JPH11247400A - タイルユニット - Google Patents

タイルユニット

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Publication number
JPH11247400A
JPH11247400A JP6451398A JP6451398A JPH11247400A JP H11247400 A JPH11247400 A JP H11247400A JP 6451398 A JP6451398 A JP 6451398A JP 6451398 A JP6451398 A JP 6451398A JP H11247400 A JPH11247400 A JP H11247400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
unit
ceramic tiles
ceramic
sand
Prior art date
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Pending
Application number
JP6451398A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Sato
明雄 佐藤
Mitsunao Osada
光巨 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
E & A Kk
Original Assignee
E & A Kk
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Filing date
Publication date
Application filed by E & A Kk filed Critical E & A Kk
Priority to JP6451398A priority Critical patent/JPH11247400A/ja
Publication of JPH11247400A publication Critical patent/JPH11247400A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 陶磁器タイルと目地の質感相違を解消すると
共に、ユニットの強度を保持する。 【解決手段】 複数の陶磁器タイル2、2a…を、合成樹
脂と砂から成る弾性材で、目地4の形成をする様に、連
結してユニットと成すと共に、該ユニットの裏面に弾性
材と同材質の裏面層5を設けることによって、陶磁器タ
イル2、2a…と目地4の材質による違和感を減少し、通
例施工の風合を醸し出す。又、陶磁器タイル2、2a…間
の目地4の表面を削成して粗面と成すことによって、目
地4表面の一部に砂が露出して通例施工の風合を増大す
る。又、ユニットに弾性材の裏面層5を設けることによ
って、複数の陶磁器タイル2、2a…の連結強度を確保す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、目地に質感を付与
する様にしたタイルユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特許第2517283号公報に見
られる様に、陶磁器タイルを弾性目地材で連結したタイ
ルユニットが知られている。かかるタイルユニットの弾
性目地材は、例えば、ポリウレタンの様な有機系弾性目
地材が使用されているために、連結された陶磁器タイル
と弾性目地材とは異種材質となっている。
【0003】一方、通例の陶磁器タイルの施工時には、
目地材としてモルタルが使用されており、陶磁器タイル
と目地は類似材質で質感が同等であった。これに対し
て、特許第2517283号公報のユニットタイルで
は、異種材質のもので形成されているために、通例の施
工タイルとは違和感が生ずる欠点を有していた。
【0004】又、特許第2517283号公報のユニッ
トタイルにおける隣接した陶磁器タイルは、その側面だ
けが弾性目地材で連結されているために、陶磁器タイル
と弾性目地材の連結面の接着力が低く、製造時、運搬
時、施工時において、連結面で剥離分裂する可能性を有
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、陶磁器タイ
ルと目地の質感相違を解消すると共に、ユニットの強度
を保持する様にしたタイルユニットを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、目地に異質感が発生する課題、及びユニット
分離が発生し易い課題に鑑み、複数の陶磁器タイルを、
合成樹脂と砂から成る弾性材で、目地を形成する様に、
連結してユニットと成すと共に、該ユニットの裏面に弾
性材と同材質の裏面層を設けることによって、陶磁器タ
イルと目地の材質による違和感を減少し、通例施工の風
合を醸し出し、又裏面層で連結状態を維持する。又、陶
磁器タイル間の目地の表面を削成して粗面と成すことに
よって、目地表面の一部に砂が露出して、通例施工の風
合を増大する様にして、上記課題を解決する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1、2に示す様に、1は本発明に
係るタイルユニットであり、主要構成部材である複数の
陶磁器タイル2、2a…を、その側面側及び底面側で弾性
材3、3a…で連結している。
【0008】即ち、複数の陶磁器タイル2、2a…の側面
側を、弾性材3、3a…から成る目地4、4a…を介して連
結し、更に、かかるユニットの裏面側に目地4、4a…形
成材と同材質の弾性材3、3a…で、裏面層5を適宜厚さ
で全面的に設けている。
【0009】そして、目地4、4a…及び裏面層5を形成
する弾性材3、3a…は、合成樹脂に砂(再生品でも良
い)又はセラミック廃材の粉砕物の一方を混入したも
の、又は合成樹脂に砂とセラミック廃材の粉砕物の両方
を混入したものと成している。ここで合成樹脂として
は、常温で砂及び/又はセラミック廃材との混合が可能
な液状であり、加熱或いは硬化剤により硬化し、又は加
熱冷却によりゲル化して弾性を有する成形体を形成でき
るものが好ましい。具体的には、不飽和ポリエステル樹
脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂等の熱
