JPH1124478A - 定着装置及び定着装置用ローラ - Google Patents

定着装置及び定着装置用ローラ

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JPH1124478A
JPH1124478A JP19339697A JP19339697A JPH1124478A JP H1124478 A JPH1124478 A JP H1124478A JP 19339697 A JP19339697 A JP 19339697A JP 19339697 A JP19339697 A JP 19339697A JP H1124478 A JPH1124478 A JP H1124478A
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JP
Japan
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roller
fixing
transfer material
fixing device
outer diameter
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Application number
JP19339697A
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English (en)
Inventor
Yuji Nishimura
雄二 西村
Yoshiyuki Kimura
祥之 木村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フルカラー画像形成装置等において、画像不
良(光沢ムラ等)を起こさず、また、複数のトナー像の
重ね合わせによる画像部と、非画像部(余白部)のロー
ラニップ部での極端な線速差を低減し、シワを防止でき
る加熱定着装置とローラを提供する。 【解決手段】 定着ローラと加圧ローラとの間に形成さ
れたニップ領域を通過させることによりトナー像を転写
材に定着させる定着装置28において、定着ローラ30
及び/又は加圧ローラ31の外径形状が、異なる複数の
テーパ部a,b,c及びa′,b′,c′を有し、かつ
両端側に向けてローラの外径が徐々に大きくなる構成と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】図9は、従来の画像形成装置
の概略構成を示す図である。同図に示す画像形成装置
は、原稿読み取りのためのスキャナ部1と、このスキャ
ナ部1より送り出されるデジタル出力信号を電気的に処
理する画像処理部2と、この画像処理部2からの各色の
画像記録情報に基づいて画像を転写材上に形成するプリ
ンタ部3とから構成される。
【0002】スキャナ部1は、原稿載置台4上に原稿を
走査照明するランプ5、たとえば、ハロゲンランプを有
し、このランプ5で照明された際の原稿からの反射光
は、ミラー6,7,8を経て結像レンズ9に入射する。
結像レンズにより、画像光は画像読み取り部である3ラ
インCCD10に結像され、レッド、グリーン、ブルー
の各成分毎にデジタル信号に変換して出力される。
【0003】スキャナ部1から出力されたレッド、グリ
ーン、ブルーの各成分のデジタル信号は、画像処理部2
に送られ、必要な処理を施され、各色の記録情報、すな
わち、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの信号に
変換される。
【0004】画像処理部2で変換された記録情報は、プ
リンタ部3に入力され、レーザ光出射装置11に送られ
る。図9に示される複写機のプリンタ部3の画像形成部
は、レーザ光出射装置11、感光体12、帯電装置1
3、現像装置14、中間転写装置15、クリーニング装
置16などからなっている。
【0005】現像装置14は、記録情報に応じたブラッ
ク現像部14Bk、シアン現像部14C、マゼンタ現像
部14M、イエロー現像部14Yを有しており、回転可
能な構成で本体に支持され、必要に応じて各色の現像部
が感光体12上に形成された潜像を顕像化する位置(図
9に示す14Bkの位置)に移動可能になっている。
【0006】中間転写装置15は、駆動ローラ18と従
動ローラに支持された中間転写ベルト19、ベルト転写
装置20、紙転写装置21、像同期センサ22、などか
らなっている。
【0007】感光体12上に現像された画像は、ベルト
転写装置20により中間転写ベルト19上に転写され、
さらに紙転写装置21により転写材上に転写される。カ
ラー画像形成の場合は、各色の記録情報を重ねる必要が
あるが、本装置においては、中間転写ベルト19上で色
重ねを行う構成をとっている。ベルトクリーニング装置
