JPH11254135A - 交流溶接機 - Google Patents

交流溶接機

Info

Publication number
JPH11254135A
JPH11254135A JP10057789A JP5778998A JPH11254135A JP H11254135 A JPH11254135 A JP H11254135A JP 10057789 A JP10057789 A JP 10057789A JP 5778998 A JP5778998 A JP 5778998A JP H11254135 A JPH11254135 A JP H11254135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
cooling fan
electric shock
relay
transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10057789A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Sasaki
和正 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10057789A priority Critical patent/JPH11254135A/ja
Publication of JPH11254135A publication Critical patent/JPH11254135A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arc Welding Control (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は溶接棒の母材接触と同時に溶接用ト
ランスが作動し、非溶接時には溶接用トランスが作動し
ないように電撃防止装置を備えた交流溶接機に関するも
のである。 【解決手段】 溶接用トランス1の1次側を遮断する1
次遮断型電撃防止器2と、オフディレータイマーリレー
TR1とを具備し、1次遮断型電撃防止器2の溶接開始
信号に連動し冷却ファン3の回転を開始し、溶接停止信
号によりオフディレータイマーリレーTR1のオフディ
レー時間後に冷却ファン3を停止する交流溶接機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は溶接棒の母材接触と
同時に溶接用トランスが作動し非溶接時には溶接用トラ
ンスが作動しないようにした溶接棒への電力遮断安全機
器としての電撃防止装置と、冷却ファンにより外気を吸
込みあるいは吐出し溶接用トランスの冷却効果を増すよ
うにした交流溶接機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非溶接時に溶接棒への電力を遮断する電
撃防止機装置には溶接用トランスの1次側を遮断するも
のと2次側を遮断するものの二種類がある。そして、2
次側遮断の場合は大電流遮断のための電磁継電器に大容
量のものが必要となる反面、電極棒と母材の接触による
溶接検出器内に溶接用トランスの2次側コイルの影響を
外すことができるため安価で高感度の電撃防止装置を作
ることができる。また、1次側遮断の場合は電磁継電器
は小容量ですむが、溶接検出器に溶接用トランスの2次
側コイルが入るため制御が高価になりさらに検出感度が
2次側遮断の場合ほどではない。
【0003】そして、交流溶接機の冷却ファンは溶接機
本体のメーンスイッチで開閉されるものが多く、一部に
は溶接用トランスに組込んだ感温リレーで冷却ファンを
開閉し冷却ファンの寿命を延命したものもある。しかし
ながら感温リレーで冷却ファンを開閉するものでは、溶
接トランスの温度が上昇した後、例えば図4のX点で感
温リレーが作動し冷却ファンによる冷却が開始される。
ところが、小型ファンでは目標温度(温度レベル1)を
オーバシュートするので、この現象を防止するため大型
のファンが取付けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来例は
大型ファンを交流溶接機に取付けることにより、消費電
力は増大し、省エネルギー化を図る必要があった。本発
明はこれらの課題を解決するために省資源になる小型フ
ァンが採用でき節電効果が高い交流溶接機を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の第1要件は溶接用トランスの1次側を遮断
する1次遮断型電撃防止装置を採用する。これは2次側
を遮断する電撃防止装置と比較し、1次側遮断では未使
用時(非溶接作業時)に溶接用トランスの1次側には電
圧がかからないため溶接用トランスの無負荷励磁電流が
流れず節電効果が図れるためである。また、本発明の第
2要件はこの1次遮断型電撃防止装置の溶接開始信号に
より冷却用ファンの運転を開始するものである。これは
感温リレーのみによる従来例と比較すると、溶接用トラ
ンスに電流が流れると同時に冷却用ファンの冷却が開始
されるため省資源化に有利な小型ファンでも温度上昇の
オーバシュートが無い(図3)ためである。また第3要
件のファン回転停止には2種類の手段がある。その一つ
は冷却ファンは1次遮断型電撃防止装置の溶接終了信号
からオフディレータイマーリレーにより遅延して停止す
るものである。もう一つの手段は1次遮断型電撃防止器
と感温リレーのどちらかの信号で停止するものである。
これは従来例の溶接機本体のメーンスイッチでのファン
回転開閉に比較すると冷却必要時のみ冷却ファンが回転
するためさらなる節電効果が図れるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1手段は1次遮断型電
撃防止装置の溶接検出器の溶接開始信号に連動して冷却
ファンが回転開始し、1次遮断型電撃防止装置の溶接停
