JP2000334951A - マルチアレイ式インクジェット印字ヘッド - Google Patents

マルチアレイ式インクジェット印字ヘッド

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JP2000334951A
JP2000334951A JP14571599A JP14571599A JP2000334951A JP 2000334951 A JP2000334951 A JP 2000334951A JP 14571599 A JP14571599 A JP 14571599A JP 14571599 A JP14571599 A JP 14571599A JP 2000334951 A JP2000334951 A JP 2000334951A
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/145Arrangement thereof
    • B41J2/155Arrangement thereof for line printing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/20Modules

Abstract

(57)【要約】 【課題】最小限数のインク供給路を備え短手方向の幅が
狭いマルチアレイ式インクジェット印字ヘッドを提供す
る。 【解決手段】印字ヘッド20の親基板21に角度θで傾
いて配設されるノズル列26が1列の印字チップ22
は、13個で1つのサブヘッド23(23−1、23−
2、23−3又は23−4)を構成する。夫々のサブヘ
ッド23間で上下左右に隣接する各印字チップ22が斜
めに入り組んでいて相互に無駄な間隙が無く、印字ヘッ
ド20の短手方向の幅Jが従来のマルチアレイ印字ヘッ
ドの幅よりも狭い。各サブヘッド23毎に1本のインク
供給路24(24−1、24−2、24−3又は24−
4)が対応し、全部で4本のインク供給路24は1個の
インクタンクのイエロー(Y)、マセンタ(M)、シア
ン(C)及び黒(K)の4つのインク貯留室に夫々連通
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親基板の長手方向
に形成されるインク供給路が各色毎に1本のみから成る
マルチアレイ式インクジェット印字ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクボトルのインクを用紙
面に吐出して印字を行うインクジェットプリンタがあ
る。インクジェットプリンタは、300dpi(ドット
/インチ)又はそれ以上の微細な解像度で形成された多
数の印字素子を備えた印字ヘッドによって印字情報に応
じた文字や画像を記録(印字、印刷)する。
【0003】インクジェットプリンタによる記録方法
は、チップ状の小基板(以下、印字チップという)のイ
ンク吐出面に多数配列されている微細なノズルからイン
クの液滴を吐出させ、このインク滴(印字ドット)を
紙、布などの被記録材に吐出・着弾させて吸収させ、こ
れにより文字や画像等の記録を行なうものであり、騒音
の発生が少なく、特別な定着処理を要することもなく且
つフルカラー記録も比較的容易な記録方法である。
【0004】フルカラー記録は、通常、減法混色の三原
色であるイエロー(黄色)、マゼンタ(赤色染料名)及
びシアン(緑味のある青色)の3色のインクを用い、或
は文字や画像の黒色部分などに用いられる黒を加えた4
色のインクを用いて行われる。
【0005】インクの液滴を吐出させる方法としては、
ピェゾ抵抗素子(圧電素子)などの電気機械変換素子を
用いてインクチャンバーに機械的変形による圧力を生じ
させ、これにより微小ノズルから液滴を吐出させるピエ
ゾジェット方式や、微細なインク室に発熱素子を配し
て、これに電気パルスを与え高速でインクと発熱素子の
界面に気泡を発生させ、その気泡の成長力を利用して同
様に微小ノズルから液滴を吐出させるサーマルジェット
方式などがある。
【0006】また、上記のサーマルジェット方式には、
インク滴の吐出方向により、二通りの構成がある。一つ
は発熱素子の発熱面に平行な方向へインクを吐出する構
成のサイドシュータ型であり、他の一つは発熱素子の発
熱面に垂直な方向にインクを吐出するルーフシュータ型
である。
【0007】このようなルーフシュータ型のサーマルイ
ンクジェットプリンタに用いられる印字チップの製法と
して、シリコンLSI形成処理技術と薄膜形成技術を利
用して、複数の発熱素子とこれらを個々に駆動する駆動
回路とインク供給路とインク吐出ノズルとを、一枚のシ
リコンチップ基板上にモノリシックに形成する方法があ
る。
【0008】この方法によれば、例えば10mm×15
