JPH09286887A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JPH09286887A
JPH09286887A JP9715096A JP9715096A JPH09286887A JP H09286887 A JPH09286887 A JP H09286887A JP 9715096 A JP9715096 A JP 9715096A JP 9715096 A JP9715096 A JP 9715096A JP H09286887 A JPH09286887 A JP H09286887A
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JP
Japan
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resin
acid
evoh
weight
resin composition
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JP9715096A
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English (en)
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Tatsuma Kuroda
竜磨 黒田
Taiichi Sakatani
泰一 阪谷
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】EVOHの熱安定性が改善された樹脂組成物及
びEVOHとその他の熱可塑性樹脂との相溶性が改善さ
れた樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】エチレン単位の含有量20〜50モル%、
酢酸ビニル単位のケン化度96%以上のエチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物(A)およびリチウムアルミニ
ウム複合水酸化物(B)からなり、(A)100重量部
に対し、(B)を0.00001〜20重量部含有する
樹脂組成物および該組成物にその他の熱可塑性樹脂
(C)を含有させた樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物(以下、EVOHと略記すること
がある)の熱安定性が改善された樹脂組成物およびEV
OHとその他の熱可塑性樹脂との相溶性が改善された樹
脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】EVOHおよびこれと他の熱可塑性樹脂
のブレンド組成物は特徴ある物性を備えている。こと
に、各種熱可塑性樹脂とEVOHの多層押出成形時に、
熱可塑性樹脂層あるいはEVOH層に代えて、ブレンド
組成物を使用したり、あるいは熱可塑性樹脂層とEVO
H層の中間にブレンド組成物の層を設けることによって
層間接着力を向上させることができる。EVOHは気体
遮断性に優れ、また、EVOHと熱可塑性樹脂とのブレ
ンド組成物単独を溶融押出成形し、さらに必要に応じて
延伸および/あるいは熱処理して得られるフィルム、シ
ートあるいはボトルなどの成形物もまた、気体遮断性と
力学的物性に優れている。このようなEVOH単独ある
いは各種熱可塑性樹脂とEVOHのブレンド組成物の特
徴は従来も知られていたが、この組成物は一般に熱安定
性や相溶性が悪く、押出成形によりフィルム、シート、
ボトル等を成形すると、ゲルやヤケ、あるいは不均一な
相分離異物を生じやすく、特に長時間の運転によりこの
ような異物が増加して外観を著しく損ねることが知られ
ている。ことに、各種熱可塑性樹脂とEVOHのブレン
ド組成物は、その優れた特徴にも拘らず押出成形が実用
的に全く実施できないか、できても短時間しか運転でき
ないのが実状であった。かかる問題を解決するために特
公平5−6579号公報あるいは特公平6−18957
号公報にハイドロタルサイト系化合物を安定剤として含
有する組成物が開示されているが、これも必ずしも充分
なものとは言い難いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】EVOHおよびEVO
Hと他の熱可塑性樹脂とのブレンド組成物に関して、熱
安定性および相溶性に優れた樹脂組成物を得ることが本
発明の解決しようとする課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記EV
