JPH11245409A - サーマルインクジェットヘッド - Google Patents

サーマルインクジェットヘッド

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JPH11245409A
JPH11245409A JP4646398A JP4646398A JPH11245409A JP H11245409 A JPH11245409 A JP H11245409A JP 4646398 A JP4646398 A JP 4646398A JP 4646398 A JP4646398 A JP 4646398A JP H11245409 A JPH11245409 A JP H11245409A
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JP
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heating
ink
head
thermal
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JP4646398A
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Katsuzo Uenishi
勝三 上西
Morio Ota
守雄 太田
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高解像度、小容積で且つ部材の安定した積層が
可能なサーマルインクジェットヘッドを提供する。 【解決手段】シリコン基板21上のサーマルインクジェ
ットヘッド20には4つの駆動回路22a、22b、2
2c及び22dが形成される。共通電極23aには共通
電極23aとの間に個別配線電極24−1を介して第1
のオリフィス列の抵抗25−1及び共通電極23bとの
間に個別配線電極24−2を介して第2のオリフィス列
の抵抗25−2が接続され、第1及び第2のオリフィス
列のインク吐出が時分割で制御される。駆動回路22
b、22c及び22dも同様に左右の2列のオリフィス
列の抵抗を時分割で駆動する。第1及び第8のオリフィ
ス列にはインク通路28a、28eから黒インク、第2
と第3、第4と第5、第6と第7のオリフィス列には夫
々Yインク、Mインク、Cインクが供給される。同色の
2列のオリフィスの配置は1/2間隔ずれて配置され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルインクジ
ェットヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、サーマルインクジェット方式を用
いたプリンタが主流を占めてきている。このサーマルイ
ンクジェット方式は、印字のために射出するインクの液
滴形成過程において、ヒータを熱してヒータ面上に核
気泡を発生させる。この核気泡が合体して膜気泡が生
まれる。この膜気泡が断熱膨脹して成長する。その
成長した膜気泡が周囲のインクに熱を取られて収縮す
る。ついには膜気泡が消滅し、次のヒータ加熱を待
つ、という一連の工程を瞬時に行うことによって成り立
っている。そして、上記の〜の工程には膜沸騰現象
が利用されている。
【0003】膜沸騰現象は、例えば鉄の焼き入れのよう
に高温に加熱された物体を液体中に漬けた場合と、液体
と接する物体の表面温度を急激に上げた場合とに発現す
るが、サーマルインクジェットプリンタに用いられる膜
沸騰現象は後者の「液体と接する物体の表面温度を急激
に上げる」方法によっている。
【0004】また、このように膜沸騰現象を利用し、三
原色のインクを吐出して、フルカラー印刷を行うインク
ジェットプリンタの印字ヘッド(サーマルインクジェッ
トヘッド)は、一般に、シリコンLSIと薄膜技術を利
用して製造される。
【0005】そして、その製造方法では、例えば解像度
が360dpi(ドット/インチ)の印字ヘッドであれ
ば128個のインク吐出ノズルを、それぞれ個々に駆動
回路を対応させて一括して製造する方法が知られてい
る。また、解像度が720dpiの場合であれば256
個のインク吐出ノズルが個々の駆動回路と共に形成され
る。
【0006】これを簡単に説明すると、先ず、工程1と
して、4インチ以上のシリコン基板にLSI形成処理に
より駆動回路とその端子を形成する。次に、工程2とし
て、薄膜技術によりNiなどによる電極、Ta−Si−
SiOなどの微細抵抗を形成する。続いて、工程3とし
て、ウェットエッチングまたはサンドブラスト法などに
より上記シリコン基板にインク供給路とインク供給孔を
形成する。更に、工程4として、感光性ポリイミドなど
の有機材料を用いて個々のインク吐出口に対応するイン
ク溝を形成すべく隔壁を積層する。そして、工程5とし
て、エポキシ樹脂接着剤などのついた鋼薄板またはポリ
イミド等によりなる薄板部材をシリコン基板に張り付け
て上記隔壁によって形成されたインク溝に蓋をして個別
の微細通路(インク案内路)を形成する。また更に、工
程6として、上記薄板部材の上記微細抵抗に対応する部
分にエキシマレーザなどにより40μm〜20μmの孔
