JP3231694B2 - 溶接用電源装置 - Google Patents

溶接用電源装置

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JP3231694B2
JP3231694B2 JP03057998A JP3057998A JP3231694B2 JP 3231694 B2 JP3231694 B2 JP 3231694B2 JP 03057998 A JP03057998 A JP 03057998A JP 3057998 A JP3057998 A JP 3057998A JP 3231694 B2 JP3231694 B2 JP 3231694B2
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謙三 檀上
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扶美 野田
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/095Monitoring or automatic control of welding parameters
    • B23K9/0956Monitoring or automatic control of welding parameters using sensing means, e.g. optical

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種溶接が可能な
溶接用電源装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】溶接には手溶接、TIG溶接、MIG溶
接等の様々な種類がある。これら種類に応じた電源装置
が使用されている。その基本となる構成の一例は、概ね
次のようなものである。商用交流電圧が入力側整流器及
び平滑コンデンサによって整流及び平滑され、直流電圧
に変換される。この直流電圧がインバータによって高周
波電圧に変換される。この高周波電圧が変圧器によって
変圧される。変圧された高周波電圧が出力側整流器によ
って整流され、必要に応じて低周波の交流電圧に変換さ
れて、負荷に供給される。この電源装置では、インバー
タによる直流電圧の高周波電圧への変換が行われている
ので、小型の変圧器を使用することができ、電源装置全
体を小型化できる。
【0003】手溶接を行う場合、溶接用電源装置は、図
3(b)に符号イで示すように、出力電圧が変動して
も、出力電流が一定値である定電流出力特性を備えてい
る。この出力電流値を設定する出力電流設定器2が、図
3(a)に示すように手溶接用電源装置のパネルに設け
られている。また、手溶接の場合、溶接の開始時や、例
えばトーチと母材とからなる負荷が短絡しているとき
に、図3(b)に符号ロで示すように、出力電流よりも
大きな電流を流して、アークを良好に発生させるホット
スタートを行う。このホットスタート時に流す電流を設
定するためのホットスタート用設定器4が、図3(a)
に示すようにパネルに設けられている。また、パネルに
は、出力電圧や出力電流を表示する表示器6も設けられ
ている。
【0004】直流TIG溶接は、例えばステンレスの溶
接に適し、図4(c)に符号イで示すような定電流出力
特性を備えている。また、同図に符号ロで示すように、
手溶接と同様にホットスタートを必要とすることもあ
る。
【0005】TIG溶接では、平坦な母材を溶接する場
合には、図4(c)に符号イで示すように出力電流を一
定値とする。しかし、パイプのような母材を溶接する場
合、特にパイプの底を溶接するとき、一定の出力電流を
供給すると、パイプからの溶融物が落下し、再溶接を行
うことが必要になったり、TIG溶接電極に溶融物が付
着し、この溶接電極が損傷する可能性がある。
【0006】そこで、図4(b)に示すように、出力電
流をパルス電流にし、ベース電流IBが流れていると
き、例えばパイプの底部に形成された溶融池を冷却し、
この溶融池から溶融物が落下したり、溶接電極に溶融物
が付着するのを防止している。
【0007】さらに、TIG溶接では、アークの発生法
として、溶接電極と母材とを短絡させ、これらに低電流
を流した後、溶接電極を母材から離して、両者の間にア
ークを発生させるタッチスタート方法と、溶接電極を母
材から離しておいて、両者の間に、例えば1〜3MHz
で5〜20kVの高周波、高電圧を印加してアークを発