OHと他の熱可塑性樹脂とのブレンド組成物の相溶性不
良を解消し、EVOHおよびかかるブレンド組成物の優
れた特徴を実用化するべく、鋭意検討した結果、EVO
H(A)にリチウムアルミニウム複合水酸化物を適当量
含有させ、この成形物を用いて成形した場合にはEVO
H自身の熱安定性が良く、また、熱可塑性樹脂とEVO
Hの相溶性が顕著に改善され、外観が美しく、かつ層間
接着力の高い共押出成形品、あるいは気体遮断性と力学
的物性に優れた成形物が得られることを見い出し、本発
明を完成するに至った。すなわち本発明は、エチレン単
位の含有量20〜50モル%、酢酸ビニル単位のケン化
度96%以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
(A)およびリチウムアルミニウム複合水酸化物(B)
からなり、(A)100重量部に対し、(B)を0.0
0001〜20重量部含有する樹脂組成物および該組成
物にその他の熱可塑性樹脂(C)を含有させた樹脂組成
物を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるエチレン−酢
酸ビニル共重合体ケン化物(EVOH)(A)とはエチ
レンと酢酸ビニルの共重合体中の酢酸ビニル単位を加水
分解したものであれば任意のものを含むものであるが、
熱安定性および熱可塑性樹脂との相溶性が不良であるも
のは比較的エチレン単位が少なく酢酸ビニル単位が高い
ものである。特にエチレン単位の含有量が20〜50モ
ル%で、酢酸ビニル単位のケン化度が96%以上、とり
わけ99%以上のものは酸素などの気体に対する気体遮
断性が熱可塑性樹脂中で最高の水準にあり、かつ、ポリ
オレフィンと複合して用いることにより優れた容器類が
得られることから、本発明の適用対象として特に重要で
ある。また、EVOH(A)は酢酸ビニル(あるいはそ
れをケン化したビニルアルコール)の他に不飽和カルボ
ン酸又はそのエステルまたは塩、(メタ)アクリルアミ
ド、(メタ)アクリロニトリル、プロピレン、ブテン、
α−オクテン、α−オクタデセンなどのα−オレフィ
ン、酢酸ビニル以外のビニルエステル等の第3成分を1
0モル%以下の量含んでいてもよい。
【0006】また、本発明に用いられるリチウムアルミ
ニウム複合水酸化物(B)としては特に、一般式(1) Li+ Al3+ 2 (OH- 6 ・(An-1/n ・mH2 O (1) (式中、An-はn価陰イオンを示し、mは0≦m≦3の
条件を満足する。)で示される化合物を挙げることがで
き、例えば特開平5−179052号公報に記載の方法
で容易に合成することができる。本発明において式
(1)で示される無機化合物において、An-で示される
n価のアニオンとしては特に限定されないが、具体的に
は、Cl- 、 Br- 、 I- 、NO3 - 、ClO4 - 、S
4 2- 、CO3 2- 、SiO3 2- 、HPO4 3- 、HBO 4
3- 、PO4 3- 、Fe(CN)4 3- 、Fe(C
N)4 4- 、CH3 COO- 、C64(OH)COO-
(COO)2 2- 、テレフタル酸イオン、p−ヒドロキシ
安息香酸イオン、ナフタレンスルホン酸イオン等のアニ
オンが挙げられる。これらは高級脂肪酸類、アニオン系
界面活性剤類、シランカップリング剤、チタネート系カ
ップリング剤、グリセリン脂肪酸エステルなどで表面処
理されていても良い。
【0007】本発明で用いられる熱可塑性樹脂(C)と
は、EVOHを除く熱可塑性樹脂であって、ポリオレフ
ィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリアミ
ノアミド系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン
系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアセタール系樹脂、
ポリカーボネート系樹脂などが挙げられるが、これらの
中でその効果と実用性能において本発明にとって特に重
要なのはポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂およ
びポリエステル系樹脂であり、次いでポリ塩化ビニル系
樹脂およびポリスチレン系樹脂である。
【0008】本発明で用いられるポリオレフィン系樹脂
としては、高密度、中密度或いは低密度ポリエチレン、
エチレンと酢酸ビニル、アクリル酸エステル、或いはブ
