JPH11250299A - コイン機構 - Google Patents
コイン機構Info
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- JPH11250299A JPH11250299A JP10359888A JP35988898A JPH11250299A JP H11250299 A JPH11250299 A JP H11250299A JP 10359888 A JP10359888 A JP 10359888A JP 35988898 A JP35988898 A JP 35988898A JP H11250299 A JPH11250299 A JP H11250299A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coin
- coins
- cassette
- cash box
- coin mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F9/00—Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
- G07F9/06—Coin boxes
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D1/00—Coin dispensers
- G07D1/02—Coin dispensers giving change
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、同一機能を有する知られている販
売機より小型に作ることができるコイン機構を提供す
る。 【解決手段】 コイン機構は、コイン機構のコイン分配
器の上方に配置された金銭箱を含む。
売機より小型に作ることができるコイン機構を提供す
る。 【解決手段】 コイン機構は、コイン機構のコイン分配
器の上方に配置された金銭箱を含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に自動販売機な
どで使用されるコイン機構と、この機構で使用される、
コインを貯蔵および分配するための取りはずしかつ交換
可能なカセットに関する。
どで使用されるコイン機構と、この機構で使用される、
コインを貯蔵および分配するための取りはずしかつ交換
可能なカセットに関する。
【０００２】
【従来の技術】知られているコイン式自動販売機では、
コイン機構は、入れられたコインを収容してその受諾性
を検査するために備えられている。受諾可能なコイン
は、各々がそれぞれの金種のコインを貯蔵しかつつり銭
として分配するための複数のコイン貯蔵管に送られる
か、または、特定の金種用のコイン管がつり銭として不
要なために備えられていない場合もしくは適当な管がい
っぱいになっている場合、別の金銭箱に送られる。金銭
箱は、自動販売機内でコイン機構から離れた位置にある
が、通路でコイン機構に接続されている。コインは、サ
ービスマンによって定期的に金銭箱から集められる。コ
イン貯蔵管は、たとえばＧＢ−Ａ−２ ２４６８９７に
開示されているように、コイン検査機構から取りはずし
て交換可能なカセット内に配置されている。
コイン機構は、入れられたコインを収容してその受諾性
を検査するために備えられている。受諾可能なコイン
は、各々がそれぞれの金種のコインを貯蔵しかつつり銭
として分配するための複数のコイン貯蔵管に送られる
か、または、特定の金種用のコイン管がつり銭として不
要なために備えられていない場合もしくは適当な管がい
っぱいになっている場合、別の金銭箱に送られる。金銭
箱は、自動販売機内でコイン機構から離れた位置にある
が、通路でコイン機構に接続されている。コインは、サ
ービスマンによって定期的に金銭箱から集められる。コ
イン貯蔵管は、たとえばＧＢ−Ａ−２ ２４６８９７に
開示されているように、コイン検査機構から取りはずし
て交換可能なカセット内に配置されている。
【０００３】上述のコイン貯蔵管及び金銭箱を備えたコ
イン機構を含む配置は、自動販売機内で比較的大きなス
ペースを取っている。そのため、卓上に置くように設計
されたもの（たとえば、オフィス用のコーヒー販売機）
のような、より小型の自動販売機では、金銭箱は備えて
いるがコイン貯蔵管は備えないのが有益である。このよ
うな販売機の主な欠点は、つり銭を与えることができ
ず、したがって、使用しようとしている人が取り引きに
適する小銭を持っていない場合、販売し損なうことであ
る。
イン機構を含む配置は、自動販売機内で比較的大きなス
ペースを取っている。そのため、卓上に置くように設計
されたもの（たとえば、オフィス用のコーヒー販売機）
のような、より小型の自動販売機では、金銭箱は備えて
いるがコイン貯蔵管は備えないのが有益である。このよ
うな販売機の主な欠点は、つり銭を与えることができ
ず、したがって、使用しようとしている人が取り引きに
適する小銭を持っていない場合、販売し損なうことであ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明は、コイン分配手段と、コイン分配手段
の上方で使用するように配置された金銭箱とからなるコ
イン機構を提供する。たとえば、金銭箱は、コイン機構
において通常分配管で占められているスペースかまたは
分配管の近くのスペース取り付けられる。その結果、コ
イン機構は、同一機能を有する知られている販売機より
小型に作ることができる。また、分配手段より上方に金
銭箱を置くことによって、金銭箱は、分配手段を使用し
てからにすることができる。
の手段】本発明は、コイン分配手段と、コイン分配手段
の上方で使用するように配置された金銭箱とからなるコ
イン機構を提供する。たとえば、金銭箱は、コイン機構
において通常分配管で占められているスペースかまたは
分配管の近くのスペース取り付けられる。その結果、コ
イン機構は、同一機能を有する知られている販売機より
小型に作ることができる。また、分配手段より上方に金
銭箱を置くことによって、金銭箱は、分配手段を使用し
てからにすることができる。
【０００５】また、本発明は、コイン機構で使用され、
コイン機構に取りはずして交換可能なカセットであっ