mmのシリコンチップ基板上に解像度が360dpi
(ドット/インチ)の印字チップを作成する場合は、1
28個の発熱素子と駆動回路とインク吐出ノズルを形成
することができる。
【0009】図6(a) は、そのような印字チップのイン
ク吐出面を示す平面図であり、同図(b) は、その背面図
である。また、同図(c) は、同図(a) の一点鎖線aで四
角く囲んだ部分のオリフィス板を取り除いて内部を示す
拡大図であり、同図(d) は、同図(c) のA−A′断面矢
視図である。
【0010】同図(a) に示す印字チップ1は、1つのシ
リコンチップ基板3上にノズル列2を4列備えている。
これら4列のノズル列2は、それぞれイエローインク
(Y)、マゼンタインク(M)、シアンインク(C)又
は黒(K)のインクを吐出するように構成されている。
【0011】同図(a) 〜(d) に示すように、印字チップ
1は、シリコンチップ基板3の上面に駆動回路4がLS
I形成処理技術により形成され、インク供給溝5が例え
ば湿式エッチングにより穿設され、このインク供給溝5
に連通しシリコンチップ基板3の裏面に開口するインク
受給孔6がシリコンチップ基板3を貫通している。
【0012】上記の駆動回路4とインク供給溝5の間に
はフォトリソグラフィー技術等による薄膜形成技術によ
り、発熱素子7が例えば64個、128個、又は256
個等多数形成されて、更にこれらの発熱素子7に、配線
電極8として共通電極8aと個別配線電極8bとが接続
され、その個別配線電極8bに駆動回路4の電極端子4
−1が接続され、シリコンチップ基板3表面の上下の縁
部9に外部との接続用電極端子10が夫々形成されてい
る。
【0013】そして、これらの上には、上記の接続用電
極端子10部分を除く全面に、隔壁11が積層されてい
る。隔壁11は、一方でインク供給溝5の左方でインク
を外部から遮断するインクシール壁を形成し、他方では
個別配線電極8b及び駆動回路4上で同じくインクを外
部から遮断するインクシール壁を形成し、更にこの個別
配線電極8b部分の隔壁11は、各発熱素子7と発熱素
子7の間に伸び出す突設部11−1を備えている。隔壁
11の上記個別配線電極8b及び駆動回路4上の部分を
櫛の胴とすれば、これから各発熱素子7間に伸び出す突
設部11−1は櫛の歯に相当する形状をなしている。こ
れにより、この櫛の歯を仕切り壁として、その歯と歯の
間の付け根部分に発熱素子7が位置する微細なインク加
圧室12が発熱素子7の数だけ区画・形成されている。
【0014】更にこれらの駆動回路4、発熱素子7、共
通電極8a、個別配線電極8b及び隔壁11の形成され
たシリコンチップ基板3の最上層にオリフィス板13が
積層され、そのオリフィス板13の上記発熱素子7に対
向する位置に、多数のインク吐出ノズル14が穿設され
て、上述した4列のノズル列2を形成している。4列の
ノズル列2は、互いに平行して形成され、端部のインク
吐出ノズル14が相互に同一高さに揃えて形成されてい
る。つまり、4列のノズル列2は相互に上下のズレの無
いように形成されている。
【0015】このような印字チップ1の解像度、すなわ
ちインク吐出ノズル14の配設ピッチは、現今では極め
て一般的なもので300dpi(ドット/インチ)、高
解像度のものでは600dpiが普通である。600d
piをミリ換算で見ると1mm当り約24個の発熱素子
7及びインク吐出ノズル14から成る印字素子が一列に
並ぶことになり、そのピッチは約42μmである。
【0016】このような形状で、不図示のシリコンウエ
ハ上の多数のシリコンチップ基板3上に印字チップ1が
完成する。そして、最後に、ダイシングソーなどを用い
てカッテングして、チップ基板単位毎に個別に分割し、
実装基板にダイスボンデングし、端子接続して、実用単
位の印字チップとなる。
【0017】この印字チップ1は、外部からインク受給
孔6へ供給されるインクがインク供給溝5を介してイン
ク加圧室12に供給され、印字に際しては発熱素子7が
印字情報に応じて選択的に通電され、瞬時に発熱してイ
ンクに膜沸騰現象を発生させ、その核気泡の圧力によ
り、発熱素子7に対応するインク吐出ノズル14からイ
ンク滴が吐出される。
【0018】一般に、プリンタは、構成上の分類として
シリアル式とライン式に分類できる。シリアル式では、
その印字ヘッドとして従来は上記の印字チップ1が単体
で用いられることが多かったが、近年では印字チップ1
を印字の副走査方向に複数個配置して長尺化した印字ヘ
ッドが実用化されつつある。小さな印字チップ1を複数
個配置して長尺化する理由は、印字チップ1の加工技術
(主として加工装置)に様々な限界があるために、長尺
で単体の印字チップを作ることができないからである。
【0019】上記のシリアル式のプリンタは、配設され
る印字チップ1の多いか少ないかでプリンタの印字速度
