JPH11254614A - 高速粘性体包装用積層体 - Google Patents

高速粘性体包装用積層体

Info

Publication number
JPH11254614A
JPH11254614A JP10076606A JP7660698A JPH11254614A JP H11254614 A JPH11254614 A JP H11254614A JP 10076606 A JP10076606 A JP 10076606A JP 7660698 A JP7660698 A JP 7660698A JP H11254614 A JPH11254614 A JP H11254614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
intermediate layer
sealant layer
laminate
density
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10076606A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kono
優二 河野
Yoshinori Hashimoto
美則 橋本
Takashi Yamashita
山下  隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Polychem Corp
Original Assignee
Japan Polychem Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Polychem Corp filed Critical Japan Polychem Corp
Priority to JP10076606A priority Critical patent/JPH11254614A/ja
Publication of JPH11254614A publication Critical patent/JPH11254614A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高速充填時に基材と剥離しにくい樹脂を中間
層に有し、また低温ヒートシール性及びホットタック性
に優れた樹脂をシーラント層に有する、高速粘性体充填
性に優れた積層体を提供。 【解決手段】 基材と中間層及びシーラント層からな
り、中間層及びシーラント層がエチレン−α−オレフィ
ン共重合体樹脂からなり、(1)中間層及びシーラント
層の樹脂のDSCによる融解ピーク温度(Tm)及び結
晶化ピーク温度(Tc)の最も高温側のピークが(A)
シーラント層樹脂は、Tm(℃)90〜110、Tc
(℃)70〜95、(B)中間層樹脂は、Tm(℃)1
02〜127、Tc(℃)87〜115、(2)中間層
樹脂の補外結晶化開始温度及び補外融解終了温度が、シ
ーラント層樹脂のそれより高く、(3)中間層とシーラ
ント層の厚み比(M/S)が1/1<M/S≦9/1
で、それらの厚みの総和が30〜80μmである積層
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラーメンスープ、
ソース、タレ、つゆ等の液体食品および、マヨネーズ、
わさび、みそ等の粘体食品、さらにシャンプー、リンス
等の包装材として、ダイロール方式等の自動充填機で
の、高速充填性及び耐圧強度に優れた積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より基材に中間層、シーラント層を
押出成形あるいはドライラミネートして得られた積層体
が粘性体包装材として使用されてきた。ところが従来の
層厚み構成および層樹脂組成物では、粘性体の最高充填
速度は約20m/分が限界であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】粘性体の充填機械は、
積層体の縦および横シール用にそれぞれ二本ずつの回転
式ヒートシーラーを有し、積層体はこの間に挟まれてシ
ール及び充填される構造である。従来の積層体で20m
/分を超える高速充填を行うと、この二本の回転式ヒー
トシーラー部から受ける圧力と熱によって、シール部分
で基材と中間層の剥離に基づく樹脂だまり(シーラント
層および中間層部分がコブ状に盛り上った状態)生成に
よるシール不良が発生し、一方シーラーの圧力と熱を下
げると、シーラント層の低温ヒートシール性およびホッ
トタック性不足によるシール不良が発生するため、いず
れの場合もシール不良個所から粘性体が漏れるとか、外
観不良が発生し、製品にならないために、高速充填がで
