JP3760964B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真式の画像形成装置に関するものであり、特に、像担持体と、該像担持体上の静電潜像をトナー現像するための現像装置とを適正な相対位置関係に保持するのに好適な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の複写機やプリンタ等の画像形成装置において、感光体ドラム等の像担持体(以下、「感光体」で代表して説明する)上に形成された静電潜像を現像装置でトナー像として可視化し、このトナー像を記録媒体に直接転写する方式を採用したものと、前記トナー像をドラム状あるいは無端フィルム状のベルト部材からなる中間転写体上に一旦1次転写した後、この1次転写されたトナー像を改めて記録媒体上へ2次転写して画像を得る方式を採用したものとが知られている。
【0003】
図6は、画像形成装置の一例を示す図である。同図において、図示しないモータで矢印Bの方向に回転される感光体1の周囲には、帯電ロール8、露光装置5、現像装置アセンブリ10、1次転写ロール2、クリーナ装置11が配置されている。前記現像装置アセンブリ10はフルカラー現像のための4台の現像装置10Y,10M,10C,10Kからなる。現像装置10Y,10M,10C,10Kは、感光体1上の潜像を現像するためのイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーに対応し、それぞれが、交換可能なトナーカートリッジと、現像バイアスを与えるための現像ロールと、現像ロールへトナーを供給するトナー供給装置および搬送装置とを有している(いずれも図示しない)。各色に対応した潜像を現像する際には、図示しないモータによって現像装置アセンブリ10を前記方向Bとは反対方向つまり矢印A方向に90°ずつ回転させ、当該色の現像ロールが感光体1に当接するように位置合わせされる。
【0004】
感光体1上には各色のトナー像が順次形成され、該トナー像は1次転写ロール2によって中間転写ベルト(以下、単に「ベルト」という)3上に順次転写され、4色のトナー像が重ね合わされる。ベルト3はロール12,13,14,15に張架されている。これらのうち、ロール12は駆動ロールとして機能し、ロール13はベルト3に張力を与えるテンションロールとして機能し、ロール14は2次転写ロール4のバックアップロールとして機能する。ベルト3を挟んでロール15と対向する位置にはベルト3上の残留トナーを除去するクリーナ16が設けられている。
【0005】
記録紙カセット17,18から引き出しロール19,20で搬送路に引き出された記録紙はロール対21,22,23によって2次転写ロール4とベルト3との当接部(または2次転写部)に給送される。2次転写時までは2次転写ロール4はバックアップロール14側への付勢は解除されて下方に退避している。2次転写時には、2次転写ロール4がベルト3に当接され、ベルト3上に形成されたトナー像はこの当接部で記録紙上に転写され、定着器24で熱定着されてトレイ25またはトレイ26(本体上面)に排出される。
【0006】
ベルト3には反射型光センサ6が対向して配置されていて、ベルト3上に設けられたアルミ箔等のマーキング(図示せず)からの反射光を検出する。反射型光センサ6の出力は露光装置5による画像形成タイミングやトナー像の転写タイミングを制御する基準信号として利用される。
【0007】
動作時には、まず、帯電器8に電圧を印加して感光体1の表面を予定の帯電部電位で一様にマイナス帯電させ、帯電された感光体1上の画像部分が予定の露光部電位になるように露光装置5で露光を行い静電潜像が形成される。現像装置10Y等の現像ロールには各色毎に予め設定された現像バイアスが印加されており、前記潜像は該現像ロールの位置を通過時にトナーで現像される。トナー像は1次転写ロール2でベルト3に転写され、さらに2次転写ロール4で記録紙に転写された後、定着器24に送給される。フルカラープリント時はベルト3上で4色のトナーが重ね合わされた後、記録紙に転写される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記画像形成装置において、現像ロールは複数の磁極を有する現像ロールであり、トナーとともに現像剤を形成しているキャリアを磁力によって吸着して磁気ブラシを形成し、キャリアに吸着したトナーを感光体に供給する。ここで、現像ロールの周囲には磁極の数に応じた磁力線が発生しており、現像ロール上の円周方向の位置によって磁力の強さは異なる。したがって、前記位置によって現像ロールに吸着されるトナーの量が異なる。
