JPH1125523A - 光学記録媒体の製造装置及び製造方法 - Google Patents
光学記録媒体の製造装置及び製造方法Info
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- JPH1125523A JPH1125523A JP17263897A JP17263897A JPH1125523A JP H1125523 A JPH1125523 A JP H1125523A JP 17263897 A JP17263897 A JP 17263897A JP 17263897 A JP17263897 A JP 17263897A JP H1125523 A JPH1125523 A JP H1125523A
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Abstract
紫外線硬化樹脂の再利用が可能な光学記録媒体の製造装
置及び製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明の光学記録媒体の製造装置は、基
板上に形成された光学的に情報の記録及び/又は再生が
可能な情報記録部上に紫外線硬化樹脂を滴下し、上記基
板を回転させて紫外線硬化樹脂を延伸塗布するとともに
紫外線硬化樹脂の一部を振り切る回転塗布手段と、上記
回転塗布手段によって紫外線硬化樹脂が塗布された上記
基板を回転させながら、上記基板上に紫外線を照射して
紫外線硬化樹脂を硬化させる紫外線照射手段とを備え
る。そして、上記紫外線照射手段は、上記回転塗布手段
で基板上に回転塗布された紫外線硬化樹脂にのみ紫外線
を照射し、上記回転塗布手段で振り切られた紫外線硬化
樹脂には、紫外線を照射しないことを特徴とする。
Description
造装置及び製造方法に関し、特に光を透過する光透過層
を介してレーザー光が信号記録部に照射され、情報信号
の記録及び/又は再生が行われる光学記録媒体の製造装
置及び製造方法に関する。
て行う光学記録媒体として、オーディオ用、ビデオ用を
中心とした光ディスクをはじめ、光カード、光磁気ディ
スク、相変化光学記録媒体などが広く用いられている。
光ディスクは再生専用型光ディスク、追記型光ディス
ク、書換型光ディスクに分類できる。再生専用型光ディ
スクでは、情報記録層にプリグループ、位相ピット等の
微細凹凸が形成され、データ情報、トラッキング信号の
記録がなされている。
面図である。この光ディスクは、ポリカーボネート等の
透明な樹脂を射出成型すると同時に微細凹凸が成型され
てなる基板101と、上記基板101上にAl蒸着等に
より形成されてなる反射膜102とが情報記録部103
を形成し、さらに情報記録部103上に紫外線硬化樹脂
等が積層されて保護膜104が形成されている。
103からの情報の読み出しは、図7中の基板101側
からの読み出し光の照射によって行う。
い、高密度記録化を図る必要があり、これによって光ピ
ックアップの対物レンズの開口数をできるだけ大きくす
る必要が生じる。このように対物レンズの開口数を大き
くする場合、対物レンズと情報記録部との間隔は小さく
設定される必要がある。また、この場合、光学記録媒体
の傾き許容度が減少することから、情報記録部と光入射
面との距離、すなわち光透過層の厚さは十分小に、例え
ば0.3mm以下とする必要が生じてくる。
は、透明な基板101側から光照射がなされるものであ
り、基板101が光透過層となる。したがって、基板を
薄く作製すればよいが、この基板の薄さについては、製
造上の限界がある。
る場合、その厚さを例えば0.5mm以下とすると、射
出成型の際、樹脂が十分に延伸する前に放熱によって硬
化してしまう等の問題が生じる。
部上に形成した光透過層側から行うようにした。この場
合光透過層は、十分薄く、かつ均一な厚さに形成するこ
とが必要となる。
記録部上に液体の紫外線硬化樹脂を滴下し、基板を回転
させて紫外線硬化樹脂を延伸塗布するとともに紫外線硬
化樹脂の一部を振り切った後、ディスク基板上の紫外線
硬化樹脂に紫外線照射を行うことにより硬化して形成で
きる。
硬化樹脂の回転塗布と紫外線照射とを同一の装置内で行
っていたため、振り切られた紫外線硬化樹脂にまで紫外
