JP2002066738A - アーク加工溶接機のファン制御方法及び制御装置 - Google Patents

アーク加工溶接機のファン制御方法及び制御装置

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JP2002066738A
JP2002066738A JP2000253304A JP2000253304A JP2002066738A JP 2002066738 A JP2002066738 A JP 2002066738A JP 2000253304 A JP2000253304 A JP 2000253304A JP 2000253304 A JP2000253304 A JP 2000253304A JP 2002066738 A JP2002066738 A JP 2002066738A
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abnormal temperature
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welding machine
fan
detection signal
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JP2000253304A
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Yasushi Hattori
靖 服部
Yoshiki Morimoto
慶樹 森本
Akihiko Manabe
陽彦 真鍋
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Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アーク加工溶接機の内部が異常な高温にな
って異常温度検出回路が動作したときに、保護のためイ
ンバータ駆動信号を停止するとともに出力電圧も意志さ
せ、上記出力電圧停止後の予め定めた時間経過後にファ
ンを停止していたが、従来技術では、予め定めた時間の
最適値を常時選択することができないために、ファンの
冷却が十分でなくアーク加工溶接機の内部が高温のまま
維持されることがあった。 【解決手段】 アーク加工溶接機の予め定めた場所に
異常温度検出回路を設置し、上記異常温度検出回路は溶
接機内部の温度を測定し、異常温度設定値より高いと異
常温度を示す異常温度検出信号を出力し、上記異常温度
検出信号が解除されるまでファンの回転を継続するアー
ク加工溶接機のファン制御方法及び制御装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力した電源の電
力をアーク加工に適した電圧に変化して負荷に供給する
アーク加工溶接機の内部に設置した異常温度検出器の出
力信号によってファンの駆動を制御するアーク加工溶接
機のファン制御方法及び制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】省エネ、粉塵の吸い込み量の軽減等のた
めにファンの回転、停止の制御をしている。この制御
は、起動信号S1と連動して、起動開始とともにファン
を回転させ、起動終了とともに予め定めた異常温度動作
開始・遅延復帰タイマ時間T2経過後にファンを停止さ
せる。
【0003】図2は従来技術のアーク加工溶接機のファ
ン制御装置接続図である。一次整流回路DR1は、三相
交流商用電源ACの出力が整流され直流電力に変換す
る。平滑コンデンサCDは、一次整流回路DR1で直流
に変換した電力を平滑する。インバータ回路INVは、
一次整流回路DR1で直流に変換した電力を高周波交流
パルス電圧に変換する。
【0004】主変圧器INTは、インバータ回路INV
の出力をアーク加工に適した高周波交流パルス電圧に変
換する。二次整流回路DR2は、主変圧器の出力を整流
して直流電力に変換する。この変換した直流電力を直流
リアクトルDLを通じて非消耗性電極2及び被加工物3
に出力する。
【0005】出力電圧検出器VOは、出力端子間の電圧
を検出し、後述する図4(D)に示す出力電圧検出信号
Voを出力する。出力電流検出器IOは、出力電流検出
信号Ioを出力する。
【0006】起動スイッチSW1は、起動信号S1を出
力する。異常温度検出回路TPは、アーク加工溶接機の
内部温度を測定して予め定めた異常温度設定値Taより
も高いときに異常温度検出信号Tpを出力する。主制御
回路PWMは、起動信号S1と連動して動作を開始し
て、出力電流検出信号Ioに応じて、インバータ駆動信
号Inのパルス幅を制御する。
【0007】異常温度動作開始・遅延復帰タイマ回路T
Mは、図4(D)に示す時刻t=t2の出力電圧検出信
号Voの立下がりに応じて、図4(E)に示す予め定め
たT2期間の異常温度動作開始・遅延復帰タイマ信号T
mを出力する。ファン駆動回路FCは、図3に示すオア
回路ORとファンドライバ回路FDとで形成されてい
る。
【0008】図4は、図2に示す従来技術のアーク加工
溶接機のファン制御装置接続図の動作を説明するための
タイミングチャートであり、図2に示す従来技術の動作
を図4のタイミング図によって説明する。図4(A)
は、起動信号S1を示し、図4(B)は、異常温度検出
回路TPから温度異常期間T1だけ出力する異常温度検
出信号Tpを示す。図4(C)は、主制御回路PWMか
ら出力するドライバ信号Drを示す。図4(D)は、出
力電圧検出器VOから出力する出力電圧検出信号Voを
示し、図4(E)は、異常温度動作開始・遅延復帰タイ
マ回路TMから予め定めた異常温度動作開始・遅延復帰
タイマ期間T2だけ出力する異常温度動作開始・遅延復
帰タイマ信号Tmを示す。図4(F)は、ファン駆動回
路FCから出力されるファン駆動信号Fcを示す。