止信号に連動してオフディレータイマーリレーのオフデ
ィレー時間後に冷却ファンを停止するものである。
【0007】また、本発明の第2手段は1次遮断型電撃
防止装置の溶接検出器の溶接開始信号に連動して冷却フ
ァンが回転開始し、1次遮断型電撃防止装置の溶接停止
信号または感温リレーの信号のどちらかにより冷却ファ
ンを停止するものである。
【0008】以下、本発明の実施の形態について図1な
いし図3を参照しながら説明する。図1または図2にお
いて、交流溶接機は溶接トランス1、鎖線で示す1次遮
断型電撃防止装置2、冷却ファン3、メーンスイッチ4
を主要要素として構成され、2次側出力は溶接棒7と母
材8に接続されている。
【0009】(実施の形態1)メーンスイッチ4を閉じ
溶接棒7を母材8に接触すると1次遮断型電撃防止装置
2の溶接検出器5がこの接触を検出しリレーCR1を励
磁しその接点を閉じる。これにより溶接用トランス1に
電圧がかかり溶接が開始される。溶接検出器5の信号と
同時にオフディレータイマーリレーTR1のコイルが励
磁され、そのリレー接点が閉じることにより冷却ファン
3が回転し冷却が開始される。このように溶接と同時に
冷却が開始されるため小型ファンでもトランスの温度上
昇は図3のようにオーバシュートすることはない。つぎ
に、溶接終了時、作業者が溶接棒7を母材8から離すと
アークが切れ溶接電流が流れなくなる。これを溶接検出
器5が検出し1次遮断型電撃防止装置2のリレーCR1
を非励磁とし、その接点が開き、溶接用トランス1への
電圧印可は停止される。この溶接検出器5の溶接終了信
号から溶接用トランスが所定の温度まで冷却されたと予
め推定した時間(オフディレー時間)に設定された時限
の後にオフディレータイマーリレーTR1が作動し、そ
のリレー接点が開き、冷却ファン3が停止するものであ
る。
【0010】(実施の形態2)本実施の形態2は、実施
の形態1と冷却ファンの停止の手段が異なる。すなわ
ち、実施の形態2ではオフディレータイマーリレーの代
わりに感温リレー6にて所定温度への冷却を確認後ファ
ンを停止するもので、図2とともに説明する。実施の形
態2に用いるOR回路9の作用としては、溶接検出器5
の出力かあるいは感温リレー6のどちらかの信号がON
しているときにはOR回路9の出力はONになり、両信
号がOFFのときのみOR回路9の出力はOFFにな
る。まず、溶接開始時、溶接検出器5の溶接開始信号は
OR回路9を介してリレーCR2を励磁し、その接点を
閉じることにより冷却ファン3が回転する。溶接停止
時、溶接検出器5の溶接停止信号はOR回路9を介して
リレーCR2の接点を開こうとするが、溶接用トランス
1の温度が上昇して感温リレー6が閉じている(ON)
場合には感温リレー6の信号がOR回路9を介してリレ
ーCR2を閉じようとするため冷却ファンは回転しつづ
ける。ここで、溶接用トランス1が所定温度以下に冷却
し感温リレー6が開いた(OFF)ときにOR回路9を
介してリレーCR2の接点が開く(OFF)ため冷却フ
ァン3が停止するものである。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明のどちらの手段を
とっても、溶接用トランスの無負荷励磁電流と冷却不必
要時の冷却ファンの回転電力の節電が図れるとともに溶
接開始と同時に冷却開始することによる冷却ファンの小
型化(省資源)が具現化できる優れた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による交流溶接機の概念
を示すブロック図
【図2】同実施の形態2による交流溶接機の概念を示す
ブロック図
【図3】同実施の形態1または2の溶接用トランスの温
度上昇を示す模式特性図
【図4】従来の交流溶接機の溶接用トランスの温度上昇
の模式特性図
【符号の説明】
1 溶接用トランス 2 1次遮断型電撃防止器 3 冷却ファン 5 溶接検出器 6 感温リレー TR1 オフディレータイマーリレー CR2 リレー OR OR回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接用トランスの1次側を遮断する1次
    遮断型電撃防止装置と、この1次遮断型電撃防止装置に
    連動するオフディレータイマーリレーを具備し、この1
    次遮断型電撃防止装置の溶接検出器の溶接開始信号に連
    動し冷却ファンの回転を開始し、1次遮断型電撃防止装
    置の溶接停止信号に連動しオフディレータイマーリレー
    のオフディレー時間後に冷却ファンを停止する手段を備
    えた交流溶接機。
  2. 【請求項2】溶接用トランスの1次側を遮断する1次遮
    断型電撃防止装置と、感温リレーと、それらのどちらか
    が動作した時動作するOR回路を具備し、前記1次遮断
    型電撃防止装置の溶接検出器の溶接開始信号に連動し冷
    却ファンの回転を開始し、前記1次遮断型電撃防止装置
    の溶接停止信号または感温リレーの信号に連動し冷却フ
    ァンを停止する手段を備えた交流溶接機。
JP10057789A 1998-03-10 1998-03-10 交流溶接機 Withdrawn JPH11254135A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10057789A JPH11254135A (ja) 1998-03-10 1998-03-10 交流溶接機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10057789A JPH11254135A (ja) 1998-03-10 1998-03-10 交流溶接機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11254135A true JPH11254135A (ja) 1999-09-21

Family

ID=13065664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10057789A Withdrawn JPH11254135A (ja) 1998-03-10 1998-03-10 交流溶接機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11254135A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002066738A (ja) * 2000-08-24 2002-03-05 Daihen Corp アーク加工溶接機のファン制御方法及び制御装置
WO2003064097A1 (en) * 2002-01-29 2003-08-07 Zdzislaw Bruszewski Safety isolation of arc welding equipment
US7193176B2 (en) 2002-01-29 2007-03-20 Zdzislaw Bruszewski Safety isolation of arc welding equipment
AU2004202884B2 (en) * 2002-01-29 2008-03-06 Zdzislaw Bruszewski Safety Isolation of Arc Welding Equipment
CN103182587A (zh) * 2013-04-11 2013-07-03 卫斌鹏 一种电焊机空载自停节电电路
CN103659061A (zh) * 2012-09-03 2014-03-26 成都玺汇科技有限公司 电焊机安全节电启动装置
CN103722275A (zh) * 2013-12-04 2014-04-16 山东金阳矿业集团有限公司 一种节能型电焊机
JP2014134826A (ja) * 2007-09-14 2014-07-24 Ricoh Co Ltd 画像処理装置およびファン制御方法
CN104057178A (zh) * 2013-03-18 2014-09-24 成都瑞途电子有限公司 用于电焊机的节电控制器
CN105057847A (zh) * 2015-09-21 2015-11-18 成都索客通信息技术有限公司 一种工位维修电焊机的节电控制设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5725289A (en) * 1980-07-18 1982-02-10 Mitsubishi Electric Corp Arc welding apparatus
JPS60238083A (ja) * 1985-04-25 1985-11-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd アーク溶接機
JPH0569134A (ja) * 1991-09-13 1993-03-23 Yashima Denki Kk 電撃防止回路

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5725289A (en) * 1980-07-18 1982-02-10 Mitsubishi Electric Corp Arc welding apparatus
JPS60238083A (ja) * 1985-04-25 1985-11-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd アーク溶接機
JPH0569134A (ja) * 1991-09-13 1993-03-23 Yashima Denki Kk 電撃防止回路

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002066738A (ja) * 2000-08-24 2002-03-05 Daihen Corp アーク加工溶接機のファン制御方法及び制御装置
WO2003064097A1 (en) * 2002-01-29 2003-08-07 Zdzislaw Bruszewski Safety isolation of arc welding equipment
US7193176B2 (en) 2002-01-29 2007-03-20 Zdzislaw Bruszewski Safety isolation of arc welding equipment
AU2004202884B2 (en) * 2002-01-29 2008-03-06 Zdzislaw Bruszewski Safety Isolation of Arc Welding Equipment
JP2014134826A (ja) * 2007-09-14 2014-07-24 Ricoh Co Ltd 画像処理装置およびファン制御方法
CN103659061A (zh) * 2012-09-03 2014-03-26 成都玺汇科技有限公司 电焊机安全节电启动装置
CN104057178A (zh) * 2013-03-18 2014-09-24 成都瑞途电子有限公司 用于电焊机的节电控制器
CN103182587A (zh) * 2013-04-11 2013-07-03 卫斌鹏 一种电焊机空载自停节电电路
CN103722275A (zh) * 2013-12-04 2014-04-16 山东金阳矿业集团有限公司 一种节能型电焊机
CN105057847A (zh) * 2015-09-21 2015-11-18 成都索客通信息技术有限公司 一种工位维修电焊机的节电控制设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11254135A (ja) 交流溶接機
JPH0610432B2 (ja) エンジン式車両における燃料遮断装置
JPS63239367A (ja) 内燃機関用点火装置
JPH1082820A (ja) 遮断器のコイル断線監視装置
US6127650A (en) Electromagnetic switch and welder using the same
JPH09284997A (ja) リレー保護装置
JP2002521998A (ja) トランスに対するスイッチオン電流を制限するための回路装置
JPS60243364A (ja) スタ−タ
JPH0555435U (ja) 出力スイッチの状態検出回路
JP2985297B2 (ja) 電気機器
KR100939655B1 (ko) 솔레노이드코일의 소손방지기능을 갖는 누전차단기
JP2000060171A (ja) 単相誘導電動機における安全起動装置
KR910002759Y1 (ko) 리액터의 소손 방지 회로
JP2001037275A (ja) ブレーキ付きモータの制御回路
JP2007116777A (ja) ロボットシステムの入力電源投入遮断装置
JPS6329878Y2 (ja)
JP2901308B2 (ja) 自動開閉器の即断回路
JPH1063133A (ja) 複写機
JPH06217455A (ja) 直流電源用サージ吸収回路
JPH07326278A (ja) 電路異常警報装置および電路異常警報機能付き配線用遮断器
JP2024099405A (ja) コンセント装置
JP2001105132A (ja) ガウジング用電源及び溶接用電源及び切断用電源とその制御方法
JPH0611493Y2 (ja) 開閉装置のヒ−タ断線検出装置
JPS643197Y2 (ja)
JPS6228707Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060829

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20061024