テン、ヘキセン、4−メチルペンテン−1等のα−オレ
フィン類を共重合したポリエチレン、アイオノマー樹
脂、ポリプロピレンホモポリマー、エチレンをグラフト
重合したポリプロピレン、或いはポリプロピレンとエチ
レン、ブテン、ヘキセン、4−メチルペンテン−1等の
α−オレフィン類を共重合したポリプロピレン、ゴム系
ポリマーをブレンドした変性ポリプロピレン、ポリブテ
ン−1、ポリ4−メチルペンテン−1、或いは上記のポ
リオレフィン系樹脂のうちから選んだ2種以上の混合物
などが好ましい。
【0009】また、本発明で用いられるポリオレフィン
系樹脂は不飽和カルボン酸またはその無水物で変性され
ていてもよく、上記ポリオレフィン系樹脂に、例えば、
アクリル酸、メタクリル酸、ケイ皮酸、マレイン酸、フ
マル酸、イタコン酸、安息香酸ビニル等の不飽和カルボ
ン酸、かかる不飽和カルボン酸の無水物、或いは不飽和
カルボン酸のエステルを0.01〜5重量%の割合でグ
ラフト共重合したものが好ましく用いられる。上記のポ
リオレフィン系樹脂を不飽和カルボン酸又はその無水物
でグラフト変性する方法としては、ポリオレフィン系樹
脂の溶融状態でパーオキサイド等を用いて導入される方
法等の公知の方法を用いることができる。生成された変
性ポリオレフィン系樹脂は少なくとも一部が不飽和カル
ボン酸又はその無水物で変性されたものであるが、例え
ば、多量に不飽和カルボン酸またはその無水物をグラフ
ト導入した変性ポリオレフィン系樹脂を未変性のポリオ
レフィン系樹脂で希釈して、または変性ポリオレフィン
系樹脂層と未変性ポリオレフィン系樹脂層を部分的にも
構成層とする多層構造物を溶融させた結果、該不飽和カ
ルボン酸又はその無水物含有量を0.005〜5重量
%、好ましくは0.04〜1重量%としたものは簡便に
得られ、経済的にも優れている。
【0010】本発明で用いられるポリアミド系樹脂とし
ては、ポリカプラミド(ナイロンー6)、ポリ−ω−ア
ミノヘプタン酸(ナイロン−7)、ポリ−ω−アミノノ
ナン酸(ナイロン−9)、ポリウンデカンアミド(ナイ
ロン−11)、ポリラウリンラクタム(ナイロン−1
2)、ポリエチレンジアミンアジバミド(ナイロン−
2、6)、ポリテトラメチレンアジバミド(ナイロン−
4、6)、ポリヘキサメチレンアジバミド(ナイロン−
6、6)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン−
6、10)、ポリエキサメチレンドデカミド(ナイロン
−6、12)、ポリオクタメチレンアジバミド(ナイロ
ン−8、6)、ポリデカメチレンセバカミド(ナイロン
−10、8)、あるいはカプロラクタム/ラウリンラク
タム共重合体、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアン
モニウムアジペート共重合体、ラウリンラクタム/ヘキ
サメチレンジアンモニウムアジペート共重合体、ヘキサ
メチレンジアンモニウムアジペート/ヘキサメチレンジ
アンモニウムセバケート共重合体、エチレンジアンモニ
ウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペ
ート共重合体、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアン
モニウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムセ
バケート共重合体、などが挙げられる。この中ではカプ
ロラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート
共重合体(ナイロン6/66)がEVOHとのブレンド
物の物性がとりわけ優れており実用的に特に重要であ
る。また、本発明には主にEVOHの低温延伸性を付与
する目的で、ポリアミノアミド系樹脂をを使用すること
もできる。このポリアミノアミド系樹脂は、脂肪族ジカ
ルボン酸とポリアルキレンポリアミンを縮合させて得ら
れる重合体であり、脂肪族ジカルボン酸としてはマロン
酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、
スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジオ
ン酸、テトラデカンジオン酸、ヘキサデカンジオン酸、
オクタデカンジオン酸、オクタデセンジオン酸、エイコ
サジオン酸、エイコセンジオン酸、ドコサンジオン酸、
2,2,4−トリメチルアジピン酸、脂環式カルボン酸