【0009】図2に示す起動スイッチSW1から図4
(A)に示す起動信号S1が出力されると、主制御回路
PWMはインバータ駆動信号Inとドライブ信号Drと
を出力する。
【0010】図4(C)に示す時刻t=t1において、
ドライバ信号Drがファン駆動回路FCに入力される
と、ファン駆動回路FCは図4(F)に示すファン駆動
信号Fcを出力してファンの回転を開始する。
【0011】図4(D)に示す時刻t=t2において、
アーク加工溶接機の内部温度が予め定めた異常温度設定
値Taより高くなると、異常温度検出回路TPは異常温
度と判断して図4(B)に示す異常温度検出信号Tpを
出力する。
【0012】異常温度検出信号Tpが主制御回路PWM
に入力されると、この主制御回路PWMはインバータ駆
動信号Inと図4(C)に示すドライバ信号Drの出力
を停止する。上記インバータ駆動信号Inがインバータ
回路INVに入力されないとインバータ回路INVは動
作を停止し、出力電圧検出器VOの出力信号Voは、図
4(D)に示す時刻t=t2において出力を停止する。
【0013】図4(D)に示す出力電圧検出信号Voが
異常温度動作開始・遅延復帰タイマ回路TMに入力され
ると、この異常温度動作開始・遅延復帰タイマ回路TM
は出力電圧検出信号Voの立下がりに応じて、図4
(E)に示す予め定めた異常温度動作開始・遅延復帰タ
イマ期間T2の異常温度動作開始・遅延復帰タイマ信号
Tmを出力する。
【0014】図3はファン駆動回路FCであり、オア回
路ORとファンドライバ回路FDとで形成されており、
オア回路ORに図4(C)に示すドライバ信号Drと図
4(E)に示す異常温度動作開始・遅延復帰タイマ信号
Tmとが入力されると、オア回路ORは上記入力信号の
オアをとって、オア信号Orをファンドライバ回路FD
に入力する。
【0015】ファンドライバ回路FDは、上記入力信号
のオア信号Orをファンが動作するレベルにレベル変換
して図4(F)に示すファン駆動信号Fcが出力する。
ファンはファン駆動信号Fcが入力されている期間中回
転する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】省エネ、粉塵の吸い込
み量の軽減等のためにファンの回転、停止の制御を起動
信号と連動して、起動開始とともにファンが回転させ、
起動終了とともに予め定めた異常温度動作開始・遅延復
帰タイマ時間T2経過後にファンを停止させる。しか
し、アーク加工溶接機の内部が異常な高温になって温度
異常検出回路が動作したときに、保護のためインバータ
駆動信号を停止するとともに出力電圧も停止させ、上記
出力電圧停止後の予め定めた時間経過後にファンを停止
していた。しかし、従来技術では、予め定めた時間の最
適値を常時選択することができないために、ファンの冷
却期間が十分でなくアーク加工溶接機の内部が高温のま
ま維持されることがあった。
【0017】
【課題を解決するための手段】出願時請求項1の方法の
発明は、第1の実施例ファン制御方法であって、入力し
た電源の電力をアーク加工に適した電力に変換して負荷
に供給するアーク加工溶接機の内部に設置した異常温度
検出器の出力信号によってファンの駆動を制御するアー
ク加工溶接機のファン制御方法において、アーク加工溶
接機の内部に異常温度検出回路TPを設置して溶接機の
異常温度を測定し、予め定めた異常温度設定値Taより
も高いときに異常温度を示す異常温度検出信号Tpを出
力してアーク加工溶接機の出力を停止し、上記異常温度
検出信号Tpが解除されるまでファンの回転を継続する
アーク加工溶接機のファン制御方法である。
【0018】出願時請求項2の方法の発明は、第2の実
施例ファン制御方法であって、入力した電源の電力をア
ーク加工に適した電力に変換して負荷に供給するアーク
加工溶接機の内部に設置した異常温度検出器の出力信号
によってファンの駆動を制御するアーク加工溶接機のフ
ァン制御方法において、アーク加工溶接機の内部に異常
温度検出回路TPを設置して予め定めた異常温度設定値
Taよりも高いときに異常温度を示す異常温度検出信号
Tpを出力してアーク加工溶接機の出力を停止すると共
に、アーク加工溶接機内部に高温度検出回路TP2を設
置して上記異常温度設定値Taよりも低い予め定めた高
温度設定値Tbよりも高くなると溶接機内部の冷却継続
を必要とする高温度を示す高温度検出信号Tp2を出力
し、上記高温度検出信号Tp2が解除されるまでファン
の回転を継続するアーク加工溶接機のファン制御方法で
ある。
【0019】出願時請求項3の方法の発明は、第3の実
施例ファン制御方法であって、入力した電源の電力をア
ーク加工に適した電力に変換して負荷に供給するアーク
加工溶接機の内部に設置した異常温度検出器の出力信号
によってファンの駆動を制御するアーク加工溶接機のフ
ァン制御方法において、アーク加工溶接機の内部に異常
温度検出回路TPを設置して予め定めた異常温度設定値
Taよりも高いときに異常温度を示す異常温度検出信号
Tpを出力してアーク加工溶接機の出力を停止すると共
に、アーク加工溶接機内部に高温度検出回路TP2を設
置して上記異常温度設定値Taよりも低い予め定めた高
温度設定値Tbよりも高くなると溶接機内部の冷却継続
を必要とする高温度を示す高温度検出信号Tp2を出力
し、上記異常温度検出信号Tpが解除されたときにアー
ク加工溶接機の全出力又は全出力よりも低出力の通電を
可能にし、上記異常温度検出信号Tpが解除された後、
通電をしないで上記高温度検出信号Tp2が解除された
ときにファンの回転を停止するアーク加工溶接機のファ
ン制御方法である。
【0020】出願時請求項4の装置の発明は、第1の実
施例ファン制御装置であって、入力した電源の電力をア
ーク加工に適した電力に変換して負荷に供給するアーク
加工溶接機の内部に設置した異常温度検出器の出力信号
によってファンの駆動を制御するアーク加工溶接機のフ
