JPH11254770A - シリアル記録装置 - Google Patents
シリアル記録装置Info
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- JPH11254770A JPH11254770A JP35860498A JP35860498A JPH11254770A JP H11254770 A JPH11254770 A JP H11254770A JP 35860498 A JP35860498 A JP 35860498A JP 35860498 A JP35860498 A JP 35860498A JP H11254770 A JPH11254770 A JP H11254770A
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Abstract
要として印刷速度、及び紙送り精度を向上すること。 【解決手段】 記録ヘッド10の下流側に一定の距離L
を隔てて配置されたカッタ18と、連続用紙の印刷済み
の領域を管理し、論理頁長を超えて距離L0に一致する
領域まで印刷が終了した時点でカッタ18を作動させる
用紙切断制御手段とを備え、前の論理頁L1の切断ライ
ンがカッタ18に到達するまで切断動作を遅延させて印
刷動作を継続する。
Description
紙幅方向に記録ヘッドを往復動させて印刷を行い、所定
の頁長で連続用紙をカッタにより切断するシリアル記録
装置に関する。
往復動させて印刷を行い、所定の頁長の印刷が終了した
段階で、パネル面に設けられたスイッチによりカッテン
グが指令されたり、また印刷の停止の状態が一定時間継
続した段階で、頁の終端となる領域をカッタの位置まで
移動させてカッタを作動させ、次の印字データの入力に
より連続用紙の先端を記録ヘッドまで引き戻して再び印
刷を開始するという動作を行っている。
カッテングに際しては、カッテングラインまでの紙送り
と、カッテング後に連続用紙の位置決めのための引き戻
しを必要とするため、印刷速度の低下や、また連続用紙
の正逆方向への移動による誤差が生じるという問題があ
る。本発明がこのような問題に鑑みてなされたものであ
って、その目的とするところは用紙の切断後の連続用紙
の引き戻し動作を不要として印刷速度、及び紙送り精度
の向上を図ることができるシリアル記録装置を提供する
ことである。
るために本発明においては、プラテンに対向してキャリ
ッジにより往復動される記録ヘッドと、連続用紙を紙送
りする紙送り手段と、記録ヘッドの下流側に一定の距離
L0を隔てて配置された用紙切断手段と、連続用紙の印
刷済みの領域を管理し、論理頁長を超えて距離L0に一
致する印刷が終了した時点で前記用紙切断手段を作動さ
せる用紙切断制御手段とを備えるようにした。
まで切断動作を遅延させて印刷動作を継続するから、切
断のための紙送り動作が不要となる。
した実施例に基づいて説明する。図1、図2は、本発明
のシリアル記録装置の一実施例を示すものであって、印
刷機構1を収容する函体2は、操作し易い位置、例えば
前面に制御パネル3が設けらていて、ここに紙送りスイ
ッチ4、カッテング指令スイッチ5、自動カッテング選
択スイッチ6、電源スイッチ7等が配置され、また印字
ヘッドを露出させ易い領域、この実施例では上面に開口
を形成してカバー8が設けられている。
に対向して図示しないキャリッジにより往復動される記
録ヘッド10とにより構成され、印刷機構1の下流側に
は図示しない用紙選択レバーにより複数の連続用紙K
1、K2のいずれかを搬送するトラクタ11、12が配
置されている。
用紙k1、K2の先端を検出する紙検出器14、15が
配置され、また記録ヘッド10の下流側には紙送りモー
タ16(図3)により駆動される紙送りローラ17が、
さらに記録ヘッド10から一定の距離Lを隔てた下流側
には用紙を切断するカッタ18が配置されている。な
お、図中符号19、20は案内ローラを示す。
実施例を示すものであって、印刷データ発生手段22
は、受信バッファ21に入力した信号の内、印刷データ
をビットマップデータに変換して、ヘッド駆動回路23
により記録ヘッド8を駆動して連続用紙K1、K2にド
ットを形成し、またキャリッジ制御手段24は、印刷デ
ータに合わせてキャリッジモータ制御駆動回路25によ
り駆動されるキャリッジモータ26を制御して記録ヘッ
ド10の位置を制御する。
5からの信号により連続用紙の先端を検出し、1行の印
刷を終了する度に1行分L3の紙送りを実行するととも
に、論理頁長管理手段28により管理されている論理頁
長L1に基づいてカッテングのための紙送りを行うよう
に紙送りモータ駆動回路29によりモータ16を制御す
る。論理頁長管理手段28は、ユーザにより入力された
1論理頁の長さL1が登録されておいる。
段28からの信号に基づいて連続用紙への論理頁分L1
の印刷が終了して、切断位置まで搬送された時点、また
はカッテング指令スイッチ5からの信号によりでカッタ
駆動回路32によりカッタ18を作動させるものであ
る。
方のトラクタ11を選択して連続用紙K1をプラテン9
に装填すると、TOFまでの紙送りを行う。この状態で
