理回路114から出力されるCD−RO
M同期信号を基準に、CD−ROMデータの入力順にP
系列のS0総和およびS1総和とQ系列のS0総和を計
算し、各々の総和について計算結果が00(h)である
かを検出して3種の検出結果をシステムコントローラ1
09に出力する。また、シンドローム総和計算回路12
3はCD−ROM訂正制御回路119より入力したエラ
ーパターンを順次P系列のS0総和とQ系列のS0総和
にガロア加算し、エラーパターン×エラー位置のデータ
を順次P系列のS1総和にガロア加算する。そしてガロ
ア加算した結果が00(h)であることを検出して3種
の検出結果をシステムコントローラ109に出力する。
【0046】図2(a)(b)にシンドローム総和計算
回路の構成例を示す。また、図3にエラーパターンをシ
ンドローム総和に加算して00(h)検出を行う回路の
構成例を示す。
回路の構成例を示す。また、図3にエラーパターンをシ
ンドローム総和に加算して00(h)検出を行う回路の
構成例を示す。
【0047】インターフェイス制御回路121は、ホス
トコンピュータと交信するためのインターフェイス制御
およびデータ転送制御などインターフェイス全体の制御
を行う。例えば、バッファメモリ制御回路118を通し
てバッファメモリ120から読み出されたデータを外部
デバイス[ホストコンピュータ]に転送したり、外部デ
バイスから転送されてきたデータのバッファメモリ制御
回路118への出力をシステムコントローラ109の指
示に従い実行する。
トコンピュータと交信するためのインターフェイス制御
およびデータ転送制御などインターフェイス全体の制御
を行う。例えば、バッファメモリ制御回路118を通し
てバッファメモリ120から読み出されたデータを外部
デバイス[ホストコンピュータ]に転送したり、外部デ
バイスから転送されてきたデータのバッファメモリ制御
回路118への出力をシステムコントローラ109の指
示に従い実行する。
【0048】システムコントローラ109はサーチ制
御、訂正制御、インターフェイス制御など各回路におけ
る動作のオン/オフ、開始/終了、切り替え等に要する
指示の発行、ステータスの読み込み解析・判定などCD
−ROMシステム全体の動作制御を行う。
御、訂正制御、インターフェイス制御など各回路におけ
る動作のオン/オフ、開始/終了、切り替え等に要する
指示の発行、ステータスの読み込み解析・判定などCD
−ROMシステム全体の動作制御を行う。
【0049】訂正制御における訂正方式の例を図4に示
す。このように、システムコントローラ109は、CD
−ROM信号処理回路114からのEDC結果とシンド
ローム総和計算回路123からのシンドローム総和の計
算結果に基づき、CD−ROM訂正制御回路119に対
して訂正指示を発行するか否かを決定する。
す。このように、システムコントローラ109は、CD
−ROM信号処理回路114からのEDC結果とシンド
ローム総和計算回路123からのシンドローム総和の計
算結果に基づき、CD−ROM訂正制御回路119に対
して訂正指示を発行するか否かを決定する。
【0050】また、図5に信頼性判定方式の例を示す。
このように、システムコントローラ109は、シンドロ
ーム総和計算回路123からのガロア加算結果がすべて
00(h)である場合は訂正データの信頼性が高いこと
を判定し、00(h)以外のものが1つでも発生した場
合は信頼性が低いと判定してリトライを指示する。
このように、システムコントローラ109は、シンドロ
ーム総和計算回路123からのガロア加算結果がすべて
00(h)である場合は訂正データの信頼性が高いこと
を判定し、00(h)以外のものが1つでも発生した場
合は信頼性が低いと判定してリトライを指示する。
【0051】以上のように本実施形態では、S0の総
和、S1の総和を求める回路を追加することにより、E
DCと同様に1セクタデータのバッファメモリ120へ
の書き込みが終了した時点で既に当該セクタに対するシ
ンドローム総和の結果が得られるので、時間の無駄なく
訂正処理への移行判定を行うことができる。このためエ
ラーが無い場合には即インターフェイス回路を通しての
データ転送が可能となるので、高速データ転送を実現で
きる。また、エラーがある場合でも訂正制御開始は従来
と同一のタイミングで行えると共に、訂正処理と同時に
エラーパターンをS0総和にガロア加算してS0総和+
とし、エラーパターン×エラー位置(=ei *αi )も
同様にS1総和にガロア加算してS1総和+とする処理
を各ラインごとに順次行い、訂正処理が終了した時点で
P系列のS0総和+、S1総和+とQ系列のS0総和
+、S1総和+が00(h)になっていることを確認す
ることによって訂正の検算と同等の効果が得られる。よ
って、高速かつ信頼性の高いシステムが実現可能とな
る。
和、S1の総和を求める回路を追加することにより、E
DCと同様に1セクタデータのバッファメモリ120へ
の書き込みが終了した時点で既に当該セクタに対するシ
ンドローム総和の結果が得られるので、時間の無駄なく
訂正処理への移行判定を行うことができる。このためエ
ラーが無い場合には即インターフェイス回路を通しての
データ転送が可能となるので、高速データ転送を実現で
きる。また、エラーがある場合でも訂正制御開始は従来
と同一のタイミングで行えると共に、訂正処理と同時に
エラーパターンをS0総和にガロア加算してS0総和+
とし、エラーパターン×エラー位置(=ei *αi )も
同様にS1総和にガロア加算してS1総和+とする処理
を各ラインごとに順次行い、訂正処理が終了した時点で
P系列のS0総和+、S1総和+とQ系列のS0総和