きないという問題があった。また従来の20m/分以下
での充填速度においても包装品のオフ品を減らしたいと
いう要望があった。本発明は、高速充填時に基材と剥離
しにくい樹脂もしくは樹脂組成物を中間層に有し、また
低温ヒートシール性およびホットタック性に優れた樹脂
もしくは樹脂組成物をシーラント層に有する、高速粘性
体充填性に優れた積層体を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究した結果、中間層とシーラント層
に特定性状のエチレン−α−オレフィン共重合体樹脂も
しくは樹脂組成物を用いることにより高速粘性体充填性
に優れた積層体が得られることを見出し、本発明を完成
した。
【0005】すなわち、本発明は、基材と中間層および
シーラント層からなる積層体であり、中間層およびシー
ラント層が、エチレンと炭素数3〜10個のα−オレフ
ィンを共重合して得られるエチレン−α−オレフィン共
重合体樹脂もしくは樹脂組成物からなり、下記(1)〜
(3)の性状を有する高速粘性体包装用積層体である。 (1)中間層およびシーラント層の、樹脂もしくは樹脂
組成物は、DSCによる融解ピーク温度(Tm)及び、
結晶化ピーク温度(Tc)を各々一つ以上有し、それら
の最も高温側のピークが下記範囲にあり、(B)>
(A)である。 (A):シーラント層樹脂もしくは樹脂組成物が、 Tm(℃):90〜110 Tc(℃):70〜95 (B):中間層樹脂もしくは樹脂組成物が、 Tm(℃):102〜127 Tc(℃):87〜115 (2)中間層樹脂もしくは樹脂組成物は、DSCにおい
て測定した補外結晶化開始温度(Tic)および補外融
解終了温度(Tem)の両方が、シーラント層樹脂もし
くは樹脂組成物のそれより高い。 (3)中間層とシーラント層の厚み比(M/S)が1/
1<M/S≦9/1で、中間層がシーラント層より厚み
が大きく、中間層とシーラント層の厚みの総和が30〜
80μmである。
【0006】
【発明の実施の形態】I.積層体の中間層 1.樹脂(組成物)および層厚 基材表面に積層される中間層は、エチレンと炭素数3〜
10個のα−オレフィンを共重合して得られるエチレン
−α−オレフィン共重合体樹脂(組成物)から形成さ
れ、下記(A)〜(D)の特性を有する。
【0007】(A)MFR 樹脂(組成物)のJIS−K7210によるMFR(メ
ルトフローレイト:溶融流量)は、1〜100g/10
分が好ましく、3〜20g/10分がより好ましい。該
MFRが上記範囲より小さいと、基材との接着強度が小
さくなり、また樹脂の延展性がなくなってしまう。ま
た、該MFRが上記範囲より大きいと、ネックインが大
きくなって、いずれの場合も均一な溶融薄膜が得られな
い。
【0008】(B)密度 樹脂(組成物)のJIS−K7112による密度は、好
ましくは0.907〜0.935g/cm3、より好ま
しくは0.907〜0.925g/cm3の範囲のもの
である。該密度が上記範囲より大きいと、包装体にした
時の低温ヒートシール性およびホットタック性が悪化
し、また耐圧強度が小さくなる。該密度が上記範囲より
小さいとシール時の耐圧力および耐熱性に劣ることに起
因する、変形かつ基材との剥離が起こり易くなり、高速
充填(20m/分<)が実施できない。
【0009】(C)融解ピーク温度(Tm)、結晶化ピ
ーク温度(Tc)、補外融解終了温度(Tem)、補外
結晶化開始温度(Tic) 樹脂(組成物)は、DSCにおいて測定した時に一つ以
上の(Tm)及び(Tc)を有し、それらの最も高温側
のピークが下記範囲にあり、 Tm(℃):102〜127 Tc(℃):87〜115 また、同時にDSCにおいて測定した(Tem)および
(Tic)が下記範囲にあることが好ましい。 Tem(℃):108〜130 Tic(℃):94〜116 該温度は、いずれもシーラント層樹脂(組成物)のそれ
より高い必要がある。中間層がシーラント層より溶融が
早く、かつ冷却が遅いと、シーラント層が溶融してシー
ルするのに必要な熱が伝わりにくい。また上記温度がこ
の範囲より小さいと、包装体にした際のシール時の耐熱
性に劣り、変形かつ基材との剥離が起こりやすくなる。
一方、上記温度がこの範囲より大きいと、包装体にした
時の低温ヒートシール性およびホットタック性が悪化す
る。
【0010】ここで、示差走査型熱量計(DSC)によ
る(Tm)、(Tc)および(Tem)および(Ti
c)の測定は、熱プレスによって成形した100μmの
フィルムから約5mgの試料を秤量し、アルミパンに入
れ、セイコー電子工業(株)製RDC 220 DSC
装置にセットし、はじめに170℃に昇温してその温度
で5分間保持した後、降温速度10℃/分で−10℃ま