ァン制御装置において、アーク加工溶接機内部に設置し
て予め定めた異常温度設定値Taよりも高くなると異常
温度を示す異常温度検出信号Tpを出力する異常温度検
出回路TPと、上記異常温度検出信号Tpを出力された
ときにアーク加工溶接機の出力を停止し、上記異常温度
検出信号Tpが解除されるまでファンの回転を継続する
アーク加工溶接機の主制御回路PWMとを備えたファン
制御装置である。
【0021】出願時請求項5の装置の発明は、第2の実
施例ファン制御装置であって、入力した電源の電力をア
ーク加工に適した電力に変換して負荷に供給するアーク
加工溶接機の内部に設置した異常温度検出器の出力信号
によってファンの駆動を制御するアーク加工溶接機のフ
ァン制御装置において、アーク加工溶接機内部に設置し
て予め定めた異常温度設定値Taよりも高くなると異常
温度を示す異常温度検出信号Tpを出力する異常温度検
出回路TPと、アーク加工溶接機内部に設置して上記異
常温度設定値Taよりも低い予め定めた高温度設定値T
bよりも高くなると溶接機内部の冷却継続を必要とする
高温度を示す高温度検出信号Tp2を出力する高温度検
出回路TP2と、上記異常温度検出信号Tpを出力され
たときにアーク加工溶接機の出力を停止し、上記高温度
検出信号Tp2が解除されるまでファンの回転を継続す
るアーク加工溶接機の主制御回路PWMとを備えたファ
ン制御装置である。
【0022】出願時請求項6の装置の発明は、第3の実
施例ファン制御装置であって、入力した電源の電力をア
ーク加工に適した電力に変換して負荷に供給するアーク
加工溶接機の内部に設置した異常温度検出器の出力信号
によってファンの駆動を制御するアーク加工溶接機のフ
ァン制御装置において、アーク加工溶接機内部に設置し
て予め定めた異常温度設定値Taよりも高くなると異常
温度を示す異常温度検出信号Tpを出力する異常温度検
出回路TPと、アーク加工溶接機内部に設置して上記異
常温度設定値Taよりも低い予め定めた高温度設定値T
bよりも高くなると溶接機内部の冷却継続を必要とする
高温度を示す高温度検出信号Tp2を出力する高温度検
出回路TP2と、上記異常温度検出信号Tpを出力され
たときにアーク加工溶接機の出力を停止し、上記異常温
度検出信号Tpが解除されたときにアーク加工溶接機の
全出力又は全出力よりも低出力の通電を可能にし、上記
異常温度検出信号Tpが解除された後、通電しないで上
記高温度検出信号Tp2が解除されるまでファンの回転
を継続するアーク加工溶接機の主制御回路PWMとを備
えたファン制御装置である。
【0023】出願時請求項7の装置の発明は、出願時請
求項1の方法を実施する図5に示す実施例1の装置であ
って、直流電源と、この直流電源の出力をスイッチング
素子により高周波交流に変換するインバータ回路と、上
記高周波交流の出力をアーク加工に適した電圧に変換す
る主変圧器と、この主変圧器の高周波交流出力を直流に
変換して負荷に供給するアーク加工溶接機のファン制御
装置において、出力電流を検出して出力電流検出信号I
oを出力する出力電流検出器IOと、アーク加工溶接機
の内部温度が予め定めた異常温度設定値Taよりも高く
なると異常温度を示す異常温度検出信号Tpを出力する
異常温度検出回路TPと、起動信号S1及び出力電流検
出信号Io及び異常温度検出信号Tpの各入力信号に応
じてインバータ駆動信号In及びドライブ信号Drを制
御する主制御回路PWNと、出力電圧を検出して出力電
圧検出信号Voを出力する出力電圧検出器VOと、上記
出力電圧検出信号Voを受けて予め定めた異常温度動作
開始・遅延復帰タイマ期間T2の異常温度動作開始・遅
延復帰タイマ信号Tmを出力する異常温度動作開始・遅
延復帰タイマ回路TMと、上記ドライブ信号Dr、異常
温度動作開始・遅延復帰タイマ信号Tm及び異常温度検
出信号Tpの各入力信号に応じてファンの回転を制御す
る異常温度期間継続ファン駆動信号Fc1を出力する異
常温度期間継続ファン駆動回路FC1と、上記異常温度
期間継続ファン駆動信号Fc1の出力期間中回転するフ
ァンとを具備したアーク加工溶接機のファン制御装置で
ある。
【0024】出願時請求項8の装置の発明は、出願時請
求項2の方法を実施する図8に示す実施例2の装置であ
って、直流電源と、この直流電源の出力をスイッチング
素子により高周波交流に変換するインバータ回路と、上
記高周波交流の出力をアーク加工に適した電圧に変換す
る主変圧器と、この主変圧器の高周波交流出力を直流に
変換して負荷に供給するアーク加工溶接機のファン制御
装置において、出力電流を検出して出力電流検出信号I
oを出力する出力電流検出器IOと、アーク加工溶接機
の内部温度が予め定めた異常温度設定値Taよりも高く
なると温度温度を示す異常温度検出信号Tpを出力する
異常温度検出回路TPと、アーク加工溶接機内部に設置
して上記異常温度設定値Taよりも低い予め定めた高温
度設定値Tbよりも高くなると溶接機内部の冷却継続を
必要とする高温度を示す高温度検出信号Tp2を出力す
る高温度検出回路TP2と、起動信号S1及び出力電流
検出信号Io及び異常温度検出信号Tpの各入力信号に
応じてインバータ駆動信号In及びドライブ信号Drを
制御する主制御回路PWNと、出力電圧を検出して出力
電圧検出信号Voを出力する出力電圧検出器VOと、上
記出力電圧検出信号Voを受けて予め定めた異常温度動
作開始・遅延復帰タイマ期間T2の異常温度動作開始・
遅延復帰タイマ信号Tmを出力する異常温度動作開始・
遅延復帰タイマ回路TMと、上記ドライブ信号Dr、異
常温度動作開始・遅延復帰タイマ信号Tm、異常温度検
出信号Tp及び高温度検出信号Tp2の各入力信号に応
じてファンの回転を制御する高温度期間継続ファン駆動
信号Fc2を出力する高温度期間継続ファン駆動回路F
C2と、上記高温度期間継続ファン駆動信号Fc2の出
力期間中回転するファンとを具備したアーク加工溶接機
