JPH11255993A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JPH11255993A
JPH11255993A JP36274398A JP36274398A JPH11255993A JP H11255993 A JPH11255993 A JP H11255993A JP 36274398 A JP36274398 A JP 36274398A JP 36274398 A JP36274398 A JP 36274398A JP H11255993 A JPH11255993 A JP H11255993A
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JP
Japan
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resin
acid
resin composition
vinyl acetate
weight
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Application number
JP36274398A
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English (en)
Inventor
Akira Hanada
暁 花田
Riyuuma Kuroda
竜磨 黒田
Taiichi Sakatani
泰一 阪谷
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EVOHおよびEVOHと他の熱可塑
性樹脂とのブレンド組成物に関して、熱安定性に優れた
樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】 エチレン単位の含有量20〜50モル
%、酢酸ビニル単位のケン化度96%以上のエチレン−
酢酸ビニル共重合体ケン化物(A)およびリチウムアル
ミニウム複合水酸化物縮合ケイ酸塩(B)からなり、
(A)100重量部に対し、(B)を0.00001〜
20重量部含有する樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物(以下、EVOHと略記すること
がある)を含有し、優れた熱安定性を有する樹脂組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】EVOHは気体遮断性に優れ、また、E
VOHと他の熱可塑性樹脂とからなるブレンド組成物を
溶融押出成形し、さらに必要に応じて延伸および/ある
いは熱処理して得られるフィルム、シートあるいはボト
ルなどの成形物もまた、気体遮断性と力学的物性に優れ
ている。このような従来の各種熱可塑性樹脂とEVOH
のブレンド組成物の特徴は従来も知られていたが、この
組成物は一般に熱安定性が悪く、押出成形によりフィル
ム、シート、ボトル等を成形すると、ゲルやヤケ、ある
いは不均一な相分離異物を生じやすく、特に長時間の運
転によりこのような異物が増加して外観を著しく損ねる
ことも知られている。ことに、各種熱可塑性樹脂とEV
OHのブレンド組成物は、その優れた特徴にも拘らず押
出成形が実用的に全く実施できないか、できても短時間
しか運転できないのが実状であった。かかる問題を解決
するために特公平5−6579号公報あるいは特公平6
−18957号公報にハイドロタルサイト系化合物を安
定剤として含有する組成物が開示されているが、これも
必ずしも充分なものとは言い難いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】EVOH、およびEV
OHと他の熱可塑性樹脂とのブレンド組成物の熱安定性
を改良することが本発明の解決しようとする課題であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、EVO
H、およびEVOHと他の熱可塑性樹脂との組成物の熱
安定性を改良すべく鋭意検討した結果、特定のタイプの
EVOH(A)とリチウムアルミニウム複合水酸化物縮
合ケイ酸塩(B)を適当量含有する樹脂組成物が熱安定
性に優れ、また、更に特定のEVOH(A)以外の熱可
塑性樹脂を更に含有する組成物も熱安定性にするれるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち本発
明は、エチレン単位の含有量20〜50モル%、酢酸ビ
ニル単位のケン化度96%以上のエチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物(A)およびリチウムアルミニウム複
合水酸化物縮合ケイ酸塩(B)からなり、(A)100
重量部に対し、(B)を0.00001〜20重量部含
有する樹脂組成物、および該組成物にエチレン/酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物(A)以外の熱可塑性樹脂(C)
を更に含有する樹脂組成物を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるエチレン−酢
酸ビニル共重合体ケン化物(A)とは、エチレンと酢酸
ビニルの共重合体中の酢酸ビニル単位を加水分解したも