て、金銭箱を含むカセットも提供する。
コイン機構に取りはずして交換可能なカセットであっ
て、金銭箱を含むカセットも提供する。
【０００６】また、本発明は、コイン排除通路と金銭箱
からなるコイン機構であって、コインがコイン排除通路
を通って金銭箱から移されるコイン機構も提供する。ま
た、本発明は、コイン返却トレイと金銭箱からなるコイ
ン機構であって、コインがコイン返却トレイを通って金
銭箱から移されるコイン機構も提供する。その結果、金
銭箱からコインを集めるのがより容易になる。
からなるコイン機構であって、コインがコイン排除通路
を通って金銭箱から移されるコイン機構も提供する。ま
た、本発明は、コイン返却トレイと金銭箱からなるコイ
ン機構であって、コインがコイン返却トレイを通って金
銭箱から移されるコイン機構も提供する。その結果、金
銭箱からコインを集めるのがより容易になる。
【０００７】さらに、本発明は、金銭箱または予め定め
られた場所に嵌合可能な１個以上の他の貯蔵装置のどち
らかを選択することを含むコイン機構の組み立て方法も
提供する。
られた場所に嵌合可能な１個以上の他の貯蔵装置のどち
らかを選択することを含むコイン機構の組み立て方法も
提供する。
【０００８】さらに、本発明は、単一金種貯蔵装置を含
むコイン機構またはコイン機構に使用されるカセット
を、コインを分配するのに適合させる方法であって、１
個以上の上記貯蔵装置を金銭箱と置き換えることを含む
方法も提供する。
むコイン機構またはコイン機構に使用されるカセット
を、コインを分配するのに適合させる方法であって、１
個以上の上記貯蔵装置を金銭箱と置き換えることを含む
方法も提供する。
【０００９】さらに、本発明は、コイン機構にユニット
として取り付けるのに適しており、ハウジングを含むコ
イン貯蔵装置を組み立てる方法であって、金銭箱をハウ
ジングに取り付けることを含む方法も提供する。
として取り付けるのに適しており、ハウジングを含むコ
イン貯蔵装置を組み立てる方法であって、金銭箱をハウ
ジングに取り付けることを含む方法も提供する。
【００１０】
【実施例】本発明の実施例は、添付図面を参照しながら
下記に説明される。本発明の第１の実施例は、図１，２
及び３を参照しながら説明される。
下記に説明される。本発明の第１の実施例は、図１，２
及び３を参照しながら説明される。
【００１１】図１は、自動販売機（図示しない）に使用
される、参照番号１で一般的に示されるコイン機構を示
す。コイン機構は、コイン入口６に入れられるコインの
有効性を検査するコイン確認器４と、入れられたコイン
を有効性検査の結果にしたがって経路指示するコイン分
離器８とを支持するメインフレーム２を含む。
される、参照番号１で一般的に示されるコイン機構を示
す。コイン機構は、コイン入口６に入れられるコインの
有効性を検査するコイン確認器４と、入れられたコイン
を有効性検査の結果にしたがって経路指示するコイン分
離器８とを支持するメインフレーム２を含む。
【００１２】コイン分離器は、参照番号１０で一般的に
示されるコイン貯蔵部と、コイン貯蔵部の前面左隅に沿
って伸びているコイン排除通路１２とに接続されてい
る。コイン貯蔵部１０の下方には、コイン貯蔵部からコ
インをつり銭として分配するコイン分配部１４がある。
コイン返却トレイ１６は、コイン機構１の下に配置さ
れ、排除通路１２からのコインまたはコイン貯蔵部１０
から分配されるコインを収容する。コインは、たとえば
消費者によって回収されることになる。
示されるコイン貯蔵部と、コイン貯蔵部の前面左隅に沿
って伸びているコイン排除通路１２とに接続されてい
る。コイン貯蔵部１０の下方には、コイン貯蔵部からコ
インをつり銭として分配するコイン分配部１４がある。
コイン返却トレイ１６は、コイン機構１の下に配置さ
れ、排除通路１２からのコインまたはコイン貯蔵部１０
から分配されるコインを収容する。コインは、たとえば
消費者によって回収されることになる。
【００１３】図２を参照すると、本発明のこの実施例の
回路には、データおよびアドレスバス２０および２２に
接続されたマイクロプロセッサ１８が組み込まれてい
る。別々のバスが示されているが、代わりに、データお
よびアドレス信号を単一バスに多重化することができ
る。また、制御信号用バスも備えることができる。
回路には、データおよびアドレスバス２０および２２に
接続されたマイクロプロセッサ１８が組み込まれてい
る。別々のバスが示されているが、代わりに、データお
よびアドレス信号を単一バスに多重化することができ
る。また、制御信号用バスも備えることができる。
【００１４】マイクロプロセッサ１８は、バス２０およ
び２２を介してリードオンリーメモリ（ＲＯＭ）２４と
ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）２６に接続されてい
る。ＲＯＭ２４は、マイクロプロセッサ１８の動作全体
を制御するプログラムを格納し、ＲＡＭ２６は、マイク
ロプロセッサ１８によりスクラッチパッドメモリとして
使用される。
び２２を介してリードオンリーメモリ（ＲＯＭ）２４と
ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）２６に接続されてい
る。ＲＯＭ２４は、マイクロプロセッサ１８の動作全体
を制御するプログラムを格納し、ＲＡＭ２６は、マイク
ロプロセッサ１８によりスクラッチパッドメモリとして
使用される。
【００１５】マイクロプロセッサ１８、ＲＯＭ２４およ
びＲＡＭ２６は、好適な実施例では、単一集積回路に一
体化される。
びＲＡＭ２６は、好適な実施例では、単一集積回路に一
体化される。
【００１６】また、マイクロプロセッサ１８は、バス２
０および２２を介して、種々の変更パラメータを格納す
るためのＥＡＲＯＭ（電気的に変更可能なリードオンリ
ーメモリ）２８に接続されている。
０および２２を介して、種々の変更パラメータを格納す
るためのＥＡＲＯＭ（電気的に変更可能なリードオンリ
ーメモリ）２８に接続されている。
【００１７】また、マイクロプロセッサ１８は、バス２
０および２２を介して入力／出力回路３０に接続されて
いる。回路３０は、使用者が操作可能なスイッチと、分
配器１６とコイン分離器８のゲートとを動作させる回路
