JPH11252512A - 画像処理装置 - Google Patents
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- JPH11252512A JPH11252512A JP4960698A JP4960698A JPH11252512A JP H11252512 A JPH11252512 A JP H11252512A JP 4960698 A JP4960698 A JP 4960698A JP 4960698 A JP4960698 A JP 4960698A JP H11252512 A JPH11252512 A JP H11252512A
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- 230000015654 memory Effects 0.000 claims abstract description 127
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 21
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 20
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 37
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 14
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 7
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/01—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
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- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/42—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation
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- Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 NTSC・PALフレームレート変換時の画
像の違和感を軽減できるようにする。 【解決手段】 開示される情報処理装置は、NTSC方
式の同期信号を発生するNTSC同期信号発生部11
と、PAL方式の同期信号を発生するPAL同期信号発
生部13と、上記NTSC方式の同期信号によって動作
してNTSC方式のMPEG画像符号化入力を復号する
入力バッファ1,可変長復号部2,逆量子化部3,逆D
CT部4,動き補償部5と、該復元された画像をNTS
C方式の同期信号に応じて書き込み、PAL方式の同期
信号に応じて読み出す画像メモリ26とを備えて構成さ
れる。
像の違和感を軽減できるようにする。 【解決手段】 開示される情報処理装置は、NTSC方
式の同期信号を発生するNTSC同期信号発生部11
と、PAL方式の同期信号を発生するPAL同期信号発
生部13と、上記NTSC方式の同期信号によって動作
してNTSC方式のMPEG画像符号化入力を復号する
入力バッファ1,可変長復号部2,逆量子化部3,逆D
CT部4,動き補償部5と、該復元された画像をNTS
C方式の同期信号に応じて書き込み、PAL方式の同期
信号に応じて読み出す画像メモリ26とを備えて構成さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像処理装置に
係り、詳しくは、MPEG(Moving Picture Experts G
roup)方式を用いて圧縮されたNTSC(National Tel
evision System Committee)方式の画像符号化信号によ
ってPAL(Phase Alternating by Line)方式の表示
画像を得るための画像処理装置に関する。
係り、詳しくは、MPEG(Moving Picture Experts G
roup)方式を用いて圧縮されたNTSC(National Tel
evision System Committee)方式の画像符号化信号によ
ってPAL(Phase Alternating by Line)方式の表示
画像を得るための画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】NTSC方式の画像信号とPAL方式の
画像信号とでは、フレームレートが異なっていて、NT
SC方式では、30フレーム/秒(厳密には29.97
フレーム/秒)であるが、PAL方式では、25フレー
ム/秒である。そのため、NTSC方式で符号化された
画像信号によって、PAL方式の画像表示を行おうとす
る場合には、フレームレートの変換を行うことが必要と
なる。
画像信号とでは、フレームレートが異なっていて、NT
SC方式では、30フレーム/秒(厳密には29.97
フレーム/秒)であるが、PAL方式では、25フレー
ム/秒である。そのため、NTSC方式で符号化された
画像信号によって、PAL方式の画像表示を行おうとす
る場合には、フレームレートの変換を行うことが必要と
なる。
【0003】図5は、従来のNTSC・PALフレーム
レート変換機能を持つMPEG復号用情報処理装置の電
気的構成を示すブロック図、図6は、同装置における復
号時の動作を説明するためのフローチャート、図7は、
同装置における表示時の動作を説明するためのフローチ
ャート、図8は、同装置におけるフレームレートの変換
を説明するための図である。
レート変換機能を持つMPEG復号用情報処理装置の電
気的構成を示すブロック図、図6は、同装置における復
号時の動作を説明するためのフローチャート、図7は、
同装置における表示時の動作を説明するためのフローチ
ャート、図8は、同装置におけるフレームレートの変換
を説明するための図である。
【0004】従来のNTSC・PALフレームレート変
換機能を持つMPEG復号用情報処理装置は、図6に示
すように、入力バッファ101と、可変長復号部102
と、逆量子化部103と、逆DCT(Discrete Cosine
Transformation)部104と、動き補償部105と、コ
アピクチャメモリ(1)106と、コアピクチャメモリ
(2)107と、Bピクチャメモリ108と、切り換え
部109と、アスペクト変換フィルタ110と、PAL
同期信号発生部111と、復号制御部112と、スキッ
プ画像判定部113と、メモリ制御部114と、表示制
御部115とから概略構成されている。
換機能を持つMPEG復号用情報処理装置は、図6に示
すように、入力バッファ101と、可変長復号部102
と、逆量子化部103と、逆DCT(Discrete Cosine
Transformation)部104と、動き補償部105と、コ
アピクチャメモリ(1)106と、コアピクチャメモリ
(2)107と、Bピクチャメモリ108と、切り換え
部109と、アスペクト変換フィルタ110と、PAL
同期信号発生部111と、復号制御部112と、スキッ
プ画像判定部113と、メモリ制御部114と、表示制
御部115とから概略構成されている。
【0005】入力バッファ101は、画像符号化入力信
号を一時的に保持する。可変長復号部102は、可変長
符号からなる画像符号化入力信号を復号する。逆量子化
部103は、符号化側で量子化されている復号信号を逆
量子化する。逆DCT部104は、符号化側でDCT変
換されている復号信号を逆DCT変換する。動き補償部
105は、符号化側で基準画像との差分をとって符号化
されたことに対応して、復号画像と基準画像とを加算す
る。コアピクチャメモリ(1)106,コアピクチャメ
モリ(2)107は、それぞれコアピクチャ(Iピクチ
ャまたはPピクチャ)を交互に書き込み、読み出す。B
ピクチャメモリ108は、Bピクチャを保持する。切り
換え部109は、コアピクチャメモリ(1)106又は
コアピクチャメモリ(2)107からのコアピクチャと
Bピクチャメモリ108からのBピクチャとのいずれか
を選択して出力を発生する。コアピクチャメモリ(1)
106,コアピクチャメモリ(2)107,Bピクチャ
メモリ108,切り換え部109は、画像メモリ116
を形成する。アスペクト変換フィルタ110は、画像メ
モリ116の出力画像の縦横比を変換して出力する。P
AL同期信号発生部111は、PAL方式での復号動作
と表示動作のタイミングを制御するための同期信号を発
生する。復号制御部112は、PAL同期信号発生部1
11からのPAL方式の同期信号に応じて各部の復号動
作を制御する。スキップ画像判定部113は、NTSC
方式とPAL方式との変換を行うために、スキップすべ
きフレームを判定して、復号制御部112に対して指示
する。メモリ制御部114は、復号制御部112の指示
に応じて画像メモリ116における画像信号の書き込み
を制御し、表示制御部115の指示に応じて画像メモリ
116からの画像信号の読み出しを制御する。表示制御
部115は、PAL同期信号発生部111からの同期信
号に応じて、メモリ制御部114における画像メモリの
読み出し動作を制御するとともに、アスペクト変換フィ
ルタ110における縦横比変換の動作を制御する。
号を一時的に保持する。可変長復号部102は、可変長
符号からなる画像符号化入力信号を復号する。逆量子化
部103は、符号化側で量子化されている復号信号を逆
量子化する。逆DCT部104は、符号化側でDCT変
