JPH06130305A - 電子内視鏡 - Google Patents

電子内視鏡

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JPH06130305A
JPH06130305A JP4276124A JP27612492A JPH06130305A JP H06130305 A JPH06130305 A JP H06130305A JP 4276124 A JP4276124 A JP 4276124A JP 27612492 A JP27612492 A JP 27612492A JP H06130305 A JPH06130305 A JP H06130305A
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JP
Japan
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ccd
light guide
tip
holding member
adapter
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JP4276124A
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English (en)
Inventor
Koichi Yoshimitsu
浩一 吉満
Hiroshi Hasegawa
浩 長谷川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 先端部の細径化を可能とする電子内視鏡を提
供すること。 【構成】 先端部12に収納される撮像ユニット13を
構成するCCD〜フィールドレンズ部組79を保持する
保持枠19は後方に突出する突片20が形成され、且つ
ライトガイドファイバ11が配置される側には突片20
を設けないで、ガイドファイバ11との干渉を防ぐ逃げ
部を設けている。又、隣接する突片20の間には切欠き
を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像素子及び一部の
レンズ群を保持する保持部材の一部に切欠きまたは逃げ
部を設けた電子内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡或いはビデオスコープに内蔵
される固体撮像素子は一般に略直方体形状をしており、
さらに撮像部も長方形の形状をしている。固体撮像素子
の上には水晶フィルタとフィールドレンズが接合され、
1つの部組になっている。これらレンズ群も、撮像部を
有効に活用するために略長方形状をなしており、これら
は長方形状をした保持部材に収められている(例えば特
開平3−277342号に開示されている)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、電子内視鏡(或
いはビデオスコープ)の細径化が求められており、固体
撮像素子も大きさが小さくなっている(形状は現状の長
方形)。しかし電子内視鏡の細径化をねらっていくと、
内視鏡先端部内において、固体撮像素子を含む撮像ユニ
ットやライトガイドファイバのレイアウト上、長方形状
をした保持部材の隅部が干渉してしまう傾向にあり、細
径化をねらう内視鏡設計に支障をきたす様になってき
た。
【0004】本発明は、上述した点にかんがみてなされ
たもので、先端部の細径化を可能とする電子内視鏡を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】前記保持部材
のレンズ群を保持する部分において、ライトガイドファ
イバと接する側を除いた他の3面側等にそれぞれ内視鏡
長手方向に突出する突起部を設け、ライトガイドファイ
バが配置される側を切り欠いた切欠き又は逃げ部を設け
ることにより、ライトガイドファイバ等との干渉を少な
くでき、先端部を細径化することを可能にしている。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を具体
的に説明する。図1ないし図8は、本発明の第1実施例
に係り、図1は第1実施例を備えた内視鏡システムの概
念的構成図、図2は視野変換アダプタ及び先端部の詳細
な構成を示す断面図、図3は先端カバーと湾曲管との接
続部付近を示す断面図、図4は内視鏡先端部に接続され
る直視の光学アダプタを示す図、図5は第1実施例にお
ける内視鏡先端部の撮像ユニットの構成を示す断面図、
図6はCCDユニットの詳細断面図、図7は撮像ユニッ
トの断面図、図8は保持部材の外観を示す斜視図であ