のファン制御装置である。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、当該出願に係る発明の特
徴を最もよく表す図である。後述する図5と同じなの
で、説明は図5で後述する。本発明の実施の形態は、図
5に示す実施例1の装置であって、直流電源と、この直
流電源の出力をスイッチング素子により高周波交流に変
換するインバータ回路と、上記高周波交流の出力をアー
ク加工に適した電圧に変換する主変圧器と、この主変圧
器の高周波交流出力を直流に変換して負荷に供給するア
ーク加工溶接機のファン制御装置において、出力電流を
検出して出力電流検出信号Ioを出力する出力電流検出
器IOと、アーク加工溶接機の内部温度が予め定めた異
常温度設定値Taよりも高くなると異常温度を示す異常
温度検出信号Tpを出力する異常温度検出回路TPと、
起動信号S1及び出力電流検出信号Io及び異常温度検
出信号Tpの各入力信号に応じてインバータ駆動信号I
n及びドライブ信号Drを制御する主制御回路PWN
と、出力電圧を検出して出力電圧検出信号Voを出力す
る出力電圧検出器VOと、上記出力電圧検出信号Voを
受けて予め定めた異常温度動作開始・遅延復帰タイマ期
間T2の異常温度動作開始・遅延復帰タイマ信号Tmを
出力する異常温度動作開始・遅延復帰タイマ回路TM
と、上記ドライブ信号Dr、異常温度動作開始・遅延復
帰タイマ信号Tm及び異常温度検出信号Tpの各入力信
号に応じてファンの回転を制御する異常温度期間継続フ
ァン駆動信号Fc1を出力する異常温度期間継続ファン
駆動回路FC1と、上記異常温度期間継続ファン駆動信
号Fc1の出力期間中回転するファンとを具備したアー
ク加工溶接機のファン制御装置である。
【0026】
【実施例】[第1の実施例]以下、図5乃至図7を参照
して本発明のアーク加工溶接機のファン制御装置の第1
の実施例ついて説明する。第1の実施例の方法の発明
は、アーク加工溶接機の内部に異常温度検出回路TPを
設置して溶接機の異常温度を測定し、予め定めた異常温
度設定値Taよりも高いときに異常温度を示す異常温度
検出信号Tpを出力してアーク加工溶接機の出力を停止
し、上記異常温度検出信号Tpが解除されるまでファン
の回転を継続するアーク加工溶接機のファン制御方法で
ある。
【0027】また、第1の実施例の装置の発明は、アー
ク加工溶接機内部に設置して予め定めた異常温度設定値
Taよりも高くなると異常温度を示す異常温度検出信号
Tpを出力する異常温度検出回路TPと、上記異常温度
検出回路TPが出力されるときにアーク加工溶接機の出
力を停止し、上記異常温度検出信号Tpが解除されるま
でファンの回転を継続するアーク加工溶接機の主制御回
路PWMとを備えたファン制御装置である。
【0028】図5は、本発明のアーク加工溶接機のファ
ン制御装置を実施する第1の実施例を示すファン制御装
置接続図である。図5において、図2に示す従来技術の
アーク加工溶接機のファン制御装置と同一符号のものは
同一動作を行うので説明は省略して相違する符号及び相
違する動作について説明する。
【0029】図5において、FC1は異常温度期間継続
ファン駆動回路であり、図6に示す第1のオア回路OR
1、第2のオア回路OR2及び第1のファンドライバ回
路FD1とで形成されている。
【0030】図7は、図5に示すアーク加工溶接機のフ
ァン制御装置の動作を説明するためのタイミングチャー
トであり、図5に示す本発明のアーク加工溶接機のファ
ン制御装置を実施する第1の実施例の動作を図7のタイ
ミング図によって説明する。図7(A)は、起動信号S
1を示し、図7(B)は、異常温度検出回路TPから温
度異常期間T1だけ出力する異常温度検出信号Tpを示
す。図7(C)は、主制御回路PWMから出力するドラ
イバ信号Drを示す。図7(D)は、出力電圧検出器V
Oから出力する出力電圧検出信号Voを示し、図7
(E)は、異常温度動作開始・遅延復帰タイマ回路TM
から予め定めた異常温度動作開始・遅延復帰タイマ期間
T2だけ出力する異常温度動作開始・遅延復帰タイマ信
号Tmを示す。
【0031】図7(F)は、図6に示す異常温度期間継
続ファン駆動回路FC1の第1のオア回路OR1から出
力するオア信号Or1を示し、図7(G)は、図6に示
す異常温度期間継続ファン駆動回路FC1の第2のオア
回路OR2から出力するオア信号Or2を示し、図7
(H)は、異常温度期間継続ファン駆動回路FC1から
出力される異常温度期間継続ファン駆動信号Fc1を示
す。
【0032】図5に示す起動スイッチSW1から図7
(A)に示す起動信号S1が出力されると、主制御回路
PWMはインバータ駆動信号In、ドライブ信号Drを
出力する。
【0033】図7(D)に示す時刻t=t1において、
図7(C)に示すドライバ信号Drが異常温度期間継続
ファン駆動回路FC1に入力されると、異常温度期間継
続ファン駆動回路FC1は図7(H)に示す異常温度期
間継続ファン駆動信号Fc1を出力してファンの回転を
開始する。
【0034】図7(D)に示す時刻t=t2において、
アーク加工溶接機の内部温度が予め定めた異常温度設定
値Taよりも高くなると、異常温度検出回路TPは異常
温度と判断して図7(B)に示す温度異常期間T1だけ
異常温度検出信号Tpを出力する。
【0035】異常温度検出信号Tpが主制御回路PWM
に入力されると、主制御回路PWMはインバータ駆動信
号Inと図7(C)に示すドライバ信号Drの出力を停
止する。上記インバータ駆動信号Inがインバータ回路
INVに入力されないと、インバータ回路INVは動作
を停止して、出力電圧検出器VOの出力信号Voを図7
(D)に示す時刻t=t2で停止する。
【0036】図7(D)に示す出力電圧検出信号Voが
異常温度動作開始・遅延復帰タイマ回路TMに入力され
ると、この異常温度動作開始・遅延復帰タイマ回路TM
