JPH11249418A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11249418A
JPH11249418A JP6437398A JP6437398A JPH11249418A JP H11249418 A JPH11249418 A JP H11249418A JP 6437398 A JP6437398 A JP 6437398A JP 6437398 A JP6437398 A JP 6437398A JP H11249418 A JPH11249418 A JP H11249418A
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JP
Japan
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developer
image forming
forming apparatus
developing
developing device
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Application number
JP6437398A
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English (en)
Inventor
Toshio Uchida
敏夫 内田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の現像器から、劣化した現像剤を一括し
て排出する。 【解決手段】 現像器4Y,4M,4C,4Kの中で新
たに現像剤が補給されることによって過剰になった現像
剤を、現像装置アセンブリ4の中心軸に集中して排出さ
せる排出管を設ける。中心軸(パイプ状の)に集中され
た現像剤は中心軸内に設けられたオーガによって軸端に
搬送され、連結管25を落下して連結管22と合流す
る。連結管22はベルト5の廃トナーを回収するための
パイプであり、オーガを内蔵する。廃トナーおよび劣化
した現像剤はこの連結管22を通って回収箱17に回収
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真式の画像
形成装置に関するものであり、特に、劣化した現像剤を
回収する廃トナー回収装置を有する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式の複写機やプリンタ
等の画像形成装置において、フルカラー画像を形成でき
るようにしたものが知られている。このフルカラー画像
形成装置では複数色の現像剤に対応した複数の現像器を
有している。いわゆる回転式現像装置では、画像形成装
置本体に複数の現像器を回転自在に支持しており、画像
担持体としての感光体ドラム(以下、「感光体」とい
う)に、各色の現像器を順次当接させて静電潜像を可視
化させている。
【0003】この画像形成装置で、現像剤としてトナー
とキャリアからなる2成分現像剤を使用している場合が
ある。2成分現像剤は、画像形成の繰り返しにより現像
剤の帯電性が低下するので、適宜新たな現像剤を補給す
る必要がある。この現像剤の補給作業を容易にするた
め、各現像器毎に現像剤を充填したカートリッジを設け
る場合がある。このカートリッジの採用により現像剤の
補給作業は簡易になったが、劣化した現像剤を回収する
構造が大掛かりとなるいう不具合が依然としてあった。
【0004】そこで、本発明者等は、現像装置の回転動
作に伴って変化する前記カートリッジに対する重力の作
用方向に着目し、この重力の作用により、劣化した現像
剤を排出管を通じてカートリッジ内の回収スペースに排
出するようにした回転式現像装置を提案している(特開
平9−218575号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記回転式現像装置で
は、重力の作用によって現像剤が自動的に回収されるの
で画像形成装置自体の大型化は避けられた。しかし、前
記カートリッジ内には回収した現像剤を収容するスペー
スを設けていたので、相対的に新規現像剤を収容するス
ペースが小さくなるほか、古い現像剤を回収するための
機構をカートリッジ内に形成する必要がある。このため
に、カートリッジの交換頻度が高くなる等ランニングコ
ストが高くなるおそれがある。
【0006】本発明は、上記の問題点を解消し、現像剤
補給の作業性を良好に維持しつつ、カートリッジのラン