と、コイン確認器４の回路と、累積クレジット値、およ
び、つり銭が利用できるということを保証するには不十
分なコインが貯蔵されている場合の指示を表示して、装
置の使用者が見ることができるディスプレイとを含む。
０および２２を介して入力／出力回路３０に接続されて
いる。回路３０は、使用者が操作可能なスイッチと、分
配器１６とコイン分離器８のゲートとを動作させる回路
と、コイン確認器４の回路と、累積クレジット値、およ
び、つり銭が利用できるということを保証するには不十
分なコインが貯蔵されている場合の指示を表示して、装
置の使用者が見ることができるディスプレイとを含む。
【００１８】また、入力／出力回路３０は、装置の制御
回路と、接続されている自動販売機３２間のインターフ
ェースと、会計検査装置３４への他のインターフェース
も含む。
回路と、接続されている自動販売機３２間のインターフ
ェースと、会計検査装置３４への他のインターフェース
も含む。
【００１９】装置の動作時、マイクロプロセッサ１８
は、確認器からの信号を連続的に検査して、コインが装
置に入れられたかどうかを判定する。クレジットが累積
された時、マイクロプロセッサは、自動販売機からの信
号も検査して、自動販売動作が行われたかどうかを判定
する。マイクロプロセッサ１８で受け取られる種々の信
号に応じて、ＲＯＭ２４に格納されているプログラムの
種々の部分が実行される。したがって、マイクロプロセ
ッサは、分離器８のゲートを制御してコインを必要な場
所へ送り届けるように整えられており、また、関連情報
を装置のディスプレイに表示せしめると共に、信号を自
動販売機に送って自動販売動作を許可したりしなかった
りするように動作可能になっている。また、マイクロプ
ロセッサは、分配器を制御して、適切な額のつり銭を送
り届けるように動作可能になっている。会計検査装置３
４は、装置によって収容され分配された各金種のコイン
の数の記録を保持している。
は、確認器からの信号を連続的に検査して、コインが装
置に入れられたかどうかを判定する。クレジットが累積
された時、マイクロプロセッサは、自動販売機からの信
号も検査して、自動販売動作が行われたかどうかを判定
する。マイクロプロセッサ１８で受け取られる種々の信
号に応じて、ＲＯＭ２４に格納されているプログラムの
種々の部分が実行される。したがって、マイクロプロセ
ッサは、分離器８のゲートを制御してコインを必要な場
所へ送り届けるように整えられており、また、関連情報
を装置のディスプレイに表示せしめると共に、信号を自
動販売機に送って自動販売動作を許可したりしなかった
りするように動作可能になっている。また、マイクロプ
ロセッサは、分配器を制御して、適切な額のつり銭を送
り届けるように動作可能になっている。会計検査装置３
４は、装置によって収容され分配された各金種のコイン
の数の記録を保持している。
【００２０】この配置は、ここまではまったく従来的で
あり、したがって、この機構の種々の部分として使用す
るのに適する特別な構造の細部は、詳細に説明される。
あり、したがって、この機構の種々の部分として使用す
るのに適する特別な構造の細部は、詳細に説明される。
【００２１】マイクロプロセッサで実行される動作のほ
とんどの特定のシーケンスは、従来装置と同じにするこ
とができる。したがって、ＲＯＭ２４に格納されるのに
適するプログラムは、この技術を熟知している誰でも設
計することができる。
とんどの特定のシーケンスは、従来装置と同じにするこ
とができる。したがって、ＲＯＭ２４に格納されるのに
適するプログラムは、この技術を熟知している誰でも設
計することができる。
【００２２】コイン貯蔵部１０は、図１の略図に示され
ているように、２個のコイン貯蔵管３６，３８と、金銭
箱４０とからなる。
ているように、２個のコイン貯蔵管３６，３８と、金銭
箱４０とからなる。
【００２３】コイン貯蔵管３６，３８は、コイン貯蔵部
１０の右半分に並んで配置され、コイン分離器８とコイ
ン分配部１４の間で伸びており、両端が開いている。コ
インは、コイン分離器８からコイン貯蔵管３６，３８の
一方の端部に入り、管内に向かい合わせに積み重ねて貯
蔵され、管の他方の端部から分配される。各々のコイン
貯蔵管に付属しているのは、一対のコインレベルセンサ
（図示しない）であり、これらは、管内のコインの積み
重ねが第１の高い方のレベルを越える場合かまたは第２
の低い方のレベル以下になる場合を検出する。
１０の右半分に並んで配置され、コイン分離器８とコイ
ン分配部１４の間で伸びており、両端が開いている。コ
インは、コイン分離器８からコイン貯蔵管３６，３８の
一方の端部に入り、管内に向かい合わせに積み重ねて貯
蔵され、管の他方の端部から分配される。各々のコイン
貯蔵管に付属しているのは、一対のコインレベルセンサ
（図示しない）であり、これらは、管内のコインの積み
重ねが第１の高い方のレベルを越える場合かまたは第２
の低い方のレベル以下になる場合を検出する。
【００２４】金銭箱４０は、コイン貯蔵部１０の左半分
に、部分的に排除通路１２に隠れて配置され、コイン分
離器８とコイン分配部１４の間で伸びている。金銭箱４
０は、４つの壁と基部とを備え、分離器８からコインを
収容するために上部が開いている。金銭箱４０の幅は、
各コイン貯蔵管３６，３８の幅の約２倍になっている。
金銭箱４０の基部は、図３に示されるように、前面に向
かって下向きに傾いている。金銭箱の前壁の下端には、
スライド可能なドア４２があり、これは、排除通路１２
の後ろにあってほぼ同じ幅になっている。ドア４２は、
ハンドル４４を使用して上下にスライド可能になってい
る。ハンドルは、排除通路１２の隣のコイン貯蔵部１０
の前壁にある長穴４６を通って伸び、その中で移動可能
になっている。ドア４２が開けられると、金銭箱４０は
排除通路１２に通じる。
に、部分的に排除通路１２に隠れて配置され、コイン分
離器８とコイン分配部１４の間で伸びている。金銭箱４
０は、４つの壁と基部とを備え、分離器８からコインを
収容するために上部が開いている。金銭箱４０の幅は、
各コイン貯蔵管３６，３８の幅の約２倍になっている。
金銭箱４０の基部は、図３に示されるように、前面に向
かって下向きに傾いている。金銭箱の前壁の下端には、
スライド可能なドア４２があり、これは、排除通路１２
