JPH0323840Y2 - - Google Patents

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JPH0323840Y2
JPH0323840Y2 JP1980171336U JP17133680U JPH0323840Y2 JP H0323840 Y2 JPH0323840 Y2 JP H0323840Y2 JP 1980171336 U JP1980171336 U JP 1980171336U JP 17133680 U JP17133680 U JP 17133680U JP H0323840 Y2 JPH0323840 Y2 JP H0323840Y2
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voltage
generator
lamp
voltage regulator
voltage detection
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JP1980171336U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発電機、特に磁石式発電機に実施して
好適な発電機の電圧調整装置に関するものであ
る。
磁石式発電機は、構造が簡単であり、かつ、小
型に製作できるなどの特長を持つことから、自動
二輪車に多く使用される。自動二輪車にはヘツド
ランプを始めとするランプ類と、始動時のスター
ターモーターの駆動やその他の電気負荷のための
バツテリーが搭載されているので、ボルテージレ
ギユレーターが設けられ、発電機の電圧調整が行
なわれるようになつている。
この目的で設けられる従来のボルテージレギユ
レーターは、制御電圧検出端子が1個でありこれ
を昼夜の状態に応じて発電機の端子側で切り換え
て使用していたが、ボルテージレギユレーターの
調整電圧が一定であるため、「昼」、「夜」の両方
の状態を充分に満足することができないという欠
点があつた。
なお、レギユレータに直列に抵抗器を設け、こ
の抵抗器を夜間には挿入し、昼間には短絡するよ
うにすることが考えられるが、このようにしたと
きには、レギユレータが動作して短絡電流が流れ
る場合、この電流がこの抵抗器を流れることにな
るので、電流量が制限され、この結果、レギユレ
ータの短絡電流が減少して、充電量が夜間が昼間
に比して増大することになる。
本考案は、このようなことが生じない発電機の
電圧調整装置を提供することを目的とする。
本考案はこのために、巻線の中間にランプ25
点灯用の中間タツプ14aを有し、一端を接地回
路に他端をダイオード15を介してバツテリー1
6の非接地側の電極に接続した発電コイル14を
有する発電機と、前記中間タツプ14aと接地回
路との間に直列接続されたランプ点灯制御用スイ
ツチ21およびランプ25と、制御電圧検出端子
2と接地回路との間に前記発電コイル14の両端
間の電圧を受け、抵抗器9,11の分圧比から該
電圧が所定電圧を超えたことを検出したとき導通
するツエナーダイオード4によりオンとなるトラ
ンジスター5によりゲート電圧が与えられて導通
するサイリスター6で前記発電コイル14の両端
間を短絡することにより前記発電コイル14両端
間の電圧を一定に調整するボルテージレギユレー
ター1とからなる発電機の電圧調整装置におい
て、前記発電機の発電コイル14に接続されるボ
ルテージレギユレーター1の制御電圧検出端子を
さらに1個設け、該2個中の前記制御電圧検出端
子2を第1の抵抗器9を介して前記ツエナーダイ
オード4に接続し、第2の制御電圧検出端子3は
第2の抵抗器8を介して前記ツエナーダイオード
4に接続し、前記ランプ25の点灯制御用のスイ
ツチ21と連動するスイツチ17を設けて、該ス
イツチ17により、前記ランプ25が消灯する昼
間時においては前記2個の制御電圧検出端子2,
3を短絡して前記第1、第2の抵抗器9,8が並
列接続されて前記ボルテージレギユレーター1の
入力回路に接続され、ランプ25が点灯する夜間
時においては前記制御電圧検出端子2,3が開放
されて抵抗器9のみがボルテージレギユレーター
1の入力回路に接続されるような構成としたもの
である。
本考案の一実施例を図について説明すると、1
はボルテージレギユレーターであつて、通常の制
御電圧検出端子2のほかに、第2の制御電圧検出
端子3を有するものである。
このように2個設けられたうちの1個の制御電
圧検出端子2は、制御端子を兼ねている。このボ
ルテージレギユレーター1は、ツエナーダイオー
ド4、トランジスター5、サイリスター6、ダイ
オード7と、抵抗器8,9,10,11、および
コンデンサー12,13より構成されているもの
であり、2個の制御電圧検出端子2,3と、図中
に接地記号で示す接地回路との間に印加される発
電機の発電コイル14両端間の電圧を受け、抵抗
器9と抵抗器11の、あるいは抵抗器9,8の並
列回路と抵抗器11の分圧値からこの電圧が所定
電圧を超えたことを検出したとき導通するツエナ
ーダイオード4によりオンとなるトランジスター
5によりゲート電圧が与えられて導通するサイリ
スター6で発電コイル14の両端間を短絡するこ
とにより発電コイル14の両端間の電圧を一定値
の所定電圧となるように調整するものである。
14は磁石式発電機の発電コイルである。この
発電コイル14の一端は接地(車体接地。以下同
じ)されており、他端はダイオード15を介して
バツテリー16の正極側に接続されている。バツ