ニングコストを低減することができる画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、現像剤を収容した複数の
現像器を現像位置へ順次移動させて潜像担持体上の静電
潜像を現像する画像形成装置において、前記複数の現像
器を外周上に配置し、回転動作によって前記複数の現像
器を前記現像位置へ順次移動させるための回転体と、前
記現像器内の劣化した現像剤を該現像器から排出させる
ためにそれぞれの現像器に設けられた排出管と、前記劣
化した現像剤を1か所に集中するため、前記各現像器の
排出管に結合された共通配管とを具備した点に第1の特
徴がある。
【0008】この第1の特徴によれば、現像器内の劣化
した現像剤は1か所に集中させられるので、個々の現像
器の劣化した現像剤を個別に処置する必要がなく、共通
配管から排出される現像剤を一括して回収する等の処置
を施すことができる。
【0009】また、本発明は、前記排出管が、その一端
が前記現像器内に開口した回収口を形成するとともに、
前記回収口が上向きになったときに前記現像器内の現像
剤が重力で該回収口から前記排出管内に取り込まれ、前
記回転体が1回転することにより、前記回収口から取り
込まれた現像剤が、前記排出管内を重力で移動して前記
共通配管に導かれるように該排出管が屈曲されている点
に第2の特徴がある。
【0010】この第2の特徴によれば、現像器内の現像
剤は該現像器を搭載した回転体の1回転毎に、回転体を
回転させる以外の動力を用いることなく現像器内の現像
剤が排出管に取り込まれて排出される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像
形成装置の一例を示す図である。同図において、図示し
ないモータで矢印Aの方向に回転される感光体1の周囲
には、帯電ロール2、露光装置(ROS)3、現像装置
アセンブリ4、1次転写ロール10、感光体クリーナ1
1が配置されている。現像装置アセンブリ4はフルカラ
ー現像のための4台の現像器4Y,4M,4C,4Kか
らなる。現像器4Y,4M,4C,4Kは、感光体1上
の潜像を現像するためのイエロ(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー
に対応し、それぞれが、交換可能な現像剤カートリッジ
(以下、単に「カートリッジ」という)と、現像バイア
スを与えるための現像ロールと、現像ロールへトナーを
供給するトナー供給装置および搬送装置とを有している
(詳細は後述する)。現像に際しては、図示しないモー
タによって現像装置アセンブリ4を前記方向Aとは反対
方向つまり矢印B方向に回転させ、当該色の現像ロール
が感光体1に当接するように位置合わせされる。
【0012】感光体1上に順次形成された各色のトナー
像は1次転写ロール10によって中間転写ベルト(以
下、単に「ベルト」という)5上に順次転写され、4色
のトナー像が重ね合わされる。ベルト5はロール6,
7,8,9に張架されている。これらのうち、ロール6
は駆動ロールとして機能し、ロール9はベルト5に張力
を与えるテンションロールとして機能し、ロール8は2
次転写ロール12のバックアップロールとして機能す
る。
【0013】ベルト5を挟んでロール7と対向する位置
にはベルト5上の残留トナーを除去するベルトクリーナ
13が設けられている。2次転写ロール12とベルト5
との当接部は2次転写位置であり、ここで、図示しない
搬送装置によって給送された記録紙Pにベルト5上のト
ナー像が2次転写される。
【0014】感光体1の表面から感光体クリーナ11に
よって除去された廃トナーは連結管15を通じて回収箱
17に回収され、ベルト5からベルトクリーナ13によ
って除去された廃トナーは連結管23,22を通じて回
収箱17に回収される。前記廃トナーは内部にオーガを
有する搬送装置14,16,21等で各連結管15,2
2,23内を搬送される。なお、連結管22内にも図示
しないオーガが実装されていて、このオーガは歯車24
を通じて伝達される動力によって駆動される。
【0015】現像器4Y,4M,4C,4Kから回収さ
れた使用済みの劣化現像剤を排出する連結管25は連結
管22に連結されており、前記現像剤はベルト5から回
収された廃トナーと一緒に回収箱17に回収される。
【0016】前記回収箱17は、前記搬送装置16や連
結管22の出口部分等を固定するハウジング部分と、廃
トナーや劣化現像剤が堆積する引き出し部分(カセッ
ト)17aとに分割するようにして、使用者がそのカセ