のであって、エチレン単位の含有量が20〜50モル%
で、酢酸ビニル単位のケン化度が96%以上のものであ
る。とりわけケン化度が99%以上のものは、酸素など
の気体に対する気体遮断性が熱可塑性樹脂中で最高の水
準にあり、かつ、ポリオレフィンと複合して用いること
により優れた容器類が得られることから、本発明の適用
対象として特に重要である。また、EVOH(A)は酢
酸ビニル(あるいはそれをケン化したビニルアルコー
ル)の他に不飽和カルボン酸又はそのエステルまたは
塩、(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロニトリ
ル、プロピレン、ブテン、α−オクテン、α−オクタデ
センなどのα−オレフィン、酢酸ビニル以外のビニルエ
ステル等の第3成分を10モル%以下の量含んでいても
よい。
【0006】また、本発明に用いられるリチウムアルミ
ニウム複合水酸化物縮合ケイ酸塩(B)としては特に、
一般式(1) [Al2 ( Li(1-X) ・ M2+ X ) (OH)62 (SiyO2y+1 2-)1+X ・ m H2O (1) (式中、M2+は2価の金属、mは0≦m<5の範囲にある数X
は0≦X<1の範囲にある数、yは2≦y≦4の範囲にある
数を示す)で示される化合物を挙げることができ、例え
ば国際出願WO97/00828公報に記載の方法で容易に合成す
ることができる。
【0007】本発明で用いられる熱可塑性樹脂(C)と
は、EVOHを除く熱可塑性樹脂であって、ポリオレフ
ィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリアミ
ノアミド系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン
系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアセタール系樹脂、
ポリカーボネート系樹脂などが挙げられるが、これらの
中でその効果と実用性能において本発明にとって特に重
要なのはポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂およ
びポリエステル系樹脂であり、次いでポリ塩化ビニル系
樹脂およびポリスチレン系樹脂である。
【0008】本発明で用いられるポリオレフィン系樹脂
としては、高密度、中密度或いは低密度ポリエチレン、
エチレンと酢酸ビニル、アクリル酸エステル、或いはブ
テン、ヘキセン、4−メチルペンテン−1等のα−オレ
フィン類を共重合したポリエチレン、アイオノマー樹
脂、ポリプロピレンホモポリマー、エチレンをグラフト
重合したポリプロピレン、或いはプロピレンとエチレ
ン、ブテン、ヘキセン、4−メチルペンテン−1等のα
−オレフィン類を共重合したポリプロピレン、ゴム系ポ
リマーをブレンドした変性ポリプロピレン、ポリブテン
−1、ポリ4−メチルペンテン−1、或いは上記のポリ
オレフィン系樹脂のうちから選んだ2種以上の混合物な
どが好ましい。
【0009】また、本発明で用いられるポリオレフィン
系樹脂は不飽和カルボン酸、またはその無水物またはエ
ステルで変性されていてもよく、上記ポリオレフィン系
樹脂に、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、ケイ皮
酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、安息香酸等の
不飽和カルボン酸、かかる不飽和カルボン酸の無水物、
或いは不飽和カルボン酸のエステルを0.01〜5重量
%の割合でグラフト共重合したものが好ましく用いられ
る。上記のポリオレフィン系樹脂を不飽和カルボン酸又
はその無水物またはエステルでグラフト変性する方法と
しては、ポリオレフィン系樹脂の溶融状態でパーオキサ
イド等を用いて導入される方法等の公知の方法を用いる
ことができる。生成された変性ポリオレフィン系樹脂は
少なくとも一部が不飽和カルボン酸又はその無水物また
はエステルで変性されたものであるが、例えば、多量に
不飽和カルボン酸またはその無水物をグラフト導入した
変性ポリオレフィン系樹脂を未変性のポリオレフィン系
樹脂で希釈して、または変性ポリオレフィン系樹脂層と
未変性ポリオレフィン系樹脂層を部分的にも構成層とす
る多層構造物を溶融させた結果、該不飽和カルボン酸又
はその無水物含有量を0.005〜5重量%、好ましく
は0.04〜1重量%としたものは簡便に得られ、経済
的にも優れている。
【0010】本発明で用いられるポリアミド系樹脂とし
ては、ポリカプラミド(ナイロンー6)、ポリ−ω−ア
ミノヘプタン酸(ナイロン−7)、ポリ−ω−アミノノ
ナン酸(ナイロン−9)、ポリウンデカンアミド(ナイ
ロン−11)、ポリラウリンラクタム(ナイロン−1
2)、ポリエチレンジアミンアジバミド(ナイロン−
2、6)、ポリテトラメチレンアジバミド(ナイロン−
4、6)、ポリヘキサメチレンアジバミド(ナイロン−
6、6)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン−
6、10)、ポリヘキサメチレンドデカミド(ナイロン
−6、12)、ポリオクタメチレンアジバミド(ナイロ
ン−8、6)、ポリデカメチレンセバカミド(ナイロン
−10、8)、あるいはカプロラクタム/ラウリンラク