+、S1総和+が00(h)になっていることを確認す
ることによって訂正の検算と同等の効果が得られる。よ
って、高速かつ信頼性の高いシステムが実現可能とな
る。
【0052】次に本発明の第2の実施形態について説明
する。
する。
【0053】図6に本実施形態のCD−ROM再生装置
の構成を示す。なお、同図において図1に示した第1の
実施形態と同一部分には同一の符号を付し重複する説明
は省略する。
の構成を示す。なお、同図において図1に示した第1の
実施形態と同一部分には同一の符号を付し重複する説明
は省略する。
【0054】本実施形態はセクタを4分割した区画別シ
ンドローム総和を応用した例である。区画分割例を図7
に示す。
ンドローム総和を応用した例である。区画分割例を図7
に示す。
【0055】図6において、CD−ROM信号処理回路
214はCD信号処理回路112から入力されるメイン
データがCDーROMデータの場合にCD−ROM同期
信号の検出およびCD−ROMデータのスクランブル解
除、ヘッダデータの格納、EDC計算を行う。CD−R
OMデータ、バイトクロック、CDエラーフラグはバッ
ファメモリ制御回路218と区画別シンドローム総和計
算&エラーフラグカウント回路223へ出力される。サ
ブコードデータはバッファメモリ制御回路218へ出力
される。CD−ROM同期信号はバッファメモリ制御回
路218と区画別シンドローム総和計算&エラーフラグ
カウント回路223、CD−ROM訂正制御回路21
9、システムコントローラ209に出力される。EDC
結果とヘッダデータはシステムコントローラ209に出
力される。
214はCD信号処理回路112から入力されるメイン
データがCDーROMデータの場合にCD−ROM同期
信号の検出およびCD−ROMデータのスクランブル解
除、ヘッダデータの格納、EDC計算を行う。CD−R
OMデータ、バイトクロック、CDエラーフラグはバッ
ファメモリ制御回路218と区画別シンドローム総和計
算&エラーフラグカウント回路223へ出力される。サ
ブコードデータはバッファメモリ制御回路218へ出力
される。CD−ROM同期信号はバッファメモリ制御回
路218と区画別シンドローム総和計算&エラーフラグ
カウント回路223、CD−ROM訂正制御回路21
9、システムコントローラ209に出力される。EDC
結果とヘッダデータはシステムコントローラ209に出
力される。
【0056】また、CD−ROM信号処理回路214は
CD信号処理回路112から入力されるメインデータが
CD−DAデータの場合、CD−DAデータ、バイトク
ロック、サブコードデータ、CDエラーフラグをバッフ
ァメモリ制御回路218へ出力する。サブコード同期信
号はバッファメモリ制御回路218とシステムコントロ
ーラ209へ出力される。さらにCD−ROM信号処理
回路214は、CD−ROM同期信号検出に使用してい
る2352カウンタを利用して区画別アクティブゲート
信号等を生成し、区画別シンドローム総和計算&エラー
フラグカウント回路223へ出力する。
CD信号処理回路112から入力されるメインデータが
CD−DAデータの場合、CD−DAデータ、バイトク
ロック、サブコードデータ、CDエラーフラグをバッフ
ァメモリ制御回路218へ出力する。サブコード同期信
号はバッファメモリ制御回路218とシステムコントロ
ーラ209へ出力される。さらにCD−ROM信号処理
回路214は、CD−ROM同期信号検出に使用してい
る2352カウンタを利用して区画別アクティブゲート
信号等を生成し、区画別シンドローム総和計算&エラー
フラグカウント回路223へ出力する。
【0057】CD−ROM訂正制御回路219はシステ
ムコントローラ209の指示によりバッファメモリ制御
回路218とのコンビネーションによりバッファメモリ
120からデータを読み出してシンドロームを計算し、
必要に応じて訂正処理を行う。また、CD−ROM訂正
制御回路219は訂正処理においてエラー位置と区画別
シンドローム総和のNG位置が一致していることを確認
した場合に、訂正データをバッファメモリ制御回路21
8を通してバッファメモリ120に書き込む。
ムコントローラ209の指示によりバッファメモリ制御
回路218とのコンビネーションによりバッファメモリ
120からデータを読み出してシンドロームを計算し、
必要に応じて訂正処理を行う。また、CD−ROM訂正
制御回路219は訂正処理においてエラー位置と区画別
シンドローム総和のNG位置が一致していることを確認
した場合に、訂正データをバッファメモリ制御回路21
8を通してバッファメモリ120に書き込む。
【0058】さらに、CD−ROM訂正制御回路219
は、訂正制御動作において確認のシンドローム計算は行
わず、訂正不能ラインが無くなった時点で訂正終了を判
定する。そしてCD−ROM訂正制御回路219は、訂
正処理ごとにエラーパターンとエラーパターン×エラー
位置のデータを区画別シンドローム総和計算&エラーフ
ラグカウント回路223へ出力する。訂正終了後の結果
はシステムコントローラ209に出力される。
は、訂正制御動作において確認のシンドローム計算は行
わず、訂正不能ラインが無くなった時点で訂正終了を判
定する。そしてCD−ROM訂正制御回路219は、訂
正処理ごとにエラーパターンとエラーパターン×エラー
位置のデータを区画別シンドローム総和計算&エラーフ
ラグカウント回路223へ出力する。訂正終了後の結果
はシステムコントローラ209に出力される。
【0059】区画別シンドローム総和計算&エラーフラ
グカウント回路223はCD−ROM信号処理回路21
4から出力されるCD−ROM同期信号を基準に、セク