は出力電圧検出信号Voの立下がりに応じて、図7
(E)に示す予め定めた異常温度動作開始・遅延復帰タ
イマ期間T2の異常温度動作開始・遅延復帰タイマ信号
Tmを出力する。
【0037】図6は異常温度期間継続ファン駆動回路F
C1は、第1のオア回路OR1、第2のオア回路OR2
及び第1のファンドライバ回路FD1とで形成されてい
る。第1のオア回路OR1に図7(C)に示すドライバ
信号Drと図7(E)に示す異常温度動作開始・遅延復
帰タイマ信号Tmとが入力され、第1のオア回路OR1
は上記入力信号のオアをとって、図7(F)に示すオア
信号Or1を出力する。
【0038】第2のオア回路OR2は、第1のオア回路
OR1の出力信号Or1と図7(B)に示す異常温度検
出信号Tpとが入力され、第2のオア回路OR2は上記
二つの入力信号のオアをとって、図7(G)に示すオア
信号Or2を出力する。
【0039】第1のファンドライバ回路FD1は、入力
信号のオア信号Or2をファンが駆動するレベルにまで
レベル変換して図7(H)に示す異常温度期間継続ファ
ン駆動信号Fc1を出力する。ファンは異常温度期間継
続ファン駆動信号Fc1が入力されている期間のみ回転
する。
【0040】上述において、温度異常期間T1が異常温
度動作開始・遅延復帰タイマ期間T2より長いとき、図
7(B)に示す異常温度検出信号Tpの出力がLowに
なり異常温度が解除されるまで、ファンが回転し続ける
のでアーク加工溶接機の内部を十分冷却できる。
【0041】[第2の実施例]以下、図8乃至図10を
参照して本発明のアーク加工溶接機のファン制御装置の
第2の実施例について説明する。第2の実施例の方法の
発明は、アーク加工溶接機の内部に異常温度検出回路T
Pを設置して予め定めた異常温度設定値Taよりも高い
ときに異常温度を示す異常温度検出信号Tpを出力して
アーク加工溶接機の出力を停止すると共に、アーク加工
溶接機内部に高温度検出回路TP2を設置して上記異常
温度設定値Taよりも低い予め定めた高温度設定値Tb
よりも高くなると溶接機内部の冷却継続を必要とする高
温度を示す高温度検出信号Tp2を出力し、上記高温度
検出信号Tp2が解除されるまでファンの回転を継続す
るアーク加工溶接機のファン制御方法である。
【0042】また、第2の実施例の装置の発明は、アー
ク加工溶接機内部に設置して予め定めた異常温度設定値
Taよりも高くなると異常温度を示す異常温度検出信号
Tpを出力する異常温度検出回路TPと、アーク加工溶
接機内部に設置して上記異常温度設定値Taよりも低い
予め定めた高温度設定値Tbよりも高くなると溶接機内
部の冷却継続を必要とする高温度を示す高温度検出信号
Tp2を出力する高温度検出回路TP2と、上記異常温
度検出信号Tpが出力されたときアーク加工溶接機の出
力を停止し、上記高温度検出信号Tp2が解除されるま
でファンの回転を継続するアーク加工溶接機の主制御回
路PWMとを備えたファン制御装置である。
【0043】図8は、本発明のアーク加工溶接機のファ
ン制御装置を実施する第2の実施例を示すファン制御装
置接続図である。図8において、図2に示す従来技術の
アーク加工溶接機のファン制御装置と同一符号のものは
同一動作を行うので説明は省略して相違する符号及び相
違する動作について説明する。
【0044】図8において、FC2は高温度期間継続フ
ァン駆動回路であり、図9に示す第1のオア回路OR
1、第2のオア回路OR2、第3のオア回路OR3及び
第1のファンドライバ回路FD1とで形成されている。
【0045】図10は、図8に示すアーク加工溶接機の
ファン制御装置の動作を説明するためのタイミングチャ
ートであり、図8に示すファン制御装置を実施する第2
の実施例の動作を図10のタイミング図によって説明す
る。図10(A)は、起動信号S1を示し、図10
(B)は、異常温度検出回路TPから温度異常期間T1
だけ出力する異常温度検出信号Tpを示す。図10
(C)は、主制御回路PWMから出力するドライバ信号
Drを示す。図10(D)は、出力電圧検出器VOから
出力する出力電圧検出信号Voを示し、図10(E)
は、異常温度動作開始・遅延復帰タイマ回路TMから予
め定めた異常温度動作開始・遅延復帰タイマ期間T2だ
け出力する異常温度動作開始・遅延復帰タイマ信号Tm
を示す。図10(F)は、高温度検出回路TP2から出
力する高温度検出期間T3だけ出力する高温度検出信号
Tp2を示す。図10(G)は、図9に示す高温度期間
継続ファン駆動回路FC2の第2のオア回路OR2から
出力するオア信号Or2を示し、図10(H)は、高異
常期間継続ファン駆動回路FC2の第3のオア回路OR
3から出力するオア信号Or3を示し、図10(I)
は、高異常期間継続ファン駆動回路FC2から出力され
る高温度期間継続ファン駆動信号Fc2を示す。
【0046】図8に示す起動スイッチSW1から図10
(A)に示す起動信号S1が出力されると、主制御回路
PWMはインバータ駆動信号In、ドライブ信号Drを
出力する。
【0047】図10(D)に示す時刻t=t1におい
て、図10(C)に示すドライバ信号Drが高温度期間
継続ファン駆動回路FC2に入力されると、高温度期間
継続ファン駆動回路FC2は図10(I)に示す高温度
期間継続ファン駆動信号Fc2を出力してファンの回転
を開始する。
【0048】図10(D)に示す時刻t=t2におい
て、アーク加工溶接機の内部温度が予め定めた異常温度
設定値Taよりも高くなると、異常温度検出回路TPは
異常温度と判断して図10(B)に示す温度異常期間T
1の異常温度検出信号Tpを出力する。
【0049】異常温度検出信号Tpが主制御回路PWM
に入力されると、主制御回路PWMはインバータ駆動信
号Inと図10(C)に示すドライバ信号Drの出力を
停止する。上記インバータ駆動信号Inがインバータ回
路INVに入力されないと、インバータ回路INVは動