生させる高周波スタート方法がある。
【0008】従って、直流TIG溶接用電源装置のパネ
ルには、図4(a)に示すように、出力電流を設定する
ための出力電流設定器8、ホットスタート設定器10が
設けられている。また、パルス電流を出力電流として流
すときの起動電流Idから最大パルス電流(設定された
出力電流)IPまで立ち上げるアップスロープ時間TU
と、最大パルス電流から溶接終了時に流すクレータ電流
ICまでのダウンスロープ時間TDとをそれぞれ設定す
るアップスロープ、ダウンスロープ時間設定器12もパ
ネルに設けられている。さらに、最大パルス電流IPと
ベース電流IBとの周期を定める、このパルス電流の周
波数Fを設定するパルス周波数設定器14と、パルス電
流を供給するか直流電流を流すかを切り換えるパルス切
換器16と、タッチスタートと、高周波スタートとの切
換を行うアークスタート切換器18とが、パネルに設け
られている。また、出力電圧及び出力電流を表示する表
示器20もパネルに設けられている。
【0009】直流TIG溶接の他に、交流TIG溶接も
ある。交直TIG溶接用電源装置は、直流TIG溶接及
び交流TIG溶接に使用される。交直TIG溶接用電源
装置を使用しての直流TIG溶接は、上述した直流TI
G溶接用電源装置におけるTIG溶接と同様である。
【0010】交流TIG溶接は、例えばアルミニウムを
溶接する場合に使用される。アルミニウムは融点の高い
酸化皮膜を有しているので、直流電源装置を用いて母材
を正極に、電極を負極として電流を流した場合(正極性
の場合)には、母材が高温にならず溶接を行うことがで
きない。そのため、母材を負極に、電極を正極として
(負極性)電流を流すと、母材から熱電子が放出され、
酸化皮膜が除かれ(クリーニング効果)、溶接が可能と
なる。但し、正極性とした場合、電極を冷却する冷却効
果がある。そこで、交流TIG溶接の場合、クリーニン
グ効果と冷却効果双方の効果を得られる。但し、図5
(b)に示すように正極性の時間と負極性の時間とを調
整することによって、両効果を所望の状態にできる。
【0011】そこで、交直TIG溶接機のパネルには、
直流TIG溶接用に、出力電流の設定器22、ホットス
タート設定器24、アップスロープ時間及びダウンスロ
ープ時間設定器26、パルス周波数設定器28、パルス
電流の有無を切り換えるパルス切換器30、タッチスタ
ートと高周波スタートとの切換を行うアークスタート切
換器32が、設けられている。また、出力電圧と出力電
流の表示器34が設けられている。交流TIG溶接用
に、交流溶接時の電圧の周波数を設定する周波数設定器
36と、正極性と負極性の比率を設定する波形バランス
設定器38がパネルに設けられている。
【0012】MIG溶接は、鋼板の溶接に用いられる。
溶接ワイヤーをワイヤー送給装置で母材側に供給し、母
材とワイヤーとの間のに電圧を印加し、これらの間でア
ーク発生と短絡とを繰り返し、ワイヤーを溶融して溶接
を行う。このMIG溶接用の電源装置は、定電圧特性を
有している。
【0013】またMIG溶接では、ワイヤーが母材に短
絡したときに流れる大きな電流を抑制するため、リアク
タンスの大きなリアクトルが必要で、アーク発生時には
リアクタンスが小さなリアクトルが必要である。このた
め、小さなリアクタンスのリアクトルを使用しながら、
短絡時に電流を抑制する制御が行われている。
【0014】従って、MIG溶接用電源装置のパネルに
は、図6に示すように出力電流を設定する出力電流設定
器40、短絡電流の設定器42、ワイヤー送給速度設定
器44及び出力電圧、電流の表示器46が設けられてい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】これら各種の溶接用電
源装置を、それぞれ個別に製造する場合、その製造が面
倒になる。上記の各種の溶接では、種々の設定が必要で
あるので、各種の溶接に使用できる1台の電源装置を製
造しようとした場合、パネルには多数の設定器を設けな
ければならず、その構成が複雑になるだけでなく、各設
定器の設定操作が面倒となる。
【0016】本発明は、各種の溶接に容易に対応するこ
とができる溶接用電源装置を提供することを目的とす
る。さらに、各種溶接に対応した設定を比較的容易に行
える溶接用電源装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、商用交流信号を直流信号に変換する入
力側直流変換部と、前記直流信号を高周波信号に変換す
