JPH11252815A - ランプ点灯及びバッテリ充電制御回路 - Google Patents
ランプ点灯及びバッテリ充電制御回路Info
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- JPH11252815A JPH11252815A JP4911898A JP4911898A JPH11252815A JP H11252815 A JPH11252815 A JP H11252815A JP 4911898 A JP4911898 A JP 4911898A JP 4911898 A JP4911898 A JP 4911898A JP H11252815 A JPH11252815 A JP H11252815A
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Abstract
電圧波形により、点灯制御を行いつつ必要な充電電流を
確保する。 【解決手段】 発電機のコイル2とランプ3との間にス
イッチング素子6を設け、その制御を行う点灯制御回路
7を設けると共に、コイル2とバッテリ4との間にサイ
リスタSCRを設け、その制御を行う充電制御回路8を
設ける。スイッチング素子6を、FETと、負電圧を通
す寄生ダイオードD1とにより構成する。負電圧波形発
生時には、その全電流を寄生ダイオードD1によりラン
プ3に供給し、正電圧波形発生時には、その電圧値がラ
ンプ3の定格電圧以上になったら、FETをオープン状
態にし、ランプ3への電流強供給を停止し、余剰電力を
全て充電用に使用可能にする。正波形発生時に、その一
部を点灯用に用い、他を充電用に用いることができ、必
要な充電電流を確保し得る。
Description
る発電機の交流波形電圧によりランプを点灯すると共に
バッテリを充電するようにしたランプ点灯及びバッテリ
充電制御回路に関するものである。
に連動して回転する発電機により交流電圧波形を出力
し、その交流電圧波形によりランプとしてのヘッドライ
トを点灯すると共にバッテリを充電するようにしたもの
がある。
回路として例えば図2に示すような回路がある。図の回
路では、磁石式発電機のコイル2の全タップ(出力端
子)2aが充電点灯制御回路11の充電端子CHに接続
され、中間タップ2bが充電点灯制御回路11の中間電
圧端子MVに接続されている。また、充電点灯制御回路
11にはバッテリ端子BTが設けられており、そのバッ
テリ端子BTの外部にはバッテリ4とDC負荷(種々の
電気部品)5とがそれぞれ互いに並列に接続されてい
る。さらに、充電点灯制御回路11に設けられたランプ
端子LPの外部にはランプ(ヘッドライト)3が接続さ
れている。
電圧端子MVとランプ端子LPとの間に接続されたラン
プ用スイッチング素子12と、そのランプ用スイッチン
グ素子12のオン/オフ動作するFETを制御するため
の点灯制御回路13と、充電端子CHとバッテリ端子B
Tとの間に接続された充電用スイッチング素子としての
サイリスタSCRと、そのサイリスタSCRのオン/オ
フを制御するための充電制御回路14とが設けられてい
る。
及びバッテリ充電制御回路では、発電機の交流電圧波形
の正波形が出力されている時には、バッテリ4の電圧低
下に応じてサイリスタSCRをオンさせて充電電流とし
てバッテリ4に流すと共に、ランプ3に対しても電流を
流すために、スイッチング素子12のFETに、コイル
2からランプ3へ電流を流し得る向きの寄生ダイオード
D2が接続されている。そして、負波形が出力されてい
る時には、ランプ3のレギュレーション電圧(例えば約
13V)に達したらスイッチング素子12のFETをオ
フ状態にして、ランプ3の点灯制御を行っている。
力されている時にはランプ3に常に寄生ダイオードD2
を介して電流が流れることになるため、ランプ点灯の正
波形側が無制御状態になる。したがって、正波形出力
は、常に点灯用と充電用とに分割されることになるた
め、充電量が少なくなっていた場合には必要な充電電流
を確保することが難しいという問題がある。
て、点灯制御を行いつつ必要な充電電流を確保すること
を実現するために、本発明に於いては、エンジンに連動
して回転する発電機の出力端子から出力される交流電圧
波形を用いてバッテリを充電すると共にランプを点灯す
るようにしたランプ点灯及びバッテリ充電制御回路であ
って、前記交流電圧波形の正の波形により前記バッテリ
を選択的に充電するべく前記発電機と前記バッテリとの
間に直列に設けられた充電用スイッチング素子と、前記
