JPH1093920A - Mpeg2スロー再生装置 - Google Patents
Mpeg2スロー再生装置Info
- Publication number
- JPH1093920A JPH1093920A JP24497096A JP24497096A JPH1093920A JP H1093920 A JPH1093920 A JP H1093920A JP 24497096 A JP24497096 A JP 24497096A JP 24497096 A JP24497096 A JP 24497096A JP H1093920 A JPH1093920 A JP H1093920A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mpeg2
- motion vector
- slow playback
- code
- slow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/50—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
- H04N19/503—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
- H04N19/51—Motion estimation or motion compensation
- H04N19/577—Motion compensation with bidirectional frame interpolation, i.e. using B-pictures
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/78—Television signal recording using magnetic recording
- H04N5/782—Television signal recording using magnetic recording on tape
- H04N5/783—Adaptations for reproducing at a rate different from the recording rate
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 MPEG2を滑らかにスロー再生することが
できるMPEG2スロー再生装置を提供すること。 【解決手段】 データとして動きベクトルmvを含み、且
つフレーム/フィールド構造を有するMPEG2符号を
画像にデコードするMPEG2デコーダ1において、動
きベクトルmvから、N倍スロー再生のために補間する
(N−1)個の補間フレーム/フィールド用の夫々の補
間用動きベクトルを演算する動ベクトル演算回路18を
備えており、MPEG2デコーダ1は、動ベクトル演算
回路18において演算された(N−1)個の補間用動き
ベクトルを用いてN個の画像をデコードすることによ
り、スロー再生を滑らかに行う。
できるMPEG2スロー再生装置を提供すること。 【解決手段】 データとして動きベクトルmvを含み、且
つフレーム/フィールド構造を有するMPEG2符号を
画像にデコードするMPEG2デコーダ1において、動
きベクトルmvから、N倍スロー再生のために補間する
(N−1)個の補間フレーム/フィールド用の夫々の補
間用動きベクトルを演算する動ベクトル演算回路18を
備えており、MPEG2デコーダ1は、動ベクトル演算
回路18において演算された(N−1)個の補間用動き
ベクトルを用いてN個の画像をデコードすることによ
り、スロー再生を滑らかに行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG2デコー
ダに関し、特に、MPEG2をスロー再生するMPEG
2スロー再生装置に関する。
ダに関し、特に、MPEG2をスロー再生するMPEG
2スロー再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MPEG(Moving Picture Experts Gro
up/Moving Picture Image Coding Experts Group)と
は、カラー動画像符号化方式の標準化作業を進めるIS
O(国際標準化機構)とIEC(国際電気標準会議)が
共同で作業を進めるJTC1(情報処理関連国際標準化
技術委員会)の下部組織の名称であり、また、この組織
で標準化された符号化方式の呼称でもある。
up/Moving Picture Image Coding Experts Group)と
は、カラー動画像符号化方式の標準化作業を進めるIS
O(国際標準化機構)とIEC(国際電気標準会議)が
共同で作業を進めるJTC1(情報処理関連国際標準化
技術委員会)の下部組織の名称であり、また、この組織
で標準化された符号化方式の呼称でもある。
【0003】現在、MPEG符号化方式には、MPEG
1,MPEG2,MPEG4の3方式があり、特に、M
PEG2(MPEG Phase-2)は、既に標準化された符
号化方式であると共に、DVD等の蓄積メディアやデジ
タル放送を対象としているものである。尚、このMPE
G2方式の符号(以下、MPEG2符号)には、動きベ
クトルがデータとして含まれている。
1,MPEG2,MPEG4の3方式があり、特に、M
PEG2(MPEG Phase-2)は、既に標準化された符
号化方式であると共に、DVD等の蓄積メディアやデジ
タル放送を対象としているものである。尚、このMPE
G2方式の符号(以下、MPEG2符号)には、動きベ
