JPH0722431Y2 - 防水床パンの構造 - Google Patents

防水床パンの構造

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JPH0722431Y2
JPH0722431Y2 JP1986066214U JP6621486U JPH0722431Y2 JP H0722431 Y2 JPH0722431 Y2 JP H0722431Y2 JP 1986066214 U JP1986066214 U JP 1986066214U JP 6621486 U JP6621486 U JP 6621486U JP H0722431 Y2 JPH0722431 Y2 JP H0722431Y2
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JP
Japan
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reinforcing
floor pan
waterproof floor
reinforcing plate
filling member
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JP1986066214U
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JPS62177826U (ja
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辰生 山本
雅貴 武田
民雄 平林
和彦 庄子
領 仲井
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Takenaka Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
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Takenaka Corp
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、合成樹脂製の防水床パン本体の下面に補強を
したものにおいて、大きな歩行音が発生しないようにす
るための技術に関する。
[背景技術] 従来から第6図に示すような防水床パンA′が知られて
いる。この従来例にあっては、合成樹脂製の床パン本体
1の底部に合板製の補強板2を積層し、更に補強板2の
下面に補強フレーム3を設け、この補強板2及び補強フ
レーム3をFRPのオーバーレイ層7により防水床パン本
体1の下面に一体に固着していた。このものにおいては
補強板2と補強フレーム3とで合成樹脂製の防水床パン
本体1の補強がなされているが、このような構成の防水
床パンA′の上を歩く場合、補強フレーム3と補強フレ
ーム3との間の部分においては隙間9があるため防水床
パンA′を歩くときの足音が響いて、通常の在来のコン
クリート床を歩くときのような安心感がなく、防水床パ
ンA′を歩く人に不安感を与えるという問題があった。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて考案したものであって、そ
の目的とするところは、防水床パンを歩く時の足音の響
きを少なくし、在来のコンクリート床に近い安心感のあ
る歩行感が得られる防水床パンの構造を提供するにあ
る。
[考案の開示] 本考案の防水床パンの構造は、合成樹脂製の防水床パン
本体1の底部下面に補強板2を積層するとともに、その
補強板2の下面に補強フレーム3を設け、その補強板2
の下面の補強フレーム3,3間に充填部材4を充填し、か
つ、補強板2,充填部材4および補強フレーム3の露出し
た全面にわたって、FRPのオーバーレイ層7を被着形成
して成るもので、補強板2,充填部材4および補強フレー
ム3は、オーバーレイ層7によって三者一体となって、
強固に一体化されることになり、防水床パンA上を歩行
する場合の歩行者の発生を減少するのである。
以下本考案を実施例により詳述する。FRPのような合成
樹脂製の防水床パン本体1は外周に立ち上がり部5が設
けてある。この合成樹脂製の防水床パン本体1の上面に
はタイル6が貼着してある。また防水床パン本体1の底
部下面には補強板2が積層してある。補強板2としては
例えば厚みが9mmの合板が用いられる。この補強板2の
下面には金属製、木質系等の補強フレーム3が設けられ
る。また補強板2の下面の補強フレーム3間には充填部
材4を充填してある。そして上記補強板2、補強フレー
ム3及び充填部材4はFRPのオーバレイ層7により防水
床パン本体1に一体的に固着されている。第1図、第2
図に示す実施例においては補強板2の下面の補強フレー
ム3間に充填する充填部材4として合板4aを用いた実施
例が示してある。この実施例においては合板4aとして厚
さ9mmのものが使用してある。第3図の実施例において
は補強板2の下面の補強フレーム3間に充填する充填部
材4として硬質発泡合成樹脂板4bを用いた実施例が示し
てある。この実施例においては硬質発泡合成樹脂板4bと
して厚さ30mmの硬質発泡ウレタン板が使用してある。第
4図の実施例においては補強板2の下面の補強フレーム
3間に充填する充填部材4として木毛セメント板4cを用
いた実施例が示してある。この実施例においては木毛セ
メント板4cとして厚さ15mmのものが使用してある。第5
図の実施例においては補強板2の下面の補強フレーム3
間に充填する充填部材4として石膏ボード4dを用いた実
施例が示してある。この実施例においては石膏ボード4d
として厚さ12mmのものが使用してある。勿論本考案にお
いて充填部材4としては上記の実施例のもののみに限定
されず、吸音性のあるものまたは遮音性(制振性)のあ
るものならば他のものであってもよいものである。しか
して上記のような構成の防水床パンAは歩行の際に補強
フレーム3間に充填された充填部材4により歩行者の発
生を減少させ、大きな歩行音が発生しないものである。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように合成樹脂製の防水床パ
ン本体の底部下面に補強板を積層すると共に補強板の下
面に補強フレームを設け、補強板の下面の補強フレーム
間に充填部材を充填したので、補強フレーム間の充填部
材により、防水床パン上を歩行する場合の歩行音を減少
させて、在来のコンクリートの床に近い安心感のある歩
行感となり、歩行時の不安感の解消ができるものであ
る。また補強板及び補強フレームによる合成樹脂製の防
水床パン本体の補強に加えて充填部材でも補強されると
ともに、補強板,充填部材および補強フレームは、オー
バーレイ層によって三者一体となって、強固に一体化さ
れることになり、いっそうの補強効果が期待できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は同上の拡
大断面図、第3図は同上の他の実施例の拡大断面図、第
4図は同上の更に他の実施例の拡大断面図、第5図は同
上の更に他の実施例の拡大断面図、第6図は従来例の拡
大断面図であって、1は防水床パン本体、2は補強板、
3は補強フレーム、4は充填部材、7はオーバーレイ層
である。
フロントページの続き (72)考案者 武田 雅貴 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)考案者 平林 民雄 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)考案者 庄子 和彦 大阪府大阪市東区本町4丁目27番地 株式 会社竹中工務店大阪本店内 (72)考案者 仲井 領 大阪府大阪市東区本町4丁目27番地 株式 会社竹中工務店大阪本店内 (56)参考文献 実開 昭51−13591(JP,U) 実公 昭53−29390(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製の防水床パン本体の底部下面に
    補強板を積層するとともに、その補強板の下面に補強フ
    レームを設け、その補強板の下面の補強フレーム間に充
    填部材を充填し、かつ、補強板,充填部材および補強フ
    レームの露出した全面にわたって、FRPのオーバーレイ
    層を被着形成して成る防水床パンの構造。
JP1986066214U 1986-05-01 1986-05-01 防水床パンの構造 Expired - Lifetime JPH0722431Y2 (ja)

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JPS62177826U JPS62177826U (ja) 1987-11-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51135912U (ja) * 1975-04-25 1976-11-02
JPS5329390U (ja) * 1976-08-20 1978-03-13

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JPS62177826U (ja) 1987-11-11

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