JPH11254401A - 卓上切断機の傾斜ストッパ装置 - Google Patents
卓上切断機の傾斜ストッパ装置Info
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- JPH11254401A JPH11254401A JP6294298A JP6294298A JPH11254401A JP H11254401 A JPH11254401 A JP H11254401A JP 6294298 A JP6294298 A JP 6294298A JP 6294298 A JP6294298 A JP 6294298A JP H11254401 A JPH11254401 A JP H11254401A
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- Japan
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- cutting tool
- cutting
- holder
- stopper
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Abstract
切断時の加工材の切断精度を良好にする。 【解決手段】 ターンテーブル2にストッパピン13が
ホルダ6側に向けて前後摺動自在に嵌合し、ホルダ6に
ストッパピン13の先端部13aが嵌合する穴部22を
形成し、穴部22は切断工具部8の傾斜位置が30度か
ら33.9度のときにストッパピン13が穴部22に嵌
合する位置に形成する。
Description
断機における切断工具部の傾斜量を直角位置(0度)と
傾斜45度間の任意の傾斜位置で規制するストッパ装置
に関するものである。
63−49901号公報に示されているものがある。従
来の技術を図14、図15により説明する。
ス1とベース1のほぼ中央に埋設されたターンテーブル
2上面に加工材を載置し、まず、サイドハンドル14を
緩め、ベース1とターンテーブル2との固定状態を解除
し、切断工具部8を支持するターンテーブル2を水平方
向へ回動させ、切断工具部8を所望の位置まで回転させ
る。所望の位置に達したところで、サイドハンドル14
を締め付けてターンテーブル2とベース1を固定し、切
断工具部8の水平角度位置を設定する。次に、切断工具
部8を下方に揺動させて加工材に切込みを与え、切断完
了後、切断工具部8を上限に戻し切断作業が完了する。
テーブル2上面に加工材を載置し、まず、クランプレバ
ー5を緩め、切断工具部8を支持するホルダ6とベース
1との固定状態を解除し、ホルダ6を左右方向へ回動さ
せ、切断工具部8を所望の位置まで傾斜させる。所望の
位置に達したところで、クランプレバー5を締め付けて
ホルダ6とベース1を固定し、切断工具部8の傾斜位置
を設定する。次に、切断工具部8を下方に揺動させて加
工材に切込みを与え、切断完了後、切断工具部8を上限
に戻し切断作業が完了する。また、これらの角度切断と
傾斜切断を組み合わせた複合切断も可能である。
ようなモ−ルディング材15(天井と壁との隅部に沿っ
て設けられる化粧材)があり、θ角度が45度と38度
のものがある。θが45度のモ−ルディング材の場合、
図のC部は右水平角度35.3度、左傾斜角度30度の
位置へ切断工具部8を設定する。D部は左水平角度3
5.3度、左傾斜角度30度の位置へ切断工具部8を設
定する。また、θが38度のモ−ルディング材の場合、
図のC部は右水平角度31.6度、左傾斜角度33.9
度の位置へ切断工具部8を設定する。D部は左水平角度
31.6度、左傾斜角度33.9度の位置へ切断工具部
8を設定する。
ンテーブル2側に設けたインジケータ15と、ベース1
に設けた角度目盛の「35.3」あるいは「31.6」
とを合わせ、タ−ンテ−ブル2の位置を設定し、サイド
ハンドル14を締め付け固定する。
インジケータ4と、ターンテーブル2に設けた傾斜目盛
の「30」あるいは「33.9」とを合わせ、ホルダ6
の位置を設定し、クランプレバー5で固定する。
うなボ−ルインデックスによる傾斜部の構造がある。こ
れは、任意の傾斜角度の位置にストッパ穴23を有する
ターンテーブル2とホルダ6に挾持され、スプリング2
4で押し付けられ、ホルダ6の傾斜回転により連動する
スチ−ルボ−ル25を備えている。傾斜角度設定はクラ
ンプレバ−5を緩め、切断工具部8を支持するホルダ6
とターンテーブル2との固定状態を解除し、ホルダ6を
左右方向へ回動させ、ターンテーブル2のストッパ穴2
3へスチ−ルボ−ル25がおさまる任意の傾斜角度位置
において、クランプレバー5を締め付ける。
部の傾斜角をベース1上面に対し所望の位置に設定する
場合、上記したようにターンテーブル2の傾斜目盛とイ
ンジケータ4で合わせるため、視差による誤差が生じる
とともに、重量のある切断工具部8を保持しながらクラ
ンプレバー5を締め付けなければならないため、正確な
切断工具部8の傾斜位置設定が困難であった。
構造では、切断工具部8の重量により、任意の傾斜位置
で完全な位置決めができないといったことや、位置決め
が不安定であるといった問題があった。
をなくし、切断工具部の傾斜位置調整を容易にし、傾斜
