JP2003257134A - 信号再生方法及び信号再生装置 - Google Patents

信号再生方法及び信号再生装置

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JP2003257134A
JP2003257134A JP2002056795A JP2002056795A JP2003257134A JP 2003257134 A JP2003257134 A JP 2003257134A JP 2002056795 A JP2002056795 A JP 2002056795A JP 2002056795 A JP2002056795 A JP 2002056795A JP 2003257134 A JP2003257134 A JP 2003257134A
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Tadashi Kojima
正 小島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、LDC方式で形成された誤り訂正ブロ
ックの再生処理は、全データを一旦メモリーに記憶し、
次にサブコード符号の訂正処理を行い、その訂正処理で
得られた結果を用いてメインデータである情報ブロック
のLDC訂正処理を行なっていた。しかしながら、一旦
メモリーに全データを格納した後に誤り訂正処理を行う
ため、非効率であった。 【解決手段】 光ディスク1から再生されたLDC誤り
訂正方法による誤り訂正符号が付加された情報ブロック
を順次バッファメモリ38に記憶させると共に、この記
憶と並行して前記情報ブロック中のサブコード符号の誤
り訂正処理を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、信号再生方法及
び信号再生装置に関し、さらに詳しくは再生信号の誤り
訂正方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 信号の誤り訂正方法には種々様々な方
法がある。1シンボルが8ビットのバイト単位による特
定容量のデータブロックを構成し、構成されたデジタル
データブロック単位で記録や伝送を行なうシステムにお
いては、データブロックにリードソロモン誤り訂正積符
号を付加し、この誤り訂正積符号が付加されたECCデ
ータブロックを単位にして記録再生処理がなされる場合
が多い。すなわち、(M×N)バイトのデータをM行×N列
の行列に配置し、列毎のMバイトの情報部にPoバイトの
誤り訂正検査ワードを付加し、行毎にNバイトの情報部
にPiバイトの誤り訂正検査ワードを付加して、(M+P
o)行×(N+Pi)列のリードソロモン積符号ブロック
を構成する。そして、このリードソロモン誤り訂正積符
号ブロックを記録・伝送する事により、再生側や受信側
ではランダム誤り及びバースト誤りを効率よく訂正でき
る。
【0003】上記誤り訂正方式は、現行の光ディスクシ
ステム等で採用されている。しかしながら、現行のもの
より更に高密度化した大容量光ディスクを用いることを
考えると、誤り訂正方法も新規な方法に変更する必要が
出てくる。すなわち、高密度記録により、従来はそれほ
ど問題にならなかったディスク基盤表面の小さなほこり
や傷によってデータエラーが大きくなってしまうと言う
問題が生じるため、従来の誤り訂正方式をそのまま使用
したのでは、従来と同程度の欠陥対応能力を持たせる事
が出来ないという問題点がある。
【0004】そこで、積符号を用いないLDC(Long D
istance Code:1方向の訂正符号で、符号距離が大きい
もの)と呼ばれる誤り訂正方法を採用したものが提案さ
れている(例えば、特開平8−339636号公報参
照)。行方向のデータ量を大きく取れば、LDCでの誤
り訂正符号はインターリーブ長が深くなる為、バースト
エラー訂正能力を向上させることができる。このLDC
誤り訂正方法に関連して、1999年以降、光ディスクや光
メモリに関する国際会議「Optical Data StorageTopica
l Meeting」にて、次世代高密度光ディスクに適用する
誤り訂正方式として、以下の如きLDCを用いた誤り訂
正方法が発表されている。
【0005】図6に上記誤り訂正方法のデータブロック
構造を示す。Nシンボル×M行のデータは、各列Mシン
ボルの情報データ101に対してPシンボルの訂正検査
ワード102が付加される。ここで、N列のブロック
は、データストリーム(データの流れ)方向(ここで
は、行方向A)に沿って2分割にフレーム分割され、各
フレーム103はnシンボル単位でL(図ではL=4)
分割され、かつフレーム103の先頭にはフレーム同期
信号104が、フレームシンボルの内部分割点には、シ
ョートバースト検出を行う為のサブコード符号列(Su
C符号列)105が挿入される。
【0006】すなわち、データストリーム方向Aには誤
り訂正符号は設けず、列方向Bにのみ誤り訂正符号10
2を付加したLDCコード方式である。しかし、行方向
Aに一定単位(nバイト)で制御コードと誤り訂正符号