が左右される。勿論、ノズル列の長手方向に配置した印
字チップ1の数が多いほうが一度の主走査で印字する副
走査方向の幅(縦幅)が広がるから印字処理は高速とな
る。一方、ライン式のプリンタは、主走査方向の印字領
域一杯に印字チップ1を配列して長尺化した印字ヘッド
を用い、その印字ヘッドをプリンタ本体側に固定して用
紙のみを搬送する方式であり、その方式自体が高速性に
対応しており、また、機械的な負荷も小さくて消費電力
が少なく経済的である。
【0020】したがって、近年のように印字処理の速度
を、より高速にしたい、という要望に応えるためには、
シリアル式のプリンタの場合は主走査1ラインの印字で
出来るだけ縦幅の長い印字を行うために、複数の印字チ
ップを副走査方向に継いで副走査方向に長い印字ヘッド
を形成する必要があり、また、ライン式のプリンタの場
合は複数の印字チップを主走査方向に継いで印字ヘッド
を形成することは初めから必須の作業となっている。
【0021】とはいっても、シリアル式のプリンタで
は、あまり印字チップ1の数を多くすると、印字ヘッド
が移動する際の負荷が大きくなって印字品質の劣化、フ
レームの強化、装置の大型化など厄介な種々の問題が発
生する。したがって、高速化のためにはライン式のプリ
ンタが今後の開発の中心となってくる。
【0022】図7は、そのようなライン式プリンタのカ
ラー印字ヘッドの構成を模式的に示す図である。同図に
示すように、カラー印字ヘッド15は、図の両方向矢印
xで示す主走査方向に延在して合計12個の図6(a) に
示した印字チップ1が親基板16上に互い違いに千鳥模
様状に配置(千鳥配列)されて、主走査方向に長さBの
印字領域を形成している。
【0023】このように、印字チップ1を互い違いにず
らして千鳥配列で配置するのは、縁部9があるからであ
り(図6(a) 参照)、印字チップ1をたとえ直線状に密
着配置しても、隣接する印字チップ1のノズル列2とノ
ズル列2の夫々の端部のインク吐出ノズル14が、縁部
9の2倍だけ距離を隔てて存在することになるため、各
印字チップ1のノズル列2が正しい間隔で連続しないか
らである。
【0024】図8(a) は、上記のように親基板16に配
置される印字チップ1へインクを供給する親基板側のイ
ンク供給路の構成を示す図であり、同図(b) は同図(a)
のC−C′断面拡大矢視図である。また、同図(c) は、
印字チップ1を再掲して示し、同図(d) はそのD−D′
断面拡大矢視図である。同図(a) は印字チップ1を配設
する前の親基板16を示しており、印字チップ1を配設
すべき位置を破線1′で示している。
【0025】同図(a) に示すように、親基板16には、
印字チップ1が配設される印字領域の両端部にインクタ
ンク17(17−1、17−2)が配設されている。そ
して、各インクタンク17は、イエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)及び黒(K)のインクを収納す
る4室のインク貯溜室を備え、これらに連通する8本の
インク供給路18が親基板16上に形成されている。8
本のインク供給路18のうち4本のインク供給路18
は、一方のインクタンク17−1の各インク貯溜室に夫
々連通し、他の4本のインク供給路18は他方のインク
タンク17−2の各インク貯溜室に夫々連通している。
【0026】そして、図8(a) に示すように上方に横1
列に並ぶ6個の印字チップ1が(図7を参照)、夫々図
8(d) 及び同図(b) 間の破線矢印Eで示すように、一方
のインクタンク17−1から伸び出す4本のインク供給
路18上に配置され、不図示の接着シーリング材に形成
された接続孔を介して印字チップ1裏面のインク受給孔
6と親基板16のインク供給路18とが連通する。ま
た、同じく下方に横1列に並ぶ6個の印字チップ1が他
方のインクタンク17−2から伸び出す4本のインク供
給路18上に配置され、同様に不図示の接着シーリング
材に形成された接続孔を介して印字チップ1裏面のイン
ク受給孔6と親基板16のインク供給路18とが連通す
る。
【0027】これにより、同図(c) に示す印字チップ1
のイエロー、マゼンタ、シアン及び黒の吐出インクに対
応する4列のノズル列に平行して形成されている同図
(c) には透視的に二点鎖線で示すインク供給溝5(図6
(c),(d) も参照)に、夫々対応する色のインクが、イン
ク供給路18、インク受給孔6を介してインクタンク1
7−1又は17−2から供給される。
【0028】図9は、上記親基板16のインク供給路1
8と、印字チップ1のインク受給孔6との配設位置の関
係を拡大して示す図である。同図は要部のみを分かりや
すく示すため印字チップ1及びノズル列14′を破線で
示している。同図に示すように、各印字チップ1の夫々