タを4分割した各区画ごとのCDエラーフラグのカウン
トと共に、CD−ROMデータの入力順にP系列の区画
単位ごとのS0総和およびS1総和とQ系列セクタ全体
のS0総和の計算を行う。そして回路223はP系列の
区画1〜4のS0総和、区画1〜4のS1総和とQ系列
セクタ全体のS0総和の計算結果が00(h)であるこ
とを検出して9種の検出結果と区画別CDエラーフラグ
カウント結果をシステムコントローラ209に出力す
る。さらに、回路223はCD−ROM訂正制御回路2
19より入力したエラーパターンを順次P系列の相当す
る区画のS0総和とQ系列のS0総和にガロア加算した
結果、およびエラーパターン×エラー位置のデータを順
次P系列相当する区画のS1総和にガロア加算した結果
が00(h)であるかを各々検出して9種の検出結果を
システムコントローラ209に出力する。区画別シンド
ローム総和計算回路の例を図8に示す。
グカウント回路223はCD−ROM信号処理回路21
4から出力されるCD−ROM同期信号を基準に、セク
タを4分割した各区画ごとのCDエラーフラグのカウン
トと共に、CD−ROMデータの入力順にP系列の区画
単位ごとのS0総和およびS1総和とQ系列セクタ全体
のS0総和の計算を行う。そして回路223はP系列の
区画1〜4のS0総和、区画1〜4のS1総和とQ系列
セクタ全体のS0総和の計算結果が00(h)であるこ
とを検出して9種の検出結果と区画別CDエラーフラグ
カウント結果をシステムコントローラ209に出力す
る。さらに、回路223はCD−ROM訂正制御回路2
19より入力したエラーパターンを順次P系列の相当す
る区画のS0総和とQ系列のS0総和にガロア加算した
結果、およびエラーパターン×エラー位置のデータを順
次P系列相当する区画のS1総和にガロア加算した結果
が00(h)であるかを各々検出して9種の検出結果を
システムコントローラ209に出力する。区画別シンド
ローム総和計算回路の例を図8に示す。
【0060】システムコントローラ209はサーチ制
御、訂正制御、インターフェイス制御など各回路におけ
る動作のオン/オフ、開始/終了、切り替え等に要する
指示の発行、ステータスの読み込み解析・判定などCD
−ROMシステム全体の動作制御を行う。
御、訂正制御、インターフェイス制御など各回路におけ
る動作のオン/オフ、開始/終了、切り替え等に要する
指示の発行、ステータスの読み込み解析・判定などCD
−ROMシステム全体の動作制御を行う。
【0061】訂正制御における訂正方式の例を図9に示
す。このようにシステムコントローラ209は、区画別
シンドローム総和計算&エラーフラグカウント回路22
3により得た各区画ごとのS0総和およびS1総和とQ
系列のS0総和、CDエラーフラグ数、CD=ROM信
号処理回路214により得たEDC結果に基づいて、C
D−ROM訂正制御回路219に対して訂正指示を発行
するか否かの決定、誤訂正および誤訂正確率大の判定を
行う。
す。このようにシステムコントローラ209は、区画別
シンドローム総和計算&エラーフラグカウント回路22
3により得た各区画ごとのS0総和およびS1総和とQ
系列のS0総和、CDエラーフラグ数、CD=ROM信
号処理回路214により得たEDC結果に基づいて、C
D−ROM訂正制御回路219に対して訂正指示を発行
するか否かの決定、誤訂正および誤訂正確率大の判定を
行う。
【0062】また、信頼性判定方式の例を図10に示
す。このように、システムコントローラ209は、区画
別シンドローム総和計算&エラーフラグカウント回路2
23により得た、エラーパターンを順次P系列の相当す
る区画のS0総和とQ系列のS0総和にガロア加算した
結果、およびエラーパターン×エラー位置のデータを順
次P系列相当する区画のS1総和にガロア加算した結果
がすべて00(h)である場合は訂正データの信頼性が
高いことを判定し、00(h)以外のものが1つでも発
生した場合は信頼性が低いと判定してリトライを指示す
る。
す。このように、システムコントローラ209は、区画
別シンドローム総和計算&エラーフラグカウント回路2
23により得た、エラーパターンを順次P系列の相当す
る区画のS0総和とQ系列のS0総和にガロア加算した
結果、およびエラーパターン×エラー位置のデータを順
次P系列相当する区画のS1総和にガロア加算した結果
がすべて00(h)である場合は訂正データの信頼性が
高いことを判定し、00(h)以外のものが1つでも発
生した場合は信頼性が低いと判定してリトライを指示す
る。
【0063】上記のようにセクタをN分割し、Q系列は
セクタ全体のS0総和およびS1総和を求め、P系列は
S0総和およびS1総和を分割区画ごとに求めることに
より、Q系列訂正時にエラーを検出したラインのエラー
位置が区画別に求めたP系列のS0総和、S1総和より
エラー有りと判定した区画と一致しているかを確認し、
その確認結果とセクタ全体のQ系列S0総和、P系列区
画別のS0総和にエラーパターンをガロア加算した結
果、およびエラーパターン×エラー位置をセクタ全体の
Q系列S1総和、P系列区画別のS1総和にガロア加算
した結果からデータ訂正の信頼性を判定することによ
り、さらに信頼性の高いシステムが実現可能となる。
セクタ全体のS0総和およびS1総和を求め、P系列は
S0総和およびS1総和を分割区画ごとに求めることに
より、Q系列訂正時にエラーを検出したラインのエラー
位置が区画別に求めたP系列のS0総和、S1総和より
エラー有りと判定した区画と一致しているかを確認し、
その確認結果とセクタ全体のQ系列S0総和、P系列区
画別のS0総和にエラーパターンをガロア加算した結