を空けて、多数のノズル孔(オリフィスともいう)を一
括形成する。ここまでが、ウェハの状態で処理される。
そして、最後に、工程7として、ダイシングソーなどを
用いてカツテングして、単位毎に個別に分割する。尚、
オリフィスは、一般には導波管等の終端または壁面に形
成されたエネルギー伝達用の孔又は窓の意である。
【0007】図6(a),(b),(c) 及び図7(a),(b),(c)
は、上記のサーマルインクジェットヘッドの発熱ヘッド
の製造方法を工程順に示す図である。図6(a),(b),(c)
はそれぞれ概略の平面図と断面図を示しており、図7
(a),(b),(c) はそれぞれ上段に図6(a),(b),(c) の詳細
拡大部分図、中段に上段のA−A′断面矢視図、下段に
上段のB−B′断面矢視図を示している。
【0008】尚、これらの図では、説明の便宜上、いず
れも1個の発熱ヘッドのみを示しているが、実際にはこ
のような発熱ヘッドが複数個連なって、1枚のシリコン
基板上に形成される。また、図6(a),(b),(c) のそれぞ
れ下に示している断面図は、図7(a),(b),(c) のそれぞ
れ中段に示すA−A′断面矢視図と同一のものである。
【0009】上記の図6(a) 及び図7(a) は、上述した
工程1〜工程3が終了した直後の状態を示している。す
なわち、シリコン基板1上には、共通電極2、共通電極
給電端子3(図6(a) 参照)、個別配線電極4、抵抗
5、駆動回路6、駆動回路端子7(図6(a) 参照)、イ
ンク供給路8、及びインク供給孔10(図7(a) 参照)
が形成されている。
【0010】次に図6(b) 及び図7(b) は、上述の工程
4が終了した直後の状態を示している。すなわち、共通
電極2のインク供給路8の左側に位置する部分と、個別
配線電極4が配設されている部分、及び各抵抗5と抵抗
5の間に、隔壁部材9が積層されている。隔壁部材9の
上記各抵抗5間に積層される部分は、個別配線電極4上
の部分9−1を櫛の胴とすれば、各抵抗5間に伸び出す
部分9−2は櫛の歯に相当する形状をなしている。これ
により、この櫛の歯を隔壁として、その歯と歯の間の付
け根部分に抵抗5が位置する微細なインク案内溝が、抵
抗5の数だけ形成される。この隔壁部材9は、10μm
以上の厚さを有している。
【0011】そして、図6(c) 及び図7(c) は、上述し
た工程5と工程6が終了した直後の状態を示している。
すなわち、薄板部材11が駆動回路6と給電端子3及び
7の部分を除く全領域を覆っており、上記のインク案内
溝も上を覆われて隔壁部材9の厚さ10μmに対応する
高さのインク案内路12を形成している。そして、抵抗
5に対応する部分にノズル孔13が形成されており、こ
れにより、1列のノズル孔13を備えた発熱ヘッド14
が完成する。
【0012】通常フルカラー印字においては、減法混色
の三原色であるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)の3色に、文字や画像の黒部分に専用されるブ
ラック(Bk)を加えて合計4色のインクを必要とす
る。したがって、最低でも4列のノズル列が必要であ
る。そして、上述した製造方法によれば4列の素子をモ
ノリシックに構成することは可能であり、各列の位置関
係も今日の半導体の製造技術により正確に配置すること
が可能である。
【0013】図8は、上述の図6及び図7に示したシリ
コン基板1、共通電極2、共通電極給電端子3、個別配
線電極4、抵抗5、駆動回路6、駆動回路端子7、イン
ク供給路8、隔壁部材9、インク供給孔10、薄板部材
11、ノズル孔13の各部を1組としてなる素子(発熱
ヘッド)14を4列並べてフルカラーのサーマルインク
ジェットヘッドを構成した状態を示す図である。尚、同
図は、発熱ヘッド14が4列並んだ構成を分かり易く示
すため、図6(a) に示した工程1〜工程3まで終了した
状態のものを示している。
【0014】同図に示すように、サーマルインクジェッ
トヘッド15は、4個の発熱ヘッド14(14a、14
b、14c、14d)が並んで配置され、例えばインク
供給路8aからYインクが発熱ヘッド14aのインク案
内路12(図6(c) 及び図7(c) 参照)に供給され、イ
ンク供給路8bからMインクが発熱ヘッド14bのイン
ク案内路12に供給され、インク供給路8cからCイン
クが発熱ヘッド14cのインク案内路12に供給され、
そして、インク供給路8dからはBkインクが発熱ヘッ
ド14dのインク案内路12に供給される。
【0015】印字に際しては、抵抗5が印字情報に応じ
て選択的に通電され、瞬時に発熱して膜沸騰現象を発生
させ、その抵抗5に対応するノズル孔13からインク滴
が吐出される。このようなインクジェット方式ではイン
ク滴はノズル孔13の径に対応する大きさの略球形で吐
出され、紙面上には略その倍の径の大きさとなって印字
される。
【0016】このようにして得られるフルカラーのサー
マルインクジェットヘッドは、解像度が360dpiの
場合であれば128ノズル×4列=640ノズルを備え
ることになり、概略8.5mm×19.0mmの大きさ
に形成される。また解像度が720dpiの場合であれ
ば、256ノズル×4列=1280ノズルが、ほぼ8.