4列のノズル列14′の各列毎に夫々対応する3個のイ
ンク受給孔6が、これらに対応する色インクのインク供
給路18上に配置されるている。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たカラー印字ヘッド15の構成、すなわち親基板16へ
千鳥配列した印字チップ1の配置では、主走査方向(図
9の横方向)に1列に並ぶ各印字チップ1と印字チップ
1の間には大きな無駄なスペースGができている。そし
て、この印字空白部を埋めるために隣接の印字チップ1
を上又は下にずらして全体として2列の印字チップ1を
主走査方向に千鳥配列した配置となっている。その結
果、カラー印字ヘッド15の副走査方向の幅が大きくな
ってしまうという第一の欠点を有している。また、同図
に示すように、8本ものインク供給路18が必要であ
り、これでは組み立て時及び保守時の手数が掛るばかり
でなく、インクタンク17も2つ必要になってコストが
増大するという第2の欠点を有していた。
【0030】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
最小限の数のインク供給路を備え、無駄なスペースが無
く短手方向の幅がより狭いマルチアレイ式インクジェッ
ト印字ヘッドを提供することである。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチアレイ式
インクジェット印字ヘッドは、複数のインク吐出ノズル
を直線状に配置した印字チップを所定方向に対して所定
の角度θ(但し、θ≠0)をもって複数配置して成るサ
ブヘッドと、該サブヘッドを上記所定方向に対して直角
方向に複数配置して構成される。
【0032】上記所定方向は、例えば請求項2記載のよ
うに、印字の主走査方向であり、また、例えば請求項3
記載のように、印字の副走査方向となるように構成され
る。また、上記所定の角度θは、例えば請求項4記載の
ように、5度以上、45度以下であることが好ましい。
【0033】また、上記一つのサブヘッドに配置された
複数の上記印字チップは、例えば請求項5記載のよう
に、専用且つ単一のインク供給路を共有して構成され
る。また、上記インク吐出ノズルは、例えば請求項6記
載のように、上記印字チップ内で第1の列と該第1の列
の長手方向に所定距離aだけずれ且つ上記第1の列の短
手方向に所定距離bだけ離れた第2の列とで構成され
る。
【0034】そして、例えば請求項7記載のように、上
記印字チップ内の上記第1の列の内端部のインク吐出ノ
ズルと上記第2の列の内端部のインク吐出ノズル間の上
記所定方向に直角な方向の距離fと、上記第2の列の外
端部のインク吐出ノズルと該印字チップの上記所定方向
に隣接する印字チップの上記第1の列の外端部のインク
吐出ノズル間の上記所定方向に直角な方向の距離gと
は、同一距離「f=g」となるように構成することが好
ましい。
【0035】また、上記インク吐出ノズルは、例えば請
求項8記載のように、上記印字チップ内で第1の縦4列
と該第1の縦4列の長手方向に所定距離jだけずれ且つ
上記第1の縦4列の短手方向に所定距離kだけ離れた第
2の縦4列とで構成するようにしてもよい。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a) は、第1の実施の形
態におけるマルチアレイ式インクジェット印字ヘッドの
印字チップ配置図であり、同図(b) は、その拡大図、同
図(c) は更にその一部を拡大して示す図である。
【0037】同図(a) に示す印字ヘッド20は、マルチ
アレイ式のフルカラー用インクジェット印字ヘッドであ
り、親基板21に、多数の印字チップ22が傾けて配設
されている。尚、同図(a) に示す例では、印字チップ2
2は、ノズル列26が1列のみからなる印字チップであ
る。また、親基板21には印字チップ22を合計52個
配置しているが、印字チップ22の配置数は52個と限
る訳ではなく設計の方針に合わせて任意の数でよい。
【0038】同図(a) に示す印字ヘッド20において
は、両方向矢印Hで示す主走査方向に斜めに傾いて配置
された13個の印字チップ22によって構成される1つ
のサブヘッド23(23−1、23−2、23−3又は
23−4)が上記主走査方向と直角な方向、すなわち副
走査方向に、複数(同図(a) に示す例では4つ)並んで
配設されている。
【0039】これらのサブヘッド23は、夫々の印字チ
ップ22が斜めに傾いて入り組んでいるので、4つのサ
ブヘッド23−1〜23−4は独立して形成されている
訳ではなく部分的に互いに入り組んで形成され、全体と
して印字ヘッド20を構成している。上記各印字チップ
22の傾き角度θは、主走査方向に対して5度以上、4
5度以下である。