必要に応じて紙送りスイッチ4を操作することにより、
紙送り制御手段27が連続用紙K1を微小送り、また微
小引き戻して連続用紙K1の先端の位置を調整すること
ができる。
で、ホストから印刷データが出力すると、記録ヘッド8
により印字が開始され、1論理頁分L1の印刷が終了し
た段階で(図4(I))、カッテング指令スイッチ5を
押圧すると、紙送り制御手段27は、切断位置がカッタ
18に対向する位置、つまり記録用紙の先端とカッタ1
8に対向する領域との長さが距離L0に一致するまで紙
送りを実行させ(図4(II))、また用紙切断制御手段
31がカッタ18を作動させて連続用紙を1論理頁分の
位置で切断する。切断後、紙送り制御手段27は連続用
紙を距離L0だけ引き戻して次の論理頁の印刷に備え
る。
り自動カッテングモードが選択された状態で印刷が行わ
れると、論理頁長管理手段28は紙送り制御手段26の
信号に基づいて印刷済みの紙の長さ(TOF+L2)を
監視する。1行の印刷が終了すると、記録用紙の先端か
ら現在の印刷位置までの長さ(TOF+L2)と、次行
の印刷領域までの紙送り量L3との和(TOF+L2+L
3)が印刷位置とカッタ18との距離L0よりも短い場合
には(図5 ステップ イ)、カッタ18を作動させる
こと無く次の1行分L3の紙送りを実行する(図5 ス
テップ ロ)。
現在の印刷位置までの長さ(TOF+L2)(図6)
と、次行の印刷領域までの1行分の紙送り量L3との和
(TOF+L2+L3)(図6)が、印刷位置とカッタ1
8との距離L0に一致すると(図5 ステップハ)、1
行分の紙送りを実行して(図5 ステップ ニ)次の行
の印刷データを印刷し、同時に用紙切断制御手段31
は、この印刷期間中にカッタ18を作動させて記録用紙
を切断する(図5 ステップ ホ)。これにより、印刷
動作の終了を待つこと無く、記録用紙を切断することが
できて、印刷のスループットが向上する。
分の紙送りを実行すると、記録用紙の先端から次行の印
刷位置までの長さ(TOF+L2+L3)が印刷位置とカ
ッタ18との距離Lよりも長くなる場合には(図5 ス
テップ ハ)、記録用紙の切断位置がカッタ18に位置
するように1行分よりも短い距離L4だけ紙送りし(図
5 ステップ ヘ)、カッタ18を作動させて用紙を切
断する(図5 ステップ ト)。
量L4と1行分の紙送り量との差分ΔL=L3−L4だけ
記録用紙を紙送りして(図5 ステップ チ)記録ヘッ
ド10と記録用紙との相対位置を調整する。これにより
切断後の位置決め修正のための引き戻し動作が不要とな
るため、引き戻しによるバックラッシュに基因する位置
精度の低下を招くこと無く、連続用紙に印刷することが
できる。
って、この実施例においては論理頁長の印刷が終了した
以降の印刷量が論理頁長Lに満たないデータの印刷量L
nの合計を管理するカウンタ33が設けられている。
刷が終了した段階で、1論理頁に満たないデータD1が
印刷されると、このデータD1についてのTOFと印刷
量ΣLNとの和(TOF+ΣLN)をカウンタ38により
積算し、次の紙送り後の位置(TOF+ΣLN+L2+L
3)を算出する。この和(TOF+ΣLN+L2+L3)が
印刷位置とカッタ18との距離L0よりも短い場合には
(図8 ステップ イ)、カッタ18を作動させること
無く次の1行分L3の紙送りを実行する(図8ステップ
ロ)。
現在の印刷位置までの長さ(TOF+ΣLN+L2)(図
9)と、次行の印刷領域までの1行分の紙送り量L3と
の和(TOF+ΣLN+L2+L3)(図9)が、印刷位
置とカッタ18との距離L0に一致すると(図8 ステ
ップハ)、1行分の紙送りを実行して(図8 ステップ
ニ)次の行の印刷データを印刷し、同時に用紙切断制御
手段31は、この印刷期間中にカッタ18を作動させて
記録用紙を切断する(図8 ステップ ホ)。これによ
り、印刷動作の終了を待つこと無く、記録用紙を切断す
ることができて、印刷のスループットが向上する。
分の紙送りを実行すると、記録用紙の先端から次行の印
刷位置までの長さ(TOF+ΣLN+L2+L3)が印刷
位置とカッタ18との距離L0よりも長くなる場合には
(図8 ステップ ハ)、記録用紙の切断位置がカッタ
18に位置するように1行分よりも短い距離L4だけ紙
送りし(図8 ステップ ヘ)、カッタ18を作動させ
て用紙を切断する(図8 ステップ ト)。
量L4と1行分の紙送り量との差分ΔL=L3−L4だけ
記録用紙を紙送りして(図8 ステップ チ)記録ヘッ
ド10と記録用紙との相対位置を調整する。これにより
切断後の位置決め修正のための引き戻し動作が不要とな
り、引き戻しによるバックラッシュに基因する位置精度
の低下を招くこと無く、連続用紙に印刷することができ
る。
プラテンに対向してキャリッジにより往復動される記録
ヘッドと、連続用紙を紙送りする紙送り手段と、記録ヘ
ッドの下流側に一定の距離L0を隔てて配置された用紙
切断手段と、連続用紙の印刷済みの領域を管理し、論理
頁長を超えて距離L0に一致する印刷が終了した時点で
用紙切断手段を作動させる用紙切断制御とを備えたの
で、前の論理頁の切断ラインが切断手段に到達するまで
