JPH11253402A - 内視鏡装置 - Google Patents
内視鏡装置Info
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- JPH11253402A JPH11253402A JP10058620A JP5862098A JPH11253402A JP H11253402 A JPH11253402 A JP H11253402A JP 10058620 A JP10058620 A JP 10058620A JP 5862098 A JP5862098 A JP 5862098A JP H11253402 A JPH11253402 A JP H11253402A
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- endoscope
- light
- signal
- cable
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/06—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
- A61B1/0661—Endoscope light sources
- A61B1/0684—Endoscope light sources using light emitting diodes [LED]
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 発光ダイオード等の固体発光素子を駆動信号
によって駆動する場合、妨害電磁波が発生することを抑
制できる内視鏡装置を提供する。 【解決手段】 内視鏡2Aは挿入部5の先端には、照明
光源12としてLED13R,13G,13Bが設けら
れ、その近傍に配置したLEDドライバ15からの駆動
信号で発光する。LEDドライバ15は内視鏡2A内を
挿通されたケーブル16を介してコネクタ8が接続され
るビデオプロセッサ3A内のLED発光TG回路17と
接続され、このLED発光TG回路17は、外部にノイ
ズを放射しないようにその電圧レベルを小さくしたLE
D発光タイミング信号TR,TG,TBを発生し、ケー
ブル16を介してLEDドライバ15に入力し、該LE
Dドライバ15を介してLED13R,13G,13B
を発光駆動する。
によって駆動する場合、妨害電磁波が発生することを抑
制できる内視鏡装置を提供する。 【解決手段】 内視鏡2Aは挿入部5の先端には、照明
光源12としてLED13R,13G,13Bが設けら
れ、その近傍に配置したLEDドライバ15からの駆動
信号で発光する。LEDドライバ15は内視鏡2A内を
挿通されたケーブル16を介してコネクタ8が接続され
るビデオプロセッサ3A内のLED発光TG回路17と
接続され、このLED発光TG回路17は、外部にノイ
ズを放射しないようにその電圧レベルを小さくしたLE
D発光タイミング信号TR,TG,TBを発生し、ケー
ブル16を介してLEDドライバ15に入力し、該LE
Dドライバ15を介してLED13R,13G,13B
を発光駆動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡の先端側に照
明手段として固体発光素子を設けた内視鏡装置に関す
る。
明手段として固体発光素子を設けた内視鏡装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来例として特開平7−275200号
公報にあるように、内視鏡の先端に発光ダイオード(L
EDと略記)を設け、この発光ダイオードを内視鏡外部
のビデオプロセッサに設けたLEDドライバで駆動する
ものを開示している。
公報にあるように、内視鏡の先端に発光ダイオード(L
EDと略記)を設け、この発光ダイオードを内視鏡外部
のビデオプロセッサに設けたLEDドライバで駆動する
ものを開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例では内視鏡の外部からLEDの駆動をしなければな
らないため、この公報の図4のように示すように間欠的
にLEDを発光させる様にすると、その駆動電流によっ
て、外部にノイズを放射し、妨害電磁波となる可能性が
あった。
来例では内視鏡の外部からLEDの駆動をしなければな
らないため、この公報の図4のように示すように間欠的
にLEDを発光させる様にすると、その駆動電流によっ
て、外部にノイズを放射し、妨害電磁波となる可能性が
あった。
【0004】近年、妨害電磁波の抑制に対する関心が高
くなり、法的規制によっても、妨害電磁波を抑制しなけ
ればならないという状況になっているので、こうした場
合には妨害電磁波の発生を抑制することが非常に難しか
った。
くなり、法的規制によっても、妨害電磁波を抑制しなけ
ればならないという状況になっているので、こうした場
合には妨害電磁波の発生を抑制することが非常に難しか
った。
【0005】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、発光ダイオード等の固体発光素子
を駆動信号によって駆動する場合、妨害電磁波が発生す
ることを抑制できる内視鏡装置を提供することを目的と
している。
みてなされたもので、発光ダイオード等の固体発光素子
を駆動信号によって駆動する場合、妨害電磁波が発生す
ることを抑制できる内視鏡装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】内視鏡の先端に配置さ
れ、駆動信号の印加により照明光を発生する固体発光素
子と、前記固体発光素子の近傍に配置され、該固体発生
素子に前記駆動信号を出力する駆動回路と、前記駆動信
号を発生させる制御信号を内視鏡挿入部内に挿通される
ケーブルを介して送出する制御信号発生手段と、を設け
ることにより、照明手段の駆動装置を照明手段の駆動装
置の近傍に備えることにより、照明手段に対して駆動信
号を伝送するための手段が短くなるので、駆動信号に起
因するノイズ(電磁ノイズ)の放射が抑制される。
れ、駆動信号の印加により照明光を発生する固体発光素
子と、前記固体発光素子の近傍に配置され、該固体発生
素子に前記駆動信号を出力する駆動回路と、前記駆動信
号を発生させる制御信号を内視鏡挿入部内に挿通される
ケーブルを介して送出する制御信号発生手段と、を設け
ることにより、照明手段の駆動装置を照明手段の駆動装
置の近傍に備えることにより、照明手段に対して駆動信
号を伝送するための手段が短くなるので、駆動信号に起
因するノイズ(電磁ノイズ)の放射が抑制される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図3は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の内視鏡装
置の構成を示し、図2はLED発光タイミング信号を示
し、図3はLEDを駆動するLED駆動信号を示す。
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図3は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の内視鏡装
置の構成を示し、図2はLED発光タイミング信号を示
し、図3はLEDを駆動するLED駆動信号を示す。
【0008】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態の内視鏡装置1Aは撮像手段を内蔵した内視鏡2A
と、この内視鏡2Aと接続され、信号処理を行うビデオ
プロセッサ3Aと、このビデオプロセッサ3から出力さ
れる映像信号を表示するカラーモニタ4とから構成され
る。
態の内視鏡装置1Aは撮像手段を内蔵した内視鏡2A
と、この内視鏡2Aと接続され、信号処理を行うビデオ
プロセッサ3Aと、このビデオプロセッサ3から出力さ
れる映像信号を表示するカラーモニタ4とから構成され
る。
【0009】内視鏡2Aは細長の挿入部5と、この挿入
部5の後端に設けられた操作部6と、この操作部6から
基端が延出されたユニバーサルコード7とを有し、この
ユニバーサルコード7の先端にはコネクタ8が設けてあ
り、このコネクタ8はビデオプロセッサ3のコネクタ受
け9に着脱自在で接続される。
部5の後端に設けられた操作部6と、この操作部6から
基端が延出されたユニバーサルコード7とを有し、この
ユニバーサルコード7の先端にはコネクタ8が設けてあ
り、このコネクタ8はビデオプロセッサ3のコネクタ受
け9に着脱自在で接続される。
【0010】挿入部5の先端部11には、照明光源12
が設けてある。この照明光源12は赤、緑、青(R,
G,Bで略記)の3色でそれぞれ発光する固体発光素子
としての発光ダイオード(LEDと略記)13R,13
G,13Bと、これらに対向する照明窓に取り付けら
れ、光を拡開して出射する照明レンズ14とからなる。
が設けてある。この照明光源12は赤、緑、青(R,
G,Bで略記)の3色でそれぞれ発光する固体発光素子
としての発光ダイオード(LEDと略記)13R,13
G,13Bと、これらに対向する照明窓に取り付けら
れ、光を拡開して出射する照明レンズ14とからなる。
【0011】また、このLED13R,13G,13B
の付近にはこれらを駆動する駆動回路としてのLEDド
ライバ15が配置されている。
の付近にはこれらを駆動する駆動回路としてのLEDド
ライバ15が配置されている。
【0012】このLEDドライバ15に接続され、該L
EDドライバ15を駆動制御する信号(及びLEDドラ
イバ15への電源)を伝送するケーブル16は挿入部5
内等を挿通されてコネクタ8の接点ピンに至る。そし
て、コネクタ受け9の接点ピン受けを介してLED発光
タイミング発生回路(以下、LED発光TG回路と略
記)17とLED電源回路18とに接続されるようにな
っている。
EDドライバ15を駆動制御する信号(及びLEDドラ
イバ15への電源)を伝送するケーブル16は挿入部5
内等を挿通されてコネクタ8の接点ピンに至る。そし
て、コネクタ受け9の接点ピン受けを介してLED発光
タイミング発生回路(以下、LED発光TG回路と略
記)17とLED電源回路18とに接続されるようにな
っている。
【0013】LED発光TG回路17は図2(A),
(B),(C)に示すように低電圧レベルのLED発光
タイミング信号TR,TG,TBを発生し、ケーブル1
6を介してLED電源回路18のLED直流電源と共に
LEDドライバ15に送る。
(B),(C)に示すように低電圧レベルのLED発光
タイミング信号TR,TG,TBを発生し、ケーブル1
6を介してLED電源回路18のLED直流電源と共に
LEDドライバ15に送る。
【0014】つまり、このLED発光TG回路17は、
その出力信号の電圧レベルを下げることにより、ケーブ
ル16を介して伝送する際にそのケーブル16からその
周囲に放射される(ノイズとなる妨害)電磁波の放射を
抑制する手段を形成している。
その出力信号の電圧レベルを下げることにより、ケーブ
ル16を介して伝送する際にそのケーブル16からその
周囲に放射される(ノイズとなる妨害)電磁波の放射を
抑制する手段を形成している。
【0015】この低電圧レベルのLED発光タイミング
信号TR,TG,TBはLED13R,13G,13B
をそれぞれ発光させる発光タイミング時間tr、tg、
tbでハイレベルとなり、その他の時間ではゼロレベル