5mm×19.0mmの大きさの中に形成される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ノズル孔の
径やその配置間隔は、印字の分解能(画像の解像度)に
よって設計される。上述したように、ノズル孔の径に対
応する大きさの球形状で吐出されたインク滴は紙面上で
は略倍の大きさの径に広がるから、ノズル孔の径は印字
するドットピッチの1/2の大きさに設計される。例え
ば解像度が360dpiの場合であれば、ドットピッチ
は約70μmであり、したがって、ノズル孔の径は30
〜40μmφに形成される。また、例えば720dpi
の場合では、ドットピッチは約35μmであり、したが
って、ノズル孔の径は15〜20μmφとなる。
【0018】このように、ピッチが微細になると、シリ
コン基板1へオリフィス板(薄板部材11)を張り付け
る際の積層される相手側(隔壁部材9の櫛の歯相当部分
9−2)との接着面が減少し、安定した接着を実現する
ことが困難になるという問題が発生する。
【0019】ところが、他方では、印字分解能を上げる
ために、一色を2列以上の発熱ヘッドで印字するような
多列化が望まれ、ますます多ノズル化と高精細化の要求
が高まってきている。
【0020】上述したように、フルカラー用のサーマル
インクジェットヘッドは最低4列の発熱ヘッドを必要と
するが、これらの発熱ヘッドは、図8に示したように、
個別に独立の駆動回路6を持ち、これらには駆動回路端
子7が配設されている。また、各発熱素子(抵抗5)に
共通の電極への給電線も各発熱ヘッド毎に持っている。
したがって、このサーマルインクジェットヘッドと外部
回路との接続においては多数の接続部が発生し、この接
続にはより高度な技術が要求される。
【0021】また、そればかりでなく、このように各発
熱ヘッド毎に独立に積層される回路、電極、接続端子数
等が多いため、これらを積層されるシリコンチップに大
きな面積を必要とし、したがって、モノリシック(mono
lithic)に形成される発熱ヘッドの量産化が阻害され
る。
【0022】例えば、図6(a),(b),(c) に示した例で
は、1列のノズル孔13を有する発熱ヘッドを構成する
ために略2mmの幅を必要とする。そして、フルカラー
のサーマルインクジェットヘッドでは、上記の発熱ヘッ
ドを4列連設するから、前述したように、およそ8.5
mm×19.0mmの大きさになる。したがって、例え
ば4インチのシリコンウエハ上には上記8.5mm×1
9.0mmのチップは30個程度、5インチのシリコン
ウエハでは55個程度しか形成できない。このように、
1枚のウエハから取れるフルカラー用のサーマルインク
ジェットヘッドの数は非常に少ないため、製造コストの
上昇を招くという問題も有していた。
【0023】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
高解像度、小容積で且つ素子部材の安定した積層が可能
なサーマルインクジェットヘッドを提供することであ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明のサーマ
ルインクジェットヘッドの構成を述べる。先ず、請求項
1記載の発明のサーマルインクジェットヘッドは、複数
の発熱素子をアレー状に配設した発熱ヘッドを複数設
け、上記発熱素子上に供給されるインクを上記発熱素子
にて加熱し、上記インクと上記発熱素子の界面に気泡を
発生させることにより該発熱素子に対応するオリフィス
からインク滴を吐出するサーマルインクジェットヘッド
であって、隣接する発熱ヘッド間に設けられ、該両側の
発熱ヘッドの発熱素子に対し共通に上記インクを供給す
る単一のインク供給路を有して構成される。
【0025】次に、請求項2記載の発明のサーマルイン
クジェットヘッドは、複数の発熱素子をアレー状に配設
した発熱ヘッドを複数設け、上記発熱素子上に供給され
るインクを上記発熱素子にて加熱し、上記インクと上記
発熱素子の界面に気泡を発生させることにより該発熱素
子に対応するオリフィスからインク滴を吐出するサーマ
ルインクジェットヘッドであって、第1の発熱ヘッドと
第2の発熱ヘッド間に設けられ、上記第1の発熱ヘッド
内の第n番目の発熱素子と上記第2の発熱ヘッド内の第