で冷却する。次に1分間保持した後、昇温速度10℃/
分で170℃まで昇温して測定を行い、DSC曲線を得
た。この曲線からJIS−K7121に準拠し、(T
m)、(Tc)、(Tem)および(Tic)を得た。
【0011】(D)厚み 樹脂(組成物)を中間層に用いる場合、シーラント層と
の厚み比(M/S)が1/1<M/S≦9/1、好まし
くは1/1<M/S≦6/1の範囲にあり、中間層とシ
ーラント層の厚みの総和は30〜80μmの範囲であ
る。M/Sおよび厚みの総和が上記範囲より小さいと、
包装体にした時のシールの際、耐圧力および耐熱性に劣
ることに起因する変形かつ基材との剥離が起こりやすく
なる。また、上記範囲より大きいと、包装体にした時の
低温ヒートシール性およびホットタック性および耐圧強
度が悪化する。
【0012】2.エチレン−α−オレフィン共重合体樹
脂 本発明の中間層樹脂組成物の必須成分として用いられる
エチレン−α−オレフィン共重合体樹脂は、エチレン
と、炭素数3〜10個、好ましくは6〜10個のα−オ
レフィン、具体的にはヘキセン−1、4−メチルペンテ
ン、オクテン−1等のαオレフィンの1種または2種以
上の混合物とを共重合して得られるものである。該共重
合体樹脂は、以下の物性を有することが重要である。
【0013】(1)MFR エチレン−α−オレフィン共重合体樹脂は、JIS−K
7210によるMFRが、好ましくは1〜100g/
分、より好ましくは3〜20g/10分のものが用いら
れる。該MFRが上記範囲より小さいと、基材との接着
強度が小さくなり、また樹脂の延展性がなくなってしま
う。また、該MFRが上記範囲より大きいとネックイン
が大きくなって、いずれの場合とも均一な溶融薄膜が得
られない。
【0014】(2)密度 エチレン−α−オレフィン共重合体樹脂は、JIS−K
7112による密度が、好ましくは0.895〜0.9
35g/cm3、より好ましくは0.895〜0.92
5g/cm3の範囲のものが用いられる。該密度が上記
範囲より大きいと、基材との接着強度が小さくなり、包
装体にした時の低温ヒートシール性およびホットタック
性が悪化し、また耐圧強度が小さくなる。該密度が上記
範囲より小さいとシール時の耐圧力および耐熱性に劣る
ことに起因する変形かつ基材との剥離が起こり、高速充
填(20m/分<)が実施できない。
【0015】3.エチレン−α−オレフィン共重合体樹
脂の製造 本発明の中間層樹脂組成物に用いられるエチレン−α−
オレフィン共重合体樹脂製造における触媒や重合方法に
ついては特に制約はなく、例えば、チーグラー型触媒
(すなわち、担持または非担持ハロゲン含有チタン化合
物と有機アルミニウム化合物の組み合わせに基づくも
の)、フィリップス型触媒(すなわち、担持酸化クロム
(Cr6+)に基づくもの)、カミンスキー型触媒(すな
わち、担持または非担持メタロセン化合物と有機アルミ
ニウム化合物、特にアルモキサンの組み合わせに基づく
もの)が挙げられる。重合法としては、これらの触媒の
存在下でのスラリー法、気相流動床法(例えば、特開昭
59−23011号公報に記載の方法)や溶液法、ある
いは圧力が200kg/cm2以上、重合温度が100
℃以上での高温バルク重合法等が挙げられる。
【0016】例えば、メタロセン触媒系材料の、具体的
な製造方法としては、特開昭58−19309号、同5
9−95292号、同60−35005号、同60−3
5006号、同60−35007号、同60−3500
8号、同60−35009号、同61−130314
号、特開平3−163088号の各公報、ヨーロッパ特
許出願公開第420,436号明細書、米国特許第5,
055,438号明細書、および国際公開公報W091
/04257号明細書等に記載されている方法、すなわ
ちメタロセン触媒、メタロセン/アルモキサン触媒、ま
たは、例えば国際公開公報W092/07123号明細
書等に開示されている様なメタロセン化合物とメタロセ
ン触媒と反応して安定なイオンとなる化合物からなる触
媒を使用して、主成分のエチレンと従成分のα−オレフ
ィンとを共重合させる方法等を挙げることができる。
【0017】II.積層体のシーラント層 1.樹脂(組成物)および層厚 積層体最内層であるシーラント層は、エチレンと炭素数
3〜10個のエチレン−α−オレフィン共重合体樹脂
(組成物)から形成され下記(A)〜(D)の特性を有
する。
【0018】(A)MFR 樹脂(組成物)は、JIS−K7210によるMFR
(メルトフローレーイト:溶融流量)が、好ましくは1
〜100g/10分、より好ましくは3〜20g/10
分のものが用いられる。該MFRが上記範囲より小さい
と、中間層との接着強度が小さくなり、また樹脂の延展