換されている復号信号を逆DCT変換する。動き補償部
105は、符号化側で基準画像との差分をとって符号化
されたことに対応して、復号画像と基準画像とを加算す
る。コアピクチャメモリ(1)106,コアピクチャメ
モリ(2)107は、それぞれコアピクチャ(Iピクチ
ャまたはPピクチャ)を交互に書き込み、読み出す。B
ピクチャメモリ108は、Bピクチャを保持する。切り
換え部109は、コアピクチャメモリ(1)106又は
コアピクチャメモリ(2)107からのコアピクチャと
Bピクチャメモリ108からのBピクチャとのいずれか
を選択して出力を発生する。コアピクチャメモリ(1)
106,コアピクチャメモリ(2)107,Bピクチャ
メモリ108,切り換え部109は、画像メモリ116
を形成する。アスペクト変換フィルタ110は、画像メ
モリ116の出力画像の縦横比を変換して出力する。P
AL同期信号発生部111は、PAL方式での復号動作
と表示動作のタイミングを制御するための同期信号を発
生する。復号制御部112は、PAL同期信号発生部1
11からのPAL方式の同期信号に応じて各部の復号動
作を制御する。スキップ画像判定部113は、NTSC
方式とPAL方式との変換を行うために、スキップすべ
きフレームを判定して、復号制御部112に対して指示
する。メモリ制御部114は、復号制御部112の指示
に応じて画像メモリ116における画像信号の書き込み
を制御し、表示制御部115の指示に応じて画像メモリ
116からの画像信号の読み出しを制御する。表示制御
部115は、PAL同期信号発生部111からの同期信
号に応じて、メモリ制御部114における画像メモリの
読み出し動作を制御するとともに、アスペクト変換フィ
ルタ110における縦横比変換の動作を制御する。
【0006】次に、図5乃至図8を参照して、従来の情
報処理装置におけるNTSC・PALフレームレート変
換動作を説明する。最初に、一般的なMPEG方式の画
像伝送方法について説明する。MPEG方式では、原画
像の所定数のフレームごとに、I符号化データとP符号
化データとB符号化データとからなる3種類のMPEG
方式の画像信号を用いて、画像情報の伝送を行う。ここ
で、I符号化データは1枚のフレーム内で符号化した画
像信号であり、1画像内において閉じている。I符号化
データを復号した画像データをIピクチャと呼ぶ。P符
号化データは、過去においてI符号化データまたはP符
号化データを生成した画像を基準としてこれとの差分を
とって符号化した画像信号である。P符号化データを復
号して得られた差分データを基準画像と加算して復元し
た画像データをPピクチャと呼ぶ。B符号化データは、
直前と直後のI符号化データ又はP符号化データを生成
した画像を基準としてこれらとの差分をとって符号化し
た画像信号である。B符号化データを復号して得られた
差分データを基準画像と加算して復元した画像データを
Bピクチャと呼ぶ。
報処理装置におけるNTSC・PALフレームレート変
換動作を説明する。最初に、一般的なMPEG方式の画
像伝送方法について説明する。MPEG方式では、原画
像の所定数のフレームごとに、I符号化データとP符号
化データとB符号化データとからなる3種類のMPEG
方式の画像信号を用いて、画像情報の伝送を行う。ここ
で、I符号化データは1枚のフレーム内で符号化した画
像信号であり、1画像内において閉じている。I符号化
データを復号した画像データをIピクチャと呼ぶ。P符
号化データは、過去においてI符号化データまたはP符
号化データを生成した画像を基準としてこれとの差分を
とって符号化した画像信号である。P符号化データを復
号して得られた差分データを基準画像と加算して復元し
た画像データをPピクチャと呼ぶ。B符号化データは、
直前と直後のI符号化データ又はP符号化データを生成
した画像を基準としてこれらとの差分をとって符号化し
た画像信号である。B符号化データを復号して得られた
差分データを基準画像と加算して復元した画像データを
Bピクチャと呼ぶ。
【0007】従来の情報処理装置においては、画像符号
化入力をPAL方式によって復号する際に、6フレーム
につき1フィールドの割合でBピクチャをスキップして
復号して表示することによって、NTSC・PALフレ
ームレートの変換を行っている。まず、図5及び図6を
参照して、従来の情報処理装置における復号動作を説明
する。復号動作は、PAL同期信号発生部111からの
PALの周期の同期信号に応じて復号制御部112が各
部を制御することによって行われる。可変長符号からな
るNTSC方式の画像符号化入力を、入力バッファ10
1に保持した後、可変長復号部102で復号する。この
際、スキップ画像判定部113でスキップすべきフレー
ムを判定して、復号制御部112を制御することによっ
て、可変長復号部102における復号時に、Bピクチャ
のスキップを行う。可変長復号された信号を逆量子化部
103で逆量子化し、逆DCT部104で逆DCT変換
した後、メモリ制御部114の制御に応じて、動き補償
部105からIピクチャ又はPピクチャをコアピクチャ
メモリ(1)106,コアピクチャメモリ(2)107
に1フレームごとに交互に書き込み、BピクチャをBピ
クチャメモリ108に書き込んで1フレームの復号が終
了する。前フレームの復号終了時、PAL方式での復号
開始位置を検出した(ステップQ1)後、5フレーム以
上復号したとき(ステップQ2)、復号画像がBピクチ
ャであることを確認して(ステップQ3)、1フレーム
スキップする(ステップQ4)。ただし、5フレーム以
上復号しないとき、又は復号画像がBピクチャでないと
きは1フレームスキップしない。その後復号を開始して
(ステップQ5)、1フレームの復号を終了させる(ス
テップQ6)。このような動作を、すべての符号入力の
復号を終了する(ステップQ7)まで、繰り返して行
う。
化入力をPAL方式によって復号する際に、6フレーム
につき1フィールドの割合でBピクチャをスキップして
復号して表示することによって、NTSC・PALフレ
ームレートの変換を行っている。まず、図5及び図6を
参照して、従来の情報処理装置における復号動作を説明
する。復号動作は、PAL同期信号発生部111からの
PALの周期の同期信号に応じて復号制御部112が各
部を制御することによって行われる。可変長符号からな
るNTSC方式の画像符号化入力を、入力バッファ10
1に保持した後、可変長復号部102で復号する。この
際、スキップ画像判定部113でスキップすべきフレー
ムを判定して、復号制御部112を制御することによっ
て、可変長復号部102における復号時に、Bピクチャ
のスキップを行う。可変長復号された信号を逆量子化部
103で逆量子化し、逆DCT部104で逆DCT変換
した後、メモリ制御部114の制御に応じて、動き補償
部105からIピクチャ又はPピクチャをコアピクチャ
メモリ(1)106,コアピクチャメモリ(2)107
に1フレームごとに交互に書き込み、BピクチャをBピ
クチャメモリ108に書き込んで1フレームの復号が終
了する。前フレームの復号終了時、PAL方式での復号
開始位置を検出した(ステップQ1)後、5フレーム以
上復号したとき(ステップQ2)、復号画像がBピクチ
ャであることを確認して(ステップQ3)、1フレーム
スキップする(ステップQ4)。ただし、5フレーム以
上復号しないとき、又は復号画像がBピクチャでないと
きは1フレームスキップしない。その後復号を開始して
(ステップQ5)、1フレームの復号を終了させる(ス
テップQ6)。このような動作を、すべての符号入力の
復号を終了する(ステップQ7)まで、繰り返して行
う。
【0008】次に、図5及び図7を参照して、従来の情
報処理装置における表示動作を説明する。表示動作は、
PAL同期信号発生部111からのPALの周期の同期
信号に応じて表示制御部115が各部を制御することに
よって行われる。画像メモリ116に蓄積されている画
像情報を表示する際には、切り換え部109で切り換え
て、コアピクチャメモリ(1)106,コアピクチャメ
モリ(2)107,Bピクチャメモリ108から所定の
順序で読み出して表示を行う。すなわち、前フレームの
表示終了時、PAL方式での表示開始位置を検出してか
ら(ステップR1)、表示を開始し(ステップR2)、
1フレームごとに表示を行う(ステップR3)。このよ
うな動作を全フレームの表示を終了する(ステップR
4)まで、繰り返して行う。出力された画像情報に対し
ては、アスペクト変換フィルタ110において、必要に
応じて縦横比の変換を行うことによって、所望の表示画
像出力を得る。
報処理装置における表示動作を説明する。表示動作は、
PAL同期信号発生部111からのPALの周期の同期
信号に応じて表示制御部115が各部を制御することに
よって行われる。画像メモリ116に蓄積されている画
像情報を表示する際には、切り換え部109で切り換え
て、コアピクチャメモリ(1)106,コアピクチャメ
モリ(2)107,Bピクチャメモリ108から所定の
順序で読み出して表示を行う。すなわち、前フレームの
表示終了時、PAL方式での表示開始位置を検出してか
ら(ステップR1)、表示を開始し(ステップR2)、
1フレームごとに表示を行う(ステップR3)。このよ
うな動作を全フレームの表示を終了する(ステップR
4)まで、繰り返して行う。出力された画像情報に対し
ては、アスペクト変換フィルタ110において、必要に
応じて縦横比の変換を行うことによって、所望の表示画
像出力を得る。
【0009】図8は、従来のフレームレート変換方式に
よった場合の、NTSC方式とPAL方式の表示画像の
違いを示したものである。図中、1フレームの画像を構
成するトップフィールドとボトムフィールドを、それぞ
れ添字TとBによって示している。いま、コアピクチャ