タム共重合体、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアン
モニウムアジペート共重合体、ラウリンラクタム/ヘキ
サメチレンジアンモニウムアジペート共重合体、ヘキサ
メチレンジアンモニウムアジペート/ヘキサメチレンジ
アンモニウムセバケート共重合体、エチレンジアンモニ
ウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペ
ート共重合体、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアン
モニウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムセ
バケート共重合体、などが挙げられる。この中ではカプ
ロラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート
共重合体(ナイロン6/66)がEVOHとのブレンド
物の物性がとりわけ優れており実用的に特に重要であ
る。また、本発明には主にEVOHの低温延伸性を付与
する目的で、ポリアミノアミド系樹脂をを使用すること
もできる。このポリアミノアミド系樹脂は、脂肪族ジカ
ルボン酸とポリアルキレンポリアミンを縮合させて得ら
れる重合体であり、脂肪族ジカルボン酸としてはマロン
酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、
スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジオ
ン酸、テトラデカンジオン酸、ヘキサデカンジオン酸、
オクタデカンジオン酸、オクタデセンジオン酸、エイコ
サジオン酸、エイコセンジオン酸、ドコサンジオン酸、
2,2,4−トリメチルアジピン酸、脂環式カルボン酸
(1,4−シクロヘキサンジカルボン酸などが挙げら
れ、特に工業的には大豆油等の天然油脂脂肪酸の重合物
などが挙げられる。)等が挙げられる。特に好ましくは
アジピン酸、アゼライン酸、天然油脂脂肪酸の重合物が
挙げられる。ポリアルキレンポリアミンとしてはジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチ
レンペンタミン、イミノビスプロピルアミンなどが挙げ
られ、特に好ましくはジエチレントリアミン、トリエチ
レンテトラミンが挙げられる。
【0011】またこれらの脂肪族ジカルボン酸とポリア
ルキレンポリアミンの縮合重合に際しては粘度調整等の
目的でモノカルボン酸を共存することができる。このモ
ノカルボン酸としては、例えば、酢酸、プロピオン酸、
酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、
カプリン酸、ペラルゴン酸、ウンデカン酸、ラウリル
酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、ミリトレイン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、
アラキン酸、ベヘン酸等の脂肪族モノカルボン酸あるい
は例えば、シクロヘキサンカルボン酸、メチルシクロヘ
キサンカルボン酸等の脂環式モノカルボン酸、あるいは
工業的には大豆油等の天然油脂脂肪酸などが挙げられ
る。
【0012】本発明で用いられるポリエステル系樹脂と
しては、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(ブチ
レンテレフタレート)、ポリ(エチレンテレフタレート
/イソフタレート)、ポリ(エチレングリコール/シク
ロヘキサンジメタノール/テレフタレート)などがその
代表としてあげられ、さらにこれらの重合体に共重合成
分としてエチレングリコール、ブチレングリコール、シ
クロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール、
ペンタンジオールなどのジオール類、あるいはイソフタ
ル酸、ベンゾフェノンジカルボン酸、ジフェニルスルホ
ンジカルボン酸、プロピレンビス(フェニルカルボン
酸)、ジフェニルオキサイドジカルボン酸、シュウ酸、
マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリ
ン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバチン酸、ジエチ
ルコハク酸などのジカルボン酸を含有せしめたものも含
まれる。
【0013】本発明で用いられるポリ塩化ビニル系樹脂
としては、塩化ビニル単独重合体のほか、酢酸ビニル、
マレイン酸誘導体、高級アルキルビニルエーテルなどと
の共重合体が挙げられる。 本発明で用いられるポリス
チレン系樹脂としては、スチレンの単独重合体の他にブ
タジエンをグラフト共重合したポリスチレン、スチレン
ブタジエンゴムを混合したもの、あるいはスチレン−無
水マレイン酸共重合体などが挙げられる。
【0014】リチウムアルミニウム複合水酸化物縮合ケ
イ酸塩(B)の添加量はEVOH(A)100重量部に
対し0.00001〜20重量部、とりわけ0.000
1〜10重量部の範囲で用いられる。20重量部を超え
ると熱安定性、相溶性以外の諸物性が損なわれやすく好
ましくない場合が多い。また(B)成分の含有量が0.