発電機と前記ランプとの間に設けられた点灯用スイッチ
ング素子とを有し、前記交流電圧波形の全負波形を前記
ランプに通すべく前記点灯用スイッチング素子と並列に
設けられた負電圧用寄生ダイオードと、前記交流電圧波
形の正波形の一部のみを選択的に前記ランプに通すよう
に前記スイッチング素子を制御する正電圧時点灯制御手
段とを有するものとした。
素子のオン/オフを制御して、発電機により出力される
交流波形電圧の正波形の一部をランプに供給し、残りを
全て充電用に供給することができるため、必要な充電電
流を好適に確保することができる。
例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明す
る。
びバッテリ充電制御回路を示す要部回路図であり、従来
例と同様の部分には同一の符号を付してその詳しい説明
を省略する。図の充電点灯制御回路1において、その充
電端子CHに発電機のコイル2の全タップ2aが接続さ
れ、従来例と同様に、ランプ端子LPにはランプ(ヘッ
ドライト)3が接続されて、バッテリ端子BTにはバッ
テリ4とDC負荷5とがそれぞれ互いに並列に接続され
ている。
の点灯電流の供給を選択的に行うべく充電端子CHとラ
ンプ端子LPとの間にスイッチング素子6が設けられて
いると共に、そのスイッチング素子6のオン/オフを制
御するための正電圧時点灯制御手段としての点灯制御回
路7が設けられている。また、充電端子CHとバッテリ
端子BTとの間にはバッテリ4への充電電流の供給を選
択的に行うための充電用スイッチング素子としてのサイ
リスタSCRと、そのサイリスタSCRのオン/オフを
制御するための充電制御回路8が設けられている。
ようにスイッチング動作するFETと、負電圧を常に通
すべくFETに並列に接続された負電圧用寄生ダイオー
ドD1とからなる。したがって、本スイッチング素子6
にあっては、発電機の交流電圧波形の正波形が生じてい
る時には、FETのオン/オフによりランプ点灯電流が
選択的にランプ3へ供給され、負波形が生じている時に
はFETのオン/オフにかかわらず寄生ダイオードD1
を介して常にランプ点灯電流が流れ得るようになってい
る。
ートを制御するための第1トランジスタQ1と、その第
1トランジスタQ1のオン/オフを制御するための第2
トランジスタQ2と、その第2トランジスタQ2のオン
/オフを制御するための第3トランジスタQ3とが設け
られている。充電端子CHに正波形が生じている時に、
第1トランジスタQ1がオンするとFETのゲートが接
地されてFETがオンし、第1トランジスタQ1がオフ
するとFETがオフする。
オードからなるブリッジ回路BCを介して制御されるよ
うになっており、ランプ端子LPの電圧が上昇して、第
3トランジスタQ3のベースに接続された定電圧ダイオ
ードZDにより定められている規定電圧以上の電圧がブ
リッジ回路BCに印加されると、第3トランジスタQ3
がオンする。そして、第3トランジスタQ3がオンする
と、第2トランジスタQ2もオンするため、第1トラン
ジスタがQ1がオフしてFETがオフ状態になる。
が生じ(定格電圧値以下)たら正電圧波形をバッテリ4
に供給すると共に、バッテリ4に対して過充電を防止す
る回路が構成されている。
バッテリ充電制御回路にあっては、発電機のコイル2に
より正電圧波形が発生し始めると、前記したように第1
トランジスタQ1のオンによりFETがオンしてランプ
3に点灯電流が供給される。そして、発生電圧が上記規
定電圧(ランプ3の定格電圧)以上になると、第3トラ
ンジスタQ3がオンして、第2トランジスタQ2もオン
して第1トランジスタQ1がオフするため、FETがオ
ープン状態(オフ)になり、ランプ3への電流供給が停
止される。そのオープン制御中における発電機の余剰出
力は全て充電に使用できるため、その時充電不足が生じ
ていたらサイリスタSCRがオンして、バッテリ4に電
流を流すことができる。この場合には、ランプ3に電流
が流れていないため、充電電流を大量に供給することが
できる。
ると、サイリスタSCRはオープン状態になり、バッテ
リ4に対してはオープン状態になる。また、ランプ3に
は、交流電圧で点灯可能なものを用いており、かつ前記
したように逆接続されている寄生ダイオードD1を介し
て負電圧による点灯電流が常に流れる。このように、負
電圧波形が発生しているときには、充電に使用すること
ができないため、ランプ3にのみ電流を流して良く、そ
れを逆接続した寄生ダイオードD1により可能にしてい
る。
び点灯制御回路7への電圧ラインを全タップ2a(充電