切断時の加工材の切断精度を良好にすることである。
持するベース部と、該べース部上方に切断工具を有する
切断工具部を設け、ベース部及び切断工具部間に切断工
具部を左右傾斜自在にする傾斜部材を設け、直角位置お
よび傾斜45度で位置決めを設けた傾斜式卓上切断機に
おいて、ベース又は傾斜部材の一方にストッパ部材を前
後摺動自在に嵌合し、他方に切断工具部がべース部上面
に対し、直角位置と傾斜45度間の任意の傾斜位置で、
ストッパ部材と当接する当接部を設けることにより達成
される。
より説明する。図1は卓上切断機の左側面図、図2は図
1の部分背面図、図3は図1の正面図、図4,図5は図
2のI−I線断面図、図6は図3の左傾斜位置を示す正
面図、図7は図3の右傾斜位置を示す正面図である。
テーブル2を水平方向へ回動自在に埋設し、ベース1の
み又はベース1とターンテーブル2で加工材を載置する
ベース部を構成している。ターンテーブル2後部にホル
ダシャフト3を水平方向に突設し、ホルダシャフト3の
軸心はターンテーブル2上面とほぼ一致するように位置
させている。傾斜部材となるホルダ6はホルダシャフト
3を支点として外周に傾斜目盛(図示せず)を有するタ
ーンテーブル2に対し左右傾斜自在に軸支されている。
ホルダ6には傾斜目盛の傾斜角度を指示するインジケー
タ4を設けている。ターンテーブル2にはホルダシャフ
ト3を中心とする長穴2aを形成し、長穴2aにはクラ
ンプレバー5が貫通し、クランプレバー5の先端に形成
したねじ部をホルダ6後部に形成したねじ穴部にねじ嵌
合させている。クランプレバー5を緩めると、ターンテ
ーブル2とホルダ6の固定状態が解除され、ホルダ6は
ホルダシャフト3を支点として長穴2aの範囲内で左右
回動自在となり、クランプレバー5を締め付けると、タ
ーンテーブル2とホルダ6が固定され、ホルダ6を任意
の傾斜角度に設定することができる。
て、ベース1に対し上下揺動自在に切り込み用ハンドル
10を備えた切断工具部8が軸支されている。切断工具
部8にはモートル9から軸11を介して回転駆動する丸
のこ等の切断工具12が保持されている。
ルト18、19が垂直方向にねじ嵌合している。一方、
ホルダ6の前面にはストッパ26が設けられている。ホ
ルダ6を左右傾斜させると、所定の傾斜角度でストッパ
26の当接面26a又は当接面26bがアジャストボル
ト18又はアジャストボルト19の頭部に当接し、切断
工具部8の左右傾斜位置を設定する。本実施例では、ス
トッパ26をホルダ6を直角位置のとき、左右方向に4
5度の角度で広がったV字状に形成することで、ホルダ
6が左右45度に傾斜した位置で当接面26a又は当接
面26bが水平となり、アジャストボルト18、19と
ストッパ26が面接触するようになっている。
(30度、33.9度)の位置で規制するストッパ部に
ついて説明する。ターンテーブル2にはストッパピン1
3がホルダ6側に向けて前後摺動自在に嵌合している。
ホルダ6にはストッパボルト20がストッパピン13に
対し垂直方向にねじ嵌合している。なお、ストッパボル
ト20は切断工具部8の位置が直角のときにストッパピ
ン13の先端外周に当接する位置に設けられている。ホ
ルダ6にストッパピン13の先端部13aが嵌合する係
合部となる穴部22を形成し、ストッパピン13が穴部
22に挿脱自在となっている。なお、穴部22は切断工
具部8の傾斜位置が30度から33.9度のときにスト
ッパピン13が穴部22に嵌合する位置に形成されてい
る。
を切断する場合、まず、ハンドル10を握り切断工具部
8を下方に揺動させ切込みを与え、加工材切断完了後、
切断工具部8を上限に戻す。
プレバー5を緩め所望の傾斜角度になるよう、ターンテ
ーブル2の傾斜目盛の所望の数値にインジケータ4を合
わせ、クランプレバー5を締め傾斜位置を固定する。通
常の傾斜切断角度は45度であり、アジャストボルト1
8、19をホルダ6に突出したストッパ26を当接させ
傾斜量を設定し、切断作業を行う。
切断する場合は、クランプレバー5を緩め所望の傾斜角
度の近辺で、ストッパピン13を穴部22に挿通する。
傾斜位置が30度の場合は、穴部22の一方の側面22
aがストッパピン13の先端外周に当接するようホルダ
6をA方向に動かし、クランプレバー5を締め傾斜位置
を固定する。傾斜位置が33.9度の場合は、穴部22
の他方の側面22bがストッパピン13の先端外周に当
接するようホルダ6をB方向に動かし、クランプレバー
5を締め傾斜位置を固定する。
する場合、ターンテーブル2の傾斜スケールとインジケ
ータ4を見ながら直角位置付近に戻し、次に、ストッパ
ピン13とストッパボルト20が当接するようホルダ6
を動かすことにより直角位置の位置決めを行い、設定後
切断作業を行う。
の一方にストッパ部材を前後摺動自在に嵌合し、他方に
切断工具部が所望の傾斜位置でストッパ部材と当接する
当接部を設けたことにより、容易に切断工具部の傾斜位
置調整をすることができる。
である。
部の断面図である。
3…ストッパピン、22…穴部。22a,22b…穴部
の側面。
Claims (1)
- 【請求項1】 加工材を支持するベース部と、該べース
部上方に切断工具を有する切断工具部を設け、ベース部
及び切断工具部間に切断工具部を左右傾斜自在にする傾
斜部材を設け、直角位置および傾斜45度で位置決めを
設けた傾斜式卓上切断機において、ベース部又は傾斜部
材の一方にストッパ部材を前後摺動自在に嵌合し、他方
に切断工具部がべース部上面に対し直角位置から傾斜4
5度間の任意の傾斜位置でストッパ部材と当接する当接
部を設けたことを特徴とする卓上切断機の傾斜ストッパ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06294298A JP3834992B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 卓上切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06294298A JP3834992B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 卓上切断機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006108119A Division JP2006188073A (ja) | 2006-04-10 | 2006-04-10 | 卓上切断機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11254401A true JPH11254401A (ja) | 1999-09-21 |
JP3834992B2 JP3834992B2 (ja) | 2006-10-18 |
Family
ID=13214871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06294298A Expired - Lifetime JP3834992B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 卓上切断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3834992B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005279934A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Hitachi Koki Co Ltd | 卓上切断機 |
US7866240B2 (en) | 2005-10-19 | 2011-01-11 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Miter saw having cut angle display device |
JP2011255502A (ja) * | 2011-08-25 | 2011-12-22 | Makita Corp | 携帯丸鋸 |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP06294298A patent/JP3834992B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005279934A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Hitachi Koki Co Ltd | 卓上切断機 |
CN100368129C (zh) * | 2004-03-26 | 2008-02-13 | 日立工机株式会社 | 具有保持器固定机构的斜切锯 |
US7669510B2 (en) | 2004-03-26 | 2010-03-02 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Miter saw having holder fixing mechanism |
US7726225B2 (en) | 2004-03-26 | 2010-06-01 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Miter saw having holder fixing mechanism |
US7866240B2 (en) | 2005-10-19 | 2011-01-11 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Miter saw having cut angle display device |
JP2011255502A (ja) * | 2011-08-25 | 2011-12-22 | Makita Corp | 携帯丸鋸 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3834992B2 (ja) | 2006-10-18 |
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A521 | Written amendment |
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