00001重量部よりも少ない場合には一般にその効果
は小さい。本発明における熱可塑性樹脂(C)とEVO
H(A)の組成比は、力学的物性あるいは気体透過性を
制御する上で特に重要である。熱可塑性樹脂(C)が多
い組成としては熱可塑性樹脂(C):EVOH(A)の
重量比として60:40〜99.9:0.1、とりわけ
70:30〜99.7:0.3の範囲のものが好まし
く、一方、EVOHが多い組成としては熱可塑性樹脂
(C):EVOH(A)の重量比として1:99〜4
0:60、とりわけ5:95〜30:70の範囲のもの
が好ましい。
【0015】本発明の組成物を得るためのブレンド方法
は特に制限はなく、成分(A)および(B)、さらに必
要に応じて(C)をドライブレンドする方法、あるいは
成分(A)の全部または一部にあらかじめ(B)を配合
しておき、それを成分(A)および/または(C)に配
合して、前記(A)、(B)および(C)からなる組成
物を得る方法などが目的に応じて任意に選択できる。多
くの場合には、成分(A)および(B)を混合し、更
に、必要に応じて、成分(C)をブレンドする方法が好
ましい。
【0016】本発明において、リチウムアルミニウム複
合水酸化物縮合物ケイ酸塩(B)が、EVOHおよびE
VOHと熱可塑性樹脂の熱安定性を向上させる機構は十
分明かではない。
【0017】本発明の樹脂組成物には、適当な他の添加
剤を配合することが出来る。このような添加剤の例とし
ては、日本科学情報により出版されている「ポリマー添
加剤の分離・分析技術 別冊」に記載されているような
各種添加剤が使用でき、例えば酸化防止剤、光安定剤、
紫外線吸収剤、防曇剤、防霧剤、可塑剤、帯電防止剤、
滑剤、着色剤、充填剤、あるいは他の高分子化合物を挙
げることができる。これらを本発明の作用効果が阻害さ
れない範囲内でブレンドすることができる。添加剤とし
ては具体的に次のようなものが挙げられる。
【0018】酸化防止剤としては、2,5−ジ−t−ブ
チルハイドロキノン、2,6−ジ−t−ブチル−p−ク
レゾール、4,4’−チオビス−(6−t−ブチルフェ
ノール)、2,2’−メチレン−ビス(4−メチル−6
−t−ブチルフェノール)、オクタデシル−3−
(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート、4,4’−チオビス−(6−t
−ブチルフェノール)などのフェノール系酸化防止剤、
フェニルジイソデシルフォスファイト、ジフェニルイソ
オクチルフォスファイト、トリフェニルフォスファイ
ト、トリノニルフェニルフォスファイト、トリス−
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト、
4,4’−イソプロピリデンジフェノールアルキルフォ
スファイト、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ジ
−トリデシル)フォスファイト、5−t−ブチルフェニ
ルブタンフェニルジ(トリデシル)フォスファイトなど
のリン系酸化防止剤、ジラウリル 3,3’−チオジプ
ロピオン酸エステル、ジトリデシル 3,3’−チオジ
プロピオン酸エステル、ジミリスチル 3,3’−チオ
ジプロピオン酸エステル、ジステアリル 3,3’−チ
オジプロピオン酸エステル、ラウリルステアリル 3,
3’−チオジプロピオン酸エステル、ビス[2−メチル
−4−(3−n−アルキルチオプロピオニルオキシ−5
−t−ブチルフェニル]スルフィド、ペンタエリスリト
ールテトラ(β−ラウリル−チオプロピオネート)エス
テル、2−メルカプトベンズイミダゾール、2−メルカ
プト−6−メチルベンズイミダゾールなどのイオウ系酸
化防止剤が挙げられる。
【0019】酸化防止剤の添加量は、樹脂組成物の0.
