JPH1124181A - 原稿押さえ装置 - Google Patents
原稿押さえ装置Info
- Publication number
- JPH1124181A JPH1124181A JP18766797A JP18766797A JPH1124181A JP H1124181 A JPH1124181 A JP H1124181A JP 18766797 A JP18766797 A JP 18766797A JP 18766797 A JP18766797 A JP 18766797A JP H1124181 A JPH1124181 A JP H1124181A
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- Japan
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- original
- document
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブック状の原稿でも黒ベタ画像を生じさせ
ず、トナーを無駄にせずに原稿を読み取れ、かつ歪みの
ない原稿に近い作像画像を得ることが可能な原稿押さえ
装置を提供する。 【解決手段】 圧板１０を、コンタクトガラス２側を全
面的に開口させた薄い箱状の形状とし、比較的厚い押さ
えクッション１１と、押さえシート１２を内側に設け
る。押さえクッション１１には、密度が小さく、弾性の
高いものを用いる。圧板１０の内部高さはブック状の原
稿６の全体を覆る高さとする。厚みのある本等の原稿６
を完全に覆って周囲からの入光がない状態で押さえられ
る。
ず、トナーを無駄にせずに原稿を読み取れ、かつ歪みの
ない原稿に近い作像画像を得ることが可能な原稿押さえ
装置を提供する。 【解決手段】 圧板１０を、コンタクトガラス２側を全
面的に開口させた薄い箱状の形状とし、比較的厚い押さ
えクッション１１と、押さえシート１２を内側に設け
る。押さえクッション１１には、密度が小さく、弾性の
高いものを用いる。圧板１０の内部高さはブック状の原
稿６の全体を覆る高さとする。厚みのある本等の原稿６
を完全に覆って周囲からの入光がない状態で押さえられ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機等の画像形成
装置を含む原稿読取機構のついた装置において用いる原
稿抑え装置に関する。
装置を含む原稿読取機構のついた装置において用いる原
稿抑え装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に複写機等では、原稿を複写機本体
１上のコンタクトガラス２上の所定位置に置き、その原
稿の上方から圧板３を押し付けて原稿の被読み取り面を
コンタクトガラス２に押し付け、その状態でコンタクト
ガラス２の下側を走査する図示せぬスキャナユニットに
て原稿面を露光し、原稿画像を読み取るようになってい
る。圧板３は、原稿を押さえ付けるための押さえシート
４と、クッション材５（スポンジ状のもの等）を備える
のが一般的な構成となっている。
１上のコンタクトガラス２上の所定位置に置き、その原
稿の上方から圧板３を押し付けて原稿の被読み取り面を
コンタクトガラス２に押し付け、その状態でコンタクト
ガラス２の下側を走査する図示せぬスキャナユニットに
て原稿面を露光し、原稿画像を読み取るようになってい
る。圧板３は、原稿を押さえ付けるための押さえシート
４と、クッション材５（スポンジ状のもの等）を備える
のが一般的な構成となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで複写機等にお
いて原稿とするものは、一般的にシート状のものとブッ
ク状のものに大別される。シート状の原稿の場合には、
圧板３がほぼコンタクトガラス２に密着できるために問
題はないが、ブック状の原稿を読み取る際には、図２に
示すように原稿６の厚みのために圧板３がコンタクトガ
ラス２から離れ、周囲から光が入り、複写後の画像に黒
くなった部分が発生する。この部分はいわゆるベタ画像
となり、トナーの消費が多い画像となる。またブック状
の原稿６を均等に押さえることは難しいため、例えば綴
じ目の部分６ａのあたりの画像が、歪んだ文字や線にな
ってしまうことが発生する。
いて原稿とするものは、一般的にシート状のものとブッ
ク状のものに大別される。シート状の原稿の場合には、
圧板３がほぼコンタクトガラス２に密着できるために問
題はないが、ブック状の原稿を読み取る際には、図２に
示すように原稿６の厚みのために圧板３がコンタクトガ
ラス２から離れ、周囲から光が入り、複写後の画像に黒
くなった部分が発生する。この部分はいわゆるベタ画像
となり、トナーの消費が多い画像となる。またブック状
の原稿６を均等に押さえることは難しいため、例えば綴
じ目の部分６ａのあたりの画像が、歪んだ文字や線にな
ってしまうことが発生する。
【０００４】そこで本発明は、ブック状の原稿でも無駄
なトナー消費をせずに原稿を読み取れ、また均等に押さ
えることができて歪みのない原稿に近い作像画像を得る
ことが可能な原稿押さえ装置を提供することを目的とす
る。
