JP4208023B2 - 印刷装置、印刷システム及び印刷方法 - Google Patents
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この発明によれば、上記発明の作用に加え、用紙上の仮想ラインは、設定用紙サイズまたは用紙上の印刷領域またはユーザ指定を基に得られる。
この発明によれば、上記発明の作用に加え、加工手段による加工として用紙は切断されるか、又は用紙に折り目を付けられるか、または用紙にミシン目がつけられる。
この発明によれば、用紙搬送と印刷実行が交互に行われ、必要に応じて用紙が停止された上で加工を行うよう印刷手段と搬送手段と加工手段が制御される。さらに、加工位置指定手段によって用紙上の任意の位置に加工を施すべき仮想ラインを指定できる。
この発明によれば、印刷システムの発明の作用に加え、所定量の紙送りの分割処理は印刷装置側で実行される。
この発明によれば、所定量の紙送りの分割処理はホストコンピュータ側で実行される。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図6を用いて説明する。
図4は、プリンタの概略構成図である。同図に示すように、印刷装置としてのプリンタ1は、ケース2内に装填されたロール紙3から連続的に送出される用紙に印刷を施すロール紙対応型のインクジェット式プリンタである。プリンタ1は、実際は複数の印刷ユニットが上下に複数段積まれて一台が構成されるが、同図ではそのうち1ユニットのみ図示している。
同図に示すように、印刷システムは、プリンタ1とホストコンピュータ(PC)31とを備えている。
S50では、SA を要求紙送り量Sreqとする。
S70では、P1=P2であるか否かを判断する。つまり仮想カットラインと仮想折目ラインの両方がそれぞれ対応する加工器15,16に到達するかどうかを判断する。
P1=P2が成立すればS80に進む。一方、P1=P2が不成立のときはS90に進む。
S90では、P1での処理はカット動作か否かを判断する。P1での処理がカット動作であればS100に進み、一方、P1での処理がカット動作でなければS110に進む。
S110では、紙送りの次の処理として折目付動作をスケジュールする。
S120では、紙送り量Sreqを実行する。つまり加工位置P1が対応する加工器に到達しないときと、加工位置P1が対応する加工器に丁度到達するときは要求されたそのままの紙送り量Sreqの紙送りを実行する。また要求された紙送り量Sreqの紙送りをすると加工位置P1が対応する加工器を過ぎる場合は、要求紙送り量Sreqを分割したSA を新たな要求紙送り量Sreq(=SA)としてその分だけ紙送りを実行する。なお、S60において要求紙送り量Sreqを分割した残りの紙送り量SB を次回の要求紙送り量(Sreq)と設定した場合は、次回のこのルーチンを実行するときには、S60で設定した要求紙送り量Sreq(=SB)が使用される。そして残りの紙送り量Sreq(=SB)の紙送りをするときにも、次の加工位置P1が対応する加工器に到達するか、加工器を過ぎるかなどの判定がなされて、必要であればさらに残りの紙送り量Sreq(=SB)も分割される。
図6(a)の状態に用紙5が位置するときに紙送り量Sreqの紙送り要求があったとする。この際、そのまま要求紙送り量Sreqの紙送りをすると、用紙上の仮想カットライン位置(▼位置)がカッタ16を過ぎてしまうので(カット位置P1がヘッド位置を過ぎてしまうので)、要求紙送り量SreqをSA とSB に分割する。紙送り量SA は加工位置P1が現在位置Ppre にくるまでの値、すなわちSA =P1−Ppreとする。そして要求紙送り量SreqからこのSAを差し引いた残りの紙送り量SB (=Sreq−SA)を、次回の要求紙送り量Sreqとする。