P14T,P14B からなるフレームの後に符号化されている
コアピクチャがI00T,I00B である場合について説明す
る。従来方式では、同図(a)に示すように、復号画像
の6フレームごとに、網掛けして示す最後の1フレーム
のBピクチャを読み飛ばすことによって、フレームレー
ト変換を行っている。すなわち、復号画像をNTSC方
式で出力した場合には、同図(b)に示すように6フレ
ームが出力されるが、PAL方式での出力は、同図
(c)に示すように、復号画像6フレーム中の網掛けし
て示す1フレームのBピクチャB05T,B05 B が読み飛ば
されて、5フレームのみが出力されるので、フレームレ
ート変換が行われる。
よった場合の、NTSC方式とPAL方式の表示画像の
違いを示したものである。図中、1フレームの画像を構
成するトップフィールドとボトムフィールドを、それぞ
れ添字TとBによって示している。いま、コアピクチャ
P14T,P14B からなるフレームの後に符号化されている
コアピクチャがI00T,I00B である場合について説明す
る。従来方式では、同図(a)に示すように、復号画像
の6フレームごとに、網掛けして示す最後の1フレーム
のBピクチャを読み飛ばすことによって、フレームレー
ト変換を行っている。すなわち、復号画像をNTSC方
式で出力した場合には、同図(b)に示すように6フレ
ームが出力されるが、PAL方式での出力は、同図
(c)に示すように、復号画像6フレーム中の網掛けし
て示す1フレームのBピクチャB05T,B05 B が読み飛ば
されて、5フレームのみが出力されるので、フレームレ
ート変換が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理装置にあっては、NTSC方式の復号画像
の6フレームごとに1フレームをスキップして、PAL
方式の画像として表示するようにしていたので、コマ落
としのようになって表示画像の時間的連続性が失われる
ため不自然であり、見る人に違和感を与えるという問題
があった。また、Bピクチャを用いない符号化方式の場
合には、フレームレート変換を行うことができないない
という問題があった。この発明は、上述の事情に鑑みて
なされたものであって、NTSC方式の画像符号化入力
信号によってPAL方式の表示画像を得るための画像処
理装置において、表示画像の不自然さを少なくして、見
る人に違和感を与えないようにするとともに、Bピクチ
ャがない符号化情報であっても、フレームレート変換を
行えるようにすることを目的としている。
来の画像処理装置にあっては、NTSC方式の復号画像
の6フレームごとに1フレームをスキップして、PAL
方式の画像として表示するようにしていたので、コマ落
としのようになって表示画像の時間的連続性が失われる
ため不自然であり、見る人に違和感を与えるという問題
があった。また、Bピクチャを用いない符号化方式の場
合には、フレームレート変換を行うことができないない
という問題があった。この発明は、上述の事情に鑑みて
なされたものであって、NTSC方式の画像符号化入力
信号によってPAL方式の表示画像を得るための画像処
理装置において、表示画像の不自然さを少なくして、見
る人に違和感を与えないようにするとともに、Bピクチ
ャがない符号化情報であっても、フレームレート変換を
行えるようにすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係る画像処理装置は、NTS
C方式の画像符号化入力をNTSC方式のフレームレー
トで復号して画像メモリに書き込み、該書き込まれた画
像データをPAL方式のフレームレートで読み出して表
示することによって、NTSC方式からPAL方式への
フレームレートの変換を行うように構成されていること
を特徴としている。
に、請求項1記載の発明に係る画像処理装置は、NTS
C方式の画像符号化入力をNTSC方式のフレームレー
トで復号して画像メモリに書き込み、該書き込まれた画
像データをPAL方式のフレームレートで読み出して表
示することによって、NTSC方式からPAL方式への
フレームレートの変換を行うように構成されていること
を特徴としている。
【0012】また、請求項2記載の発明に係る画像処理
装置は、NTSC方式のMPEG画像符号化入力をNT
SC方式のフレームレートで復号するとともに、該復号
されたMPEG画像データを画像メモリに書き込み、該
画像メモリに書き込まれた画像データをPAL方式のフ
レームレートで読み出して表示することによって、フィ
ールド単位で画像を間引いてNTSC方式からPAL方
式へのフレームレートの変換を行うように構成されてい
ることを特徴としている。
装置は、NTSC方式のMPEG画像符号化入力をNT
SC方式のフレームレートで復号するとともに、該復号
されたMPEG画像データを画像メモリに書き込み、該
画像メモリに書き込まれた画像データをPAL方式のフ
レームレートで読み出して表示することによって、フィ
ールド単位で画像を間引いてNTSC方式からPAL方
式へのフレームレートの変換を行うように構成されてい
ることを特徴としている。
【0013】また、請求項3記載の発明に係る画像処理
装置は、NTSC方式の同期信号を発生する第1の同期
信号発生手段と、PAL方式の同期信号を発生する第2
の同期信号発生手段と、上記NTSC方式の同期信号に
よって動作してNTSC方式のMPEG画像符号化入力
を復号して画像を復元する復号手段と、該復元された画
像をNTSC方式の同期信号に応じて書き込み、PAL
方式の同期信号に応じて表示のために読み出す画像メモ
リとを備えたことを特徴としている。
装置は、NTSC方式の同期信号を発生する第1の同期
信号発生手段と、PAL方式の同期信号を発生する第2
の同期信号発生手段と、上記NTSC方式の同期信号に
よって動作してNTSC方式のMPEG画像符号化入力
を復号して画像を復元する復号手段と、該復元された画
像をNTSC方式の同期信号に応じて書き込み、PAL
方式の同期信号に応じて表示のために読み出す画像メモ
リとを備えたことを特徴としている。
【0014】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の発明に係る画像処理装置であって、上記画像メモリ
が、IピクチャまたはPピクチャからなるコアピクチャ
を交互に書き込みと読み出しを行う2つのコアピクチャ
メモリと、Bピクチャを書き込んで読み出すBピクチャ
メモリとから構成されているとともに、該画像メモリに
対してNTSC方式の同期信号によって書き込みを行
い、PAL方式の同期信号によって表示のための読み出
しを行って、上記一方のコアピクチャメモリの画像デー
タの読み出しが書き込みを追い越すことが予測されると
きは、フィールドの読み出し開始時から他方のコアピク
チャメモリに切り換えて読み出しを行い、上記Bピクチ
ャメモリの画像データの読み出しが書き込みを追い越す
ときは、そのまま未更新の書き込みデータの読み出しを
続けるように制御するメモリ制御部を備えたことを特徴
としている。
載の発明に係る画像処理装置であって、上記画像メモリ
が、IピクチャまたはPピクチャからなるコアピクチャ
を交互に書き込みと読み出しを行う2つのコアピクチャ
メモリと、Bピクチャを書き込んで読み出すBピクチャ
メモリとから構成されているとともに、該画像メモリに
対してNTSC方式の同期信号によって書き込みを行
い、PAL方式の同期信号によって表示のための読み出
しを行って、上記一方のコアピクチャメモリの画像デー
タの読み出しが書き込みを追い越すことが予測されると
きは、フィールドの読み出し開始時から他方のコアピク
チャメモリに切り換えて読み出しを行い、上記Bピクチ
ャメモリの画像データの読み出しが書き込みを追い越す
ときは、そのまま未更新の書き込みデータの読み出しを
続けるように制御するメモリ制御部を備えたことを特徴
としている。
【0015】また、請求項5記載の発明は、請求項3又
は4記載の発明に係る画像処理装置であって、上記画像
メモリから表示のために読み出される画像データが、ト
ップフィールドとボトムフィールドの順序が反転してい
るときは、ライン反転補正フィルタを通すことによって
ラインの反転に基づく画像の乱れを補正するように構成
されていることを特徴としている。
は4記載の発明に係る画像処理装置であって、上記画像
メモリから表示のために読み出される画像データが、ト
ップフィールドとボトムフィールドの順序が反転してい
るときは、ライン反転補正フィルタを通すことによって
ラインの反転に基づく画像の乱れを補正するように構成
されていることを特徴としている。
【0016】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の発明に係る画像処理装置であって、上記ライン反転
補正フィルタが、トップフィールドの画像データをボト
ムフィールドにおいて表示するときは、現ラインのデー
タと1ライン後のデータとの平均値のデータを出力し、
ボトムフィールドの画像データをトップフィールドにお
いて表示するときは、現ラインのデータと1ライン前の
データとの平均値のデータを出力し、トップフィールド
の画像データをトップフィールドにおいて表示すると
き、またはボトムフィールドの画像データをボトムフィ
ールドにおいて表示するときは、現ラインのデータと1
ライン前のデータと1ライン後のデータとにそれぞれ所
定の係数を乗じて平均したデータを出力するように構成
されていることを特徴としている。
載の発明に係る画像処理装置であって、上記ライン反転
補正フィルタが、トップフィールドの画像データをボト
ムフィールドにおいて表示するときは、現ラインのデー
タと1ライン後のデータとの平均値のデータを出力し、
ボトムフィールドの画像データをトップフィールドにお