となるような信号で、通常の2値化されたデジタル信号
の“H”となる部分の電圧レベルを小さくたもので、こ
のような低レベルのLED発光タイミング信号TR,T
G,TBが外部にノイズ(妨害電磁波)となって放射さ
れるのを抑制できるようにしている。
信号TR,TG,TBはLED13R,13G,13B
をそれぞれ発光させる発光タイミング時間tr、tg、
tbでハイレベルとなり、その他の時間ではゼロレベル
となるような信号で、通常の2値化されたデジタル信号
の“H”となる部分の電圧レベルを小さくたもので、こ
のような低レベルのLED発光タイミング信号TR,T
G,TBが外部にノイズ(妨害電磁波)となって放射さ
れるのを抑制できるようにしている。
【0016】また、LEDドライバ15はLED直流電
源の供給のもとで、低電圧レベルのLEDタイミング信
号TR,TG,TBを電力増幅し、3つの出力端から図
3(A),(B),(C)に示すようなLED駆動信号
DR、DG、DBを順次出力する。
源の供給のもとで、低電圧レベルのLEDタイミング信
号TR,TG,TBを電力増幅し、3つの出力端から図
3(A),(B),(C)に示すようなLED駆動信号
DR、DG、DBを順次出力する。
【0017】そして、このLEDドライバ15の出力端
とその近傍に配置されたLED13R,13G,13B
とを接続するリード線を介してLED駆動信号DR、D
G、DBを伝送し、これらのLED13R,13G,1
3Bに順次印加して、時系列的に発光させる。
とその近傍に配置されたLED13R,13G,13B
とを接続するリード線を介してLED駆動信号DR、D
G、DBを伝送し、これらのLED13R,13G,1
3Bに順次印加して、時系列的に発光させる。
【0018】これらのLED駆動信号DR、DG、DB
でLED13R,13G,13Bが順次、時系列的に発
光し、照明レンズ14を経て被写体側に照射され、被写
体側を面順次方式光、つまり面順次光R,G,Bで照明
する。照明された被写体は照明窓に隣接して配置された
観察窓に取り付けた対物レンズ21によりその結像位置
に配置された固体撮像素子としての電荷結合素子(以
下、CCDと略記)22に結像され、光電変換される。
でLED13R,13G,13Bが順次、時系列的に発
光し、照明レンズ14を経て被写体側に照射され、被写
体側を面順次方式光、つまり面順次光R,G,Bで照明
する。照明された被写体は照明窓に隣接して配置された
観察窓に取り付けた対物レンズ21によりその結像位置
に配置された固体撮像素子としての電荷結合素子(以
下、CCDと略記)22に結像され、光電変換される。
【0019】このCCD22はフレームトランスファ領
域をもたないモノクロのCCDであり、いわゆる面順次
光R,G,Bを順次当ててカラー撮像を行う。このCC
D22に一端が接続されたケーブル23は挿入部5内等
を挿通されてコネクタ8の接点ピンに至る。そして、コ
ネクタ受け9の接点ピン受けを介してCCD駆動回路2
4とビデオプロセス回路25に接続される。
域をもたないモノクロのCCDであり、いわゆる面順次
光R,G,Bを順次当ててカラー撮像を行う。このCC
D22に一端が接続されたケーブル23は挿入部5内等
を挿通されてコネクタ8の接点ピンに至る。そして、コ
ネクタ受け9の接点ピン受けを介してCCD駆動回路2
4とビデオプロセス回路25に接続される。
【0020】このCCD駆動回路24はCCD22を駆
動し、ビデオプロセス回路25はCCD22から出力さ
れる画像信号に対する信号処理を行い、映像信号を生成
する。この映像信号はカラーモニタ4に入力され、被写
体像をカラー表示する。
動し、ビデオプロセス回路25はCCD22から出力さ
れる画像信号に対する信号処理を行い、映像信号を生成
する。この映像信号はカラーモニタ4に入力され、被写
体像をカラー表示する。
【0021】なお、LED発光TG回路17は、CCD
駆動回路24及びビデオプロセス回路25と接続され、
LED発光タイミング信号TR,TG,TBを送り、こ
のLED発光タイミング信号TR,TG,TBに同期し
てCCD22の駆動、CCD22から出力される画像信
号に対する信号処理を行う。
駆動回路24及びビデオプロセス回路25と接続され、
LED発光タイミング信号TR,TG,TBを送り、こ
のLED発光タイミング信号TR,TG,TBに同期し
てCCD22の駆動、CCD22から出力される画像信
号に対する信号処理を行う。
【0022】換言すると、LED発光TG回路17は、
面順次方式の撮像系の信号処理タイミングに同期して、
LED13R,13G,13Bを発光させるLED発光
タイミング信号TR,TG,TBを生成する。
面順次方式の撮像系の信号処理タイミングに同期して、
LED13R,13G,13Bを発光させるLED発光
タイミング信号TR,TG,TBを生成する。
【0023】また、ビデオプロセス回路25はホワイト
バランス調整を行う場合、LED発光タイミングをずら
して発光タイミング時間tr、tg、tbの時刻、その
時間幅を可変することによって、ホワイトバランスさせ
ることができるようにしている。
バランス調整を行う場合、LED発光タイミングをずら
して発光タイミング時間tr、tg、tbの時刻、その
時間幅を可変することによって、ホワイトバランスさせ
ることができるようにしている。
【0024】本実施の形態では内視鏡2A内を挿通され
るケーブル16により、LED13R,13G,13B
を直接駆動するLED駆動信号DR、DG、DBを伝送
しないで、LED13R,13G,13Bを発光させる
タイミングを決定する制御信号としてのLED発光タイ
ミング信号TR,TG,TBをその電圧レベルを小さく
して電磁波の放射を抑制した状態で伝送する電磁波放射
抑制手段を形成し、このようにして伝送されたLED発
光タイミング信号TR,TG,TBでLED13R,1
3G,13Bの近傍に配置したLEDドライバ15を介
してLED13R,13G,13Bを発光駆動して照明
光を発生させるようにしていることが特徴となってい
る。
るケーブル16により、LED13R,13G,13B
を直接駆動するLED駆動信号DR、DG、DBを伝送
しないで、LED13R,13G,13Bを発光させる
タイミングを決定する制御信号としてのLED発光タイ
ミング信号TR,TG,TBをその電圧レベルを小さく
して電磁波の放射を抑制した状態で伝送する電磁波放射
抑制手段を形成し、このようにして伝送されたLED発
光タイミング信号TR,TG,TBでLED13R,1
3G,13Bの近傍に配置したLEDドライバ15を介
してLED13R,13G,13Bを発光駆動して照明
光を発生させるようにしていることが特徴となってい
る。
【0025】このように構成された本実施の形態の動作
を以下に説明する。本実施の形態ではLED発光TG回
路17は固体発光素子としてのLED13R,13G,
13Bをどのタイミングで発光させるかというLED発
光タイミング信号TR,TG,TBを出力するが、この
出力レベルはLED13R,13G,13Bを発光させ
るのに必要な電流、電圧よりも十分に小さく、挿入部5
内などに挿通される(LED発光タイミング信号TR,
TG,TBの伝送線としての)長いケーブル16で伝送
しても、ケーブル16の外部に漏れた場合には非常に微
弱となるので、電磁波妨害を及ぼさないでそのLED発
光タイミング信号TR,TG,TBをLED13R,1
3G,13Bの近傍のLEDドライバ15に伝送でき
る。
を以下に説明する。本実施の形態ではLED発光TG回
路17は固体発光素子としてのLED13R,13G,
13Bをどのタイミングで発光させるかというLED発
光タイミング信号TR,TG,TBを出力するが、この
出力レベルはLED13R,13G,13Bを発光させ
るのに必要な電流、電圧よりも十分に小さく、挿入部5
内などに挿通される(LED発光タイミング信号TR,
TG,TBの伝送線としての)長いケーブル16で伝送
しても、ケーブル16の外部に漏れた場合には非常に微
弱となるので、電磁波妨害を及ぼさないでそのLED発
光タイミング信号TR,TG,TBをLED13R,1
3G,13Bの近傍のLEDドライバ15に伝送でき
る。
【0026】このLEDドライバ15が出力するLED
駆動信号DR,DG,DBの出力レベルはLED13
R,13G,13Bを発光させるのに必要な電流、電圧
レベルであるが、LED13R,13G,13Bの近傍
に配置しているので、LED13R,13G,13Bに
接続するリード線を十分短くできる。従って、このリー
ド線から外部に放射されるノイズとなる電磁波を十分に
低減化できる。また、シールドを行うことにより、外部
に放射されるノイズを十分に低減化できる。
駆動信号DR,DG,DBの出力レベルはLED13
R,13G,13Bを発光させるのに必要な電流、電圧
レベルであるが、LED13R,13G,13Bの近傍
に配置しているので、LED13R,13G,13Bに
接続するリード線を十分短くできる。従って、このリー
ド線から外部に放射されるノイズとなる電磁波を十分に
低減化できる。また、シールドを行うことにより、外部
に放射されるノイズを十分に低減化できる。
【0027】従って、本実施の形態は以下の効果を有す
る。
る。
【0028】内視鏡2A内に挿通されるケーブル16で
はケーブル16外部にノイズとなる電磁波の放射を抑制
した制御信号としてのLED発光タイミング信号TR,
TG,TBで伝送して、このLED発光タイミング信号
TR,TG,TBによりLED駆動回路としてのLED
ドライバ15からLED駆動信号を発生させ、その近傍
の固体発光素子としてのLED13R,13G,13B
を発光駆動させるようにしているので、内視鏡1Aの外
部からケーブル16を介してLED13R,13G,1
3Bを発光駆動させてもケーブル16の外部に放射され
るノイズを低減化できる。
はケーブル16外部にノイズとなる電磁波の放射を抑制
した制御信号としてのLED発光タイミング信号TR,
TG,TBで伝送して、このLED発光タイミング信号
TR,TG,TBによりLED駆動回路としてのLED
ドライバ15からLED駆動信号を発生させ、その近傍
の固体発光素子としてのLED13R,13G,13B
を発光駆動させるようにしているので、内視鏡1Aの外
部からケーブル16を介してLED13R,13G,1
3Bを発光駆動させてもケーブル16の外部に放射され
るノイズを低減化できる。
【0029】つまり、ノイズを放射し易いLED駆動信
号DR,DG,DBを内視鏡2A内を挿通される長いケ
ーブル16で伝送しなくて、電磁波の放射を抑制した
(具体的にはLED駆動信号DR,DG,DBの電圧レ
ベルを全体的に小さくした矩形波状の)LED発光タイ
ミング信号TR,TG,TBにより伝送して、LED1
3R,13G,13Bの近傍に配置したLEDドライバ
15を介してLED13R,13G,13Bを発光駆動
するので、外部にノイズの影響を与えないようにでき
る。
号DR,DG,DBを内視鏡2A内を挿通される長いケ
ーブル16で伝送しなくて、電磁波の放射を抑制した
(具体的にはLED駆動信号DR,DG,DBの電圧レ
ベルを全体的に小さくした矩形波状の)LED発光タイ
ミング信号TR,TG,TBにより伝送して、LED1
3R,13G,13Bの近傍に配置したLEDドライバ
15を介してLED13R,13G,13Bを発光駆動
するので、外部にノイズの影響を与えないようにでき
る。
【0030】次に本実施の形態の変形例を説明する。こ
の変形例では図1のLED発光TG回路17はその出力