とからなるサブコード符号列105のサブコードシンボ
ル(SuCシンボル)(符号列中の各符号をシンボルと
称す)を挿入しておき、このSuCシンボルがエラーで
あれば、周囲のデータシンボルはエラーと見なして、積
符号での消失訂正に用いるエラーマークフラグのような
機能を持たせている。
【0007】提案された方式は更に同期信号(SYN
C)104の検出状況も使い、サブコード符号列105
の各SuCシンボルと同期信号104の検出結果から、
そこに挟まれたデータの信頼性を予測して、LDCでの
誤り訂正処理を行うものである。
【0008】上記のような技術を用いると、ショートバ
ーストエラーの多い光ディスクではエラー状況を検出し
て、更なる性能向上を得られる可能性がある。従来の積
符号では、行方向の誤り訂正処理結果から訂正不能と判
断された場合、その行のエラーシンボルは訂正可能シン
ボル数を越えたシンボルがエラーとなっている場合であ
り、そのような場合はエラーシンボルの位置も検出不能
である。そのため、正しいシンボルも含まれている場合
が多いが、位置が不明である事から対応する行は全てエ
ラーと判断して、列方向の誤り訂正処理を行う。すなわ
ち、ショートバーストが多い場合は、一部の領域がエラ
ーであっても、行全体をエラーと判断する必要があっ
た。
【0009】ところで、上記のLDC方式で形成された
訂正ブロックの再生処理は、従来の積符号に対するもの
と同様、全データを一旦メモリーに記憶し、次にSuC
シンボルの訂正処理を行い、その訂正処理で得られた結
果を用いてメインデータである情報ブロックのLDC訂
正処理を行うようになる。しかしながら、この場合、メ
インデータブロックとサブコードブロックは別の訂正処
理ブロックとなっており、一旦メモリーに全データを格
納した後、誤り訂正処理を行うのでは非効率となる。特
に、サブコード系はインターリーブ処理されており、訂
正ブロック数が多い事から順次各組の訂正処理を行なう
のでは非常に効率が悪くなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は上述した問
題点を解決するためになされたもので、誤り訂正処理を
効率化できる信号再生方法及び装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】 請求項1にかかる信号
再生方法は、M行×N列で構成される(M×N)シンボ
ルの情報データブロックに、列方向にPシンボルの誤り
訂正符号を付加して((M+P)×N)シンボルの誤り
訂正情報ブロックを構成し、さらに各行を構成するK個
のフレームの各々をL個に分割した位置に誤り訂正検査
符号を含むサブコード符号の構成シンボルを配置して各
フレーム当たり(L−1)個のサブコード符号の構成シ
ンボルが配置されるようにし、且つサブコード符号が列
方向に((M+P)/J)シンボルでJ組の誤り訂正符
号を形成するようにし、さらに各フレームの先頭に同期
信号を付加し、各フレームの同期信号及び((N/K)
+(L−1))シンボルデータが順次変調され記録され
た記録媒体から再生される信号を処理する信号再生方法
であって(J、K、L、M、Nは全て整数)、前記記録
媒体から再生された誤り訂正符号が付加された情報ブロ
ックを順次バッファメモリに記憶させる工程と、この記
憶工程と並行して前記サブコード符号の誤り訂正処理を
行う工程とを具備したことを特徴とするものである。
【0012】請求項2にかかる信号再生方法は、M行×
N列で構成される(M×N)シンボルの情報データブロ
ックに、列方向にPシンボルの誤り訂正符号を付加して
((M+P)×N)シンボルの誤り訂正情報ブロックを
構成し、さらに各行を構成するK個のフレームの各々を
L個に分割した位置に誤り訂正検査符号を含むサブコー
ド符号の構成シンボルを配置して各フレーム当たり計
(L−1)個のサブコード符号の構成シンボルが配置さ
れるようにし、且つサブコード符号が列方向に((M+
P)/J)シンボルでJ組の誤り訂正符号を形成するよ
うにし、さらに各フレームの先頭に同期信号を付加し、
各フレームの同期信号及び((N/K)+(L−1))
シンボルデータが順次変調され記録された記録媒体から
再生される信号を処理する信号再生方法であって(J、
K、L、M、Nは全て整数)、誤り訂正符号が付加され
た情報ブロック及びサブコード符号を順次バッファメモ
リに記憶させる工程と、この記憶工程と並行してサブコ
ード符号の誤り訂正処理を行う工程とを具備したことを
特徴とするものである。
【0013】請求項3にかかる信号再生方法は、M行×
N列で構成される(M×N)シンボルの情報データブロ
ックに、列方向にPシンボルの誤り訂正符号を付加して
((M+P)×N)シンボルの誤り訂正情報ブロックを
構成し、さらに各行を構成するK個のフレームの各々を
L個に分割した位置に誤り訂正検査符号を含むサブコー
ド符号の構成シンボルを配置して各フレーム当たり計
(L−1)個のサブコード符号の構成シンボルが配置さ
れるようにし、且つサブコード符号が列方向に((M+
P)/J)シンボルでJ組の誤り訂正符号を形成するよ
うにし、さらに各フレームの先頭に同期信号を付加し、