クトルがデータとして含まれている。
【0004】従来、MPEG2符号をスロー再生するた
めのMPEG2スロー再生装置は、図3に示されるよう
に、MPEG2符号をデコードするためのMPEG2デ
コーダ1と、表示する画像を一度蓄えるための表示バッ
ファ2と、表示バッファ2をコントロールする表示バッ
ファコントロール回路3とを備えていた。
めのMPEG2スロー再生装置は、図3に示されるよう
に、MPEG2符号をデコードするためのMPEG2デ
コーダ1と、表示する画像を一度蓄えるための表示バッ
ファ2と、表示バッファ2をコントロールする表示バッ
ファコントロール回路3とを備えていた。
【0005】更に詳しくは、MPEG2デコーダ1は、
入力されたMPEG2符号を一度蓄えるための符号バッ
ファ11と、可変長符号を復号するための可変長復号化
回路12と、逆量子化を行うための逆量子化回路13
と、逆離散コサイン変換(逆DCT)を行うための逆D
CT回路14と、画像メモリ15と、動き保証回路16
aと、加算器17とを備えている。
入力されたMPEG2符号を一度蓄えるための符号バッ
ファ11と、可変長符号を復号するための可変長復号化
回路12と、逆量子化を行うための逆量子化回路13
と、逆離散コサイン変換(逆DCT)を行うための逆D
CT回路14と、画像メモリ15と、動き保証回路16
aと、加算器17とを備えている。
【0006】このような構成を備えた従来のMPEG2
スロー再生装置においては、MPEG2デコーダ1(即
ち、符号バッファ1と、可変長復号化回路12と、逆量
子化回路13と、逆DCT回路14と、画像メモリ15
と、動き補償回路16aと)によりデコードした画像
を、一度表示用バッファ2に格納し、表示バッファコン
トロール回路3により、N倍スローの際には、同じ画像
をN回表示する様に、表示バッファ2をコントロールし
て、MPEG2のスロー再生を実現していた。
スロー再生装置においては、MPEG2デコーダ1(即
ち、符号バッファ1と、可変長復号化回路12と、逆量
子化回路13と、逆DCT回路14と、画像メモリ15
と、動き補償回路16aと)によりデコードした画像
を、一度表示用バッファ2に格納し、表示バッファコン
トロール回路3により、N倍スローの際には、同じ画像
をN回表示する様に、表示バッファ2をコントロールし
て、MPEG2のスロー再生を実現していた。
【0007】より具体的には、例えば、3倍スローの際
には、図4に示されるように、斜線で示された画像を3
回ずつ繰り返して表示することにより、スロー再生が行
われていた。
には、図4に示されるように、斜線で示された画像を3
回ずつ繰り返して表示することにより、スロー再生が行
われていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
MPEG2スロー再生装置においては、前述したよう
に、同じ画像をN回繰り返して表示し、更に、次の画像
に切り換えて、該次の画像をN回繰り返して表示するこ
とにより、N倍スローを実現していたため、スロー再生
された画像が、画像切り替わり時に不自然な動作印象を
与えるという問題点を有していた。
MPEG2スロー再生装置においては、前述したよう
に、同じ画像をN回繰り返して表示し、更に、次の画像
に切り換えて、該次の画像をN回繰り返して表示するこ
とにより、N倍スローを実現していたため、スロー再生
された画像が、画像切り替わり時に不自然な動作印象を
与えるという問題点を有していた。
【0009】尚、フレームあるいはフィールド毎に記録
された映像をスローな映像に再生する場合に動きのスム
ーズな再生映像を提供するスロー再生装置としては、特
開平6−178270号公報に開示されているものが挙
げられる。しかしながら、該公報に記載されたスロー再
生装置は、複数のフレーム等から該複数のフレーム等間
の動きベクトルを予測して補間用のフレームを生成する
というアナログ的な処理を講じており、構成が複雑にな
るだけでなく、MPEG2の有するデジタル的な利点を
活かせるものではなかった。
された映像をスローな映像に再生する場合に動きのスム
ーズな再生映像を提供するスロー再生装置としては、特
開平6−178270号公報に開示されているものが挙
げられる。しかしながら、該公報に記載されたスロー再
生装置は、複数のフレーム等から該複数のフレーム等間
の動きベクトルを予測して補間用のフレームを生成する
というアナログ的な処理を講じており、構成が複雑にな
るだけでなく、MPEG2の有するデジタル的な利点を
活かせるものではなかった。
【0010】そこで、本発明の目的は、MPEG2のス
ロー再生画像を滑らかにすることができるMPEG2ス
ロー再生装置を提供することにある。
ロー再生画像を滑らかにすることができるMPEG2ス
ロー再生装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、MPEG2符
号に含まれる動きベクトルから、補間するためのフレー
ム又はフィールド用の動きベクトル(補間用動きベクト
ル)を演算して該補間用動きベクトルを用いてデコード
することにより、上述した課題である滑らかなスロー再
生を可能とするものである。
号に含まれる動きベクトルから、補間するためのフレー
ム又はフィールド用の動きベクトル(補間用動きベクト
ル)を演算して該補間用動きベクトルを用いてデコード
することにより、上述した課題である滑らかなスロー再
生を可能とするものである。
【0012】具体的には、本発明は、上述した課題を解
決するための手段として、次に示す構成を備えたMPE
G2スロー再生装置を提供する。
決するための手段として、次に示す構成を備えたMPE
G2スロー再生装置を提供する。
【0013】即ち、本発明によれば、データとして動き
ベクトルを含み、且つフレーム構造を有するMPEG2
符号を画像にデコードするためのMPEG2デコーダを
備えており、MPEG2符号のN倍スロー再生を行うM
PEG2スロー再生装置において、前記MPEG2デコ
ーダは、前記MPEG2符号に含まれる前記動きベクト
ルから、N倍スロー再生のために補間する(N−1)個
のフレーム用の各動きベクトルである(N−1)個の補
間用動きベクトルを演算するための動ベクトル演算回路
を備えており、該動ベクトル演算回路において演算され
た前記(N−1)個の補間用動きベクトルを用いてN個
の画像をデコードすることにより、スロー再生を滑らか
に行うことができることを特徴とするMPEG2スロー
再生装置が得られる。
ベクトルを含み、且つフレーム構造を有するMPEG2
符号を画像にデコードするためのMPEG2デコーダを
備えており、MPEG2符号のN倍スロー再生を行うM
PEG2スロー再生装置において、前記MPEG2デコ
ーダは、前記MPEG2符号に含まれる前記動きベクト
ルから、N倍スロー再生のために補間する(N−1)個
のフレーム用の各動きベクトルである(N−1)個の補
間用動きベクトルを演算するための動ベクトル演算回路
を備えており、該動ベクトル演算回路において演算され
た前記(N−1)個の補間用動きベクトルを用いてN個
の画像をデコードすることにより、スロー再生を滑らか
に行うことができることを特徴とするMPEG2スロー
再生装置が得られる。
【0014】また、本発明によれば、データとして動き
ベクトルを含み、且つフィールド構造を有するMPEG
2符号を画像にデコードするためのMPEG2デコーダ
を備えており、MPEG2符号のN倍スロー再生を行う
MPEG2スロー再生装置において、前記MPEGデコ
ーダは、前記MPEG2符号に含まれる前記動きベクト
ルから、N倍スロー再生のために補間する(N−1)個
のフィールド用の各動きベクトルである(N−1)個の
補間用動きベクトルを演算するための動ベクトル演算回
路を備えており、該動ベクトル演算回路において演算さ
れた前記(N−1)個の補間用動きベクトルを用いてN
個の画像をデコードすることにより、スロー再生を滑ら
かに行うことができることを特徴とするMPEG2スロ
ー再生装置が得られる。
ベクトルを含み、且つフィールド構造を有するMPEG
2符号を画像にデコードするためのMPEG2デコーダ
を備えており、MPEG2符号のN倍スロー再生を行う
MPEG2スロー再生装置において、前記MPEGデコ
ーダは、前記MPEG2符号に含まれる前記動きベクト
ルから、N倍スロー再生のために補間する(N−1)個
のフィールド用の各動きベクトルである(N−1)個の
補間用動きベクトルを演算するための動ベクトル演算回
路を備えており、該動ベクトル演算回路において演算さ
れた前記(N−1)個の補間用動きベクトルを用いてN
個の画像をデコードすることにより、スロー再生を滑ら
かに行うことができることを特徴とするMPEG2スロ
ー再生装置が得られる。
【0015】更に、本発明によれば、前記いずれかのM
PEG2スロー再生装置において、前記動ベクトル演算
回路は、N倍スロー再生を行うために、前記MPEG2
符号に含まれる前記動きベクトルをN分割して得られる
基本補間用動きベクトルの1倍乃至(N−1)倍の値を
有する前記(N−1)個の各補間用動きベクトルを演算
することを特徴とするMPEG2スロー再生装置が得ら
れる。
PEG2スロー再生装置において、前記動ベクトル演算
回路は、N倍スロー再生を行うために、前記MPEG2
符号に含まれる前記動きベクトルをN分割して得られる
基本補間用動きベクトルの1倍乃至(N−1)倍の値を
有する前記(N−1)個の各補間用動きベクトルを演算
することを特徴とするMPEG2スロー再生装置が得ら
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
いて、図面を参照して説明する。
【0017】本実施の形態のMPEG2スロー再生装置
は、図1に示されるように、MPEG2符号をデコード
するためのMPEG2デコーダ1と、表示する画像を一
度蓄えるための表示バッファ2と、表示バッファ2をコ
ントロールする表示バッファコントロール回路3とを備
えている。
は、図1に示されるように、MPEG2符号をデコード
するためのMPEG2デコーダ1と、表示する画像を一
度蓄えるための表示バッファ2と、表示バッファ2をコ
ントロールする表示バッファコントロール回路3とを備
えている。
【0018】更に詳しくは、MPEG2デコーダ1は、
入力されたMPEG2符号を一度蓄えるための符号バッ
ファ11と、可変長符号を復号するための可変長復号化
回路12と、逆量子化を行うための逆量子化回路13
と、逆DCT(Discrete Cosine Transform )を行うた
めの逆DCT回路14と、画像メモリ15と、動き保証
回路16と、加算器17とを備えている。
入力されたMPEG2符号を一度蓄えるための符号バッ
ファ11と、可変長符号を復号するための可変長復号化
回路12と、逆量子化を行うための逆量子化回路13
と、逆DCT(Discrete Cosine Transform )を行うた
めの逆DCT回路14と、画像メモリ15と、動き保証
回路16と、加算器17とを備えている。
【0019】また、本実施の形態においては、動き補償
回路16は、MPEG2符号に含まれている動きベクト
ルmvから、所望の値の動きベクトルを演算するための動
ベクトル演算回路18を備えている。
回路16は、MPEG2符号に含まれている動きベクト
ルmvから、所望の値の動きベクトルを演算するための動
ベクトル演算回路18を備えている。
【0020】このような構成を備えた本実施の形態のM
PEG2スロー再生装置においては、MPEG2符号を
デコードする際に、図2に示されるように、動ベクトル
演算回路18にて、MPEG2符号に含まれている動き
ベクトルmvをN分の1に分割して得られる基本補間用動
きベクトルmv/Nの1倍乃至(N−1)倍の値を有する
各補間用動きベクトル、即ち、mv/N、2mv/N、3mv
/N、・・・、M*mv/N、・・・・、mv(N−1)/
Nを演算して、動きベクトルをmvN/N、mv(N−1)
/N、・・・、M*mv/N、・・・、3mv/N、2mv/
N、mv/Nと変化させながら、オリジナルのフレーム又
はフィールドとN−1個分の補間フレーム又はフィール
ドとを含むN個分の画像をデコードして、計N個分の画
像を表示バッファ2に書き込み、表示バッファコントロ
ール回路3により、該表示バッファ2をコントロールし
て、順次N個分の画像を出力して、N倍スロー再生を行
う。ここで、Mは、1以上N以下の整数である。
PEG2スロー再生装置においては、MPEG2符号を
デコードする際に、図2に示されるように、動ベクトル
演算回路18にて、MPEG2符号に含まれている動き
ベクトルmvをN分の1に分割して得られる基本補間用動
きベクトルmv/Nの1倍乃至(N−1)倍の値を有する
各補間用動きベクトル、即ち、mv/N、2mv/N、3mv
/N、・・・、M*mv/N、・・・・、mv(N−1)/
Nを演算して、動きベクトルをmvN/N、mv(N−1)
/N、・・・、M*mv/N、・・・、3mv/N、2mv/
N、mv/Nと変化させながら、オリジナルのフレーム又
はフィールドとN−1個分の補間フレーム又はフィール
ドとを含むN個分の画像をデコードして、計N個分の画
像を表示バッファ2に書き込み、表示バッファコントロ
ール回路3により、該表示バッファ2をコントロールし
て、順次N個分の画像を出力して、N倍スロー再生を行
う。ここで、Mは、1以上N以下の整数である。
【0021】また、このような処理は、MPEG2符号
の構造が、フレーム構造の場合においてはフレーム単位
に、フィールド構造の場合においてはフィールド単位に
行われるものとする。
の構造が、フレーム構造の場合においてはフレーム単位
に、フィールド構造の場合においてはフィールド単位に
行われるものとする。
【0022】このように本実施の形態においては、MP
EG2符号に含まれる動きベクトルを用いて、動ベクト
ル演算回路18で、補間フレーム又はフィールドのため
に順次変化する動きベクトルを演算し、該順次変化する
動きベクトルを有する補間フレーム又はフィールドをM
PEG2デコーダ1でデコードすることにより、MPE
G2のスロー再生を滑らかにすることができる。
EG2符号に含まれる動きベクトルを用いて、動ベクト
ル演算回路18で、補間フレーム又はフィールドのため
に順次変化する動きベクトルを演算し、該順次変化する
動きベクトルを有する補間フレーム又はフィールドをM
PEG2デコーダ1でデコードすることにより、MPE
G2のスロー再生を滑らかにすることができる。
【0023】尚、本実施の形態において、各補間用動き
ベクトルは、基本補間用動きベクトルmv/Nの1倍乃至
(N−1)倍の値を有するものとして説明してきたが、
スロー再生時に滑らかになれば、他の形態の値を有して
いても良く、本実施の形態に制限されるものではない。
ベクトルは、基本補間用動きベクトルmv/Nの1倍乃至
(N−1)倍の値を有するものとして説明してきたが、
スロー再生時に滑らかになれば、他の形態の値を有して
いても良く、本実施の形態に制限されるものではない。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、MPEG2符号に含まれる動きベクトルから補間フ
レーム又はフィールドのための補間用動きベクトルを演
算して、該補間用動きベクトルを有する各補間フレーム
又はフィールドをデコードすることにより、滑らかなス
ロー再生を可能としたMPEG2スロー再生装置が得ら
れる。
ば、MPEG2符号に含まれる動きベクトルから補間フ
レーム又はフィールドのための補間用動きベクトルを演
算して、該補間用動きベクトルを有する各補間フレーム
又はフィールドをデコードすることにより、滑らかなス
ロー再生を可能としたMPEG2スロー再生装置が得ら
れる。
【図1】本発明の実施の形態のMPEG2スロー再生装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態のMPEG2スロー再生装
置におけるスロー再生処理の一例を示す図である。
置におけるスロー再生処理の一例を示す図である。
【図3】従来のMPEG2スロー再生装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】従来のMPEG2スロー再生装置におけるスロ
ー再生処理の一例を示す図である。
ー再生処理の一例を示す図である。
1 MPEG2デコーダ 2 表示バッファ 3 表示バッファコントロール回路 11 符号バッファ 12 可変長復号化回路 13 逆量子化回路 14 逆DCT回路 15 画像メモリ 16 動き補償回路 17 加算器 18 動ベクトル演算回路
Claims (3)
- 【請求項1】 データとして動きベクトルを含み、且つ
フレーム構造を有するMPEG2符号を画像にデコード
するためのMPEG2デコーダを備えており、MPEG
2符号のN倍スロー再生を行うMPEG2スロー再生装
置において、 前記MPEG2デコーダは、 前記MPEG2符号に含まれる前記動きベクトルから、
N倍スロー再生のために補間する(N−1)個のフレー
ム用の各動きベクトルである(N−1)個の補間用動き
ベクトルを演算するための動ベクトル演算回路を備えて
おり、 該動ベクトル演算回路において演算された前記(N−
1)個の補間用動きベクトルを用いてN個の画像をデコ
ードすることにより、 スロー再生を滑らかに行うことができることを特徴とす
るMPEG2スロー再生装置。 - 【請求項2】 データとして動きベクトルを含み、且つ
フィールド構造を有するMPEG2符号を画像にデコー
ドするためのMPEG2デコーダを備えており、MPE
G2符号のN倍スロー再生を行うMPEG2スロー再生
装置において、 前記MPEG2デコーダは、 前記MPEG2符号に含まれる前記動きベクトルから、
N倍スロー再生のために補間する(N−1)個のフィー
ルド用の各動きベクトルである(N−1)個の補間用動
きベクトルを演算するための動ベクトル演算回路を備え
ており、 該動ベクトル演算回路において演算された前記(N−
1)個の補間用動きベクトルを用いてN個の画像をデコ
ードすることにより、 スロー再生を滑らかに行うことができることを特徴とす
るMPEG2スロー再生装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
のMPEG2スロー再生装置において、 前記動ベクトル演算回路は、N倍スロー再生を行うため
に、前記MPEG2符号に含まれる前記動きベクトルを
N分割して得られる基本補間用動きベクトルの1倍乃至
(N−1)倍の値を有する前記(N−1)個の各補間用
動きベクトルを演算することを特徴とするMPEG2ス
ロー再生装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24497096A JPH1093920A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | Mpeg2スロー再生装置 |
US08/932,220 US5982440A (en) | 1996-09-17 | 1997-09-17 | Method and apparatus for producing slow-motion picture signal changing smoothly from compression coded picture signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24497096A JPH1093920A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | Mpeg2スロー再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1093920A true JPH1093920A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17126668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24497096A Pending JPH1093920A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | Mpeg2スロー再生装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5982440A (ja) |
JP (1) | JPH1093920A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100434740B1 (ko) * | 2001-11-09 | 2004-06-10 | 주식회사 휴맥스 | 디지털 방송 프로그램에서의 저배속 재생방법 |
KR100813436B1 (ko) | 2006-12-21 | 2008-03-13 | 주식회사 휴맥스 | 영상 재생 장치 및 영상 재생 방법 |
JP2009021963A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Sony Corp | 映像処理装置、映像処理方法、及びプログラム |
JP2011019003A (ja) * | 2009-07-07 | 2011-01-27 | Canon Inc | 映像再生装置及び映像再生方法 |
JP2012142874A (ja) * | 2011-01-06 | 2012-07-26 | Sony Corp | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
JP2014197800A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社東芝 | 動画再生装置 |
US9485453B2 (en) | 2013-09-10 | 2016-11-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Moving image player device |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3781194B2 (ja) * | 1995-10-20 | 2006-05-31 | ノキア コーポレイション | 動きベクトルフィールド符号化 |
