JPH11254135A - 交流溶接機 - Google Patents
交流溶接機Info
- Publication number
- JPH11254135A JPH11254135A JP10057789A JP5778998A JPH11254135A JP H11254135 A JPH11254135 A JP H11254135A JP 10057789 A JP10057789 A JP 10057789A JP 5778998 A JP5778998 A JP 5778998A JP H11254135 A JPH11254135 A JP H11254135A
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- Japan
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- welding
- cooling fan
- electric shock
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Abstract
ランスが作動し、非溶接時には溶接用トランスが作動し
ないように電撃防止装置を備えた交流溶接機に関するも
のである。 【解決手段】 溶接用トランス1の1次側を遮断する1
次遮断型電撃防止器2と、オフディレータイマーリレー
TR1とを具備し、1次遮断型電撃防止器2の溶接開始
信号に連動し冷却ファン3の回転を開始し、溶接停止信
号によりオフディレータイマーリレーTR1のオフディ
レー時間後に冷却ファン3を停止する交流溶接機。
Description
同時に溶接用トランスが作動し非溶接時には溶接用トラ
ンスが作動しないようにした溶接棒への電力遮断安全機
器としての電撃防止装置と、冷却ファンにより外気を吸
込みあるいは吐出し溶接用トランスの冷却効果を増すよ
うにした交流溶接機に関するものである。
撃防止機装置には溶接用トランスの1次側を遮断するも
のと2次側を遮断するものの二種類がある。そして、2
次側遮断の場合は大電流遮断のための電磁継電器に大容
量のものが必要となる反面、電極棒と母材の接触による
溶接検出器内に溶接用トランスの2次側コイルの影響を
外すことができるため安価で高感度の電撃防止装置を作
ることができる。また、1次側遮断の場合は電磁継電器
は小容量ですむが、溶接検出器に溶接用トランスの2次
側コイルが入るため制御が高価になりさらに検出感度が
2次側遮断の場合ほどではない。
本体のメーンスイッチで開閉されるものが多く、一部に
は溶接用トランスに組込んだ感温リレーで冷却ファンを
開閉し冷却ファンの寿命を延命したものもある。しかし
ながら感温リレーで冷却ファンを開閉するものでは、溶
接トランスの温度が上昇した後、例えば図4のX点で感
温リレーが作動し冷却ファンによる冷却が開始される。
ところが、小型ファンでは目標温度(温度レベル1)を
オーバシュートするので、この現象を防止するため大型
のファンが取付けられていた。
大型ファンを交流溶接機に取付けることにより、消費電
力は増大し、省エネルギー化を図る必要があった。本発
明はこれらの課題を解決するために省資源になる小型フ
ァンが採用でき節電効果が高い交流溶接機を提供するこ
とを目的とするものである。
に、本発明の第1要件は溶接用トランスの1次側を遮断
する1次遮断型電撃防止装置を採用する。これは2次側
を遮断する電撃防止装置と比較し、1次側遮断では未使
用時(非溶接作業時)に溶接用トランスの1次側には電
圧がかからないため溶接用トランスの無負荷励磁電流が
流れず節電効果が図れるためである。また、本発明の第
2要件はこの1次遮断型電撃防止装置の溶接開始信号に
より冷却用ファンの運転を開始するものである。これは
感温リレーのみによる従来例と比較すると、溶接用トラ
ンスに電流が流れると同時に冷却用ファンの冷却が開始
されるため省資源化に有利な小型ファンでも温度上昇の
オーバシュートが無い(図3)ためである。また第3要
件のファン回転停止には2種類の手段がある。その一つ
は冷却ファンは1次遮断型電撃防止装置の溶接終了信号
からオフディレータイマーリレーにより遅延して停止す
るものである。もう一つの手段は1次遮断型電撃防止器
と感温リレーのどちらかの信号で停止するものである。
これは従来例の溶接機本体のメーンスイッチでのファン
回転開閉に比較すると冷却必要時のみ冷却ファンが回転
するためさらなる節電効果が図れるものである。
撃防止装置の溶接検出器の溶接開始信号に連動して冷却
ファンが回転開始し、1次遮断型電撃防止装置の溶接停
止信号に連動してオフディレータイマーリレーのオフデ
ィレー時間後に冷却ファンを停止するものである。
防止装置の溶接検出器の溶接開始信号に連動して冷却フ
ァンが回転開始し、1次遮断型電撃防止装置の溶接停止
信号または感温リレーの信号のどちらかにより冷却ファ
ンを停止するものである。
いし図3を参照しながら説明する。図1または図2にお
いて、交流溶接機は溶接トランス1、鎖線で示す1次遮
断型電撃防止装置2、冷却ファン3、メーンスイッチ4
を主要要素として構成され、2次側出力は溶接棒7と母
材8に接続されている。
溶接棒7を母材8に接触すると1次遮断型電撃防止装置
2の溶接検出器5がこの接触を検出しリレーCR1を励
磁しその接点を閉じる。これにより溶接用トランス1に
電圧がかかり溶接が開始される。溶接検出器5の信号と
同時にオフディレータイマーリレーTR1のコイルが励
磁され、そのリレー接点が閉じることにより冷却ファン
3が回転し冷却が開始される。このように溶接と同時に
冷却が開始されるため小型ファンでもトランスの温度上
昇は図3のようにオーバシュートすることはない。つぎ
に、溶接終了時、作業者が溶接棒7を母材8から離すと
アークが切れ溶接電流が流れなくなる。これを溶接検出
器5が検出し1次遮断型電撃防止装置2のリレーCR1
を非励磁とし、その接点が開き、溶接用トランス1への
電圧印可は停止される。この溶接検出器5の溶接終了信
号から溶接用トランスが所定の温度まで冷却されたと予
め推定した時間(オフディレー時間)に設定された時限
の後にオフディレータイマーリレーTR1が作動し、そ
のリレー接点が開き、冷却ファン3が停止するものであ
る。
の形態1と冷却ファンの停止の手段が異なる。すなわ
ち、実施の形態2ではオフディレータイマーリレーの代
わりに感温リレー6にて所定温度への冷却を確認後ファ
ンを停止するもので、図2とともに説明する。実施の形
態2に用いるOR回路9の作用としては、溶接検出器5
の出力かあるいは感温リレー6のどちらかの信号がON
しているときにはOR回路9の出力はONになり、両信
号がOFFのときのみOR回路9の出力はOFFにな
る。まず、溶接開始時、溶接検出器5の溶接開始信号は
OR回路9を介してリレーCR2を励磁し、その接点を
閉じることにより冷却ファン3が回転する。溶接停止
時、溶接検出器5の溶接停止信号はOR回路9を介して
リレーCR2の接点を開こうとするが、溶接用トランス
1の温度が上昇して感温リレー6が閉じている(ON)
場合には感温リレー6の信号がOR回路9を介してリレ
ーCR2を閉じようとするため冷却ファンは回転しつづ
ける。ここで、溶接用トランス1が所定温度以下に冷却
し感温リレー6が開いた(OFF)ときにOR回路9を
介してリレーCR2の接点が開く(OFF)ため冷却フ
ァン3が停止するものである。
とっても、溶接用トランスの無負荷励磁電流と冷却不必
要時の冷却ファンの回転電力の節電が図れるとともに溶
接開始と同時に冷却開始することによる冷却ファンの小
型化(省資源)が具現化できる優れた効果を奏するもの
である。
を示すブロック図
ブロック図
度上昇を示す模式特性図
の模式特性図
Claims (2)
- 【請求項1】 溶接用トランスの1次側を遮断する1次
遮断型電撃防止装置と、この1次遮断型電撃防止装置に
連動するオフディレータイマーリレーを具備し、この1
次遮断型電撃防止装置の溶接検出器の溶接開始信号に連
動し冷却ファンの回転を開始し、1次遮断型電撃防止装
置の溶接停止信号に連動しオフディレータイマーリレー
のオフディレー時間後に冷却ファンを停止する手段を備
えた交流溶接機。 - 【請求項2】溶接用トランスの1次側を遮断する1次遮
断型電撃防止装置と、感温リレーと、それらのどちらか
が動作した時動作するOR回路を具備し、前記1次遮断
型電撃防止装置の溶接検出器の溶接開始信号に連動し冷
却ファンの回転を開始し、前記1次遮断型電撃防止装置
の溶接停止信号または感温リレーの信号に連動し冷却フ
ァンを停止する手段を備えた交流溶接機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10057789A JPH11254135A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 交流溶接機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10057789A JPH11254135A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 交流溶接機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11254135A true JPH11254135A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13065664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10057789A Withdrawn JPH11254135A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 交流溶接機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11254135A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-03-10 JP JP10057789A patent/JPH11254135A/ja not_active Withdrawn
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A761 | Written withdrawal of application |
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