23は、カラー画像形成作動中は退避位置に後退してお
り、ベルト上の画像が紙転写に転写された後に動作位置
に移動してベルトに残されたトナーを回収して次の画像
動作に備える。
【0008】転写材Pは、給紙トレイ部24又は手差し
給紙部25から供給され、レジストローラ26によって
先端をとらえられ、画像形成タイミングを合わせて転写
領域に送られ紙転写装置21により中間転写ベルト19
上のトナー画像を転写される。そして、上面に画像を転
写された転写材Pは用紙搬送装置27によって定着装置
28に送られ、この定着装置28によってトナー画像が
加圧、加熱により定着され、排出ローラ29により機外
に排出される。
【0009】図10は定着装置28の構成を示す図であ
る。同図において、30は定着ローラ、31は加圧ロー
ラであり、それぞれ矢印の方向に回転する。定着ローラ
30、加圧ローラ31にはそれぞれ定着ヒータ36、加
圧ヒータ37が設置されており、定着サーミスタ38、
加圧サーミスタ39により温度制御が行われている。温
度制御は通常ON/OFF制御となっている。
【0010】また、定着ローラ部、加圧ローラ部には定
着温度ヒューズ40、加圧温度ヒューズ41がついてお
り、定着部の温度の上がり過ぎを防止している。定着ロ
ーラ30は、アルミニウムからなる中空芯金32の上に
弾性層であるシリコンゴムの層33が形成されている。
加圧ローラ31は、鉄からなる芯金34の上に弾性層で
あるシリコンゴムの層35が形成されている。
【0011】加圧方式は、加圧ねじ42とくさび形のブ
ラケット43にて加圧ローラ31を定着ローラ30に押
しつけている。このような加熱定着装置においては、定
着ローラ30、加圧ローラ31の少なくとも一方の外径
形状を、ローラの長手方向両端部の外径が最大、中央部
の外径が最小となるような逆クラウン形状に構成し、上
記ニップ部を通過するときに、転写材Pの両端を引っ張
ることにより転写材にシワができるのを防止している。
【0012】しかしながら、このような逆クラウン形状
のローラは、ある一定の転写材サイズに対してはある程
度有効なものの、様々なサイズに対しては対応がとれ
ず、シワの発生を防止できないことがある。
【0013】また、近年になって重要が増加しているフ
ルカラー画像形成装置においては、複数のトナー像を重
ね合わせて画像を形成するため、白黒画像形成装置に対
し、転写材上のトナー厚みも多くなり、ニップ部通過時
のローラ線速も、各色重なった画像部と非画像部(余白
部)や単色画像部とで異なるため、一定の逆クラウン形
状の場合のシワの発生を防止できないことがある。
【0014】さらに、フルカラー画像形成装置における
加熱定着装置のニップ部精度及びそれを構成するローラ
の逆クラウン形状の加工精度は白黒画像形成装置のそれ
の2倍以上の精度が必要であるため、加工コストが高価
となる。
【0015】このような問題に対して、特開昭60−1
64777号公報では、定着ローラ又は加圧ローラの外
周に溝を形成することを提案している。また、特開平7
−129014においては、定着ローラ又は加圧ローラ
の外径形状を波形に形成することによりシワを防止する
構成を提案している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
溝を形成したり、波形に形成したローラでは、白黒画像
においては、光沢ムラがさほど目だたないが、フルカラ
ー画像におけるハーフトーン部では光沢ムラが認識され
てしまう場合がある。
【0017】さらに、一般的にフルカラー画像を形成す
るためのオリジナル画像は、複数のトナー像で構成され
るフルカラー部の4辺の各端部に余白を有するものが多
く、特にある程度の余白を有する画像の場合、画像部
と、非画像部(余白部)との境界部でのローラ線速差が
大きくなり、シワの発生を防止できない場合がある。
【0018】本発明は、上記の問題を解決し、フルカラ
ー画像形成装置におけるハーフトーン画像においても画
像不良(光沢ムラ等)を起こさず、また、複数のトナー
像の重ね合わせによる画像部と、非画像部のローラニッ
プ部での極端な線速差を低減し、シワを防止できる加熱
定着装置及び該装置に使用するローラを提供することを
目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の定着装置は、未定着トナー像を担持した転
写材を、少なくとも一方がヒータを備えた定着ローラと
加圧ローラとの間に形成されたニップ領域を通過させる
ことによりトナー像を転写材に定着させる定着装置にお
いて、上記定着ローラ及び/又は加圧ローラの外径形状
が、異なる複数のテーパ部を有し、かつ両端側に向けて
ローラの外径が徐々に大きくなることを特徴としてい
る。上記各テーパ部におけるテーパ量が、ローラの中央
部から両端部にかけて徐々に小さくなる構成としてもよ