なトナー消費をせずに原稿を読み取れ、また均等に押さ
えることができて歪みのない原稿に近い作像画像を得る
ことが可能な原稿押さえ装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の原稿押さえ装置
のうち請求項１に係るものは、上記目的を達成するため
に、複写機等の原稿押さえ装置において、画像を読み取
るためにセットした原稿を押さえるカバーを、原稿押さ
え側を開口させて上記原稿周囲を囲えるようにしてなる
ことを特徴とする。
のうち請求項１に係るものは、上記目的を達成するため
に、複写機等の原稿押さえ装置において、画像を読み取
るためにセットした原稿を押さえるカバーを、原稿押さ
え側を開口させて上記原稿周囲を囲えるようにしてなる
ことを特徴とする。
【０００６】同請求項２に係るものは、上記原稿押さえ
カバー内に上記原稿を押さえ付ける押圧手段を設けたこ
とを特徴とする。
カバー内に上記原稿を押さえ付ける押圧手段を設けたこ
とを特徴とする。
【０００７】同請求項３に係るものは、上記押圧手段
が、比較的厚みのあるクッション材を含むことを特徴と
する。
が、比較的厚みのあるクッション材を含むことを特徴と
する。
【０００８】同請求項４に係るものは、上記押圧手段
が、圧縮スプリングと平板材からなることを特徴とす
る。
が、圧縮スプリングと平板材からなることを特徴とす
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付して説明する。図３は本発明に係る
原稿押さえ装置の一実施形態を示す断面図である。本実
施形態の原稿押さえ装置は、圧板１０が、コンタクトガ
ラス２側を全面的に開口させた薄い箱状の形状としてあ
り、内側には比較的厚みのある押さえクッション１１と
押さえシート１２を設けてある。押さえクッション１１
には、従来の押さえクッションよりも密度が小さく、か
つ、より弾性を有するものを用いる。また圧板１０の内
部高さもブック状の原稿６の全体を覆るものとする。こ
のように構成すると、図示のように厚みのある本等の原
稿６を押さえる際に、周囲からの入光が避けられ、いわ
ゆる黒ベタの画像が生じることがなく、トナーの無駄な
消費を抑えられる。なお圧板１０をコンタクトガラス２
に下ろした際に、原稿６が生じさせる反発力により圧板
１０が浮き上がらないように、引っ掛け式等のロック機
構を設けると、より正確に原稿６を押さえ付けて固定す
ることができる。
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付して説明する。図３は本発明に係る
原稿押さえ装置の一実施形態を示す断面図である。本実
施形態の原稿押さえ装置は、圧板１０が、コンタクトガ
ラス２側を全面的に開口させた薄い箱状の形状としてあ
り、内側には比較的厚みのある押さえクッション１１と
押さえシート１２を設けてある。押さえクッション１１
には、従来の押さえクッションよりも密度が小さく、か
つ、より弾性を有するものを用いる。また圧板１０の内
部高さもブック状の原稿６の全体を覆るものとする。こ
のように構成すると、図示のように厚みのある本等の原
稿６を押さえる際に、周囲からの入光が避けられ、いわ
ゆる黒ベタの画像が生じることがなく、トナーの無駄な
消費を抑えられる。なお圧板１０をコンタクトガラス２
に下ろした際に、原稿６が生じさせる反発力により圧板
１０が浮き上がらないように、引っ掛け式等のロック機
構を設けると、より正確に原稿６を押さえ付けて固定す
ることができる。
【００１０】図４は本発明に係る原稿押さえ装置の第２
の実施形態を示す断面図である。本実施形態では、先の
実施形態と同様の構造の圧板１０を用い、その内側にブ
ック状の原稿６を均等に押さえ付けるための圧縮スプリ
ング１３が設けてある。その他の構成、作用は先の実施
形態と同様につき重複する説明は省略する。
の実施形態を示す断面図である。本実施形態では、先の
実施形態と同様の構造の圧板１０を用い、その内側にブ
ック状の原稿６を均等に押さえ付けるための圧縮スプリ
ング１３が設けてある。その他の構成、作用は先の実施
形態と同様につき重複する説明は省略する。
【００１１】
【発明の効果】請求項１に係る原稿押さえ装置は、以上
説明してきたように、原稿を押さえるカバーの原稿押さ
え側を開口させて原稿周囲を囲えるようにしたので、ブ
ック状の原稿でもその周囲を完全に覆うことができ、周
囲からの光の侵入を避け得るので、無駄な作像トナーの
消費やドラムクリーニング等をすることなく画像を作成
することに寄与し得るようになるという効果がある。
説明してきたように、原稿を押さえるカバーの原稿押さ
え側を開口させて原稿周囲を囲えるようにしたので、ブ
ック状の原稿でもその周囲を完全に覆うことができ、周
囲からの光の侵入を避け得るので、無駄な作像トナーの
消費やドラムクリーニング等をすることなく画像を作成
することに寄与し得るようになるという効果がある。
【００１２】また請求項２に係る原稿押さえ装置は、以
上説明してきたように、原稿押さえカバー内に原稿を押
さえ付ける押圧手段を設けたので、上記共通の効果に加
え、浮き上がり易いブック状の原稿でも一様に押さえ付
けることができ、歪みなく原稿に近い美しい画像を作成