いて表示するときは、現ラインのデータと1ライン前の
データとの平均値のデータを出力し、トップフィールド
の画像データをトップフィールドにおいて表示すると
き、またはボトムフィールドの画像データをボトムフィ
ールドにおいて表示するときは、現ラインのデータと1
ライン前のデータと1ライン後のデータとにそれぞれ所
定の係数を乗じて平均したデータを出力するように構成
されていることを特徴としている。
【0017】
【作用】この発明の構成では、復号系はNTSC方式の
タイミングに同期して動作させて、復号結果を画像メモ
リに書き込み、表示系はPAL方式のタイミングに同期
して動作させて、画像メモリから読み出して表示画像を
出力する。この際、PALの出力画像は、PALの各フ
ィールド出力開始時に、NTSCで出力した場合に出力
される画像とする。ただし、復号書き込みと表示読み出
しを同一のメモリバンクに対して行う場合であって、コ
アピクチャ表示中に表示が復号を追い越すことが予測さ
れる場合には、他方のコアピクチャ用メモリバンクに保
存されている画像を出力し、Bピクチャ表示中に表示が
復号を追い越す場合には、表示の途中で出力が、復号中
の画像から古い復号画像に切り替わる。また、このよう
な出力方法をとった結果、1フレーム中で、トップフィ
ールドとボトムフィールドの出力順序が反転している場
合には、ライン反転補正フィルタを通して、画像の乱れ
を補正する。このようにして、復号した6フィールドの
うちの5フィールドが表示されるので、NTSC方式か
らPAL方式へのフレームレートの変換が実現される。
この際、表示がスキップされるのは、1フィールド単位
なので、1フレーム単位でスキップした従来技術の場合
と比較して、表示画像の不自然さが少なくなり、見る人
に違和感を与えることがない。また、全符号化データの
復号を行い、表示のみをスキップさせるため、Bピクチ
ャを含まない符号化情報であっても、フレームレート変
換を行うことができる。
タイミングに同期して動作させて、復号結果を画像メモ
リに書き込み、表示系はPAL方式のタイミングに同期
して動作させて、画像メモリから読み出して表示画像を
出力する。この際、PALの出力画像は、PALの各フ
ィールド出力開始時に、NTSCで出力した場合に出力
される画像とする。ただし、復号書き込みと表示読み出
しを同一のメモリバンクに対して行う場合であって、コ
アピクチャ表示中に表示が復号を追い越すことが予測さ
れる場合には、他方のコアピクチャ用メモリバンクに保
存されている画像を出力し、Bピクチャ表示中に表示が
復号を追い越す場合には、表示の途中で出力が、復号中
の画像から古い復号画像に切り替わる。また、このよう
な出力方法をとった結果、1フレーム中で、トップフィ
ールドとボトムフィールドの出力順序が反転している場
合には、ライン反転補正フィルタを通して、画像の乱れ
を補正する。このようにして、復号した6フィールドの
うちの5フィールドが表示されるので、NTSC方式か
らPAL方式へのフレームレートの変換が実現される。
この際、表示がスキップされるのは、1フィールド単位
なので、1フレーム単位でスキップした従来技術の場合
と比較して、表示画像の不自然さが少なくなり、見る人
に違和感を与えることがない。また、全符号化データの
復号を行い、表示のみをスキップさせるため、Bピクチ
ャを含まない符号化情報であっても、フレームレート変
換を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の一実施例である情
報処理装置の電気的構成を示すブロック図、図2は、同
装置における復号時の動作を説明するためのフローチャ
ート、図3は、同装置における表示時の動作を説明する
ためのフローチャート、図4は、同装置におけるフレー
ムレートの変換を説明するための図である。この例の画
像処理装置は、図1に示すように、入力バッファ1と、
可変長復号部2と、逆量子化部3と、逆DCT部4と、
動き補償部5と、コアピクチャメモリ(1)6と、コア
ピクチャメモリ(2)7と、Bピクチャメモリ8と、切
り換え部9と、アスペクト変換フィルタ10と、NTS
C同期信号発生部11と、復号制御部12と、PAL同
期信号発生部13と、表示制御部14と、メモリ制御部
15と、追越し発生推定部16と、ライン反転検出部1
7と、ラインメモリ(1)18と、ラインメモリ(2)
19と、ラインメモリ(3)20と、係数器(1)21
と、係数器(2)22と、係数器(3)23と、加算器
24と、切り換え部25と、画像メモリ26と,ライン
反転補正フィルタ27とから概略構成されている。
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の一実施例である情
報処理装置の電気的構成を示すブロック図、図2は、同
装置における復号時の動作を説明するためのフローチャ
ート、図3は、同装置における表示時の動作を説明する
ためのフローチャート、図4は、同装置におけるフレー
ムレートの変換を説明するための図である。この例の画
像処理装置は、図1に示すように、入力バッファ1と、
可変長復号部2と、逆量子化部3と、逆DCT部4と、
動き補償部5と、コアピクチャメモリ(1)6と、コア
ピクチャメモリ(2)7と、Bピクチャメモリ8と、切
り換え部9と、アスペクト変換フィルタ10と、NTS
C同期信号発生部11と、復号制御部12と、PAL同
期信号発生部13と、表示制御部14と、メモリ制御部
15と、追越し発生推定部16と、ライン反転検出部1
7と、ラインメモリ(1)18と、ラインメモリ(2)
19と、ラインメモリ(3)20と、係数器(1)21
と、係数器(2)22と、係数器(3)23と、加算器
24と、切り換え部25と、画像メモリ26と,ライン
反転補正フィルタ27とから概略構成されている。
【0019】入力バッファ1は、画像符号化入力信号を
一時的に保持する。可変長復号部2は、可変長符号から
なる画像符号化入力信号を復号する。逆量子化部3は、
符号化側で量子化されている復号信号を逆量子化する。
逆DCT部4は、符号化側でDCT変換されている復号
信号を逆DCT変換する。動き補償部5は、符号化側で
基準画像との差分をとって符号化されたことに対応し
て、復号画像と基準画像とを加算する。コアピクチャメ
モリ(1)6,コアピクチャメモリ(2)7は、それぞ
れコアピクチャ(IピクチャまたはPピクチャ)を交互
に書き込み、読み出す。Bピクチャメモリ8は、Bピク
チャを保持する。切り換え部9は、コアピクチャメモリ
(1)6又はコアピクチャメモリ(2)7からのコアピ
クチャとBピクチャメモリ8からのBピクチャとのいず
れかを選択して出力を発生する。コアピクチャメモリ
(1)6,コアピクチャメモリ(2)7,Bピクチャメ
モリ8,切り換え部9は、画像メモリ26を形成する。
アスペクト変換フィルタ10は、画像メモリ26の出力
画像の縦横比を必要に応じて変換して出力する。NTS
C同期信号発生部11は、NTSC方式での復号動作の
タイミングを制御するための同期信号を発生する。復号
制御部12は、NTSC同期信号発生部11からのNT
SC方式の同期信号に応じて、入力バッファ1,可変長
復号部2,逆量子化部3,逆DCT部4,動き補償部5
の復号時の動作を制御する。PAL同期信号発生部13
は、PAL方式での表示動作のタイミングを制御するた
めの同期信号を発生する。表示制御部14は、PAL同
期信号発生部13からのPAL方式の同期信号に応じて
メモリ制御部15におけるメモリ制御動作と、追越し発
生推定部16におけるメモリ読み出しの追越し発生推定
の動作を制御する。メモリ制御部15は、復号制御部1
2,表示制御部14及び追越し発生推定部16の動作に
応じて、画像メモリ26における書き込み,読み出しの
動作を制御する。追越し発生推定部16は、復号制御部
12,表示制御部14の動作に応じて、画像メモリにお
けるメモリ読み出しの追越し発生を推定して、メモリ制
御部15におけるメモリ切り換えを制御する。ライン反
転検出部17は、画像メモリからの読み出しフィールド
におけるトップフィールドとボトムフィールドとの反転
の有無を検出して、ライン反転補正フィールド27と切
り換え部25の動作を制御する。ラインメモリ(1)1
8,ラインメモリ(2)19,ラインメモリ(3)20
は、それぞれ画像メモリ24から読み出されたトップフ
ィールドまたはボトムフィールドの情報をラインごとに
順次保持する。係数器(1)21,係数器(2)22,
係数器(3)23は、それぞれラインメモリ(1)1
8,ラインメモリ(2)19,ラインメモリ(3)20
からの読み出し情報に所定の係数を乗算して出力する。
加算器24は、係数器(1)21,係数器(2)22,
係数器(3)23のそれぞれの出力を加算する。ライン
メモリ(1)18,ラインメモリ(2)19,ラインメ
モリ(3)20,係数器(1)21,係数器(2)2
2,係数器(3)23,加算器24は、ライン反転補正
フィルタ27を形成する。切り換え部25は、ライン反
転検出部17におけるライン反転の検出結果に応じて、
アスペクト変換フィルタ10またはライン反転補正フィ
ルタ27の出力信号を切り換えて表示用画像出力を発生
する。
一時的に保持する。可変長復号部2は、可変長符号から
なる画像符号化入力信号を復号する。逆量子化部3は、
符号化側で量子化されている復号信号を逆量子化する。
逆DCT部4は、符号化側でDCT変換されている復号
信号を逆DCT変換する。動き補償部5は、符号化側で
基準画像との差分をとって符号化されたことに対応し
て、復号画像と基準画像とを加算する。コアピクチャメ
モリ(1)6,コアピクチャメモリ(2)7は、それぞ
れコアピクチャ(IピクチャまたはPピクチャ)を交互
に書き込み、読み出す。Bピクチャメモリ8は、Bピク