端に例えばローパスフィルタを設け、図2(A),
(B),(C)に示すLEDタイミング信号TR,T
G,TBをこのローパスフィルタを通して出力すること
により、外部に放射され易い高周波成分を除去した信号
TR′,TG′,TB′を出力する。
の変形例では図1のLED発光TG回路17はその出力
端に例えばローパスフィルタを設け、図2(A),
(B),(C)に示すLEDタイミング信号TR,T
G,TBをこのローパスフィルタを通して出力すること
により、外部に放射され易い高周波成分を除去した信号
TR′,TG′,TB′を出力する。
【0031】このローパスフィルタを通して出力される
信号TR′,TG′,TB′を図4(A),(B),
(C)に示す。LEDドライバ15ではこの信号TS′
を増幅して3つの出力端から図5(A),(B),
(C)に示すLED駆動信号DR,DG,DBとしてL
ED13R,13G,13Bに出力する。その他は第1
の実施の形態と同様の構成である。
信号TR′,TG′,TB′を図4(A),(B),
(C)に示す。LEDドライバ15ではこの信号TS′
を増幅して3つの出力端から図5(A),(B),
(C)に示すLED駆動信号DR,DG,DBとしてL
ED13R,13G,13Bに出力する。その他は第1
の実施の形態と同様の構成である。
【0032】この変形例によれば、第1の実施の形態に
比較して、外部に放射され易い高周波成分を除去した信
号TR′,TG′,TB′にしているので、より電磁波
妨害を及ぼさない機能を大きくできる。
比較して、外部に放射され易い高周波成分を除去した信
号TR′,TG′,TB′にしているので、より電磁波
妨害を及ぼさない機能を大きくできる。
【0033】なお、ローパスフィルタの代わりに高調波
成分削除手段にしても良い。この高調波成分削除手段
は、例えばLEDタイミング信号TR,TG,TBの発
光タイミング時間tr、tg、tbそれぞれの2倍を周
期とする信号を通し、その高調波を除去するコンデンサ
を含んだフィルタ、フェライト・コア、フェライト・ビ
ーズ等によるフィルタ回路で構成できる。
成分削除手段にしても良い。この高調波成分削除手段
は、例えばLEDタイミング信号TR,TG,TBの発
光タイミング時間tr、tg、tbそれぞれの2倍を周
期とする信号を通し、その高調波を除去するコンデンサ
を含んだフィルタ、フェライト・コア、フェライト・ビ
ーズ等によるフィルタ回路で構成できる。
【0034】なお、LEDドライバ15において、信号
TR′,TG′,TB′を所定のレベルまで増幅した後
に基準レベルと比較して第1の実施の形態のように矩形
波のLED駆動信号DR,DG,DBとしてLED13
R,13G,13Bに出力するようにしても良い。
TR′,TG′,TB′を所定のレベルまで増幅した後
に基準レベルと比較して第1の実施の形態のように矩形
波のLED駆動信号DR,DG,DBとしてLED13
R,13G,13Bに出力するようにしても良い。
【0035】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図6及び図7を参照して説明する。図6は
本発明の第2の実施の形態の内視鏡装置の構成を示し、
図7はLED発光タイミング信号を示す。
実施の形態を図6及び図7を参照して説明する。図6は
本発明の第2の実施の形態の内視鏡装置の構成を示し、
図7はLED発光タイミング信号を示す。
【0036】図6に示す第2の実施の形態の内視鏡装置
1Bは図1に示す第1実施の形態の内視鏡装置1Aにお
いて、LED発光タイミング信号の伝送手段を変更した
ものである。このため、本実施の形態では内視鏡2Bと
ビデオプロセッサ3Bとが第1の実施の形態と若干異な
る。
1Bは図1に示す第1実施の形態の内視鏡装置1Aにお
いて、LED発光タイミング信号の伝送手段を変更した
ものである。このため、本実施の形態では内視鏡2Bと
ビデオプロセッサ3Bとが第1の実施の形態と若干異な
る。
【0037】つまり、図1において、ビデオプロセッサ
3A内にLED発光TG回路17の出力信号をエンコー
ドするエンコーダ27を設け、このエンコーダ27で図
2に示す低レベルのLED発光タイミング信号TR,T
G,TBをエンコードして図7に示すように3つの発光
タイミング時間tr,tg,tbでハイレベルとなる電
圧レベルが低いLED発光タイミング信号Trgbに変
換して内視鏡2B側に出力する。エンコーダ27として
は3入力の加算回路で構成できる。
3A内にLED発光TG回路17の出力信号をエンコー
ドするエンコーダ27を設け、このエンコーダ27で図
2に示す低レベルのLED発光タイミング信号TR,T
G,TBをエンコードして図7に示すように3つの発光
タイミング時間tr,tg,tbでハイレベルとなる電
圧レベルが低いLED発光タイミング信号Trgbに変
換して内視鏡2B側に出力する。エンコーダ27として
は3入力の加算回路で構成できる。
【0038】この内視鏡2Bは図1の内視鏡2Aにおい
て、先端部11にはLEDドライバ15の入力側にデコ
ードするデコーダ28を設けて、入力されるLED発光
タイミング信号Trgbをデコードしてそれぞれ発光時
間tr,tg,tbを有する図2(A),(B),
(C)に示す発光タイミング信号TR,TG,TBに変
換し、LEDドライバ15に出力する構成にしている。
そして、LEDドライバ15からは図3(A),
(B),(C)に示すLED駆動信号DR,DG,DB
をLED13R,13G,13Bに出力する。
て、先端部11にはLEDドライバ15の入力側にデコ
ードするデコーダ28を設けて、入力されるLED発光
タイミング信号Trgbをデコードしてそれぞれ発光時
間tr,tg,tbを有する図2(A),(B),
(C)に示す発光タイミング信号TR,TG,TBに変
換し、LEDドライバ15に出力する構成にしている。
そして、LEDドライバ15からは図3(A),
(B),(C)に示すLED駆動信号DR,DG,DB
をLED13R,13G,13Bに出力する。
【0039】このような構成にしているので、第1の実
施の形態では3つの発光時間tr,tg,tbを伝送す
るケーブル16は3本の信号線(GND線は除外してL
ED電源線を含めると4本、)を必要としていたが、本
実施の形態ではケーブル16は1本の信号線(LED電
源線を含めると2本)で済むようにしている。また、こ
れに応じて、コネクタ8の接点ピン及びコネクタ受け9
の接点ピン受けの数も少なくて済む。その他の構成は第
1の実施の形態と同様である。
施の形態では3つの発光時間tr,tg,tbを伝送す
るケーブル16は3本の信号線(GND線は除外してL
ED電源線を含めると4本、)を必要としていたが、本
実施の形態ではケーブル16は1本の信号線(LED電
源線を含めると2本)で済むようにしている。また、こ
れに応じて、コネクタ8の接点ピン及びコネクタ受け9
の接点ピン受けの数も少なくて済む。その他の構成は第
1の実施の形態と同様である。
【0040】このような構成の動作を説明する。
【0041】第2の実施の形態の動作は第1の実施の形
態と殆ど同じで、異なる点はLED発光タイミング信号
TR,TG,TBをエンコードして1つのLED発光タ
イミング信号Trgbとしてケーブル16で送る。
態と殆ど同じで、異なる点はLED発光タイミング信号
TR,TG,TBをエンコードして1つのLED発光タ
イミング信号Trgbとしてケーブル16で送る。
【0042】この場合も、第1の実施の形態で説明した
ように、ケーブル16の外部には微弱な電磁波しか放射
しないので、妨害電磁波となるのを抑圧できる。
ように、ケーブル16の外部には微弱な電磁波しか放射
しないので、妨害電磁波となるのを抑圧できる。
【0043】ケーブル16で送られたLED発光タイミ
ング信号Trgbはデコーダ28でデコードされて図2
(A),(B),(C)に示す発光タイミング信号T
R,TG,TBに変換され、LEDドライバ15に出力
される。
ング信号Trgbはデコーダ28でデコードされて図2
(A),(B),(C)に示す発光タイミング信号T
R,TG,TBに変換され、LEDドライバ15に出力
される。
【0044】LED発光タイミング信号Trgbとして
は発光時間tr,tg,tbの発光タイミングの順序を
予め決めておけば、デコーダ28側でその順序で復号化
することにより、図2(A),(B),(C)に示す発
光タイミング信号TR,TG,TBに戻すことができ
る。
は発光時間tr,tg,tbの発光タイミングの順序を
予め決めておけば、デコーダ28側でその順序で復号化
することにより、図2(A),(B),(C)に示す発
光タイミング信号TR,TG,TBに戻すことができ
る。
【0045】その他の動作は第1の実施の形態と同様と
なる。また、第1の実施の形態と同じくLED13R,
13G,13Bの点灯時間の長さでホワイトバランスを
とることが可能になる。
なる。また、第1の実施の形態と同じくLED13R,
13G,13Bの点灯時間の長さでホワイトバランスを
とることが可能になる。
【0046】第2の実施の形態の効果はLED発光タイ
ミング信号をコード化できるので、内視鏡2Bの挿入部
5内等を通すケーブル16の信号線の本数を減らすこと
ができる。その他は第1の実施の形態と同様の効果を有
する。
ミング信号をコード化できるので、内視鏡2Bの挿入部
5内等を通すケーブル16の信号線の本数を減らすこと
ができる。その他は第1の実施の形態と同様の効果を有
する。
【0047】なお、本実施の形態では、単純な方法とし
て、RGBの出力される順番を決めておいて、1つの信
号によって伝達するようにしているが2つの信号にして
たものでも良い、要するにコード化して伝送する信号線
の本数を削減できれるものであれば良い。
て、RGBの出力される順番を決めておいて、1つの信
号によって伝達するようにしているが2つの信号にして
たものでも良い、要するにコード化して伝送する信号線
の本数を削減できれるものであれば良い。
【0048】次に本実施の形態の変形例を説明する。こ
の変形例は図6の内視鏡装置1Bにおいて、LED発光
TG回路17の3つの発光時間tr,tg,tbのタイ
ミング情報を有するLED発光タイミング信号Trgb
とLED電源回路18のLED直流電圧をエンコーダ
(具体的には4入力の加算回路)27に入力し、図8に
示すようなLED発光タイミング信号Trgb′として
ケーブル16で内視鏡2Bの先端側に送る。
の変形例は図6の内視鏡装置1Bにおいて、LED発光
TG回路17の3つの発光時間tr,tg,tbのタイ
ミング情報を有するLED発光タイミング信号Trgb
とLED電源回路18のLED直流電圧をエンコーダ
(具体的には4入力の加算回路)27に入力し、図8に
示すようなLED発光タイミング信号Trgb′として
ケーブル16で内視鏡2Bの先端側に送る。
【0049】このLED発光タイミング信号Trgb′
はLED直流電圧Veに低い電圧レベルのLED発光タ
イミング信号Trgb′が重畳されたもので、交流成分
の振幅は十分に小さいので、その伝送線の外部に放射す
るノイズを微弱にでき、妨害電磁波の発生を抑圧する構
成にしている。
はLED直流電圧Veに低い電圧レベルのLED発光タ
イミング信号Trgb′が重畳されたもので、交流成分
の振幅は十分に小さいので、その伝送線の外部に放射す
るノイズを微弱にでき、妨害電磁波の発生を抑圧する構
成にしている。
【0050】また、図6の内視鏡2Bの先端側では、送
られたLED発光タイミング信号Trgb′をデコーダ