硬化性樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂等の熱可塑
性樹脂が挙げられるが、弾性及び接着性の観点から熱可
塑性樹脂と熱硬化性樹脂の併用が特に好ましい。
【0010】又、図3に示す様に、目地4、4a…の表面
を、引っかいたり、削って、砂又はセラミック粉砕物を
表面露出させたり、化学薬品で弾性材3、3a…の合成樹
脂成分を溶解させて砂等を表面露出させている。
【0011】尚、目地4、4a…の形成時には、その表面
に比較的、合成樹脂が多く平滑であるために、目地4、
4a…の表面を削成して粗面と成している。又、砂等の表
面露出手段は、物理的、化学的に削成して粗面化するも
のを説明したが、これら以外の手段でも勿論良い。
【0012】又、陶磁器タイル2、2a…は4角形状のも
のを図示したが、それ以外の形状のものでも良く、又目
地4、4a…はタイルユニット1の2方向において外側に
も形成し、複数のタイルユニット1を結合する時の便宜
を図っている。
【0013】又、タイルユニット1の製造方法の概略と
しては、ゴム型に陶磁器タイル2、2a…を目地4、4a…
の形成間隔を置いて嵌め込み、陶磁器タイル2、2a…の
裏面側から、例えばエポキシ樹脂及び塩化ビニル樹脂ゾ
ルと砂との混合物からなる弾性材3、3a…を流し込み、
加熱冷却後、ゴム型からタイルユニット1を取り外す。
【0014】次に本発明に係るタイルユニットの作用に
ついて説明する。床面等への貼面積が、複数の陶磁器タ
イル2、2a…から成るタイルユニット1より小さい場合
には、タイルユニット1の目地4、4a…で切断して、適
宜大きさと成して床面等に貼着する。又、貼着面へ接着
に際しては、通例のモルタル以外に接着剤や両面テープ
を使用する。
【0015】又、貼着面に不陸(施工面の凹凸)がある
場合に、目地4、4a…で曲がって、不陸に馴染んだり、
小さな凹凸には裏面層5が馴染む。
【0016】
【発明の効果】要するに本発明は、複数の陶磁器タイル
2、2a…を、合成樹脂と砂又はセラミック廃材の粉砕物
から成る弾性材3、3a…で、隣接する陶磁器タイル2、
2a…間に目地4、4a…を形成する様に、連結してユニッ
トと成したので、目地4、4a…を陶磁器タイル2、2a…
と同等の素材感を持たせることが出来、又目地4、4a…
での切断が容易であるために、貼着面とタイルユニット
1の大きさの適合性における施工が容易となる。又、ユ
ニットの裏面に弾性材3、3a…と同材質の裏面層5を設
けたので、目地4、4a…、裏面層5の馴染み順応性が高
いために、不陸への施工が容易となり、且つタイルユニ
ット1の裏面側が弾性材3、3a…であるために、陶磁器
タイル2、2a…の側面以外に裏面側でも陶磁器タイル
2、2a…を連結して強度向上することが出来たり、施工
時に接着剤等による簡易な施工も出来、施工コストの軽
減及び工期短縮が可能となる。
【0017】又、弾性材3、3a…を合成樹脂と砂とセラ
ミック廃材の粉砕物と成したので、砂又はセラミック廃
材の粉砕物以上に素材感を持たせたり、セラミック廃材
の粉砕物の原料化で廃物利用及び低コスト化を図ること
が出来る。
【0018】又、陶磁器タイル2、2a…間の目地4、4a
…の表面を削成して粗面と成したので、砂等を混入した
弾性材3、3a…は表面に砂等が露出しない傾向がある
も、表面削成によりモルタルの素材感をより強調するこ
とが出来る等その実用的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタイルユニットの平面図である。
【図2】図1のタイルユニットの部分拡大側面図であ
る。
【図3】目地の表面を粗面化したタイルユニットの部分
拡大図である。
【符号の説明】
2、2a… 陶磁器タイル 3、3a… 弾性材 4、4a… 目地 5 裏面層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の陶磁器タイルを、合成樹脂と砂又
    はセラミック廃材の粉砕物から成る弾性材で、隣接する
    陶磁器タイル間に目地を形成する様に、連結してユニッ
    トと成すと共に、該ユニットの裏面に弾性材と同材質の
    裏面層を設けたことを特徴とするタイルユニット。
  2. 【請求項2】 弾性材を合成樹脂と砂とセラミック廃材
    の粉砕物と成したことを特徴とする請求項1のタイルユ
    ニット。
  3. 【請求項3】 陶磁器タイル間の目地の表面を削成して
    粗面と成したことを特徴とする請求項1又は2のタイル
    ユニット。
JP6451398A 1998-02-27 1998-02-27 タイルユニット Pending JPH11247400A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6451398A JPH11247400A (ja) 1998-02-27 1998-02-27 タイルユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6451398A JPH11247400A (ja) 1998-02-27 1998-02-27 タイルユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11247400A true JPH11247400A (ja) 1999-09-14

Family

ID=13260374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6451398A Pending JPH11247400A (ja) 1998-02-27 1998-02-27 タイルユニット

Country Status (1)

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JP (1) JPH11247400A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016102301A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 藤垣窯業株式会社 タイル貼着シートの製造方法

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