01〜1重量%、好ましくは0.05〜0.5重量%で
ある。1重量%を越えると該樹脂組成物により得られた
成形品がブルーミング現象を引き起こし成形品の性能を
損なうおそれがある。またこれらの酸化防止剤は単独で
用いても2種類以上を併用してもかまわない。
【0020】光安定剤としては、例えば、従来公知のヒ
ンダードアミン系化合物を配合してもよく、例えば、分
子量250以上で、4−位に置換基を有する2,2,
6,6−テトラアルキルピペリジン誘導体であり、その
4−位の置換基としては、例えばカルボン酸残基、アル
コキシ基、アルキルアミノ基等が挙げられる。またN−
位にはアルキル基が置換していてもよい。より具体的に
は特開平8−73667号公報に記載の構造式を有する
ものが挙げられ、例えば商品名チヌビン622−LD、
キマソーブ944−LD、ホスタビンN30、VP S
anduvorPR−31、チヌビン123、ヒンダー
ドアミン系化合物含有安定化剤として、特開昭63−2
86448号記載の組成物(チバガイギー社製の商品名
TINUVIN 492、TINUVIN 494等)を例示するこ
とができる。ヒンダードアミン系化合物の配合量は樹脂
組成物の0.02〜5重量%、好ましくは0.1〜2重
量%である。5重量%を越えるとブルーミング現象を引
き起こしフィルム性能を損なうおそれがある。またこれ
らのヒンダードアミン系化合物は単独で用いても2種類
以上を併用してもよい。
【0021】紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン系
紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベ
ンゾエート系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外
線吸収剤等の市販の紫外線吸収剤があげられる。これら
の紫外線吸収剤は単独で用いても2種類以上を併用して
もよい。
【0022】紫外線吸収剤の添加量は、樹脂組成物の
0.01〜3重量%、好ましくは0.05〜1重量%で
ある。3重量%を越えるとブルーミング現象を引き起こ
し成形品の性能を損なうおそれがある。またこれらの紫
外線吸収剤は単独で用いても2種類以上を併用してもか
まわない。
【0023】本発明の樹脂組成物を成形することによっ
て得られた成形品に防曇性を付与する目的で、種々の防
曇剤を配合することができる。具体的には、非イオン界
面活性剤、例えば、ソルビタンモノステアレート、ソル
ビタンモノパルミテート等のソルビタン脂肪酸エステル
系界面活性剤、グリセリンモノラウレート、グリセリン
モノパルミテート、グリセリンモノステアレート、ジグ
リセリンジステアレート、トリグリセリンモノステアレ
ート等のグリセリン脂肪酸エステル系界面活性剤、ポリ
エチレングリコールモノパルミテート、ポリエチレング
リコールモノステアレート等のポリエチレングリコール
系界面活性剤、アルキルフェノールのアルキレンオキシ
ド付加物、ソルビタン/グリセリン縮合物と有機酸との
エステル等が挙げられる。防曇剤の配合量は、一般的に
は、樹脂組成物の0.3〜5重量%、好ましくは0.5
〜4重量%、更に好ましくは1〜3重量%である。
【0024】本発明の樹脂組成物を農業用被覆フィルム
などに用いる場合には、防霧性を付与する目的で、種々
の防霧剤を配合することができ、例えば、パ−フルオロ
アルキル基、ω−ヒドロフルオロアルキル基等を有する
フッ素化合物(特にフッ素系界面活性剤)、またアルキ
ルシロキサン基を有するシリコン系化合物(特にシリコ
ン系界面活性剤)等が挙げられる。防霧剤の配合量は、
一般的には、樹脂組成物の0.01〜4重量%、好まし
くは0.02〜2重量%、更に好ましくは0.05〜1
重量%である。
【0025】可塑剤としては、例えば、フタル酸ジメチ
ル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジオクチル、ワック
ス、流動パラフィン、リン酸エステル等があり、特に好
ましくはジペンタエリスリトール、ジトリメチロールプ
ロパンの単独あるいは複数の組み合わせによる可塑剤が
挙げられる。可塑剤の添加量は樹脂組成物の0.1〜3
0重量%、好ましくは1〜10重量%である。30重量
%を越えるとブルーミング現象を引き起こし成形品の性
能を損なうおそれがある。またこれらの可塑剤は単独で