線が照射されていた。振り切られた紫外線硬化樹脂が硬
化してしまうため、回収して再利用することができず、
生産コストの削減が困難であった。
提案されたものであり、振り切られた紫外線硬化樹脂の
再利用が可能な光学記録媒体の製造装置及び製造方法を
提供することを目的とする。
製造装置は、基板上に形成された光学的に情報の記録及
び/又は再生が可能な情報記録部上に紫外線硬化樹脂を
滴下し、上記基板を回転させて紫外線硬化樹脂を延伸塗
布するとともに紫外線硬化樹脂の一部を振り切る回転塗
布手段と、上記回転塗布手段によって紫外線硬化樹脂が
塗布された上記基板を回転させながら、上記基板上に紫
外線を照射して紫外線硬化樹脂を硬化させる紫外線照射
手段とを備える。そして、上記紫外線照射手段は、上記
回転塗布手段で基板上に回転塗布された紫外線硬化樹脂
にのみ紫外線を照射し、上記回転塗布手段で振り切られ
た紫外線硬化樹脂には、紫外線を照射しないことを特徴
とする。
樹脂を滴下し、基板を回転させて紫外線硬化樹脂を延伸
塗布するとともに紫外線硬化樹脂の一部を振り切る。
によって紫外線硬化樹脂が塗布された基板を回転させな
がら、基板上に塗布された紫外線硬化樹脂にのみ紫外線
を照射して紫外線硬化樹脂を硬化させる。
は、基板上に形成された光学的に情報の記録及び/又は
再生が可能な情報記録部と、情報記録部上に形成された
紫外線硬化樹脂層とを有する光学記録媒体を製造するに
際し、上記情報記録部上に紫外線硬化樹脂を滴下し、上
記基板を回転させて紫外線硬化樹脂を延伸塗布するとと
もに紫外線硬化樹脂の一部を振り切る回転塗布工程と、
上記回転塗布工程で紫外線硬化樹脂が塗布された上記基
板を回転させながら、上記基板上に紫外線を照射して紫
外線硬化樹脂を硬化させて紫外線硬化樹脂層を形成する
紫外線照射工程とを備える。そして上記紫外線照射工程
において、上記回転塗布工程で基板上に塗布された紫外
線硬化樹脂にのみ紫外線を照射し、上記回転塗布工程で
振り切られた紫外線硬化樹脂には、紫外線を照射しない
ことを特徴とする。
樹脂を滴下し、基板を回転させて紫外線硬化樹脂を延伸
塗布するとともに紫外線硬化樹脂の一部を振り切る。
で紫外線硬化樹脂が塗布された基板を回転させながら、
基板上に塗布された紫外線硬化樹脂にのみ紫外線を照射
して紫外線硬化樹脂を硬化させて紫外線硬化樹脂層を形
成する。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
構成例を図1、図2及び図3に示す。 この光学記録媒
体の製造装置は、ディスク基板1上に紫外線硬化樹脂2
を回転塗布する回転塗布手段3と、紫外線を照射してデ
ィスク基板1上に塗布された紫外線硬化樹脂2を硬化さ
せる紫外線照射手段4とを備える。
ーブル6と、チャンバー7と、回収部8とを備える。
なり、ディスク基板1上に紫外線硬化樹脂2を滴下す
る。
転させる基台となるもので、真空チャックによってディ
スク基板1を固定する。ディスク基板1を回転させ、デ
ィスク基板1上に塗布された紫外線硬化樹脂2を延伸塗
布するとともに、紫外線硬化樹脂2の一部を振り切る。
周囲を取り囲むように設けられている。チャンバー7の
高さは、回転塗布が行われているディスク基板1の高さ
よりも高くなっている。そのため、振り切られた紫外線
硬化樹脂2が外部へ飛散しない。
底部は、振り切られた紫外線硬化樹脂2が溜められるよ
うになされている。そして振り切られた紫外線硬化樹脂
2を回収して再利用する回収部8が配されている。
0と、タンク11とからなる。
られ、チャンバー7の底部に溜められた紫外線硬化樹脂
2を回収する。
樹脂2を精製する。精製された紫外線硬化樹脂2はタン
ク11へと送り込まれる。
された紫外線硬化樹脂2を貯めるとともに、ノズル5へ
紫外線硬化樹脂2を供給する。
1の高さをチャンバー7の高さよりも高くすると、紫外
線照射手段4が移動し、ディスク基板1及びチャンバー
7をカバーする。このようにして、回転塗布手段2から
紫外線照射手段4へディスク基板1の移送がなされる。
と、紫外線ランプ13とを備える。紫外線カバー12
は、ディスク基板1をカバーする部分と、チャンバー7
をカバーする部分とに分けられる。図3に示すように、
上記2つの部分は、ターンテーブル6の支持棒が通る幅