【0040】このように、4つのサブヘッド23の夫々
の印字チップ22が斜めに傾いて入り組んで配置されて
いるので、上下左右に隣接する各印字チップ22の間に
大きな、つまり無駄な、間隙が無く、その分だけ印字ヘ
ッド20の副走査方向の幅Jが図7に示した従来のカラ
ー印字ヘッド15の副走査方向の幅F(図9参照)より
も狭くなっている。
【0041】そして、この親基板21には、同図(b) に
示すように、不図示の1個のインクタンクのイエロー、
マセンタ、シアン及び黒の4つのインク貯留室に夫々連
通する4本のインク供給路24(24−1、24−2、
24−3、24−4)が形成されており、これらインク
供給路24の上に配置される印字チップ22との間に介
装される接着シーリング材には、インク供給路24と各
印字チップ22の複数のインク受給孔(図8(c),(d) 及
び図9に示したノズル列毎の3個のインク受給孔6と同
様に形成されている)に対応する細長いインク連通孔2
5が形成されている。
【0042】このように、各サブヘッド23は、夫々1
色のインクに対応する1本のインク供給路24と、この
上に斜めに傾けて配設された13個の印字チップ22か
らなっており、印字ヘッド20全体としては、インク供
給路24は4本のみで構成されている。
【0043】これにより、上記各サブヘッド23毎に主
走査方向に複数(この例では13)ある印字チップ22
は、専用且つ単一のインク供給路24(24−1、24
−2、24−3、又は24−4)を共有するように構成
され、例えば、サブヘッド23−1の各印字チップ22
はイエロー(Y)インク、サブヘッド23−2の各印字
チップ22はマゼンタ(M)インク、サブヘッド23−
3の各印字チップ22はシアン(C)インク、そしてサ
ブヘッド23−4の各印字チップ22は黒(K)インク
に対応している。
【0044】また、上記斜めに傾いた印字チップ22の
配置において、同図(c) に示すように、同一サブヘッド
内で隣接する印字チップ22−i(i=1、2、・・
・、13)と22−i+1の、夫々のノズル列26と2
6の、互いに近接する端部のインク吐出ノズル27−n
(n:ノズル列26内のインク吐出ノズル配列数)と2
7−1間の主走査方向のピッチP2は、ノズル列26内
のインク吐出ノズル27j(j=1、2、・・・、n)
同士間のピッチP1と同一である。
【0045】また、隣接するサブヘッド間で隣接する一
方のサブヘッドの印字チップ22−iと他方のサブヘッ
ドの印字チップ22−i+1の、夫々のノズル列26と
26の、互いに近接する端部のインク吐出ノズス27−
nと27−1間の副走査方向の間隙Lは、インク吐出ノ
ズル27によって吐出される異なる色のインクとインク
の間の距離に対応している。この距離(間隙L)は0.
5mm以上とすることが好ましく、これによリ、不図示
のワイパーでインク吐出ノズル27(つまりノズル列2
6)を主走査方向にワイピングする際に、インクの混色
を防止することができる。
【0046】図2は、上記第1の実施の形態における変
形例を示す図である。同図に示す印字ヘッド30は、親
基板31に、やや長尺の4色チップ32を斜めに傾けて
複数個(同図の例では10個)配設されている。各4色
チップ32には、ノズル列33が長手方向に1列になっ
て4列配設されている。これら4列のノズル列33は、
夫々イエロー(Y)インク、マゼンタ(M)インク、シ
アン(C)インク、及び黒(K)インクを吐出する。ま
た、特には図示しないが、これらのノズル列33に対応
する色のインクを供給するインク供給路は親基板31上
に4本のみ形成されている。
【0047】同図に示す破線28及び破線29で区切ら
れた内部のノズル列33の構成のみを見ると、これらの
ノズル列配置構成が図1(a),(b) に示した第1の実施の
形態における印字ヘッド20のノズル列配置構成と同一
であることが分かる。このように構成しても、図1の印
字ヘッド20と同様の効果が得られ、且つ、親基板31
に搭載する印字チップの数を、図1の印字ヘッド20に
比較して、単純計算で1/4程度に減らすことができ
る。
【0048】図3(a) は、第2の実施の形態に係る印字
チップの概略の平面図であり、同図(b) は、その印字チ
ップを配設した印字ヘッドを示す図、同図(c) は、その
親基板のインク供給路と接着シーリング材の連通孔の配
置と形状を示す図、同図(d)は、同図(b) の一部拡大図
である。
【0049】同図(a) に示すように、この印字チップ3
5は、多数のインク吐出ノズル34からなる2列のノズ
ル列36(36−1、36−2)を備えている。これら
ノズル列36は、第1の列としてのノズル列36−1
と、このノズル列36−1の長手方向に所定距離aだけ
ずれ且つノズル列36−1の短手方向に所定距離bだけ
離れた第2の列としてのノズル列36−2とで構成され