果、およびエラーパターン×エラー位置をセクタ全体の
Q系列S1総和、P系列区画別のS1総和にガロア加算
した結果からデータ訂正の信頼性を判定することによ
り、さらに信頼性の高いシステムが実現可能となる。
【0064】なお、第2の実施形態においては、CDエ
ラーフラグ数、P系列S0総和、P系列S1総和、Q系
列S0総和とも、1セクタを分割した区画単位の値とし
たが、CDエラーフラグ数についてはセクタ単位の値と
し、P系列S0総和、P系列S1総和、Q系列S0総和
は1セクタを分割した区画単位の値として訂正処理方式
を判定するように構成してもよい。同様に、CDエラー
フラグ数については1セクタを分割した区画単位の値と
し、P系列S0総和、P系列S1総和、Q系列S0総和
はセクタ単位の値として訂正処理方式を判定するように
構成してもよい。
ラーフラグ数、P系列S0総和、P系列S1総和、Q系
列S0総和とも、1セクタを分割した区画単位の値とし
たが、CDエラーフラグ数についてはセクタ単位の値と
し、P系列S0総和、P系列S1総和、Q系列S0総和
は1セクタを分割した区画単位の値として訂正処理方式
を判定するように構成してもよい。同様に、CDエラー
フラグ数については1セクタを分割した区画単位の値と
し、P系列S0総和、P系列S1総和、Q系列S0総和
はセクタ単位の値として訂正処理方式を判定するように
構成してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータの訂正制御において、シンドロームの総和を検出す
ることによって、常時シンドローム計算を行わなくても
従来と同等の訂正信頼性が得られ、高速化を実現するこ
とができる。また、訂正が必要な場合に訂正処理時にシ
ンドロームの総和にエラーパターンを加算することによ
って、従来のように訂正終了後に確認・検証のため次系
列のシンドローム計算を行って訂正完了判定を行わなく
ても訂正終了時に訂正完了を判定することが可能とな
り、結果として高速化が図れると同時に従来と同等或い
は従来以上のデータ信頼性が得られる。また区画別シン
ドローム総和計算手段により、さらに信頼性の高いデー
タ処理装置を実現することができる。
ータの訂正制御において、シンドロームの総和を検出す
ることによって、常時シンドローム計算を行わなくても
従来と同等の訂正信頼性が得られ、高速化を実現するこ
とができる。また、訂正が必要な場合に訂正処理時にシ
ンドロームの総和にエラーパターンを加算することによ
って、従来のように訂正終了後に確認・検証のため次系
列のシンドローム計算を行って訂正完了判定を行わなく
ても訂正終了時に訂正完了を判定することが可能とな
り、結果として高速化が図れると同時に従来と同等或い
は従来以上のデータ信頼性が得られる。また区画別シン
ドローム総和計算手段により、さらに信頼性の高いデー
タ処理装置を実現することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態であるCD−ROM再
生装置の構成を示す図
生装置の構成を示す図
【図2】図1のシンドローム総和計算回路の構成例を示
す図
す図
【図3】図1のエラーパターンをシンドローム総和に加
算して00(h)検出を行う回路の構成例を示す図
算して00(h)検出を行う回路の構成例を示す図
【図4】図1の実施形態においてEDC結果とシンドロ
ーム総和計算結果に基づく訂正方式を示す図
ーム総和計算結果に基づく訂正方式を示す図
【図5】図1の実施形態において訂正データの信頼性判
定方式を示す図
定方式を示す図
【図6】本発明の第2の実施形態のCD−ROM再生装
置の構成を示す図
置の構成を示す図
【図7】図6の実施形態においてセクタの区画分割例を
示す図
示す図
【図8】図6の区画別シンドローム総和計算回路の構成
例を示す図
例を示す図
【図9】図6の実施形態において区画内エラーフラグ
数、EDC結果およびシンドローム総和計算結果に基づ
く訂正方式を示す図
数、EDC結果およびシンドローム総和計算結果に基づ
く訂正方式を示す図
【図10】図6の実施形態において訂正データの信頼性
判定方式を示す図
判定方式を示す図
【図11】従来のCD−ROM再生装置の構成を示す図
【図12】CD−ROM訂正フォーマットを示す図
101………光学式ピックアップ 109,209………システムコントローラ 112………CD信号処理回路 114,214………CD−ROM信号処理回路 119,219………CD−ROM訂正制御回路 123………シンドローム総和計算回路 223………区画別シンドローム総和計算&エラーフラ
グカウント回路
グカウント回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F 19/02 501 19/02 501N
Claims (18)
- 【請求項1】 ディスクに記録されているデータを読み
出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータを再生
フォーマットに応じてディジタル処理するディジタル信
号処理手段と、 前記ディジタル信号処理手段より出力されたデータを訂
正する訂正手段と、 前記ディジタル信号処理手段より出力された訂正対象デ
ータのシンドロームの総和を一定単位ごとに計算するシ
ンドローム総和計算手段と、 前記シンドローム総和計算手段により得た計算結果に基
づいて前記訂正手段を制御する手段とを具備したことを
特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項2】 ディスクに記録されているデータを読み