チャを保持する。切り換え部9は、コアピクチャメモリ
(1)6又はコアピクチャメモリ(2)7からのコアピ
クチャとBピクチャメモリ8からのBピクチャとのいず
れかを選択して出力を発生する。コアピクチャメモリ
(1)6,コアピクチャメモリ(2)7,Bピクチャメ
モリ8,切り換え部9は、画像メモリ26を形成する。
アスペクト変換フィルタ10は、画像メモリ26の出力
画像の縦横比を必要に応じて変換して出力する。NTS
C同期信号発生部11は、NTSC方式での復号動作の
タイミングを制御するための同期信号を発生する。復号
制御部12は、NTSC同期信号発生部11からのNT
SC方式の同期信号に応じて、入力バッファ1,可変長
復号部2,逆量子化部3,逆DCT部4,動き補償部5
の復号時の動作を制御する。PAL同期信号発生部13
は、PAL方式での表示動作のタイミングを制御するた
めの同期信号を発生する。表示制御部14は、PAL同
期信号発生部13からのPAL方式の同期信号に応じて
メモリ制御部15におけるメモリ制御動作と、追越し発
生推定部16におけるメモリ読み出しの追越し発生推定
の動作を制御する。メモリ制御部15は、復号制御部1
2,表示制御部14及び追越し発生推定部16の動作に
応じて、画像メモリ26における書き込み,読み出しの
動作を制御する。追越し発生推定部16は、復号制御部
12,表示制御部14の動作に応じて、画像メモリにお
けるメモリ読み出しの追越し発生を推定して、メモリ制
御部15におけるメモリ切り換えを制御する。ライン反
転検出部17は、画像メモリからの読み出しフィールド
におけるトップフィールドとボトムフィールドとの反転
の有無を検出して、ライン反転補正フィールド27と切
り換え部25の動作を制御する。ラインメモリ(1)1
8,ラインメモリ(2)19,ラインメモリ(3)20
は、それぞれ画像メモリ24から読み出されたトップフ
ィールドまたはボトムフィールドの情報をラインごとに
順次保持する。係数器(1)21,係数器(2)22,
係数器(3)23は、それぞれラインメモリ(1)1
8,ラインメモリ(2)19,ラインメモリ(3)20
からの読み出し情報に所定の係数を乗算して出力する。
加算器24は、係数器(1)21,係数器(2)22,
係数器(3)23のそれぞれの出力を加算する。ライン
メモリ(1)18,ラインメモリ(2)19,ラインメ
モリ(3)20,係数器(1)21,係数器(2)2
2,係数器(3)23,加算器24は、ライン反転補正
フィルタ27を形成する。切り換え部25は、ライン反
転検出部17におけるライン反転の検出結果に応じて、
アスペクト変換フィルタ10またはライン反転補正フィ
ルタ27の出力信号を切り換えて表示用画像出力を発生
する。
【0020】次に、図1乃至図4を参照して、この例の
画像処理装置の動作を説明する。この例においては、画
像符号化入力信号をNTSC方式のフレームレートで復
号してメモリに保持した後、PAL方式のフレームレー
トで読み出して表示することによって NTSC・PA
Lフレームレート変換を行う。まず、図1及び図2を参
照して、この例の情報処理装置における復号動作を説明
する。復号動作は、NTSC同期信号発生部11からの
NTSCの周期の同期信号に応じて復号制御部12が各
部を制御することによって行われる。可変長符号からな
るNTSC方式の画像符号化入力を、入力バッファ1に
保持した後、可変長復号部2で復号する。可変長復号さ
れた信号を逆量子化部3で逆量子化し、逆DCT部4で
逆DCT変換した後、NTSC同期信号発生部11から
のNTSCの周期の同期信号に応じて復号制御部12か
ら出力される制御信号によって、メモリ制御部15が制
御を行って、動き補償部5からIピクチャ又はPピクチ
ャをコアピクチャメモリ(1)6,コアピクチャメモリ
(2)7に1フレームごとに交互に書き込み、Bピクチ
ャをBピクチャメモリ8に書き込んで、1フレームの画
像の復号が終了する。前フレームの復号終了時、NTS
C方式での復号開始位置を検出した(ステップS1)
後、復号を開始して(ステップS2)、1フレームの復
号を終了させる(ステップS3)。このような動作をす
べての符号入力の復号を終了する(ステップS4)ま
で、繰り返して行う。
画像処理装置の動作を説明する。この例においては、画
像符号化入力信号をNTSC方式のフレームレートで復
号してメモリに保持した後、PAL方式のフレームレー
トで読み出して表示することによって NTSC・PA
Lフレームレート変換を行う。まず、図1及び図2を参
照して、この例の情報処理装置における復号動作を説明
する。復号動作は、NTSC同期信号発生部11からの
NTSCの周期の同期信号に応じて復号制御部12が各
部を制御することによって行われる。可変長符号からな
るNTSC方式の画像符号化入力を、入力バッファ1に
保持した後、可変長復号部2で復号する。可変長復号さ
れた信号を逆量子化部3で逆量子化し、逆DCT部4で
逆DCT変換した後、NTSC同期信号発生部11から
のNTSCの周期の同期信号に応じて復号制御部12か
ら出力される制御信号によって、メモリ制御部15が制
御を行って、動き補償部5からIピクチャ又はPピクチ
ャをコアピクチャメモリ(1)6,コアピクチャメモリ
(2)7に1フレームごとに交互に書き込み、Bピクチ
ャをBピクチャメモリ8に書き込んで、1フレームの画
像の復号が終了する。前フレームの復号終了時、NTS
C方式での復号開始位置を検出した(ステップS1)
後、復号を開始して(ステップS2)、1フレームの復
号を終了させる(ステップS3)。このような動作をす
べての符号入力の復号を終了する(ステップS4)ま
で、繰り返して行う。
【0021】次に、図1及び図3を参照して、この例の
情報処理装置における表示動作を説明する。表示動作
は、PAL同期信号発生部13からのPALの周期の同
期信号に応じて、表示制御部14が各部を制御すること
によって行われる。画像メモリ26に蓄積された画像情
報を表示する際には、メモリ制御部15の制御に応じ
て、切り換え部9で切り換えて、コアピクチャメモリ
(1)6,コアピクチャメモリ(2)7,Bピクチャメ
モリ8から所定の順序で読み出して、アスペクト変換フ
ィルタ10において、必要に応じて縦横比の変換を行っ
て、表示画像出力を得る。すなわち、前フレームの表示
終了時、PAL方式での表示開始位置を検出した(ステ
ップP1)後、復号中の画像がフレーム構造であるかど
うかをみて(ステップP2)、フレーム構造であったと
きは、復号中の画像と表示予定の画像がともにコアピク
チャであるかどうかをみて(ステップP3)、ともにコ
アピクチャの場合は、NTSC方式で出力する場合のセ
カンドフィールド期間であるかどうかを見て(ステップ
P4)、セカンドフィールド期間であった場合には、画
像メモリ24における表示用読み出し対象のコアピクチ
ャメモリを他方のバンクに切り換える(ステップP
5)。そして、ライン反転検出部17からの、トップフ
ィールドとボトムフィールドの反転を検出した出力の有
無をみる(ステップP6)。復号中の画像がフレーム構
造でないとき、又は復号中の画像と表示予定の画像がと
もにコアピクチャでないとき、又はNTSC方式で出力
する場合のセカンドフィールド期間でないときは、コア
ピクチャメモリのバンク切り換えを行うことなく、直ち
にトップフィールドとボトムフィールドの反転の有無を
みる。次に、トップフィールドとボトムフィールドの反
転が検出されたときは、ライン反転補正フィルタ27を
オンにして(ステップP7)、アスペクト変換フィルタ
10の出力に対してライン反転補正の処理を行って、切
り換え部25を経て表示画像出力を発生し、トップフィ
ールドとボトムフィールドの反転が検出されないとき
は、ライン反転補正フィルタ27をオフにして(ステッ
プP8)、アスペクト変換フィルタ10から直接切り換
え部25を経て表示画像出力を発生するようにして、表
示を開始して(ステップP9)、1フィールドの表示を
終了させる(ステップP10)。そしてステップP1か
らステップP10までの動作を2回繰り返して、1フレ
ームの表示を終了させる(ステップP11)。このよう
な動作を全フレームの表示を終了する(ステップP1
2)まで、繰り返して行う。
情報処理装置における表示動作を説明する。表示動作
は、PAL同期信号発生部13からのPALの周期の同
期信号に応じて、表示制御部14が各部を制御すること
によって行われる。画像メモリ26に蓄積された画像情
報を表示する際には、メモリ制御部15の制御に応じ
て、切り換え部9で切り換えて、コアピクチャメモリ
(1)6,コアピクチャメモリ(2)7,Bピクチャメ
モリ8から所定の順序で読み出して、アスペクト変換フ
ィルタ10において、必要に応じて縦横比の変換を行っ
て、表示画像出力を得る。すなわち、前フレームの表示
終了時、PAL方式での表示開始位置を検出した(ステ
ップP1)後、復号中の画像がフレーム構造であるかど
うかをみて(ステップP2)、フレーム構造であったと
きは、復号中の画像と表示予定の画像がともにコアピク
チャであるかどうかをみて(ステップP3)、ともにコ
アピクチャの場合は、NTSC方式で出力する場合のセ
カンドフィールド期間であるかどうかを見て(ステップ
P4)、セカンドフィールド期間であった場合には、画
像メモリ24における表示用読み出し対象のコアピクチ
ャメモリを他方のバンクに切り換える(ステップP
5)。そして、ライン反転検出部17からの、トップフ
ィールドとボトムフィールドの反転を検出した出力の有
無をみる(ステップP6)。復号中の画像がフレーム構
造でないとき、又は復号中の画像と表示予定の画像がと
もにコアピクチャでないとき、又はNTSC方式で出力
する場合のセカンドフィールド期間でないときは、コア
ピクチャメモリのバンク切り換えを行うことなく、直ち