(1,4−シクロヘキサンジカルボン酸などが挙げら
れ、特に工業的には大豆油等の天然油脂脂肪酸の重合物
などが挙げられる。)等が挙げられる。特に好ましくは
アジピン酸、アゼライン酸、天然油脂脂肪酸の重合物が
挙げられる。ポリアルキレンポリアミンとしてはジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチ
レンペンタミン、イミノビスプロピルアミンなどが挙げ
られ、特に好ましくはジエチレントリアミン、トリエチ
レンテトラミンが挙げられる。
【0011】またこれらの脂肪族ジカルボン酸とポリア
ルキレンポリアミンの縮合重合に際しては粘度調整等の
目的でモノカルボン酸を共存することができる。このモ
ノカルボン酸としては、例えば、酢酸、プロピオン酸、
酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、
カプリン酸、ペラルゴン酸、ウンデカン酸、ラウリル
酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、ミリトレイン酸、パ
ルメチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、
アラキン酸、ベヘン酸等の脂肪族モノカルボン酸あるい
は例えば、シクロヘキサンカルボン酸、メチルシクロヘ
キサンカルボン酸等の脂環式モノカルボン酸、あるいは
工業的には大豆油等の天然油脂脂肪酸などが挙げられ
る。
【0012】本発明で用いられるポリエステル系樹脂と
しては、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(ブチ
レンテレフタレート)、ポリ(エチレンテレフタレート
/イソフタレート)、ポリ(エチレングリコール/シク
ロヘキサンジメタノール/テレフタレート)などがその
代表としてあげられ、さらにこれらの重合体に共重合成
分としてエチレングリコール、ブチレングリコール、シ
クロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール、
ペンタンジオールなどのジオール類、あるいはイソフタ
ル酸、ベンゾフェノンジカルボン酸、ジフェニルスルホ
ンジカルボン酸、プロピレンビス(フェニルカルボン
酸)、ジフェニルオキサイドジカルボン酸、シュウ酸、
マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリ
ン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバチン酸、ジエチ
ルコハク酸などのジカルボン酸を含有せしめたものも含
まれる。
【0013】本発明で用いられるポリ塩化ビニル系樹脂
としては、塩化ビニル単独重合体のほか、酢酸ビニル、
マレイン酸誘導体、高級アルキルビニルエーテルなどと
の共重合体が挙げられる。 本発明で用いられるポリス
チレン系樹脂としては、スチレンの単独重合体の他にブ
タジエンをグラフト共重合したポリスチレン、スチレン
ブタジエンゴムを混合したもの、あるいはスチレン−無
水マレイン酸共重合体などが挙げられる。
【0014】本発明の組成物を構成する(A)、(B)
および(C)の各成分の量は特に制限がなく、目的に応
じて任意に選択できる。熱安定性、相溶性を改善するリ
チウムアルミニウム複合水酸化物(B)の添加量はEV
OH(A)100重量部に対し0.00001〜20重
量部、とりわけ0.0001〜10重量部の範囲で用い
られる。20重量部を超えると熱安定性、相溶性以外の
諸物性が損なわれやすく好ましくない場合が多い。また
(B)成分の含有量が0.00001重量部よりも少な
い場合には一般にその効果は小さい。本発明における熱
可塑性樹脂(C)とEVOH(A)の組成比としては、
実用的な見地からどちらか一方の樹脂の量が多い組成が
力学的物性あるいは気体透過性など特徴ある物性が発揮
される点で特に重要である。熱可塑性樹脂が多い組成と
しては熱可塑性樹脂(C):EVOH(A)の重量比と
して60:40〜99.9:0.1とりわけ70:30
〜99.7:0.3の範囲のものが好ましく、一方、E
VOHが多い組成としては熱可塑性樹脂(C):EVO
H(A)の重量比として1:99〜40:60、とりわ
け5:95〜30:70の範囲のものが好ましい。
【0015】本発明の組成物を得るためのブレンド方法
は特に制限はなく、成分(A)および(B)、さらに必
要に応じて(C)をドライブレンドする方法、あるいは
成分(A)の全部または一部にあらかじめ(B)を配合