出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータをCD
フォーマットに応じてディジタル処理する第1のディジ
タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タをCD−ROMフォーマットに応じてディジタル処理
する第2のディジタル信号処理手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タを訂正するCD−ROM訂正手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力された訂正
対象データのシンドロームの総和をセクタ単位で計算す
るシンドローム総和計算手段と、 前記シンドローム総和計算手段により得た計算結果に基
づいて前記CD−ROM訂正手段を制御する手段とを具
備したことを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項3】 ディスクに記録されているデータを読み
出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータをCD
フォーマットに応じてディジタル処理する第1のディジ
タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タをCD−ROMフォーマットに応じてディジタル処理
する第2のディジタル信号処理手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タを訂正するCD−ROM訂正手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力された訂正
対象データのシンドロームの総和をセクタ単位で計算す
るシンドローム総和計算手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段により得たEDC結
果と前記シンドローム総和計算手段により得た計算結果
に基づいて前記CD−ROM訂正手段を制御する手段と
を具備したことを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項4】 ディスクに記録されているデータを読み
出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータをCD
フォーマットに応じてディジタル処理する第1のディジ
タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タをCD−ROMフォーマットに応じてディジタル処理
する第2のディジタル信号処理手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タを訂正するCD−ROM訂正手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力された訂正
対象データのシンドロームの総和をセクタ単位で計算す
るシンドローム総和計算手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段により得たCDエラ
ーフラグの有無または数をセクタ単位でカウントするC
Dエラーフラグカウント手段と、 前記CDエラーフラグカウント手段により得た結果と前
記シンドローム総和計算手段により得た計算結果に基づ
いて前記CD−ROM訂正手段を制御する手段とを具備
したことを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項5】 ディスクに記録されているデータを読み
出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータをCD
フォーマットに応じてディジタル処理する第1のディジ
タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タをCD−ROMフォーマットに応じてディジタル処理
する第2のディジタル信号処理手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タを訂正するCD−ROM訂正手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力された訂正
対象データのシンドロームの総和をセクタ単位で計算す
るシンドローム総和計算手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段により得たCDエラ
ーフラグの有無または数をセクタ単位でカウントするC
Dエラーフラグカウント手段と、 前記CDエラーフラグカウント手段により得た結果と前
記第2のディジタル信号処理手段により得られたEDC
結果と前記シンドローム総和計算手段により得た計算結
果に基づいて前記CD−ROM訂正手段を制御する手段
とを具備したことを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項6】 ディスクに記録されているデータを読み
出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータをCD
フォーマットに応じてディジタル処理する第1のディジ
タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タをCD−ROMフォーマットに応じてディジタル処理