の後ろにあってほぼ同じ幅になっている。ドア４２は、
ハンドル４４を使用して上下にスライド可能になってい
る。ハンドルは、排除通路１２の隣のコイン貯蔵部１０
の前壁にある長穴４６を通って伸び、その中で移動可能
になっている。ドア４２が開けられると、金銭箱４０は
排除通路１２に通じる。
【００２５】金銭箱４０とコイン貯蔵管３６，３８は、
成形プラスチック材料から作られている。
成形プラスチック材料から作られている。
【００２６】コイン分配部１４は２個の分配器からな
り、各々、それぞれのコイン貯蔵管３６，３８の下に配
置されている。
り、各々、それぞれのコイン貯蔵管３６，３８の下に配
置されている。
【００２７】コイン機構１は、どの金種のコインが受諾
可能であるか、また、受諾可能な金種の中から、どの金
種が金銭箱４０に向けられるべきか、また、コイン貯蔵
管３６，３８に向かうどの金種がつり銭に使用されるべ
きかを決定するように構成されている。この例では、コ
イン機構１は、５ペニー、１０ペニー、２０ペニー、５
０ペニーおよび１ポンドコインを受け入れる。５ペニー
コインは第１のコイン貯蔵管３６に貯蔵されることにな
り、１０ペニーコインは第２の貯蔵管３８に貯蔵される
ことになり、その他の受諾可能な金種は金銭箱４０に貯
蔵されることになる。
可能であるか、また、受諾可能な金種の中から、どの金
種が金銭箱４０に向けられるべきか、また、コイン貯蔵
管３６，３８に向かうどの金種がつり銭に使用されるべ
きかを決定するように構成されている。この例では、コ
イン機構１は、５ペニー、１０ペニー、２０ペニー、５
０ペニーおよび１ポンドコインを受け入れる。５ペニー
コインは第１のコイン貯蔵管３６に貯蔵されることにな
り、１０ペニーコインは第２の貯蔵管３８に貯蔵される
ことになり、その他の受諾可能な金種は金銭箱４０に貯
蔵されることになる。
【００２８】動作時、コイン入口６に挿入されたコイン
は、確認器４に入り、そこで種々の検査を受け、知られ
ている技術にしたがって、機構で受諾可能と思われる金
種のコインであるかどうかが判定される。コインは、受
諾可能なコインであれば、コイン確認器内のゲートによ
りコイン分離器８に向けられる。コイン分離器８は、知
られているように、確認器における検査の結果にしたが
って動作してコインの後続の進路を決定するゲートを含
む。コインは、受諾可能なコインでなければ、コイン確
認器４内のゲートによりコイン排除通路１２へ向けら
れ、コイン排除通路１２は、コイン貯蔵部１０および分
配部１４の外部のコイン返却トレイ１６に通じている。
コインが、コイン貯蔵管３６，３８が用意されている金
種のうちの１つ、このケースでは５ペニーまたは１０ペ
ニーであれば、分離器３８は、コインを関連した管に向
ける。関連した管がいっぱいになっている場合、または
コインが他の受諾可能なコインである場合は、分離器８
は、コインを、金銭箱４０に通じる進路（すなわち、複
数の進路のうちの１つ）に向ける。知られている方法で
は、所定の金種のコインがつり銭として必要な場合、分
配部１４は、管３６，３８内のコインの積み重ねの底か
ら１枚のコインを移動させ、分配部１４の基部にある穴
を通ってコイン返却トレイ１６に落ちるように解放す
る。
は、確認器４に入り、そこで種々の検査を受け、知られ
ている技術にしたがって、機構で受諾可能と思われる金
種のコインであるかどうかが判定される。コインは、受
諾可能なコインであれば、コイン確認器内のゲートによ
りコイン分離器８に向けられる。コイン分離器８は、知
られているように、確認器における検査の結果にしたが
って動作してコインの後続の進路を決定するゲートを含
む。コインは、受諾可能なコインでなければ、コイン確
認器４内のゲートによりコイン排除通路１２へ向けら
れ、コイン排除通路１２は、コイン貯蔵部１０および分
配部１４の外部のコイン返却トレイ１６に通じている。
コインが、コイン貯蔵管３６，３８が用意されている金
種のうちの１つ、このケースでは５ペニーまたは１０ペ
ニーであれば、分離器３８は、コインを関連した管に向
ける。関連した管がいっぱいになっている場合、または
コインが他の受諾可能なコインである場合は、分離器８
は、コインを、金銭箱４０に通じる進路（すなわち、複
数の進路のうちの１つ）に向ける。知られている方法で
は、所定の金種のコインがつり銭として必要な場合、分
配部１４は、管３６，３８内のコインの積み重ねの底か
ら１枚のコインを移動させ、分配部１４の基部にある穴
を通ってコイン返却トレイ１６に落ちるように解放す
る。
【００２９】時間がたつと、コインは、つり銭として分
配されないので、金銭箱４０内にたまる。知られている
ように、金銭箱内のコインは、コイン管内の積み重ねの
ような整理された状態ではなく、乱雑な状態で貯蔵され
る。定期的に、サービスマンが、この機構を見に来て金
銭箱４０をからにする。これは、ハンドル４４を上向き
に動かして金銭箱４０のドア４２を開けて行われる。金
銭箱４０の基部は、ドア４２の方へ下向きに傾いている
ので、コインは、金銭箱から排除通路１２にすべり込
み、そこからコイン返却トレイ１６に落ちる。コインは
コイン返却トレイから収集される。
配されないので、金銭箱４０内にたまる。知られている
ように、金銭箱内のコインは、コイン管内の積み重ねの
ような整理された状態ではなく、乱雑な状態で貯蔵され
る。定期的に、サービスマンが、この機構を見に来て金
銭箱４０をからにする。これは、ハンドル４４を上向き
に動かして金銭箱４０のドア４２を開けて行われる。金
銭箱４０の基部は、ドア４２の方へ下向きに傾いている
ので、コインは、金銭箱から排除通路１２にすべり込
み、そこからコイン返却トレイ１６に落ちる。コインは
コイン返却トレイから収集される。
【００３０】図４および５に示される他の実施例では、
金銭箱４０ａは、コイン排除通路１２から離れたコイン
貯蔵部１０の右側に配置されている。関連する分配器を
備えた２個のコイン管３６，３８は、コイン貯蔵部１０
の左側に配置されている。図５に示されているように、
金銭箱４０の基部は、スライド可能なトレイ４７の形に
なっており、コイン貯蔵部１０の前面を貫通して伸びて
いる。そのため、一方の端部を外部からつかんで、トレ
イを動かすことができる。金銭箱４０の下には、分配部
１４に通じる空間（図示しない）があり、その結果、ト