しておき、それを成分(A)および/または(C)に配
合して、前記(A)、(B)および(C)からなる組成
物を得る方法などが目的に応じて任意に選択できる一般
には、上記のようなEVOHに配合しておく方法に加え
て、3者をドライブレンドする方法あるいはあらかじめ
熱可塑性樹脂へ配合しておく方法を組み合わせることに
より熱安定性、相溶性改良効果を得ることが出来る。
【0016】本発明において、リチウムアルミニウム複
合水酸化物(B)が、EVOHおよびEVOHと熱可塑
性樹脂の熱安定性、相溶性を向上させる機構は十分明か
ではないが、EVOHや熱可塑性樹脂の溶融系における
レオロジー的効果、不純物の化学的相互作用などが複雑
に組合わさった状態において(C)成分が有効に作用
ているものと推定される。
【0017】本発明の樹脂組成物には、適当な他の添加
剤を配合することが出来る。このような添加剤の例とし
ては、日本科学情報により出版されている「ポリマー添
加剤の分離・分析技術 別冊」に記載されているような
各種添加剤が使用でき、例えば酸化防止剤、光安定剤、
紫外線吸収剤、防曇剤、防霧剤、可塑剤、帯電防止剤、
滑剤、着色剤、充填剤、あるいは他の高分子化合物を挙
げることができる。これらを本発明の作用効果が阻害さ
れない範囲内でブレンドすることができる。添加剤とし
ては具体的に次のようなものが挙げられる。
【0018】酸化防止剤としては、2,5−ジ−t−ブ
チルハイドロキノン、2,6−ジ−t−ブチル−p−ク
レゾール、4,4’−チオビス−(6−t−ブチルフェ
ノール、2,2’−メチレン−ビス(4−メチル−6−
t−ブチルフェノール、オクタデシル−3−(3’,
5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート、4,4’−チオビス−(6−t−ブチル
フェノール)などのフェノール系酸化防止剤、フェニル
ジイソデシルフォスファイト、ジフェニルイソオクチル
フォスファイト、トリフェニルフォスファイト、トリノ
ニルフェニルフォスファイト、トリス−(2,4−ジ−
t−ブチルフェニル)フォスファイト、4,4’−イソ
プロピリデンジフェノールアルキルフォスファイト、
1,1,3−トリス(2−メチル−4−ジ−トリデシ
ル)フォスファイト、5−t−ブチルフェニルブタンフ
ェニルジ(トリデシル)フォスファイトなどのリン系酸
化防止剤、ジラウリル 3,3’−チオジプロピオン酸
エステル、ジトリデシル 3,3’−チオジプロピオン
酸エステル、ジミリスチル 3,3’−チオジプロピオ
ン酸エステル、ジステアリル 3,3’−チオジプロピ
オン酸エステル、ラウリルステアリル 3,3’−チオ
ジプロピオン酸エステル、ビス[2−メチル−4−(3
−n−アルキルチオプロピオニルオキシ−5−t−ブチ
ルフェニル]スルフィド、ペンタエリスリトールテトラ
(β−ラウリル−チオプロピオネート)エステル、2−
メルカプトベンズイミダゾール、2−メルカプト−6−
メチルベンズイミダゾールなどのイオウ系酸化防止剤が
挙げられる。
【0019】酸化防止剤の添加量は、樹脂組成物の0.
01〜1重量%、好ましくは0.05〜0.5重量%で
ある。1重量%を越えると該樹脂組成物により得られた
成形品がブルーミング現象を引き起こし成形品の性能を
損なうおそれがある。またこれらの酸化防止剤は単独で
用いても2種類以上を併用してもかまわない。
【0020】光安定剤としては、例えば、ヒンダードア
ミン系化合物を配合することができる。具体的に用いら
れるにヒンダードアミン系化合物は、好ましくは分子量
250以上で、4−位に置換基を有する2,2,6,6
−テトラアルキルピペリジン誘導体であり、その4−位
の置換基としては、例えばカルボン酸残基、アルコキシ
基、アルキルアミノ基等が挙げられる。またN−位には
アルキル基が置換していてもよく、具体的には、下記
(1)〜(22)式に示す化合物を例示することができ
る。 ヒンダードアミン系化合物の配合量は樹脂組成物
の0.02〜5重量%、好ましくは0.1〜2重量%で
ある。5重量%を越えるとブルーミング現象を引き起こ
しフィルム性能を損なうおそれがある。またこれらのヒ
ンダードアミン系化合物は単独で用いても2種類以上を
併用してもよい。
【表1】
【表2】
【表3】
【0021】紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン系
紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベ
ンゾエート系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外
線吸収剤に大別される。例えば、下記式(23)〜(3
1)式のような化合物があげられる。
【表4】
【0022】紫外線吸収剤の添加量は、樹脂組成物の
0.01〜3重量%、好ましくは0.05〜1重量%で
ある。3重量%を越えるとブルーミング現象を引き起こ
し成形品の性能を損なうおそれがある。またこれらの紫
外線吸収剤は単独で用いても2種類以上を併用してもか
まわない。
【0023】本発明の樹脂組成物を成形することによっ
て得られた成形品に防曇性を付与する目的で、種々の防
曇剤を配合することができる。具体的には、非イオン界
面活性剤、例えば、ソルビタンモノステアレート、ソル
ビタンモノパルミテート等のソルビタン脂肪酸エステル
系界面活性剤、グリセリンモノラウレート、グリセリン
モノパルミテート、グリセリンモノステアレート、ジグ
リセリンジステアレート、トリグリセリンモノステアレ
ート等のグリセリン脂肪酸エステル系界面活性剤、ポリ
エチレングリコールモノパルミテート、ポリエチレング
リコールモノステアレート等のポリエチレングリコール
系界面活性剤、アルキルフェノールのアルキレンオキシ
ド付加物、ソルビタン/グリセリン縮合物と有機酸との
エステル等が挙げられる。防曇剤の配合量は、一般的に
は、樹脂組成物の0.3〜5重量%、好ましくは0.5
〜4重量%、更に好ましくは1〜3重量%である。
【0024】本発明の樹脂組成物を農業用被覆フィルム
などに用いる場合には、防霧性を付与する目的で、種々
の防霧剤を配合することができ、例えば、パ−フルオロ
アルキル基、ω−ヒドロフルオロアルキル基等を有する
フッ素化合物(特にフッ素系界面活性剤)、またアルキ
ルシロキサン基を有するシリコン系化合物(特にシリコ
ン系界面活性剤)等が挙げられる。防霧剤の配合量は、
一般的には、樹脂組成物の0.01〜4重量%、好まし
くは0.02〜2重量%、更に好ましくは0.05〜1
重量%である。
【0025】可塑剤としては、例えば、フタル酸ジメチ
ル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジオクチル、ワック
ス、流動パラフィン、リン酸エステル等が挙げられる。
可塑剤の添加量は樹脂組成物の0.1〜30重量%、好
ましくは1〜10重量%である。30重量%を越えると
ブルーミング現象を引き起こし成形品の性能を損なうお
それがある。またこれらの可塑剤は単独で用いても2種
類以上を併用してもかまわない。
【0026】帯電防止剤としては、ペンタエリスリット
モノステアレート、ソルビタンモノパルミテート、硫酸
化オレイン酸、ポリエチレンオキシド、カーボワックス
等が挙げられ、樹脂組成物に適当量配合することができ
る。
【0027】滑剤としては、エチレンビスステアロアミ
ド、ブチルステアレート、ステアリン酸カルシウム等が
挙げられ、樹脂組成物に適当量配合することができる。
着色剤としては、カーボンブラック、フタロシアニン、
キナクリドン、インドリン、アゾ系顔料、酸化チタン、
ベンガラ等が挙げられ、適当量配合することができる。
【0028】充填剤としては、グラスファイバー、アス
ベスト、パラストナイト、ケイ酸カルシウム、ケイ酸ア
ルミニウム、炭酸カルシウム、無機層状化合物等が挙げ
られ、適当量配合することができる。このうち無機層状
化合物がガスバリア性の向上をもたらすことで知られて
おり特に有用である。
【0029】この無機層状化合物とは、単位結晶層が互
いに積み重なって層状構造を形成している無機化合物を
いう。換言すれば、「層状化合物」とは、層状構造を有
する化合物ないし物質であり、「層状構造」とは、原子
が共有結合等によって強く結合して密に配列した面が、
ファン・デル・ワールス力等の弱い結合力によって略平
行に積み重なった構造をいう。無機層状化合物の具体例
としては、グラファイト、リン酸塩系誘導体型化合物
(リン酸ジルコニウム系化合物等)、カルコゲン化物、
粘土系鉱物等を挙げることができる。ここに、「カルコ
ゲン化物」とは、IV族(Ti,Zr,Hf)、V族
(V,Nb,Ta)および/又はVI族(Mo,W)元
素のジカルコゲン化物であって、式MX2 (Mは上記元
素、Xはカルコゲン(S,Se,Te)を示す。)で表
わされるものをいう。また、溶媒に膨潤・へき開性を有
する粘土鉱物が特に好ましく使用可能である。粘土系鉱
物は、一般に、シリカの四面体層の上部に、アルミニウ
ムやマグネシウム等を中心金属にした八面体層を有する