28によりデコードして、図3(A),(B),(C)
のLED駆動信号DR,DG,DBに相当する駆動信号
に変換すると共に、平滑化回路を通してデコーダ28の
電源端に直流電圧を供給する。その他の構成は図6と同
様である。
られたLED発光タイミング信号Trgb′をデコーダ
28によりデコードして、図3(A),(B),(C)
のLED駆動信号DR,DG,DBに相当する駆動信号
に変換すると共に、平滑化回路を通してデコーダ28の
電源端に直流電圧を供給する。その他の構成は図6と同
様である。
【0051】この変形例によれば、第2の実施の形態と
ほぼ同様の効果を有すると共に、さらにLED電源を伝
送する機能も兼用できるので、ケーブル16の信号線の
本数を1本削減でき、挿入部5をより細径化できる。
ほぼ同様の効果を有すると共に、さらにLED電源を伝
送する機能も兼用できるので、ケーブル16の信号線の
本数を1本削減でき、挿入部5をより細径化できる。
【0052】また、先端部に11にはLEDドライバ1
5を省いて、デコーダ28の出力でLED13R,13
G,13Bを駆動する駆動信号を生成できる。この場合
には、より簡単な構成にできる可能性があり、その場合
には先端部11を小型化できる。
5を省いて、デコーダ28の出力でLED13R,13
G,13Bを駆動する駆動信号を生成できる。この場合
には、より簡単な構成にできる可能性があり、その場合
には先端部11を小型化できる。
【0053】この他に、例えば図3に示すLED駆動信
号DR,DG,DBをその高調波成分を除去するローパ
スフィルタを通した信号にして内視鏡2A内のケーブル
16を介して直接LED13R,13G,13Bを駆動
するようにしたものも本発明に属する。
号DR,DG,DBをその高調波成分を除去するローパ
スフィルタを通した信号にして内視鏡2A内のケーブル
16を介して直接LED13R,13G,13Bを駆動
するようにしたものも本発明に属する。
【0054】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図9の内視鏡装置を参照して説明する。図
9に示す本実施の形態の内視鏡装置1Cは、例えば図1
に示す第1の実施の形態において、内視鏡2Aの代わり
に、硬性内視鏡31と、この硬性内視鏡31に装着され
たカメラヘッド32とからなるカメラ外付け内視鏡33
を採用したものである。
実施の形態を図9の内視鏡装置を参照して説明する。図
9に示す本実施の形態の内視鏡装置1Cは、例えば図1
に示す第1の実施の形態において、内視鏡2Aの代わり
に、硬性内視鏡31と、この硬性内視鏡31に装着され
たカメラヘッド32とからなるカメラ外付け内視鏡33
を採用したものである。
【0055】硬性内視鏡31は硬質の挿入部35を有
し、この挿入部35の後端には接眼部36が設けてあ
る。挿入部35の先端部には図1の内視鏡2Aと同様に
LED13R,13G,13B(図9ではこれらを符号
13で示す)と、LEDドライバ15と、照明レンズ1
4とが設けてあり、LEDドライバ15に接続されたケ
ーブル16は接眼部36に設けた第1の接点部37に接
続される。
し、この挿入部35の後端には接眼部36が設けてあ
る。挿入部35の先端部には図1の内視鏡2Aと同様に
LED13R,13G,13B(図9ではこれらを符号
13で示す)と、LEDドライバ15と、照明レンズ1
4とが設けてあり、LEDドライバ15に接続されたケ
ーブル16は接眼部36に設けた第1の接点部37に接
続される。
【0056】この第1の接点部37はカメラヘッド32
の対応する位置に設けた第2の接点部38に接続され、
この第2の接点部38に接続されたケーブル39はカメ
ラヘッド32からその基端が延出されたカメラケーブル
40内を挿通され、カメラケーブル40の先端に設けた
コネクタ41の接点ピンに至る。このコネクタ41はビ
デオプロセッサ(或いはカメラコントロールユニット)
3Aのコネクタ受け9に着脱自在で接続される。
の対応する位置に設けた第2の接点部38に接続され、
この第2の接点部38に接続されたケーブル39はカメ
ラヘッド32からその基端が延出されたカメラケーブル
40内を挿通され、カメラケーブル40の先端に設けた
コネクタ41の接点ピンに至る。このコネクタ41はビ
デオプロセッサ(或いはカメラコントロールユニット)
3Aのコネクタ受け9に着脱自在で接続される。
【0057】また、挿入部35の先端部には対物レンズ
21が設けてあり、この対物レンズ21の像はリレー光
学系42により接眼部36側に伝送され、接眼レンズ4
3を介して拡大観察できる。
21が設けてあり、この対物レンズ21の像はリレー光
学系42により接眼部36側に伝送され、接眼レンズ4
3を介して拡大観察できる。
【0058】また、カメラヘッド32が装着された場合
にはこの接眼レンズ43に対向する位置に設けた結像レ
ンズ44を介してCCD22に結像できるようにしてい
る。このCCD22に接続されたケーブル23はカメラ
ケーブル40内を挿通され、コネクタ41の接点ピンに
至る。その他の構成は図1に示す第1の実施の形態と同
様である。
にはこの接眼レンズ43に対向する位置に設けた結像レ
ンズ44を介してCCD22に結像できるようにしてい
る。このCCD22に接続されたケーブル23はカメラ
ケーブル40内を挿通され、コネクタ41の接点ピンに
至る。その他の構成は図1に示す第1の実施の形態と同
様である。
【0059】次に本実施の形態の動作を説明する。硬性
内視鏡31の接眼部36に接続されるカメラヘッド32
は着脱自在になっている。そして接続した状態では第1
の接点部37と第2の接点部38とが接続され、分離し
た時には接続が解除される。
内視鏡31の接眼部36に接続されるカメラヘッド32
は着脱自在になっている。そして接続した状態では第1
の接点部37と第2の接点部38とが接続され、分離し
た時には接続が解除される。
【0060】このようにLED発光タイミング信号T
R,TG,TBをカメラヘッド32の撮像系と同様にカ
メラケーブル40内に挿通することによって、LED発
光タイミング信号TR,TG,TBを伝送するケーブル
16を硬性内視鏡31自体から外部に延出しないで、1
本のカメラケーブル40で済むようになっている。
R,TG,TBをカメラヘッド32の撮像系と同様にカ
メラケーブル40内に挿通することによって、LED発
光タイミング信号TR,TG,TBを伝送するケーブル
16を硬性内視鏡31自体から外部に延出しないで、1
本のカメラケーブル40で済むようになっている。
【0061】従って、このような構成にしないで硬性内
視鏡31自体からケーブル16を外部に延出した場合に
は、カメラヘッド32から延出されるカメラケーブル4
0の他に、硬性内視鏡31から延出されたケーブル16
が内視鏡検査の際に邪魔になることがある。本実施の形
態ではこのようなことを解消できる。
視鏡31自体からケーブル16を外部に延出した場合に
は、カメラヘッド32から延出されるカメラケーブル4
0の他に、硬性内視鏡31から延出されたケーブル16
が内視鏡検査の際に邪魔になることがある。本実施の形
態ではこのようなことを解消できる。
【0062】なお、本実施の形態ではLED発光タイミ
ング信号TR,TG,TBはケーブル39と、ケーブル
16とを経てLEDドライバ15に伝送される。
ング信号TR,TG,TBはケーブル39と、ケーブル
16とを経てLEDドライバ15に伝送される。
【0063】また、対物レンズ21による像はリレー光
学系42等を経てCCD22に結像される。
学系42等を経てCCD22に結像される。
【0064】その他は第1の実施の形態で説明したのと
殆ど同様の動作となる。従って、本実施の形態は基本的
には第1の実施の形態とほぼ同様の効果を有する。
殆ど同様の動作となる。従って、本実施の形態は基本的
には第1の実施の形態とほぼ同様の効果を有する。
【0065】なお、図9に示す第3実施の形態ではカメ
ラヘッド32内にはモノクロのCCD22を採用してい
るが、その撮像面の前にモザイクフィルタ46等の色分
離フィルタを取り付けたカラー撮像用CCD52とした
場合には図10に示すような構成の内視鏡装置51にし
ても良い。
ラヘッド32内にはモノクロのCCD22を採用してい
るが、その撮像面の前にモザイクフィルタ46等の色分
離フィルタを取り付けたカラー撮像用CCD52とした
場合には図10に示すような構成の内視鏡装置51にし
ても良い。
【0066】この内視鏡装置51では硬性内視鏡31の
先端部に内蔵したLED13はケーブル16を介して第
1の接点部37に接続している。
先端部に内蔵したLED13はケーブル16を介して第
1の接点部37に接続している。
【0067】また、カメラヘッド32内にはモノクロの
CCD22の代わりにカラー撮像用CCD52が配置さ
れている。また、この場合のカメラコントロールユニッ
ト53はLED13を常時駆動或いは点灯する点灯回路
54と、CCD駆動回路24と、ビデオプロセス回路2
5と、これらを制御する制御回路55とを備えている。
CCD22の代わりにカラー撮像用CCD52が配置さ
れている。また、この場合のカメラコントロールユニッ
ト53はLED13を常時駆動或いは点灯する点灯回路
54と、CCD駆動回路24と、ビデオプロセス回路2
5と、これらを制御する制御回路55とを備えている。
【0068】この内視鏡装置51ではLED13を常時
点灯させる駆動信号を出力する構成にしているので、直
流の駆動信号をLED13に印加する。
点灯させる駆動信号を出力する構成にしているので、直
流の駆動信号をLED13に印加する。
【0069】この内視鏡装置51では図9の内視鏡装置
1Cで説明したのと類似して、LED駆動信号を伝送す
る伝送線は硬性内視鏡31自体から外部に延出しない
で、接点部37,38を介してカメラヘッド32から延
出されるカメラケーブル40内を撮像系のケーブル23
と共に挿通されている。
1Cで説明したのと類似して、LED駆動信号を伝送す
る伝送線は硬性内視鏡31自体から外部に延出しない
で、接点部37,38を介してカメラヘッド32から延
出されるカメラケーブル40内を撮像系のケーブル23
と共に挿通されている。
【0070】また、ホワイトバランスをとる動作を行う
には、硬性内視鏡31の被写体としてに白いガーゼなど
を用意して、その白いガーゼを撮影することにより、白
のバランスが崩れている時には、その得られた白いガー
ゼの像が白になるようなビデオ信号の調整が行われる。
この作業を、ホワイトバランスをとるという。
には、硬性内視鏡31の被写体としてに白いガーゼなど
を用意して、その白いガーゼを撮影することにより、白
のバランスが崩れている時には、その得られた白いガー
ゼの像が白になるようなビデオ信号の調整が行われる。
この作業を、ホワイトバランスをとるという。
【0071】このホワイトバランスをとる時には、通常
は、ビデオ信号の処理を行うビデオプロセス回路25内
の増幅回路において、青と赤に分離された色信号の増幅
度を変えて色バランスをとるということをする。
は、ビデオ信号の処理を行うビデオプロセス回路25内
の増幅回路において、青と赤に分離された色信号の増幅
度を変えて色バランスをとるということをする。
【0072】通常、CCD22は青の感度は低く、青の
増幅度を上げるとSN比が悪くなるという問題があった
が、本実施の形態の構成によると、LED13の点灯電
流を変えることによって、このホワイトバランスを調整
することができるので、ビデオ信号の増幅度を変える方