い。
【0020】または、未定着トナー像を担持した転写材
を、少なくとも一方がヒータを備えた定着ローラと加圧
ローラとの間に形成されたニップ領域を通過させること
によりトナー像を転写材に定着させる定着装置におい
て、上記定着ローラと加圧ローラの駆動側ローラの外径
形状が、異なる複数のテーパ部を有し、各テーパ部にお
けるテーパ量が、ローラの中央部から両端部にかけて徐
々に小さくかつ両端側に向けてローラの外径が徐々に大
きくなることを特徴としている。
【0021】この場合、被駆動側ローラが、駆動側ロー
ラの外径を補完するように逆向きのテーパ部を有し、ロ
ーラの両端部から中央部にかけて徐々に外径が大きくな
る構成としてもよい。
【0022】または、定着ローラと加圧ローラの外径形
状がそれぞれ異なる複数のテーパ部を有するとともに、
各テーパ部の長さとテーパ量とが、定着ローラと加圧ロ
ーラとで相違している構成や、上記複数のテーパ部が、
ローラの中央部から両端部にかけて対称的に配置されて
いる構成とすることもできる。
【0023】本発明の定着装置用ローラは、定着装置に
使用される定着ローラ又は加圧ローラであって、ローラ
の外径形状が、異なる複数のテーパ部を有し、各テーパ
部におけるテーパ量が、ローラの中央部から両端部にか
けて徐々に小さくかつ両端側に向けてローラの外径が徐
々に大きくなる構成を特徴としている。上記複数のテー
パ部が、ローラの中央部から両端部にかけて対称的に配
置されている構成とすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面によ
って説明する。図1は、本発明の加熱定着装置に使用さ
れる定着ローラの外径形状を示す。この定着ローラは3
0の外径形状は、複数のテーパ面a、b、c、d及び
a′、b′、c′、d′を有し、ローラの中央側の径よ
り両端側の径が徐々に大きくなる逆クラウン形状となっ
ている。また、テーパ面aとa′、bとb′のように、
定着ローラ30の長手方向の中心から左右対称な位置の
テーパ面は、勾配の向きが逆で絶対値が等しく、全体と
して左右対称となるように配置されている。
【0025】一方の加圧ローラ31は、定着ローラ30
との間隔が一定になるように、定着ローラの各テーパ面
と平行なテーパ面を有し、中央部が太くなるクラウン形
状としている。このようなテーパ形状を定着ローラ30
に付与することにより、部分的にニップ部線速を変化さ
せることが可能となり、図1(b)に示すように転写材
Pの幅方向に対し、外側方向に引っ張る力T1の強弱を
変化させることが可能となる。
【0026】その結果、従来の逆クラウン形状では転写
材Pの端部にストレスが集中するのに対して、本発明に
よれば、テーパ形状の強弱により転写材Pの端部にスト
レスが集中することなく、その結果として転写材後端に
かかる転写材中央部に寄せようとする力T2が分散する
ためシワに至ることはない。
【0027】なお、上記図1の実施例では、説明の都合
から、テーパ面を実際のものより誇大に表示している。
そのため、加圧ローラ31にも平行なテーパ面を形成し
なければ転写材Pを送れないように見えるが、実際のテ
ーパは微小なものである。したがって、加圧ローラ31
の外径形状は、ストレートにしたり、定着ローラ30と
同じ逆クラウン形状とすることも可能である。
【0028】また、上記実施例では定着ローラ30に複
数のテーパ面を形成したが、加圧ローラ31に図1の定
着ローラと同じ複数のテーパ面を形成し、定着ローラを
ストレートにしたり、クラウン形状にしたりすることも
可能である。ただし、逆クラウン形状にするローラは、
駆動側のローラであることが望ましい。
【0029】図2は、本発明の第2実施例で、図3から
図6はその説明のための図である。本発明の加熱定着装
置は、特にフルカラー画像を形成するために、たとえ
ば、図4に示すような複数のトナー像で構成されるフル
カラー部41が、4辺の各端部に額縁状の余白42を有
する場合にも、シワを作ることがない定着装置となって
いる。
【0030】図2は定着ローラ30であるが、この定着
ローラ30のa、b、c及びa′、b′、c′の異なる
テーパ部が、定着ローラ30の長手方向に対し転写材通
過中央部Aより両端にかけて対称的に配置されており、
テーパ部のそれぞれのテーパ量が両端に行くにつれ徐々
に小さくなる逆クラウン形状としている。
【0031】図3から図5は、従来の逆クラウン形状の
ローラを使用した場合において、転写材Pがローラニッ
プ部を通過する時の線速分布を示す図である。図3
(a)のように転写材Pの全面にフルカラー画像が形成
されたときの線速分布は、図3(b)に示すように、中
央から周辺にかけて直線状に線速が増加する。これは、
ローラ径が中央で細く、両端にいくに従って太くなる形
状によるためである。最大線速は、転写材Pの一番外側