のみを残して隔てられている。
上部に取り付けられている。ディスク基板1上に紫外線
を照射して、ディスク基板1上に塗布された紫外線硬化
樹脂2を硬化させる。
図4及び図5に示す。
は、チャンバー7の高さよりも高くなっている。
スク基板1及びチャンバー7は紫外線カバー12によっ
てカバーされている。
線が外部に漏れないようにするとともに、チャンバー7
を覆い、チャンバー7内の紫外線硬化樹脂2に紫外線が
照射されないようにする。
いて光ディスクを製造する際の工程について説明する。
1がターンテーブル6上に載置されると、ディスク基板
1は真空チャックによってターンテーブル6に固定され
る。
し、紫外線硬化樹脂2がノズル5からディスク基板1上
に滴下される。このとき、紫外線硬化樹脂2は必要な量
よりも過剰に滴下される。ターンテーブル6が回転し、
紫外線硬化樹脂2を延伸塗布するとともに過剰の紫外線
硬化樹脂2を振り切る。
線硬化樹脂2を用いた場合、立ち上がり時間2秒で20
00rpmまで回転させ、6秒間振り切ることが好まし
い。
の高さは、ディスク基板1の高さよりも高くなってお
り、振り切られた紫外線硬化樹脂2が外へ飛び出すこと
はない。
は、チャンバー7の底部に設けられたドレイン9により
回収される。回収された紫外線硬化樹脂2はフィルター
10で精製された後タンク11へ送られ、再利用され
る。
所に戻り、ターンテーブル6が停止する。ターンテーブ
ル6が上昇し、ディスク基板1をチャンバー7の高さよ
りも高くする。紫外線照射手段4が移動し、紫外線カバ
ー12はディスク基板1を囲むとともにチャンバー7を
覆う。
基板1上へ紫外線が照射され、ディスク基板1上に塗布
された紫外線硬化樹脂2が硬化する。
で、回転立ち上がり後すぐに紫外線を照射することが好
ましい。低速回転で紫外線照射を行うことで、紫外線硬
化樹脂2の厚さを変化させることなく、最外周部の盛り
上がりを抑制できる。
ャンバー7は紫外線カバー12によって覆われている。
紫外線はディスク基板1上の紫外線硬化樹脂2にのみ照
射され、チャンバー7内部の紫外線硬化樹脂2へ紫外線
は照射されない。したがって振り切られた紫外線硬化樹
脂2が硬化することなく、再利用が可能となる。
4が元の場所へ戻り、ターンテーブル6が下降し、真空
チャックが外れてディスクが完成する。
合、紫外線硬化樹脂の粘度、ターンテーブルの回転数、
回転時間の組み合わせは一義的に決まるものではない。
例えば、紫外線硬化樹脂層を厚さ100μmに形成する
場合、粘度1800cpsの紫外線硬化樹脂を用いて1
000rpmで10秒間回転塗布を行ってもよいし、ま
た、粘度5800cpsの紫外線硬化樹脂を用いて20
00rpmで11秒間回転塗布を行ってもよい。
置を次のように構成することもできる。
構成例を図6に示す。
基板21を移送する移送手段22と、ディスク基板21
上に紫外線硬化樹脂を塗布する回転塗布手段23と、紫
外線を照射して、ディスク基板21上に塗布された紫外
線硬化樹脂を硬化させる紫外線照射手段24とを備え
る。
3,T4と、トレイ支持棒25と、トレイ回転軸26
と、ベルトコンベヤー27,28とを備える。
ク基板21を載せて移送するための台となる。
T3,T4を支え、トレイT1,T2,T3,T4をト
レイ回転軸26に連結する。
移送する際の軸となる。
れぞれ90゜間隔でトレイ回転軸26に連結されてい
る。そして図6中トレイT1,T2,T3,T4と対応
する位置にベルトコンベヤー27、回転塗布手段23、
紫外線照射手段24、ベルトコンベヤー28がそれぞれ
配設される。
1を製造装置内に運び入れ、またベルトコンベヤー28
は完成したディスクを運び出す。
テーブル30と、チャンバー31と、回収部32とを備
える。
なり、ディスク基板21上に紫外線硬化樹脂を滴下す
る。
スク基板21を回転させる基台となるもので、真空チャ
ックによってディスク基板21を固定する。
周囲を取り囲むように設けられている。振り切られた紫
外線硬化樹脂が外部へ飛散しないようにする。
れた紫外線硬化樹脂が溜められるようになされている。
ー37と、タンク38とからなる。
溜められた紫外線硬化樹脂を回収する。
回収された紫外線硬化樹脂を精製する。精製された紫外
線硬化樹脂はタンクへ38と送り込まれる。