各フレームの同期信号及び((N/K)+(L−1))
シンボルデータが順次変調され記録された記録媒体から
再生される信号を処理する信号再生方法であって(J、
K、L、M、Nは全て整数)、誤り訂正符号が付加され
た情報ブロック及びサブコード符号を順次バッファメモ
リに記憶させる工程と、この記憶工程にて誤り訂正ブロ
ック全てのデータが1ブロック分記憶されたときにサブ
コード符号及び同期信号の誤り訂正処理を行なう工程
と、訂正処理の結果得られる各シンボルのエラー有無情
報をビット単位でエラーフラグメモリに記憶させる工程
と、このエラーフラグ情報に基づいて前記((M+P)
×N)シンボルの誤り訂正情報ブロックの訂正処理を行
なう工程とを具備したことを特徴とするものである。
【0014】請求項4にかかる信号再生方法は、M行×
N列で構成される(M×N)シンボルの情報データブロ
ックに、列方向にPシンボルの誤り訂正符号を付加して
((M+P)×N)シンボルの誤り訂正情報ブロックを
構成し、さらに各行を構成するK個のフレームの各々を
L個に分割した位置に誤り訂正検査符号を含むサブコー
ド符号の構成シンボルを配置して各フレーム当たり計
(L−1)個のサブコード符号の構成シンボルが配置さ
れるようにし、且つサブコード符号が列方向に((M+
P)/J)シンボルでJ組の誤り訂正符号を形成するよ
うにし、さらに各フレームの先頭に同期信号を付加し、
各フレームの同期信号及び((N/K)+(L−1))
シンボルデータが順次変調され記録された記録媒体から
再生される信号を処理する信号再生方法であって(J、
K、L、M、Nは全て整数)、誤り訂正符号が付加され
た情報ブロック及びサブコード符号を順次バッファメモ
リに記憶させる工程と、この記憶工程と並行してサブコ
ード符号及び同期信号の誤り訂正処理を行なう工程と、
訂正処理の結果得られる各シンボルのエラー有無情報を
ビット単位でエラーフラグメモリに記憶させる工程と、
このエラーフラグ情報に基づいて前記((M+P)×
N)シンボルの誤り訂正情報ブロックの訂正処理を行な
う工程とを具備したことを特徴とするものである。
【0015】請求項5にかかる信号再生方法は、請求項
3乃至4において、前記エラーフラグ情報に基づいて
((M+P)×N)シンボルの誤り訂正情報ブロックの
訂正処理を行なう工程が、サブコード符号の(M+P)
/Jシンボルのエラー検出情報に対し((M+P)/
J)ビットのエラー情報J個を1つのエラーフラグブロ
ックとして構成し、同期信号のエラーフラグブロック1
組とサブコードのエラーフラグブロック(L−1)組の
計L組のブロックを1情報ブロックのエラーフラグ情報
として利用する工程を具備したことを特徴とするもので
ある。
【0016】請求項6にかかる信号再生装置は、M行×
N列で構成される(M×N)シンボルの情報データブロ
ックに、列方向にPシンボルの誤り訂正符号を付加して
((M+P)×N)シンボルの誤り訂正情報ブロックを
構成し、さらに各行を構成するK個のフレームの各々を
L個に分割した位置に誤り訂正検査符号を含むサブコー
ド符号の構成シンボルを配置して各フレーム当たり計
(L−1)個のサブコード符号の構成シンボルが配置さ
れるようにし、且つサブコード符号が列方向に((M+
P)/J)シンボルでJ組の誤り訂正符号を形成するよ
うにし、さらに各フレームの先頭に同期信号を付加し、
各フレームの同期信号及び((N/K)+(L−1))
シンボルデータが順次変調され記録された記録媒体から
再生される信号を処理する信号再生装置であって(J、
K、L、M、Nは全て整数)、前記記録媒体から再生さ
れた誤り訂正符号が付加された情報ブロックを順次記憶
するバッファメモリと、このバッファメモリへの記憶と
並行して前記サブコード符号の誤り訂正処理を行う誤り
訂正処理手段とを具備したことを特徴とするものであ
る。
【0017】請求項7にかかる信号再生装置は、M行×
N列で構成される(M×N)シンボルの情報データブロ
ックに、列方向にPシンボルの誤り訂正符号を付加して
((M+P)×N)シンボルの誤り訂正情報ブロックを
構成し、さらに各行を構成するK個のフレームの各々を
L個に分割した位置に誤り訂正検査符号を含むサブコー
ド符号の構成シンボルを配置して各フレーム当たり計
(L−1)個のサブコード符号の構成シンボルが配置さ
れるようにし、且つサブコード符号が列方向に((M+
P)/J)シンボルでJ組の誤り訂正符号を形成するよ
うにし、さらに各フレームの先頭に同期信号を付加し、
各フレームの同期信号及び((N/K)+(L−1))
シンボルデータが順次変調され記録された記録媒体から
再生される信号を処理する信号再生装置であって(J、
K、L、M、Nは全て整数)、誤り訂正符号が付加され
た情報ブロック及びサブコード符号を順次記憶するバッ
ファメモリと、このバッファメモリへの記憶と並行して
サブコード符号の誤り訂正処理を行なうサブコード符号
誤り訂正処理手段と、訂正処理の結果得られる各シンボ
ルのエラー有無情報をビット単位で記憶するエラーフラ
グメモリと、このエラーフラグ情報に基づいて前記
((M+P)×N)シンボルの誤り訂正情報ブロックの
訂正処理を行なう誤り訂正処理手段とを具備したことを