する第2のディジタル信号処理手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タを訂正するCD−ROM訂正手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力された訂正
対象データのシンドロームの総和をセクタ単位で計算す
るシンドローム総和計算手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段により得たCDエラ
ーフラグの有無または数をセクタの分割区画ごとにカウ
ントする区画別CDエラーフラグカウント手段と、 前記区画別CDエラーフラグカウント手段により得た結
果と前記シンドローム総和計算手段により得た計算結果
に基づいて前記CD−ROM訂正手段を制御する手段と
を具備したことを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項7】 ディスクに記録されているデータを読み
出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータをCD
フォーマットに応じてディジタル処理する第1のディジ
タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タをCD−ROMフォーマットに応じてディジタル処理
する第2のディジタル信号処理手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タを訂正するCD−ROM訂正手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力された訂正
対象データのシンドロームの総和をセクタ単位で計算す
るシンドローム総和計算手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段により得たCDエラ
ーフラグの有無または数をセクタの分割区画ごとにカウ
ントする区画別CDエラーフラグカウント手段と、 前記区画別CDエラーフラグカウント手段により得た結
果と前記第2のディジタル信号処理手段により得られた
EDC結果と前記シンドローム総和計算手段により得た
計算結果に基づいて前記CD−ROM訂正手段を制御す
る手段とを具備したことを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項8】 ディスクに記録されているデータを読み
出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータをCD
フォーマットに応じてディジタル処理する第1のディジ
タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タをCD−ROMフォーマットに応じてディジタル処理
する第2のディジタル信号処理手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タを訂正するCD−ROM訂正手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力された訂正
対象データのシンドロームの総和をセクタ単位で計算す
るシンドローム総和計算手段と、 前記CD−ROM訂正手段により得た訂正データのエラ
ーパターンを前記シンドローム総和計算手段により得た
計算結果に順次ガロア加算するエラーパターン加算手段
と、 前記エラーパターン加算手段により得た結果に基づき訂
正終了後のデータの信頼性を判定するデータ信頼性判定
手段とを具備したことを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項9】 ディスクに記録されているデータを読み
出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータをCD
フォーマットに応じてディジタル処理する第1のディジ
タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タをCD−ROMフォーマットに応じてディジタル処理
する第2のディジタル信号処理手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タを訂正するCD−ROM訂正手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力された訂正
対象データをセクタ内で分割し、各区画単位のシンドロ
ームの総和を計算する区画別シンドローム総和計算手段
と、 前記区画別シンドローム総和計算手段により得た計算結
果に基づいて前記CD−ROM訂正手段を制御する手段
とを具備したことを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項10】 請求項9記載のデータ処理装置におい
て、 前記CD−ROM訂正手段が、CD−ROMフォーマッ
トのP系列訂正を前記区画別シンドローム総和計算手段
により得た計算結果に基づいて特定区域に対してのみ行
うことを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項11】 ディスクに記録されているデータを読
み出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータをCD
フォーマットに応じてディジタル処理する第1のディジ
タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タをCD−ROMフォーマットに応じてディジタル処理