にトップフィールドとボトムフィールドの反転の有無を
みる。次に、トップフィールドとボトムフィールドの反
転が検出されたときは、ライン反転補正フィルタ27を
オンにして(ステップP7)、アスペクト変換フィルタ
10の出力に対してライン反転補正の処理を行って、切
り換え部25を経て表示画像出力を発生し、トップフィ
ールドとボトムフィールドの反転が検出されないとき
は、ライン反転補正フィルタ27をオフにして(ステッ
プP8)、アスペクト変換フィルタ10から直接切り換
え部25を経て表示画像出力を発生するようにして、表
示を開始して(ステップP9)、1フィールドの表示を
終了させる(ステップP10)。そしてステップP1か
らステップP10までの動作を2回繰り返して、1フレ
ームの表示を終了させる(ステップP11)。このよう
な動作を全フレームの表示を終了する(ステップP1
2)まで、繰り返して行う。
【0022】トップフィールドとボトムフィールドとが
反転している場合には、例えば斜線部分の表示が不自然
になるのを避けるために、ライン反転補正フィルタ27
を挿入して、ラインごとに画像情報の補正を行う。ライ
ン反転補正フィルタ27の補正動作は、例えば次のよう
にして行われる。なお、以下において、nは補正前のN
(Nは整数)番目のラインのデータであり、n’は補正
後のN番目のラインのデータである。 (1) トップフィールドのデータをボトムフィールドに表示する場合 n’=〔32(n)+32(n+1)〕/64 …(1) (2) ボトムフィールドのデータをトップフィールドに表示する場合 n’=〔32(n−1)+32(n)〕/64 …(2) (3) トップフィールドのデータをトップフィールドに表示する場合 n’=〔11(n−1)+42(n)+11(n+1)〕/64 …(3) (4) ボトムフィールドのデータをボトムフィールドに表示する場合 n’=〔11(n−1)+42(n)+11(n+1)〕/64 …(4) このような動作を行うために、トップフィールドのデー
タをボトムフィールドに表示し、又はボトムフィールド
のデータをトップフィールドに表示する場合は、アスペ
クト変換フィルタ10からの各フィールドのデータを、
2つのラインメモリにラインごとに順次書き込み、対応
する2つの係数器によって、(1)式又は(2)式で示
される係数を乗じた結果を加算器24で加算することに
よって、補正されたラインデータを得る。またトップフ
ィールドのデータをトップフィールドに表示し、又はボ
トムフィールドのデータをボトムフィールドに表示する
場合は、アスペクト変換フィルタ10からの各フィール
ドのデータを、3つのラインメモリに、ラインごとに順
次書き込み、対応する3つの係数器によって、(3)式
又は(4)式で示される係数を乗じた結果を加算器24
で加算することによって、補正されたラインデータを得
る。上記(1)〜(4)式は、実験結果によって得られ
たものである。なお、トップフィールドのデータをトッ
プフィールドに表示する場合、及びボトムフィールドの
データをボトムフィールドに表示する場合に上記の補正
を行うのは、トップフィールドのデータをボトムフィー
ルドに表示する場合及びボトムフィールドのデータをト
ップフィールドに表示する場合に、ライン反転補正フィ
ルタによって生じる画質劣化とのバランスをとるためで
ある。
反転している場合には、例えば斜線部分の表示が不自然
になるのを避けるために、ライン反転補正フィルタ27
を挿入して、ラインごとに画像情報の補正を行う。ライ
ン反転補正フィルタ27の補正動作は、例えば次のよう
にして行われる。なお、以下において、nは補正前のN
(Nは整数)番目のラインのデータであり、n’は補正
後のN番目のラインのデータである。 (1) トップフィールドのデータをボトムフィールドに表示する場合 n’=〔32(n)+32(n+1)〕/64 …(1) (2) ボトムフィールドのデータをトップフィールドに表示する場合 n’=〔32(n−1)+32(n)〕/64 …(2) (3) トップフィールドのデータをトップフィールドに表示する場合 n’=〔11(n−1)+42(n)+11(n+1)〕/64 …(3) (4) ボトムフィールドのデータをボトムフィールドに表示する場合 n’=〔11(n−1)+42(n)+11(n+1)〕/64 …(4) このような動作を行うために、トップフィールドのデー
タをボトムフィールドに表示し、又はボトムフィールド
のデータをトップフィールドに表示する場合は、アスペ
クト変換フィルタ10からの各フィールドのデータを、
2つのラインメモリにラインごとに順次書き込み、対応
する2つの係数器によって、(1)式又は(2)式で示
される係数を乗じた結果を加算器24で加算することに
よって、補正されたラインデータを得る。またトップフ
ィールドのデータをトップフィールドに表示し、又はボ
トムフィールドのデータをボトムフィールドに表示する
場合は、アスペクト変換フィルタ10からの各フィール
ドのデータを、3つのラインメモリに、ラインごとに順
次書き込み、対応する3つの係数器によって、(3)式
又は(4)式で示される係数を乗じた結果を加算器24
で加算することによって、補正されたラインデータを得
る。上記(1)〜(4)式は、実験結果によって得られ
たものである。なお、トップフィールドのデータをトッ
プフィールドに表示する場合、及びボトムフィールドの
データをボトムフィールドに表示する場合に上記の補正
を行うのは、トップフィールドのデータをボトムフィー
ルドに表示する場合及びボトムフィールドのデータをト
ップフィールドに表示する場合に、ライン反転補正フィ
ルタによって生じる画質劣化とのバランスをとるためで
ある。
【0023】図4は、この例のフレームレート変換方式
によった場合の、NTSC方式とPAL方式の表示画像
の違いを示したものである。図中、1フレームの画像を
構成するトップフィールドとボトムフィールドを、それ
ぞれ添字TとBによって示している。図4(a)は、N
TSC方式によって復号した画像を示している。復号画
像をNTSC方式で出力する場合には、図4(b)に示
す順序で出力される。いま、コアピクチャP14T,P14B
からなるフレームの後に符号化されているコアピクチャ
がI00T,I00B である場合について説明する。この例で
は、復号画像が、同図(a)に示すようなものである場
合、PAL方式の出力画像は、PALのフィールド出力
開始時点に、同図(b)に示すNTSC方式で出力した
場合に出力される画像(図中、矢印で示す画像)とす
る。ただし、PAL方式の出力画像は、NTSC方式の
符号化画像信号が、フレームごとに符号化されているフ
レーム構造である場合と、フィールドごとに符号化され
ているフィールド構造である場合とで異なる。フィール
ド構造の場合は、トップフィールドとボトムフィールド
がそれぞれ1フィールドごとに伝送され、書き込みと読
み出しがバンクごとに交互に行われるので、PAL方式
での出力は、図4(c)に示すようになり、画像メモリ
において表示データが復号データを追い越すことはな
い。一方、フレーム構造の場合、1フレームを構成する
トップフィールドとボトムフィールドとが同時に送られ
て復号され、同時に画像メモリに蓄積される。この蓄積
画像をPAL方式で表示するためにフィールドごとに読
み出すと、表示のための読み出しが復号画像の書き込み
を追い越す場合が生じる。この場合は、図4(d)に示
すように、コアピクチャの表示中に表示が復号を追い越
す場合(図中、2重丸1で示す)は、他方のコアピクチ
ャメモリに保存されている画像を出力する。また、Bピ
クチャ表示中に表示が復号を追い越す場合(図中、2重
丸2,2重丸3で示す)は、表示の途中で出力が復号中
の画像から古い画像に切り替わる。この場合、2重丸2
では、表示中のBピクチャB03B から古い復号画像であ
るBピクチャB02B に切り替わり、2重丸3では、表示
中のBピクチャB06B から古い復号画像であるBピクチ
ャB05B に切り替わる。
によった場合の、NTSC方式とPAL方式の表示画像
の違いを示したものである。図中、1フレームの画像を
構成するトップフィールドとボトムフィールドを、それ
ぞれ添字TとBによって示している。図4(a)は、N
TSC方式によって復号した画像を示している。復号画
像をNTSC方式で出力する場合には、図4(b)に示
す順序で出力される。いま、コアピクチャP14T,P14B
からなるフレームの後に符号化されているコアピクチャ
がI00T,I00B である場合について説明する。この例で
は、復号画像が、同図(a)に示すようなものである場
合、PAL方式の出力画像は、PALのフィールド出力
開始時点に、同図(b)に示すNTSC方式で出力した
場合に出力される画像(図中、矢印で示す画像)とす
る。ただし、PAL方式の出力画像は、NTSC方式の
符号化画像信号が、フレームごとに符号化されているフ
レーム構造である場合と、フィールドごとに符号化され
ているフィールド構造である場合とで異なる。フィール
ド構造の場合は、トップフィールドとボトムフィールド
がそれぞれ1フィールドごとに伝送され、書き込みと読
み出しがバンクごとに交互に行われるので、PAL方式
での出力は、図4(c)に示すようになり、画像メモリ
において表示データが復号データを追い越すことはな
い。一方、フレーム構造の場合、1フレームを構成する
トップフィールドとボトムフィールドとが同時に送られ
て復号され、同時に画像メモリに蓄積される。この蓄積
画像をPAL方式で表示するためにフィールドごとに読
み出すと、表示のための読み出しが復号画像の書き込み
を追い越す場合が生じる。この場合は、図4(d)に示
すように、コアピクチャの表示中に表示が復号を追い越
す場合(図中、2重丸1で示す)は、他方のコアピクチ
ャメモリに保存されている画像を出力する。また、Bピ
