JPS6329878Y2 - - Google Patents

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JPS6329878Y2
JPS6329878Y2 JP11147386U JP11147386U JPS6329878Y2 JP S6329878 Y2 JPS6329878 Y2 JP S6329878Y2 JP 11147386 U JP11147386 U JP 11147386U JP 11147386 U JP11147386 U JP 11147386U JP S6329878 Y2 JPS6329878 Y2 JP S6329878Y2
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ignition
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、内燃機関の異常を検出した時に機関
を停止させる内燃機関緊急停止装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
内燃機関のオイルレベルが所定値以下に低下し
た場合や、機関が過熱した場合のように、異常事
態が生じた場合には、直ちにこれを検知して機関
を緊急停止させる必要があることがある。本出願
人は先に、機関に異常事態が生じた時にサーキツ
トブレーカをしや断させて内燃機関用点火装置の
点火動作を停止させることにより機関を停止させ
る緊急停止装置(実開昭57−51169号)を提案し
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら先に提案した装置では、異常事態
を検出した時に閉じる検出器をサーキツトブレー
カに対して直列に接続して、異常事態が生じた時
に該検出器を通してサーキツトブレーカに所定の
レベル以上の電流を流すことによりサーキツトブ
レーカを開路させるようにしていたため、サーキ
ツトブレーカを動作させるために必要な大きな電
流を検出器に流す必要があり、検出器として電流
容量の大きな高価なものを用いなければならない
という問題があつた。
また先に提案した装置ではサーキツトブレーカ
により点火回路の主回路電流をしや断するように
していたため、サーキツトブレーカの動作電流は
点火回路の主回路電流より高く設定する必要があ
り、サーキツトブレーカとして動作電流が高い大
形で高価なものを用いる必要があつた。
更に、先に提案した装置では、点火電源コイル
がサーキツトブレーカを動作させるために点火回
路の本来の主回路電流より大きい電流を流す必要
があるため、点火電源コイルの電流容量を大きく
しておく必要があり、点火電源コイルの銅量が多
くなつてコストが高くなるという問題があつた。
本考案の目的は、小容量の検出器及びサーキツ
トブレーカを用いることができる上に点火電源コ
イルの電流容量を低くすることができるようにし
た内燃機関緊急停止装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、一方の半サイクルの出力で内燃機関
用点火装置に点火エネルギーを供給する点火電源
コイルに対して並列に接続されて導通した際に該
点火電源コイルの一方の半サイクルの出力を短絡
して内燃機関用点火装置の点火動作を停止させる
機関停止用サイリスタと、異常事態が生じた時に
検出動作を行つて導通状態またはしや断状態にな
る検出器を有して該検出器が検出動作を行つた時
に前記機関停止用サイリスタを導通させる機関停
止用サイリスタ点弧回路とを備えた内燃機関緊急
停止装置において、検出器及びサーキツトブレー
カとして電流容量の小さなものを用いることがで
きるようにするとともに、点火電源コイルの容量
の低減を図ることができるようにしたものであ
る。
そのため本考案においては、機関停止用サイリ
スタ点弧回路が、バツテリを電源として機関停止
用サイリスタに点弧信号を供給する点弧信号供給
回路と、機関停止用サイリスタのゲートカソード
間に対してコレクタエミツタ間回路が並列に接続
されてバツテリからベース電流が与えられて導通
する点弧信号側路用トランジスタと、バツテリか
ら点弧信号側路用トランジスタにベース電流を供
給する回路に挿入されて該ベース電流をオンオフ
するサーキツトブレーカと、該サーキツトブレー
カに対して直列に接続されて導通した際にバツテ
リから該サーキツトブレーカを通して該ブレーカ
をしや断させるための電流を流すブレーカ駆動用
スイツチと、バツテリからブレーカ駆動用スイツ
チにトリガ信号を供給するトリガ信号供給回路と
を備えている。そして上記検出器は、検出動作を
行つた時にのみブレーカ駆動用スイツチへのトリ
ガ信号の供給を許容するようにブレーカ駆動用ス
イツチのトリガ回路に接続され、異常事態が生じ
て検出器が検出動作を行つた時にのみブレーカ駆
動用スイツチが導通するようになつている。
〔考案の作用〕
上記の構成において、異常事態が生じておら
ず、検出器が検出動作が行つていない時には、ブ
レーカ駆動用スイツチにトリガ信号が与えられな
い。この時バツテリからサーキツトブレーカを通
して点弧信号側路用トランジスタにベース電流が
与えられるため、該トランジスタが導通して機関
停止用サイリスタへの点弧信号を該サイリスタか
ら側路する。従つて機関停止用サイリスタは導通
せず、点火動作が正常に行われて機関が正常に運
転される。
これに対して異常事態が生じて検出器が検出動
作を行うと、ブレーカ駆動用スイツチにトリガ信
号が与えられるため該スイツチが導通し、サーキ
ツトブレーカに前記点弧信号側路用トランジスタ
のベース電流よりも大きな電流を流す。これによ
りサーキツトブレーカがしや断し、点弧信号側路
用トランジスタのベース電流をしや断する。これ
により該トランジスタがしや断状態になり、機関
停止用サイリスタに点弧信号が供給されるのを許
容する。従つてこの状態では、点火電源コイルが
一方の半サイクルの出力電圧を発生する毎に機関
停止用サイリスタが導通して点火電源コイルを短
絡し、これにより点火動作を停止させて機関を停
止させる。
上記のように、本考案によれば、検出器はブレ
ーカ駆動用スイツチのトリガ信号をオンオフし得
る容量を有していればよいため、該検出器として
小形で安価なものを用いることができる。
またサーキツトブレーカとしてはトランジスタ
のベース電流をオンオフし得るものを用いればよ
いため、該サーキツトブレーカとして動作電流が
低い小形のものを用いることができる。
更に、点火電源コイルは点火動作に必要な電流
を流し得るものであればよく、サーキツトブレー
カを動作させるために点火回路の主回路電流より
大きい電流を流す必要がないため、点火電源コイ
ルの容量を増大させる必要がなく、点火電源コイ
ルの銅量の増加を防いでコストの上昇を防ぐこと
ができる。
〔実施例〕
以下添附図面を参照して本考案の実施例を説明
する。
図面は本考案の一実施例を示したもので、同図
において1は1次コイル1a及び2次コイル1b
を鉄心に巻回してなる点火コイル、2は図示しな
い機関の気筒に取付けられて2次コイル1bに接
続された点火プラグである。1次コイル1aの一
端は2次コイル1bの一端とともに接地され、該
1次コイル1aの他端にはNPNトランジスタ3
のコレクタが接続されている。トランジスタ3の
ベースには抵抗4の一端が接続され、抵抗4の他
端と1次コイル1aの他端との間に信号コイル5
が接続されている。信号コイル5と抵抗4との接
続点にサイリスタ6のアノードが接続され、サイ
リスタ6のカソードはトランジスタ3のエミツタ
とともに接地されている。サイリスタ6のゲート
カソード間には抵抗7が、またアノードゲート間
にはダイオード8及び抵抗9の直列回路がそれぞ
れ接続されている。1次コイル1aの両端にはま
たダイオード10がそのアノードを接地側に向け
て並列接続され、以上の各部により内燃機関用点
火装置が構成されている。
点火コイル1は機関により駆動される磁石発電
機内に配置され、1次コイル1aが点火電源コイ
ルを兼ねている。1次コイル1aは、機関の回転
に同期して一方の半サイクルの電圧Vaと他方の
半サイクルの電圧Vbとを交互に誘起し、一方の
半サイクルの電圧Vaにより点火エネルギーを供
給する。以下一方の半サイクルの電圧Vaを正方
向電圧とし、他方の半サイクルの電圧Vbを負方
向電圧とする。
1次コイル(点火電源コイル)1aに対して並
列に機関停止用サイリスタ11がそのカソードを
接地側に向けて接続されている。サイリスタ11
のゲートは抵抗12を介して負極を接地したバツ
テリ13の正極に接続され、この例ではバツテリ
13と抵抗12とにより、バツテリ13を電源と
して機関停止用サイリスタ11に点弧信号を供給
する点弧信号供給回路が構成されている。
機関停止用サイリスタ11のゲートカソード間
には、点弧信号側路用のNPNトランジスタ14
のコレクタエミツタ間回路が、エミツタをサイリ
スタ11のカソード側に向けて並列に接続されて
いる。トランジスタ14のベースには抵抗15の
一端が接続され、抵抗15の他端はサーキツトブ
レーカ16と抵抗17とを介してバツテリ13の
正極に接続されている。抵抗17、サーキツトブ
レーカ16及び抵抗15によりトランジスタ14
にベース電流を供給する回路が構成され、サーキ
ツトブレーカ16によりベース電流がオンオフさ
れる。
サーキツトブレーカ16は、閉成状態にセツト
されている時としや断動作をした時とで異なる位
置に位置する操作子16aを備え、この操作子1
6aを操作することにより閉成状態にセツトし得
るようになつている。このサーキツトブレーカ1
6としては例えば一種のバイメタルを利用して、
該バイメタルに通電することにより自己発熱さ
せ、通電電流が所定値に達した時に該バイメタル
の反転動作により接点を開くと共に操作子を変位
させてしや断動作をしたことを表示するようにし
たものを用いることができる。この様なサーキツ
トブレーカを用いた場合、その動作には一定の遅
れ(熱応答性)があり、所定の電流が流れた後一
定の時間が経過した時点でしや断動作が行われ
る。
サーキツトブレーカ16を動作させるため、ブ
レーカ駆動用スイツチとしてのサイリスタ18が
サーキツトブレーカ16に対して直列に接続され
ている。サイリスタ18はそのカソードを接地側
に向けてサーキツトブレーカ16に直列接続さ
れ、このサイリスタ18が導通した際にバツテリ
13からサーキツトブレーカ16を通して該ブレ
ーカをしや断動作させるための動作電流が流れる
ようになつている。サーキツトブレーカ16はト
ランジスタ14のベース電流ではしや断せず、サ
イリスタ18が導通して所定レベル以上の動作電
流が流れた時に始めてしや断するようになつてい
る。
サイリスタ18のゲートは抵抗19を通してバ
ツテリ13の正極に接続され、この抵抗19によ
り、バツテリ13からサイリスタ18にトリガ信
号を供給するトリガ信号供給回路が構成されてい
る。
20は機関を停止させる必要がある異常事態を
検出する検出器で、この検出器20は検出動作を
行つた時にのみサイリスタ18(ブレーカ駆動用
スイツチ)へのトリガ信号の供給を許容するよう
にサイリスタ18のトリガ回路に接続される。こ
の例では、検出器20が正常時に閉じ、異常時に
開くようになつていて、該検出器がサイリスタ1
8のゲートカソード間に並列に接続されている。
すなわち検出器20は正常時に閉じていてバツテ
リ13から抵抗19を通してサイリスタ18にト
リガ信号が供給されるのを阻止し、異常事態を検
出する検出動作を行つた時に開いてサイリスタ1
8にトリガ信号が供給されるのを許容する。
ここで異常事態とは、例えば機関の潤滑オイル
のレベルが規定レベル以下になつた状態や、機関
の温度が過大になつた状態(オーバヒートの状
態)である。オイルレベルを検出する検出器は、
例えばオイルの液面に追従して上下動する磁石付
きのフロートと、該フロートが所定レベルまで下
がつた時にフロートの磁石により駆動されるリー
ドスイツチとにより構成できる。またオイルに接
触している時に該オイルにより冷却されて高抵抗
(実質的なしや断状態)を示し、オイルに接触し
なくなると温度上昇して低抵抗(実質的な導通状
態)を示す自己発熱形のサーミスタによりオイル
レベル検出器を構成することもできる。
上記実施例においては、バツテリ13及び抵抗
12からなる点弧信号供給回路と、点弧信号側路
用トランジスタ14と、抵抗15及び17とサー
キツトブレーカ16とを通してトランジスタ14
にベース電流を供給する回路と、ブレーカ駆動用
スイツチとしてのサイリスタ18と、抵抗19か
らなるトリガ信号供給回路と、検出器20とによ
り機関停止用サイリスタ点弧回路が構成されてい
る。
上記実施例において、内燃機関が回転すると、
1次コイル(点火電源コイル)1aに交流電圧が
誘起し、この1次コイルの両半サイクルの出力電
圧の内、一方の半サイクルの電圧Vaが発生する
と、1次コイル1aから信号コイル5と抵抗4と
を通してトランジスタ3にベース電流が流れる。
これによりトランジスタ3が導通し、1次コイル
1aからトランジスタ3のコレクタエミツタ間を
通して1次電流が流れる。
信号コイル5は点火コイル1が設けられた磁石
発電機内または適宜の信号発電機内に配置され、
上記1次電流が十分大きくなる位置に設定された
機関の点火位置で信号Vcを誘起する。信号Vcが
発生すると、サイリスタ6に点弧信号が与えられ
て該サイリスタ6が導通し、トランジスタ3に流
れていたベース電流を該トランジスタから側路す
る。これによりトランジスタ3がしや断状態にな
り、点火コイルの1次電流がしや断される。この
1次電流のしや断は急速に行われるため、点火コ
イル1の鉄心中で大きな磁束変化が生じ、2次コ
イル1bに高電圧が誘起する。この高電圧は点火
プラグ2に印加されるため該点火プラグで火花が
生じ、機関が点火される。
異常事態が生じておらず、検出器20が閉じて
いる時にはサイリスタ18に点弧信号が供給され
ないため、該サイリスタ18は導通せず、サーキ
ツトブレーカ16はしや断しない。そのためトラ
ンジスタ14は導通状態を保持し、機関停止用サ
イリスタ11はしや断状態を保持する。従つて1
次コイル(点火電源コイル)1aは短絡されるこ
とがなく、機関の点火動作は支障無く行われる。
これに対し機関を停止させる必要がある異常事
態、例えば機関のオイルレベルが規定レベル未満
になる状態が生じたとすると、検出器20がしや
断状態になるため、サイリスタ18に点弧信号が
与えられ、該サイリスタ18が導通する。これに
よりサーキツトブレーカ16に所定レベル以上の
動作電流が流れ、該サーキツトブレーカ16がし
や断する。従つてトランジスタ14のベース電流
がしや断されて該トランジスタ14がしや断状態
になり、機関停止用サイリスタ11のゲートカソ
ード間の短絡が解除される。これによりバツテリ
13から抵抗12を通してサイリスタ11に点弧
信号が与えられ、該サイリスタ11が導通する。
このサイリスタ11の導通により1次コイル1a
が短絡されて点火動作が阻止され、機関が失火す
る。機関停止用サイリスタ11は機関が回転して
いて1次コイル1aが電圧を誘起している限り繰
返し導通して点火動作を阻止するため、やがて機
関は停止する。
サーキツトブレーカ16がしや断動作を行う
と、その操作子16aがしや断位置に変位するの
で、該操作子16aの位置を視認することによ
り、機関が停止した原因が異常事態の発生にある
ことを知ることができる。
上記実施例では、異常事態が生じた時にしや断
状態になる検出器20を用いたが、正常時にはし
や断状態にあり異常事態が生じた時に導通状態に
なる検出器を用いることができる。上記実施例に
おいてこの様な検出器を用いる場合には該検出器
をサイリスタ18のゲートとバツテリ13の正極
との間の回路に(抵抗19に対して直列に)挿入
すればよい。
上記の実施例においてサーキツトブレーカ16
はトランジスタ14のベース電流を流し得るもの
であれば良いので、該サーキツトブレーカとして
電流容量の小さいものを用いることができる。
また点火電源コイル(上記の例では1次コイル
1a)は点火回路の主回路電流を流し得るもので
あればよく、サーキツトブレーカを動作させるた
めに点火回路の主回路電流以上の電流を流す必要
がないため、該点火電源コイルの電流容量を増大
させる必要がない。従つて点火電源コイルの銅量
が増大するのを防ぐことができ、コストの低減を
図ることができる。
更に、検出器20はブレーカ駆動用スイツチの
トリガ信号をオンオフし得るものであれば良いの
で、該検出器として電流容量の小さい小形のもの
を用いることができる。
上記実施例において、サーキツトブレーカとし
てバイメタルを使用したもののように熱応答性を
有するものを用いると、検出器20の接点がチヤ
タリングを生じた場合、あるいはオイルレベルが
規定値以上あるのに振動等により検出器20が瞬
時的に導通状態になつた場合等に誤つてサーキツ
トブレーカ14が開くのを防止することができ
る。
上記実施例では1次コイル1aが点火電源コイ
ルを兼ねているが、点火コイルを磁石発電機の外
部に設けて、別個に磁石発電機内に点火電源コイ
ルを設ける場合にも本考案を適用できるのはもち
ろんである。上記実施例で用いられた点火回路に
おいてこのような点火電源コイルが用いられる場
合には、該点火電源コイルが1次コイル1a及び
トランジスタ3のコレクタエミツタ間回路に対し
て並列に接続される。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば、検出器はブレ
ーカ駆動用スイツチのトリガ信号をオンオフし得
る容量を有していればよいため、該検出器として
小形で安価なものを用いることができる。またサ
ーキツトブレーカとしてはトランジスタのベース
電流をオンオフし得るものを用いればよいため、
該サーキツトブレーカとして動作電流が低く小形
で安価なものを用いることができる。更に、点火
電源コイルは点火動作に必要な電流を流し得るも
のであればよく、その容量を増大させる必要がな
いため、該点火電源コイルの銅量の増加を防いで
コストの上昇を防ぐことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す回路図である。 1……点火コイル、1a……1次コイル(この
例では点火電源コイルを兼ねている。)、1b……
2次コイル、2……点火プラグ、3……トランジ
スタ、5……信号コイル、6……トランジスタ3
をオンオフ制御するためのサイリスタ、11……
機関停止用サイリスタ、12……サイリスタ11
に点弧信号を供給する回路を構成する抵抗、13
……バツテリ、14……点弧信号側路用トランジ
スタ、15,17……トランジスタ14にベース
電流を供給する回路を構成する抵抗、16……サ
ーキツトブレーカ、18……ブレーカ駆動用スイ
ツチを構成するサイリスタ、19……サイリスタ
18にトリガ信号を供給する回路を構成する抵
抗、20……異常事態を検出する検出器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一方の半サイクルの出力で内燃機関用点火装置
    に点火エネルギーを供給する点火電源コイルに対
    して並列に接続されて導通した際に該点火電源コ
    イルの一方の半サイクルの出力を短絡して内燃機
    関用点火装置の点火動作を停止させる機関停止用
    サイリスタと、異常事態が生じた時に検出動作を
    行つて導通状態またはしや断状態になる検出器を
    有して該検出器が検出動作を行つた時に前記機関
    停止用サイリスタを導通させる機関停止用サイリ
    スタ点弧回路とを備えた内燃機関緊急停止装置に
    おいて、 前記機関停止用サイリスタ点弧回路は、 バツテリを電源として前記機関停止用サイリス
    タのゲートに点弧信号を供給する点弧信号供給回
    路と、 前記機関停止用サイリスタのゲートカソード間
    に対してコレクタエミツタ間回路が並列に接続さ
    れて、前記バツテリからベース電流が与えられて
    導通する点弧信号側路用トランジスタと、 前記バツテリから前記トランジスタにベース電
    流を供給する回路に挿入されて該ベース電流をオ
    ンオフするサーキツトブレーカと、 前記サーキツトブレーカに対して直列に接続さ
    れて導通した際に前記バツテリから該サーキツト
    ブレーカを通して該ブレーカをしや断動作させる
    ための動作電流を流すブレーカ駆動用スイツチ
    と、 前記バツテリから前記ブレーカ駆動用スイツチ
    にトリガ信号を供給するトリガ信号供給回路とを
    具備し、 前記検出器は検出動作を行つた時にのみ前記ブ
    レーカ駆動用スイツチへのトリガ信号の供給を許
    容するように前記ブレーカ駆動用スイツチのトリ
    ガ回路に接続されていることを特徴とする内燃機
    関緊急停止装置。
JP11147386U 1986-07-22 1986-07-22 Expired JPS6329878Y2 (ja)

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