る。
【0050】このような印字チップ35が、この場合も
図の両方向矢印Mで示す主走査方向に斜めに傾いた状態
で、親基板37に配設される。そして、その主走査方向
に並ぶ複数の印字チップ35によって形成される1つの
サブヘッド38(38−1、38−2、38−3又は3
8−4)が副走査方向に4列並んで印字ヘッド40を構
成している。この場合も、印字チップ35の傾き角度δ
は、主走査方向に対して5度以上、45度以下である。
【0051】この場合も夫々のサブヘッド38の印字チ
ップ35が斜めに傾いて入り組んでいるので、上下左右
に隣接する各印字チップ35の間に大きな間隙が無く、
その分だけ印字ヘッド40の副走査方向の幅Nが図7に
示した従来のカラー印字ヘッド15の副走査方向の幅F
(図9参照)よりも狭くなっている。
【0052】そして、この親基板37には、同図(c) に
示すように、不図示の1個のインクタンクのイエロー
(Y)、マセンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の
4つのインク貯留室に夫々連通する4本のインク供給路
41(41−1、41−2、41−3、41−4)が形
成されている。
【0053】これらインク供給路41の上に配置される
印字チップ35との間に介装される接着シーリング材に
は、インク供給路41の両端部では一方の端部の印字チ
ップ35−1のノズル列36−1のインク受給孔に対応
する細長くやや短いインク連通孔42aと他方の端部の
印字チップ35−k(k:1つのサブヘッド38に配設
される印字チップ数)のノズル列36−2のインク受給
孔に対応する細長くやや短いインク連通孔42bとが形
成され、両端部以外の中間の部分では、印字チップ35
−q(q=2、3・・・、k)のノズル列36−1と印
字チップ35−q−1のノズル列36−2と共有される
段差付きで細長く伸びるインク連通孔43とが形成され
ている。
【0054】このように、各サブヘッド38は、夫々1
色のインクに対応する1本のインク供給路41と、この
上に斜めに傾けて配設されたk個の印字チップ35から
なっており、印字ヘッド40全体としては、この場合も
4本のみのインク供給路41−1〜41−4で構成され
ている。
【0055】そして、上記各サブヘッド38毎に主走査
方向に複数(k個)ある印字チップ35は、専用且つ単
一のインク供給路41を共有するように構成され、例え
ば、同図(c) に示すように、サブヘッド38−1の各印
字チップ35はイエロー(Y)インク、サブヘッド38
−2の各印字チップ35はマゼンタ(M)インク、サブ
ヘッド38−3の各印字チップ35はシアン(C)イン
ク、そしてサブヘッド38−4の各印字チップ35は黒
(K)インクに対応している。
【0056】このように構成しても、この図3(b) と前
述の図1(a) を見比べて分かるように、親基板内におけ
る個々のノズル列の配置は同一である。また、上記斜め
に傾いた印字チップ35の配置において、同図(d) に示
すように、同一サブヘッド内で隣接する印字チップ35
と35の夫々のノズル列36−2と36−1の、互いに
近接する端部のインク吐出ノズル34−m(m:ノズル
列36内のインク吐出ノズル配列数)と34−1間の主
走査方向のピッチd3、同一ノズル列36(例として同
図(d) のノズル列36−1)内のインク吐出ノズル34
同士間のピッチd1、及び同一印字チップ35内のノズ
ル列36−1の内端部のインク吐出ノズル34−mとノ
ズル列36−2の内端部のインク吐出ノズル34−1間
の主走査方向のピッチd2は、いずれも同一となるよう
に構成されている。
【0057】また、同一サブヘッド内に並ぶ各印字チッ
プ35のノズル列36−1の外端部のインク吐出ノズル
34−1とノズル列36−2の内端部のインク吐出ノズ
ル34−1は主走査方向に一直線をなして配置され、同
じく各印字チップ35のノズル列36−1の内端部のイ
ンク吐出ノズル34−mとノズル列36−2の外端部の
インク吐出ノズル34−mも主走査方向に一直線をなし
て配置される。
【0058】いずれのサブヘッド38においても、その
印字チップ35のノズル列36−1及び36−2の各端
部のインク吐出ノズル34−1と隣接のサブヘッド38
の印字チップ35のノズル列36−1及び36−2の各
端部のインク吐出ノズル34−mとの副走査方向の距離
eを0.5mm以上とすることが好ましい。この距離e
は、各サブヘッド38のノズル列36−1及び36−2
によって吐出されるインクの、色の異なるインクとイン
ク間の距離に対応しており、この距離eを0.5mm以
上とすることで、不図示のワイパーでサブヘッドを主走
査方向にワイピングする際にインクの混色を防止するこ
とができる。
【0059】図4(a) は、上記同一サブヘッド内におけ
る印字チップ35の傾斜配置において好ましい配置を示
しており、同図(b) は、このように配置しても構わない
が好ましいとはいえない配置を示している。すなわち、
同図(a) に示す印字チップ配置は、印字チップ35−q
のノズル列36−2の外端部のインク吐出ノズル34−
mと隣接の印字チップ35−q+1のノズル列36−1
の外端部のインク吐出ノズル34−1間の副走査方向の
距離fは、同一印字チップ35(例えば同図(a) の印字
チップ35−q+1)のノズル列36−1の内端部のイ
ンク吐出ノズル34−mとノズル列36−2の内端部の
インク吐出ノズル34−1間の副走査方向の距離gと同
一の距離「f=g」となるように配置されている。この
ように配置すると、各印字チップ35のノズル列36−
1及び36−2からなる同一サブヘッド内のノズル列群
の副走査方向の位置関係が全て同じになるので、印字制
御部の回路またはプログラムの構成をより簡単化するこ
とができる。
【0060】これに対して、同図(b) に示すように、同
一印字チップ内のノズル列間の距離f′と隣接印字チッ
プのノズル列間の距離g′が異なるような配置である
と、ノズル列毎の吐出タイミングの制御が複雑になって
面倒である。
【0061】図5(a),(b) は、上記第2の実施の形態に
おける変形例を示す図である。同図(a) に示す印字ヘッ
ド45は、親基板46に、長尺の4色印字チップ47を
斜めに傾けて複数個(同図の例では10個)配設されて
いる。
【0062】同図(b) に示すように、4色印字チップ4
7は、インク吐出ノズル48が、4色印字チップ47内
で、第1の縦4列を形成する4列のノズル列49−1
a、49−1b、49−1c及び49−1dと、第1の
縦4列の長手方向に所定距離jだけずれ且つ第1の縦4
列の短手方向に所定距離kだけ離れた第2の縦4列であ
る4列のノズル列49−2a、49−2b、49−2c
及び49−2dを形成している。
【0063】この場合も、同図(a) に示す破線51及び
破線52で区切られた内部のノズル列49−1d、49
−2d等の配置のみを見ると分かるように、図3(b) 又
は図1(a) に示した構成と、親基板46内における個々
のノズル列の配置は同一である。すなわち、これによっ
ても、副走査方向の幅が狭く、インク供給路が4本のみ
の印字ヘッド45が形成される。
【0064】尚、上述した実施の形態では、いずれも印
字ヘッドの長手方向を印字の主走査方向とするラインプ
リンタ用の印字ヘッドとして説明しているが、本発明の
印字ヘッドは、これに限ることなく、印字ヘッドの長手
方向を副走査方向として、シリアルプリンタ用の印字ヘ
ッドに適用できることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、少なくとも1列のノズル列を有する印字チップを
所定角度傾けて親基板に複数配設するので、印字チップ
間の無駄なスペースを可及的に少なくでき、これによ
り、印字ヘッドの短手方向の幅を従来よりも小さくする
ことができると共にインクの色数だけのインク供給路の
構成でよくなり、したがって、プリンタ本体をより小型
化できると共に、組み立て時及び保守時の手数が掛から
ず低コストなマルチアレイ式インクジェット印字ヘッド
を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は第1の実施形態におけるマルチアレイ式
インクジェット印字ヘッドの印字チップ配置図、(b) は
その拡大図、(c) は更に一部を拡大して示す図である。
【図2】第1の実施の形態における変形例を示す図であ
る。
【図3】(a) は第2の実施形態に係る印字チップの概略
の平面図、(b) はその印字チップを配設した印字ヘッド
を示す図、(c) はその親基板のインク供給路と接着シー
リング材の連通孔の配置と形状を示す図、(d) は(b) の
一部拡大図である。
【図4】(a) は第2の実施形態に係る印字チップの同一
サブヘッド内における好ましい傾斜配置を示す図、(b)
はあまり好ましいとはいえない配置を示す図である。
【図5】(a),(b) は第2の実施形態における変形例を示
す図である。
【図6】(a) は従来の印字チップのインク吐出面を示す
平面図、(b) はその背面図、(c) は(a) の一点鎖線aで
囲んだ部分の内部を示す拡大図、(d) は(c) のA−A′
断面矢視図である。
【図7】従来のライン式プリンタのカラー印字ヘッドの
構成を模式的に示す図である。
【図8】(a) は従来のカラー印字ヘッドの親基板に配置
される印字チップへインクを供給するインク供給路の構
成を示す図、(b) は(a) のC−C′断面拡大矢視図、
(c) は印字チップを示す図、(d) はそのD−D′断面拡
大矢視図である。