る。
【0007】先ず、図1を参照して、第1実施例を備え
た内視鏡システムの構成について説明する。内視鏡シス
テム1は撮像手段を内蔵した第1実施例の電子内視鏡1
と、この電子内視鏡2に照明光を供給する光源装置3
と、撮像手段に対する信号処理を行う信号処理手段とし
てのカメラコントロールユニット(以下、CCUと略記
する)4と、このCCU4から出力される映像信号を表
示するカラーモニタ5とから構成される。
【0008】上記電子内視鏡1は長尺な挿入部6と、こ
の挿入部6の基端部に連結され、図示しない湾曲操作ノ
ブが形成された操作部7と、この操作部7の側部から外
部に延出されたライトガイドケーブル8とを有し、延出
されたライトガイドケーブル8の先端にはライトガイド
コネクタ9が取付けられている。
【0009】そして、このライトガイドコネクタ9が光
源装置3に着脱自在に接続できるようにされている。こ
のライトガイドコネクタ9を光源装置3に接続すること
によって光源装置3の内部に配置された図示しない照明
ランプの照明光がこのライトガイドコネクタ9の端面に
入射される。この照明光はこのライトガイドケーブル8
内及び挿入部6内を挿通されたライトガイドファイバ1
1によって伝送され、挿入部6の前端に形成された先端
部12の照明窓に取付られたライトガイドファイバ11
の出射端面から前方に出射される。
【0010】この出射端面から出射された照明光によっ
て照明された被写体は先端部12に設けた撮像ユニット
13で撮像される。この撮像ユニット13は対物レンズ
群14を有する対物レンズユニット15と、CCD16
を有するCCDユニット17とから構成される。
【0011】先端部12の観察窓にはレンズ枠18によ
り対物レンズ群14が取り付けられ、この対物レンズ群
14によってその焦点面に光学像が結ばれる。この焦点
面にはイメージセンサとしてのCCD16が配置され、
このCCD16は保持枠19によってレンズ枠18に取
り付けられる。
【0012】上記CCD16が保持される保持枠19は
CCD16部分を保持する突片20が後方に突設されて
いる。隣接する突片20、20の間は切り欠かれて切欠
き21(図8参照)が設けてあると共に、ライトガイド
ファイバ11側の部分は突片20を設けないで切り欠い
た逃げ部82(図8参照)を設けて、切欠き21及び逃
げ部82を設けない場合よりも先端部12を細径化して
いる。
【0013】上記CCD16によって被写体の光学像が
光電変換され、画像信号となり、信号ケーブル22で伝
送される。この信号ケーブル22は挿入部6、ライトガ
イドケーブル8内を挿通され、ライトガイドコネクタ9
から分岐された分岐ケーブル23及びこの分岐ケーブル
23の先端に設けたCCUコネクタ24を介して、CC
U4に伝送される。
【0014】上記先端部12には視野変換等を可能にす
る視野変換光学系25等が設けられた光学アダプタ26
が接続される様になっている。光学アダプタ26は、ラ
イトガイドファイバ11の出射端面に一方の端面が対向
するライトガイド27が配置され、このライトガイド2
7の先端側の端面は照明窓に取り付けられている。又、
光学アダプタ26の(内視鏡取付面側には)対物レンズ
群14に対向して視野変換光学系25等が配置され、こ
の視野変換光学系25等の先端光学系部分は観察窓に取
付られている。
【0015】図2は光学アダプタとして視野変換を行う
視野変換アダプタ30と、この視野変換アダプタ30が
取り付けられた先端部12とを示す。
【0016】図2に示す様に内視鏡先端部12には、視
野方向や画角や観察深度等の変換を行なうための光学ア
ダプタとして例えば視野方向を変える視野変換アダプタ
30が装着されている。この視野変換アダプタ30は、
視野方向を直視から側視へ変換するための光学アダプタ
である。この視野変換アダプタ30の対物光学系の光軸
は先端部12の本体(先端部本体)31に取り付けた対
物レンズユニット15の光軸と一致するように取付られ
る。この光軸は先端部の中心軸Oから偏心している。
【0017】上記視野変換アダプタ30は、先端部12
の本体(先端部本体)31に装着されるアダプタ本体3
2と、このアダプタ本体32の先端側に取り付けられる
カバー33と、アダプタ本体32を先端部12の本体3
1に装着するリング状の止めネジ34との3つの主要部
品からなる。
【0018】このカバー33にはL字状に曲げたアダプ
タライトガイド29からの出射光の配光を調整するため
のライトガイドレンズ35が側面に設けた照明窓に固定
されている。この側面には照明窓に隣接して形成した観
察窓には視野変換を行う側視対物光学系の第1レンズ3
6がカバー33に固定されている。