US6351545B1 (en) | 1999-12-14 | 2002-02-26 | Dynapel Systems, Inc. | Motion picture enhancing system |
WO2001045036A1 (en) * | 1999-12-14 | 2001-06-21 | Dynapel Systems, Inc. | Slow motion system |
US6433839B1 (en) * | 2000-03-29 | 2002-08-13 | Hourplace, Llc | Methods for generating image set or series with imperceptibly different images, systems therefor and applications thereof |
US6665450B1 (en) * | 2000-09-08 | 2003-12-16 | Avid Technology, Inc. | Interpolation of a sequence of images using motion analysis |
US20020149696A1 (en) * | 2001-02-23 | 2002-10-17 | Eastman Kodak Company | Method for presenting improved motion image sequences |
US7545957B2 (en) * | 2001-04-20 | 2009-06-09 | Avid Technology, Inc. | Analyzing motion of characteristics in images |
US7043058B2 (en) * | 2001-04-20 | 2006-05-09 | Avid Technology, Inc. | Correcting motion vector maps for image processing |
US7194676B2 (en) | 2002-03-01 | 2007-03-20 | Avid Technology, Inc. | Performance retiming effects on synchronized data in an editing system |
US20050162565A1 (en) * | 2003-12-29 | 2005-07-28 | Arcsoft, Inc. | Slow motion processing of digital video data |
KR20060132877A (ko) * | 2004-01-22 | 2006-12-22 | 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 모션 보상 시간적 보간법을 사용하여 비디오를디인터레이스하기 위한 방법 및 장치 |
JP4839128B2 (ja) * | 2006-05-10 | 2011-12-21 | 矢崎総業株式会社 | グラフィックメータ表示装置 |
JP4839131B2 (ja) * | 2006-05-17 | 2011-12-21 | 矢崎総業株式会社 | グラフィックメータ表示装置 |
US10931968B2 (en) * | 2017-07-31 | 2021-02-23 | Nokia Technologies Oy | Method and apparatus for encoding or decoding video content including regions having looping videos of different loop lengths |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5542008A (en) * | 1990-02-28 | 1996-07-30 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Method of and apparatus for compressing image representing signals |
US5351083A (en) * | 1991-10-17 | 1994-09-27 | Sony Corporation | Picture encoding and/or decoding system |
JP2621747B2 (ja) * | 1992-10-06 | 1997-06-18 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置 |
JPH06178270A (ja) * | 1992-12-01 | 1994-06-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像再生装置 |
US5815646A (en) * | 1993-04-13 | 1998-09-29 | C-Cube Microsystems | Decompression processor for video applications |
PL175445B1 (pl) * | 1993-11-08 | 1998-12-31 | Sony Corp | Sposób i urządzenie do kodowania sygnału wizyjnego |
JP3281742B2 (ja) * | 1995-02-16 | 2002-05-13 | アルパイン株式会社 | ディスクプレーヤー |