レイ４７が引き出されて金銭箱４０ａの基部が開くと、
コインは、金銭箱４０ａから直接コイン返却トレイ１６
に落ち、上記のように回収することができる。かけがえ
として、金銭箱４０ａの下に、排除通路１２に接続する
シュートを配置することができ、それにより、金銭箱が
開かれた時、金銭箱４０ａからあけられたコインは、排
除通路または何か他の適切な通路に向けられ、コインを
回収することができる。コイン貯蔵部におけるハウジン
グの前面の少なくとも一部は、取りはずしできるように
するかまたはドアを備えることができ、それにより、金
銭箱の少なくとも一部が露出される。その場合には、金
銭箱は、その前壁にヒンジ式ドアを備えることができ、
金銭箱内のコインを取り出すことが可能になる。かけが
えとして、コイン貯蔵部におけるハウジングの前面の全
部を取りはずしできるようにして、金銭箱とコイン貯蔵
管を露出させることができる。金銭箱は、ハウジングか
ら取りはずすことができ次いで上部をひっくり返して容
易に空にすることができるように、搭載することができ
る。特に、貯蔵管が同様に取りはずし可能に搭載されて
いる場合、金銭箱は、異なる金銭箱、たとえば異なる形
状と寸法を有するものと取り替えることができる。たと
えば、上記に与えられた例の金銭箱は、３個のコイン貯
蔵管と同じスペースを占めるより大型の金銭箱と取り替
えることができ、そして、つり銭用のコイン貯蔵管は２
個に代えて１個備えられる。かけがえとして、金銭箱
は、コイン貯蔵管を備えることなく、コイン貯蔵領域内
の全スペースを取ることができる。コイン機構内の貯蔵
装置が変更された場合は、それに対応して、コインの経
路指示と分配の変更が必要となる。
金銭箱４０ａは、コイン排除通路１２から離れたコイン
貯蔵部１０の右側に配置されている。関連する分配器を
備えた２個のコイン管３６，３８は、コイン貯蔵部１０
の左側に配置されている。図５に示されているように、
金銭箱４０の基部は、スライド可能なトレイ４７の形に
なっており、コイン貯蔵部１０の前面を貫通して伸びて
いる。そのため、一方の端部を外部からつかんで、トレ
イを動かすことができる。金銭箱４０の下には、分配部
１４に通じる空間（図示しない）があり、その結果、ト
レイ４７が引き出されて金銭箱４０ａの基部が開くと、
コインは、金銭箱４０ａから直接コイン返却トレイ１６
に落ち、上記のように回収することができる。かけがえ
として、金銭箱４０ａの下に、排除通路１２に接続する
シュートを配置することができ、それにより、金銭箱が
開かれた時、金銭箱４０ａからあけられたコインは、排
除通路または何か他の適切な通路に向けられ、コインを
回収することができる。コイン貯蔵部におけるハウジン
グの前面の少なくとも一部は、取りはずしできるように
するかまたはドアを備えることができ、それにより、金
銭箱の少なくとも一部が露出される。その場合には、金
銭箱は、その前壁にヒンジ式ドアを備えることができ、
金銭箱内のコインを取り出すことが可能になる。かけが
えとして、コイン貯蔵部におけるハウジングの前面の全
部を取りはずしできるようにして、金銭箱とコイン貯蔵
管を露出させることができる。金銭箱は、ハウジングか
ら取りはずすことができ次いで上部をひっくり返して容
易に空にすることができるように、搭載することができ
る。特に、貯蔵管が同様に取りはずし可能に搭載されて
いる場合、金銭箱は、異なる金銭箱、たとえば異なる形
状と寸法を有するものと取り替えることができる。たと
えば、上記に与えられた例の金銭箱は、３個のコイン貯
蔵管と同じスペースを占めるより大型の金銭箱と取り替
えることができ、そして、つり銭用のコイン貯蔵管は２
個に代えて１個備えられる。かけがえとして、金銭箱
は、コイン貯蔵管を備えることなく、コイン貯蔵領域内
の全スペースを取ることができる。コイン機構内の貯蔵
装置が変更された場合は、それに対応して、コインの経
路指示と分配の変更が必要となる。
【００３１】図６は、本発明の他の実施例を示す。この
実施例では、コイン機構は、２個のコイン貯蔵管と１個
の金銭箱の形のコイン貯蔵装置が、コイン機構の本体に
直接取り付けられるよりむしろ、参照番号４８で一般的
に示される取りはずし可能なカセット内に備えられてい
る点を除いて、第１の実施例に対応している。
実施例では、コイン機構は、２個のコイン貯蔵管と１個
の金銭箱の形のコイン貯蔵装置が、コイン機構の本体に
直接取り付けられるよりむしろ、参照番号４８で一般的
に示される取りはずし可能なカセット内に備えられてい
る点を除いて、第１の実施例に対応している。
【００３２】カセット４８は、コイン機構の凹部に取り
付けられ、メインフレームにあるフック５０が、カセッ
ト４８にある掛けくぎ５２にかけられて、カセット４８
が適所に保持される。
付けられ、メインフレームにあるフック５０が、カセッ
ト４８にある掛けくぎ５２にかけられて、カセット４８
が適所に保持される。
【００３３】より詳細には、取りはずし可能なカセット
４８は、２個のコイン貯蔵管５６，５８と１個の金銭箱
６０の形のコイン貯蔵装置が取りはずし可能に取り付け
られる支持具５４を含む。支持具５４と、コイン貯蔵管
５６，５８と、支持具に管を搭載する手段は、たとえ
ば、その内容が参照によりここに含まれるＧＢ ２ ２
４６ ８９７から知られている。要約すれば、支持具５
４は、前壁６２と２つの側壁６４でだいたい溝の形状に
なっている。前壁６２の内側には、Ｔ形状突出部（図７
及び９参照）の複数ペアの形の保持手段がある。図７を
参照すると、各コイン貯蔵管５６，５８には、横木６８
が備えられており、これらは、管が矢印Ｂで示される方
向の位置に押されると支持具５４のＴ形状突出部６６の
各ペアに係合して、管を予め決められた位置に取り付け
るように作られている。これらの部品は、保持手段が締
まり嵌めになり、かつ、矢印Ｂの方向に管を押すために
ある程度の手の押圧が必要とされるような寸法になって
いる。
４８は、２個のコイン貯蔵管５６，５８と１個の金銭箱
６０の形のコイン貯蔵装置が取りはずし可能に取り付け
られる支持具５４を含む。支持具５４と、コイン貯蔵管
５６，５８と、支持具に管を搭載する手段は、たとえ
ば、その内容が参照によりここに含まれるＧＢ ２ ２
４６ ８９７から知られている。要約すれば、支持具５
４は、前壁６２と２つの側壁６４でだいたい溝の形状に
なっている。前壁６２の内側には、Ｔ形状突出部（図７
及び９参照）の複数ペアの形の保持手段がある。図７を
参照すると、各コイン貯蔵管５６，５８には、横木６８
が備えられており、これらは、管が矢印Ｂで示される方
向の位置に押されると支持具５４のＴ形状突出部６６の
各ペアに係合して、管を予め決められた位置に取り付け
るように作られている。これらの部品は、保持手段が締
まり嵌めになり、かつ、矢印Ｂの方向に管を押すために
ある程度の手の押圧が必要とされるような寸法になって
いる。
【００３４】金銭箱６０は、図８により詳細に示されて
いる。金銭箱６０の前面部分は、２個のコイン貯蔵管が
並んだ前面と同じになる形状にされている。より詳細に
は、金銭箱６０の前面部分は、２個の隣り合った半円筒
のような形状にされている。半円筒の側部は、平坦にな
っている金銭箱の背面部分まで伸びている。金銭箱６０
の上部は開いているが、底部は閉じている。金銭箱６０
の高さは、カセット４８内で各コイン貯蔵管５６，５８
の高さと同じになっている。
いる。金銭箱６０の前面部分は、２個のコイン貯蔵管が
並んだ前面と同じになる形状にされている。より詳細に
は、金銭箱６０の前面部分は、２個の隣り合った半円筒
のような形状にされている。半円筒の側部は、平坦にな
っている金銭箱の背面部分まで伸びている。金銭箱６０
の上部は開いているが、底部は閉じている。金銭箱６０
の高さは、カセット４８内で各コイン貯蔵管５６，５８
の高さと同じになっている。
【００３５】また、金銭箱６０の前面部分の各半円筒に
は、コイン貯蔵管５６，５８が取り付けられるのと同じ
方法で支持具５４に金銭箱６０を取り付けるための一対
のバー６８が備えられている。図９を参照すると、支持
具５４に取り付けられた金銭箱６０の断面が示されてお
り、バー６８が、支持具５４のＴ形状突出部６６と係合
して、金銭箱６０を予め決められた位置に保持してい
る。
は、コイン貯蔵管５６，５８が取り付けられるのと同じ
方法で支持具５４に金銭箱６０を取り付けるための一対
のバー６８が備えられている。図９を参照すると、支持
具５４に取り付けられた金銭箱６０の断面が示されてお
り、バー６８が、支持具５４のＴ形状突出部６６と係合
して、金銭箱６０を予め決められた位置に保持してい
る。
【００３６】前のように、動作時、コイン確認器４はコ
インを検査し、コイン分離器８は、受諾可能なコインを
検査部で判定された金種にしたがって、１つ１つが特定
の金種を収容する各コイン貯蔵管５６，５８へ、あるい
は、適切なコイン貯蔵管がいっぱいになっている場合ま
たは関係しているコイン金種が分配されるためのもので
ない場合は金銭箱６０へ、のどちらかへ経路指示する。
コインは、管の底部からつり銭として分配される。コイ
ンは、金銭箱６０からはつり銭として分配されない。
インを検査し、コイン分離器８は、受諾可能なコインを
検査部で判定された金種にしたがって、１つ１つが特定
の金種を収容する各コイン貯蔵管５６，５８へ、あるい
は、適切なコイン貯蔵管がいっぱいになっている場合ま
たは関係しているコイン金種が分配されるためのもので
ない場合は金銭箱６０へ、のどちらかへ経路指示する。
コインは、管の底部からつり銭として分配される。コイ
ンは、金銭箱６０からはつり銭として分配されない。
【００３７】金銭箱６０をからにするために、サービス
マンは、コイン機構１からカセット４８を取りはずし、
次いで、カセットから金銭箱を持ち上げ、そして、金銭
箱上部をひっくり返してコインをあける。
マンは、コイン機構１からカセット４８を取りはずし、
次いで、カセットから金銭箱を持ち上げ、そして、金銭
箱上部をひっくり返してコインをあける。
【００３８】バー６８および突出部６６を含む金銭箱６
０、管５６，５８および支持具５４のデザインは、管５
６，５８を取り替えたり、２個の管を金銭箱６０と取り
替えたりすることができるようになっており、そのた
め、種々のカセット形態が可能になっている。また、管
５６，５８および／または金銭箱６０は、たとえば他の
金種を貯蔵する他の管、または他の金銭箱と取り替える
こともできる。したがって、たとえば、この機構は、も
っぱらコイン貯蔵管を備えたものからコイン貯蔵管と金
銭箱を備えたものに変えたり、その逆に変えたりするこ
とができる。ある状況では、金銭箱を備えているが管を
備えていないのが望ましいことがあり、この場合には、
金銭箱は、カセット全体を占めることができる。既存の
コイン機構のカセットが上記の方法のいずれかで変更さ
れた場合、サービスマンは、コイン機構を再構成し、コ
インが、機構にあるキーパッド（図示しない）を用いて
種々の貯蔵装置の位置を示す関連コードをいれることに
よって、右側の貯蔵装置に正しく経路指示されるのを確
実にする。
０、管５６，５８および支持具５４のデザインは、管５
６，５８を取り替えたり、２個の管を金銭箱６０と取り
替えたりすることができるようになっており、そのた
め、種々のカセット形態が可能になっている。また、管
５６，５８および／または金銭箱６０は、たとえば他の
金種を貯蔵する他の管、または他の金銭箱と取り替える
こともできる。したがって、たとえば、この機構は、も
っぱらコイン貯蔵管を備えたものからコイン貯蔵管と金
銭箱を備えたものに変えたり、その逆に変えたりするこ
とができる。ある状況では、金銭箱を備えているが管を
備えていないのが望ましいことがあり、この場合には、
金銭箱は、カセット全体を占めることができる。既存の
コイン機構のカセットが上記の方法のいずれかで変更さ
れた場合、サービスマンは、コイン機構を再構成し、コ
インが、機構にあるキーパッド（図示しない）を用いて
種々の貯蔵装置の位置を示す関連コードをいれることに
よって、右側の貯蔵装置に正しく経路指示されるのを確
実にする。
【００３９】この第２の実施例の種々の修正が可能であ
る。たとえば、貯蔵装置（金銭箱を含む）は、カセット
から取りはずし可能にする必要はなく、この場合には、
カセットを取り替えて、コイン貯蔵装置の構成を変更す
る必要がある。カセットと貯蔵装置は一体成形すること
ができる。
る。たとえば、貯蔵装置（金銭箱を含む）は、カセット
から取りはずし可能にする必要はなく、この場合には、
カセットを取り替えて、コイン貯蔵装置の構成を変更す
る必要がある。カセットと貯蔵装置は一体成形すること
ができる。
【００４０】金銭箱は、金銭箱が直立している間にから
にすることができる手段、例として、たとえばカセット
がコイン機構から取りはずされた時にアクセスすること
ができる金銭箱の側面にあるドア、を含むことができ
る。カセットハウジングは、カセットを取りはずす必要
なしにコイン機構の外部から金銭箱へのアクセスを提供
するヒンジ式開口部を含むことができる。さらに、金銭
箱は、カセットを取りはずすことが難しいか不可能な場
合、たとえばカセットが適所にねじ留めされている場合
でさえ、からにすることができる。また、金銭箱は、他
の貯蔵装置の上部開口部をすべて覆い、カセット全体を
ひっくり返して金銭箱内のコインをあけることによっ
て、からにすることもできる。
にすることができる手段、例として、たとえばカセット
がコイン機構から取りはずされた時にアクセスすること
ができる金銭箱の側面にあるドア、を含むことができ
る。カセットハウジングは、カセットを取りはずす必要
なしにコイン機構の外部から金銭箱へのアクセスを提供
するヒンジ式開口部を含むことができる。さらに、金銭
箱は、カセットを取りはずすことが難しいか不可能な場
合、たとえばカセットが適所にねじ留めされている場合
でさえ、からにすることができる。また、金銭箱は、他
の貯蔵装置の上部開口部をすべて覆い、カセット全体を
ひっくり返して金銭箱内のコインをあけることによっ
て、からにすることもできる。
【００４１】いずれの実施例においても、貯蔵装置（金
銭箱であろうと他の貯蔵装置であろうと）は、他の貯蔵
装置と交換可能にすることができる。たとえば、管と同
じ形状になっている場合、金銭箱を既存のカセットに嵌
め込むことはより容易であるが、金銭箱は、適切な形状
のどれかにすることができ、好適には、その１つは、コ
インを貯蔵する収容能力を最大限にする。たとえば、金
銭箱は、コイン貯蔵管の後ろのスペースに広がるように
形成することができる。また、たとえば、つり銭を分配
するが確認器からコインを収容しない貯蔵装置のような
他のコイン貯蔵装置を、貯蔵管に代えて使用することが
できる。この機構またはカセットは、金銭箱だけを含む
ことができ、他の貯蔵装置を含まないことが可能であ
る。
銭箱であろうと他の貯蔵装置であろうと）は、他の貯蔵
装置と交換可能にすることができる。たとえば、管と同
じ形状になっている場合、金銭箱を既存のカセットに嵌
め込むことはより容易であるが、金銭箱は、適切な形状
のどれかにすることができ、好適には、その１つは、コ
インを貯蔵する収容能力を最大限にする。たとえば、金
銭箱は、コイン貯蔵管の後ろのスペースに広がるように
形成することができる。また、たとえば、つり銭を分配
するが確認器からコインを収容しない貯蔵装置のような
他のコイン貯蔵装置を、貯蔵管に代えて使用することが
できる。この機構またはカセットは、金銭箱だけを含む
ことができ、他の貯蔵装置を含まないことが可能であ
る。
【００４２】また、種々の他の修正は当業者に明らかで
あろう。
あろう。
【図１】 コイン機構の斜視図である。
【図２】 機構の回路のブロック図である。
【図３】 図１のＡ−Ａ線に沿った断面図である。
【図４】 第２のコイン機構の一部の正面図である。
【図５】 金銭箱の斜視図である。
【図６】 取り外し可能なカセットを含む第３のコイン
機構の斜視図である。
機構の斜視図である。
【図７】 図６のカセットの一分を示す図面である。
【図８】 図６に示される金銭箱の斜視図である。
【図９】 図６のＩ−Ｉ線に沿った断面図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年２月１６日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【図３】
【図１】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
Claims (38)
- 【請求項１】 コイン分配手段と、該コイン分配手段の
上方で使用するように配置された金銭箱とからなるコイ
ン機構。 - 【請求項２】 請求項１記載のコイン機構において、コ
インを前記金銭箱からコイン機構内の適所に移すことが
できる手段を含むコイン機構。 - 【請求項３】 請求項２記載のコイン機構において、コ
イン排除通路を含み、コインは、金銭箱から上記コイン
排除通路を経由して移すことができるコイン機構。 - 【請求項４】 請求項２または３記載のコイン機構にお
いて、コインは、金銭箱から、コイン機構の装置ハウジ
ングのコイン返却トレイを経由して移すことができるコ
イン機構。 - 【請求項５】 請求項１乃至４のいずれかに記載のコイ
ン機構において、前記金銭箱は、コインを前記金銭箱か
ら移すことを可能にするドアを含むコイン機構。 - 【請求項６】 請求項１乃至５のいずれかに記載のコイ
ン機構において、前記金銭箱は、コイン機構から取りは
ずして交換可能になっているコイン機構。 - 【請求項７】 請求項１乃至６のいずれかに記載のコイ
ン機構において、前記金銭箱は、複数の金種のコインを
収容して貯蔵するための複数金種の貯蔵装置であるコイ
ン機構。 - 【請求項８】 請求項１乃至７のいずれかに記載のコイ
ン機構において、前記金銭箱は、コインを収容するが、
コインをつり銭として分配しないコイン機構。 - 【請求項９】 請求項１乃至８のいずれかに記載のコイ
ン機構において、さらに、少なくとも１個の追加のコイ
ン貯蔵装置を含むコイン機構。 - 【請求項１０】 請求項９記載のコイン機構において、
前記追加のコイン貯蔵装置は、コインをつり銭として分
配するためのものであるコイン機構。 - 【請求項１１】 請求項９または１０記載のコイン機構
において、前記追加のコイン貯蔵装置は、１つの金種の
みのコインを貯蔵するように整えられているコイン機
構。 - 【請求項１２】 請求項１乃至１１のいずれかに記載の
コイン機構において、前記金銭箱は、コイン機構から取
り外して交換可能なカセットであるコイン機構。 - 【請求項１３】 請求項１乃至１２のいずれかに記載の
コイン機構において、前記金銭箱に追加される少なくと
も１つのコイン貯蔵装置を含み、受諾可能なコインは、