用いても2種類以上を併用してもかまわない。
【0026】帯電防止剤としては、ペンタエリスリット
モノステアレート、ソルビタンモノパルミテート、硫酸
化オレイン酸、ポリエチレンオキシド、カーボワックス
等が挙げられ、樹脂組成物に適当量配合することができ
る。
【0027】滑剤としては、エチレンビスステアロアミ
ド、ブチルステアレート、ステアリン酸カルシウム等が
挙げられ、樹脂組成物に適当量配合することができる。
着色剤としては、カーボンブラック、フタロシアニン、
キナクリドン、インドリン、アゾ系顔料、酸化チタン、
ベンガラ等が挙げられ、適当量配合することができる。
【0028】充填剤としては、グラスファイバー、アス
ベスト、パラストナイト、ケイ酸カルシウム、ケイ酸ア
ルミニウム、炭酸カルシウム、無機層状化合物等が挙げ
られ、適当量配合することができる。このうち無機層状
化合物がガスバリア性の向上をもたらすことで知られて
おり特に有用である。
【0029】この無機層状化合物とは、単位結晶層が互
いに積み重なって層状構造を形成している無機化合物を
いう。換言すれば、「層状化合物」とは、層状構造を有
する化合物ないし物質であり、「層状構造」とは、原子
が共有結合等によって強く結合して密に配列した面が、
ファン・デル・ワールス力等の弱い結合力によって略平
行に積み重なった構造をいう。無機層状化合物の具体例
としては、グラファイト、リン酸塩系誘導体型化合物
(リン酸ジルコニウム系化合物等)、カルコゲン化物、
粘土系鉱物等を挙げることができる。ここに、「カルコ
ゲン化物」とは、IV族(Ti,Zr,Hf)、V族
(V,Nb,Ta)および/又はVI族(Mo,W)元
素のジカルコゲン化物であって、式MX2 (Mは上記
元素、Xはカルコゲン(S,Se,Te)を示す。)で
表わされるものをいう。また、溶媒に膨潤・へき開性を
有する粘土鉱物が特に好ましく使用可能である。粘土系
鉱物は、一般に、シリカの四面体層の上部に、アルミニ
ウムやマグネシウム等を中心金属にした八面体層を有す
る2層構造を有するタイプと、シリカの四面体層が、ア
ルミニウムやマグネシウム等を中心金属にした八面体層
を両側から狭んでなる3層構造を有するタイプに分類さ
れる。前者の2層構造タイプとしては、カオリナイト
族、アンチゴライト族等を挙げることができ、後者の3
層構造タイプとしては、層間カチオンの数によってスメ
クタイト族、バーミキュライト族、マイカ族等を挙げる
ことができる。これらの粘土系鉱物としては、より具体
的には、カオリナイト、ディッカイト、ナクライト、ハ
ロイサイト、アンチゴライト、クリソタイル、パイロフ
ィライト、モンモリロナイト、バイデライト、ノントロ
ナイト、サポナイト、ソーコナイト、スチブンサイトヘ
クトライト、テトラシリリックマイカ、ナトリウムテニ
オライト、白雲母、マーガライト、タルク、バーミキュ
ライト、金雲母、ザンソフィライト、緑泥石等を挙げる
ことができる。
【0030】本発明の樹脂組成物を得るための各成分の
配合手段としては、リボンブレンダー、高速ミキサーコ
ニーダー、ミキシングロール、押出機、インテンシブミ
キサー等が例示される。 本発明の樹脂組成物は、周知
の溶融押出成形機、圧縮成形機、トランスファー成形
機、射出成形機、吹込成形機、熱成形機、回転成形機な
どを利用して、フィルム、シート、チューブ、ボトルな
どの任意の成形品に成形することができる。成形に際し
ての押出温度は樹脂の種類、分子量、組成物の配合割合
あるいは押出機の性質などにより適宜選択されるが、多
くの場合170〜350℃の範囲である。 また、これ
らの樹脂の層と本発明の樹脂組成物の層との接着力が充
分でない場合は、該二層の間に接着性樹脂層を設けるこ
とが好ましい。接着性樹脂としては、実用段階でデラミ
ネーションを起こさないものであればよく、特に限定は
されないが、不飽和カルボン酸またはその無水物をオレ
フィン系重合体(例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン等のポリオレフィン、オレフィンを主体
とする重合体)に化学的に(例えば付加反応、グラフト
反応によって)結合されて得られる、カルボキシル基を
含有する変性オレフィン系重合体が挙げられる。具体的
には無水マレイン酸グラフト変性ポリエチレン、無水マ
レイン酸グラフト変性ポリプロピレン、無水マレイン酸
グラフト変性エチレン−エチルアクリレート共重合体、