クチャ表示中に表示が復号を追い越す場合(図中、2重
丸2,2重丸3で示す)は、表示の途中で出力が復号中
の画像から古い画像に切り替わる。この場合、2重丸2
では、表示中のBピクチャB03B から古い復号画像であ
るBピクチャB02B に切り替わり、2重丸3では、表示
中のBピクチャB06B から古い復号画像であるBピクチ
ャB05B に切り替わる。
【0024】このように、この例によれば、表示される
PAL方式の画像の不自然さが少なく、見る人に違和感
を与えることが少ない。これは、従来方式では、復号時
に1フレーム単位でスキップしていたので、表示される
画像も1フレームスキップされ、スキップの前に表示さ
れるフィールドとスキップの後に表示されるフィールド
とが1/20秒離れたものとなっていたが、この例で
は、復号は全フレームについて行い、表示のみを1フィ
ールドスキップするので、スキップ時にも1/30秒離
れたものを1フィールド表示できるためである。またこ
の例において、このような画像スキップの処理は、従来
と同様な画像メモリの構成で行うことができるので、こ
の発明の実施のための回路規模の増加は少ない。さら
に、この例によれば、NTSC・PALフレームレート
変換をより正確に行うことができる。これは、従来方式
では、復号時に6フレームにつき1フレームの割合でフ
レームスキップを行っていたので、29.97HzのNT
SC信号を24.975(=29.97×5/6)Hzに
変換することになり、PAL方式の25Hzとの間に誤差
を生じていたが、この例では、復号はNTSC方式のフ
レームレート29.97Hzで行って、表示をPAL方式
のフレームレート25Hzで行うためである。また、この
例によれば、復号画像中にBピクチャがなくてもフレー
ムレート変換が可能である。これは、従来方式では、復
号時にコアピクチャをスキップしてしまうとその後の復
号に問題を生じるため、Bピクチャを1フレームスキッ
プしていたので、Bピクチャがない方式ではフレームス
キップを行うことができなかったが、この例では、復号
は全ピクチャについて行って表示のみ1フィールドスキ
ップするためである。
PAL方式の画像の不自然さが少なく、見る人に違和感
を与えることが少ない。これは、従来方式では、復号時
に1フレーム単位でスキップしていたので、表示される
画像も1フレームスキップされ、スキップの前に表示さ
れるフィールドとスキップの後に表示されるフィールド
とが1/20秒離れたものとなっていたが、この例で
は、復号は全フレームについて行い、表示のみを1フィ
ールドスキップするので、スキップ時にも1/30秒離
れたものを1フィールド表示できるためである。またこ
の例において、このような画像スキップの処理は、従来
と同様な画像メモリの構成で行うことができるので、こ
の発明の実施のための回路規模の増加は少ない。さら
に、この例によれば、NTSC・PALフレームレート
変換をより正確に行うことができる。これは、従来方式
では、復号時に6フレームにつき1フレームの割合でフ
レームスキップを行っていたので、29.97HzのNT
SC信号を24.975(=29.97×5/6)Hzに
変換することになり、PAL方式の25Hzとの間に誤差
を生じていたが、この例では、復号はNTSC方式のフ
レームレート29.97Hzで行って、表示をPAL方式
のフレームレート25Hzで行うためである。また、この
例によれば、復号画像中にBピクチャがなくてもフレー
ムレート変換が可能である。これは、従来方式では、復
号時にコアピクチャをスキップしてしまうとその後の復
号に問題を生じるため、Bピクチャを1フレームスキッ
プしていたので、Bピクチャがない方式ではフレームス
キップを行うことができなかったが、この例では、復号
は全ピクチャについて行って表示のみ1フィールドスキ
ップするためである。
【0025】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、この発明
が適用されるMPEG符号化方式の具体的構成は任意で
あって、Bピクチャがない符号構成であってもよい。
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、この発明
が適用されるMPEG符号化方式の具体的構成は任意で
あって、Bピクチャがない符号構成であってもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、NTSC方式からPAL方式へのフレームレー
ト変換を行う際に、1フィールド単位にスキップするの
で、表示される画像の不自然さが少なく、見る人に違和
感を与えることが少なく、またこの際の回路規模の増加
が少ない。また、この発明の構成によれば、NTSC方
式のフレームレートで画像を復号してから、PAL方式
のフレームレートで表示を行うので、より正確にフレー
ムレートの変換を行うことができる。さらに、この発明
によれば、全ピクチャについて復号を行ってから、表示
のみ1フィールド単位にスキップするので、復号画像に
Bピクチャがなくてもフレームレートの変換を行うこと
ができる。
よれば、NTSC方式からPAL方式へのフレームレー
ト変換を行う際に、1フィールド単位にスキップするの
で、表示される画像の不自然さが少なく、見る人に違和
感を与えることが少なく、またこの際の回路規模の増加
が少ない。また、この発明の構成によれば、NTSC方
式のフレームレートで画像を復号してから、PAL方式
のフレームレートで表示を行うので、より正確にフレー
ムレートの変換を行うことができる。さらに、この発明
によれば、全ピクチャについて復号を行ってから、表示
のみ1フィールド単位にスキップするので、復号画像に
Bピクチャがなくてもフレームレートの変換を行うこと
ができる。
【図1】この発明の一実施例である情報処理装置の電気
的構成を概略示すブロック図である。
的構成を概略示すブロック図である。
【図2】同装置における復号時の動作を説明するための
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】同装置における表示時の動作を説明するための
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】同装置におけるフレームレートの変換を説明す
るための図である。
るための図である。
【図5】従来のNTSC・PALフレームレート変換機
能を持つMPEG復号用情報処理装置の電気的構成を示
すブロック図である。
能を持つMPEG復号用情報処理装置の電気的構成を示
すブロック図である。
【図6】同装置における復号時の動作を説明するための
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】同装置における表示時の動作を説明するための
フローチャートである。
フローチャートである。
【図8】同装置におけるフレームレートの変換を説明す
るための図である。
るための図である。
1 入力バッファ(復号手段) 2 可変長復号部(復号手段) 3 逆量子化部(復号手段) 4 逆DCT部(復号手段) 5 動き補償部(復号手段) 6 コアピクチャメモリ(1) 7 コアピクチャメモリ(2) 8 Bピクチャメモリ 11 NTSC同期信号発生部(第1の同期信号発
生手段) 13 PAL同期信号発生部(第2の同期信号発生
手段) 15 メモリ制御部(メモリ制御手段) 18 ラインメモリ(1) 19 ラインメモリ(2) 20 ラインメモリ(3) 26 画像メモリ 27 ライン反転補正フィルタ
生手段) 13 PAL同期信号発生部(第2の同期信号発生
手段) 15 メモリ制御部(メモリ制御手段) 18 ラインメモリ(1) 19 ラインメモリ(2) 20 ラインメモリ(3) 26 画像メモリ 27 ライン反転補正フィルタ
Claims (6)
- 【請求項1】 NTSC方式の画像符号化入力をNTS
C方式のフレームレートで復号して画像メモリに書き込
み、該書き込まれた画像データをPAL方式のフレーム
レートで読み出して表示することによって、NTSC方
式からPAL方式へのフレームレートの変換を行うよう
に構成されていることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 NTSC方式のMPEG画像符号化入力
をNTSC方式のフレームレートで復号するとともに、
該復号されたMPEG画像データを画像メモリに書き込
み、該画像メモリに書き込まれた画像データをPAL方
式のフレームレートで読み出して表示することによっ
て、フィールド単位で画像を間引いてNTSC方式から
PAL方式へのフレームレートの変換を行うように構成
されていることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】 NTSC方式の同期信号を発生する第1
の同期信号発生手段と、PAL方式の同期信号を発生す
る第2の同期信号発生手段と、前記NTSC方式の同期
信号によって動作してNTSC方式のMPEG画像符号
化入力を復号して画像を復元する復号手段と、該復元さ
れた画像をNTSC方式の同期信号に応じて書き込み、
PAL方式の同期信号に応じて表示のために読み出す画
像メモリとを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項4】 前記画像メモリが、IピクチャまたはP
ピクチャからなるコアピクチャを交互に書き込みと読み
出しを行う2つのコアピクチャメモリと、Bピクチャを
書き込んで読み出すBピクチャメモリとから構成されて
いるとともに、該画像メモリに対してNTSC方式の同
期信号によって書き込みを行い、PAL方式の同期信号
によって表示のための読み出しを行って、前記一方のコ