法に代わり、LED13の点灯電流の赤と青のバランス
を変えてやることによって、同様に、ホワイトバランス
の調整ができるようになる。
増幅度を上げるとSN比が悪くなるという問題があった
が、本実施の形態の構成によると、LED13の点灯電
流を変えることによって、このホワイトバランスを調整
することができるので、ビデオ信号の増幅度を変える方
法に代わり、LED13の点灯電流の赤と青のバランス
を変えてやることによって、同様に、ホワイトバランス
の調整ができるようになる。
【0073】そして、青の色のバランスが低い場合に
は、青のLED13Bの点灯電流を増やすことによっ
て、つまりLED13の点灯電流を変えることによっ
て、ホワイトバランスが変えられる。
は、青のLED13Bの点灯電流を増やすことによっ
て、つまりLED13の点灯電流を変えることによっ
て、ホワイトバランスが変えられる。
【0074】また、ビデオプロセス回路25内の増幅回
路の増幅度を変えることと、LED13への点灯電流を
変えることを併用することによって、そのホワイトバラ
ンスがとれる範囲を広くすることができる。
路の増幅度を変えることと、LED13への点灯電流を
変えることを併用することによって、そのホワイトバラ
ンスがとれる範囲を広くすることができる。
【0075】また、ケースに応じて、最適な方法を選ぶ
ことができるようになり、コントロールの汎用性が高ま
る効果ももっている。コントロールには制御回路55で
さまざまな制御が可能となっている。制御回路55はC
PUでプログラムされるとより、汎用性が高い制御が可
能である。
ことができるようになり、コントロールの汎用性が高ま
る効果ももっている。コントロールには制御回路55で
さまざまな制御が可能となっている。制御回路55はC
PUでプログラムされるとより、汎用性が高い制御が可
能である。
【0076】従って、図10の内視鏡装置51はカメラ
ケーブル40のケーブルが1本となるので、硬性内視鏡
31を用いて内視鏡検査又は内視鏡手術を行う場合の操
作性を向上させることができる。
ケーブル40のケーブルが1本となるので、硬性内視鏡
31を用いて内視鏡検査又は内視鏡手術を行う場合の操
作性を向上させることができる。
【0077】なお、本実施の形態における内視鏡とし
て、リレー光学系を有する硬性内視鏡の場合で説明した
が、観察用にイメージガイドファイバを使用した軟性内
視鏡の場合にも同様に適用できる。
て、リレー光学系を有する硬性内視鏡の場合で説明した
が、観察用にイメージガイドファイバを使用した軟性内
視鏡の場合にも同様に適用できる。
【0078】ところで、特開平5−146403号公報
にはLEDからの光を効率よく行う方法が提案されてい
る。単にR、G、BのLEDの前にライトガイドを配置
したのでは、R、G、B、各色の光束に差が発生し、色
のバランスをとらなければならないことが発生する。照
明光のバランスをとることについては、なにも述べられ
ていない。
にはLEDからの光を効率よく行う方法が提案されてい
る。単にR、G、BのLEDの前にライトガイドを配置
したのでは、R、G、B、各色の光束に差が発生し、色
のバランスをとらなければならないことが発生する。照
明光のバランスをとることについては、なにも述べられ
ていない。
【0079】LED素子アレイの並び方を変えて、バラ
ンスをとる方法も考えられるが、ライトガイドにどのよ
うに入射するかは、LED素子アレイとライトガイドを
接合してみなければわからない、だから、あらかじめL
ED素子アレイの並び方が決められる訳ではない。
ンスをとる方法も考えられるが、ライトガイドにどのよ
うに入射するかは、LED素子アレイとライトガイドを
接合してみなければわからない、だから、あらかじめL
ED素子アレイの並び方が決められる訳ではない。
【0080】このため、各LEDから均一に照明光が導
光できるようにすることを目的として、或いは複数のL
EDからも均一に照明光が導光できるようにすることを
目的として、以下のような構成にしても良い。
光できるようにすることを目的として、或いは複数のL
EDからも均一に照明光が導光できるようにすることを
目的として、以下のような構成にしても良い。
【0081】つまり、内視鏡の先端から照明光を出射す
るための導光手段は固体発光素子からの光を入射する入
射口を複数備え、入射光を導光手段内部で全反射させ出
射口に導くようにする。この場合、全反射させるために
はクラッド層を反射面に塗装、一体成形、接着などの手
段で設ける。或いは、観察光学系とLED等をインサー
ト成形して導光部を形成する。
るための導光手段は固体発光素子からの光を入射する入
射口を複数備え、入射光を導光手段内部で全反射させ出
射口に導くようにする。この場合、全反射させるために
はクラッド層を反射面に塗装、一体成形、接着などの手
段で設ける。或いは、観察光学系とLED等をインサー
ト成形して導光部を形成する。
【0082】次にその構成等を図11及び図12を参照
して具体的に説明する。図11に示すように内視鏡の挿
入部56の先端部57には対物レンズ58とCCD59
および導光手段60の出射口が配置される。
して具体的に説明する。図11に示すように内視鏡の挿
入部56の先端部57には対物レンズ58とCCD59
および導光手段60の出射口が配置される。
【0083】導光手段60はプラスチックの一体成形で
作成され、導光手段60の入射口にはLED61が設け
られる。
作成され、導光手段60の入射口にはLED61が設け
られる。
【0084】図12に拡大して示す詳細図ようにLED
61は赤色を発光する赤色LED62Rと緑色を発光す
る緑色LED62Gと青色を発光する青色LED62B
とからなる。
61は赤色を発光する赤色LED62Rと緑色を発光す
る緑色LED62Gと青色を発光する青色LED62B
とからなる。
【0085】導光手段60は入射光を導くためその内
部、或いは外周面で全反射するように、導光手段60の
本体を構成する透明なプラスチック等で形成されたコア
部63の境界面にはコア部63の屈折率より小さい屈折
率の部材からなるクラッド層64が形成されている。ク
ラッド層64は導光手段60のコア部63のプラスチッ
クと一体成形や、塗装、コーティングなどの方法によっ
て形成される。そして、各色のLED62I(I=R,
G,B)から出射され導光手段60のコア部63に入射
された光は、図12に示すようにコア部63とクラッド
層64の境界面で全反射してLED61の前方の出射口
側に導かれるような構成にしている。
部、或いは外周面で全反射するように、導光手段60の
本体を構成する透明なプラスチック等で形成されたコア
部63の境界面にはコア部63の屈折率より小さい屈折
率の部材からなるクラッド層64が形成されている。ク
ラッド層64は導光手段60のコア部63のプラスチッ
クと一体成形や、塗装、コーティングなどの方法によっ
て形成される。そして、各色のLED62I(I=R,
G,B)から出射され導光手段60のコア部63に入射
された光は、図12に示すようにコア部63とクラッド
層64の境界面で全反射してLED61の前方の出射口
側に導かれるような構成にしている。
【0086】なお、LED61はケーブル65を介して
LED駆動回路に接続される。また、CCD59はケー
ブル66を介してビデオプロセス回路に接続される。次
に作用を説明する。
LED駆動回路に接続される。また、CCD59はケー
ブル66を介してビデオプロセス回路に接続される。次
に作用を説明する。
【0087】図12に示したような光は単一の入射光で
はなくLED発光のさまざまな放射各度を持つため、導
光手段60内で各色が混じり合うことになる。
はなくLED発光のさまざまな放射各度を持つため、導
光手段60内で各色が混じり合うことになる。
【0088】このため、導光手段60の出射口から出射
するときには各色が同じ様に出射されるので、各色のバ
ランスがとれていれば白色光として出射させることがで
きる。各LED62IのバランスはLED62Iに流す
電流によって変えることができるので、LED62Iの
電流を設定する回路で調整することができる。
するときには各色が同じ様に出射されるので、各色のバ
ランスがとれていれば白色光として出射させることがで
きる。各LED62IのバランスはLED62Iに流す
電流によって変えることができるので、LED62Iの
電流を設定する回路で調整することができる。
【0089】図示していない、一般的なビデオプロセス
回路に設けられるホワイトバランス回路の信号をLED
を流す電流を可変するようにしたLED電流駆動回路に
加えることで、ビデオ信号の色バランスを可変しなくと
も、LEDに流す電流を可変することでホワイトバラン
スが取れるようになる。この場合には、ビデオ信号によ
らないので、通常ノイズレベルの悪い青帯域のゲインを
上げなくても、ホワイトバランスが取れるようになる。
回路に設けられるホワイトバランス回路の信号をLED
を流す電流を可変するようにしたLED電流駆動回路に
加えることで、ビデオ信号の色バランスを可変しなくと
も、LEDに流す電流を可変することでホワイトバラン
スが取れるようになる。この場合には、ビデオ信号によ
らないので、通常ノイズレベルの悪い青帯域のゲインを
上げなくても、ホワイトバランスが取れるようになる。
【0090】赤い色の信号のゲインを下げるだけでな
く、青色の信号のゲインも上げることになるため青い色
の感度が低いCCD信号の青い色の信号が強調され、そ
のためにS/Nが悪くなって画質が低下することがあっ
たが、LEDの発光量を可変することでその様な欠点を
防ぐことができる。
く、青色の信号のゲインも上げることになるため青い色
の感度が低いCCD信号の青い色の信号が強調され、そ
のためにS/Nが悪くなって画質が低下することがあっ
たが、LEDの発光量を可変することでその様な欠点を
防ぐことができる。
【0091】さらに、従来の硬性内視鏡では観察光学系
の回りにリング状に成形したライトガイドを配置して挿
入部を形成していた。そのため、組立が面倒であった
り、時間がかかったりしていた。このため硬性内視鏡の
挿入部の組立において、作業を容易にしたり、組立時間
を短縮したりすることを目的として以下のようにしても
良い。
の回りにリング状に成形したライトガイドを配置して挿
入部を形成していた。そのため、組立が面倒であった
り、時間がかかったりしていた。このため硬性内視鏡の
挿入部の組立において、作業を容易にしたり、組立時間
を短縮したりすることを目的として以下のようにしても
良い。
【0092】この硬性内視鏡では、予め作られた観察光
学系と、LED等のランプを、光を通すプラスチックで
インサート成形して導光手段を形成する。次にその具体
的な構成を説明する。
学系と、LED等のランプを、光を通すプラスチックで
インサート成形して導光手段を形成する。次にその具体
的な構成を説明する。
【0093】硬性内視鏡の先端部に設けられる観察光学
系91は図16に示すようにレンズ枠92に対物レンズ
93とその後方にリレーレンズ94とを配置して構成さ
れる。
系91は図16に示すようにレンズ枠92に対物レンズ
93とその後方にリレーレンズ94とを配置して構成さ
れる。
【0094】この観察光学系91は図17に示すように
光を通すプラスチック部材で形成した導光手段95の例
えば中心軸Oに沿ってインサート成形で一体的に取り付
けられる。
光を通すプラスチック部材で形成した導光手段95の例
えば中心軸Oに沿ってインサート成形で一体的に取り付