された紫外線硬化樹脂を貯めるとともに、ノズル29へ
紫外線硬化樹脂を供給する。
3と、チャンバー34と、紫外線ランプ35とを備え
る。
ィスク基板21を回転させる基台となるもので、真空チ
ャックによってディスク基板21を固定する。
3の周囲を取り囲むように設けられている。照射してい
る紫外線が外部へ漏れないようにする。
に塗布された紫外線硬化樹脂に紫外線を照射し、硬化さ
せる。
上への紫外線照射を行っているときに、回転塗布手段2
3では、次に紫外線照射が行われる予定の第2のディス
ク基板上への紫外線硬化樹脂の回転塗布を行うことが好
ましい。第1のディスク基板への紫外線照射と、第2の
ディスク基板への回転塗布を同時に行うことにより、デ
ィスクの生産時間を短縮することができる。
いて光ディスクを製造する際の工程について説明する。
ーによって運び込まれてくる。
くると、下からトレイT1が上昇し、ディスク基板21
をとらえる。その後トレイT2はチャンバー31より高
い位置まで上昇し、トレイ回転軸26により図6中反時
計回りに90゜移動して、回転塗布手段23へとディス
ク基板21を移送する。
移送されるとトレイT1が下降し、ディスク基板21
は、真空チャックによってターンテーブル30に固定さ
れる。ターンテーブル30が上昇し、ノズル29から紫
外線硬化樹脂が滴下される。このとき、紫外線硬化樹脂
は必要な量よりも過剰に滴下される。
線硬化樹脂を回転塗布するとともに過剰の紫外線硬化樹
脂を振り切る。振り切られた紫外線硬化樹脂はドレイン
36により回収され、フィルター37で精製した後タン
ク38に送られて再利用される。
が停止して真空チャックが外れ、ターンテーブル30が
下降する。トレイT1がディスク基板21をとらえて、
チャンバー31より高い位置まで上昇し、トレイ回転軸
26により図6中反時計回りに90゜移動して、紫外線
照射手段24へとディスク基板21を移送する。
で移送されるとトレイが下降し、ディスク基板21は、
真空チャックによってターンテーブル33に固定され
る。ターンテーブル33が上昇し、再びターンテーブル
33を回転させながら紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂
を硬化させる。
外線照射が行われる予定のディスク基板に対して、回転
塗布が施されている。
程を独立させ、ディスク基板を支えるトレイを複数備え
ることが好ましい。トレイを複数備えることで、別々の
ディスク基板に対する回転塗布及び紫外線照射の工程を
同時に行うことが可能となり、ディスクの生産時間を短
縮することができる。
線照射を別々に行うことで、振り切られた紫外線硬化樹
脂が紫外線で硬化することなく、再利用が可能となり、
生産コストを削減することができる。
33が停止して真空チャックが外れ、ターンテーブル3
3が下降する。トレイT1がディスク基板21をとら
え、チャンバーより高い位置まで上昇し、トレイ回転軸
26により図6中反時計回りに90゜移動して、ベルト
コンベヤー28へとディスク基板21を移送する。
で運び出される。
にわたって均一な厚さで形成させたい場合、回転塗布工
程の際、ディスク基板のセンター穴をフィルム、テー
プ、キャップなどで塞いでおき、センターから紫外線硬
化樹脂を滴下してもよい。
ディスク基板外周部の紫外線硬化樹脂の粘度を下げるこ
とによって紫外線硬化樹脂の厚さの均一化をはかっても
よい。
学記録媒体の光透過層であるときに、特に好適である。
脂に紫外線が照射されないため、振り切られた紫外線硬
化樹脂を回収し、精製することによって再利用が可能と
なる。従って、生産コストを削減でき、光学記録媒体を
安価に生産することが可能となる。
模式的に示す斜視図である。
模式的に示す正面図である。
模式的に示す平面図である。
模式的に示す斜視図である。
模式的に示す正面図である。
示す模式図である。
面図である。
30,33 ターンテーブル、 7,31,34 チャ
ンバー、 9,36 ドレイン、 10,37フィルタ
ー、 11,38 タンク、 12 紫外線カバー、
13,35紫外線ランプ
行う光学記録媒体として、オーディオ用、ビデオ用を中
心とした光ディスクをはじめ、光カード、光磁気ディス
ク、相変化光学記録媒体などが広く用いられている。光