(1)用紙5を紙送りする過程で用紙5に加工を施すことができる。つまり、印刷された用紙5は、紙送り方向に送り出されるだけで後戻りすることがなく切断や折目付けの加工が施される。従って、プリンタ1に加工器15,16を搭載して用紙5に加工を施す構成としても印刷時間のロスがさほどなく、しかも印刷面がローラ6,7等を繰り返し通ることによる印刷面の擦れによる傷等の心配もほとんどない。また加工を施す際に用紙5を後戻りさせないことから、加工に要する印刷中断時間が比較的短く済むので、印刷中断時間が長いときに危惧される印刷むら(色目変化のスジ)も起き難い。また用紙5を一旦後戻りさせて加工後、再び紙送り方向へ送る方法を採用した場合、紙送りモータ22の動力を駆動ローラ7a,8aに伝達するギヤ機構を構成するギヤのバックラッシュ(遊び)により用紙5の位置が微妙にずれ、これが印刷むらの原因になる。しかし、用紙5が後戻りしないことからギヤのバックラッシュに起因するこの種の印刷むらも心配ない。
次に第2の実施形態について図7〜図9に基づいて説明する。この実施形態では、入力装置36から入力されたカット位置、折目位置、ミシン目位置などの加工位置データを基にプリンタドライバ33が紙送り量を計算する。そのため、プリンタ側で紙送り量を分割する計算の必要がなく、印刷データに付された紙送りコマンド通りの紙送り量で紙送りすればよい。また画面上で加工を施すべき仮想ライン位置の入力設定操作を簡単にしている。
第1の実施形態と異なる部分は、プリンタドライバ33が、加工位置データを基に紙送り量を計算する紙送量算出部71を備える。コマンド生成部72は、紙送量算出部71により算出された紙送り量を基に紙送りコマンドを生成する。そして、この紙送りコマンドを付した印刷データがプリンタ1に送信(出力)される。プリンタ1側には第1の実施形態にあった位置算出部65はない。
まずS210〜S230の各処理は、カットボタン76、折目ボタン77、ミシン目ボタン78のうちいずれかが選択されたかを判断するための処理である。
S210ではカット選択かどうかを判断する。すなわちカットボタン76が選択されたか否かを判断する。S220では折目選択かどうかを判断する。すなわち折目ボタン77が選択されたか否かを判断する。S230ではミシン目選択かどうかを判断する。すなわちミシン目ボタン78が選択されたか否かを判断する。各S210〜S230において該当するボタンが選択されていないときには次のボタン選択判断の処理に移り、該当するボタンが選択されているときにはS240に進む。つまり、3つのボタン76〜78のうち1つが選択されるとS240に進む。
(5)入力された加工位置データを基にホストコンピュータ31内のプリンタドライバ33が加工位置で停止させることを予め考慮して紙送り量を計算し、その紙送り量をコマンドにした紙送りコマンドを付した印刷データPDを作成する。よって、プリンタ1は、紙送りコマンドに従って紙送り制御をするだけで、用紙5上の仮想ラインが加工器15,16等に一致する状態に用紙5を停止させる紙送りをすることができる。このため、高い処理能力を持つホストコンピュータ31内のCPUが紙送り量を分割する計算処理を受け持つので、プリンタ1内のCPU等に負担がかからない。
(変更例1) 第2の実施形態においては、印刷制御を行う印刷実行部63と、加工器用アクチュエータを制御する加工実行部68との2つに実行部に分けた構成としたが、1つの実行部にすることもできる。すなわち、1つのCPUまたは1つのASICが印刷制御および加工制御を実行するようにし、例えば1つのCPUおよびプログラムにより、印刷・加工のためのスケジュールを立てる紙送加工制御部67と、印刷・加工を実行する印刷加工実行部とが構成される。その他の前記絶対位置カウンタ64、位置算出部65および位置記憶部66は廃止または当該制御に使用しない。