の線速h′になる。
【0032】図4(a)のように転写材の周囲に余白部
ができるときの線速分布は、図4(b)に示すように、
全体としては、中央から周辺にかけて直線状に線速が増
加するが、カラー画像部と余白部との境で、段ができて
いる。最大線速は、カラー画像の一番外側のh1にな
る。
【0033】図5(a)のように余白部がフルカラー画
像部より大きい場合の線速分布は、基本的には図4
(b)と同じであるが、この場合の最大線速は、転写材
Pの一番外側のi′になる。
【0034】図6は、従来の逆クラウン形状の定着ロー
ラにおけるフルカラー画像部と非画像部の面積比率と線
速差との関係を説明する線図である。直線hはフルカラ
ー画像の場合の線速で転写材Pの中央から外側に行くに
連れて線速が増加する。
【0035】直線hの下方の直線hと平行な直線iは、
画像の無い転写材Pのみの場合の線速である。中央から
両端に向かうに連れて速くなる傾向は同じであるが、ト
ナーが無いので若干遅くなっている。垂直な線1は、図
4の場合のフルカラー画像と余白部との境界を示す線で
ある。垂直な線2は、図5のフルカラー画像と余白部と
の境界を示す線である。図3(a)のように余白が無い
場合は、中央から端部まで直線hに沿って線速が変化す
る。
【0036】図4(a)のように余白が小さい場合は、
線速は、中央から垂直な線1と交差する点h1まで直線
h上を移動し、線1と交わると、線1に沿って垂直に下
降して直線iと交差するところまで移動し、その後は直
線i上を移動する。端部における線速はi′である。
【0037】図5(a)のように余白が大きいと、線速
は中央から垂直な線2と交差する点h2まで直線h上を
移動し、点h2から垂直に下降し、直線iとぶつかると
今度は直線i上を移動し、端部に達する。以上のうち
で、転写材Pの端部の線速が画像の端部(垂線1又は2
の位置)における線速より低い図4のケースで、シワが
できる。しかしながら、図2に示す定着ローラを使用し
た場合、このような現象が生じなくなり、シワを防止す
ることが可能となる。
【0038】図7は本発明の第3実施例のローラを示す
図である。上記実施例ではテーパ部のそれぞれのテーパ
量が徐々に小さくかつ両端に向けて外径が徐々に大きく
なる定着ローラ(又は加圧ローラ)で説明したが、たと
えば、この図7のように、テーパ形状がローラの長手方
向に対し転写材通過中央部A又は所定位置より両端部に
かけて複数のテーパ部aからc及びa′からc′を有
し、隣接するテーパ部の傾斜方向が順次逆向きに構成さ
れ、全体として両端部の外径が最大となる形状とするこ
とも可能である。
【0039】図8は本発明の第4実施例のローラを示す
図である。この実施例では、定着ローラ30と加圧ロー
ラ31の双方にそれぞれ複数のテーパ部a,b,c及び
d,e,fを形成し、さらに、両ローラ30,31のテ
ーパ部a,b,cとd,e,fとをそれぞれ異なる寸法
とテーパ量にしたものである。このような構成とするこ
とによって、ニップ部線速の変化点を多数作ることがで
き、複数の転写材のサイズに対応し易くなり、種々のフ
ルカラー画像に対しシワを防止することが可能となっ
た。
【0040】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
未定着トナー像を担持した転写材を、少なくとも一方が
ヒータを備えた定着ローラと加圧ローラとの間に形成さ
れたニップ領域を通過させることによりトナー像を転写
材に定着させる定着装置において、上記定着ローラ及び
/又は加圧ローラの外径形状が、異なる複数のテーパ部
を有し、各テーパ部におけるテーパ量が、ローラの中央
部から両端部にかけて徐々に小さくかつ両端側に向けて
ローラの外径が徐々に大きくなる構成としたので、部分
的にニップ部線速を変化させることが可能となり、転写
材幅方向に対し、外側方向に引っ張る力の強弱を変化さ
せる転写材端部へのストレスを分散させ、複数の転写材
サイズに対してシワの発生を防止できる。
【0041】また、ローラの形状が逆クラウン形状とな
り、ローラニップ部通過時の線速を転写材の幅方向に対
し、容易に強弱させることが可能となり、フルカラー画
像形成におけるシワを防止できる。
【0042】定着ローラと加圧ローラの外径形状がそれ
ぞれ異なる複数のテーパ部を有するとともに、各テーパ
部の長さとテーパ量とが、定着ローラと加圧ローラとで
相違している構成とすれば、ニップ部線速の変化点を多
数作ることができ、複数の転写材のサイズに対応し易く
なり、種々のフルカラー画像に対しシワを防止すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着装置のローラ部を示す図で、
(a)は横断面図、(b)は上面図、(c)は側面図で
ある。
【図2】本発明の第2実施例の定着ローラの断面図であ
る。