【図9】従来のカラー印字ヘッドの親基板のインク供給
路と印字チップのインク受給孔との配設位置の関係を拡
大して示す図である。
【符号の説明】 1 印字チップ 2 ノズル列 3 シリコンチップ基板 4 駆動回路 4−1 電極端子 5 インク供給溝 6 インク受給孔 7 発熱素子 8 配線電極 8a 共通電極 8b 個別配線電極 9 縁部 10 接続用電極端子 11 隔壁 11−1 突設部 12 インク加圧室 13 オリフィス板 14 インク吐出ノズル 14′ ノズル列 15 カラー印字ヘッド 16 親基板 17(17−1、17−2) インクタンク 18 インク供給路 20 印字ヘッド 21 親基板 22、22−i(i=1、2、・・・、13) 印字チ
ップ 23(23−1、23−2、23−3、23−4) サ
ブヘッド 24(24−1、24−2、24−3、24−4) イ
ンク供給路 25 インク連通孔 26 ノズル列 27−j(j=1、2、・・・、n) インク吐出ノズ
ル 30 印字ヘッド 31 親基板 32 4色チップ 33 ノズル列 34、34−1、34−m インク吐出ノズル 35、35−1、35−k、35−q(q=2、3・・
・、k) 印字チップ 36(36−1、36−2) ノズル列 37 親基板 38(38−1、38−2、38−3、38−4) サ
ブヘッド 40 印字ヘッド 41(41−1、41−2、41−3、41−4) イ
ンク供給路 42a、42b、43 インク連通孔 45 印字ヘッド 46 親基板 47 4色印字チップ 48 インク吐出ノズル 49 ノズル列

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のインク吐出ノズルを直線状に配置
    した印字チップを所定方向に対して所定の角度θ(但
    し、θ≠0)をもって複数配置して成るサブヘッドと、
    該サブヘッドを前記所定方向に対して直角方向に複数配
    置して成るマルチアレイ式インクジェット印字ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記所定方向は、印字の主走査方向であ
    ることを特徴とする請求項1記載のマルチアレイ式イン
    クジェット印字ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記所定方向は、印字の副走査方向であ
    ることを特徴とする請求項1記載のマルチアレイ式イン
    クジェット印字ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記所定の角度θは、5度以上、45度
    以下であることを特徴とする請求項1記載のマルチアレ
    イ式インクジェット印字ヘッド。
  5. 【請求項5】 一つの前記サブヘッドに配置された複数
    の前記印字チップは、専用且つ単一のインク供給路を共
    有することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の
    マルチアレイ式インクジェット印字ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記インク吐出ノズルは、前記印字チッ
    プ内で第1の列と該第1の列の長手方向に所定距離aだ
    けずれ且つ前記第1の列の短手方向に所定距離bだけ離
    れた第2の列とで構成されることを特徴とする請求項
    1、2、3、4又は5記載のマルチアレイ式インクジェ
    ット印字ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記印字チップ内の前記第1の列の内端
    部のインク吐出ノズルと前記第2の列の内端部のインク
    吐出ノズル間の前記所定方向に直角な方向の距離fと、
    前記第2の列の外端部のインク吐出ノズルと該印字チッ
    プの前記所定方向に隣接する印字チップの前記第1の列
    の外端部のインク吐出ノズル間の前記所定方向に直角な
    方向の距離gとは、同一距離「f=g」であることを特
    徴とする請求項6記載のマルチアレイ式インクジェット
    印字ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記インク吐出ノズルは、前記印字チッ
    プ内で第1の縦4列と該第1の縦4列の長手方向に所定
    距離jだけずれ且つ前記第1の縦4列の短手方向に所定
    距離kだけ離れた第2の縦4列とで構成されることを特
    徴とする請求項1記載のマルチアレイ式インクジェット
    印字ヘッド。
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