する第2のディジタル信号処理手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タを訂正するCD−ROM訂正手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力された訂正
対象データをセクタ内で分割し、各区画単位のシンドロ
ームの総和を計算する区画別シンドローム総和計算手段
と、 前記第2のディジタル信号処理手段により得たEDC結
果と前記区画別シンドローム総和計算手段により得た計
算結果に基づいて前記CD−ROM訂正手段を制御する
手段とを具備したことを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項12】 ディスクに記録されているデータを読
み出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータをCD
フォーマットに応じてディジタル処理する第1のディジ
タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タをCD−ROMフォーマットに応じてディジタル処理
する第2のディジタル信号処理手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タを訂正するCD−ROM訂正手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力された訂正
対象データをセクタ内で分割し、各区画単位のシンドロ
ームの総和を計算する区画別シンドローム総和計算手段
と、 前記第1のディジタル信号処理手段により得たCDエラ
ーフラグの有無または数をセクタ単位でカウントするC
Dエラーフラグカウント手段と、 前記CDエラーフラグカウント手段により得た結果と前
記区画別シンドローム総和計算手段により得た計算結果
に基づいて前記CD−ROM訂正手段を制御する手段と
を具備したことを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項13】 ディスクに記録されているデータを読
み出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータをCD
フォーマットに応じてディジタル処理する第1のディジ
タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タをCD−ROMフォーマットに応じてディジタル処理
する第2のディジタル信号処理手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タを訂正するCD−ROM訂正手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力された訂正
対象データをセクタ内で分割し、各区画単位のシンドロ
ームの総和を計算する区画別シンドローム総和計算手段
と、 前記第1のディジタル信号処理手段により得たCDエラ
ーフラグの有無または数をセクタ単位でカウントするC
Dエラーフラグカウント手段と、 前記CDエラーフラグカウント手段により得た結果と前
記第2のディジタル信号処理手段により得たEDC結果
と前記区画別シンドローム総和計算手段により得られた
計算結果に基づいて前記CD−ROM訂正手段を制御す
る手段とを具備したことを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項14】 ディスクに記録されているデータを読
み出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータをCD
フォーマットに応じてディジタル処理する第1のディジ
タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タをCD−ROMフォーマットに応じてディジタル処理
する第2のディジタル信号処理手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タを訂正するCD−ROM訂正手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力された訂正
対象データをセクタ内で分割し、各区画単位のシンドロ
ームの総和を計算する区画別シンドローム総和計算手段
と、 前記第1のディジタル信号処理手段により得たCDエラ
ーフラグの有無または数をセクタの分割区画ごとにカウ
ントする区画別CDエラーフラグカウント手段と、 前記区画別CDエラーフラグカウント手段により得た結
果と前記区画別シンドローム総和計算手段により得られ
た計算結果に基づいて前記CD−ROM訂正手段を制御
する手段とを具備したことを特徴とするデータ処理装
置。 - 【請求項15】 ディスクに記録されているデータを読
み出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータをCD
フォーマットに応じてディジタル処理する第1のディジ
タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タをCD−ROMフォーマットに応じてディジタル処理
する第2のディジタル信号処理手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タを訂正するCD−ROM訂正手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力された訂正
対象データをセクタ内で分割し、各区画単位のシンドロ