ット17aを引き出して廃トナーを廃棄したり、新たな
カセット17aと交換する等の便宜を図るのが好まし
い。この場合、前記カセット17aの引き出し方向は、
搬送装置16等のオーガの軸方向、つまり図1の紙面に
垂直な方向と一致させるのがよい。
【0017】回収箱17またはカセット17a内の廃ト
ナーや現像剤の満杯を検知するセンサと、このセンサの
検知信号に応答して警報を発する警報装置、例えば、ブ
ザーや表示器を設けるのがよい。使用者等がこの警報を
認識して回収箱17内の廃トナー等を廃棄したり、カセ
ット17aを交換したりできるからである。前記センサ
としては、光学センサや超音波センサ等を用いることが
できる。例えば、光学センサを回収箱17またはカセッ
ト17a内に配置し、その光軸が、位置が上昇した廃ト
ナーの上面で遮断されたときに検知信号を出力するよう
にすればよい。
【0018】動作時には、まず、帯電ロール2に電圧を
印加して感光体1の表面を予定の電位で一様にマイナス
帯電させ、帯電された感光体1上の画像部分が予定の露
光部電位になるようにROS3で露光を行い静電潜像が
形成される。現像器4Y等の現像ロールには各色毎に予
め設定された現像バイアスが印加されており、前記潜像
は該現像ロールの位置を通過時にトナーで現像される。
トナー像は1次転写ロール10でベルト5に転写され、
さらに2次転写ロール12で記録紙Pに転写される。フ
ルカラープリント時はベルト5上で4色のトナーが重ね
合わされた後、記録紙Pに転写される。
【0019】続いて、前記現像装置アセンブリ4をさら
に詳細に説明する。図2は、現像装置アセンブリ4、す
なわち回転式現像装置の要部断面図であり、図3は現像
装置に含まれる複数現像器のうちの1つの現像器(例え
ば現像器4Y)の断面図である。両図において、回転自
在に設けられたサイドフレーム30のアーム31には、
該アーム31の伸張方向に変位可能に現像器4Y,4
M,4Cおよび4Kが装着されている。現像器4Y,4
M,4Cおよび4Kは同一構成であるので、以下の説明
では現像器4Yで代表する。現像器4Yは現像器本体4
0とカートリッジ50から構成されている。現像器本体
40内には、サイドフレーム30の回転軸方向(以下、
単に「軸方向」という)が長手方向であるマグネットロ
ールすなわち現像ロール41と、該現像ロール41と平
行に延びる2本のスパイラルオーガ42、43が配置さ
れている。現像ロール41が回転すると、該現像ロール
41と同一駆動源で駆動されるスパイラルオーガ42は
現像器本体40内に収容されている現像剤44を前記軸
方向に攪拌しながら搬送する。
【0020】一方、スパイラルオーガ43はスパイラル
オーガ42の搬送方向とは逆方向に現像剤44を攪拌し
ながら搬送して、現像剤44を現像ロール41に供給す
る。現像ロール41は現像剤44に含まれるキャリアを
磁力によって吸着して磁気ブラシを形成し、キャリアに
吸着したトナーを感光体1に供給する。
【0021】カートリッジ50は前記軸方向が長手方向
である円筒体容器からなる。カートリッジ50には供給
口26が設けられており、該供給口26は、カートリッ
ジ50を現像器4Yに装着したときに現像器本体40側
の略円筒状のケーシング51とつながり、新たな現像剤
はこの供給口26を通じて現像器本体40に案内され
る。
【0022】カートリッジ50内には、内部の現像剤を
攪拌・搬送するためのアジテータ27が設けられてい
て、現像装置アセンブリ4の回転によるアジテータ27
の作用により新たな現像剤はケーシング51側へと送ら
れる。ケーシング51内には、スパイラルオーガ52が
設置されており、新たな現像剤は該スパイラルオーガ5
2により補給口53に導かれ、現像器本体40内に導入
される。補給口53の出口には、フラップ54(図3で
は省略)が設けられており、このフラップ54は現像器
4Yが位置Dにある時には開いているので、新たな現像
剤が補給口53を通じて現像器本体40内に補給され
る。
【0023】前記スパイラルオーガ42,43および現
像ロール41を支持しているケーシング55には、劣化
した現像剤をケーシング55から排出するための排出管
57が設けられ、その先端部をケーシング55内のスパ
イラルオーガ42の端部近傍に対向するように突出させ
ている。該排出管57の先端は、スパイラルオーガ42
の羽の周囲に沿うように屈曲されていて、その回転方向
と対向する側に回収口58が開口している。ケーシング
55からカートリッジ50側に折れ曲がっている排出管
57の他端は、さらに現像装置アセンブリ4の軸28方