この場合、プリンタドライバ33が加工器用アクチュエータの作動命令をするために生成したアクチュエータコマンドが、印刷データのヘッダに紙送りコマンドと共に付されている。紙送加工制御部67は、コマンド解析部61のコマンド解析結果を基に紙送り量Sreqの紙送り動作および加工器用アクチュエータの作動のスケジュールを立てる。印刷加工実行部は紙送加工制御部67が立てたスケジュールに従って紙送りモータ22および加工器用アクチュエータ23,24,81を作動制御する。この構成によれば、紙送り動作と加工器用アクチュエータの作動は、コマンドに従って制御されるので、加工器用アクチュエータの作動タイミングを決めるために加工位置を管理することが不要になるので、プリンタ内のCPU等の一層の負担軽減に寄与する。
(変更例9) キャリッジにカッタを設けて、前記実施形態と同様の紙送り加工制御を行ってもよい。この場合、アクチュエータはキャリッジモータとなる。
(変形例11) 前記各実施形態では、ホストコンピュータ(PC)から受信した印刷データに基づき印刷を行うプリンタ(印刷装置)に適用したが、ホストコンピュータ(PC)を介さず単独で印刷できるいわゆるスタンドアロン型のプリンタに本発明を適用することもできる。スタンドアロン型のプリンタ(印刷装置)は読取装置を備え、読取装置のスロットに挿入されたメモリカードから画像データを読み取る。この画像データを印刷データに変換する変換処理を行う画像処理部と、該画像処理部で変換処理された印刷データに基づき印刷処理を行う印刷処理部とを有する制御装置(例えばCPUとASIC等)を本体に内蔵する。この場合、制御装置には、前記各実施形態と同様の機能を有する制御部50を備えるが、加工種類および加工位置などの加工条件指定情報(加工種類指定情報と仮想ライン指定データを含む)を、操作パネル上でユーザが入力設定できる機能も兼ね備えている。スタンドアロン型プリンタの本体に設けられた操作パネルには、例えば液晶表示部からなる表示装置(表示手段)の表示画面(設定画面)と、各種設定条件等を設定操作するための入力操作手段としての操作部(操作スイッチ)とが設けられている。設定画面では加工種類と仮想ライン位置の選択設定ができるようになっている。またスタンドアロン型プリンタは本体にモニタ装置を備え、ユーザが設定画面で選択した印刷画像がモニタ装置のモニタ画面にプレビュー表示される。前記第2の実施形態では、仮想ライン指定データをユーザがホストコンピュータ側で入力設定する構成であったが、スタンドアロン型プリンタでは、その本体の操作パネルを使ってユーザが設定画面を見ながら操作部を操作することで仮想ライン指定データをプリンタに直接入力設定できるように構成されている。加工位置については数値入力により微調整設定できるようになっており、その入力内容はモニタ画面の印刷画像上に反映され、加工位置は印刷画像上に例えば第2の実施形態と同様な加工内容の種別を識別できる線種や線色のライン等で描画される。メモリには設定画面表示用のメニューデータ、およびモニタ表示用の描画処理データと描画処理プログラムが記憶され、CPUが操作部からの入力データに基づき設定プログラムを実行することにより、上記表示処理および描画処理を含む設定処理が実行される。
(1)印刷ヘッドとキャリッジの駆動により用紙に印刷を行う印刷手段と、用紙を印刷ヘッドを挟んで上流から下流へ搬送する搬送手段と、印刷ヘッドより下流の固定位置で、用紙上の仮想ラインに対して加工を施す加工手段と、用紙搬送と印刷実行を交互に行い、必要に応じて用紙を停止させた上で前記加工を行うよう前記印刷手段と搬送手段と加工手段を制御する制御手段とを有する印刷装置において、用紙上の任意の位置に仮想ラインを入力設定する入力操作手段を備え、前記制御手段は、前記入力操作手段からの仮想ラインデータに基づき用紙上の仮想ラインの位置を取得するとともに、継続するデータを印刷すべく所定量の紙送りを実行する際、用紙上の仮想ラインが加工手段の加工位置に達したところで用紙が停止するよう搬送手段を制御し、前記継続するデータの印刷を留保した上で、該用紙上の仮想ラインで用紙に加工を施すよう加工手段を制御することを特徴とする印刷装置。