ームの総和を計算する区画別シンドローム総和計算手段
と、 前記第1のディジタル信号処理手段により得たCDエラ
ーフラグの有無または数をセクタの分割区画ごとにカウ
ントする区画別CDエラーフラグカウント手段と、 前記区画別CDエラーフラグカウント手段により得た結
果と前記第2のディジタル信号処理手段により得られた
EDC結果と前記区画別シンドローム総和計算手段によ
り得た計算結果に基づいて前記CD−ROM訂正手段を
制御する手段とを具備したことを特徴とするデータ処理
装置。 - 【請求項16】 ディスクに記録されているデータを読
み出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータをCD
フォーマットに応じてディジタル処理する第1のディジ
タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タをCD−ROMフォーマットに応じてディジタル処理
する第2のディジタル信号処理手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タを訂正するCD−ROM訂正手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力された訂正
対象データをセクタ内で分割し、各区画単位のシンドロ
ームの総和を計算する区画別シンドローム総和計算手段
と、 前記CD−ROM訂正手段により得たエラーデータのエ
ラーパターンを前記区画別シンドローム総和計算手段に
より得た区画ごとの計算結果に区画ごとに順次ガロア加
算する区画別エラーパターン加算手段と、 前記区画別エラーパターン加算手段により得た結果に基
づいて訂正終了後のデータの信頼性を判定するデータ信
頼性判定手段とを具備したことを特徴とするデータ処理
装置。 - 【請求項17】 ディスクに記録されているデータを読
み出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段によって読み出されたデータをCD
フォーマットに応じてディジタル処理する第1のディジ
タル信号処理手段と、 前記第1のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タをCD−ROMフォーマットに応じてディジタル処理
する第2のディジタル信号処理手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力されたデー
タを訂正するCD−ROM訂正手段と、 前記第2のディジタル信号処理手段より出力された訂正
対象データをセクタ内で分割し、各区画単位のシンドロ
ームの総和を計算する区画別シンドローム総和計算手段
と、 前記CD−ROM訂正手段により得たエラーデータのエ
ラー位置と前記区画別シンドローム総和計算手段により
得られた区画ごとの計算結果に基づいて訂正を行う判定
を決定するエラー位置確認手段とを具備したことを特徴
とするデータ処理装置。 - 【請求項18】 請求項9記載のデータ処理装置におい
て、 前記区画別CDエラーフラグカウント手段において分割
した区画と前記区画別シンドローム総和計算手段におい
て分割した区画とを一致させることを特徴とするデータ
処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17245797A JPH1125616A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17245797A JPH1125616A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1125616A true JPH1125616A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=15942355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17245797A Withdrawn JPH1125616A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1125616A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG88766A1 (en) * | 1999-01-21 | 2002-05-21 | Ibm | Error-detecting device and method thereof |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP17245797A patent/JPH1125616A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG88766A1 (en) * | 1999-01-21 | 2002-05-21 | Ibm | Error-detecting device and method thereof |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040317 |
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A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051122 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20051227 |