JPH11243124A - 半導体装置の試験方法 - Google Patents

半導体装置の試験方法

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JPH11243124A
JPH11243124A JP4237598A JP4237598A JPH11243124A JP H11243124 A JPH11243124 A JP H11243124A JP 4237598 A JP4237598 A JP 4237598A JP 4237598 A JP4237598 A JP 4237598A JP H11243124 A JPH11243124 A JP H11243124A
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JP
Japan
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defective
fuse
semiconductor chip
test
signature
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JP4237598A
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English (en)
Inventor
Isamu Kurihara
勇 栗原
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハ段階における半導体チップの試験時間
を短縮する。 【解決手段】 プリテスト工程でウエハ内の半導体チッ
プがリペアにて対応可能か否かを判断し、リペア工程で
リペア可能な半導体チップのシグナチャーフューズを溶
断すると共に、リペアを使用しても良品とならない半導
体チップには前記シグナチャーフューズ群内から割り当
てられたある特定の不良識別用シグナチャーフューズを
溶断して不良であることを半導体チップ内に記憶させ
る。そして、シグナチャーフューズ判定工程で前記リペ
ア工程によるシグナチャーフューズの使用状況を識別し
て前記不良識別用シグナチャーフューズが溶断された半
導体チップは不良と判定し、以降のメインテスト工程を
中止し、前記不良と判定されなかった半導体チップにつ
いてのみメインテストを行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の試験方
法に関し、さらに詳しくいえば、冗長回路を有する半導
体装置のウエハ段階での動作試験の時間短縮を図る技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の歩留りを上げるために冗長
回路による不良救済技術が従来から使われている。この
場合、半導体チップがこの冗長回路により救済されたも
のであるか否かは半導体チップ外部からは判断できな
い。これを判別できるようにするため従来からシグナチ
ャーフューズが用いられてきた。
【0003】このシグナチャーフューズは、1つのメモ
リセルに何個か設けられている。その使用状態の一例を
図3に示す。この場合、図3に示すように、専用の電極
パッド1に、抵抗群2を介して一端が接続され、他端が
電源電圧VCCに接続されている。メモリセルにおいて冗
長回路を用いていない場合には、シグナチャーフューズ
3は切断されない。このため、パッド1に高電圧を印加
すると、抵抗群2からシグナチャーフューズ3に電流が
流れる。また、冗長回路を用いた場合には、シグナチャ
ーフューズ3は溶断されるので、パッド1に高電圧を印
加しても、電流は流れない。このように、高電圧をパッ
ド1に印加したときに電流が流れるか否かで冗長回路が
使用されているか否かが判別される。尚、このようなシ
グナチャーフューズの使用例としては、例えば特開平4
−74399号公報等がある。
【0004】引き続いて、従来の半導体装置の試験方法
について図面を参照しながら説明する。従来のウエハ段
階での半導体装置の良否の検査は、図2に示すように、
先ず図2のステップP1でプリテスト工程を行う。この
プリテスト工程では、半導体チップの良品(冗長回路を
使用しなくても良いもの、あるいは冗長回路を使用すれ
ば良品となるもの)、不良(冗長回路を使用しても良品
とならないもの、あるいはその他、断線とかショート
等)を判断するためのテストであり、主にリペアにて対
応できるか否かを判断していた。
【0005】次に、図2のステップP2でリペア工程を
行う。このリペア工程は、前記プリテスト工程において
リペアにて対応できる半導体チップのみ前記フューズを
溶断する。引き続くステップP3,P4はメインテスト
と呼ばれるものであって、図2のステップP3で本格的
なファンクションテストを行う。このファンクションテ
ストは、断線の有無を調べるテスト、ショートの有無を
調べるテスト,そして実際に誤動作無く動作するかを確
認するファンクションテストを含み、これに要する時間