【0009】
一方、現像装置アセンブリを回転させるための駆動モータのギヤおよび該ギヤと噛み合う現像装置アセンブリのギヤとは互いにバックラッシュを有している。したがって、各現像ロールを感光体に対して予定の位置に固定しようとして前記駆動モータを基準位置で停止させたとしても、前記バックラッシュがあるために現像ロールの停止位置は一定せず、感光体および現像ロールの相対位置は安定しない。
【0010】
このように、現像時の感光体および現像ロールの相対位置が安定しないと、現像ロール位置と前記トナーの量との関係により、感光体に供給されるトナー量が変動し、結果的に画像濃度の不安定化につながるという問題点が生じる。図8は、現像ロールの停止位置と画像濃度との関係を調査した実験結果を示す図である。同図において、停止位置は、感光体表面上における、現像装置アセンブリの中心および感光体の中心を結ぶ直線から、現像ロールおよび感光体の接点までの距離で示している。また、感光体の回転方向での距離を正方向、その逆方向を負方向として表わしている。同図に示すように、画像の濃度は前記現像ロールの停止位置が正方向に変化するに伴って濃度は高くなっている。
【0011】
本発明は、上記の問題点を解消し、感光体および現像ロールの相対位置を安定化させ、画像濃度の不安定化を解消することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決し、目的を達成するための本発明は、像担持体上に形成された静電潜像を互いに異なる複数色のトナーによって現像するための複数の現像装置を搭載した現像装置アセンブリを有する画像形成装置において、トナーを前記像担持体に供給するため前記現像装置のそれぞれに設けられた現像ロールと、前記現像ロールを回転駆動する第1駆動手段と、前記現像装置アセンブリを予め設定した量だけ一方向に回転駆動して停止させ、前記現像ロールを像担持体との対向位置に順次位置決めするための第2駆動手段とを具備し、前記現像装置アセンブリが前記第2駆動手段で回転させられる方向と、前記現像装置アセンブリが前記第1駆動手段の駆動の反力により回転させられようとする方向とが互いに逆方向となるように構成された点に特徴がある。
【0014】
第1の特徴によれば、第2駆動手段が基準位置で停止したときに現像装置アセンブリの慣性によりその位置がずれるが、前記第1駆動手段の駆動による反力で基準位置に戻される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。本実施形態は、図6に関して説明した画像形成装置に本発明を適用した例であるので、適宜図6を参照する。図2は、前記現像装置アセンブリ10、すなわち回転式現像装置の一例を示す要部断面図である。回転自在に設けられたサイドフレーム30のアーム31には、現像装置10Y,10M,10Cおよび10Kが前記アーム31の伸張方向に変位可能に装着されている(詳細は後述)。現像装置10Y,10M,10Cおよび10Kは同一構成であるので、以下の説明では現像装置10Yで代表する。現像装置10Yは現像器40と現像剤カートリッジ50から構成されている。現像器40内には、サイドフレーム30の回転軸方向(以下、単に「軸方向」という)が長手方向であるマグネットロールすなわち現像ロール41と、該現像ロール41と平行に延びる2本のスパイラルオーガ42、43が配置されている。現像ロール41が回転すると、スパイラルオーガ42は現像器40内に収容されている現像剤44を前記軸方向に攪拌しながら搬送する。
【0017】
一方、スパイラルオーガ43はスパイラルオーガ42の搬送方向とは逆方向に現像剤44を攪拌しながら搬送して、現像剤44を現像ロール41に供給する。現像ロール41は現像剤44に含まれるキャリアを磁力によって吸着して磁気ブラシを形成し、キャリアに吸着したトナーを感光体1に供給する。これにより、感光体1上に形成された静電潜像は顕像化される。
【0018】
現像剤カートリッジ50は前記軸方向が長手方向である円筒体容器からなり、新しい現像剤の収容室と劣化した現像剤の回収室とに区分されている。新現像剤収容室には図示されていない供給口が設けられており、該供給口を介して新現像剤を現像器40に導くためのほぼ円筒状のケーシング51と通じている。該ケーシング51内には、スパイラルオーガ52が設置されており、補給される現像剤は該スパイラルオーガ52により補給口53に導かれ、現像器40内に導入される。補給口53の出口には、フラップ54が設けられており、現像装置が位置Dにある時には開いている。