向に折れ曲がって延長している(延長部等は図4,図5
を参照してさらに後述する)。
【0024】回収口58は前記補給口53より上流側
(現像剤の搬送方向の)に向いており、スパイラルオー
ガ42、43によって攪拌・搬送されて現像器本体40
内を一周した現像剤が該回収口53から外部に排出され
るようになっている。
【0025】現像器4Yによる現像動作が終わって現像
器4YがEの位置にくると、図示されているようにフラ
ップ54は半開きになる。回収口58は上を向くように
なるので、該回収口58前面近傍の現像剤は排出管57
内に取り込まれる。続いて、現像器4Yが位置Fにくる
と回収口58から取り込まれた現像剤は、排出管57内
でカートリッジ50方向へ移動する。さらに現像器4Y
が位置Gにくると排出管57内の現像剤はサイドフレー
ム30を回転支持している軸(中空軸)28へ落とし込
まれる。すべての現像器4Y,4M,4C,4Kにおい
て使用されて劣化した現像剤は、それぞれに設けられる
排出管57を通じて一か所に集中して排出される。
【0026】なお、排出管57の屈曲形状(方向)は、
上述のように現像剤を回収口58から取り込んで中空軸
28に集中させることができるように形成してあり、こ
れは現像装置アセンブリ4の回転方向に依存する。すな
わち、図2のように、現像装置アセンブリ4の右側に感
光体1がある場合には、現像装置アセンブリ4は反時計
廻りに回転させなければならない。
【0027】次に、前記排出管57で集中された現像剤
を前記連結管25等を通じて回収箱17へ回収するため
の構造を説明する。図4は現像器4Y等から排出された
現像剤の排出経路を示す模式図であり、図2と同符号は
同一部分を示す。同図において、回転自在に設けられた
中空軸28には前記排出管57が結合されている。した
がって、現像装置アセンブリ4がB方向に回転するに従
って排出管57の回収口58から取り込まれた現像剤
は、現像装置アセンブリ4の回転に伴って徐々に排出管
57内を移動して中空軸28内に集中される。中空軸2
8内にはスパイラルオーガ29が装着されていて、集め
られた現像剤は、該中空軸28内をその端部まで搬送さ
れ、連結管25を通じて連結管22に接続される。
【0028】同図において、排出管57内に取り込まれ
た現像剤は符号Tで示す。この図のように、現像剤Tは
重力方向にのみ移動するので、回収口48が上向きのと
きに取り込まれた現像剤Tは、現像装置アセンブリ4が
1回転することにより中空軸28に落下する。
【0029】図5は、前記中空軸28の構造を示す断面
図である。同図において、中空軸28の両端には前記サ
イドフレーム30とそれに対向しているサイドフレーム
56が設けられている。中空軸28の一端は画像形成装
置本体のフレーム59に設けられた軸受60で支持さ
れ、他端は画像形成装置本体の他方のフレーム61に設
けられた箱体62の一の面に嵌め込まれた軸受63で支
持されている。中空軸28内に設けられたスパイラルオ
ーガ29の軸29aの一端は、箱体62の他の面に嵌め
込まれた軸受64で支持されている。軸29aの端部に
は歯車65が固定されていて、該歯車65を介して図示
しない駆動源によって回転される。
【0030】箱体62は前記連結管25と連結されてい
て、中空軸28の端部からあふれた現像剤が連結管25
に落ち込み、前記連結管22に誘導されるように構成さ
れている。
【0031】前記サイドフレーム56には前記中空軸2
8と同軸に歯車66が設けられている。この歯車66に
はステップモータ67の出力軸に結合された歯車68が
かみ合わされていて、図示しない制御装置から入力され
る指令に基づいてモータ67が予定量回転することによ
り現像器4Y等が感光体1に対して位置決めされる。
【0032】なお、前記スパイラルオーガ29をモータ
等によって積極的に回転させるのに代えて、前記軸29
aを箱体62に固定してもよい。この場合は、現像装置
アセンブリ4の回転に従って相対的にスパイラルオーガ
29が回転することになり、所望のように現像剤を中空
軸28の端部に搬送することができる。
【0033】また、スパイラルオーガ29によって現像
剤を搬送するのに限らず、中空軸28の内面にスパイラ
ル状に溝を形成し、現像装置アセンブリ4の回転に従
い、この溝の螺旋の勾配を利用して現像剤が溝内を案内
されるように構成してもよい。なお、前記スパイラルオ
ーガ29やそれに代わるスパイラル状の溝は、排出管5
7から中空軸28内に取り込まれる現像剤の量よりも中
空軸28端部から排出される現像剤の量の方が多くなる