ディスクは再生専用型光ディスク、追記型光ディスク、
書換型光ディスクに分類できる。再生専用型光ディスク
では、位相ピット等の微細凹凸が形成され、データ情報
の記録がなされている。
製造装置は、基板上に形成された光学的に情報の記録及
び/又は再生が可能な情報記録部上に紫外線硬化樹脂を
滴下し、上記基板を回転させて紫外線硬化樹脂を延伸塗
布するとともに紫外線硬化樹脂の一部を振り切る回転塗
布手段と、上記回転塗布手段によって紫外線硬化樹脂が
塗布された上記基板を回転させながら、上記基板上に紫
外線を照射して紫外線硬化樹脂を硬化させる紫外線照射
手段とを備える。そして、上記紫外線照射手段は、上記
回転塗布手段で基板上に回転塗布された紫外線硬化樹脂
にのみ紫外線を照射し、上記回転塗布手段で振り切られ
た紫外線硬化樹脂には、紫外線を照射しないことを特徴
とする。
は、基板上に形成された光学的に情報の記録及び/又は
再生が可能な情報記録部と、情報記録部上に形成された
紫外線硬化樹脂層とを有する光学記録媒体を製造するに
際し、上記情報記録部上に紫外線硬化樹脂を滴下し、上
記基板を回転させて紫外線硬化樹脂を延伸塗布するとと
もに紫外線硬化樹脂の一部を振り切る回転塗布工程と、
上記回転塗布工程で紫外線硬化樹脂が塗布された上記基
板を回転させながら、上記基板上に紫外線を照射して紫
外線硬化樹脂を硬化させて紫外線硬化樹脂層を形成する
紫外線照射工程とを備える。そして上記紫外線照射工程
において、上記回転塗布工程で基板上に塗布された紫外
線硬化樹脂にのみ紫外線を照射し、上記回転塗布工程で
振り切られた紫外線硬化樹脂には、紫外線を照射しない
ことを特徴とする。
Claims (9)
- 【請求項1】 基板上に形成された光学的に情報の記録
及び/又は再生が可能な情報記録部上に紫外線硬化樹脂
を滴下し、上記基板を回転させて紫外線硬化樹脂を延伸
塗布するとともに紫外線硬化樹脂の一部を振り切る回転
塗布手段と、 上記回転塗布手段によって紫外線硬化樹脂が塗布された
上記基板を回転させながら、上記基板上に紫外線を照射
して紫外線硬化樹脂を硬化させる紫外線照射手段とを備
え、 上記紫外線照射手段は、上記回転塗布手段で基板上に回
転塗布された紫外線硬化樹脂にのみ紫外線を照射し、上
記回転塗布手段で振り切られた紫外線硬化樹脂には、紫
外線を照射しないことを特徴とする光学記録媒体の製造
装置。 - 【請求項2】 上記回転塗布手段によって紫外線硬化樹
脂が塗布された上記基板を、上記回転塗布手段から上記
紫外線照射手段へと移送する移送手段を備えることを特
徴とする請求項1記載の光学記録媒体の製造装置。 - 【請求項3】 上記回転塗布手段は、上記紫外線照射手
段で第1の基板上への紫外線照射を行っているときに、
次に紫外線照射が行われる予定の第2の基板上への紫外
線硬化樹脂の回転塗布を行うことを特徴とする請求項1
記載の光学記録媒体の製造装置。 - 【請求項4】 上記回転塗布手段は、振り切られた紫外
線硬化樹脂を回収する回収部を備えることを特徴とする
請求項1記載の光学記録媒体の製造装置。 - 【請求項5】 基板上に形成された光学的に情報の記録
及び/又は再生が可能な情報記録部と、情報記録部上に
形成された紫外線硬化樹脂層とを有する光学記録媒体を
製造するに際し、 上記情報記録部上に紫外線硬化樹脂を滴下し、上記基板
を回転させて紫外線硬化樹脂を延伸塗布するとともに紫
外線硬化樹脂の一部を振り切る回転塗布工程と、 上記回転塗布工程で紫外線硬化樹脂が塗布された上記基
板を回転させながら、上記基板上に紫外線を照射して紫
外線硬化樹脂を硬化させて紫外線硬化樹脂層を形成する
紫外線照射工程とを備え、 上記紫外線照射工程において、上記回転塗布工程で基板
上に塗布された紫外線硬化樹脂にのみ紫外線を照射し、
上記回転塗布工程で振り切られた紫外線硬化樹脂には、
紫外線を照射しないことを特徴とする光学記録媒体の製
造方法。 - 【請求項6】 上記回転塗布工程で紫外線硬化樹脂が塗
布された上記基板を、上記回転塗布工程が行われた場所
から上記紫外線照射工程が行われる場所へと移送する移
送工程を備えることを特徴とする請求項5記載の光学記
録媒体の製造方法。 - 【請求項7】 上記紫外線照射工程で第1の基板上への