【0019】
現像剤カートリッジ50の劣化現像剤回収室55には、現像カートリッジ50内を周回する回収通路56が設けられており、該回収通路56には排出管57が接続され、該排出管57はその先端の回収口がス現像器40内に突出するように「くの字」または「ドッグレッグ」状に捻って折り曲げられている。回収口58は前記補給口53より上流側(現像剤の搬送方向の)に向いており、スパイラルオーガ42、43によって攪拌・搬送されて現像器40内を一周した現像剤が該補給口53によって回収されるようになっている。
【0020】
現像装置10Yと同一構成の現像装置10K、10C、10Mを有する回転式現像装置は、現像器がD位置にある時にフラップ54は補給口53を解放しており、必要に応じて新現像剤が現像器40内に補給される。現像装置10Yによる感光体1上の潜像の現像が終わると、回転体が回転して現像装置がEの位置にくると、図示されているようにフラップ54は半開きになると共に、回収口58が上を向くので、排出管57を搬送される現像剤が逆流せずに、回収通路56の方に流れる。この劣化現像剤は、現像装置がF位置からG位置に至までに回収通路56を通って劣化現像剤回収室へ落とし込まれる。このように、周回する回収通路56を設けることによって、回収される現像剤は現像器40へ逆流することはなくなる。
【0021】
一方、現像装置がG位置からD位置に至る途中で、現像剤カートリッジ50内に設けられた図示されていないアジテータの作用により新現像剤はケーシング51へと送られ、該ケーシング51内のスパイラルオーガ52により補給口53へと導かれる。この時、フラップ54は再び解放するので、新現像剤は現像器40内に補給される。
【0022】
前記現像装置10Y等は感光体1の方向に弾力的に付勢されている。図3を参照して、この付勢手段および付勢方向について説明する。図3は現像装置アセンブリ10の要部拡大図であり、現像装置10Yの付勢手段を説明するための図である。現像ロール41はトラッキングロール41aを介し、適当なすきま(例えば0.5mm)を有して感光体1に対向している。現像器40のハウジング40aの側面には長孔59,60が設けられていて、該長孔59,60にはサイドフレーム30のアーム31に固定されたピン61,62が嵌合している。同様の長孔およびピンはハウジング40の他方の側面および該他方の側面と対向するロータリフランジ(後述する)にもそれぞれ設けられている。すなわち、現像ロール41を保持しているハウジング40aは、ピン59,60を介してサイドフレーム30に支持されている。
【0023】
ハウジング40aの背後には該ハウジング40aを感光体1方向に付勢する押圧装置63が設けられている。押圧装置63はメインフレーム(サイドフレームの面と直交し、サイドフレーム30を結合している構造体)に固定された筒体64およびその筒体64内に収納された圧縮コイルばね65、ならびに圧縮ばね65によって付勢される加圧ピン66からなる。加圧ピン66が筒体64から脱出しないように筒体64にかぶせられた蓋67でストロークが規制されている。加圧ピン66の先端はハウジング40aの後部に突き当たっていて、圧縮コイルばね65の弾力でハウジング40aを前方つまり感光体1側へ押し出している。
【0024】
トラッキングロール41aが予定の位置で感光体1に当接した状態、つまり現像位置では、トラッキングロール41aは感光体1によってわずかに押し戻され、長孔59,60とピン61,62との間には感光体1側に間隙が生じている。換言すれば、トラッキングロール41aと感光体1とは、圧縮コイルばね65を前記間隙に相当するストローク分だけ押し戻す力によって当接している。
【0025】
次に、現像装置アセンブリ10の回転のための構造を説明する。図1は現像装置アセンブリ10の駆動部の構造を示す斜視図である。現像装置アセンブリ10の一端には、該現像装置アセンブリ10の回転中心である主軸68と同軸に歯車78が設けられている。この歯車78にはアセンブリ用モータ70の出力軸に結合された歯車71がかみ合わされている。主軸68は図示しない本体に軸受けされていて、アセンブリ用モータ70によって前記A方向に回転させられる。
【0026】
前記主軸68はロータリフランジ72に固定されていて、該ロータリフランジ72には現像ロール41を駆動する歯車73,74が回転自在に支持されている。すなわち、歯車73,74の共通軸がロータリフランジ72を貫通し、該共通軸の両端に歯車73,74が固定されている。前記歯車73は現像ロール41の一端に固定されている歯車75と噛み合っている。