切断動作を遅延させて印刷動作を継続することができ、
切断のためだけの紙送り動作、及び次の頁の印刷のため
の引き戻し動作が不要となって印刷速度の向上と、紙送
り精度の向上を図ることができる。
ーを開けた状態で示す図である。
示す図である。
ある。
つのデータの印刷量がカッタに到達しない場合の動作を
示すフローチャートである。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 プラテンに対向してキャリッジにより往
復動される記録ヘッドと、連続用紙を紙送りする紙送り
手段と、記録ヘッドの下流側に一定の距離L0を隔てて
配置された用紙切断手段と、連続用紙の印刷済みの領域
を管理し、論理頁長を超えて距離L0に一致する印刷が
終了した時点で前記用紙切断手段を作動させる用紙切断
制御手段とを備えたシリアル記録装置。 - 【請求項2】 前記用紙切断制御手段が、前記用紙の切
断位置に関するデータを予め格納し、次行の紙送り以前
に次の紙送りによる前記切断手段に対向する連続用紙の
位置を判定する請求項1に記載のシリアル記録装置。 - 【請求項3】 前記用紙切断制御手段が、前記用紙の切
断位置に関するデータを予め格納し、次行の紙送り以前
に次の紙送りによる前記切断手段に対向する連続用紙の
位置を判定し、前記切断位置に対向するか、または到達
しない場合には前記紙送り手段が1行分の紙送りを実行
し、また切断位置が前記切断手段を越える場合には1行
分未満の紙送りを実行して切断位置を調整し、切断後に
次行の印刷位置に前記記録ヘッドが対向するように紙送
りを実行する請求項1に記載のシリアル記録装置。 - 【請求項4】 前記用紙切断制御手段が、前記用紙の切
断位置に関するデータを予め格納し、次行の紙送り以前
に次の紙送りによる前記切断手段に対向する連続用紙の
位置を判定し、前記切断位置に対向する場合には前記紙
送り手段が1行分の紙送りを実行し、1行の印刷動作中
に前記用紙切断手段を作動させる請求項1に記載のシリ
アル記録装置。 - 【請求項5】 論理頁長Lに満たないデータの印刷量を
積算するカウンタを備え、前記用紙切断制御手段が論理
頁長Lに満たないデータの印刷量の合計が、前記距離L
0に一致した時点で前記用紙切断手段を作動させる請求
項1に記載のシリアル記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35860498A JP3608604B2 (ja) | 1998-01-08 | 1998-12-17 | シリアル記録装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-13321 | 1998-01-08 | ||
JP1332198 | 1998-01-08 | ||
JP35860498A JP3608604B2 (ja) | 1998-01-08 | 1998-12-17 | シリアル記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11254770A true JPH11254770A (ja) | 1999-09-21 |
JP3608604B2 JP3608604B2 (ja) | 2005-01-12 |
Family
ID=26349093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35860498A Expired - Fee Related JP3608604B2 (ja) | 1998-01-08 | 1998-12-17 | シリアル記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3608604B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104136227A (zh) * | 2011-12-29 | 2014-11-05 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 剪切介质 |
-
1998
- 1998-12-17 JP JP35860498A patent/JP3608604B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104136227A (zh) * | 2011-12-29 | 2014-11-05 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 剪切介质 |
EP2797752A4 (en) * | 2011-12-29 | 2015-05-13 | Hewlett Packard Development Co | CUTTING MEDIA |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3608604B2 (ja) | 2005-01-12 |
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