【0019】アダプタ本体32には、前記アダプタライ
トガイド29と前記第1レンズ36以外のアダプタ用対
物レンズ素子37が固定されている。カバー33とアダ
プタ本体32の固定は図示しないビスによって行なわ
れ、カバー33とアダプタ本体32間の水密はOリング
38により行なわれている。
【0020】止めネジ34は、その前端の突起部39が
カバー33とアダプタ本体32の間にある程度のスペー
スを持って挟まれており、さらにアダプタ本体32に対
して回動自在に設けられている。
【0021】止めネジ34の内周には第1の雌ネジ40
と第2の雌ネジ41が設けられており、第2の雌ネジ4
1が、先端部本体31に固定されている先端カバー43
と螺合することにより、視野変換アタプタ30が内視鏡
先端部12に装着される。
【0022】視野変換アダプタ30と先端部本体31間
の水密は、視野変換アダプタ30が、内視鏡先端部12
に装着された時点で、アダプタ本体32の後端に設けた
テーパ状のC面取り部44が、先端部本体31に設けた
Oリング45を押しつぶすことによって行なわれてい
る。
【0023】先端カバー43の先端部内周面には雌ネジ
46が設けられており、この雌ネジ46が先端部本体3
1と螺合し、さらに両者の嵌合面47に接着剤を介在さ
せることによって、先端カバー43と先端部本体31は
固定されている。
【0024】(図3に示す)保護用外装シース50に接
続する先端口金51は、先端カバー43外周に設けられ
た雄ネジ部52に突き当てる様に先端カバー43と嵌合
している。さらに先端口金51の先端部に設けられた雄
ネジ53と雄ネジ52が一緒に、リングナット部材54
と接着螺合することにより、先端口金51は先端カバー
43に固定されている。
【0025】図3は先端カバー43と湾曲管55との接
続部も示す。湾曲管55は、先端カバー43に接着嵌合
している。さらに両者に設けた穴部にピン56が嵌入さ
れている。
【0026】湾曲管55の外周は、湾曲管55内の水密
を保持するためのゴム管57が覆っている。このゴム管
57の先端部は、糸巻き後、接着する糸巻き接着部58
によって固定されており、この糸巻き接着部58は、前
記ピン56の嵌入部の上にかかる様に設けられている。
【0027】図4は本内視鏡先端部に装着される直視用
光学アダプタ60を示す。本光学アダプタ60も、前記
視野変換アダプタ30と同様に内視鏡先端部12に装着
される。
【0028】本アダプタ60の対物光学系61の第1レ
ンズ62は、図4(a)に示すようにライトガイド用レ
ンズ63との干渉を避けるために、ライトガイド用レン
ズ63側がカットされている。その他の対物光学系のレ
ンズは従来通り丸形で構成されている。
【0029】図5は、第1実施例の主要部を含む内視鏡
先端部12に設けた撮像ユニット1の構成を示す詳細図
である。撮像ユニット13は、上述のように対物レンズ
ユニット15とCCDユニット17とから構成されてい
る。対物レンズユニット15は、レンズ枠18の内面
に、対物レンズ群14が接合される構成となっている。
【0030】一方、CCDユニット17は次のような構
成となっている。CCD16の受光面側には、水晶フィ
ルタ64とフィールドレンズ65がお互いに芯出しされ
た状態で、接合されている。さらにこれらCCD〜フィ
ールドレンズの部組は、保持部材19に接合されてい
る。
【0031】また、この保持部材19のフィールドレン
ズ65前方の光路上には、フレア絞り67が貼り付けら
れている。図6に示すようにこのCCD16の裏面に設
けた片側のリード66aには、ハイブリッドIC及び抵
抗体68を搭載した基板69が接合されている。さらに
その基板69には、電気信号ケーブル22a(以降、第
1ケーブル22aと称す)が接続されている。
【0032】CCD16の裏面に設けたもう一方のリー
ド66bには、電気信号ケーブル(以降、第2ケーブル
22bと称す)が直接、接合されている。第2ケーブル
22bは、同軸信号線であり、各々の同軸シールド線を
束ねた状態で、導電性のある線72が接合され、その接
合部73は熱収縮チューブ74で被覆されている。
【0033】なお、第1ケーブル22a及び第2ケーブ
ル22bの最外周は金属素線を編んだ外皮シールド線7
5があり、この外皮シールド線75先端は前記した熱収
縮チューブ74付近に位置している。CCD16〜外皮
シールド75先端までの範囲において、図6に示す様
に、基板69や第1、第2ケーブル22a,22bの接
合部73等を一体で覆う様に、充填材76で固着される
構造となっている。
【0034】次に図7及び図8を参照して、CCD〜フ
ィールドレンズ部組79を保持部材19に接合する場合