無水マレイン酸グラフト変性エチレン酢酸ビニル共重合
体、アイオノマー樹脂から選ばれた1種または2種の混
合物が好適なものとして挙げられる。
【0031】本発明の樹脂組成物を用いて得られるシー
ト、フィルム、チューブ、ボトルなどの製品を製造する
場合には、かかる製品は、単層構造であっても、多層構
造であってもよい。多層構造は、本発明の樹脂組成物以
外の材料からなる層を有していてもよい。また、多層構
造は、本発明の樹脂組成物からなる二以上の層を有して
もよい。該二以上の層の組成は、同じであっても異なっ
ていてもよい。多層構造が、本発明の樹脂組成物の層以
外の二以上の層を有する場合にも、それら二以上の層の
組成は同じであっても異なっていてもよい。また、本発
明の樹脂組成物は多層材の一層として使用するとき接着
性の点で特異な特徴が発揮される場合があることは前述
したとおりであるが、EVOH層をE、熱可塑性樹脂層
をP、接着性樹脂層をD、本発明の組成物層をFとする
とき、E/F/E、F/E/F、F/F/F(中間層の
FはEVOHの含有量が多い)、F/D/E、F/D/
E/D/F、P/F/D/E/D/F/P、P/F/D
/E/D/Pなどの層構成をとるとき、層間接着力が高
い成形物を得ることができる。このような多層成形材に
おいては、本発明の組成物は多層成形物のスクラップで
代用することもできる。
【0032】多層成形方法としては、一般的にいって樹
脂層の種類に対応する数の押出機を使用し、この押出機
内で溶融された樹脂の流れを重ね合わせた層状態で同時
押出成形するいわゆる共押出成形により実施される。別
の方法としてエキストルージョンコーティング、ドライ
ラミネーションなどの多層成形方法も採用されうる。ま
た、本発明の樹脂組成物の単独成形品、あるいは本発明
の樹脂組成物を含む多層成形品を一軸延伸、二軸延伸、
あるいはブロー延伸などの延伸を実施することにより、
力学的物性、気体遮断性などさらに特徴ある物性を有す
る成形物を得ることができる。こうして、本発明の組成
物で得られた成形物は、組成物が均一で外観が美麗であ
るばかりでなく、強度物性、気体遮断性など多くの優れ
た特徴を有しており、一般食品包装用、レトルト食品包
装用、スクイズボトル、ブローボトル、医薬品包装用、
電子部品包装用、ガソリンタンク用容器として好適であ
り、その工業的意義は大きい。
【0033】
【発明の効果】本発明によればエチレン酢酸ビニル共重
合ケン化物にリチウムアルミニウム複合水酸化物縮合ケ
イ酸塩を適当量含有させることにより、EVOH、およ
びEVOHと他の熱可塑性樹脂とのブレンド組成物の熱
安定性を向上させることができる。
【0034】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。各物性
の測定方法を以下に記す。
【0035】[混練試験]エチレン─酢酸ビニル共重合ケ
ン化物樹脂100重量部とリチウムアルミニウム複合水酸
化物縮合ケイ酸塩0.1重量部を東洋精機製ラボプラス
トミルにより210℃、60rpmで120min溶融混練
し、樹脂組成物を得た。混錬前後での樹脂材料の色を目
視観察し、以下の基準で混練時の熱安定性を評価した。 ○: 色の変化が殆どなく、混練時の熱安定性に優れ
る。 △: 色の変化があり、混練時の熱安定性に劣る。 ×: 色の変化が著しく、混練時の熱安定性に著しく劣
る。
【0036】[熱安定性試験]樹脂組成物を200℃/
3minの熱プレス後、30℃/5minの冷却プレスにより
厚さ2mmのプレスシートに成形し、スガ試験機製colour
computerによりYI値を測定した。更に、該樹脂組成物
を、東洋精機製ラボプラストミルを用いた210℃、6
0rpm、120minの溶融混練に処し、その後にYI値を測
定した。溶融混練後のYI値から溶融混練前のYI値を引い
てΔYI値を求めた。ΔYIが小さいほど、樹脂組成物は熱
安定性に優れる。
【0037】(実施例1)エチレン含有量44モル%、
ケン化度が99%以上のエチレン酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物((株)クラレ製EP−E105A:以下EVO
H−Eと略記することがある)を60g、および富士化
学工業(株)製フジレインLS 0.06gを東洋精機
製ラボプラストミルにより、210℃、60rpmで1