アピクチャメモリの画像データの読み出しが書き込みを
追い越すことが予測されるときは、フィールドの読み出
しの開始時から他方のコアピクチャメモリに切り換えて
読み出しを行い、前記Bピクチャメモリの画像データの
読み出しが書き込みを追い越すときは、そのまま未更新
の書き込みデータの読み出しを続けるように制御するメ
モリ制御部を備えたことを特徴とする請求項3記載の画
像処理装置。 - 【請求項5】 前記画像メモリから表示のために読み出
される画像データが、トップフィールドとボトムフィー
ルドの順序が反転しているときは、ライン反転補正フィ
ルタを通すことによってラインの反転に基づく画像の乱
れを補正するように構成されていることを特徴とする請
求項3又は4記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 前記ライン反転補正フィルタが、トップ
フィールドの画像データをボトムフィールドにおいて表
示するときは、現ラインのデータと1ライン後のデータ
との平均値のデータを出力し、ボトムフィールドの画像
データをトップフィールドにおいて表示するときは、現
ラインのデータと1ライン前のデータとの平均値のデー
タを出力し、トップフィールドの画像データをトップフ
ィールドにおいて表示するとき、またはボトムフィール
ドの画像データをボトムフィールドにおいて表示すると
きは、現ラインのデータと1ライン前のデータと1ライ
ン後のデータとにそれぞれ所定の係数を乗じて平均した
データを出力するように構成されていることを特徴とす
る請求項5記載の画像処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4960698A JP3282577B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 画像処理装置 |
US09/260,871 US6445419B1 (en) | 1998-03-02 | 1999-03-02 | Image processing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4960698A JP3282577B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11252512A true JPH11252512A (ja) | 1999-09-17 |
JP3282577B2 JP3282577B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=12835904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4960698A Expired - Fee Related JP3282577B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 画像処理装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6445419B1 (ja) |
JP (1) | JP3282577B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100359111B1 (ko) * | 2000-07-21 | 2002-11-04 | 삼성전자 주식회사 | 필드 및/또는 프레임 레이트 변환방법 및 장치 |
KR100359112B1 (ko) * | 2000-07-22 | 2002-11-04 | 삼성전자 주식회사 | 필드 및/또는 프레임 레이트 변환방법 및 장치 |
US6697119B2 (en) * | 2000-02-23 | 2004-02-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for converting frame rates of signals under different systems |
US7012648B2 (en) | 2001-04-02 | 2006-03-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image conversion method and image conversion apparatus |
KR101000580B1 (ko) | 2002-08-16 | 2010-12-10 | 소니 주식회사 | 화상 처리 장치 및 화상 처리 방법, 및 기록 매체 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0007974D0 (en) * | 2000-04-01 | 2000-05-17 | Discreet Logic Inc | Processing image data |
US20020149595A1 (en) * | 2000-08-25 | 2002-10-17 | Kosuke Kubota | Decoding device, electronic device, and decoding method |
JP4366277B2 (ja) * | 2004-09-21 | 2009-11-18 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその制御方法 |
US20060098001A1 (en) * | 2004-10-26 | 2006-05-11 | Lai Jimmy K L | System and method for effectively preventing image tearing artifacts in displayed image data |
JP4342424B2 (ja) * | 2004-11-11 | 2009-10-14 | 株式会社東芝 | 映像信号処理装置 |
US7623183B2 (en) * | 2005-06-29 | 2009-11-24 | Novatek Microelectronics Corp. | Frame rate adjusting method and apparatus for displaying video on interlace display devices |
CN101789236B (zh) * | 2009-01-23 | 2013-07-03 | 瑞昱半导体股份有限公司 | 控制画面输入与输出的装置 |
TWI424430B (zh) * | 2009-01-23 | 2014-01-21 | Realtek Semiconductor Corp | 控制畫面輸入與輸出之裝置與方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR0185927B1 (ko) * | 1995-09-29 | 1999-05-01 | 김광호 | 입력비트열의 프레임레이트를 변환하는 영상복호화장치 및 방법 |
KR100215824B1 (ko) * | 1996-04-09 | 1999-08-16 | 구자홍 | 엠펙 디코더의 프레임 메모리 및 영상 데이타 디코딩방법 |
US6118491A (en) * | 1997-02-20 | 2000-09-12 | Lsi Logic Corporation | System and method for enforcing interlaced field synchronization in the presence of broken alternation in an MPEG video datastream |
US6151075A (en) * | 1997-06-11 | 2000-11-21 | Lg Electronics Inc. | Device and method for converting frame rate |
-
1998
- 1998-03-02 JP JP4960698A patent/JP3282577B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-03-02 US US09/260,871 patent/US6445419B1/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100359111B1 (ko) * | 2000-07-21 | 2002-11-04 | 삼성전자 주식회사 | 필드 및/또는 프레임 레이트 변환방법 및 장치 |
KR100359112B1 (ko) * | 2000-07-22 | 2002-11-04 | 삼성전자 주식회사 | 필드 및/또는 프레임 레이트 변환방법 및 장치 |
US7012648B2 (en) | 2001-04-02 | 2006-03-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image conversion method and image conversion apparatus |
KR101000580B1 (ko) | 2002-08-16 | 2010-12-10 | 소니 주식회사 | 화상 처리 장치 및 화상 처리 방법, 및 기록 매체 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3282577B2 (ja) | 2002-05-13 |
US6445419B1 (en) | 2002-09-03 |
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