紫外線照射を行っているときに、次に紫外線照射が行わ
れる予定の第2の基板に対して、上記回転塗布工程を施
すことを特徴とする請求項5記載の光学記録媒体の製造
方法。 - 【請求項8】 上記回転塗布工程において振り切られた
紫外線硬化樹脂を回収し、再利用することを特徴とする
請求項5記載の光学記録媒体の製造方法。 - 【請求項9】 上記紫外線硬化樹脂層が、光透過層であ
ることを特徴とする請求項5記載の光学記録媒体の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17263897A JP3780640B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 光学記録媒体の製造装置及び製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17263897A JP3780640B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 光学記録媒体の製造装置及び製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1125523A true JPH1125523A (ja) | 1999-01-29 |
JP3780640B2 JP3780640B2 (ja) | 2006-05-31 |
Family
ID=15945599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17263897A Expired - Lifetime JP3780640B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 光学記録媒体の製造装置及び製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3780640B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009283084A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Origin Electric Co Ltd | 光ディスクの製造装置 |
US7778145B2 (en) | 2004-07-16 | 2010-08-17 | Mitsubishi Kagaku Media Co., Ltd. | Optical recording medium and optical recording method of the same |
KR101106861B1 (ko) | 2006-05-31 | 2012-01-19 | 가부시키가이샤 오하라 | 유리제 하드디스크 기판용 성형 다이 |
US8114496B2 (en) | 2006-01-13 | 2012-02-14 | Mitsubishi Kagaku Media Co., Ltd. | Optical recording medium |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP17263897A patent/JP3780640B2/ja not_active Expired - Lifetime
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KR101106861B1 (ko) | 2006-05-31 | 2012-01-19 | 가부시키가이샤 오하라 | 유리제 하드디스크 기판용 성형 다이 |
JP2009283084A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Origin Electric Co Ltd | 光ディスクの製造装置 |
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---|---|
JP3780640B2 (ja) | 2006-05-31 |
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