けられる。
【0095】この導光手段95は中央の周囲の後端側に
LED96がインサート成形で一体的に設けてある。ま
た、この導光手段95はそのコア部97の外周面にはク
ラッド層を設けて反射部98を形成している。
LED96がインサート成形で一体的に設けてある。ま
た、この導光手段95はそのコア部97の外周面にはク
ラッド層を設けて反射部98を形成している。
【0096】このような構成の導光手段95を硬性内視
鏡の挿入部を形成する図示しない外套管99内に配置し
て観察光学系91及び照明光学系を簡単な作業で組立て
られるようにした。
鏡の挿入部を形成する図示しない外套管99内に配置し
て観察光学系91及び照明光学系を簡単な作業で組立て
られるようにした。
【0097】次にこのような構成に組み立てる工程を説
明する。観察光学系91とLED96を所定の位置関係
に保持し、成形型に入れて、透明なプラスチック樹脂を
流し込んで固化して図17に示すように中央に観察光学
系91をインサート成形した導光手段95を成形し、さ
らにコア部97の外周面に層状の反射部98を形成して
照明光学系を形成する。
明する。観察光学系91とLED96を所定の位置関係
に保持し、成形型に入れて、透明なプラスチック樹脂を
流し込んで固化して図17に示すように中央に観察光学
系91をインサート成形した導光手段95を成形し、さ
らにコア部97の外周面に層状の反射部98を形成して
照明光学系を形成する。
【0098】LED96から出射した照明光はプラスチ
ック樹脂によるコア部97を伝って観察対象に出射され
る照明光学系の機能を有する。
ック樹脂によるコア部97を伝って観察対象に出射され
る照明光学系の機能を有する。
【0099】図17に示すようにして観察光学系91と
照明光学系とを一体的に形成した場合には挿入部の組立
で接着作業を省略でき、作業を容易にしかつ、組立時間
を短縮できる。
照明光学系とを一体的に形成した場合には挿入部の組立
で接着作業を省略でき、作業を容易にしかつ、組立時間
を短縮できる。
【0100】尚、観察光学系91はリレーレンズ94の
代わりにCCDを使ったものでも効果は同様である。ま
た、LED96の代わりにその他の発光素子でも効果は
同様である。
代わりにCCDを使ったものでも効果は同様である。ま
た、LED96の代わりにその他の発光素子でも効果は
同様である。
【0101】次に変形例の構成を説明する。図18に示
すように細長いフレキシブル基板100の上にLED9
6を載せ、配線パターンに半田付けして電気的に導通さ
せておく。
すように細長いフレキシブル基板100の上にLED9
6を載せ、配線パターンに半田付けして電気的に導通さ
せておく。
【0102】そして、LED96を内側にしてフレキシ
ブル基板100を観察光学系91の外側に螺旋状に巻
き、保持した状態で、成形型に入れて、透明なプラスチ
ック樹脂を流し込んで固化して、図19のようにインサ
ート成形し、導光手段95のコア部97を形成する。そ
して、このコア部97の外周面に層状の反射部(図19
では省略)を設ける。
ブル基板100を観察光学系91の外側に螺旋状に巻
き、保持した状態で、成形型に入れて、透明なプラスチ
ック樹脂を流し込んで固化して、図19のようにインサ
ート成形し、導光手段95のコア部97を形成する。そ
して、このコア部97の外周面に層状の反射部(図19
では省略)を設ける。
【0103】図17の場合と同様、LED96から出射
した照明光はプラスチック樹脂によるコア部97を伝っ
て観察対象に出射される。図19の場合には図17の場
合での効果に加え、フレキシブル基板100を使ってL
ED96に電源を供給しているため、電源ケーブルの配
線が楽になる。
した照明光はプラスチック樹脂によるコア部97を伝っ
て観察対象に出射される。図19の場合には図17の場
合での効果に加え、フレキシブル基板100を使ってL
ED96に電源を供給しているため、電源ケーブルの配
線が楽になる。
【0104】次に携帯して簡単に内視鏡検査などが行え
る軽便性に優れた内視鏡を説明する。図13に示す内視
鏡71は、挿入部72と操作部73とを有し、この操作
部73には液晶素子によるカラーモニタ74と、バッテ
リ電源75とが設けてある。また、図13の内部構成を
示す図14に示すように挿入部72の先端面には対物レ
ンズ76が設けられ、その結像位置にはCCD77が配
置されている。
る軽便性に優れた内視鏡を説明する。図13に示す内視
鏡71は、挿入部72と操作部73とを有し、この操作
部73には液晶素子によるカラーモニタ74と、バッテ
リ電源75とが設けてある。また、図13の内部構成を
示す図14に示すように挿入部72の先端面には対物レ
ンズ76が設けられ、その結像位置にはCCD77が配
置されている。
【0105】このCCD77はケーブル78により操作
部73内に設けたビデオプロセッサ79に接続され、こ
のビデオプロセッサ79で生成された映像信号は操作部
73に着脱自在或いは一体的に固定されるカラーモニタ
74に入力される。また、対物レンズ76に隣接する挿
入部72の先端には照明レンズ80と、その内側にR、
G、Bで発光するLED81が設けられている。
部73内に設けたビデオプロセッサ79に接続され、こ
のビデオプロセッサ79で生成された映像信号は操作部
73に着脱自在或いは一体的に固定されるカラーモニタ
74に入力される。また、対物レンズ76に隣接する挿
入部72の先端には照明レンズ80と、その内側にR、
G、Bで発光するLED81が設けられている。
【0106】このLED81はケーブル82によりLE
D駆動回路83に接続されている。このLED駆動回路
83はビデオプロセッサ79に接続され、発光タイミン
グ等をビデオプロセッサ79に送り、信号処理するタイ
ミングを発光タイミングと同期させている。
D駆動回路83に接続されている。このLED駆動回路
83はビデオプロセッサ79に接続され、発光タイミン
グ等をビデオプロセッサ79に送り、信号処理するタイ
ミングを発光タイミングと同期させている。
【0107】また、操作部73に着脱自在で設けたバッ
テリ電源75はビデオプロセッサ79、LED81を駆
動する為のLED駆動回路83、カラーモニタ74に電
源を供給する。このバッテリ電源75は、必要に応じて
バッテリ電源75を操作部73から外して充電を行うこ
とができる。
テリ電源75はビデオプロセッサ79、LED81を駆
動する為のLED駆動回路83、カラーモニタ74に電
源を供給する。このバッテリ電源75は、必要に応じて
バッテリ電源75を操作部73から外して充電を行うこ
とができる。
【0108】また、操作部73の前端付近には挿入部7
2内に設けたチャンネル84に通じる処置具挿入口84
aが設けてある。
2内に設けたチャンネル84に通じる処置具挿入口84
aが設けてある。
【0109】次に作用を説明する。操作部73に設けた
バッテリ電源75により、CCD77とLED81を駆
動させて、操作部73のカラーモニタ74により観察を
行う。
バッテリ電源75により、CCD77とLED81を駆
動させて、操作部73のカラーモニタ74により観察を
行う。
【0110】この内視鏡71は以下の効果を有する。従
来のような別体のビデオプロセッサ、光源装置、カラー
モニタが不要である為、内視鏡検査の準備、持ち運びが
簡単にでき、携帯性も向上できる。
来のような別体のビデオプロセッサ、光源装置、カラー
モニタが不要である為、内視鏡検査の準備、持ち運びが
簡単にでき、携帯性も向上できる。
【0111】図15は図14の変形例の内視鏡71′の
構成を示す。この内視鏡71′の操作部73内に、電源
ケーブル85と電源プラグ86を内蔵できるようにし
た。
構成を示す。この内視鏡71′の操作部73内に、電源
ケーブル85と電源プラグ86を内蔵できるようにし
た。
【0112】電源ケーブル85は、操作部73内に巻き
取ることができるようにしている。その他は図14の内
視鏡71と同様の構成である。
取ることができるようにしている。その他は図14の内
視鏡71と同様の構成である。
【0113】次に作用を説明する。内視鏡使用時に電源
プラグ86を引き出して、商用電源に接続する。
プラグ86を引き出して、商用電源に接続する。
【0114】図15の内視鏡71′は充電が不要で持ち
運びが便利である。その他は図13、図14の内視鏡7
1と同様の効果を有する。なお、図13ないし図15で
は撮像手段を内蔵したビデオスコープ或いは電子内視鏡
の場合で説明したが、観察用にイメージガイドファイバ
を使用したファイバスコープ等の光学式内視鏡の場合に
も同様に適用できる。
運びが便利である。その他は図13、図14の内視鏡7
1と同様の効果を有する。なお、図13ないし図15で
は撮像手段を内蔵したビデオスコープ或いは電子内視鏡
の場合で説明したが、観察用にイメージガイドファイバ
を使用したファイバスコープ等の光学式内視鏡の場合に
も同様に適用できる。
【0115】ところで、従来、先端にランプやLEDを
設け、それらを使って照明し、観察する内視鏡があっ
た。それらはランプやLED、接続端子が濡れてショー
トするのを防止するため、前方にカバーガラス或いはレ
ンズ等が取り付けられ水密構造となっていた。
設け、それらを使って照明し、観察する内視鏡があっ
た。それらはランプやLED、接続端子が濡れてショー
トするのを防止するため、前方にカバーガラス或いはレ
ンズ等が取り付けられ水密構造となっていた。
【0116】カバーガラスやレンズは水密接着が施され
ており、ランプ切れが生じた場合、交換するのが大変で
あった。このため、ランプやLEDの回りの水密を確保
しながら、容易にランプやLEDを交換できるようにす
ることを目的として以下の構成にしても良い。
ており、ランプ切れが生じた場合、交換するのが大変で
あった。このため、ランプやLEDの回りの水密を確保
しながら、容易にランプやLEDを交換できるようにす
ることを目的として以下の構成にしても良い。
【0117】つまり、ランプやLED前方の部材が取り
付け、取り外し可能となっており、その部材を取り付け
たとき水密が確保されるような構成にする。次にその具
体的な構成を図20を参照して説明する。
付け、取り外し可能となっており、その部材を取り付け
たとき水密が確保されるような構成にする。次にその具
体的な構成を図20を参照して説明する。
【0118】図20はフードを設けた内視鏡先端の断面
図を示す。図20に示すように先端部101には、この
先端部101を保護するフード102が取り付けられて
いる。この取付は先端部101の外周に設けられた雄ネ
ジ103とフード102を構成し、その後端側に配置さ
れるリング104の後端内周にある雌ネジ105の係合
による。
図を示す。図20に示すように先端部101には、この
先端部101を保護するフード102が取り付けられて
いる。この取付は先端部101の外周に設けられた雄ネ
ジ103とフード102を構成し、その後端側に配置さ
れるリング104の後端内周にある雌ネジ105の係合
による。
【0119】フード102を構成するフード枠106に
は後端内側に段差があり、リング104の先端側外周に
ある外側に向いた突起で引っかかるようになっており、
フード枠106とリング104は互いに回転自在となっ
ている。先端部101には対物レンズ107を含む観察
光学系108が設けてあり、先端部101を構成する先
端枠109の観察窓に取付けられている。
は後端内側に段差があり、リング104の先端側外周に
ある外側に向いた突起で引っかかるようになっており、