は1つの半導体チップについて1〜2秒程度かかる。そ
の後、ステップP4で詳細測定が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の半導体装置
の試験方法によれば、プリテストの段階では、冗長回路
を使用すればリペアできるか否かが判断され、リペア工
程でリペアできる半導体チップのみフューズを溶断して
いる。そして、ウエハ内のすべての半導体チップに対し
て次のステップであるステップP3のファンクションテ
ストが行われる。
【0007】即ち、仮にプリテストの時点で不良である
ということがわかっていたとしても、従来の試験方法で
は、このチップが不良であると識別する手段がなかった
ので、元々不良品であるものについてまでファンクショ
ンテストにかけていたことになる。上記従来の試験方法
では、プリテスト工程を通過した元々の不良品がファン
クションテストによって再び不良と判断されるので、こ
の不良品をテストすることで無駄な時間が費やされ、全
体の試験時間が長くなってしまうという問題があった。
今後のウエハ径の増大に伴なって半導体チップ数が増大
することで、1ウエハに要する試験時間が長くなってし
まう傾向にある。
【0008】従って、本発明ではウエハ段階における半
導体チップの試験時間の短縮化を可能とする半導体チッ
プの試験方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
に鑑み為されたもので、冗長回路を有し、該冗長回路を
使用するか否かをフューズを溶断するか否かで設定可能
なシグナチャーフューズを有する半導体装置の試験方法
において、プリテスト工程でウエハ内の半導体チップが
リペアにて対応可能か否かを判断した後、リペア工程で
リペア可能な半導体チップのシグナチャーフューズを溶
断すると共に、リペアを使用しても良品とならない半導
体チップには前記シグナチャーフューズ群内から割り当
てられたある特定の不良識別用シグナチャーフューズを
溶断して不良であることを半導体チップ内に記憶させ
る。そして、シグナチャーフューズ判定工程で前記リペ
ア工程によるシグナチャーフューズの使用状況を識別し
て前記不良識別用シグナチャーフューズが溶断された半
導体チップは不良と判定し、以降のメインテスト工程を
中止し、前記不良と判定されなかった半導体チップにつ
いてのみメインテストを行うものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下で、本発明の実施形態に係る
半導体装置の試験方法について図面を参照しながら説明
する。図1は、本発明の実施形態に係る半導体装置の試
験方法について説明するフローチャートである。通常の
半導体チップ、特にDRAM等の半導体メモリにおいて
は、上述の通り、冗長回路の使用状況を示すシグナチャ
ーフューズというフューズが複数設けられているが、こ
れは複数設けられているので、そのうちの一つをプリテ
スト工程時に不良であると判断した半導体チップである
旨を識別するための不良識別用シグナチャーフューズと
して予め割り当てておく。
【0011】本実施形態における半導体装置の試験方法
によれば、先ず図1のステップP11でプリテスト工程
を行う。このプリテスト工程では、半導体チップの良品
(冗長回路を使用しなくても良いもの、あるいは冗長回
路を使用すれば良品となるもの)、不良(冗長回路を使
用しても良品とならないもの、あるいはその他、断線と
かショート等)を判断するためのテストであり、主にリ
ペアにて対応できるか否かを判断する。
【0012】次に、図1のステップP12でリペア工程
を行う。このリペア工程は、前記プリテスト工程におい
てリペアにて対応できる半導体チップのみシグナチャー
フューズを切断して、このメモリセルでの冗長回路の使
用状況を判断可能にすると共に、前記プリテスト工程で
不良品であると判断されたものについてはプリテスト工
程において不良であると判断した半導体チップを識別す
るために割り当てられた前記不良識別用シグナチャーフ
ューズを溶断する。
【0013】次に、図1のステップP13でシグナチャ
ーフューズ判定工程を行う。このシグナチャーフューズ
判定工程は、前記リペア工程において不良識別用シグナ
チャーフューズが溶断されたものは不良と判定して試験
を終了し、それ以降のメインテストを行わない。続い
て、メインテストのファンクションテストを図1のステ
ップP14で行う。このときには、ステップP13によ
って不良だと判定され、溶断された不良識別用シグナチ
ャーフューズを有する半導体チップに対してはファンク
ションテストを行わず、溶断されていないシグナチャー
フューズを有する半導体チップについてのみファンクシ
ョンテストを行う。このファンクションテストは、断線
の有無を調べるテスト、ショートの有無を調べるテス
ト,そして実際に誤動作無く動作するかを確認するファ
ンクションテストを含み、このテストで、さらに良品と
不良品とが選別される。その後、ステップP15で詳細
測定を行う。
【0014】以上、説明したように本発明ではプリテス