性がなくなってしまう。また、該MFRが上記範囲より
大きいと、ネックインが大きくなって、いずれの場合も
均一な溶融薄膜が得られない。
【0019】(B)密度 樹脂(組成物)は、JIS−K7112による密度が、
好ましくは0.880〜0.915g/cm3、より好
ましくは0.895〜0.910g/cm3の範囲のも
のが用いられる。該密度が上記範囲より大きいと、中間
層との接着強度が小さくなり、また包装体にした持の低
温ヒートシール性およびホットタック性が悪化し、耐圧
強度が小さくなる。
【0020】(C)(Tm)、(Tc)および(Te
m)、(Tic) 樹脂(組成物)は、DSCにおいて測定した時に一つ以
上の(Tm)および(Tc)を有し、それらの最も高温
側のピークが下記範囲にあり、 Tm(℃):90〜110 Tc(℃):70〜95 また、同時に(Tem)および(Tic)が下記範囲に
あることが好ましい。 Tem(℃):100〜110 Tic(℃):75〜96 シーラント層樹脂(組成物)は、(Tm)、(Tc)お
よび(Tem)、(Tic)が、中間層樹脂(組成物)
のそれより小さい。いずれの温度も上記範囲より大きい
と、包装体にした時の低温ヒートシール性およびホット
タック性が悪化する。
【0021】2.エチレン−α−オレフィン共重合体樹
脂 シーラント層樹脂組成物の必須成分として用いられるエ
チレン−α−オレフィン共重合体樹脂は、エチレンと、
炭素数3〜10個、好ましくは6〜10個のα−オレフ
ィンの1種または2種以上の混合物とを共重合して得ら
れるものである。該共重合体樹脂は、以下の物性を有す
ることが重要である。
【0022】(1)MFR エチレン−α−オレフィン共重合体樹脂は、JIS−K
7210によるMFRが、好ましくは1〜100g/
分、より好ましくは3〜20g/10分のものが用いら
れる。該MFRが上記範囲より小さいと、基材との接着
強度が小さくなり、また樹脂の延展性がなくなってしま
う。また、該MFRが上記範囲より大きいとネックイン
が大きくなって、いずれの場合とも均一な溶融薄膜が得
られない。
【0023】(2)密度 エチレン−α−オレフィン共重合体樹脂は、JIS−K
7112による密度が、好ましくは0.880〜0.9
10g/cm3、より好ましくは0.895〜0.91
0g/cm3の範囲のものが用いられる。該密度が上記
範囲より大きいと、中間層との接着強度が小さくなり、
包装体にした時の低温ヒートシール性およびホットタッ
ク性が悪化し、かつ耐圧強度が小さくなる。
【0024】3.エチレン−α−オレフィン共重合体樹
脂の製造 本発明のシーラント層樹脂組成物中のエチレン−α−オ
レフィン共重合体樹脂は、分子量分布かつ結晶性分布が
狭いために、べたつき成分となる、低分子量成分と低結
晶成分が少なく、また高結晶成分も少ないために、包装
体にした時の低温ヒートシール性およびホットタック性
に優れている。
【0025】本発明のシーラント層樹脂(組成物)に用
いられるエチレン−α−オレフィン共重合体樹脂は、メ
タロセン系材料または、従来のバナジウム系触媒を使用
したもの(以下、バナジウム系材料)のどちらでも良い
が、好ましいのはメタロセン系材料である。
【0026】メタロセン系材料としては、中間層樹脂
(組成物)で用いられるエチレン−α−オレフィン共重
合体樹脂と同様な方法で製造される。
【0027】バナジウム系材料としては、特開昭52−
39741号公報に記載されている方法、すなわち、バ
ナジウム化合物と有機アルミニウム化合物、場合によっ
ては、更に、第3成分を添加してなる触媒を使用し、主
成分のエチレンと従成分のα−オレフィンとを共重合す
ることにより製造されるものである。
【0028】4.他の成分 本発明における中間層およびシーラント層の樹脂組成物
には、エチレン−α−オレフィン共重合体樹脂の他に、
押出ラミネート加工適性を向上させるために、一般的な
押出ラミネート用低密度ポリエチレンを混合した組成物
とすることが好ましい。以下に、好ましい低密度ポリエ
チレンの物性を示す。
【0029】(A)MFR 低密度ポリエチレンは、JIS−K7210によるMF
Rが、好ましくは1〜50g/10分、より好ましくは
3〜10g/10分のものが用いられる。該MFRが上
記範囲より小さいと、樹脂の延展性がなくなり、また、
該MFRが上記範囲より大きいと、ネックインが大きく
なって、いずれの場合とも均−な溶融薄膜が得られな
い。
【0030】(B)密度 低密度ポリエチレンは、JIS−K7112による密度
が、好ましくは0.918〜0.928g/cm3のも
のが用いられる。該密度が上記範囲より大きいと、基材
との接着強度が小さくなり、包装体とした場合のヒート