ように、中空軸28の内径、ならびにオーガ29および
前記溝の螺旋角、溝の幅および深さ等の条件を設定す
る。現像剤が超空軸28内に滞らないようにするためで
ある。
【0034】さらに、現像装置アセンブリ4が回転した
ときに、中空軸28内に集められた現像剤が排出管57
内に逆流しないように、弁またはシャッタを設けるよう
にしてもよい。図6は、排出管57に設けた弁を示す要
部断面図である。弁69は排出管57の壁面に設けられ
たピン70を中心に揺動自在に設けられており、図示の
ように中空軸28よりも下方に現像器が位置するような
ときは、重力の作用で排出管57を閉じる方向に揺動す
る。一方、中空軸28よりも上方に現像器が位置するよ
うなときは、重力の作用で排出管57を開くように揺動
する。
【0035】上述のように、現像器4Y等で劣化した現
像剤は、排出管57を通じて現像器本体40から現像装
置アセンブリ4の中心部に集中され、廃トナーとともに
回収箱17に回収される。したがって、カートリッジ5
0に個別に回収スペースを設ける必要がなく、またこの
ような回収スペースに現像剤を案内するための構造体を
カートリッジ50内に設ける必要もない。そのために、
カートリッジ50の構造を簡素化できるだけでなく、回
収スペースとして必要としていたスペースに補給現像剤
を収容できるので、カートリッジ50が占めるスペース
を有効に使用することができる。
【0036】なお、現像剤は感光体1やベルト5から除
去した廃トナーと一緒に回収箱17に回収するのに限ら
ず、劣化した現像剤を専用に回収する回収箱を設け、そ
れに回収するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、劣化した現像剤は現像器から外部に排出され
るので、現像器内には劣化した現像剤を回収するスペー
スを設ける必要がない。特に、現像剤を補給するために
補給装置を設ける場合、従来はこの補給装置に、劣化し
た現像剤を回収するように構成していたが、本発明で
は、このような構成をとることもないので、補給装置の
構成は簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構
成を示す模式図である。
【図2】 現像装置アセンブリの構成を示す断面図であ
る。
【図3】 現像装置アセンブリに含まれる現像器の構成
を示す断面図である。
【図4】 現像剤の回収経路を示す模式図である。
【図5】 現像装置アセンブリの現像剤搬送装置を示す
要部断面図である。
【図6】 現像剤搬送経路に設けられた逆流防止の弁を
示す要部断面図である。
【符号の説明】
1…感光体、 2…帯電ロール、 4…現像装置アセン
ブリ、 5…中間転写ベルト、 10…1次転写ロー
ル、 12…2次転写ロール、 13…ベルトクリー
ナ、 15,22,23,25…連結管、 28…中空
軸、 29…オーガ、 57…排出管、 58…回収口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/16 G03G 15/16 21/10 21/00 326

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容した複数の現像器を現像位
    置へ順次移動させて潜像担持体上の静電潜像を現像する
    画像形成装置において、 前記複数の現像器を外周上に配置し、回転動作によって
    前記複数の現像器を前記現像位置へ順次移動させるため
    の回転体と、 前記現像器内の劣化した現像剤を該現像器から排出させ
    るためにそれぞれの現像器に設けられた排出管と、 前記劣化した現像剤を1か所に集中するため、前記各現
    像器の排出管に結合された共通配管とを具備したことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記排出管が、その一端が前記現像器内
    に開口した回収口を形成するとともに、 前記回収口が上向きになったときに前記現像器内の現像
    剤を重力で該回収口から前記排出管内に取り込み、 前記回転体が1回転することにより、前記回収口から取
    り込まれた現像剤が、前記排出管内を重力で移動して前
    記共通配管に導かれるように形状が決定されていること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像器にトナーおよびキャリアから
    なる2成分の現像剤を補給する現像剤補給装置を具備
    し、 前記排出管は、前記現像剤補給装置から新たに現像剤が