特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】 以下、本発明になる信号再生方
法及び信号再生装置の一実施例につき、図面を用いて詳
細に説明する。
【0019】最初に、本発明で採用されるデータブロッ
ク構造につき説明する。図1は、本発明で採用されるデ
ータブロック構造の一実施例を示す図である。
【0020】図1は、先の図6において「n=38」
「L=4」「P=32」「M=216」としたときの構
成例を示している。このデータブロック構造を簡単に説
明するならば、論理セクタデータ=2048バイトにセ
クタデータ誤り検出符号EDC=4バイトの計2052
バイトを32セクタ分集め、65,664(=2,05
2×32)バイトを一列216バイト×304列のデー
タブロックで構成、各行2分割して一行2フレーム構成
とし、各フレームを38バイト単位で4つに分割(30
4÷2÷38=4)し、先頭にはフレーム同期信号を配
置し、その他の分割点に制御データ及び誤り訂正検査ワ
ードからなるサブコード符号列(正しくは、そのSuC
シンボル)を挿入する。挿入するサブコード符号列は、
各列4組のサブコード符号からなり、インターリーブ処
理にて4行毎のシンボルが同一誤り訂正符号を形成する
ようにしている。
【0021】図1のデータブロック構造について、さら
に詳細に説明を行なう。まず、ディスク上のデータスト
リーム方向Aの行シンボル数は304シンボルと大き
く、列方向Bのデータシンボルは216であるため、2
16×304=65,664=64K+αとなり、メイ
ンデータ64Kシンボルのブロックが構成される。この
304シンボル×216行のデータには、各列216シ
ンボルの情報データ1乃至8に対して32シンボルの誤
り訂正検査ワード9乃至16が付加される。
【0022】ここで、304列のブロックは、データス
トリーム方向Aに沿って2分割にフレーム分割され、各
フレーム17、18は38シンボル単位で4分割され、
各フレーム17、18の先頭にはフレーム同期信号S
0、S1が、フレームシンボルの内部分割点には、ショ
ートバースト検出を行う為のサブコード符号列(SuC
符号列)19乃至21、22乃至24が挿入される。
【0023】すなわち、データストリーム方向A、つま
りは行方向Aには誤り訂正符号は設けず、列方向Bにの
み誤り訂正符号(誤り訂正検査ワード9乃至16)を付
加したLDCコード方式である。しかし、行方向に一定
単位(38バイト)で制御コードと誤り訂正符号からな
るサブコード(SuC)符号列19乃至24が挿入され
る。SuC符号列はフレーム17、18に各3列が構成
されるが、その各列には4組のSuCシンボルをインタ
ーリーブして配置している。以下、SuC符号列につい
てさらに説明を行なう。
【0024】各列4組のSuCシンボルは、A乃至F列
を構成し、A列ではA0〜A3のSuCシンボルが配置
されている。各SuC符号列19乃至24は詳細を後述
するが、30シンボルの制御データと32シンボルの訂
正検査シンボルの合わせて62シンボルの符号長となっ
ている。各SuC符号列は4行置きに各シンボルが配置
される為、バースト訂正能力は4バイトとなり、訂正符
号長が1/4となっている事から、ランダム訂正能力も
大幅に向上する。図1のような構成とすれば、SuC符
号列の訂正能力は非常に高くなり、SuC符号列を構成
している各シンボルのエラー有無判定は、エラー率がL
DCの訂正可能範囲であれば高い信頼性をもって行う事
ができる。
【0025】前述したように、図1のディスク上データ
ストリームは行方向Aに向かって記録されるが、メイン
データの論理的なデータ順は列方向Bに配置される。図
1では、左端から同期信号S0、データ(Da0)1、
SuC(A)19、データ(Da1)2、SuC(B)
20、データ(Da2)3、SuC(C)21、データ
(Da3)4、同期信号S1、データ(Da4)5、S
uC(D)22、データ(Da5)6、SuC(E)2
3、データ(Da6)7、SuC(F)24、データ
(Da7)8と構成されており、このような構成とする
事で、必要な部分のデータ要求に対して要求ブロックの
みの誤り訂正処理で対応が可能になる。
【0026】図2にSuC符号列の構成例を示す。情報
データブロックはメインデータを基本としているが、サ
ブコード符号は制御データ25と訂正検査ワード26で
構成されている。その目的は、制御データの記録再生と
共に、ショートバーストエラー検出が重要なポイントで
あり、その為にはメインデータに対する以上に誤り検出
訂正能力が高い必要がある。この図2では、フレームシ
ンボル数や行数訂正検査ワード(パリティー数)を図1
のように設定した場合を例にして、制御情報シンボルを
30バイトとした時、パリティー数を32バイトで構成
した一例である。
【0027】図3は本発明になる信号再生装置の一実施
例を示すブロック図である。図中、31は記録媒体であ
る光ディスクであって、これには上述したデータ構造を
有するデータが順次変調され記録されている。また、3
2は光ディスク駆動用のモータ、33は信号再生用のピ