シール強度およぴ耐圧強度の強い積層物が得られない。
【0031】(C)組成割合 中間層およびシーラント層を構成する成分であるエチレ
ン−α−オレフィン共重合体樹脂および低密度ポリエチ
レンは、重量比で、好ましくは100:0〜30:70
の範囲で、より好ましくは90:10〜30:70で、
さらに好ましくは80:20〜40:60である。第2
成分としての低密度ポリエチレンが余りに多いと、包装
体とした時のヒ−トシール強度および耐圧強度が弱くな
り、また少ないと押出ラミネート加工でのネックインが
大きくなつて均一な溶融薄膜が得られない。
【0032】本発明においては、樹脂(組成物)に種々
の任意の添加剤を加えることができる。これらの添加剤
としては、酸化防止剤、高級脂肪酸アマイド等のスリッ
プ剤、ポリグリセリン脂肪酸等の帯電防止剤、防曇剤、
ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の中和
剤、酸化珪素、硫酸カルシウム等のアンチブロッキング
剤等の添加剤、充填剤等を必要に応じ添加することがで
きる。この場合、極端に接着強度を低下させる物質、量
または臭気を悪化させるような物質、量の添加は避ける
べきである。
【0033】III.基材 基材としては、ナイロン、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリプロピレン、ポリスチレンフィルム等の熱可塑
性樹脂の無延伸または延伸フィルムであるが、剛性、強
度等の面から二軸延伸したナイロンフィルムやポリエチ
レンテレフタレートフィルム、その塩化ビニリデンコー
ティングフィルム、あるいは金属箔、金属蒸着フィル
ム、セラミック蒸着フィルム又はこれらの積層体が好ま
しい。また基材層の肉厚は10〜40μmであることが
好ましい。
【0034】金属箔は、特に限定しないが、厚さ5〜4
0μmのアルミニウム箔、錫箔、鉛箔、亜鉛メッキした
薄層鋼板、電気分解法によりイオン化金属を薄膜にした
もの、アイアンフォイル等が用いられる。また、金属蒸
着フィルムについても、特に限定しないが、蒸着金属と
してはアルミニウムや亜鉛が、また厚みは0.01〜
0.2μmが、通常好ましく用いられる。蒸着の方法も
特に限定されず、真空蒸着法、イオンプレーティング
法、スパッタリング法等周知の方法が用いられる。さら
に、セラミック蒸着フィルムにおいて、蒸着されるセラ
ミックとしては、例えば、一般式SiOx(0.5≦x
≦2)で表されるケイ素酸化物のほか、ガラス、アルミ
ナ、酸化マグネシウム、酸化錫等の金属酸化物、蛍石、
フッ化セレン等の金属フッ化物が挙げられる。金属酸化
物には、微量の金属や、他の金属酸化物、金属水酸化物
が含まれていてもよい。蒸着は、フィルムの少なくとも
片面に、上記の種々の蒸着方法を適用することによって
も行うことができる。蒸着フィルムの厚さは、通常、1
2〜40μm程度である。また、被蒸着フィルムとして
は、特に制限はなく、延伸ポリエステルフィルム、ポリ
プロピレンフィルム、ポリアミドフィルム等の透明フィ
ルムが挙げられる。
【0035】IV.積層体の製造 中間層およびシーラント層は、上記共重合体樹脂(組成
物)を別々、あるいは同時に溶融押出して成形される
が、その成形温度は150〜320℃であり、この範用
を外れると基材と中間層およぴ、中間層とシーラント層
との接着性が悪くなり、また320℃を超えると加工
性、臭気等の点からも好ましくない。また基材に中間層
を溶融押出成形する際には、基材の押出成形される面に
アンカーコート処理を行い、かつ上記成形温度範囲にお
いてオゾン処理を行うことが接着性の点から好ましい。
【0036】アンカーコート処理は、ポリウレタン、イ
ソシアネート化合物、ウレタンポリマー、またはそれら
の混合物および反応生成物、ポリエステルまたはポリオ
ールとイソシアネート化合物との混合物および反応生成
物、またはそれらの溶液等の公知のアンカーコート剤、
接着剤等を基材表面に塗布することによりなされる。
【0037】オゾン処理は、エアーギャップ内で、ノズ
ルまたはスリット状の吹出口からオゾンを含有させた気
体(空気等)を、中間層の基材接着面またはこれと積層
される基材面に向けるか、両者の圧着部に向けて吹き付
けることによって行われる。なお、100m/分以上の
速度で押出ラミネートする場合は、上記両者の圧着部に
向けて吹き付けることが好ましい。オゾンを含有させた
気体中のオゾンの濃度は、1g/m3以上好ましく、さ
らに好ましくは3g/m3以上である。また、吹き付け
る量は、接着層の幅に対して0.03l/分/cm以上
が好ましく、さらに好ましくは0.1l/分/cm以上
である。