ト工程において不良であると判断された半導体チップを
不良識別用シグナチャーフューズを溶断することで、メ
インテスト工程に入る前に当該不良識別用シグナチャー
フューズの溶断状況を判定して、不良識別用シグナチャ
ーフューズの溶断されている半導体チップに対しては以
降のメインテストを行わないようにすることで、全体の
試験時間の短縮化が図れる。
【0015】尚、プリテストにおけるストレス不良品も
前記不良識別用シグナチャーフューズを溶断しておくこ
とにより、再測定すると良品となるような、不安定な半
導体チップを排除することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体装置の試験方法によれば、プリテストの段階で不良で
あると判断された半導体チップを不良識別用シグナチャ
ーフューズを溶断することで、メインテスト工程に入る
前に当該不良識別用シグナチャーフューズの溶断状況を
判定して、不良識別用シグナチャーフューズの溶断され
た不良チップは、以降のメインテストから除外してテス
トすることができるので、もともと欠陥のある不良品に
対してもメインテストを行っていた従来と異なり、無駄
なテスト時間がなくなるので、試験に要するトータル時
間の短縮が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る半導体装置の試験方法
を説明するフローチャートである。
【図2】従来の半導体装置の試験方法を説明するフロー
チャートである。
【図3】シグナチャーフューズを説明する図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冗長回路を有し、該冗長回路を使用する
    か否かをフューズを溶断するか否かで設定可能なシグナ
    チャーフューズを有する半導体装置の試験方法におい
    て、 ウエハ内の半導体チップがリペアにて対応可能か否かを
    判断するプリテスト工程と、 前記プリテスト工程によりリペア可能な半導体チップの
    シグナチャーフューズを溶断すると共にリペアを使用し
    ても良品とならない半導体チップは前記シグナチャーフ
    ューズ群内から割り当てられたある特定の不良識別用シ
    グナチャーフューズを溶断して不良であることを半導体
    チップ内に記憶させるリペア工程と、 前記リペア工程によるシグナチャーフューズの使用状況
    を識別して前記不良識別用シグナチャーフューズが溶断
    された半導体チップは不良であると判定するシグナチャ
    ーフューズ判定工程とを有することを特徴とする半導体
    装置の試験方法。
  2. 【請求項2】 冗長回路を有し、該冗長回路を使用する
    か否かをフューズを溶断するか否かで設定可能なシグナ
    チャーフューズを有する半導体装置の試験方法におい
    て、 ウエハ内の半導体チップがリペアにて対応可能か否かを
    判断するプリテスト工程と、 前記プリテスト工程によりリペア可能な半導体チップの
    シグナチャーフューズを溶断すると共にリペアを使用し
    ても良品とならない半導体チップは前記シグナチャーフ
    ューズ群内から割り当てられたある特定の不良識別用シ
    グナチャーフューズを溶断して不良であることを半導体
    チップ内に記憶させるリペア工程と、 前記リペア工程によるシグナチャーフューズの使用状況
    を識別して前記不良識別用シグナチャーフューズが溶断
    された半導体チップは不良であると判定するシグナチャ
    ーフューズ判定工程と、 前記シグナチャーフューズ判定工程で不良であると判定
    された半導体チップに対してはそれ以降のメインテスト
    工程を中止し、不良と判定されなかった半導体チップに
    ついてのみメインテストを行うメインテスト工程とを有
    することを特徴とする半導体装置の試験方法。
JP4237598A 1998-02-24 1998-02-24 半導体装置の試験方法 Pending JPH11243124A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100393867B1 (ko) * 1999-11-25 2003-08-06 엔이씨 일렉트로닉스 코포레이션 검사 및 수리 시스템, 제품 제조 시스템, 부재 검사 장치,데이터 처리 장치, 부재 수리 장치 및 정보 저장 매체
CN100343855C (zh) * 2002-05-15 2007-10-17 旺宏电子股份有限公司 维修决策方法与使用其的半导体元件电性测试系统
US7698087B2 (en) 2006-08-25 2010-04-13 Fujitsu Microelectronics Limited Semiconductor integrated circuit and testing method of same

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