65…位置算出部、66…位置記憶部、67…制御手段を構成する紙送加工制御部68…制御手段を構成する加工実行部、71…紙送量算出部、72…コマンド生成部、73…加工位置指定手段を構成するレイアウト位置設定部、75…入力画面(設定画面)、81…ミシン目加工用モータ、P1,P2…加工位置。
Claims (11)
- 印刷ヘッドとキャリッジの駆動により用紙に印刷を行う印刷手段と、
用紙を印刷ヘッドを挟んで上流から下流へ搬送する搬送手段と、
印刷ヘッドより下流の固定位置で、用紙上の仮想ラインに対して加工を施す加工手段と、
用紙搬送と印刷実行を交互に行い、必要に応じて用紙を停止させた上で前記加工を行うよう前記印刷手段と搬送手段と加工手段を制御する制御手段と、
を有する印刷装置において、
前記制御手段は、継続するデータを印刷すべく前記所定量の紙送りを実行する場合、用紙上の仮想ラインが、前記加工手段の加工位置を越えるか否かを判断し、
越えると判断した場合、用紙上の仮想ラインが加工手段の加工位置に達したところで用紙が停止するよう当該所定量の紙送りを第1の紙送り量と第2の紙送り量に分割する演算処理を行った上で、当該第1の紙送り量の用紙搬送を当該第2の紙送り量の用紙搬送に先んじて実行することにより、前記仮想ラインが前記加工位置に達したところで用紙を停止せしめ、前記継続するデータの印刷を留保した上で、該用紙上の仮想ラインで用紙に加工を施すよう加工手段を制御し、当該加工を前記用紙に施した後に、前記第2の紙送り量の用紙搬送を実行するに当たり、用紙上の仮想ラインが前記加工手段の加工位置を越えるか否かを判断し、超えると判断した場合は、当該第2の紙送り量を、用紙上の仮想ラインが加工手段の加工位置に達したところで用紙が停止するように更に二つの紙送り量に分割する演算処理を行った上で、分割したうち最初の紙送り量の用紙搬送を先んじて実行することにより、前記仮想ラインが前記加工位置に達したところで用紙を停止せしめ、前記継続するデータの印刷を再び留保した上で、該用紙上の仮想ラインで用紙に加工を施すよう加工手段を制御することを特徴とする印刷装置。 - 印刷ヘッドとキャリッジの駆動により用紙に印刷を行う印刷手段と、
用紙を印刷ヘッドを挟んで上流から下流へ搬送する搬送手段と、
印刷ヘッドより下流の固定位置で、用紙上の仮想ラインに対して加工を施す複数の加工手段と、
用紙搬送と印刷実行を交互に行い、必要に応じて用紙を停止させた上で前記加工を行うよう前記印刷手段と搬送手段と加工手段を制御する制御手段と、
を有する印刷装置において、
前記制御手段は、継続するデータを印刷すべく前記所定量の紙送りを実行する場合、用紙上の仮想ラインが、加工手段の加工位置を越えるか否かを判断し、
越えると判断した場合、用紙上の仮想ラインが加工手段の加工位置に達したところで用紙が停止するよう当該所定量の紙送りを第1の紙送り量と第2の紙送り量に分割し、前記第1の紙送り量の用紙搬送を前記第2の紙送り量の用紙搬送に先んじて実行することにより前記仮想ラインが前記加工位置に達した位置で停止した用紙に対し、前記継続するデータの印刷を留保した上で、前記加工位置が前記複数の加工手段間で重複していないと判断すれば、当該加工位置に対応する一の加工手段を作動させ、一方、前記加工位置が前記複数の加工手段間で重複していると判断すれば、当該重複する加工位置に対応する各加工手段を作動させることを特徴とする印刷装置。 - 前記制御手段は、前記加工手段が用紙上の仮想ラインで用紙に加工を施した後、前記第2の紙送り量の用紙搬送を搬送手段に実行させ、その上で前記継続するデータの印刷を再開することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