の構成を説明する。
【0035】保持部材19後端には、内視鏡長手方向に
突出した突片20、20、20が設けられている。各突
片20は、ライトガイドファイバ11に接する面を除い
た他の3面に設けられている。尚、図7に示すようにラ
イトガイドファイバ11は出射端部側は円形ではない異
形にされて先端部12内に収納されるようになってい
る。
【0036】上記突片20の隅は切り欠いた切欠き21
となっている。この保持部材19の3つの突片20、2
0、20の内面に、前記CCD〜フィールドレンズ部組
79の、水晶フィルタ64、フィールドレンズ65が保
持される様になっている。また、保持部材19の突片2
0根元の面には、フィールドレンズ位置決め穴81が設
けられている。この穴81は、フィールドレンズ65の
外形寸法より小さくなっており、フィールドレンズ65
はこの穴81に突き当たる。
【0037】また、保持部材19の先端側は円筒形状と
なっているが、ライトガイドファイバ11が配置される
側を一部切り欠いて逃げ部82を形成し、ライトガイド
ファイバ11が配置される場合のスペースを確保し、高
密度に実装できるようにして細径化を達成できるように
している。
【0038】さらに、保持部材19の外周には、遮光部
材83が嵌合する様に取り付けてある。この遮光部材8
3は、(ライトガイドファイバ11に接する面にある)
一部逃げ部84となっている。また、この遮光部材83
からCCD16までの周囲には、黒熱収縮チューブ85
で被覆されている。
【0039】以上説明したCCDユニット17と前記対
物レンズユニット15が接合されて撮像ユニット13を
構成する。なお上記の撮像ユニット13は、先端部本体
31に図示しないビスで固定されている。以上の構成に
基づいて、本実施例の作用について説明する。まず、C
CD〜フィールドレンズ部組79の保持について説明す
る。
【0040】前記CCD〜フィールドレンズ部組79
は、保持部材19の穴81に突き当たるまで挿入するこ
とにより、CCD〜フィールドレンズ部組79の位置決
めが行われる。保持部材19の突片20の隅部には切欠
き21が形成されており、ライトガイドファイバ11
や、撮像ユニット13がレイアウトされる内視鏡先端部
12内で、保持部材19の隅が干渉しない様にして、先
端部12を細径化できるようになっている。
【0041】なお、保持部材19の先端部の逃げ部82
も同様の作用をする。保持部材19の切欠き21及び水
晶フィルタ64、フィールドレンズ65の露出部は、突
片20に外装される遮光部材83で遮光される様になっ
ている。さらに、遮光部材〜CCDの範囲の外周に黒の
熱収縮チューブ85を被覆することにより、確実な遮光
を行なう様になっている。
【0042】次に第2ケーブル22b、同軸シールド部
の熱収縮チューブ74による被覆及び外皮シールド75
の処理について説明する。CCDユニット17、第2ケ
ーブル22bの同軸シールドと、外皮シールド75は、
グランドラインへ接続される。
【0043】外皮シールド75も、第2ケーブル22b
の同軸シールド付近で一体になって充填材で固着される
が、同軸シールド部(線72の接合部73)に熱収縮チ
ューブ74を被覆することによって、第2ケーブル22
bの同軸シールド(線72も含む)と、外皮シールド線
75が接触しない様になっている。
【0044】また、基板69や、第1、第2ケーブル2
2a,22b等を外皮シールド線75と一体にして充填
材で固着することにより、例えば、内視鏡検査中、第
1、第2ケーブル22a,22bに引張等の力がかかっ
ても、充填材に固着された外皮シールド線75で力を吸
収することになり、第1、第2ケーブル22a,22b
の基板69及びCCDリード部の接合部に力がかからな
い様になっている(なお、基板69上に設けたGNDラ
インへは、第2ケーブル22bの同軸シールド部に巻い
た線72も接続され、GNDへ落ちる様になってい
る)。
【0045】次に対物レンズユニット15とCCDユニ
ット17のピント出しについて説明する。前記対物レン
ズユニット15と、CCDユニット17は、独立して作
られるが、保持部材9の円筒部の内側にレンズ枠18の
外周を嵌合させ、ピント出しが行われる様になってい
る。
【0046】本実施例によれば、CCDユニット17の
電装系の部分には、特にメカ部材を用いていないので、
構造が単純であり、組立ても容易となる。また、撮像ユ
ニット13のコスト低減にもなる。
【0047】図9は本発明の第2実施例における保持部
材86の変形例を示す。保持部材86は、第1実施例と
同様に逃げ部82が形成されたほぼ円筒形をしており、
フィールドレンズ位置決め穴81の周囲に複数(図示で