る直流−高周波信号変換部と、前記高周波信号の電圧を
所定値に変換して出力する変圧器と、この変圧器から出
力された高周波信号を直流信号に変換し、該直流信号
を、溶接負荷に接続されるべき2つの出力端子に供給す
る出力側直流変換部と、前記2つの出力端子それぞれを
流れる電流を検出し、この電流を表す電流検出信号を生
成する電流検出部と、前記出力端子間の電圧を検出し、
この電圧を表す電圧検出信号を生成する電圧検出部と、
前記直流−高周波信号変換部を制御する制御部とを、備
えている。制御部は、3つの制御モードを有し、そのう
ちの選択された1つのモードによって前記直流−高周波
信号変換部を制御する。第1の制御モードは、前記電流
検出信号が予め定められた基準電流信号に等しくなるよ
うに前記直流−高周波信号変換部を制御する。第2の制
御モードは、前記2つの出力端子間に高周波信号を出力
するように設けられるべき高周波発生装置を、作動及び
停止させその後に前記第1の制御モードを実行する。第
3の制御モードは、前記電圧検出信号が予め定められた
基準電圧信号に等しくなるように前記直流−高周波信号
変換部を制御すると共に、前記2つの出力端子の一方に
接続されるワイヤーを送給するように設けられるべきワ
イヤー送給装置を制御する。更に、本発明は、第1乃至
第3の制御モードのうちいずれかを選択する指令を前記
制御部に供給するモード指令器を備える。このモード指
令器としては、1つの操作部を有し、この操作部を操作
することによって、1つの制御モードが選択される。ま
た、本発明は、前記モード指令器によって選択されたモ
ードに適するパラメータを選択する指令を前記制御部に
供給するパラメータ指令器を備えている。このパラメー
タ指令器としては、1つの操作部を有し、この操作部を
操作することによって自動的にパラメータが設定される
ものが望ましい。
【0018】請求項1記載の発明によれば、第1の制御
モードを選択することによって、出力電流を定電流制御
することができる。従って、2つの出力端子に接続され
るべき溶接用電極と母材とを接触させて両者の間にアー
クを発生させる手溶接とタッチスタートTIG溶接機用
の電源として、この溶接用電源を使用することができ
る。さらに、高周波発生装置を設け、第1の制御モード
を選択すると、高周波スタートTIG溶接機用の電源と
して、この溶接用電源を使用することができる。無論、
高周波発生装置を使用しなければ、手溶接とタッチスタ
ートTIG溶接機用の電源として、この溶接用電源を使
用することができる。また、ワイヤー送給装置を設け、
第3の制御モードを選択すると、MIG溶接機用の電源
として、この溶接用電源を使用することができる。無
論、ワイヤー送給装置を設けた場合でも、第1の制御モ
ードを選択すると、手溶接とタッチスタートTIG溶接
機用の電源として、この電源を使用することができる。
また、モード指令器を操作することによって、第1乃至
第3の制御モードのうち、希望するモードで制御部を動
作させることができる。各制御モードにおいて、それぞ
れ溶接用電源装置に対してパラメータを設定する必要が
ある。本発明によれば、選択されたモードに適するパラ
メータを、パラメータ指令器によって容易に設定するこ
とができる。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】請求項2記載の発明は、請求項1記載の溶
接用電源装置において、前記基準電流信号及び基準電圧
信号を設定する1つの設定器が設けられている。
【0030】請求項2記載の発明によれば、第1の制御
モードで使用される基準電流信号と第3の制御モードで
使用される基準電圧信号とを、1つの設定器によって設
定することができるので、設定器の数を減少させること
ができる。
【0031】請求項3記載の発明は、請求項1記載の溶
接用電源装置において、前記モード指令器によって選択
されたモードを表示するモード表示器と、前記パラメー
タ指令器によって選択されたパラメータを表示するパラ
メータ表示器とを、具備している。
【0032】請求項3記載の発明によれば、選択された
モードがモード表示器に表示され、選択されたパラメー
タがパラメータ表示器に表示される。従って、どのよう
なモードが選択され、どのようなパラメータが選択され
ているかを、この溶接用電源の使用者が容易に知ること
ができる。
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態の溶接用電
源は、手溶接、直流TIG溶接、交直TIG溶接、MI
G溶接のいずれにも使用できるもので、図1に示すよう
に商用交流信号、例えば商用交流電圧が入力される電源
入力端子100を有している。この電源入力端子100
の商用交流電圧は、入力側直流化部102に供給され、
ここで直流信号、例えば直流電圧に変換される。入力側
直流化部102としては、例えば整流器と平滑コンデン
サを使用することができる。
【0038】入力側直流化部102からの直流電圧は、
定電圧装置104に供給される。定電圧装置104は、
例えばIGBT、電力FETまたは電力バイポーラトラ
ンジスタのような半導体スイッチング素子を含むチョッ
パ回路106を備えている。このチョッパ回路106
は、チョッパ駆動回路108からのPWM駆動信号に基
づいて、オン、オフ制御される。駆動回路108は、C
PU110からの指令に従って、駆動信号を発生する。
CPU110は、電源入力端子100における電圧を入
力電圧検出器112によって検出し、これをA/D変換
器114によってディジタル信号に変換したものと、チ
ョッパ回路106の出力電圧をチョッパ出力電圧検出回
路116によって検出し、これをA/D変換器118に
よってディジタル信号に変換したものと、メモリ120
に記憶されているデータとに基づいて、演算処理を行
い、チョッパ出力電圧が予め定めた一定の直流電圧とな
る指令をチョッパ駆動回路108に供給している。従っ
て、電源入力端子100に入力される電圧が200V、
400V等のように異なる電圧であっても、定電圧装置
104の出力電圧は、予め定めた一定電圧である。
【0039】この定電圧装置104の一定値の直流電圧
は、直流−高周波信号変換部、例えば高周波インバータ
122に供給される。このインバータ122には、例え
ばIGBT、電力FETまたは電力バイポーラトランジ
スタのような半導体スイッチング素子を複数含み、これ
ら半導体スイッチング素子が、インバータ駆動回路12
4からのPWM駆動信号に基づいてオン、オフ制御さ
れ、十数kHz乃至100kHzの高周波電圧に変換さ
れる。インバータ駆動回路124には、後述するように
CPU110から指令が与えられている。
【0040】この高周波電圧は、変圧器126に供給さ
れ、ここで所定の値の高周波電圧に変圧され、出力側直
流化部128に供給され、直流電圧に変換される。
【0041】この出力側直流化部128からの直流電圧
は、交流−直流切換部130に供給される。この交流−
直流切換部130は、例えば半導体スイッチング素子を
フルブリッジ接続させたインバータを含む。これら半導
体スイッチング素子が交流−直流切換部用駆動回路13
2からのPWM駆動信号によってオン、オフ制御され
る。駆動回路132は、CPU110から交流切換指令
が与えられていると、インバータ122よりも低い周波
数、例えば10数Hzから200Hzの交流電圧を発生
するように、各半導体スイッチング素子をPWM制御す
る。また、CPU110から直流切換指令が供給されて
いると、駆動回路132は、半導体スイッチング素子の
うち、後述する負荷を間に挟んで直列に接続されている
2つの半導体スイング素子を継続的にオンとして、直流
電圧を継続的に供給する。なお、供給する直流電圧の極
性を正極性とするか、負極性とするかによって、オンさ
せる2つの半導体スイッチング素子が変更される。
【0042】なお、交流−直流切換部130としては、
この他に、出力側直流化部を正極側の出力端子と負極側
出力端子と帰還端子とを有するものとし、正極側出力端
子を1つのチョッパ回路を介して負荷の一端に接続し、
負極側出力端子を他のチョッパ回路を介して負荷の一端
に接続し、負荷の他端を帰還端子に接続し、交流電圧を
負荷に供給するときは、両チョッパ回路を交互にオン、
オフさせ、直流電圧を供給するときは、チョッパ回路の
いずれか一方を連続的にオンさせるものとすることもで
きる。
【0043】交流−直流切換部130の出力電圧は、出
力端子134に供給される。この出力端子134は、実
際には正負2つの端子からなり、その一方が母材に接続
され、他方は溶接用電極、例えばTIG溶接機の場合に
はコレット、MIG溶接機の場合にはコンタクトチップ
に接続される。
【0044】交流−直流切換部130の出力電圧は、出
力電圧検出器136によって検出され、A/D変換器1
38によってディジタル信号に変換され、CPU140
に供給される。同様に、交流−直流切換部130の出力
電流は、出力電流検出器142によって検出され、A/
D変換器144によってディジタル信号に変換され、C
PU140に供給される。
【0045】出力端子134には、高周波発生装置14
6が設けられている。この高周波発生装置146は、例
えば1〜3MHzで5乃至20kVの高周波高電圧を発
生し、2つの出力端子134間に供給するもので、CP
U110からの指令により起動、停止する。
【0046】MIG溶接の際に使用するワイヤーを送給
するワイヤー送給装置、例えばワイヤー送給モータ14
8とこれを制御するワイヤー送給モータ制御装置150
も、設けられている。ワイヤー送給制御装置150の制
御もCPU110が行う。
【0047】CPU110は、手溶接、TIG溶接(高
周波スタート)、TIG溶接(タッチスタート)、交直
TIG溶接、MIG溶接及びガウジング(出力電流を高
くし、鋼板に窪みを設けたり、孔をあけるためのもの)
のいずれにも対応できるようにプログラムされている。
また、高周波発生装置146やワイヤー送給モータ14
8、ワイヤー送給制御装置150は、容易に電源装置に
着脱できる。なお、手溶接やTIG溶接の際、定電流制
御が行われ、MIG溶接の際、定電圧制御が行われる
が、その基準電流信号及び基準電圧信号は、1つの出力
設定器172によって設定され、A/D変換器174に
よってディジタル信号に変換されて、CPU110に供
給されている。
【0048】上述したような制御をCPU110が行う
ために必要なデータは、CPU140からCPU110
に供給される。CPU140には、モード指令器、例え
ばプロセス設定用押し釦152と、モード表示器、例え
ばプロセス表示器154が設けられている。プロセス設
定用押し釦152を1回押すと、手溶接モードとなり、
プロセス表示器154には、手溶接と表示される。プロ
セス設定用押し釦152を続けて押すと、TIG溶接
(高周波スタート)のモードとなり、その旨がプロセス
表示器154に表示される。さらにプロセス設定用押し
釦152を押すと、TIG(タッチスタート)のモード
となり、その旨がプロセス表示器154に表示される。
さらにプロセス設定用押し釦152を押すと、交直TI
G溶接のモードとなり、その旨がプロセス表示器154
に表示される。さらにプロセス設定用押し釦152を押
すと、MIG溶接モードとなり、その旨がプロセス表示
器154に表示される。さらにプロセス設定用押し釦1
52を押すと、ガウジングのモードとなり、その旨がプ
ロセス表示器154に表示される。さらに、プロセス設
定用押し釦152を押すと、最初の手溶接モードとな
り、その旨がプロセス表示器154に表示される。以
下、同様に順に各モードとなる。
【0049】各モードとなったとき、溶接用電源の駆動
に関してパラメータを設定する必要がある。例えば、直
流TIG溶接の場合にパルス制御を行うか、おこなうと
した場合どのように行うか、交直TIG溶接の場合に交
流周波数や、交流波形の波形バランスをどのように設定
するか等である。これらに必要なデータは予めメモリ1
56に記憶されており、パラメータ表示部158に表示
されている。
【0050】これらデータは、プロセス設定用押し釦1
52を押してモードを設定したとき、そのモードに関連
するデータがパラメータ表示部158に表示されてい
る。このデータを変更したい場合、パラメータ変更用操
作部、例えばアップダウン押し釦160を操作すること
によって、所望の値に設定することができる。
【0051】同じモードであっても複数のパラメータを
設定する必要があることがある。例えばパルス制御の場
合、パルスの周波数やベース電流値の設定が必要があ
る。同じモードで異なるパラメータを設定する場合、パ
ラメータ設定用押し釦162を押す度に次のパラメータ
が読出され、パラメータ表示部154に表示される。よ
って、この表示状態において、アップダウン押し釦16
0を操作することによって、同じモードにおける複数の
パラメータを順次変更することができる。
【0052】なお、出力端子134における出力電圧と
出力電流は、CPU140に接続されている出力電圧表
示器164と出力電流表示器166に表示されている。
【0053】図2は、この溶接電源のパネルに設けられ
ている各表示器154、158、164、166、プロ
セス設定用押し釦152、アップダウン押し釦160、
パラメータ設定用押し釦162及び出力設定器172を
示したものである。様々な溶接モードに対応しているに
もかかわらず、各押し釦や出力設定器152からなる操
作部の数は非常に少ない。
【0054】次に各モードにおける動作について説明す
る。
【0055】(1)手溶接 押し釦152によって手溶接が選択されると、表示器1
54には手溶接が表示される。このとき、交流−直流切
換器130は、直流電圧を負荷に供給するように切り換
えられる。そして、出力端子134にトーチと母材とが
接続され、両者が接触させられて溶接が行われると、出
力電流が出力電流検出器142によって検出され、A/
D変換器144でディジタル化された出力電流信号が、
CPU140に供給され、必要な演算処理が行われた
後、CPU110に供給される。CPU110では、出
力設定器152によって設定された基準電流信号と、メ
モリ156のデータと、CPU140からのデータとに
よって、出力電流が、基準電流信号に等しい電流となる
ように駆動回路124に指令を与える。
【0056】押し釦162によって「ホットスタート機
能」が選択されたときに、アップダウン押し釦160に
よってホットスタート時に出力電流を何パーセント増加
させるか設定されていると、スタート時には増加させた
出力電流が流れるようにCPU110が駆動回路124
に指令を与える。
【0057】(2)直流TIG溶接(高周波スタート) 押し釦152によって直流TIG(高周波スタート)が
選択されると、表示器154には、直流TIGと表示さ
れる。また、押し釦162及びアップダウン押し釦16
0の操作によってスロープ時間Tu、ダウン時間TD、
パルスの有無及びパルス周波数が設定され、表示器15
8に表示される。このとき、交流−直流切換器130
は、直流電圧を負荷に供給するように切り換えられる。
電流検出器142によって検出された出力電流が、A/
D変換器144によってディジタル信号に変換され、C
PU140に供給され、演算処理された後、CPU11
0に入力される。
【0058】CPU110では、出力設定器172によ
って設定された基準電流信号がA/D変換器174によ
ってディジタル化され、入力されており、この基準電流
信号が表わす電流に出力電流が等しくなるように駆動回
路124に指令をCPU110が与える。この時、パラ
メータの設定が押し釦162等によって行われている
と、そのパラメータに従って制御が行われる。
【0059】アークスタート時には、押し釦152の操
作によって高周波スタートを意味するディジタル信号が
CPU140からCPU110に供給されているので、
CPU110は、高周波発生装置146に起動信号を供
給する。高周波発生装置146は高周波高電圧の電圧を
端子134に接続されているトーチと母材に供給し、こ
れらの間にアークが発生する。アークの発生後には、上
述したように定電流制御が行われる。また、電圧検出器
136及び電流検出器142の出力に基づいてアークが
発生したことをCPU110が確認し、高周波発生装置
146を停止させる。
【0060】(3)直流TIG溶接(タッチスタート) 押し釦152によって直流TIG溶接(タッチスター
ト)が選択されると、表示器154には直流TIGが表
示される。そして、溶接は、(2)直流TIG溶接(高
周波スタート)と同様である。アークスタートの動作
が、(2)直流TIG溶接(高周波スタート)と異な
る。
【0061】タッチスタートの場合、タッチスタートを
意味するデータがCPU140からCPU110に供給
されるので、負荷である電極と母材とが接触させられて
いる当初には、基準電流信号が表わす電流よりも低い電
流となるように駆動回路124に指令が与えられる。こ
の後、電極を母材から引き上げて、アークを発生させ
る。
【0062】なお、押し釦スイッチ162の操作によっ
てホットスタート機能が選択されたときには、手溶接の
場合と同様に制御が行われる。
【0063】(4)交直TIG溶接 押し釦152によって交直TIG溶接が選択されている
と、表示器154には、交直TIG溶接が表示される。
押し釦162等の操作により、交流溶接時の周波数、波
形バランスと、直流溶接時のアップスロープ時間TU、
ダウンスロープ時間TD、パルスの有無、パルス周波数
が設定される。
【0064】交直TIG溶接における直流TIG溶接
は、(2)または(3)の直流TIG溶接と同じであ
り、その説明は省略する。交流TIG溶接では交流−直
流切換器130が、設定された周波数及び波形バランス
の交流電圧を負荷に供給する。このとき、出力電流が定
電流となるように、CPU110はインバータ122を
制御している。
【0065】(5)MIG溶接 押し釦152によってMIG溶接が選択されていると、
表示器154にはMIG溶接という表示がなされる。押
し釦162等によってガスの種類、ワイヤーの種類、ワ
イヤー径、ワイヤーが母材と短絡しているときの電流値
(図2ではインダクタンス35%と表示されている。)
が設定され、そのデータが表示器158に表示される。
【0066】電源装置が動作を開始すると、まずCPU
110が、交流−直流切換器130は、直流電圧を負荷
に供給するように切り換えられる。また、電圧検出器1
36によって検出された出力電圧が、出力設定器172
によって設定された基準電圧信号が表わす電圧に等しく
なるように、即ち出力電圧を定電圧制御するように、駆
動回路124にCPU110が指令を与える。
【0067】一方、設定されたワイヤーの種類、ワイヤ
ー径により、メモリ156からデータが読み出され、そ
のデータに従ってワイヤー送給モータ制御装置150に
指令を与え、この制御装置150がワイヤー送給モータ
148を制御し、消耗式電極となるワイヤーの送給速度
が制御され、ワイヤーが母材に短絡し、短絡によるジュ
ール熱でワイヤーアーク移行が連続して行われる。
【0068】(6)ガウジング 押し釦152によりガウジングが選択されると、MIG
溶接と同様の制御が行なわれるが、このとき、ワイヤー
送給速度を緩やかにし、負荷に流れる電流を大きくし
て、母材である鋼板に窪みを設ける等のガウジングが行
なわれる。
【0069】このように各種の溶接が1台の電源によっ
て可能である。特に手溶接とタッチスタートTIGと
は、起動時には電極と母材とを短絡させてアークを発生
させる。また、出力電流は、いずれも定電流制御され
る。従って、同じ定格出力電流の場合、同一部品を使用
することができる。よって、この手溶接とタッチスター
トTIG用の装置を基本ユニットとして予め製造する。
【0070】この基本ユニットに高周波発生装置146
を追加することによって、高周波スタートTIG溶接用
の電源を得ることができる。
【0071】また、基本ユニットに、ワイヤー送給モー
タ148及びワイヤー送給制御装置150を付加するこ
とによってMIG溶接、手溶接、タッチスタートTIG
溶接用の電源を得ることができる。
【0072】さらに、基本ユニットに、高周波発生装置
146と、ワイヤー送給モータ148及びワイヤー送給
制御装置150とを追加することにより、MIG溶接、
高周波スタートTIG溶接、手溶接、タッチスタートT
IG溶接用の電源を得ることができる。
【0073】また、逆に考えると、溶接用電源を設計す
る段階において、MIG溶接、高周波スタートTIG溶
接、タッチスタートTIG溶接、手溶接の全ての溶接が
可能な電源を設計する。そして、製造工程において、高
周波発生装置146を除去すると、MIG溶接、タッチ
スタートTIG溶接、手溶接に適した電源を製造でき
る。
【0074】また、製造工程において、ワイヤー送給モ
ータ148及びワイヤー送給制御装置150を除去する
と、高周波スタートTIG溶接、タッチスタートTIG
溶接、手溶接に適した電源を製造することができる。
【0075】さらに、製造工程において、高周波発生装
置146と、ワイヤー送給モータ148及びワイヤー送
給制御装置150とを除去すると、基本ユニットのみと
なり、タッチスタートTIG溶接、手溶接に適した電源
を製造することができる。
【0076】なお、交直TIG溶接は、全ての溶接に付
加することができる。
【0077】上記の実施の形態では、手溶接、TIG
(高周波スタート)、TIG(タッチスタート)、交直
TIG溶接、MIG溶接、ガウジングの6つのモードに
切り換えらているが、MIG溶接時にパルス電流を流す
等の他の機能を追加することも可能である。また、上記
の実施の形態では、交流−直流切換器130を設けた
が、直流のみに使用する場合には、これを除去すること
ができる。また、上記の実施の形態では、2つのCPU
110、140を用いたが、1つのCPUのみを使用す
ることもできる。同様に、2つのメモリ120、156
を使用しているが、これも1つのメモリのみを使用する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態による溶接用電源装置の
ブロック図である。
【図2】図1の溶接用電源装置のパネル部分を示す図で
ある。
【図3】従来の手溶接用電源装置のパネル部分とその出
力特性を示す図である。
【図4】従来の直流TIG溶接用電源装置のパネル部分
とその出力特性を示す図である。
【図5】従来の交直TIG溶接用電源装置のパネル部分
とその出力特性を示す図である。