テリー16の負極側は接地されている。発電コイ
ル14の一端は、さらにスイツチ17の「昼」側
の固定接点18と、ボルテージレギユレーター1
の制御電圧検出端子2にも後続されている。
スイツチ17の「夜」側の固定接点19はどこ
にも接続されておらず、可動接点20はボルテー
ジレギユレーター1の第2の制御電圧検出端子3
に接続されている。発電コイル14には適当な巻
数のところに中間タツプ14aが設けられてお
り、この中間タツプ14aには前述のスイツチ1
7と連動して作動するスイツ21の「夜」側の固
定接点23が接続されている。このスイツチ21
の「昼」側の固定接点22はどこにも接続されて
おらず、可動接点24と接地間にはヘツドランプ
等のランプ類25が接続されている。
このように構成されたこの装置は、ボルテージ
レギユレーター1の第1の抵抗器9および第2の
抵抗器8(「昼」側のとき並列状態になる)の値
を適切に選定して、第1の制御電圧検出端子2と
接地間に、発電コイル14の両端間電圧が印加さ
れたとき正しい出力電圧が得られるようにして使
用する。これによつて、スイツチ17,21の可
動接点20,24を「昼」側の固定接点18,2
2にそれぞれ接触させたとき、正しい電圧制御が
行なわれることになる。
次に、スイツチ17,21の可動接点20,2
4を、「夜」側の固定接点19,23にそれぞれ
接触させると、ランプ類25には発電コイル14
の中間タツプ14aの電圧が印加されてこれを点
灯させるが、ボルテージ1つの制御電圧検出端子
2には発電コイル14の両端間電圧が印加される
ことになる。このときには「昼」側のときとは異
なり、ボルテージレギユレーター1の抵抗器8,
9は並列状態にならないので、制御電圧は「昼」
側とは異なることになる。
本考案は上述のように構成したものであるから
1個のボルテージレギユレーターで、昼夜間のい
ずれにおいても発電機の種々の出力電圧に応じた
最適の調整電圧に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例の回路図である。 1……ボルテージレギユレーター、2,3……
制御電圧検出端子、14……発電コイル、14a
……中間タツプ、16……バツテリー、17,2
1……スイツチ、18,19,22,23……固
定接点、20,24……可動接点、25……ラン
プ類。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻線の中間にランプ25点灯用の中間タツプ1
    4aを有し、一端を接地回路に他端をダイオード
    15を介してバツテリー16の非接地側の電極に
    接続した発電コイル14を有する発電機と、前記
    中間タツプ14aと接地回路との間に直列接続さ
    れたランプ点灯制御用スイツチ21およびランプ
    25と、制御電圧検出端子2と接地回路との間に
    前記発電コイル14の両端間の電圧を受け、抵抗
    器9,11の分圧比から該電圧が所定電圧を超え
    たことを検出したとき導通するツエナーダイオー
    ド4によりオンとなるトランジスター5によりゲ
    ート電圧が与えられて導通するサイリスター6で
    前記発電コイル14の両端間を短絡することによ
    り前記発電コイル14両端間の電圧を一定に調整
    するボルテージレギユレーター1とからなる発電
    機の電圧調整装置において、前記発電機の発電コ
    イル14に接続されるボルテージレギユレーター
    1の制御電圧検出端子をさらに1個設け、該2個
    中の前記制御電圧検出端子2を第1の抵抗器9を
    介して前記ツエナーダイオード4に接続し、第2
    の制御電圧検出端子3は第2の抵抗器8を介して
    前記ツエナーダイオード4に接続し、前記ランプ
    25の点灯制御用のスイツチ21と連動するスイ
    ツチ17を設けて、該スイツチ17により、前記
    ランプ25が消灯する昼間時においては前記2個
    の制御電圧検出端子2,3を短絡して前記第1、
    第2の抵抗器9,8が並列接続されて前記ボルテ
    ージレギユレーター1の入力回路に接続され、ラ
    ンプ25が点灯する夜間時においては前記制御電
    圧検出端子2,3が開放されて抵抗器9のみがボ
    ルテージレギユレーター1の入力回路に接続され
    るように構成したことを特徴とする発電機の電圧
    調整装置。
JP1980171336U 1980-11-29 1980-11-29 Expired JPH0323840Y2 (ja)

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JPS5795099U JPS5795099U (ja) 1982-06-11
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643242B2 (ja) * 1977-05-28 1981-10-12

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6110455Y2 (ja) * 1979-09-12 1986-04-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643242B2 (ja) * 1977-05-28 1981-10-12

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