【0038】ラミネート速度は、生産性の点から一般的
には100〜150m/分である。また、公知の押出ラ
ミネーターのエアーギヤップは、通常100〜150m
mが一般的である。
【0039】本発明の積層体は、成形後ただちにエージ
ング処理をすることが接着性の点から好ましい。エージ
ングは、積層体成形後12時間以内に、温度23〜45
℃、好ましくは35〜45℃で、湿度0〜50%の雰囲
気下に、12〜24時間安置することで行われる。
【0040】
【実施例】以下に実施例および比較例により、本発明を
さらに具体的に説明する。実施例および比較例における
樹脂の物性測定と積層体の物性評価は、以下に示す方法
で実施した。 (1)MFR:JIS−K7210に準拠(190℃、
2.16kg荷重)。 (2)密度:JIS−K7112に準拠。 (3)融解ピーク温度(Tm)、結晶化ピーク温度(T
c)及び補外結晶化開始温度(Tic)、補外融解終了
温度(Tem):JIS−K7121に準拠。 (4)積層体への充填方法:積層体より三方シール袋を
形成するには、例えば図1に示す公知のダイロール方式
の自動充填包装機を用い、積層体1のシーラント層
(C)側を上側に、基材(A)が下側となるように積層
体1をガイドロール2に供給し、リード3により積層体
1を二つ折りし、この二つ折りした積層体間に内容物を
充填し、縦シールロール4で二つ折りした積層体の左端
の縦方向をヒートシールする。ついで、横シール6した
後、内容物を一定量充填されたら横シール5で横方向に
ヒートシールし、前記横方向のヒートシール部6をナイ
フ7でカッティングし、内容物が充填された三方シール
袋8を製造する。 (5)粘性体充填速度:三光機械製粘性体自動充填包装
機(MODEL FR−1)を用いて、次の条件で粘性
体の充填速度を評価した。 充填速度判定基準:所定の充填速度で充填した袋の、特
に縦シール部において、下記のいずれかの不具合が発生
するまでに到達した充填速度をその積層体の最高充填速
度とした。 (A)シワおよび気泡がある。 (B)一部剥離(シール不良)がある。 (C)波がある。 (D)液漏れがある。 (6)耐圧強度判定基準:最高充填速度で充填した袋を
耐圧テスター(小松製作所製)にて100kg荷重で3
分間保持し、下記3段階で評価した。 ○:液漏れ、破袋無し。 △:シール部剥離発生。 ×:液漏れ破袋。 (7)粘性体を充填した包装体のシール部観察:OLY
MPUS製偏光顕微鏡BH−2によって行った。
【0041】実施例1 厚さ15μmの二軸延伸ナイロンフィルム(ONY)基
材に、イソシアネート系アンカーコート剤(日本曹達
製、チタボンドT−120)溶液を塗布し、温度80℃
で3秒間乾燥した面に、共押出ラミネーターのTダイか
ら、(中間層)カーネルKE025(日本ポリケム製、
メタロセン系エチレン・ヘキセン−1共重合体樹脂、M
FR10g/10分、密度0.910g/cm3)を樹
脂温度290℃、幅560mm、厚み30μmとし、
(シーラント層)カーネル57L(日本ポリケム製、メ
タロセン触媒媒系エチレン・ヘキセン−1共重合体樹
脂、MFR11g/10分、密度0.906g/c
3)を樹脂を樹脂温度280℃、幅560mm、厚み
15μmとなるように共押出成形した。なお、この成形
におけるエアーギャップは120mmで、ラミネート速
度は100m/分とした。また共押出溶融膜の基材面側
にはオゾン処理を行った。さらに成形後12時間以内
に、温度40℃、湿度10%以内の乾燥機中に24時間
保管し、これをエージング処理して目的の積層体を得
た。
【0042】比較例1 実施例1において、中間層樹脂を、カーネルKE025
から下記の組成物に変更した他は、実施例1と同様にし
て積層体を得た。 中間層樹脂組成物:エチレン・ヘキセン−1共重合体樹
脂(メタロセン触媒系材料、MFR15g/10分、密
度0.901g/cm3)70重量%と低密度ポリエチ
レンLS500(日本ポリケム製、MFR4g/10
分、密度0.919g/cm3)30重量%の混合物。
【0043】比較例2 実施例1において、中間層樹脂を、カーネルKE025
から下記の樹脂に変更し、その成形温度を310℃に変
更した他は、実施例1と同様にして積層体を得た。 中間層樹脂:UC970(日本ポリケム製、チーグラー
触媒系エチレン・ブテン−1共重合体樹脂、MFR10
g/10分、密度0.938g/cm3)。
【0044】比較例3 実施例1において、中間層を20μm、シーラント層を
25μmの厚みに変更した他は、実施例1と同様にして
積層体を得た。
【0045】実施例2 実施例1において、中間層樹脂を、カーネルKE025
から下記の樹脂に変更し、その成形温度を310℃に変