作を停止して、出力電圧検出器VOの出力信号Voを図
10(D)に示す時刻t=t2で停止する。
【0050】図10(D)に示す出力電圧検出信号Vo
が異常温度動作開始・遅延復帰タイマ回路TMに入力さ
れると、この異常温度動作開始・遅延復帰タイマ回路T
Mは出力電圧検出信号Voの立下がりに応じて、図10
(E)に示す予め定めた異常温度動作開始・遅延復帰タ
イマ信号Tmを出力する。
【0051】図8に示す高温度検出回路TP2は、異常
温度設定値Taよりも予め定めた低い高温度設定値Tb
を設定でき、図10(D)に示す時刻t=t4におい
て、アーク加工溶接機の内部温度が予め定めた高温度設
定値Tbよりも高くなると、高温度検出回路TP2は図
10(F)に示す高温度期間T3の高温度検出信号Tp
2を出力する。
【0052】図9は高温度期間継続ファン駆動回路FC
2であり、第1のオア回路OR1、第2のオア回路OR
2、第3のオア回路OR3及び第1のファンドライバ回
路FD1とで形成されている。つぎに、第1のオア回路
OR1に図10(C)に示すドライバ信号Drと図10
(E)に示す異常温度動作開始・遅延復帰タイマ信号T
mとが入力されると、第1のオア回路OR1は上記入力
信号のオアをとって、オア信号Or1を出力する。
【0053】第2のオア回路OR2は、第1のオア回路
OR1の出力信号Or1と図10(B)に示す異常温度
検出信号Tpとが入力されると、第2のオア回路OR2
は上記入力信号のオアをとって、図10(G)に示すオ
ア信号Or2を出力する。
【0054】第3のオア回路OR3は、第2のオア回路
OR2の出力信号Or2と図10(F)に示す高温度検
出信号Tp2とが入力されると、第3のオア回路OR3
は上記入力信号のオアをとって、図10(H)に示すオ
ア信号Or3を出力する。
【0055】第1のファンドライバ回路FD1は、入力
信号のOr3をファンが駆動するレベルにレベル変換し
て図10(I)に示す高温度期間継続ファン駆動信号F
c1を出力する。ファンは異常温度期間継続ファン駆動
信号Fc1が入力されている期間のみ回転する。
【0056】図10に示すように、高温度期間T3>温
度異常期間T1>異常温度動作開始・遅延復帰タイマ期
間T2の関係が生じたとき、同図(F)に示す高温度検
出信号Tp2の出力がLowになって、高温度期間T3
が終了する。この高温度検出信号Tp2の出力がLow
なるまで、即ち、高温度期間T3が終了するまで、高温
度期間継続ファン駆動信号Fc2はHighを維持する
ので、ファンが回転し続けてアーク加工溶接機の内部を
十分冷却する。
【0057】[第3の実施例]以上の第2の実施例で
は、異常温度検出信号Tpが出力されたときにアーク加
工溶接機の出力を停止し、さらに、高温度検出信号Tp
2が解除されたときにファンの回転も停止するようにし
たが、異常温度検出信号Tpが出力されたときにアーク
加工溶接機の出力を一旦停止するが、異常温度検出信号
Tpが解除されたときにアーク加工溶接機の全出力又は
全出力よりも低出力の通電を可能にし、上記異常温度検
出信号Tpが解除された後、通電をしないで上記高温度
検出信号Tp2が解除されたときにファンの回転も停止
するようにしてもよい。
【0058】上記のようにした第3の実施例の方法の発
明は、アーク加工溶接機の内部に異常温度検出信号Tp
を設置して予め定めた異常温度設定値Taよりも高いと
きに異常温度を示す異常温度検出信号Tpを出力してア
ーク加工溶接機の出力を停止すると共に、アーク加工溶
接機内部に高温度検出回路TP2を設置して上記異常温
度設定値Taよりも低い予め定めた高温度設定値Tbよ
りも高くなると溶接機内部の冷却継続を必要とする高温
度を示す高温度検出信号Tp2を出力し、上記異常温度
検出信号Tpが解除されたときにアーク加工溶接機の全
出力又は全出力よりも低出力の通電を可能にし、上記異
常温度検出信号Tpが解除された後、通電をしないで上
記高温度検出信号Tp2が解除されたときにファンの回
転も停止するアーク加工溶接機のファン制御方法であ
る。
【0059】また、第3の実施例の装置の発明は、アー
ク加工溶接機内部に設置して予め定めた異常温度設定値
Taよりも高くなると異常温度を示す異常温度検出信号
Tpを出力する異常温度検出回路TPと、アーク加工溶
接機内部に設置して上記異常温度設定値Taよりも低い
予め定めた高温度設定値Tbよりも高くなると溶接機内
部の冷却継続を必要とする高温度を示す高温度検出信号
Tp2を出力する高温度検出回路TP2と、上記異常温
度検出回路TPが出力されたときにアーク加工溶接機の
出力を停止し、上記異常温度検出信号Tpが解除された
ときにアーク加工溶接機の全出力又は全出力よりも低出
力の通電を可能にし、上記異常温度検出信号Tpが解除
された後、通電をしないで上記高温度検出信号Tp2が
解除されたときにファンの回転も停止するアーク加工溶
接機の主制御回路PWMとを備えたファン制御装置であ
る。
【0060】
【発明の効果】本発明では、アーク加工溶接機の内部温
度が使用率オーバ等の理由によって、内部温度が異常に
上昇して温度異常検出回路が動作したときに、異常温度
から保護するために、インバータ駆動信号が停止され、
それに伴って出力電圧も停止する。しかし、異常温度検
出回路の異常温度検出信号が解除されるまでファンを回
転させるので、アーク加工溶接機の内部が高温のまま維
持されることはなく、省エネ、粉塵の吸い込み量の軽減
等のためのファン制御を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】当該出願に係る発明の特徴を最もよく表す図で
ある。
【図2】図2は、従来技術のアーク加工溶接機のファン
制御装置接続図である。
【図3】図2に示すファン制御装置接続図のファン駆動
回路FCの実施例を示すファン駆動回路接続図である。
【図4】図2に示す従来技術のアーク加工溶接機のファ