【図3】画像部と余白部との線速の変化を示す図で、余
白が無い場合の(a)は転写材の図、(b)はその場合
の線速の線図である。
【図4】余白が小さい場合の(a)は転写材の図、
(b)はその場合の線速の線図である。
【図5】余白が大きい場合の(a)は転写材の図、
(b)はその場合の線速の線図である。
【図6】ローラニップ部における線速を示す線図であ
る。
【図7】本発明の第3実施例の定着ローラの断面図であ
る。
【図8】本発明の第4実施例の定着ローラと加圧ローラ
の断面図である。
【図9】従来の画像形成装置の構成を示す図である。
【図10】図9の画像形成装置の定着装置の詳細を示す
図である。
【符号の説明】
28 定着装置 30 定着ローラ 31 加圧ローラ P 転写材 a,b,c,d,e,f テーパ部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未定着トナー像を担持した転写材を、少
    なくとも一方がヒータを備えた定着ローラと加圧ローラ
    との間に形成されたニップ領域を通過させることにより
    トナー像を転写材に定着させる定着装置において、 上記定着ローラ及び/又は加圧ローラの外径形状が、異
    なる複数のテーパ部を有し、かつ両端側に向けてローラ
    の外径が徐々に大きくなることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 上記各テーパ部におけるテーパ量が、ロ
    ーラの中央部から両端部にかけて徐々に小さくなること
    を特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 未定着トナー像を担持した転写材を、少
    なくとも一方がヒータを備えた定着ローラと加圧ローラ
    との間に形成されたニップ領域を通過させることにより
    トナー像を転写材に定着させる定着装置において、 上記定着ローラと加圧ローラの駆動側ローラの外径形状
    が、異なる複数のテーパ部を有し、各テーパ部における
    テーパ量が、ローラの中央部から両端部にかけて徐々に
    小さくかつ両端側に向けてローラの外径が徐々に大きく
    なることを特徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】 被駆動側ローラが、駆動側ローラの外径
    を補完するように逆向きのテーパ部を有し、ローラの両
    端部から中央部にかけて徐々に外径が大きくなることを
    特徴とする請求項2記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 定着ローラと加圧ローラの外径形状がそ
    れぞれ異なる複数のテーパ部を有するとともに、各テー
    パ部の長さとテーパ量とが、定着ローラと加圧ローラと
    で相違していることを特徴とする請求項1から3のいず
    れかに記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 上記複数のテーパ部が、ローラの中央部
    から両端部にかけて対称的に配置されていることを特徴
    とする請求項1から5のいずれかに記載の定着装置。
  7. 【請求項7】 定着装置に使用される定着ローラ又は加
    圧ローラであって、ローラの外径形状が、異なる複数の
    テーパ部を有し、各テーパ部におけるテーパ量が、ロー
    ラの中央部から両端部にかけて徐々に小さくかつ両端側
    に向けてローラの外径が徐々に大きくなることを特徴と
    する定着装置用ローラ。
  8. 【請求項8】 上記複数のテーパ部が、ローラの中央部
    から両端部にかけて対称的に配置されていることを特徴
    とする請求項7記載の定着装置用ローラ。
JP19339697A 1997-07-04 1997-07-04 定着装置及び定着装置用ローラ Pending JPH1124478A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775509B2 (en) * 2002-02-01 2004-08-10 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus
JP2011007918A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置
JP2017015969A (ja) * 2015-07-02 2017-01-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置

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