ックアップヘッド、34はピックアップヘッド23の出
力を増幅するプリアンプ、35はリードチャンネル回
路、36は同期検出・分離回路、37は復調回路であ
る。さらに38は復調回路37の出力を記憶するバッフ
ァメモリ、39は誤り訂正復号回路、40はデスクラン
ブル回路、41はデータ出力制御回路、42は出力端子
である。43はサブコード訂正・検出回路、44はエラ
ーフラグ制御回路である。
【0028】次に、図3の装置の動作につき説明する。
モータ32により回転駆動される記録媒体である光ディ
スク31からピックアップヘッド33により読み出され
たRF信号は、プリアンプ34にて増幅された後、リー
ドチャネル回路35でチャネルビットデータとして分離
される。さらに、同期検出・分離回路36にてフレーム
同期信号及びECCブロック同期信号等が検出・分離さ
れ、さらに復調回路37にて上記検出・分離されたフレ
ーム同期信号を基準として、チャネルビットデータがシ
ンボルデータに復調される。
【0029】復調されたシンボルデータは順次バッファ
メモリー38に記憶されるが、本実施例では、メモリー
38へのデータ書込みと並行してサブコード訂正・検出
回路43にてサブコード符号の誤り訂正処理におけるシ
ンドローム演算がなされる。読み出されたデータが全て
メモリー38に記憶されると同時にサブコード符号のシ
ンドローム演算が生成されている為、各組のサブコード
符号列における誤り位置と誤りパターンが訂正処理演算
で検出され、メモリー38内のサブコード符号は訂正処
理される。この時の誤り位置情報は、エラーフラグ制御
回路44に送られ、メインデータの信頼性情報として利
用される。
【0030】図4は図3の信号再生装置を信号の授受の
観点から記載した図である。図3における再生信号処理
は、実際の信号の流れとしては、チャネルビットデータ
は復調部45(図3の同期検出・分離回路36及び復調
回路37を一体に構成)で同期信号検出がされ、その同
期信号を基準タイミングとして、チャネルビットがシン
ボルデータに復調される。
【0031】復調データはバッファメモリー38に記憶
されるが、並行してサブコード訂正・検出回路43でサ
ブコード符号の誤り訂正用シンドロームが演算される。
ECCブロックの全データがバッファメモリー38に記
憶されたら、同時に演算生成されたサブコード符号のシ
ンドロームを誤り訂正復号回路39に送り、誤り位置と
誤りパターンが演算処理で検出される。この結果、バッ
ファメモリー38内のサブコード誤りシンボルはエラー
訂正処理されるが、このとき検出された誤り位置情報
は、エラーフラグ制御回路44に送られ、メインデータ
のエラーフラグとして活用される。
【0032】エラーフラグが生成されたら、次にメイン
データ誤り訂正処理が行われる。通常は、LDC符号系
列順に、メモリー38からデータが読み出されシンドロ
ームが演算される。このシンドロームを元に、エラーロ
ケーションを求め、エラーパターンを求める。エラーが
多い場合は、サブコード符号の誤り訂正処理で生成され
たエラーフラグをエラーロケーションデータとして、イ
レ−ジャー(消失)訂正演算でエラーパターンを求め、
エラーシンボルの誤りを訂正する。
【0033】なお、46は本実施例装置における制御用
マイクロコンピュータであり、47、48はマイクロコ
ンピュータ46のバスラインである。49はモータ32
の駆動用サーボ回路であって、プリアンプ34の出力レ
ベルに基づいてモータ32の回転速度及び位相を制御す
る。また、50はインタフェース回路であり、各種デー
タを出力すると共に、図示せぬリモコン等からの指令信
号が入力される。
【0034】図5は、同期信号(SYNC)とサブコー
ド符号列のエラーシンボル位置情報を、メインデータ用
エラーフラグとして利用するための、エラーフラグメモ
リマップの一実施例である。なお、エラーフラグメモリ
は、バッファメモリ38とは別体のメモリとして単独構
成しても良いが、本実施例では、バッファメモリ38内
の一部領域を利用して構成されている。
【0035】図1におけるサブコード符号のA列は、
「A0−0〜A0−61」「A1−0〜A1−61」
「A2−0〜A2−61」「A3−0〜A3−61」が
インターリーブされて配置されている。先ず、「A0−
0〜A0−61」のサブコード符号のシンドロームを誤
り訂正復号回路39に送り、誤り位置と誤りパターンが
演算検出されるが、その結果を用いてバッファメモリー
38内の指定のシンボルをエラー訂正処理する。次に誤
り位置情報を用いて「A0−0〜A0−61」の全シン
ボルのエラー有無をビット単位で62ビット分、図5の
A0行5に記憶する。記憶領域としては8バイト分が用
意されているので、最終バイトが2ビット余分となって
いるが、ここには62シンボル即ち62ビットにエラー
有り情報が無い場合の識別情報を埋め込んでおいても良
い。このマークで、このサブコードブロックにはエラー
が無かった事が瞬時に検知可能になる。
【0036】同様に、「A1−0〜A1−61」のサブ
コードの誤り訂正処理が行われ、エラー位置情報を用い
た各シンボルのエラー有無がビット単位でエラーフラグ
メモリ(バッファメモリ38内の一部領域を利用)の指