TW322238U (en) * | 1995-06-06 | 1997-12-01 | Nippon Steel Corp | A moving picture signal decoder |
-
1996
- 1996-09-17 JP JP24497096A patent/JPH1093920A/ja active Pending
-
1997
- 1997-09-17 US US08/932,220 patent/US5982440A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100434740B1 (ko) * | 2001-11-09 | 2004-06-10 | 주식회사 휴맥스 | 디지털 방송 프로그램에서의 저배속 재생방법 |
KR100813436B1 (ko) | 2006-12-21 | 2008-03-13 | 주식회사 휴맥스 | 영상 재생 장치 및 영상 재생 방법 |
JP2009021963A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Sony Corp | 映像処理装置、映像処理方法、及びプログラム |
JP4518111B2 (ja) * | 2007-07-13 | 2010-08-04 | ソニー株式会社 | 映像処理装置、映像処理方法、及びプログラム |
JP2011019003A (ja) * | 2009-07-07 | 2011-01-27 | Canon Inc | 映像再生装置及び映像再生方法 |
US8681269B2 (en) | 2009-07-07 | 2014-03-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Video reproduction apparatus and video reproducing method |
JP2012142874A (ja) * | 2011-01-06 | 2012-07-26 | Sony Corp | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
JP2014197800A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社東芝 | 動画再生装置 |
US9485453B2 (en) | 2013-09-10 | 2016-11-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Moving image player device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5982440A (en) | 1999-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1093920A (ja) | Mpeg2スロー再生装置 | |
JP3161017B2 (ja) | 動画像復号化装置 | |
JP2570384B2 (ja) | 動画像信号の符号化・復号化方式 | |
US6538658B1 (en) | Methods and apparatus for processing DVD video | |
JP4863333B2 (ja) | 高分解能静止画像を創出するための方法及び装置 | |
JP5090158B2 (ja) | 映像情報記録装置、映像情報記録方法、映像情報記録プログラム、及び映像情報記録プログラムを記録した記録媒体 | |
JPH06326615A (ja) | 可変長コードのコードストリームをデコードする方法及び装置 | |
JPH06326996A (ja) | 圧縮されたビデオデータをデコードする方法及び装置 | |
JPH10191259A (ja) | Mpegビデオの反転再生方法 | |
JPH06339115A (ja) | 画像符号化装置及び記録媒体 | |
JP3221785B2 (ja) | 撮像装置 | |
KR100546329B1 (ko) | 역방향 재생 방법 및 장치 | |
JP3282577B2 (ja) | 画像処理装置 | |
US6882687B2 (en) | Compressed image data reproducing apparatus and method thereof | |
JP2006148615A (ja) | 復号化装置および符号化方法をコンピュータに実行させるためのプログラム | |
JPH08280022A (ja) | 符号化ビデオ信号の復号化方法及び装置 | |
JP2003179921A (ja) | 符号化映像復号化装置 | |
JP2003333540A (ja) | フレームレート変換装置及びそれを用いた映像表示装置、テレビジョン放送受信装置 | |
US6040862A (en) | Coding method and recording and reproducing apparatus | |
JP3061125B2 (ja) | Mpeg画像再生装置およびmpeg画像再生方法 | |
JP3159327B2 (ja) | 動画像データ復号化装置 | |
JPH10174094A (ja) | 映像復号化装置 | |
JP3128393B2 (ja) | 圧縮動画像再生装置 | |
JPH11289515A (ja) | 画像信号処理装置及び方法、画像信号記録装置及び方法並びに記録媒体 | |
JPH0678279A (ja) | ピクチャ生成方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990616 |