更した他は、実施例1と同様にして積層体を得た。 中間層樹脂:UC380(日本ポリケム製、チーグラー
触媒系エチレン・ブテン−1共重合体樹脂、MFR11
g/10分、密度0.922g/cm3
【0046】実施例3 実施例1において、基材を、ポリ塩化ビニリデンコーテ
ィングされた二軸延伸ナイロンフィルム(KONY)に
変更した他は、実施例1と同様にして積層体を得た。
【0047】実施例4 実施例1において、基材を、厚み12μmの二軸延伸ポ
リエチレンテレフタレートフィルム(PET)に変更し
た他は、実施例1と同様にして積層体を得た。
【0048】比較例4 実施例1において、基材を、厚み12μmの二軸延伸ポ
リエチレンテレフタレートフィルム(PET)とし、さ
らにシーラント層を、カーネル57Lから下記の樹脂に
変更した他は、実施例1と同様にして積層体を得た。 シーラント層樹脂:MORETEC1018(出光石油
化学製、チーグラー触媒系エチレン・オクテン−1共重
合体樹脂、MFR8g/10分、密度0.910g/c
3
【0049】
【表1】
【0050】
【発明の効果】本発明の基材/中間層/シーラント層か
らなる積層体において、中間層はシーラント層より高密
度、高融点で厚みが大きいため、シール時の圧力および
熱による変形を受けにくく、基材との剥離が抑えられ、
かつシーラント層への過剰な圧力と熱が供給されるのを
防ぐ。シーラント層は中間層より低密度、低融点で厚み
が小さく、また従来の共重合体樹脂よりも高溶出成分お
よび低溶出成分が少なくかつ低分子量成分をほとんど有
しないために、中間層で過剰な圧力と熱が奪われても、
短いシール時間および低圧力、低熱によりシール可能と
なり、低温ヒートシール性およびホットタック性に優れ
る。これらの結果、高速粘性体充填を可能とする優れた
積層体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイロール方式の自動充填包装機を用いて三方
ヒートシール袋を製造する工程を示すフローシート図で
ある。
【符号の説明】
1 積層樹脂フィルム 2 ロール 3 リード 4 縦シールロール 5 横シールロール 6 シール部 7 ナイフ 8 三方シール袋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 23/04 C08L 23/04 23/08 23/08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と中間層およびシーラント層からな
    る積層体であり、中間層およびシーラント層が、エチレ
    ンと炭素数3〜10個のα−オレフィンを共重合して得
    られるエチレン−α−オレフィン共重合体樹脂もしくは
    樹脂組成物からなり、下記(1)〜(3)の性状を有す
    る高速粘性体包装用積層体。 (1)中間層およびシーラント層の、樹脂もしくは樹脂
    組成物は、DSCによる融解ピーク温度(Tm)およ
    び、結晶化ピーク温度(Tc)を各々一つ以上有し、そ
    れらの最も高温側のピークが下記範囲にあり、(B)>
    (A)である。 (A):シーラント層樹脂もしくは樹脂組成物が、 Tm(℃):90〜110 Tc(℃):70〜95 (B):中間層樹脂もしくは樹脂組成物が、 Tm(℃):102〜127 Tc(℃):87〜115 (2)中間層樹脂もしくは樹脂組成物は、DSCにおい
    て測定した補外結晶化開始温度(Tic)および補外融
    解終了温度(Tem)の両方が、シーラント層樹脂もし
    くは樹脂組成物のそれより高い。 (3)中間層とシーラント層の厚み比(M/S)が1/
    1<M/S≦9/1で、中間層がシーラント層より厚み
    が大きく、中間層とシーラント層の厚みの総和が30〜
    80μmである。
  2. 【請求項2】 中間層が、下記成分AおよびBからなる
    樹脂組成物である請求項1記載の積層体。 (A)MFRが1〜100g/10分で、密度が0.8
    95〜0.935g/cm3の範囲にあるエチレン−α
    −オレフィン共重合体樹脂30〜100重量%。 (B)MFRが1〜50g/10分であり、密度が0.
    918〜0.928g/cm3である高圧法低密度ポリ
    エチレン0〜70重量%。
  3. 【請求項3】 シーラント層が、下記成分AおよびBか
    らなる樹脂組成物である請求項1または2記載の積層
    体。 (A)MFRが1〜100g/10分で、密度が0.8
    80〜0.910g/cm3の範囲にあるエチレン−α
    −オレフィン共重合体樹脂30〜100重量%。 (B)MFRが1〜50g/10分であり、密度が0.