することに寄与し得るようになるという効果がある。
上説明してきたように、原稿押さえカバー内に原稿を押
さえ付ける押圧手段を設けたので、上記共通の効果に加
え、浮き上がり易いブック状の原稿でも一様に押さえ付
けることができ、歪みなく原稿に近い美しい画像を作成
することに寄与し得るようになるという効果がある。
【００１３】さらに請求項３、４に係る原稿押さえ装置
は、以上説明してきたようなものなので、簡単な構造で
上記共通の効果を得られるものとなる。
は、以上説明してきたようなものなので、簡単な構造で
上記共通の効果を得られるものとなる。
【図１】従来の原稿押さえ装置の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図２】従来の原稿押さえ装置でブック状の原稿を押さ
えた際の状態を示す断面図である。
えた際の状態を示す断面図である。
【図３】本発明に係る原稿押さえ装置の第１実施形態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図４】本発明に係る原稿押さえ装置の第２の実施形態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
１ 複写機本体 ２ コンタクトガラス ３ 圧板 ４ 押さえシート ５ クッション材 ６ ブック状の原稿 ６ａ 原稿の綴じ目の部分 １０ 圧板 １１ 押さえクッション １２ 押さえシート １３ 圧縮スプリング
Claims (4)
- 【請求項１】 複写機等の原稿押さえ装置において、画
像を読み取るためにセットした原稿を押さえるカバー
を、原稿押さえ側を開口させて上記原稿周囲を囲えるよ
うにしてなることを特徴とする原稿押さえ装置。 - 【請求項２】 上記原稿押さえカバー内に上記原稿を押
さえ付ける押圧手段を設けたことを特徴とする請求項１
の原稿押さえ装置。 - 【請求項３】 上記押圧手段が、比較的厚みのあるクッ
ション材を含むことを特徴とする請求項２の原稿押さえ
装置。 - 【請求項４】 上記押圧手段が、圧縮スプリングと平板
材からなることを特徴とする請求項２の原稿押さえ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18766797A JPH1124181A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 原稿押さえ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18766797A JPH1124181A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 原稿押さえ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1124181A true JPH1124181A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16210066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18766797A Pending JPH1124181A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 原稿押さえ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1124181A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007310235A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Kyocera Mita Corp | 画像読取装置及び画像形成装置 |
| US8094346B2 (en) | 2006-06-30 | 2012-01-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus with document cover including a pressing portion |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP18766797A patent/JPH1124181A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007310235A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Kyocera Mita Corp | 画像読取装置及び画像形成装置 |
| US8094346B2 (en) | 2006-06-30 | 2012-01-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus with document cover including a pressing portion |
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