m番目の発熱素子とに共通に駆動信号を供給する駆動手
段と、該駆動手段による上記駆動信号の供給と、上記第
1の発熱ヘッドの共通電極と上記第2の発熱ヘッドの共
通電極とを、時分割に選択することにより上記第1の発
熱ヘッドの発熱素子と上記第2の発熱ヘッドの発熱素子
とを時分割駆動するよう上記駆動手段を制御する制御手
段とを有して構成される。
【0026】更に、請求項3記載の発明のサーマルイン
クジェットヘッドは、複数の発熱素子をアレー状に配設
した発熱ヘッドを複数設け、上記発熱素子上に供給され
るインクを上記発熱素子にて加熱し、上記インクと上記
発熱素子の界面に気泡を発生させることにより該発熱素
子に対応するオリフィスからインク滴を吐出するサーマ
ルインクジェットヘッドであって、nを整数とし、第n
+1列目の発熱ヘッドと第n+2列目の発熱ヘッドの共
通電極を単一の共通電極で構成し、第n+3列目の発熱
ヘッドと第n+4列目の発熱ヘッドの共通電極を他の単
一の共通電極で構成し、上記第n+2列目の発熱ヘッド
内の発熱素子と上記第n+3列目の発熱ヘッド内の発熱
素子を時分割駆動する駆動手段を有して構成される。
【0027】そして、mを整数として、例えば請求項4
記載のように、上記第m+1列目の発熱ヘッド内の発熱
素子と第m+2列目の発熱ヘッドの内の発熱素子とは、
同一ピッチで且つ1/2ピッチだけ位置をずらして配置
される。また、例えば請求項5記載のように、第m+1
列目の発熱ヘッドと第m+2列目の発熱ヘッドは、同色
のインクを吐出するように構成される。また、例えば請
求項6記載のように、第1列目の発熱ヘッドと最終列の
発熱ヘッドからは黒インクを吐出させ、他の発熱ヘッド
からはカラーインクを吐出させ、該カラーインクの吐出
されるドット密度は上記黒インクの吐出されるドット密
度の2倍に構成される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a) は、一実施の形態に
おけるサーマルインクジェットヘッドの構成を示す平面
図であり、同図(b) は、その断面図である。尚、同図
(a),(b) に示すサーマルインクジェットヘッド20は、
構成を分かり易く示すため、図6及び図7に示した従来
の発熱ヘッドと同様の製作工程において、シリコン基板
に駆動回路とその端子を形成し、薄膜技術により電極と
抵抗を形成し、ウェットエッチングまたはサンドブラス
ト法等によりインク供給路を形成したところまでの状態
を示しており、シリコンウエハにモノリシックに形成さ
れたものの中から1個のみを切り出して示している。
【0029】このサーマルインクジェットヘッド20
は、図1(a),(b) に示すように、シリコン基板21に、
4つの駆動回路22a、22b、22c及び22dが形
成されている。第1の駆動回路22aには、一方では第
1の共通電極23aとの間に個別配線電極24−1を介
して抵抗25−1が接続されて形成され、他方では第2
の共通電極23bとの間に個別配線電極24−2を介し
て抵抗25−2が接続されて形成される。
【0030】第2の駆動回路22bには、一方では上記
第2の共通電極23bとの間に個別配線電極24−3を
介して抵抗25−3が接続されて形成され、他方では第
3の共通電極23cとの間に個別配線電極24−4を介
して抵抗25−4が接続されて形成される。
【0031】同様に、第3の駆動回路22cには、一方
では上記第3の共通電極23cとの間に個別配線電極2
4−5を介して抵抗25−5が接続されて形成され、他
方では第4の共通電極23dとの間に個別配線電極24
−6を介して抵抗25−6が接続されて形成される。
【0032】そして、第4の駆動回路22dには、一方
では上記第4の共通電極23dとの間に個別配線電極2
4−7を介して抵抗25−7が接続されて形成され、他
方では第5の共通電極23eとの間に個別配線電極24
−8を介して抵抗25−8が接続されて形成されてい
る。
【0033】上記5個の共通電極23a〜23eには、
それぞれ給電端子26a〜26eが連接して形成され、
4個の駆動回路22a〜22dには、それぞれ駆動回路
端子27a〜27dが接続して形成されている。
【0034】そして、共通電極23a〜23eは、それ
ぞれ長手方向に沿って中央部が切り欠かれ、その下方に
インク供給路28a〜28dが形成されている。このイ
ンク供給路28a〜28dには、特には図示しないが、
シリコン基板21を貫通するインク供給孔が連通してそ
れぞれ形成される。
【0035】そのインク供給孔からは、この例では、第
1のインク供給路28a及び第5のインク供給路28e
にBkインクが供給される。そして、第2のインク供給
路28bにYインクが供給され、第3のインク供給路2
8cにMインクが供給され、第4のインク供給路28d
にはCインクが供給される。
【0036】図2(a) は、上記の状態から更に、図6及
び図7に示した従来の発熱ヘッドと同様の製作工程にお
いて、各抵抗25(25−1、25−2・・・25−
7、25−8)に対応するインク溝を形成する隔壁を積
層し、オリフィス板を貼りつけてインク案内路を形成
し、エキシマレーザによりノズル孔を一括形成して、単
体として切り出したフルカラー用サーマルインクジェッ
トヘッドの完成品を示す平面図であり、同図(b) は、そ
の断面図である。上述した図1(a),(b) に示した状態に
おける共通電極23(23a〜23e)の一部と個別配
線電極24(24−1〜24−8)の部分に重ねて、図
2(b) に示すように、隔壁部材31が積層され、その上
に、駆動回路22(22a〜22d)の配設部を除いた
部分に、5枚のオリフィス板32(32a、32b、3
2c、32d、32e)が、同図(a),(b) に示すように
貼り合わせられる。
【0037】オリフィス板32aには、抵抗25−1に
対応する位置に、所定の径(このサーマルインクジェッ
トヘッド20の解像度が360dpiであれば、本例に
おいては15〜20μmφ、これについては後述する)
のノズル孔33(33−1、33−2、・・・、33−
7、33−8)が所定の間隔(約70μm)で一括して
それぞれ形成されている。
【0038】上述した第1のインク供給路28aのBk
インクは、オリフィス板32aのノズル孔33−1のノ
ズル列に供給され、第5のインク供給路28eのBkイ
ンクは、オリフィス板32eのノズル孔33−8のノズ
ル列に供給される。
【0039】そして、第2のインク供給路28bのYイ
ンクは、オリフィス板32bのノズル孔33−2のノズ
ル列及びノズル孔33−3のノズル列に供給され、第3
のインク供給路28cのMインクは、オリフィス板32
cのノズル孔33−4のノズル列及びノズル孔33−5
のノズル列に供給され、第4のインク供給路28dのC
インクは、オリフィス板32dのノズル孔33−6のノ
ズル列及びノズル孔33−7のノズル列に供給される。
【0040】このように、各色毎に2列のノズル列、つ
まり4色分合計で8列のノズル列を備え、それらのノズ
ル孔33にインクを供給するインク供給路28は、ノズ
ル列の数よりも3本少ない5本で構成されて、共通電極
32も5個である。また、それらのノズル列に対応する
抵抗25を発熱駆動する駆動回路22は4個であり、駆
動回路端子27(27a〜27d)も4組である。
【0041】このように、4個の駆動回路22で、その
倍の列数のノズル孔33の抵抗25の発熱駆動を時分割
で制御するように構成される。このように時分割駆動が
可能であるのは、サーマルインクジェットヘッドでは、
インクの吐出のための抵抗(発熱素子)への通電パルス
幅は1μ秒であり、同じノズル孔から次ぎの信号でイン
クを吐出させるための周期、つまり吐出繰り返し周波数
は1kHz〜10kHz(1m秒〜100μ秒間隔)で
ある。したがって、数拾mHz又はそれ以上の周期で動
作可能な駆動回路としては時間的な余裕が充分にあり、
この時間的余裕を利用して、時分割で2列のノズル列の
抵抗を駆動するようにしたものである。
【0042】また、上記のように同一の抵抗に対する最
初の発熱駆動と次の発熱駆動との間には充分な時間的余
裕があるから、例えばベタ印字の場合に考慮される発熱
へッドの最大許容電流の関係も加味して(やや時間的間
隔を空けて)上記の時分割駆動を行っても、この時分割
駆動が印字速度を低下させる要因とはならない。
【0043】そして、このサーマルインクジェットヘッ
ド20は、各色毎に2列のノズル列、合計8列のノズル
列を備えておりながら、全体の大きさは、図8に示した
従来の4列のノズル列のものと大差のない寸法で構成さ
れている。
【0044】図3(a) は、上記のサーマルインクジェッ
トヘッド20の、1列のノズル列によるベタ印字を模式
的に示したものである。本来であれば360dpiのド
ット配列では70.6μmのピッチで、ノズル孔の大き
さは30〜40μmφであり、インク滴が倍に広がっ
て、上記のベタ印字では各印字ドットは密着していなけ
ればならない。しかし、本実施の形態においては、ノズ
ル孔配置の2倍の解像度で印字を行うために、ノズル孔
の径は、720dpiのドット配列の場合に相当する1
5〜20μmφに形成されている。そして、同一色の2
列のノズル列のノズル孔の配置を1/2ピッチずらして
形成している。
【0045】図3(b) は、そのような同一色の2列のノ
ズル孔の配置関係を示している。同図(b) は、1/2ピ
ッチのずれを示すために、2列のノズル列で印字タイミ
ングをずらして印字した場合を示しているが、実際の印
字では2列のノズル列で紙面の同一印字領域に印字する
ようにタイミングをとって、図3(c) に示すように、1
列のノズル孔配列の1/2ピッチのドット密度で印字が
行われる。このように、小さなオリフィス(ノズル孔)
を形成し、1/2ピッチずらした2列のオリフィス列を
用いることで、オリフィス列が1列の構成の場合の2倍
の分解能を実現することができる。
【0046】このように、本実施の形態においては、駆
動回路、給電回路、インク供給路を2列のオリフィス列
に共通化することによって、チップの小型化が図れ、サ
ーマルインクジェットヘッドのサイズを大きくすること
なく殆ど従来同様のサイズのままで、従来の2倍のノズ
ル列を構成することができる。また、従来の微細加工の
技術水準で2倍の解像度を有する高精細のサーマルイン
クジェットヘッドを実用的に構成することができる。
【0047】尚、カラー画像は常にきめの細かな高解像
度が要望されるが、文字等の黒印字ではそれほど高解像
度は要求されない。また、一般に、プリンタは、事務用
に限らず個人用に使用されるものであっても、文字(文
章)の印字に用いられる場合が多い。したがって、主と
して文字印字に専用されるBkインクのノズル列のノズ
ル孔配列を、他の色のノズル孔配列の2倍のピッチで且
つ2倍の孔径で形成するようにしてもよい。
【0048】図4(a) は、そのような構成のサーマルイ
ンクジェットヘッドのYインク、Mインク及びCインク
の印字ドット(図3(a) に示した印字ドットと同一)を
示し、図4(b) は、Bkインクの印字ドットを同図(a)
と同一の拡大率で示している。このように構成すれば、
黒のみによる文字による印字の際には、第1列と第8列
との印字を分担(例えば印字データの奇数列を第1列目
のヘッド,偶数列を第8列目のヘッドで印字)すること
により印字速度を2倍に向上させることができる。
【0049】また、前述の図1〜図3において、8列全
てのオリフィス列から同一色の(例えば黒の)インク滴
を吐出するようにし、8列のオリフィス列のノズル孔配
置を、それぞれ分解能を決めるピッチの整数倍の位置関
係でずらして配置するようにしてもよい。そうすれば、
単一色ではあるが極めて高精細の印字画像を得ることが
できる。
【0050】尚、上記の実施の形態では、いずれも色毎
に2列のノズル列を構成する例を示したが、これに限る
ことなく、色毎のノズル列を1列で構成して、そのノズ
ル列の抵抗を時分割で駆動するようにしてもよい。
【0051】図5(a) は、他の実施の形態におけるサー
マルインクジェットヘッドの構成を示す平面図であり、
同図(b) は、その断面図である。同図(a),(b) に示すよ
うに、このサーマルインクジェットヘッド20′は、4
列の抵抗25′のオリフィス列と、これに対応する4本
のインク供給路28′を備えているが共通電極23′は
3個のみ、駆動回路22′は2個のみの構成である。こ
の駆動原理は図1〜図3に示したサーマルインクジェッ
トヘッド20の場合と同様である。
【0052】この構成によれば、例えば360dpiの
解像度で、1列に256ノズルの構成とすれば、サーマ
ルインクジェットヘッド20′は、およそ20mm×6
mmの寸法で設計可能である。図6〜図8に示した従来
の設計では、20mm×8mmの寸法であり、これは、
4インチのシリコンウエハ上では30個のチップとなる
が、本例のように20mm×6mmであると、40個の
チップを形成できる。また、5インチのシリコンウエハ
では、従来の55個に対して、本例の構成では75個の
チップを形成できる。
【0053】このように、1個のシリコンウエハから取
れるチップの個数が3割又は4割の差となって、生産性
の向上に大きく寄与することができる。また、図5(a)
から明らかなように、外部との接続端子数も半減できる
ので、プリンタ装置本体への実装も容易であり、このた
めカラープリンタでは比較的交換頻度の高い部品となる
サーマルインクジェットヘッドの保守作業が容易となっ
て、より実用性の高いサーマルインクジェットヘッドが
実現する。
【0054】尚、上記の構成は、中央の共通電極23′
といずれか片側の駆動回路22′を一組として、任意の
数だけ連接すれば、オリフィス列が4列から6列あるい
は8列というように如何様にも拡張することができ、よ
り高精細な印字を実現することができるものである。
【0055】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、2列のオリフィス列を1/2間隔ずらして配置し
てオリフィス径のみを微細化するので、通常の積層処理
の加工精度でその倍の解像度の印字ができ、したがっ
て、高精細な印字を行うサーマルインクジェットヘッド
を実現することが容易に可能となる。
【0056】また、隣接するオリフィス列の発熱素子を
これと並列に接続した1つの駆動回路で時分割で駆動す
るので、駆動回路数がオリフィス列数の1/2でよいこ
とになり、したがって、サーマルインクジェットヘッド
の小型化が可能となる。
【0057】また、同様にサーマルインクジェットヘッ
ドが小型になるので、1つのシリコン基板に形成するサ
ーマルインクジェットヘッドの個数を少なくとも従来の
40%以上増やすことができ、したがって、サーマルイ
ンクジェットヘッドの生産性が向上する。
【0058】また、駆動回路と共に駆動回路端子が半減
するので、外部との接続端子数が半減してプリンタ本体
への実装が容易となり、したがって、印字ヘッドの交換
頻度が比較的高くなるカラープリンタの保守作業が容易
となり、これにより、使い勝手が良くなって顧客の信頼
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は一実施の形態におけるフルカラー用サー
マルインクジェットヘッドの構成を示す製作工程途中の
平面図、(b) はその断面図である。
【図2】(a) は製作工程を完了し単体として切り出した
フルカラー用サーマルインクジェットヘッドの完成品を
示す平面図、(b) はその断面図である。
【図3】(a) はサーマルインクジェットヘッドの1列の
ノズル列によるベタ印字を模式的に示す図、(b) は同一
色の2列のノズル孔の配置関係を示す図、(c) は2列の
ノズル列で同一印字領域に印字して2倍のドット密度を
実現できることを示す図である。
【図4】(a) はノズル孔形成の変形例としてカラーイン
クの印字ドットの径を示す図、(b) は黒インクの印字ド
ットの径を同一拡大率で示す図である。
【図5】(a)は他の実施の形態におけるサーマルインク
ジェットヘッドの構成を示す平面図、(b) はその断面図
である。
【図6】(a),(b),(c) は従来のサーマルインクジェット
ヘッドの印字部の製造方法を工程順に示す概略の平面図
と断面図である。
【図7】(a),(b),(c) は従来の印字部の詳細な拡大部分
平面図を上段に、そのA−A′断面矢視図を中段に、B
−B′断面矢視図を下段に示す図である。
【図8】従来の印字部を4列並べてフルカラーのサーマ
ルインクジェットヘッドを構成した状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 共通電極 3 共通電極給電端子 4 個別配線電極 5 抵抗 6 駆動回路 7 駆動回路端子 8(8a、8b、8c、8d) インク供給路 9 隔壁部材 9−1 櫛の胴相当部分 9−2 櫛の歯相当部分 10 インク供給孔 11 薄板部材 12 インク案内路 13 ノズル孔 14(14a、14b、14c、14d) 発熱ヘッド 20 サーマルインクジェットヘッド 21 シリコン基板 22(22a、22b、22c、22d) 駆動回路 23(23a、23b、23c、23d、23e) 共
通電極 24(24−1、24−2・・・24−7、24−8)
個別配線電極 25(25−1、25−2・・・25−7、25−8)
抵抗(発熱素子) 26a、26b、26c、26d、26e 給電端子 27(27a、27b、27c、27d) 駆動回路端
子 28a、28b、28c、28d インク供給路 31 隔壁部材 32(32a、32b、32c、32d、32e) オ
リフィス板 33(33−1、33−2、・・・、33−7、33−
8) ノズル孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発熱素子をアレー状に配設した発
    熱ヘッドを複数設け、前記発熱素子上に供給されるイン
    クを前記発熱素子にて加熱し、前記インクと前記発熱素
    子の界面に気泡を発生させることにより該発熱素子に対
    応するオリフィスからインク滴を吐出するサーマルイン
    クジェットヘッドであって、 隣接する発熱ヘッド間に設けられ、該両側の発熱ヘッド
    の発熱素子に対し共通に前記インクを供給する単一のイ
    ンク供給路、 を有することを特徴とするサーマルインクジェットヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 複数の発熱素子をアレー状に配設した発
    熱ヘッドを複数設け、 前記発熱素子上に供給されるインクを前記発熱素子にて
    加熱し、前記インクと前記発熱素子の界面に気泡を発生
    させることにより該発熱素子に対応するオリフィスから
    インク滴を吐出するサーマルインクジェットヘッドであ
    って、 第1の発熱ヘッドと第2の発熱ヘッド間に設けられ、前
    記第1の発熱ヘッド内の第n番目の発熱素子と前記第2
    の発熱ヘッド内の第m番目の発熱素子とに共通に駆動信
    号を供給する駆動手段と、 該駆動手段による前記駆動信号の供給と、前記第1の発
    熱ヘッドの共通電極と前記第2の発熱ヘッドの共通電極
    とを、時分割に選択することにより前記第1の発熱ヘッ
    ドの発熱素子と前記第2の発熱ヘッドの発熱素子とを時
    分割駆動するよう前記駆動手段を制御する制御手段と、 を有することを特徴とするサーマルインクジェットヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】 複数の発熱素子をアレー状に配設した発
    熱ヘッドを複数設け、前記発熱素子上に供給されるイン
    クを前記発熱素子にて加熱し、前記インクと前記発熱素
    子の界面に気泡を発生させることにより該発熱素子に対
    応するオリフィスからインク滴を吐出するサーマルイン
    クジェットヘッドであって、 nを整数とし、第n+1列目の発熱ヘッドと第n+2列
    目の発熱ヘッドの共通電極を単一の共通電極で構成し、
    第n+3列目の発熱ヘッドと第n+4列目の発熱ヘッド
    の共通電極を他の単一の共通電極で構成し、 前記第n+2列目の発熱ヘッド内の発熱素子と前記第n
    +3列目の発熱ヘッド内の発熱素子を時分割駆動する駆
    動手段を有することを特徴とするサーマルインクジェッ
    トヘッド。
  4. 【請求項4】 mを整数とし、第m+1列目の発熱ヘッ
    ド内の発熱素子と第m+2列目の発熱ヘッドの内の発熱
    素子とは、同一ピッチで且つ1/2ピッチだけ位置をず
    らして配置されることを特徴とする請求項1、2又は3
    記載のサーマルインクジェットヘッド。
  5. 【請求項5】 mを整数とし、第m+1列目の発熱ヘッ
    ドと第m+2列目の発熱ヘッドは、同色のインクを吐出
    することを特徴とする請求項4記載のサーマルインクジ
    ェットヘッド。
  6. 【請求項6】 第1列目の発熱ヘッドと最終列の発熱ヘ
    ッドからは黒インクを吐出させ、他の発熱ヘッドからは
    カラーインクを吐出させ、該カラーインクの吐出される
    ドット密度は前記黒インクの吐出されるドット密度の2
    倍に構成されることを特徴とする請求項3記載のサーマ
    ルインクジェットヘッド。
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