【図6】従来のMIG溶接用電源装置のパネル部分を示
す図である。
【符号の説明】
102 入力側直流変換部 110 140 CPU(制御部) 122 直流−高周波信号変換部 126 変圧器 128 出力側直流変換部 136 電圧検出部 142 電流検出部 146 高周波発生装置 148 ワイヤー送給用モータ 150 ワイヤー送給制御装置
フロントページの続き (72)発明者 森口 晴雄 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3 号 株式会社三社電機製作所内 (72)発明者 池田 哲朗 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3 号 株式会社三社電機製作所内 (72)発明者 檀上 謙三 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3 号 株式会社三社電機製作所内 (72)発明者 木下 敦史 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3 号 株式会社三社電機製作所内 (72)発明者 野田 扶美 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3 号 株式会社三社電機製作所内 (72)発明者 石井 秀雄 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3 号 株式会社三社電機製作所内 (56)参考文献 特開 平9−52175(JP,A) 特開 平6−262355(JP,A) 特開 平8−214549(JP,A) 特開 昭60−18275(JP,A) 特開 平7−75873(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 9/073 B23K 9/10 B23K 9/12 H02M 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流信号を直流信号に変換する入力
    側直流変換部と、 前記直流信号を高周波信号に変換する直流−高周波信号
    変換部と、 前記高周波信号の電圧を所定値に変換して出力する変圧
    器と、 この変圧器から出力された高周波信号を直流信号に変換
    し、該直流信号を、溶接負荷に接続されるべき2つの出
    力端子に供給する出力側直流変換部と、 前記2つの出力端子それぞれを流れる電流を検出し、こ
    の電流を表す電流検出信号を生成する電流検出部と、 前記出力端子間の電圧を検出し、この電圧を表す電圧検
    出信号を生成する電圧検出部と、 前記電流検出信号が予め定められた基準電流信号に等し
    くなるように前記直流−高周波信号変換部を制御する第
    1の制御モードと、前記2つの出力端子間に高周波信号
    を出力するように設けられるべき高周波発生装置を、作
    動及び停止させその後に前記第1の制御モードを実行す
    る第2の制御モードと、前記電圧検出信号が予め定めら
    れた基準電圧信号に等しくなるように前記直流−高周波
    信号変換部を制御すると共に、前記2つの出力端子の一
    方に接続されるワイヤーを送給するように設けられるべ
    きワイヤー送給装置を制御する第3の制御モードとのう
    ち、いずれか選択されたモードで動作する制御部と、 第1乃至第3の制御モードのうちいずれかを選択する指
    令を前記制御部に供給するモード指令器と、 前記モード指令器によって選択されたモードに適するパ
    ラメータを選択する指令を前記制御部に供給するパラメ
    ータ指令器とを、 備えた溶接用電源装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の溶接用電源装置におい
    て、前記基準電流信号及び基準電圧信号を設定する1つ
    の設定器が設けられている溶接用電源装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の溶接用電源装置におい
    て、前記モード指令器によって選択されたモードを表示
    するモード表示器と、前記パラメータ指令器によって選
    択されたパラメータを表示するパラメータ表示器とを、
    具備する溶接用電源装置。
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