【0027】
図示しない本体には現像器用モータ76が設けられていて、その出力軸に固定されている歯車77が、現像装置アセンブリ10が予定の現像位置、つまり現像ロール41が感光体1に当接する位置で停止した時に前記歯車74と噛み合うように位置決めされている。
【0028】
ロータリフランジ72の端面には突起状のアクチュエータ69が形成されていて、このアクチュエータ69が光学センサ79の光軸を遮ったときに検出信号が出力される。センサ79の出力信号は現像装置アセンブリ10の回転方向の基準位置を示す信号(基準位置信号)であり、この基準位置信号に基づいて現像装置アセンブリ10の停止位置が決定される。
【0029】
例えば、非現像時の位置(ホームポジション)は基準位置信号が出力されてから47.25°回転した位置に設定されている。アセンブリ用モータ70として1パルスにつき0.225°進角するステッピングモータを使用した場合、基準位置信号から210パルスを与えた時点がホームポジションである。
【0030】
現像位置は、例えばホームポジションから30.15°進んだ位置であり、ホームポジションから134パルスを与えた時に現像装置アセンブリ10は現像のために停止される。その後、各色の現像器による現像のため、現像装置アセンブリ10は90°ずつ回転される。
【0031】
アセンブリ用モータ70の歯車71と現像装置アセンブリ10側の歯車78との噛み合い状態を図4に示す。歯車71および歯車78は回転を滑らかにして騒音を小さくするためハスバ歯車を使用している。同図(a)は歯車71および歯車78が回転しているときの互いの噛み合い状態を示す図であり、歯車71が回転方向x1に回転し、これにつれて歯車78が矢印x2の方向に回転しているとき、互いの接触点PCは歯車71の前面と歯車78の背面との接触位置である。
【0032】
一方、現像位置でアセンブリ用モータ70の回転を停止した時には、必ずしも歯車71と歯車78とが図4(a)のように当接した状態であるとは限らない。すなわち、歯車71と歯車78との間にはバックラッシュが存在するため、そのバックラッシュの範囲で停止位置にばらつきが生じる。例えば、現像装置アセンブリ10の慣性により歯車78は矢印x3方向に回動し、図4(b)のように歯車71の背面と歯車78の前面との接触位置が接触点PC´になることも有り得る。
【0033】
また、次に示す状態のとき、前記バックラッシュによる位置のずれは最も大きくなる。図7は現像ロール41と感光体1との当接状態を示す図である。同図において、感光体1の中心C1と現像装置アセンブリ10の中心C2とを結ぶ直線上に現像ロール41と感光体1との当接位置がくるように設定してある場合を想定する。この場合、前記アセンブリ用モータ70が予定位置で停止した後も、現像装置アセンブリ10はその慣性によってA方向に変位し、現像ロール41は予定の当接位置を越えてしまう。現像装置10Y等は上述のように感光体1の方向へ付勢されているため、現像ロール41が一旦予定の当接位置を行き過ぎると、前記付勢の反力によって現像装置アセンブリ10はさらに前記当接位置を行き過ぎる方向に付勢される。その結果、現像時には歯車71と歯車78とは図4(b)の状態となり、現像ロール41と感光体1との当接位置のずれが最も大きくなる。
【0034】
前記当接位置のずれをなくして、現像時には常に安定した位置で現像ロール41と感光体1とが当接するように、次の構成を採用した。現像時には現像器用モータ76の歯車77が歯車74と噛み合って現像ロール41を駆動する。歯車74はロータリフランジ72に軸受けされているので、現像器用モータ76の回転により、ロータリフランジ72も、反力としての回転力を受け、現像装置アセンブリ10全体が回動する。
【0035】
現像器用モータ76の回転による現像装置アセンブリ10の回動方向が、現像装置アセンブリ10の慣性による回転方向と逆になる場合には、歯車71と歯車78との噛み合いは図4(a)のようになり、現像器用モータ76の回転による現像装置アセンブリ10の回動方向が、現像装置アセンブリ10の慣性による回転方向と同じになる場合には、歯車71と歯車78との噛み合いは図4(b)のようになる。
【0036】