    補給されることによって過剰となった分の現像剤を取り
    込むように前記回収口を位置決めしたことを特徴とする
    請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記共通配管が、中空に形成された前記
    回転体の中心軸であり、該中心軸には前記排出管から流
    入した現像剤を該中心軸の端部方向へ搬送するための搬
    送手段を具備したことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送手段が、螺旋オーガであること
    を特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記螺旋オーガが、前記回転体の回転に
    より前記中空軸内周に対して相対的に変位して、前記現
    像剤を該中空軸の端部方向へ搬送するように構成された
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送手段が、前記中空軸内周に形成
    された螺旋溝であり、前記現像剤が前記回転体の回転に
    よって該螺旋溝内を該中空軸の端部方向へ搬送されるよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項4記載の画像形
    成装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送手段による現像剤の搬送速度
    は、前記排出管から取り込まれる現像剤が前記中空軸内
    に滞らないような速度に設定したことを特徴とする請求
    項2〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記排出管と中空軸との間には現像剤を
    逆流させないための弁手段が設けられていることを特徴
    とする請求項2〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記潜像担持体上の廃トナーを回収す
    る潜像担持体清掃手段と、 前記潜像担持体清掃手段で回収された廃トナーを収容す
    る回収箱と、 前記回収箱へ廃トナーを回収するための経路に前記搬送
    手段から現像剤を案内する管手段とを具備したことを特
    徴とする請求項2〜9のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 前記現像器で現像された前記潜像担持
    体上の画像を記録媒体に転写する前段階で中間的に保持
    するための中間転写体と、 前記中間転写体上の廃トナーを回収する中間転写体清掃
    手段と、 前記中間転写体体清掃手段で回収された廃トナーを収容
    する回収箱と、 前記回収箱へ廃トナーを回収するための経路に前記搬送
    手段から現像剤を案内する管手段とを具備したことを特
    徴とする請求項2〜9のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 前記現像器で現像された前記潜像担持
    体上の画像を記録媒体に転写する前段階で中間的に保持
    するための中間転写体と、 前記中間転写体上の廃トナーを回収する中間転写体清掃
    手段と、 前記潜像担持体上の廃トナーを回収する潜像担持体清掃
    手段と、 前記中間転写体清掃手段および前記潜像担持体清掃手段
    で回収された廃トナーを収容する回収箱と、 前記回収箱へ廃トナーを回収するための経路に前記搬送
    手段から現像剤を案内する管手段とを具備したことを特
    徴とする請求項2〜9のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  13. 【請求項13】 前記回収箱の満杯を検知する満杯セン
    サと、 前記満杯センサの検知信号に応答して警報する警報手段
    とを具備したことを特徴とする請求項10〜12のいず
    れかに記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記回収箱は、脱着自在なカセットを
    有していることを特徴とする請求項10〜13のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
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