端子CH)に接続した例を示したが、本発明は、従来例
のように中間タップ2b(中間電圧端子MV)に接続し
た構成でも適用し得るものである。
連動する発電機により発生する交流電圧波形によりラン
プ点灯とバッテリ充電とを行う際に、バッテリの充電に
は使用されない発電機による負波形発生時には常に点灯
用に電流を供給し、充電に使用される正波形発生時には
スイッチング素子をオン/オフ制御して、必要に応じて
例えばランプの定格電圧以上になったらオフ状態にする
ことにより、そのようなランプの定格電圧以上の電圧を
全て充電用に使用することができるため、充電電流が不
足してしまうことを好適に防止できる。
電制御回路を示す要部回路図。
示す要部回路図
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンに連動して回転する発電機の出
力端子から出力される交流電圧波形を用いてバッテリを
充電すると共にランプを点灯するようにしたランプ点灯
及びバッテリ充電制御回路であって、 前記交流電圧波形の正の波形により前記バッテリを選択
的に充電するべく前記発電機と前記バッテリとの間に直
列に設けられた充電用スイッチング素子と、前記発電機
と前記ランプとの間に設けられた点灯用スイッチング素
子とを有し、 前記交流電圧波形の全負波形を前記ランプに通すべく前
記点灯用スイッチング素子と並列に設けられた負電圧用
寄生ダイオードと、前記交流電圧波形の正波形の一部の
みを選択的に前記ランプに通すように前記スイッチング
素子を制御する正電圧時点灯制御手段とを有することを
特徴とするランプ点灯及びバッテリ充電制御回路。 - 【請求項2】 前記正電圧時点灯制御手段が、前記正波
形の電圧が前記ランプの定格電圧以上になった場合に前
記スイッチング素子をオフ状態にすることを特徴とする
請求項1に記載のランプ点灯及びバッテリ充電制御回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4911898A JPH11252815A (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | ランプ点灯及びバッテリ充電制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4911898A JPH11252815A (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | ランプ点灯及びバッテリ充電制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11252815A true JPH11252815A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12822158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4911898A Pending JPH11252815A (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | ランプ点灯及びバッテリ充電制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11252815A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001095455A1 (fr) * | 2000-06-06 | 2001-12-13 | Mitsuba Corporation | Eclairage a lampe et controleur de charge de batterie |
-
1998
- 1998-03-02 JP JP4911898A patent/JPH11252815A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001095455A1 (fr) * | 2000-06-06 | 2001-12-13 | Mitsuba Corporation | Eclairage a lampe et controleur de charge de batterie |
JP4615821B2 (ja) * | 2000-06-06 | 2011-01-19 | 株式会社ミツバ | ランプ点灯及びバッテリ充電制御装置 |
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