ン制御装置の動作を説明するためのタイミングチャート
である
【図5】本発明のアーク加工溶接機のファン制御装置を
実施する第1の実施例を示すファン制御装置接続図であ
る。
【図6】図5に示すファン制御装置接続図の異常温度期
間継続ファン駆動回路FC1の実施例を示す異常温度期
間継続ファン駆動回路接続図である。
【図7】図5に示すアーク加工溶接機のファン制御装置
の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図8】アーク加工溶接機のファン制御装置を実施する
第2の実施例を示すファン制御装置接続図である。
【図9】図8に示すファン制御装置接続図の高温度期間
継続ファン駆動回路FC2の実施例を示す高温度期間継
続ファン駆動回路接続図である。
【図10】図8に示すアーク加工溶接機のファン制御装
置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 トーチ 2 非消耗性電極 3 被加工物 AC 三相交流商用電源 CD 平滑コンデンサ DL 直流リアクトル DR1 一次整流回路 DR2 二次整流回路 FD ファンドライバ回路 FD1 第1のファンドライバ回路 IO 出力電流検出器 FAN ファン FC ファン駆動回路 FC1 異常温度期間継続ファン駆動回路 FC2 高温度期間継続ファン駆動回路 INT 主変圧器 INT1 一次巻線数切換主変圧器 INV インバータ回路 PWM 主制御回路 SW1 起動スイッチ TM 異常温度動作開始・遅延復帰タイマ回路 VO 出力電圧検出器 TP 異常温度検出回路 TP2 高温度検出回路 Dr ドライバ信号 In インバータ駆動信号 Io 出力電流検出信号 S1 起動信号 Ta (予め定めた)異常温度設定値 Tb (予め定めた)高温度設定値 Tm 異常温度動作開始・遅延復帰タイマ信号 Tp 異常温度検出信号 Tp2 高温度検出信号 T1 温度異常期間 T2 異常温度動作開始・遅延復帰タイマ期間 T3 高温度期間 Vo 出力電圧検出信号 Fc ファン駆動信号 Fc1 異常温度期間継続ファン駆動信号 Fc2 高温度期間継続ファン駆動信号
フロントページの続き (72)発明者 真鍋 陽彦 大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会 社ダイヘン内 Fターム(参考) 4E082 CA01 DA01 EA13 EB21 EC03 EC13 EC20 EE03 EE06 EF30 FA12 5H790 BA03 BA04 BA08 BB08 CC02 DD06 EA02 EA03 EA07 EA15 EB03 EB04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した電源の電力をアーク加工に適し
    た電力に変換して負荷に供給するアーク加工溶接機の内
    部に設置した異常温度検出器の出力信号によってファン
    の駆動を制御するアーク加工溶接機のファン制御方法に
    おいて、アーク加工溶接機の内部に異常温度検出回路を
    設置して溶接機の異常温度を測定し、予め定めた異常温
    度設定値よりも高いときに異常温度を示す異常温度検出
    信号を出力してアーク加工溶接機の出力を停止し、前記
    異常温度検出信号が解除されるまでファンの回転を継続
    するアーク加工溶接機のファン制御方法。
  2. 【請求項2】 入力した電源の電力をアーク加工に適し
    た電力に変換して負荷に供給するアーク加工溶接機の内
    部に設置した異常温度検出器の出力信号によってファン
    の駆動を制御するアーク加工溶接機のファン制御方法に
    おいて、アーク加工溶接機の内部に異常温度検出回路を
    設置して予め定めた異常温度設定値よりも高いときに異
    常温度を示す異常温度検出信号を出力してアーク加工溶
    接機の出力を停止すると共に、アーク加工溶接機内部に
    高温度検出回路を設置して前記異常温度設定値よりも低
    い予め定めた高温度設定値よりも高くなると溶接機内部
    の冷却継続を必要とする高温度を示す高温度検出信号を
    出力し、前記高温度検出信号が解除されるまでファンの
    回転を継続するアーク加工溶接機のファン制御方法。
  3. 【請求項3】 入力した電源の電力をアーク加工に適し
    た電力に変換して負荷に供給するアーク加工溶接機の内
    部に設置した異常温度検出器の出力信号によってファン
    の駆動を制御するアーク加工溶接機のファン制御方法に
    おいて、アーク加工溶接機の内部に異常温度検出回路を
    設置して予め定めた異常温度設定値よりも高いときに異
    常温度を示す異常温度検出信号を出力してアーク加工溶
    接機の出力を停止すると共に、アーク加工溶接機内部に
    高温度検出回路を設置して前記異常温度設定値よりも低
    い予め定めた高温度設定値よりも高くなると溶接機内部
    の冷却継続を必要とする高温度を示す高温度検出信号を
    出力し、前記異常温度検出信号が解除されたときにアー
    ク加工溶接機の全出力又は全出力よりも低出力の通電を
    可能にし、前記異常温度検出信号が解除された後、通電
    をしないで前記高温度検出信号が解除されたときにファ
    ンの回転を停止するアーク加工溶接機のファン制御方
    法。
  4. 【請求項4】 入力した電源の電力をアーク加工に適し
    た電力に変換して負荷に供給するアーク加工溶接機の内
    部に設置した異常温度検出器の出力信号によってファン
    の駆動を制御するアーク加工溶接機のファン制御装置に
    おいて、アーク加工溶接機内部に設置して予め定めた異
    常温度設定値よりも高くなると異常温度を示す異常温度
    検出信号を出力する異常温度検出回路と、前記異常温度
    検出信号を出力されたときにアーク加工溶接機の出力を
    停止し、前記異常温度検出信号が解除されるまでファン
    の回転を継続するアーク加工溶接機の主制御回路とを備
    えたアーク加工溶接機のファン制御装置。
  5. 【請求項5】 入力した電源の電力をアーク加工に適し
    た電力に変換して負荷に供給するアーク加工溶接機の内
    部に設置した異常温度検出器の出力信号によってファン
    の駆動を制御するアーク加工溶接機のファン制御装置に
    おいて、アーク加工溶接機内部に設置して予め定めた異
    常温度設定値よりも高くなると異常温度を示す異常温度
    検出信号を出力する異常温度検出回路と、アーク加工溶
    接機内部に設置して前記異常温度設定値よりも低い予め
    定めた高温度設定値よりも高くなると溶接機内部の冷却
    継続を必要とする高温度を示す高温度検出信号を出力す
    る高温度検出回路と、前記異常温度検出信号を出力され
    たときにアーク加工溶接機の出力を停止し、前記高温度
    検出信号が解除されるまでファンの回転を継続するアー
    ク加工溶接機の主制御回路とを備えたアーク加工溶接機
    のファン制御装置。
  6. 【請求項6】 入力した電源の電力をアーク加工に適し
    た電力に変換して負荷に供給するアーク加工溶接機の内
    部に設置した異常温度検出器の出力信号によってファン
    の駆動を制御するアーク加工溶接機のファン制御装置に
    おいて、アーク加工溶接機内部に設置して予め定めた異
    常温度設定値よりも高くなると異常温度を示す異常温度
    検出信号を出力する異常温度検出回路と、アーク加工溶
    接機内部に設置して前記異常温度設定値よりも低い予め
    定めた高温度設定値よりも高くなると溶接機内部の冷却
    継続を必要とする高温度を示す高温度検出信号を出力す
    る高温度検出回路と、前記異常温度検出信号を出力され
    たときにアーク加工溶接機の出力を停止し、前記異常温
    度検出信号が解除されたときにアーク加工溶接機の全出
    力又は全出力よりも低出力の通電を可能にし、前記異常
    温度検出信号が解除された後、通電しないで前記高温度
    検出信号が解除されるまでファンの回転を継続するアー
    ク加工溶接機の主制御回路とを備えたアーク加工溶接機
    のファン制御装置。
  7. 【請求項7】 直流電源と、この直流電源の出力をスイ
    ッチング素子により高周波交流に変換するインバータ回
    路と、前記高周波交流の出力をアーク加工に適した電圧
    に変換する主変圧器と、この主変圧器の高周波交流出力
    を直流に変換して負荷に供給するアーク加工溶接機のフ
    ァン制御装置において、出力電流を検出して出力電流検
    出信号を出力する出力電流検出器と、アーク加工溶接機
    の内部温度が予め定めた異常温度設定値よりも高くなる
    と異常温度を示す異常温度検出信号を出力する異常温度
    検出回路と、起動信号及び出力電流検出信号及び異常温
    度検出信号の各入力信号に応じてインバータ駆動信号及
    びドライブ信号を制御する主制御回路と、出力電圧を検
    出して出力電圧検出信号を出力する出力電圧検出器と、
    前記出力電圧検出信号を受けて予め定めた異常温度動作
    開始・遅延復帰タイマ期間の異常温度動作開始・遅延復
    帰タイマ信号を出力する異常温度動作開始・遅延復帰タ
    イマ回路と、前記ドライブ信号、異常温度動作開始・遅
    延復帰タイマ信号及び異常温度検出信号の各入力信号に
    応じてファンの回転を制御する異常温度期間継続ファン
    駆動信号を出力する異常温度期間継続ファン駆動回路
    と、前記異常温度期間継続ファン駆動信号の出力期間中
    回転するファンとを具備したアーク加工溶接機のファン
    制御装置。
  8. 【請求項8】 直流電源と、この直流電源の出力をスイ
    ッチング素子により高周波交流に変換するインバータ回
    路と、前記高周波交流の出力をアーク加工に適した電圧
    に変換する主変圧器と、この主変圧器の高周波交流出力
    を直流に変換して負荷に供給するアーク加工溶接機のフ
    ァン制御装置において、出力電流を検出して出力電流検
    出信号を出力する出力電流検出器と、アーク加工溶接機
    の内部温度が予め定めた異常温度設定値よりも高くなる
    と異常温度を示す異常温度検出信号を出力する異常温度
    検出回路と、アーク加工溶接機内部に設置して前記異常
    温度設定値よりも低い予め定めた高温度設定値よりも高
    くなると溶接機内部の冷却継続を必要とする高温度を示
    す高温度検出信号を出力する高温度検出回路と、起動信
    号及び出力電流検出信号及び異常温度検出信号の各入力
    信号に応じてインバータ駆動信号及びドライブ信号を制
    御する主制御回路と、出力電圧を検出して出力電圧検出
    信号を出力する出力電圧検出器と、前記出力電圧検出信
    号を受けて予め定めた異常温度動作開始・遅延復帰タイ
    マ期間の異常温度動作開始・遅延復帰タイマ信号を出力
    する異常温度動作開始・遅延復帰タイマ回路と、前記ド
    ライブ信号、異常温度動作開始・遅延復帰タイマ信号、
    異常温度検出信号及び高温度検出信号の各入力信号に応
    じてファンの回転を制御する高温度期間継続ファン駆動
    信号を出力する高温度期間継続ファン駆動回路と、前記
    高温度期間継続ファン駆動信号の出力期間中回転するフ
    ァンとを具備したアーク加工溶接機のファン制御装置。
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