JPH1124456A - 画像形成装置の定着装置 - Google Patents

画像形成装置の定着装置

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JPH1124456A
JPH1124456A JP18766497A JP18766497A JPH1124456A JP H1124456 A JPH1124456 A JP H1124456A JP 18766497 A JP18766497 A JP 18766497A JP 18766497 A JP18766497 A JP 18766497A JP H1124456 A JPH1124456 A JP H1124456A
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JP
Japan
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fixing device
recording paper
image forming
fixing
guide member
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Application number
JP18766497A
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English (en)
Inventor
Seiji Saito
聖治 斎藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着装置から画像形成装置本体内への放熱を
抑え、装置本体内の感光体等の他部の温度上昇を抑え、
熱による不具合の発生を防止する。 【解決手段】 感光体1及び転写装置7から搬送された
記録紙Pは、定着装置15の記録紙通路用の開口32に
設けたガイド部材33に先端を案内され、定着ローラ1
6及び加圧ローラ17のニップ部にかみ込まれ、挟まれ
つつ搬送される。ガイド部材33は、開口32を開閉す
る蓋を兼ね、開口32を塞ぐこともできる。開口32を
塞ぐと、定着装置15からの熱の流出が抑えられ、定着
装置15の無駄な発熱が抑制される。紙詰まり処理時に
はガイド部材33の開、閉を適宜選択して紙詰まり処理
の操作性の向上と安全性の向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に用いる定着装置に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】上述の
ような画像形成装置においては、原稿画像の読み取り用
の光源や、画像を熱定着させるための定着装置のような
熱を発生する装置があり、画像形成装置の装置本体内は
相当温度が高くなる。このような装置本体内の温度上昇
は、装置の正常な動作を妨げ得るとともに、感光体から
残トナーを除去するためのクリーニング装置等において
トナーの温度を上昇させて固着させてしまったり、また
感光体の温度を上昇させて形成する画像を劣化させてし
まうこともある。特に近年では、作像部分がユニット化
され、感光体や定着装置等がほとんど一体になっている
ものが増加しているが、この種のユニットでは上述のよ
うな内部温度の上昇は極力抑える必要がある。
【0003】このため、例えば画像形成装置の装置本体
内にファンを備える等の種々の放熱対策が提案されてい
るが、いまだ改善の余地のある状態となっている。
【0004】そこで本発明は、従来は記録紙の通路が画
像形成装置の装置に対して常時開放されている点と、定
着ローラ及び加圧ローラの対のニップ部に対して種々の
記録紙をシワや変形を起こさせずに導くために定着装置
の記録紙の通路にガイド部材を設ける技術が、例えば特
開昭63−149681号、特開平1−97978号、
同1−271784、同1−273082号公報等に開
示のように、種々提案されている点に着目し、このよう
なガイド部材を利用して定着装置から画像形成装置本体
内への放熱を抑え、装置本体内の感光体等の他部の温度
上昇を抑え、熱による不具合の発生を防止するととも
に、省エネルギーを図り得る画像形成装置の定着装置を
提供することを目的とする。また本発明は、紙詰まり処
理時の操作性の向上と安全性の向上を図った画像形成装
置の定着装置を提供することをも目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置の
定着装置のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成
するために、記録紙上にトナーを加熱、加圧して定着す
る定着ローラ及び加圧ローラの対を備える画像形成装置
の定着装置において、上記定着ローラ及び加圧ローラの
対のニップ部に記録紙を案内するガイド部材を有し、該
ガイド部材の位置を、記録紙通紙時には上記ガイド部材
が記録紙を上記ニップ部に案内可能な第一の位置に、装
置待機時には上記定着ローラが発する熱が上記画像形成
装置内へ放熱することを防止する第二の位置に変更可能
としてなることを特徴とする。
【0006】同請求項2に係るものは、上記ガイド部材
の上記第一の位置と第二の位置を、上記記録紙による紙
詰まり発生時に、状況に応じて選択可能としてなること
を特徴とする。
【0007】同請求項3に係るものは、上記ガイド部材
が、上記定着ローラ及び加圧ローラの対のニップ部への
記録紙通路を開閉する蓋を兼ねることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の実施対象となる画
像形成装置の略中央断面図である。図中の矢印方向に回
転する感光体1の周りには、帯電手段2、クリーニング
装置3、レーザ光学系4によるレーザビームL、トナー
5を供給して感光体1上の潜像を顕像化する現像装置6
及び転写装置7が配置されている。また、図中下側に配
置され矢印a方向に着脱可能な給紙カセット8内の記録
紙Pは、中板9で支えられ、図示せぬスプリングの付勢
力によってアーム10を介して給紙ローラ11に押し付
けられている。
【0009】そしてプリント板12(エンジンドライバ
ボード)の制御部から指示が発せられて給紙ローラ11
が回転することによって給紙カセット8内の記録紙Pの
うちの最上紙が、分離パット13で重送を防止されなが
ら、下流側のレジストローラ14まで搬送され、感光体
1上の画像と同期するようなタイミングがとられ、さら
に転写装置7に向かって送出される。転写装置7によっ
て感光体1から画像を得た記録紙Pは、さらに定着装置
15に搬送され、ヒータを内蔵した定着ローラ16と圧
接対向する加圧ローラ17との間を通され、加圧、加熱
されてトナー像を定着される。その後、画像形成済の記
録紙Pは排紙ローラ18によって画像面を下にして排紙
トレイ部19上に排紙される。