2層構造を有するタイプと、シリカの四面体層が、アル
ミニウムやマグネシウム等を中心金属にした八面体層を
両側から狭んでなる3層構造を有するタイプに分類され
る。前者の2層構造タイプとしては、カオリナイト族、
アンチゴライト族等を挙げることができ、後者の3層構
造タイプとしては、層間カチオンの数によってスメクタ
イト族、バーミキュライト族、マイカ族等を挙げること
ができる。これらの粘土系鉱物としては、より具体的に
は、カオリナイト、ディッカイト、ナクライト、ハロイ
サイト、アンチゴライト、クリソタイル、パイロフィラ
イト、モンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイ
ト、サポナイト、ソーコナイト、スチブンサイトヘクト
ライト、テトラシリリックマイカ、ナトリウムテニオラ
イト、白雲母、マーガライト、タルク、バーミキュライ
ト、金雲母、ザンソフィライト、緑泥石等を挙げること
ができる。
【0030】本発明の樹脂組成物を得るための各成分の
配合手段としては、リボンブレンダー、高速ミキサーコ
ニーダー、ミキシングロール、押出機、インテンシブミ
キサー等が例示される。 本発明の樹脂組成物は、周知
の溶融押出成形機、圧縮成形機、トランスファー成形
機、射出成形機、吹込成形機、熱成形機、回転成形機な
どを利用して、フィルム、シート、チューブ、ボトルな
どの任意の成形品に成形することができる。成形に際し
ての押出温度は樹脂の種類、分子量、組成物の配合割合
あるいは押出機の性質などにより適宜選択されるが、多
くの場合170〜350℃の範囲である。 また、これ
らの樹脂と本発明の樹脂組成物との接着力が充分でない
場合は、接着性樹脂層を設けることが好ましい。接着性
樹脂としては、実用段階でデラミネーションを起こさな
いものであればよく、特に限定はされないが、不飽和カ
ルボン酸またはその無水物をオレフィン系重合体(例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等のポリ
オレフィン、オレフィンを主体とする重合体)に化学的
に(例えば付加反応、グラフト反応)結合されて得られ
る、カルボキシル基を含有する変性オレフィン系重合体
が挙げられる。具体的には無水マレイン酸グラフト変性
ポリエチレン、無水マレイン酸グラフト変性ポリプロピ
レン、無水マレイン酸グラフト変性エチレン−エチルア
クリレート共重合体、無水マレイン酸グラフト変性エチ
レン酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂から選ばれ
た1種または2種の混合物が好適なものとして挙げられ
る。
【0031】また、本発明の樹脂組成物は多層材の一層
として使用するとき接着性の点で特異な特徴が発揮され
る場合があることは前述したとおりであるが、EVOH
層をE、熱可塑性樹脂層をP、接着性樹脂層をD、本発
明の組成物層をFとするとき、E/F/E、F/E/
F、F/F/F(中間層のFはEVOHの含有量が多
い)、F/D/E、F/D/E/D/F、P/F/D/
E/D/F/P、P/F/D/E/D/Pなどの層構成
をとるとき、層間接着力が高く相溶性に優れた美麗な成
形物を得ることができる。このような多層成形材におい
ては、本発明のブレンド組成物は多層成形物のスクラッ
プで代用することもできる。
【0032】多層成形方法としては、一般的にいって樹
脂層の種類に対応する数の押出機を使用し、この押出機
内で溶融された樹脂の流れを重ね合わせた層状態で同時
押出成形するいわゆる共押出成形により実施される。別
の方法としてエキストルージョンコーティング、ドライ
ラミネーションなどの多層成形方法も採用されうる。ま
た、本発明の樹脂組成物の単独成形品、あるいは本発明
の樹脂組成物を含む多層成形品を一軸延伸、二軸延伸、
あるいはブロー延伸などの延伸を実施することにより、
力学的物性、気体遮断性などさらに特徴ある物性を有す
る成形物を得ることができる。こうして、本発明の組成
物で得られた成形物は、ブレンド組成物が均一で外観が
美麗であるばかりでなく、相溶性が良好で均一であるこ
とから強度物性、気体遮断性など多くの優れた特徴を有
しており、一般食品包装用、レトルト食品包装用、スク
イズボトル、ブローボトル、医薬品包装用、電子部品包
装用、ガソリンタンク用容器として好適であり、その工
業的意義は大きい。
【0033】
【発明の効果】本発明によればエチレン酢酸ビニル共重
合ケン化物にリチウムアルミニウム複合水酸化物を適当
量含有させることにより、EVOH単独あるいはこれと