20分間溶融混練し、EVOH100重量部に対し、リ
チウムアルミニウム複合水酸化物縮合ケイ酸塩であるフ
ジレインLSを0.1重量部含有する樹脂組成物を得た。
EPMA解析によれば、フジレインLSは化学組成:[A
l2(Li0.99Mg0.01)(OH)6]2(Si2O 5)1.08・mH2Oを有してい
た。この樹脂組成物についてΔYI測定による評価、およ
び着色程度の目視による評価を実施した。結果を表1に
示す。フジレインLSのEPMAチャートおよびX線回
折チャートを図1および図2にそれぞれ示す。
【0038】(比較例1)リチウムアルミニウム複合水
酸化物縮合ケイ酸塩(フジレインLS)を使用しない以外
は実施例1と同様にして得られた樹脂組成物を、実施例
1同様に評価した。結果を表1に示す。
【0039】(比較例2)エチレン含有量81モル%の
エチレン酢酸ビニル共重合体(住友化学製エバテートR
50−11:以下EVAと略することがある)を60
g、リチウムアルミニウム複合水酸化物縮合ケイ酸塩
(フジレインLS)0.06gを使用する以外は実施例1
と同様にして得られた樹脂組成物を、実施例1同様に評
価した。結果を表1に示す。
【0040】(比較例3)リチウムアルミニウム複合水
酸化物縮合ケイ酸塩(フジレインLS)を使用しない以外
は比較例2と同様にして得られた樹脂組成物を、実施例
1同様に評価した。結果を表1に示す。
【0041】実施例のようにエチレン−酢酸ビニル共重
合体ケン化物にリチウム−アルミニウム複合水酸化物縮
合ケイ酸塩を配合したものは、混錬後のΔYIが低く、目
視による評価でも樹脂組成物の着色度合いが少なかっ
た。これらは混練による樹脂劣化や着色の少ない樹脂組
成物となった。比較例のようにリチウム−アルミニウム
複合水酸化物縮合ケイ酸塩を配合しない、エチレン−酢
酸ビニル共重合体ケン化物樹脂のみや、エチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVA)をベースレジンとする系で
は、、混錬後の着色やΔYI値も大きい結果となった。ま
たエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)をベースレ
ジンとする系では、リチウム−アルミニウム複合水酸化
物ケイ酸塩を配合しても、ΔYIの低下がみられず、配
合による効果がみられなかった。比較例の樹脂では、混
練による劣化や着色も生じやすいため加工特性に劣る樹
脂組成物となった。
【0042】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で使用したリチウム−アルミニウム複合
水酸化物縮合ケイ酸塩のEPMAチャートと測定データ
である。
【図2】実施例で使用したリチウム−アルミニウム複合
水酸化物縮合ケイ酸塩のX線回折チャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 27/00 C08L 27/00 77/00 77/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エチレン単位の含有量20〜50モル%、
    酢酸ビニル単位のケン化度96%以上のエチレン−酢酸
    ビニル共重合体ケン化物(A)およびリチウムアルミニ
    ウム複合水酸化物縮合ケイ酸塩(B)からなり、(A)
    100重量部に対し、(B)を0.00001〜20重
    量部含有する樹脂組成物。
  2. 【請求項2】さらに前記(A)以外の熱可塑性樹脂
    (C)を含む請求項1記載の樹脂組成物。
  3. 【請求項3】熱可塑性樹脂(C)が、ポリオレフィン系
    樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリス
    チレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂またはポリアミノ
    アミド系樹脂である請求項2記載の樹脂組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011118762A1 (ja) * 2010-03-26 2011-09-29 株式会社クラレ 樹脂組成物及びそれを用いた多層構造体

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