上記追加のコイン貯蔵装置または前記金銭箱のどちらか
に向けられるコイン機構。 - 【請求項１４】 請求項１乃至１３のいずれかに記載の
コイン機構において使用される金銭箱。 - 【請求項１５】 請求項１２記載のコイン機構において
使用されるカセット。 - 【請求項１６】 コイン機構において使用されるカセッ
トであって、上記コイン機構から取りはずして交換可能
になっており、金銭箱を含むカセット。 - 【請求項１７】 請求項１６記載のカセットにおいて、
前記金銭箱は、前記カセットから取りはずして交換可能
になっているカセット。 - 【請求項１８】 請求項１７記載のカセットにおいて、
前記金銭箱を前記カセット内に保持するための解放可能
な保持手段を含むカセット。 - 【請求項１９】 請求項１５乃至１８のいずれかに記載
のカセットにおいて、前記金銭箱に追加される少なくと
も１つのコイン貯蔵装置を含むカセット。 - 【請求項２０】 請求項１９記載のカセットにおいて、
前記追加の、または前記追加の各々の貯蔵装置は、前記
カセットから取りはずして交換可能になっているカセッ
ト。 - 【請求項２１】 請求項２０記載のカセットにおいて、
前記追加の、または前記追加の各々の貯蔵装置を保持す
るための解放可能な保持手段を含むカセット。 - 【請求項２２】 請求項１９乃至２１のいずれかに記載
のカセットにおいて、前記金銭箱と１つ以上の前記追加
の貯蔵装置は、交換可能になっているカセット。 - 【請求項２３】 請求項１９乃至２２のいずれかに記載
のカセットにおいて、前記金銭箱の少なくとも一部は、
前記追加の貯蔵装置の形状に少なくとも一部に対応して
いるカセット。 - 【請求項２４】 請求項１５乃至２３のいずれかに記載
のカセットにおいて、前記金銭箱は、複数の金種のコイ
ンを収容して貯蔵するための複数金種の貯蔵装置である
カセット。 - 【請求項２５】 請求項１５乃至２４のいずれかに記載
のカセットにおいて、前記金銭箱は、コインを収容する
が、コインをつり銭として分配しないカセット。 - 【請求項２６】 請求項１９乃至２５のいずれかに記載
のカセットにおいて、前記追加の貯蔵装置は、１つの金
種のみのコインを貯蔵するための単一金種貯蔵装置であ
るカセット - 【請求項２７】 請求項１９乃至２６のいずれかに記載
のカセットにおいて、前記追加の貯蔵装置は、コインを
つり銭として分配するためのものであるカセット。 - 【請求項２８】 請求項１４乃至２７のいずれかに記載
のカセットにおいて使用される金銭箱。 - 【請求項２９】 請求項１５乃至２７のいずれかに記載
のカセットを備えたコイン機構。 - 【請求項３０】 コイン排除通路と金銭箱を含み、コイ
ンは、上記金銭箱から上記コイン排除通路を経由して移
すことができるコイン機構。 - 【請求項３１】 金銭箱を含み、コインは、上記金銭箱
からコイン機構を備えた装置のコイン返却トレイを経由
して移すことができるコイン機構。 - 【請求項３２】 予め決められた位置に嵌合可能な、金
銭箱または１つ以上の他の貯蔵装置のどちらかを選択す
ることからなるコイン機構の組立方法。 - 【請求項３３】 請求項３２記載の方法において、前記
金銭箱は、複数の金種のコインを貯蔵するための複数金
種の貯蔵装置であり、他の貯蔵装置は、１つの金種のみ
のコインを貯蔵するための単一金種の貯蔵装置である方
法。 - 【請求項３４】 請求項３２または３３に記載の方法に
おいて、前記金銭箱は、コインを収容するが分配しない
ものであり、他の貯蔵装置は、コインを分配するための
ものである方法。 - 【請求項３５】 請求項３２乃至３４のいずれかに記載
の方法において、１つ以上の他の貯蔵装置を収容するの
に適する位置に金銭箱を取り付けることを含む方法。 - 【請求項３６】 コイン機構、またはコイン機構におい
て使用され、コインを分配するための単一金種の貯蔵装
置を含むカセットを適合させる方法であって、前記貯蔵
装置の１つ以上を金銭箱と取り換えることを含む方法。 - 【請求項３７】 ユニットとしてコイン機構に取り付け
るのに適しており、ハウジングを含むコイン貯蔵装置を
組み立てる方法であって、上記ハウジングに金銭箱を取
り付けることを含む方法。 - 【請求項３８】 コイン貯蔵機構において使用されるコ
イン貯蔵カセットを形成するように組み立てるためのハ
ウジングと少なくとも１つの金銭箱からなるキット。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9726861.9 | 1997-12-18 | ||
| GB9726861A GB2332552B (en) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | Coin mechanism |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11250299A true JPH11250299A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=10823901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10359888A Pending JPH11250299A (ja) | 1997-12-18 | 1998-12-18 | コイン機構 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6165064A (ja) |
| EP (1) | EP0924660B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11250299A (ja) |
| ES (1) | ES2396217T3 (ja) |
| GB (1) | GB2332552B (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| CN104885129A (zh) * | 2012-12-14 | 2015-09-02 | 挪佛麦迪哥股份公司 | 用于硬币操作式装置的硬币盒 |
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