- 前記用紙上の仮想ラインは、設定用紙サイズまたは用紙上の印刷領域またはユーザ指定を基に得られることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記加工とは用紙を切断すること、又は用紙に折り目を付けること、または用紙にミシン目をつけることのいずれかであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の印刷装置。
- さらに、前記用紙上の任意の位置を、加工を施すべき仮想ラインとして指定できる加工位置指定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記制御手段は前記用紙上の仮想ラインを、前記搬送手段に与えられる用紙の搬送量の累積値で求まる用紙上の論理的な位置で管理することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 印刷ヘッドとキャリッジの駆動により用紙に印刷を行う印刷手段と、用紙を印刷ヘッドを挟んで上流から下流へ搬送する搬送手段と、印刷ヘッドより下流の固定位置で、用紙上の仮想ラインに対して加工を施す加工手段と、用紙搬送と印刷実行を交互に行い、必要に応じて用紙を停止させた上で前記加工を行うよう前記印刷手段と搬送手段と加工手段を制御する制御手段と、を有する印刷装置と、
ホストコンピュータと、
を備えた印刷システムにおいて、
前記制御手段は、継続するデータを印刷すべく前記所定量の紙送りを実行する場合、用紙上の仮想ラインが、前記加工手段の加工位置を越えるか否かを判断し、越えると判断した場合、用紙上の仮想ラインが加工手段の加工位置に達したところで用紙が停止するよう当該所定量の紙送りを第1の紙送り量と第2の紙送り量に分割する演算処理を行った上で、当該第1の紙送り量の用紙搬送を当該第2の紙送り量の用紙搬送に先んじて実行することにより、前記仮想ラインが前記加工位置に達したところで用紙を停止せしめ、前記継続するデータの印刷を留保した上で、該用紙上の仮想ラインで用紙に加工を施すよう加工手段を制御し、当該加工を前記用紙に施した後に、前記第2の紙送り量の用紙搬送を実行するに当たり、用紙上の仮想ラインが前記加工手段の加工位置を越えるか否かを判断し、超えると判断した場合は、当該第2の紙送り量を、用紙上の仮想ラインが加工手段の加工位置に達したところで用紙が停止するように更に二つの紙送り量に分割する演算処理を行った上で、分割したうち最初の紙送り量の用紙搬送を先んじて実行することにより、前記仮想ラインが前記加工位置に達したところで用紙を停止せしめ、前記継続するデータの印刷を留保した上で、該用紙上の仮想ラインで用紙に加工を施すよう加工手段を制御することを特徴とする印刷システム。 - 印刷ヘッドとキャリッジの駆動により用紙に印刷を行う印刷手段と、用紙を印刷ヘッドを挟んで上流から下流へ搬送する搬送手段と、印刷ヘッドより下流の固定位置で、用紙上の仮想ラインに対して加工を施す加工手段と、用紙搬送と印刷実行を交互に行い、必要に応じて用紙を停止させた上で前記加工を行うよう前記印刷手段と搬送手段と加工手段を制御する制御手段と、を有する印刷装置と、
ホストコンピュータと、
を備えた印刷システムにおいて、