そこで、アセンブリ用モータ70が停止した時の歯車71,78のかみ合わせの状態が現像時にも維持されるように、現像装置アセンブリ10が現像器用モータ76で回動されようとする方向と、現像装置アセンブリ10がアセンブリ用モータ70で回転される方向とが、互いに逆方向となるようにした。すなわち、現像装置アセンブリ10がアセンブリ用モータ70で回転される方向を前記A方向(図6)とすると、現像器用モータ76の駆動による反力で、歯車73,74を軸受している現像装置アセンブリ10が回転されようとする方向は、A方向とは逆の方向(A´方向とする)になるように歯車73,74等を含む歯車装置の構成を決定する。
【0037】
また、上述のように現像装置アセンブリ10の中心と感光体1とを結ぶ直線上に現像ロール41と感光体1との当接位置がくるようにすると、アセンブリ用モータ70が停止した時と現像時との位置のずれが最大となる。そこで、現像装置アセンブリ10の中心と感光体1とを結ぶ直線よりも現像装置アセンブリ10の回転方向上流側で、現像ロール41と感光体1とが当接するように設定した。
【0038】
図5は、現像装置アセンブリ10の中心と感光体1とを結ぶ直線よりも現像装置アセンブリ10の回転方向上流側で、現像ロール41と感光体1とを当接させた状態を示す図である。同図において、アセンブリ用モータ70がホームポジションから予定パルス数入力後に停止したとき、現像装置アセンブリ10は現像器10Y等の付勢力の反力を受け、現像ロール41は矢印A´方向に回動させられる力を受ける。このA´方向の力は、アセンブリ用モータ70が停止した時の現像装置アセンブリ10の慣性の方向(A方向)とは逆方向、つまり歯車71,68のバックラッシュ分の位置のずれが生じるのを抑制する方向に作用する。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、現像装置アセンブリが現像位置で停止したときに、慣性で予定の停止位置を越えてしまうことを防止できるので、停止位置のばらつきによる画像濃度の変動を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置に含まれる現像装置アセンブリの構成を示す斜視図である。
【図2】 現像装置アセンブリの構成を示す断面図である。
【図3】 現像装置アセンブリの要部構成を示す拡大図である。
【図4】 現像装置アセンブリの駆動用歯車の噛み合い状態を示す図である。
【図5】 本発明の一実施形態に係る現像ロールと感光体との当接位置を示す模式図である。
【図6】 画像形成装置の全体構成を示す模式図である。
【図7】 従来装置にに係る現像ロールと感光体との当接位置を示す模式図である。
【図8】 現像ロールの停止位置のずれと画像濃度との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…感光体、 2…1次転写ロール、 3…中間転写ベルト、 4…2次転写ロール、 8…帯電ロール、 10…現像装置アセンブリ、 16…ベルトクリーナ、 17…記録紙カセット、 30…サイドフレーム、 41…現像ロール、 68…主軸、 70…アセンブリ用モータ、 76…現像器用モータ

Claims (2)

  1. 像担持体上に形成された静電潜像を互いに異なる複数色のトナーによって現像するための複数の現像装置を搭載した現像装置アセンブリを有する画像形成装置において、
    トナーを前記像担持体に供給するため前記現像装置のそれぞれに設けられた現像ロールと、
    前記現像ロールを回転駆動する第1駆動手段と、
    前記現像装置アセンブリを予め設定した量だけ一方向に回転駆動して停止させ、前記現像ロールを像担持体との対向位置に順次位置決めするための第2駆動手段とを具備し、
    前記現像装置アセンブリが前記第2駆動手段で回転させられる方向と、前記現像装置アセンブリが前記第1駆動手段の駆動の反力により回転させられようとする方向とが互いに逆方向となるように構成されたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1駆動手段が、前記現像装置アセンブリとは分離して設けられた第1モータ、および第1モータから動力を伝達される歯車装置からなり、
    前記第2駆動手段が、前記現像装置アセンブリの回転中心と同軸に配置された歯車および該歯車に動力を伝達するため前記現像装置アセンブリとは分離して設けられた第2モータからなることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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