【0010】図中右側には操作面が配置してあり、オペ
レーションパネル20が外装カバー21の上部前面(図
の装置上右端)に突き出しており、また給紙トレイ22
が図中上下方向に回転可能に取り付けてある。また図中
左側に配置したケース23内には、電源24やプリント
板12等の電送制御装置やコントローラボード25が収
納してある。レーザ光学系4のレーザビームLは略逆コ
の字に曲げられた光書き込み部を形成し、ポリゴンモー
タ26は感光体1や現像装置6の下方に位置している。
【0011】排紙トレイ部19を構成しているカバー2
7及び外装カバー21はそれぞれ開放可能に支持してあ
り、記録紙Pのジャム処理や、感光体1や現像装置6の
交換、保守を容易なものにしている。なお図中28は、
トナー5の状態を検知する手段である。また記録紙Pの
搬送路に備えた記録紙検知器29、30は、記録紙Pを
検知してレジストローラ14の駆動を図示せぬクラッチ
にてON/OFFさせ、また記録紙Pのジャムを検知す
るようになっている。図中31はファンを示す。
【0012】図2(A)は転写装置7から本発明の一実
施形態に係る定着装置15までの拡大断面図である。図
2に示すように、感光体1及び転写装置7から搬送され
た記録紙Pは、定着装置15の記録紙通路用の開口32
に設けたガイド部材33に先端を案内され、定着ローラ
16及び加圧ローラ17のニップ部にかみ込まれ、挟ま
れつつ搬送される。
【0013】ガイド部材33は、開口32を開閉する蓋
を兼ねるものであり、図2(B)に示すように、開口3
2を塞ぐこともできる。このように開口32を塞ぐと、
定着装置15からの熱の流出が抑えられ、定着装置15
の無駄な発熱が抑制され、省エネルギー化が進むととも
に、定着装置15の直下にあるクリーニング装置3での
トナー固着の防止や、感光体1の熱による劣化防止が達
成される。
【0014】また紙詰まり処理時にガイド部材33の
開、閉を自動的に選択することで、紙詰まり処理の操作
性の向上と安全性の向上が達成できる。例えば定着装置
15で紙詰まりが発生した場合、これを検知してガイド
部材33を開くと、定着装置15の開口面積を大きくす
ることができ、紙詰まり処理作業がやりやすくなる。一
方、定着装置15に記録紙がない状態で紙詰まりを検知
したときは、ガイド部材33を閉位置とすることで定着
装置15の開口32を閉じ、紙詰まり処理時に誤って高
温の定着ローラ16等に作業者の手が触れてしまう事故
等を防ぐことができ、安全性の向上となる。
【0015】ガイド部材33の駆動には、例えば図3に
示すようなステッピングモータ34を用いてもよいし、
図4に示すようにソレノイド35とスプリング36の組
み合わせたものを用いてもよい。もちろん、その他の手
段でもよい。図示の実施形態ではガイド部材33を回転
させて開口32を開閉しているが、スライド等その他の
動作によってもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明の画像形成装置の定着装置におい
ては、以上説明してきたように、定着ローラ及び加圧ロ
ーラの対のニップ部に記録紙を案内するガイド部材を記
録紙通紙時には記録紙をニップ部に案内可能な位置に、
装置待機時には定着ローラが発する熱が画像形成装置内
へ放熱することを防止する位置に変更可能としてなるの
で、装置待機時においては定着装置から画像形成装置本
体内への放熱を抑えることができるようになり、これに
よって装置本体内の感光体等の温度上昇を抑え、熱によ
る不具合の発生を防止するとともに、省エネルギー化を
達成できるようになるという効果がある。
【0017】また請求項2の画像形成装置の定着装置に
おいては、紙詰まり処理時にガイド部材の位置を状況に
応じて変化させ得るので、紙詰まり処理時の操作性の向
上と安全性の向上が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施対象となる画像形成装置の略中央
断面図である。
【図2】図1の画像形成装置において転写装置から本発
明の一実施形態に係る定着装置までの拡大断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態に係る定着装置のガイド部
材の支持と駆動機構の一例を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る定着装置のガイド部
材の支持と駆動機構の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電手段 3 クリーニング装置 4 レーザ光学系 5 トナー 6 現像装置 7 転写装置 8 給紙カセット 9 中板 10 アーム 11 給紙ローラ 12 プリント板 13 分離パット 14 レジストローラ 15 定着装置 16 定着ローラ 17 加圧ローラ 18 排紙ローラ 19 排紙トレイ部 20 オペレーションパネル 21 外装カバー 22 給紙トレイ 23 ケース 24 電源 25 コントローラボード 26 ポリゴンモータ 27 カバー 28 トナーの状態を検知する手段 29、30 記録紙検知器 31 ファン 32 開口 33 ガイド部材 34 ステッピングモータ 35 ソレノイド 36 スプリング L レーザビーム P 記録紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙上にトナーを加熱、加圧して定着
    する定着ローラ及び加圧ローラの対を備える画像形成装
    置の定着装置において、上記定着ローラ及び加圧ローラ
    の対のニップ部に記録紙を案内するガイド部材を有し、
    該ガイド部材の位置を、記録紙通紙時には上記ガイド部
    材が記録紙を上記ニップ部に案内可能な第一の位置に、
    装置待機時には上記定着ローラが発する熱が上記画像形
    成装置内へ放熱することを防止する第二の位置に変更可
    能としてなることを特徴とする画像形成装置の定着装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ガイド部材の上記第一の位置と第二
    の位置を、上記記録紙による紙詰まり発生時に、状況に
    応じて選択可能としてなることを特徴とする請求項1の
    画像形成装置の定着装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイド部材が、上記定着ローラ及び
    加圧ローラの対のニップ部への記録紙通路を開閉する蓋
    を兼ねることを特徴とする請求項1または2の画像形成
    装置の定着装置。
JP18766497A 1997-06-27 1997-06-27 画像形成装置の定着装置 Pending JPH1124456A (ja)

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