は3つ)のピン立て穴87が開けられており、保持ピン
88が突出するようにその基端が各ピン立て穴87に収
納固着されている。
【0048】ピン立て穴87から突出する保持ピン88
に第1実施例の突片20の場合と同様にCCD〜フィー
ルドレンズ部組が取り付けられるようになっている。
又、保持ピン88、88の間のスペースは切欠き21の
機能を有する。本実施例における作用、効果は第1実施
例と同様である。
【0049】図10は本発明第3実施例における保持部
材91の外観図を示すものである。保持部材91の先端
側は、円筒形をしており、後端側に突出するように形成
した突片92(第1実施例に記した保持部材19の突片
20と同じ)にはCCD〜フィールドレンズ部組が保持
される。又、第1実施例と同様に隣接する突片92、9
2の間には切欠き93が設けてある。
【0050】前記突片92の外周には第1実施例同様に
遮光部材が嵌合するように取り付けられて遮光する。か
つその外周には黒熱収縮チューブが施されるようにな
る。なお、遮光部材は、ライトガイドファイバに接する
面に逃げ部が設けられるようになっている。第3実施例
の作用、効果は第1実施例とほぼ同じものとなる。
【0051】尚、上記実施例ではCCD〜フィールドレ
ンズ部組が保持される保持枠ないしは保持部材における
ライトガイドファイバが配置される側の少なくともCC
Dを保持する部分に切欠きを設けた(ライトガイドファ
イバが配置される側に突片を設けない)ものについて説
明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、CC
Dのみが保持されるものに切欠き或いは逃げ部を設けた
るようにしても良いし、CCDの受光面側に配置される
フィールドレンズ等の光学部材を保持するものに切欠き
とか逃げ部を設けるようにしても良い。
【0052】又、本発明は先端部に光学アダプタが装着
可能な構造のものに限定されるものでない。さらに、撮
像ユニットの周囲にライトガイドの出射端部側を複数に
分けて配置する場合には、少なくともその1つが配置さ
れる側に切欠き等を設けるようにしても良い。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、CCD〜フィールドレ
ンズ部組等の保持構造にライトガイドが配置される側に
切欠き或いは逃げ部を設ける様に行なったので、内視鏡
の先端部内のレイアウトを高密度の実装を行なうことが
でき、従って挿入部先端部の細径化を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を備えた内視鏡システムの概念的構
成図。
【図2】視野変換アダプタ及び先端部の詳細な構成を示
す断面図。
【図3】先端カバーと湾曲管との接続部付近を示す断面
図。
【図4】内視鏡先端部に接続される直視の光学アダプタ
を示す図。
【図5】第1実施例における内視鏡先端部の撮像ユニッ
トの構成を示す断面図。
【図6】CCDユニットの詳細断面図。
【図7】撮像ユニットの断面図。
【図8】保持部材の外観を示す斜視図。
【図9】本発明の第2実施例における保持部材を示す斜
視図。
【図10】本発明の第3実施例における保持部材を示す
斜視図。
【符号の説明】
1…内視鏡システム 2…電子内視鏡 3…光源装置 4…CCU 5…カラーモニタ 6…挿入部 7…操作部 11…ライトガイドファイバ 12…先端部 13…撮像ユニット 14…対物レンズ群 15…対物ユニット 16…CCD 17…CCDユニット 18…レンズ枠 19…保持部材 20…突片 21…切欠き 22…信号ケーブル 26…光学アダプタ 30…視野変換アダプタ n 31…(先端部)本体 32…アダプタ本体 33…カバー 34…止めネジ 79…CCD〜フィールドレンズ部組 82…逃げ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光を伝送して先端側から出射するラ
    イトガイドと、撮像手段を形成する結像光学系及び固体
    撮像素子を内蔵する電子内視鏡において、 前記固体撮像素子の受光面側に配置され、前記結像光学
    系を形成する一部の光学素子及び前記固体撮像素子の少
    なくとも一方を保持する保持部材における前記ライトガ
    イドが配置される側に切欠きまたは逃げ部を設けたこと
    を特徴とする電子内視鏡。
JP4276124A 1992-10-14 1992-10-14 電子内視鏡 Withdrawn JPH06130305A (ja)

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