フード枠106とリング104は互いに回転自在となっ
ている。先端部101には対物レンズ107を含む観察
光学系108が設けてあり、先端部101を構成する先
端枠109の観察窓に取付けられている。
【0120】この先端枠109には、観察窓に隣接する
先端面に照明光源の取付け部材としてのソケット110
が設けてある。このソケット110は電気絶縁性のある
板と端子からなり、LED111が着脱自在で接続され
ている。このソケット110の端子は電源ケーブル11
2に接続され、内視鏡の手元側に至りLED111に電
源を供給する。
先端面に照明光源の取付け部材としてのソケット110
が設けてある。このソケット110は電気絶縁性のある
板と端子からなり、LED111が着脱自在で接続され
ている。このソケット110の端子は電源ケーブル11
2に接続され、内視鏡の手元側に至りLED111に電
源を供給する。
【0121】フード枠106にはLED111に対向す
る位置に照明側カバーガラス113が配置され、対物レ
ンズ107に対向する位置には対物側カバーガラス11
4が設けてある。ここで、フード枠106と照明側カバ
ーガラス113、対物側カバーガラス114の間で水密
接着が行われ水密となっている。また、フード102に
はOリング115が設けてあり、先端枠109とフード
102の間の水密性を確保している。
る位置に照明側カバーガラス113が配置され、対物レ
ンズ107に対向する位置には対物側カバーガラス11
4が設けてある。ここで、フード枠106と照明側カバ
ーガラス113、対物側カバーガラス114の間で水密
接着が行われ水密となっている。また、フード102に
はOリング115が設けてあり、先端枠109とフード
102の間の水密性を確保している。
【0122】尚、フード102には図示しない回転位置
決めピンが内径方向に有り、先端枠109には回転位置
決めピンに対向する位置に軸方向に切られた溝があり、
先端部102とフード102の位置を決めるようになっ
ている。
決めピンが内径方向に有り、先端枠109には回転位置
決めピンに対向する位置に軸方向に切られた溝があり、
先端部102とフード102の位置を決めるようになっ
ている。
【0123】次にその作用を説明する。リング104を
回し、先端部101の雄ネジ103とリング104の雌
ネジ105の係合を外し、先端アダプター102を先端
部101より外す。そうするとLED111は先端枠1
09の端面より飛び出した状態となる。LED11を摘
んでソケット110より外す。
回し、先端部101の雄ネジ103とリング104の雌
ネジ105の係合を外し、先端アダプター102を先端
部101より外す。そうするとLED111は先端枠1
09の端面より飛び出した状態となる。LED11を摘
んでソケット110より外す。
【0124】次に新しいLED111を摘んでソケット
110に差し込み、先程と逆の手順でフード102を取
り付ける。そうすると再び、先端枠109とフード10
2の間にはOリング115により水密性が確保される。
110に差し込み、先程と逆の手順でフード102を取
り付ける。そうすると再び、先端枠109とフード10
2の間にはOリング115により水密性が確保される。
【0125】図20の内視鏡は以下の効果を有する。ラ
ンプやLED111の回りの水密を確保しながら、容易
にランプやLED111を交換できる。
ンプやLED111の回りの水密を確保しながら、容易
にランプやLED111を交換できる。
【0126】尚、フード102の代わりに視野各や観察
深度、観察方向などの光学特性を変更する先端アダプタ
が取り付けられていても同様の効果が得られる。また、
LED11の代わりにランプや発光素子であっても同様
の効果が得られる。
深度、観察方向などの光学特性を変更する先端アダプタ
が取り付けられていても同様の効果が得られる。また、
LED11の代わりにランプや発光素子であっても同様
の効果が得られる。
【0127】次に図20の変形例の構成を説明する。図
21に示すように先端部101には、観察光学系10
8、先端枠109、ソケット110、LED111、電
源ケーブル112がある。
21に示すように先端部101には、観察光学系10
8、先端枠109、ソケット110、LED111、電
源ケーブル112がある。
【0128】LED111の前方にはLED111をカ
バーするLEDカバー121がある。LEDカバー12
1は先端部101に取り付け、取り外し可能となってお
り、取り付けた状態では先端部101の端面とほぼ同様
となるようになっている。
バーするLEDカバー121がある。LEDカバー12
1は先端部101に取り付け、取り外し可能となってお
り、取り付けた状態では先端部101の端面とほぼ同様
となるようになっている。
【0129】図22に示すようにLEDカバー121は
枠体122を有し、その中央の開口部にカバーガラス1
23が水密接着されている。この枠体122にはカニ目
穴124が設けられている。
枠体122を有し、その中央の開口部にカバーガラス1
23が水密接着されている。この枠体122にはカニ目
穴124が設けられている。
【0130】また、この枠体122の後端外周には雄ネ
ジ125が切られ、途中にはOリング127がある。先
端枠109のLEDカバー121の対向する位置には雌
ネジ126がある。Oリング127はLEDカバー12
1と先端枠109の間に水密性を確保する。
ジ125が切られ、途中にはOリング127がある。先
端枠109のLEDカバー121の対向する位置には雌
ネジ126がある。Oリング127はLEDカバー12
1と先端枠109の間に水密性を確保する。
【0131】次に作用を説明する。カニ目穴124にピ
ンセットなどを差し込み、LEDカバー121を回し、
先端部101より外す。
ンセットなどを差し込み、LEDカバー121を回し、
先端部101より外す。
【0132】そうするとLED111は先端枠109の
端面より飛び出した状態となる。LED11を摘んでソ
ケット110より外す。次に新しいLED111を摘ん
でソケット110に差し込み、先程と逆の手順でLED
カバー121を取り付ける。そうすると再び、先端枠1
09とLEDカバー121の間にはOリング127によ
り水密性が確保される。
端面より飛び出した状態となる。LED11を摘んでソ
ケット110より外す。次に新しいLED111を摘ん
でソケット110に差し込み、先程と逆の手順でLED
カバー121を取り付ける。そうすると再び、先端枠1
09とLEDカバー121の間にはOリング127によ
り水密性が確保される。
【0133】図21の内視鏡は以下の効果を有する。図
20の内視鏡の場合の効果に加え、対物レンズ107に
カバーガラスを必要としなため、先端硬質長をあまり長
くせずにすむという効果がある。なお、上述した各実施
の形態等を部分的に組み合わせて構成される実施の形態
等も本発明に属する。
20の内視鏡の場合の効果に加え、対物レンズ107に
カバーガラスを必要としなため、先端硬質長をあまり長
くせずにすむという効果がある。なお、上述した各実施
の形態等を部分的に組み合わせて構成される実施の形態
等も本発明に属する。
【0134】[付記] 1.内視鏡の先端に配置され、駆動信号の印加により照
明光を発生する固体発光素子と、前記固体発光素子の近
傍に配置され、該固体発光素子に前記駆動信号を出力す
る駆動回路と、内視鏡内を挿通されるケーブルを介して
前記駆動信号を発生させる制御信号を、該ケーブル外部
への電磁波の放射を抑制して伝送する電磁波放射抑制手
段と、を設けたことを特徴とする内視鏡装置。
明光を発生する固体発光素子と、前記固体発光素子の近
傍に配置され、該固体発光素子に前記駆動信号を出力す
る駆動回路と、内視鏡内を挿通されるケーブルを介して
前記駆動信号を発生させる制御信号を、該ケーブル外部
への電磁波の放射を抑制して伝送する電磁波放射抑制手
段と、を設けたことを特徴とする内視鏡装置。
【0135】(付記1の作用)内視鏡内を挿通されるケ
ーブルではケーブル外部にノイズとなる電磁波の放射を
抑制した制御信号で伝送して、この制御信号により駆動
回路から駆動信号を発生させ、その近傍の固体発光素子
を発光駆動させる。従って、電磁波の放射し易い駆動信
号をケーブルで伝送しなくて、電磁波の放射を抑制した
信号で伝送するので、外部にノイズの影響を与えないよ
うにできる。
ーブルではケーブル外部にノイズとなる電磁波の放射を
抑制した制御信号で伝送して、この制御信号により駆動
回路から駆動信号を発生させ、その近傍の固体発光素子
を発光駆動させる。従って、電磁波の放射し易い駆動信
号をケーブルで伝送しなくて、電磁波の放射を抑制した
信号で伝送するので、外部にノイズの影響を与えないよ
うにできる。
【0136】2.付記1において、前記電磁波放射抑制
手段は前記固体発光素子を発光させるタイミングを決定
する信号をその電圧レベルを小さくして前記制御信号と
して前記ケーブルで伝送する。
手段は前記固体発光素子を発光させるタイミングを決定
する信号をその電圧レベルを小さくして前記制御信号と
して前記ケーブルで伝送する。
【0137】3.付記1において、前記電磁波放射抑制
手段は前記固体発光素子を発光させるタイミングを決定
する信号を、高調波成分を除去する高調波成分除去手段
を通した信号を前記制御信号として前記ケーブルで伝送
する。
手段は前記固体発光素子を発光させるタイミングを決定
する信号を、高調波成分を除去する高調波成分除去手段
を通した信号を前記制御信号として前記ケーブルで伝送
する。
【0138】4.付記1において、前記内視鏡は面順次
方式でカラー撮像を行うカラー撮像素子を有し、前記駆
動信号は面順次方式の撮像タイミングに同期して固体発
光素子を駆動する。
方式でカラー撮像を行うカラー撮像素子を有し、前記駆
動信号は面順次方式の撮像タイミングに同期して固体発
光素子を駆動する。
【0139】5.付記3において、前記高調波成分削除
手段はコンデンサを含んだフィルタ、フェライト・コ
ア、フェライト・ビーズによるフィルタ回路を有する。
手段はコンデンサを含んだフィルタ、フェライト・コ
ア、フェライト・ビーズによるフィルタ回路を有する。
【0140】6.付記1において、前記電磁波放射抑制
手段は前記固体発光素子を発光させるタイミングを決定
する複数の信号を、コード化手段或いは重畳手段で1つ
の信号にし、該信号を前記制御信号として前記ケーブル
で伝送する。
手段は前記固体発光素子を発光させるタイミングを決定
する複数の信号を、コード化手段或いは重畳手段で1つ
の信号にし、該信号を前記制御信号として前記ケーブル
で伝送する。
【0141】7.挿入部の先端に設けられた固体発光素
子の発光により照明を行う内視鏡において、挿入部内
に、固体発光素子を発光させる駆動信号を伝送するケー
ブルを挿通し、該ケーブルを挿入部の後端側の接眼部に
設けた電気接点に接続したことを特等とする内視鏡。
子の発光により照明を行う内視鏡において、挿入部内
に、固体発光素子を発光させる駆動信号を伝送するケー
ブルを挿通し、該ケーブルを挿入部の後端側の接眼部に
設けた電気接点に接続したことを特等とする内視鏡。
【0142】8.前記接眼部に着脱自在で、固体撮像素
子を内蔵したテレビカメラは該テレビカメラに前記電気
接点に接続される電気接点部を有し、該電気接点部に接
続されたケーブルは前記固体撮像素子に接続されたケー
ブルと共に、テレビカメラから延出されたカメラケーブ
ル内を挿通される。
子を内蔵したテレビカメラは該テレビカメラに前記電気