定位置に記憶される。このような処理を図5におけるサ
ブコードF列まで行い、エラー判定結果を上記エラーフ
ラグメモリに記憶する。
【0037】同期信号は、図5(a)、(g)における
S0側とS1側で夫々別に検出結果情報を「S00〜S
03」と「S10〜S13」に記憶する。このとき、記
憶場所はサブコードのインターリーブ行にあわせて、4
行おきの結果を組にして、「S00〜S03」「S10
〜S13」に記憶する。
【0038】このように、同期信号の検出結果とサブコ
ードのエラー有無で作られたエラーフラグ情報は、メイ
ンデータのLDC方式による誤り訂正処理において、エ
ラーポジション情報として利用される。図5(d)及び
(j)のサブコードC列とF列を一部拡大して同図
(e)及び(k)に示したが、LDCの各シンボルのエ
ラー有無はLDCの行位置エラー判定情報(図5(f)
及び同図(l)にLDCの行位置エラー判定情報を示
す)を用いて、誤り位置情報をエラーパターン検出演算
方程式に与えて、エラーパターンを演算で求める。
【0039】このエラー判定情報は、図1におけるデー
タ領域1の各列のLDCにおいては、「S00〜S0
3」と「A0〜A3」の情報を用いて、「共にエラーが
無いと判定されていたらエラーが無い」もしくは「共に
エラーと判定されていたらエラー有り」と言う判定基準
で処理を行う。利用方法はエラー数が多い場合は前者
を、少ない場合は後者をと、使い分けても良い。
【0040】以上の如き判定信号を使えば、通常の訂正
方式である誤り訂正検査ワード数の半数が訂正可能数
(誤り位置情報と誤りパターンが組になって一箇所の訂
正が可能であり、演算検出情報は訂正数の倍になること
から、訂正検査ワードの半数が訂正可能数になる)であ
るが、誤り位置情報を事前に与える事で、検査ワード数
に近い数が訂正可能になる。このような訂正方式を消失
訂正と呼んでいるが、積符号では一方の検査行列でエラ
ー判定検査をした結果をエラーフラグとするため、エラ
ー判定フラグはエラー有りと判定されていればエラーが
有り無しのどちらかで、エラー無しと判定されていれば
高い確率でエラーが無いと言える。
【0041】しかし、本実施例のエラー判定情報は隣接
シンボルのエラー判定結果を利用する為に、LDCのシ
ンボルで検査したものではないことから、エラー無しと
判定されてもエラー有りの可能性もある。そこで、利用
においては検査ワードの半数を訂正可能数とせず、最大
でも35〜40%程度とし、訂正結果の信頼性確認処理
を行う。
【0042】以上のように本実施例によれば、メインシ
ンボルのエラー判定検査は直接行わず、検査用シンボル
をメインデータ内に特定範囲で設置し、隣接データのエ
ラー判定情報をシンボルのエラー情報として利用する。
すなわち、LDC方式でありながら消失訂正を行うシス
テムにおいて、判定に使われるサブコードの誤り訂正処
理の時間を多く必要とするシンドローム演算をデータ読
み出し中に同時処理することで、時間短縮を可能とす
る。またメインデータLDCの前後に配置された同期信
号SYNCやサブコード符号のエラー有無情報を共に必
要とすることから、そのエラー有無情報の記憶配置方法
は、本実施例の配置方法によれば、一度の読み出しで可
能となり、訂正処理工程が非常に効率的なステップで可
能になる。
【0043】上記実施例によれば、サブコードの訂正で
時間がかかるシンドローム演算を事前に処理しておき、
また結果のエラー位置情報をエラーフラグとして読み出
しやすいように配置しておく事が可能になる。
【0044】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、図1に示されるデータ構造で
は1行を2フレームで構成したが、1フレームとして情
報データの訂正符号を1行置きで構成しても良い。ま
た、図3、図4に示す装置では、バッファメモリ内の一
部領域をエラーフラグメモリとして利用しているが、高
速化対応のために、バッファメモリとは別体でエラーフ
ラグメモリを構成しても良い。その他、種々様々な変更
が可能である。
【0045】
【発明の効果】 以上述べたように本発明によれば、誤
り訂正処理を効率化できる信号再生方法及び装置を提供
することが出来、有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる信号再生装置及び信号再生方法
にて取り扱うデータブロック構造の一例を示す図。
【図2】 図1のデータブロック構造中のサブコード符
号を示す図。
【図3】 本発明になる信号再生装置及び信号再生方法
の一実施例を示すブロック図。
【図4】 図3の装置を信号の授受の観点から記載した
ブロック図。
【図5】 図3の装置におけるエラーフラグメモリーマ
ップの一実施例を示す図。
【図6】 LDCを用いた誤り訂正方法のデータブロッ
ク構造の従来例を示す図。
【符号の説明】
31: 光ディスク 33: ピックアップヘッド 35: リードチャンネル回路 36: 同期検出・分離回路 37: 復調回路 38: バッファメモリ 39: 誤り訂正復号回路 43: サブコード訂正・検出回路 44: エラーフラグ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 574 G11B 20/18 574H 20/10 321 20/10 321Z H03M 13/29 H03M 13/29 Fターム(参考) 5D044 BC04 CC06 DE03 DE37 DE70 DE83 FG10 FG18 5J065 AA03 AB01 AC03 AD11 AE02 AE06 AF02 AG02 AG06 AH06 AH18 AH19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 M行×N列で構成される(M×N)シン
    ボルの情報データブロックに、列方向にPシンボルの誤
    り訂正符号を付加して((M+P)×N)シンボルの誤
    り訂正情報ブロックを構成し、さらに各行を構成するK
    個のフレームの各々をL個に分割した位置に誤り訂正検
    査符号を含むサブコード符号の構成シンボルを配置して
    各フレーム当たり(L−1)個のサブコード符号の構成
    シンボルが配置されるようにし、且つサブコード符号が
    列方向に((M+P)/J)シンボルでJ組の誤り訂正
    符号を形成するようにし、さらに各フレームの先頭に同
    期信号を付加し、各フレームの同期信号及び((N/
    K)+(L−1))シンボルデータが順次変調され記録
    された記録媒体から再生される信号を処理する信号再生
    方法であって(J、K、L、M、Nは全て整数)、前記
    記録媒体から再生された誤り訂正符号が付加された情報
    ブロックを順次バッファメモリに記憶させる工程と、こ
    の記憶工程と並行して前記サブコード符号の誤り訂正処
    理を行う工程とを具備したことを特徴とする信号再生方
    法。
  2. 【請求項2】 M行×N列で構成される(M×N)シン
    ボルの情報データブロックに、列方向にPシンボルの誤
    り訂正符号を付加して((M+P)×N)シンボルの誤
    り訂正情報ブロックを構成し、さらに各行を構成するK
    個のフレームの各々をL個に分割した位置に誤り訂正検
    査符号を含むサブコード符号の構成シンボルを配置して
    各フレーム当たり計(L−1)個のサブコード符号の構
    成シンボルが配置されるようにし、且つサブコード符号
    が列方向に((M+P)/J)シンボルでJ組の誤り訂
    正符号を形成するようにし、さらに各フレームの先頭に
    同期信号を付加し、各フレームの同期信号及び((N/
    K)+(L−1))シンボルデータが順次変調され記録
    された記録媒体から再生される信号を処理する信号再生
    方法であって(J、K、L、M、Nは全て整数)、誤り
    訂正符号が付加された情報ブロック及びサブコード符号
    を順次バッファメモリに記憶させる工程と、この記憶工
    程と並行してサブコード符号の誤り訂正処理を行う工程
    とを具備したことを特徴とする信号再生方法。
  3. 【請求項3】 M行×N列で構成される(M×N)シン
    ボルの情報データブロックに、列方向にPシンボルの誤
    り訂正符号を付加して((M+P)×N)シンボルの誤
    り訂正情報ブロックを構成し、さらに各行を構成するK
    個のフレームの各々をL個に分割した位置に誤り訂正検
    査符号を含むサブコード符号の構成シンボルを配置して
    各フレーム当たり計(L−1)個のサブコード符号の構
    成シンボルが配置されるようにし、且つサブコード符号
    が列方向に((M+P)/J)シンボルでJ組の誤り訂
    正符号を形成するようにし、さらに各フレームの先頭に
    同期信号を付加し、各フレームの同期信号及び((N/
    K)+(L−1))シンボルデータが順次変調され記録
    された記録媒体から再生される信号を処理する信号再生
    方法であって(J、K、L、M、Nは全て整数)、誤り
    訂正符号が付加された情報ブロック及びサブコード符号
    を順次バッファメモリに記憶させる工程と、この記憶工
    程にて誤り訂正ブロック全てのデータが1ブロック分記
    憶されたときにサブコード符号及び同期信号の誤り訂正
    処理を行なう工程と、訂正処理の結果得られる各シンボ
    ルのエラー有無情報をビット単位でエラーフラグメモリ
    に記憶させる工程と、このエラーフラグ情報に基づいて
    前記((M+P)×N)シンボルの誤り訂正情報ブロッ
    クの訂正処理を行なう工程とを具備したことを特徴とす
    る信号再生方法。
  4. 【請求項4】 M行×N列で構成される(M×N)シン
    ボルの情報データブロックに、列方向にPシンボルの誤
    り訂正符号を付加して((M+P)×N)シンボルの誤
    り訂正情報ブロックを構成し、さらに各行を構成するK
    個のフレームの各々をL個に分割した位置に誤り訂正検
    査符号を含むサブコード符号の構成シンボルを配置して
    各フレーム当たり計(L−1)個のサブコード符号の構
    成シンボルが配置されるようにし、且つサブコード符号
    が列方向に((M+P)/J)シンボルでJ組の誤り訂
    正符号を形成するようにし、さらに各フレームの先頭に
    同期信号を付加し、各フレームの同期信号及び((N/
    K)+(L−1))シンボルデータが順次変調され記録
    された記録媒体から再生される信号を処理する信号再生
    方法であって(J、K、L、M、Nは全て整数)、誤り
    訂正符号が付加された情報ブロック及びサブコード符号
    を順次バッファメモリに記憶させる工程と、この記憶工
    程と並行してサブコード符号及び同期信号の誤り訂正処
    理を行なう工程と、訂正処理の結果得られる各シンボル
    のエラー有無情報をビット単位でエラーフラグメモリに
    記憶させる工程と、このエラーフラグ情報に基づいて前
    記((M+P)×N)シンボルの誤り訂正情報ブロック
    の訂正処理を行なう工程とを具備したことを特徴とする
    信号再生方法。
  5. 【請求項5】 請求項3乃至4において、前記エラーフ
    ラグ情報に基づいて((M+P)×N)シンボルの誤り
    訂正情報ブロックの訂正処理を行なう工程は、サブコー
    ド符号の(M+P)/Jシンボルのエラー検出情報に対
    し((M+P)/J)ビットのエラー情報J個を1つの
    エラーフラグブロックとして構成し、同期信号のエラー
    フラグブロック1組とサブコードのエラーフラグブロッ
    ク(L−1)組の計L組のブロックを1情報ブロックの
    エラーフラグ情報として利用する工程を具備したことを
    特徴とする信号再生方法。
  6. 【請求項6】 M行×N列で構成される(M×N)シン
    ボルの情報データブロックに、列方向にPシンボルの誤
    り訂正符号を付加して((M+P)×N)シンボルの誤
    り訂正情報ブロックを構成し、さらに各行を構成するK
    個のフレームの各々をL個に分割した位置に誤り訂正検
    査符号を含むサブコード符号の構成シンボルを配置して
    各フレーム当たり計(L−1)個のサブコード符号の構
    成シンボルが配置されるようにし、且つサブコード符号
    が列方向に((M+P)/J)シンボルでJ組の誤り訂
    正符号を形成するようにし、さらに各フレームの先頭に
    同期信号を付加し、各フレームの同期信号及び((N/
    K)+(L−1))シンボルデータが順次変調され記録
    された記録媒体から再生される信号を処理する信号再生
    装置であって(J、K、L、M、Nは全て整数)、前記
    記録媒体から再生された誤り訂正符号が付加された情報
    ブロックを順次記憶するバッファメモリと、このバッフ
    ァメモリへの記憶と並行して前記サブコード符号の誤り
    訂正処理を行う誤り訂正処理手段とを具備したことを特
    徴とする信号再生装置。
  7. 【請求項7】 M行×N列で構成される(M×N)シン
    ボルの情報データブロックに、列方向にPシンボルの誤
    り訂正符号を付加して((M+P)×N)シンボルの誤
    り訂正情報ブロックを構成し、さらに各行を構成するK
    個のフレームの各々をL個に分割した位置に誤り訂正検
    査符号を含むサブコード符号の構成シンボルを配置して
    各フレーム当たり計(L−1)個のサブコード符号の構
    成シンボルが配置されるようにし、且つサブコード符号
    が列方向に((M+P)/J)シンボルでJ組の誤り訂
    正符号を形成するようにし、さらに各フレームの先頭に
    同期信号を付加し、各フレームの同期信号及び((N/
    K)+(L−1))シンボルデータが順次変調され記録
    された記録媒体から再生される信号を処理する信号再生
    装置であって(J、K、L、M、Nは全て整数)、誤り
    訂正符号が付加された情報ブロック及びサブコード符号
    を順次記憶するバッファメモリと、このバッファメモリ
    への記憶と並行してサブコード符号の誤り訂正処理を行
    なうサブコード符号誤り訂正処理手段と、訂正処理の結
    果得られる各シンボルのエラー有無情報をビット単位で
    記憶するエラーフラグメモリと、このエラーフラグ情報
    に基づいて前記((M+P)×N)シンボルの誤り訂正
    情報ブロックの訂正処理を行なう誤り訂正処理手段とを
    具備したことを特徴とする信号再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100688574B1 (ko) * 2005-09-16 2007-03-02 삼성전자주식회사 광디스크의 데이터 처리장치 및 처리방법
WO2007052202A2 (en) * 2005-10-31 2007-05-10 Nxp B.V. System and method for optical disc encoding/decoding

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