    918〜0.928g/cm3である高圧法低密度ポリ
    エチレン0〜70重量%。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のエチレン−α−オレフ
    ィン共重合体樹脂がメタロセン系もしくはバナジウム系
    触媒により共重合されている請求項1〜3に記載の積層
    体。
  5. 【請求項5】 中間層樹脂もしくは樹脂組成物の密度は
    0.907〜0.935g/cm3で、シーラント層樹
    脂もしくは樹脂組成物の密度は0.880〜0.915
    g/cm3で、中間層がシーラント層より高い密度を有
    する樹脂もしくは樹脂組成物である請求項1〜4記載の
    積層体。
  6. 【請求項6】 基材がナイロンフィルム、ポリエチレン
    テレフタレートフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポ
    リスチレンフィルム、およびこれらにポリ塩化ビニリデ
    ンをコーティングしたフィルム、あるいは金属箔、金属
    蒸着フィルム、セラミック蒸着フィルム又はこれらの積
    層体から選ばれたものである請求項1〜5に記載の積層
    体。
JP10076606A 1998-03-10 1998-03-10 高速粘性体包装用積層体 Pending JPH11254614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10076606A JPH11254614A (ja) 1998-03-10 1998-03-10 高速粘性体包装用積層体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10076606A JPH11254614A (ja) 1998-03-10 1998-03-10 高速粘性体包装用積層体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11254614A true JPH11254614A (ja) 1999-09-21

Family

ID=13610004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10076606A Pending JPH11254614A (ja) 1998-03-10 1998-03-10 高速粘性体包装用積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11254614A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002187188A (ja) * 2000-12-21 2002-07-02 Toppan Printing Co Ltd クリーンフイルム及び包装袋
JP2002205763A (ja) * 2000-12-28 2002-07-23 Toyo Seikan Kaisha Ltd 包装袋
JP2008055759A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Nippon Polyethylene Kk 積層体及びそれを用いた包装用袋
JP2012139848A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Japan Polyethylene Corp 包装材料およびそれを用いた液体包装袋
JP2015145091A (ja) * 2014-02-03 2015-08-13 日本ポリエチレン株式会社 包装用フィルムの製造方法
JP2016190450A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 日本ポリエチレン株式会社 包装用フィルム
WO2019181842A1 (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 株式会社プライムポリマー 積層体および液体包装袋
JP2021041949A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 旭化成株式会社 塩化ビニリデン系樹脂ラップフィルム
JP2021109320A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 藤森工業株式会社 包装用フィルム及び包装袋
WO2023013768A1 (ja) * 2021-08-05 2023-02-09 大日本印刷株式会社 バリア性積層体、蓋材及び包装容器

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002187188A (ja) * 2000-12-21 2002-07-02 Toppan Printing Co Ltd クリーンフイルム及び包装袋
JP4529284B2 (ja) * 2000-12-21 2010-08-25 凸版印刷株式会社 クリーンフイルム及び包装袋
JP2002205763A (ja) * 2000-12-28 2002-07-23 Toyo Seikan Kaisha Ltd 包装袋
JP2008055759A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Nippon Polyethylene Kk 積層体及びそれを用いた包装用袋
JP2012139848A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Japan Polyethylene Corp 包装材料およびそれを用いた液体包装袋
JP2015145091A (ja) * 2014-02-03 2015-08-13 日本ポリエチレン株式会社 包装用フィルムの製造方法
JP2016190450A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 日本ポリエチレン株式会社 包装用フィルム
WO2019181842A1 (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 株式会社プライムポリマー 積層体および液体包装袋
JP2021041949A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 旭化成株式会社 塩化ビニリデン系樹脂ラップフィルム
JP2021109320A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 藤森工業株式会社 包装用フィルム及び包装袋
WO2023013768A1 (ja) * 2021-08-05 2023-02-09 大日本印刷株式会社 バリア性積層体、蓋材及び包装容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7140105B2 (ja) 積層フィルム及び食品包装袋
JP5719558B2 (ja) 包装材料およびそれを用いた液体包装袋
JP7140104B2 (ja) 積層フィルム及び食品包装袋
JP5787157B2 (ja) 易引裂き性多層フィルム、その製造方法及び該フィルムを用いた包装材
CA2186678A1 (en) Multilayer polypropylene-based packaging film and its use
JP2007204628A (ja) ポリエチレン樹脂組成物及びそれを用いた積層体
JP2012236382A (ja) 易開封性多層フィルム及び該フィルムを用いた包装材
US4741957A (en) Heat sealable multilayer film and method of making same
JPH11254614A (ja) 高速粘性体包装用積層体
JP2011201032A (ja) 共押出多層フィルム及び該フィルムからなる包装材
WO2019166509A1 (en) Sealable and easy opening polyester films
JP7105168B2 (ja) 積層体、液体包装袋、ならびに液体入り包装袋およびその製造方法
JP5182183B2 (ja) 易開封性フィルム、これを用いる蓋材及び包装袋
JP2012045886A (ja) 共押出多層フィルム及びこれを用いる蓋材
JP6967871B2 (ja) 液体包装用積層体
JP2001334620A (ja) 積層体及びそれからなる包装袋
JP6477985B2 (ja) 積層フィルム、ラミネートフィルム及び包装容器
CN111629898B (zh) 叠层体和液体包装袋
JP4692818B2 (ja) 共押出積層フィルム並びにそれを用いたラミネートフィルム及び包装容器
JP4381722B2 (ja) 蒸着用プロピレン系重合体多層フィルム及び多層蒸着フィルム
JPH11147295A (ja) 積層体
JP5678307B2 (ja) 押出ラミネート成形用樹脂組成物
JP3409870B2 (ja) 樹脂フィルム
JPS61258849A (ja) エチレン系樹脂組成物
JPH1110809A (ja) 包装用フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070626