前記制御手段は、継続するデータを印刷すべく前記所定量の紙送りを実行する場合、用紙上の仮想ラインが、加工手段の加工位置を越えるか否かを判断し、越えると判断した場合、用紙上の仮想ラインが加工手段の加工位置に達したところで用紙が停止するよう当該所定量の紙送りを第1の紙送り量と第2の紙送り量に分割し、前記第1の紙送り量の用紙搬送を前記第2の紙送り量の用紙搬送に先んじて実行することにより前記仮想ラインが前記加工位置に達した位置で停止した用紙に対し、前記継続するデータの印刷を留保した上で、前記加工位置が前記複数の加工手段間で重複していないと判断すれば、当該加工位置に対応する一の加工手段を作動させ、一方、前記加工位置が前記複数の加工手段間で重複していると判断すれば、当該重複する加工位置に対応する各加工手段を作動させることを特徴とする印刷システム。 - 印刷ヘッドとキャリッジの駆動により用紙に印刷を行う印刷手段と、
用紙を印刷ヘッドを挟んで上流から下流へ搬送する搬送手段と、
印刷ヘッドより下流の固定位置で、用紙上の仮想ラインに対して加工を施す加工手段と、
用紙搬送と印刷実行を交互に行い、必要に応じて用紙を停止させた上で前記加工を行うよう前記印刷手段と搬送手段と加工手段を制御する制御手段と、を有する印刷装置の印刷方法であって、
継続するデータを印刷すべく所定量の紙送りを実行しようとする際、用紙上の仮想ラインが、加工手段の加工位置を越えるか否か判断する工程と、
越えると判断した場合、用紙上の仮想ラインが加工手段の加工位置に達したところで一旦用紙が停止するよう前記所定量の紙送りを第1の紙送り量と第2の紙送り量に分割する工程と、
第1の紙送り量による用紙搬送を搬送手段に第2の紙送り量による用紙搬送に先んじて実行させることにより前記仮想ラインが前記加工位置に達したところで用紙を停止せしめる工程と、
前記継続するデータの印刷を留保した上で、加工手段に用紙上の仮想ラインで用紙に加工を施させる工程と、
当該加工を前記用紙に施した後に、前記第2の紙送り量の用紙搬送を実行するに当たり、用紙上の仮想ラインが前記加工手段の加工位置を越えるか否かを判断する工程と、
超えると判断した場合は、当該第2の紙送り量を、用紙上の仮想ラインが加工手段の加工位置に達したところで用紙が停止するように更に二つの紙送り量に分割する演算処理を行った上で、分割したうち最初の紙送り量の用紙搬送を先んじて実行することにより、前記仮想ラインが前記加工位置に達したところで用紙を停止せしめる工程と、
前記継続するデータの印刷を再び留保した上で、該用紙上の仮想ラインで用紙に加工を施すよう加工手段を制御する工程と、を有することを特徴とする印刷方法。 - 印刷ヘッドとキャリッジの駆動により用紙に印刷を行う印刷手段と、
用紙を印刷ヘッドを挟んで上流から下流へ搬送する搬送手段と、
印刷ヘッドより下流の固定位置で、用紙上の仮想ラインに対して加工を施す加工手段と、
用紙搬送と印刷実行を交互に行い、必要に応じて用紙を停止させた上で前記加工を行うよう前記印刷手段と搬送手段と加工手段を制御する制御手段と、を有する印刷装置の印刷方法であって、
継続するデータを印刷すべく所定量の紙送りを実行しようとする際、用紙上の仮想ラインが、加工手段の加工位置を越えるか否か判断する工程と、
越えると判断した場合、用紙上の仮想ラインが加工手段の加工位置に達したところで用紙が停止するよう当該所定量の紙送りを第1の紙送り量と第2の紙送り量に分割し、前記第1の紙送り量の用紙搬送を前記第2の紙送り量の用紙搬送に先んじて実行することにより前記仮想ラインが前記加工位置に達した位置で用紙を停止させる工程と、
停止した用紙に対し、前記継続するデータの印刷を留保した上で、前記加工位置が前記複数の加工手段間で重複していないか否かを判断する工程と、
前記加工位置が前記複数の加工手段間で重複していないと判断すれば、当該加工位置に対応する一の加工手段を作動させ、一方、前記加工位置が前記複数の加工手段間で重複していると判断すれば、当該重複する加工位置に対応する各加工手段を作動させる工程と、を有することを特徴とする印刷方法。
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