他の熱可塑性樹脂とのブレンド組成物の熱安定性および
相溶性を向上させることができる。
【0034】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。 (実施例1)エチレン含有量32モル%のエチレン酢酸
ビニル共重合体ケン化物((株)クラレ製EP−F10
1B:以下EVOH−Fと略記することがある)を50
g、およびリチウムアルミニウム複合水酸化物1(構造
式:Li+ Al3+ 2 (OH-6 (CO3 2- 1/2
1.5H2 O)1gを東洋精機製ラボプラストミルによ
り、200℃、80rpmで5分間溶融混練し、EVO
H100重量部に対し、リチウムアルミニウム複合水酸
化物1を2重量部含有する樹脂組成物を得た。200℃
熱プレスにより、この樹脂組成物の40μのプレスフィ
ルムを得、空気中170℃のオーブン中で熱エージング
を14時間行ない、フィルム劣化度合いを目視で4段階
評価し、また着色量を波長350nmの光吸収量で評価
した。結果を表1に示す。
【0035】(実施例2)リチウムアルミニウム複合水
酸化物1の代りにリチウムアルミニウム複合水酸化物2
(リチウムアルミニウム複合水酸化物1を4wt%のス
テアリン酸金属塩で表面処理したもの)を使用する以外
は実施例1と同様にして得られた樹脂組成物を、実施例
1同様に評価した。結果を表1に示す。
【0036】(比較例1)リチウムアルミニウム複合水
酸化物1を使用しない以外は実施例1と同様にして得ら
れた樹脂組成物を、実施例1同様に評価した。結果を表
1に示す。
【0037】(比較例2)リチウムアルミニウム複合水
酸化物1の代りにハイドロタルサイト化合物1(Mg2+
4.5 Al3+ 2 (OH)13CO2- 3 ・3.5H2 O)を使
用する以外は実施例1と同様にして得られた樹脂組成物
を、実施例1同様に評価した。結果を表1に示す。
【0038】(比較例3)ハイドロタルサイト化合物1
の代りにハイドロタルサイト化合物2(ハイドロタルサ
イト化合物1を2wt%のステアリン酸金属塩で表面処
理したもの)を使用する以外は比較例2と同様にして得
られた樹脂組成物を、実施例1同様に評価した。結果を
表1に示す。
【0039】
【表5】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エチレン単位の含有量20〜50モル%、
    酢酸ビニル単位のケン化度96%以上のエチレン−酢酸
    ビニル共重合体ケン化物(A)およびリチウムアルミニ
    ウム複合水酸化物(B)からなり、(A)100重量部
    に対し、(B)を0.00001〜20重量部含有する
    樹脂組成物。
  2. 【請求項2】さらに前記(A)以外の熱可塑性樹脂
    (C)を含む請求項1記載の樹脂組成物。
  3. 【請求項3】熱可塑性樹脂(C)が、ポリオレフィン系
    樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリス
    チレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂またはポリアミノ
    アミド系樹脂である請求項2記載の樹脂組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6087433A (en) * 1997-12-22 2000-07-11 Sumitomo Chemical Company, Ltd. Resin composition
JP2011529989A (ja) * 2008-07-30 2011-12-15 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー ポリヒドロキシポリマーを含む熱可塑性物品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6087433A (en) * 1997-12-22 2000-07-11 Sumitomo Chemical Company, Ltd. Resin composition
JP2011529989A (ja) * 2008-07-30 2011-12-15 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー ポリヒドロキシポリマーを含む熱可塑性物品

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