接点に接続される電気接点部を有し、該電気接点部に接
続されたケーブルは前記固体撮像素子に接続されたケー
ブルと共に、テレビカメラから延出されたカメラケーブ
ル内を挿通される。
【0143】(付記7,8に対する従来技術)従来技術
としてライトガイドを用いた照明方式があった。しか
し、ライトガイドによる照明方式では光源装置とスコー
プを接続するライトガイドケーブルが必要であり、ライ
トガイドケーブルが内視鏡の使用時に邪魔になるケース
があった。照明をLEDを内視鏡の先端で点灯させる方
式にしたとしても、LEDの駆動信号を従来のライトガ
イドケーブルに変わって、電線をスコープ硬性鏡と電源
装置との間に設けたのでは操作性の改善にならなかっ
た。
としてライトガイドを用いた照明方式があった。しか
し、ライトガイドによる照明方式では光源装置とスコー
プを接続するライトガイドケーブルが必要であり、ライ
トガイドケーブルが内視鏡の使用時に邪魔になるケース
があった。照明をLEDを内視鏡の先端で点灯させる方
式にしたとしても、LEDの駆動信号を従来のライトガ
イドケーブルに変わって、電線をスコープ硬性鏡と電源
装置との間に設けたのでは操作性の改善にならなかっ
た。
【0144】(目的及び特徴)そこで、硬性内視鏡の操
作性を向上するため、LEDの駆動信号を接眼部から導
くようにして、硬性鏡の操作性を向上することを目的と
し、以下の特徴を有する。固体発光素子による照明をす
る内視鏡において、固体発光素子の駆動信号の接点を内
視鏡の接眼部に設け、内視鏡の接眼部に接続されるテレ
ビカメラに固体発光素子の駆動信号の接点を設けるよう
にした。
作性を向上するため、LEDの駆動信号を接眼部から導
くようにして、硬性鏡の操作性を向上することを目的と
し、以下の特徴を有する。固体発光素子による照明をす
る内視鏡において、固体発光素子の駆動信号の接点を内
視鏡の接眼部に設け、内視鏡の接眼部に接続されるテレ
ビカメラに固体発光素子の駆動信号の接点を設けるよう
にした。
【0145】9.内視鏡先端に配置され照明光を発生す
る複数の固体発光素子と、該複数の固体発光素子からの
照明光を内視鏡先端から出射させるための導光手段と、
を設けたことを特徴とする内視鏡装置。 10.前記複数の固体発光素子は赤、緑、青の各色より
なることを特徴とする付記9記載の内視鏡装置。 11.前記導光手段は、前記複数の固体発光素子からの
照明光を複数の放射角度にて入射し、内部で混色するこ
とを特徴とする付記9または10に記載の内視鏡装置。
る複数の固体発光素子と、該複数の固体発光素子からの
照明光を内視鏡先端から出射させるための導光手段と、
を設けたことを特徴とする内視鏡装置。 10.前記複数の固体発光素子は赤、緑、青の各色より
なることを特徴とする付記9記載の内視鏡装置。 11.前記導光手段は、前記複数の固体発光素子からの
照明光を複数の放射角度にて入射し、内部で混色するこ
とを特徴とする付記9または10に記載の内視鏡装置。
【0146】12.被検対象へ挿入可能な挿入部の先端
に照明光を発生する照明手段を有する内視鏡装置におい
て、上記照明手段の近傍に上記照明手段の駆動信号を発
生する駆動回路を備えていると共に、上記駆動回路から
の上記駆動信号を上記照明手段に伝達する第1の伝達手
段と、上記照明手段の発光を制御するための制御信号を
発生する制御信号発生手段と、上記制御信号発生手段か
ら出力される制御信号を上記駆動回路に伝達する第2の
伝達手段と、を有することを特徴とする内視鏡装置。 (付記12の作用)照明手段の駆動装置を照明手段の駆
動装置の近傍に備えたことにより、照明手段に対する駆
動信号の伝達手段(伝達する第1の伝達手段)が短くな
るので、駆動信号に起因するノイズ(電磁ノイズ)の放
射が抑制される。
に照明光を発生する照明手段を有する内視鏡装置におい
て、上記照明手段の近傍に上記照明手段の駆動信号を発
生する駆動回路を備えていると共に、上記駆動回路から
の上記駆動信号を上記照明手段に伝達する第1の伝達手
段と、上記照明手段の発光を制御するための制御信号を
発生する制御信号発生手段と、上記制御信号発生手段か
ら出力される制御信号を上記駆動回路に伝達する第2の
伝達手段と、を有することを特徴とする内視鏡装置。 (付記12の作用)照明手段の駆動装置を照明手段の駆
動装置の近傍に備えたことにより、照明手段に対する駆
動信号の伝達手段(伝達する第1の伝達手段)が短くな
るので、駆動信号に起因するノイズ(電磁ノイズ)の放
射が抑制される。
【0147】13.上記制御信号発生手段から出力され
る上記制御信号の電圧レベルは、照明手段の駆動に必要
な電圧よりも小さくしていることを特徴とする付記12
に記載の内視鏡装置。 14.上記制御信号発生手段は、高調波成分を除去する
高調波成分除去手段を有し、上記制御信号発生手段から
出力される上記制御信号は、上記高調波成分除去手段を
通して高調波成分を除去する付記12に記載の内視鏡装
置。 15.上記制御信号発生手段は、複数の制御信号をコー
ド化若しくは重畳するためのコード化手段若しくは重畳
手段を有し、上記制御信号発生手段から出力される上記
制御信号は、コード化若しくは重畳された制御信号であ
ることを特徴とする付記12に記載の内視鏡装置。
る上記制御信号の電圧レベルは、照明手段の駆動に必要
な電圧よりも小さくしていることを特徴とする付記12
に記載の内視鏡装置。 14.上記制御信号発生手段は、高調波成分を除去する
高調波成分除去手段を有し、上記制御信号発生手段から
出力される上記制御信号は、上記高調波成分除去手段を
通して高調波成分を除去する付記12に記載の内視鏡装
置。 15.上記制御信号発生手段は、複数の制御信号をコー
ド化若しくは重畳するためのコード化手段若しくは重畳
手段を有し、上記制御信号発生手段から出力される上記
制御信号は、コード化若しくは重畳された制御信号であ
ることを特徴とする付記12に記載の内視鏡装置。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡の先端に配置され、駆動信号の印加により照明光を
発生する固体発光素子と、前記固体発光素子の近傍に配
置され、該固体発生素子に前記駆動信号を出力する駆動
回路と、前記駆動信号を発生させる制御信号を内視鏡挿
入部内に挿通されるケーブルを介して送出する制御信号
発生手段と、を設けているので、照明手段に対して駆動
信号を伝送するための手段が短くなり、駆動信号に起因
するノイズ(電磁ノイズ)の放射が抑制されので、外部
にノイズの影響を与えることを防ぐことができる。
視鏡の先端に配置され、駆動信号の印加により照明光を
発生する固体発光素子と、前記固体発光素子の近傍に配
置され、該固体発生素子に前記駆動信号を出力する駆動
回路と、前記駆動信号を発生させる制御信号を内視鏡挿
入部内に挿通されるケーブルを介して送出する制御信号
発生手段と、を設けているので、照明手段に対して駆動
信号を伝送するための手段が短くなり、駆動信号に起因
するノイズ(電磁ノイズ)の放射が抑制されので、外部
にノイズの影響を与えることを防ぐことができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡装置の構成
を示す図。
を示す図。
【図2】LEDドライバに入力されるLED発光タイミ
ング信号の波形等を示す図。
ング信号の波形等を示す図。
【図3】LEDを駆動するLED駆動信号を示す図。
【図4】変形例におけるLEDドライバに入力されるL
ED発光タイミング信号の波形等を示す図。
ED発光タイミング信号の波形等を示す図。
【図5】変形例におけるLED駆動信号を示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態の内視鏡装置の構成
を示す図。
を示す図。
【図7】LED発光タイミング信号の波形等を示す図。
【図8】変形例におけるLED発光タイミング信号の波
形等を示す図。
形等を示す図。
【図9】本発明の第3の実施の形態の内視鏡装置の構成
を示す図。
を示す図。
【図10】第3の実施の形態の変形例の内視鏡装置の構
成を示す図。
成を示す図。
【図11】内視鏡の先端部の構成を示す断面図。
【図12】図11における導光手段部分の拡大図。
【図13】ビデオプロセッサを内蔵した内視鏡を示す斜
視図。
視図。
【図14】図13の内部構成を示す概略構成図。
【図15】図14の変形例の内視鏡の内部構成を示す概
略構成図。
略構成図。
【図16】観察光学系を示す断面図。
【図17】一体的に形成された観察光学系と照明光学系
を示す断面図。
を示す断面図。
【図18】細長いフレキシブル基板の上にLEDを実装
した照明用光源を示す図。
した照明用光源を示す図。
【図19】図18の照明用光源を観察光学系の回りに一
体的に固定した内視鏡先端の概略を示す図。
体的に固定した内視鏡先端の概略を示す図。
【図20】フードを設けた内視鏡先端の構成を示す断面
図。
図。
【図21】図20の変形例のフードを有しないタイプの
内視鏡先端の構成を示す断面図。
内視鏡先端の構成を示す断面図。
【図22】図21でLEDカバーを外したLED回りの
構成を示す断面図。
構成を示す断面図。
1A…内視鏡装置 2A…内視鏡 3A…ビデオプロセッサ 4…カラーモニタ 5…挿入部 11…先端部 12…照明光源 13R,13G,13B…LED 14…照明レンズ 15…LEDドライバ 16…ケーブル 17…LED発光TG回路 18…LED電源回路 21…対物レンズ 22…CCD 23…ケーブル 24…CCD駆動回路 25…ビデオプロセス回路 DR,DG,DB…LED駆動信号 TR,TG,TB…LED発光タイミング信号
Claims (1)
- 【請求項1】 内視鏡の先端に配置され、駆動信号の印
加により照明光を発生する固体発光素子と、 前記固体発光素子の近傍に配置され、該固体発生素子に
前記駆動信号を出力する駆動回路と、 前記駆動信号を発生させる制御信号を内視鏡挿入部内に
挿通されるケーブルを介して送出する制御信号発生手段
と、 を設けたことを特徴とする内視鏡装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10058620A JPH11253402A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10058620A JPH11253402A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 内視鏡装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11253402A true JPH11253402A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13089622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10058620A Withdrawn JPH11253402A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11253402A (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-03-10 JP JP10058620A patent/JPH11253402A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |