JPH11241767A - 金属性の内部帯状体を備えた回転用、往復動用のシール - Google Patents

金属性の内部帯状体を備えた回転用、往復動用のシール

Info

Publication number
JPH11241767A
JPH11241767A JP10352988A JP35298898A JPH11241767A JP H11241767 A JPH11241767 A JP H11241767A JP 10352988 A JP10352988 A JP 10352988A JP 35298898 A JP35298898 A JP 35298898A JP H11241767 A JPH11241767 A JP H11241767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
seal assembly
flange
spring
outer flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10352988A
Other languages
English (en)
Inventor
Peter J Balsells
ピーター・ジェイ・バルセルズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bal Seal Engineering LLC
Original Assignee
Bal Seal Engineering LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=25536872&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH11241767(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Bal Seal Engineering LLC filed Critical Bal Seal Engineering LLC
Publication of JPH11241767A publication Critical patent/JPH11241767A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/32Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
    • F16J15/3204Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip
    • F16J15/3216Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip supported in a direction parallel to the surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/32Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
    • F16J15/3204Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip
    • F16J15/3208Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip provided with tension elements, e.g. elastic rings
    • F16J15/3212Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip provided with tension elements, e.g. elastic rings with metal springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/32Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
    • F16J15/3204Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip
    • F16J15/3232Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip having two or more lips
    • F16J15/3236Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip having two or more lips with at least one lip for each surface, e.g. U-cup packings

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大変に小さな横断面を有するシールを提供す
る。 【解決手段】 シールアセンブリ10が、シャフト26
とハウジング24との間を、静止状態、回転状態及び往
復動状態で密封できるように設けられている。シールア
センブリは、本体部14を有する、環の形状に形成され
たシールリング12を備えている。本体部は、当該本体
部から長手方向に伸長する、内側フランジ18と外側フ
ランジ20とを備えている。ばね30が、内側フランジ
と外側フランジとの間に配置され、内側フランジと外側
フランジとを互いから離れる方向で径方向に偏倚させ
て、シャフトとハウジングとの間を密封する。ばねと外
側フランジとの間に配置された円形の帯状体34が、外
側フランジに加えられる径方向の力を維持しており、こ
れにより、フルオロポリマー製のシールリングの収縮に
もかかわらず、ハウジング内にシールリングを保持し、
シールリングとハウジングとの間を静止状態で密封でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、概ね、シールア
センブリ(密封材組立品)に関し、特に、回転用(ロー
タリ)、往復動用のシールに関する。前記シールは、種
々の温度状態、圧力状態及び速度状態の下で、当該シー
ルとシャフトとの間で一定のトルクを維持できるよう
に、シャフトを囲んでいるハウジングに保持されてい
る。
【0002】
【従来の技術】今まで、そのような用途に用いられてい
るロータリシール(rotary seal)すなわち
回転用のシールは、概ね、エラストマーのタイプであっ
た。そのタイプにおいては、エラストマーが、金属製の
帯状体に結合されており、アセンブリ全体が、ハウジン
グに圧入されている。そのようなシールは、例えば、オ
イルシールとして用いられている。これら特定のシール
は、通常、大変大きな横断面を備えており、これによっ
て、前記シールが、前記ハウジング内に圧力されるとき
に生じる力であって、当該シールと前記シャフトとの間
のトルクに変換される力の伝動を最小限度にすることが
できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、温度状
態や圧力状態の理由から、ポリテトラフルオロエチレン
(polytetrafluoroethylene
(PTFE))のような、フルオロポリマー(fluo
ropolymer)材料の使用が必要なとき、モール
ディングを用いて、前記フルオロポリマー(fluor
opolymer)材料を金属製の帯状体に結合するこ
とはできない。フルオロポリマー(fluoropol
ymers)は、前記金属製の部品に結合しない。とい
のは、フルオロポリマーと(スチールのような)他の材
料との間の表面張力に実質的な違いがあるからである。
スチールのような材料がエッチングによって処理された
場合、かかるエッチングによって、フッ素(fluor
ine)原子が取り除かれ、結合が許容されることにな
る。しかし、このような処置は、通常、行われない。し
たがって、PTFE/金属製一体型のシールは、通常、
利用されていない。
【0004】シール料としてのPTFEの使用における
他の欠点は、荷重がある状態で高温にさらされたとき、
そのようなシールは、冷却によって標準温度に戻る際に
縮むという事実があることである。これにより、前記P
TFEは、ハウジングや他の金属製の帯状体のような金
属製の接触面から離れる方向に縮み、それによって、漏
れ通路が形成されることになる。前記PTFEの縮み
は、前記金属製の部品の熱膨張を越えて前記PTFEの
熱膨張がより大きくなることによって、引き起こされ
る。それによって、前記PTFEが径方向に膨張できな
いとき、前記PTFEは軸線方向に膨張する。前記PT
FEが径方向に膨張できないとき、冷却により、前記P
TFEがより大きく熱収縮して軸線方向に膨張する。冷
却によって前記PTFEがより大きく熱収縮することに
よって、金属製の部品とシールとの間にギャップ(間
隙)が形成される。これは、また、フルオロポリマー
(fluoropolymer)が、モールディングに
よって金属製の表面に結合されない典型的な理由であ
る。これらの欠点により、PTFEは、シャフトとハウ
ジングとの間に設けられる、回転且つ往復動用の用途た
めのシールに用いる材料として受け入れることができな
かった。
【0005】本願発明は、大変に小さな横断面を有する
シール(密封材)を提供するものである。前記シール
は、シャフト上でハウジング内に圧入でき、また、当該
シールと前記シャフトとの間で比較的一定のトルクを維
持することができる。前記大変小さな横断面によって、
前記シャフトに作用する流体圧力によって発生させられ
る力を減らすことができる。PTFEの大変低い摩擦係
数が、この目的を支援している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明によれば、前記
シャフトと前記ハウジングとの間を、静止状態、回転状
態及び往復動状態で密封(シーリング)するのに適した
シールアセンブリが、フルオロポリマー(fluoro
polymer)から、環の形状に形成されたシールリ
ングを概ね備えている。前記シールリングは、本体部を
有している。前記本体部は、当該本体部から軸線方向に
伸長する、内側フランジと外側フランジとを備えてい
る。
【0007】ばね手段が、前記内側フランジと前記外側
フランジとの間に設けられ且つ配置されており、これに
よって、前記内側フランジと前記外側フランジとを互い
から径方向に離すように偏倚させ、前記シャフトと前記
ハウジングとの間を密封(シール)できるようになって
いる。前記ばね手段と前記外側フランジとの間に配置さ
れた円形の(または、環状の)帯状体(band)が、
径方向外側に向けて力を加えており、これによって、前
記シールリングが、前記ハウジング内に保持できるよう
になっている。また、これによって、前記フルオロポリ
マー製のシールリングの収縮(縮み)にもかかわらず、
前記シールリングと前記ハウジングとの間が、静止状態
でに密封(シーリング)できるようになっている。
【0008】重要なことには、前記帯状体は、十分な径
方向の力を供給して、前記シールの外径と前記シールの
内径との間を密接な接触状態に維持している。この径方
向の力が、前記フルオロポリマー製のシールリングの永
久変形を生じるのに必要な力を越えていないことが重要
である。フルオロポリマー製のシールリングに永久変形
が生じると、前記フルオロポリマーのコールドフロー
(低温流れ)によって、前記シールの外径と前記ハウジ
ングとの間の密封能力が減少することになる。
【0009】このようにして、前記帯状体は、その径方
向外側への力により、漏れ通路が、前記シールアセンブ
リの外側直径を通り越すのが防止される。漏れ通路が、
前記シールアセンブリの外側直径を通り越すのは、前記
フルオロポリマーの収縮により生じる。
【0010】本願発明の一実施例において、前記帯状体
は、十分な可撓性を有しており、これによって、当該帯
状体を通ってばね力が伝達され、ばね手段によって、前
記外側フランジと前記ハウジングとの間を密封できるよ
うになっている。本願発明の他の実施例において、前記
帯状体は、十分な剛性を有しており、これによって、ば
ね手段による当該帯状体の撓みを防止できるようになっ
ている。この実施例において、前記帯状体は、前記シー
ルアセンブリの外側フランジと前記ハウジングとの間を
密封するのに必要な径方向の全体の力を提供している。
【0011】より詳しく説明すれば、前記円形の帯状体
手段は、前記ばねの外側周辺部に対応する溝を備えるこ
とができる。前記溝は、前記外側フランジと前記内側フ
ランジとの間に前記ばねを保持するための手段を提供す
る。別の実施例として、前記円形の帯状体は、径方向内
側に垂下するリップ部を備えてもよい。前記リップ部
は、前記外側フランジと前記内側フランジとの間に前記
ばねを保持するための手段を提供する。この実施例にお
いて、前記内側フランジは、前記外側フランジよりも実
質的に短くすることができる。
【0012】本願発明の任意の実施例において、前記円
形の帯状体は、分割(スプリット)された帯状体または
割りリング(スプリットリング)から構成していもよ
い。分割された帯状体または割りリングによって、組み
立てが容易になり、撓みの程度が付加することができ
る。これによって、適当な力を維持して、種々の温度状
態や圧力状態の下で、前記シールが回転しまたは軸線方
向に移動することを防止できることはもちろん、変動及
び公差と、寸法と、偏心と、直円度(真円度)とに適応
させることができる。
【0013】あるいは、前記ばねは、長方形のコイルば
ねやU字形状のばねから構成してもよい。前記フルオロ
ポリマー(fluoropolymer)は、ポリテト
ラフルオロエチレン(polytetrafluoro
ethylene)から構成してもよい。
【0014】本願発明のさらに別の実施例において、シ
ールリングを、本体部を有する、フルオロポリマー(f
luoropolymer)から、環の形に形成しても
よい。前記本体部は、内側フランジと、中央フランジ
と、外側フランジとを備えている。内側フランジと、中
央フランジと、外側フランジは、全て、前記本体部から
軸線方向に伸長している。ばね手段が、前記内側フラン
ジと前記中央フランジとの間に設けられ且つ配置されて
おり、これによって、前記内側フランジを前記シャフト
に対して偏倚させ、前記内側フランジと前記シャフトと
の間を密封できるようになっている。
【0015】円形の帯状体手段が、前記外側フランジと
前記中央フランジとの間に設けられ且つ配置されてお
り、これによって、径方向外側に向けて力を加え、前記
シールリングを前記ハウジング内に保持することがで
き、また、前記フルオロポリマー製のシールリングの収
縮(縮み)にもかかわらず、前記外側フランジと前記ハ
ウジングとの間を密封することができる。
【0016】さらに、この実施例は、前記シールリング
と前記ハウジングとの間を副次的に静止状態で密封する
ためのOリング手段を備えることができる。前記Oリン
グ手段は、前記シールリングの本体に設けられた周辺溝
と、該周辺溝に配置されたエラストマー(elasto
mer)製のOリングとを備えている。
【0017】上述した代替の実施例において述べたよう
に、この最後の実施例は、前記円形の帯状体手段として
の、割りリングを備えることができ、前記フルオロポリ
マーは、ポリテトラフルオロエチレンから構成すること
ができる。
【0018】本願発明の他の特徴や効果は、添付図面と
関連して考慮された下記の説明から、明らかとなるであ
ろう。
【0019】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、シールアセン
ブリ10が示されている。シールアセンブリ10は、シ
ャフト(図1には図示せず)とハウジング(図1には図
示せず)との間を、静止状態で、回転状態で、及び往復
動状態で密封するのに適している。シールアセンブリ1
0は、概ね、フルオロポリマー(fluoropoly
mer)から、環の形状に形成されたシールリング12
を備えている。シールリング12は、本体部14を有し
ている。本体部14は、当該本体部14から軸線方向に
伸長する、内側フランジ18と外側フランジ20とを備
えている。この参照は、図1の破線に示された中心線か
ら行われている。
【0020】下により詳細に説明されているように、静
止状態での密封が、外側フランジ20とハウジング24
との間で行われており(図8A−8D参照)、回転状態
及び往復動状態での密封を含む運動状態での密封が、内
側フランジ18とシャフト26との間で行われている
(図8A−8D参照)。
【0021】図1を再び参照すると、シールアセンブリ
10は、また、ばね30を備えている。ばね30は、内
側フランジ18と外側フランジ20との間に配置されて
いる。ばね30は、内側フランジ18と外側フランジ2
0とを互いから離すように径方向に偏倚させて(また
は、付勢して)、シャフト26とハウジング24との間
を密封できるようにした偏倚手段を構成している。ばね
30は、角を切り取った形状のコイルばねとしてもよ
い。角を切り取った形状のコイルばねは、幅広い範囲の
撓みによって内側フランジ18及び外側フランジ20を
偏倚する一定の力を提供できる。
【0022】ばね30と外側フランジ20との間に配置
された円形の帯状体(band)手段34が、ハウジン
グ24内にシールリング12を保持するための、径方向
外側への力を加えており、さらに、フルオロポリマー
(fluoropolymer)製のシールリングの収
縮(縮み)にもかかわらず、シールリング12とハウジ
ング24との間で静止状態の密封を行っている。このこ
とは、大変重要になっている。この実施例において、円
形の帯状体手段34は、十分な可撓性を有しており、こ
れによって、当該帯状体手段34を介してばね力を伝達
でき、ばね30により、外側フランジ20とハウジング
24との間を密封できる。この構成は、ハウジング24
に圧入できる大変小さな横断面を有するシールを提供し
ている。ばね30は、内側フランジ18とシャフト26
との間に比較的一定のトルクを与えている。シールリン
グ12は、ポリテトラフルオロエチレン(polyte
trafluoroethylene(PTFE))か
ら形成されていることが好ましい。ポリテトラフルオロ
エチレンは、大変に低い摩擦を備えており、したがっ
て、シャフト26を高速で回転させることができる。
【0023】帯状体手段34の追加の目的は、径方向の
力を十分に与え、それによって、シールアセンブリ10
がハウジング24に取り付けられたとき、十分な力を、
帯状体手段34からPTFE製のリップ状のシール部2
0を通してボア36に伝達し、これによって、シールリ
ング12が、標準の周囲作動状態の下で回転するのを防
止できるようにすることである。シールアセンブリ10
が高温にさらされたとき、シールリング12は、引張り
及び圧縮特性の一部を失い、クリープする傾向となっ
て、シールアセンブリ10とハウジング24との間の締
り嵌め(interference)が減少し、もちろ
ん、シールリング12がハウジング24の周囲で回転す
るというリスクをおかすことになる。これは、もちろん
望ましいことではない。標準の周囲作動状態の下で、帯
状体手段34によって発生された圧縮力が、その材料の
圧縮強さよりも小さいかぎり、これは発生しない。
【0024】本願発明が、横断面を大変小さくすること
ができるポリテトラフルオロエチレンのようなフルオロ
ポリマーから形成されたシールに関連しているというこ
とを理解することが重要である。例えば、このシールリ
ングは、約1インチ(約2.54cm)ないし2インチ
(約5.08cm)あるいはそれ以上の直径や全横断面
を備えることができる。このとき、内側フランジと外側
フランジとの間の全体の距離は、約0.03インチ(約
0.0762cm)ないし約0.20インチ(約0.5
08cm)となっている。シールリング12は、フルオ
ロポリマー(fluoropolymer)、好ましく
は、ポリテトラフルオロエチレン(polytetra
fluoroethylene)から形成されている。
帯状体34によって、外側フランジの厚さT1 を、約
0.003インチ(約0.00762cm)ないし約
0.030インチ(約0.0762cm)の厚さにする
ことができる。帯状体34は、プラスチックまたは金属
から形成することができ、そして、約0.002インチ
(約0.00508cm)ないし0.030インチ(約
0.0762cm)の厚さTを有し約2800万の引張
弾性率(ポンド/平方インチ)を備えた、300シリー
ズのステンレススチール(ステンレス鋼)から形成する
ことが好ましい。これによれば、本願で述べられたよう
に当該帯状体34を介してばね力を伝達することができ
る。
【0025】しかしながら、帯状体34は、種々の温度
状態(例えば、約−65°Fないし約350°F)や種
々の圧力状態(例えば、ほぼ真空状態から約25ps
i)の下で、シャフト26が回転する前に、または、シ
ャフト26が回転する間に、または、シャフト26が回
転した後に、ハウジング24にシールアセンブリ10を
保持するための径方向の力を加えることができる。帯状
体34は、種々の変動や公差に適応することができる。
しかしながら、帯状体34は、周囲温度で約1000p
siよりも大きな応力を供給すべきではない。周囲温度
で約1000psiよりも大きな応力を供給すると、ポ
リテトラフルオロエチレンのコールドフローを引き起こ
し、それによって、外側フランジ20とハウジング24
との間に生じている締り嵌めを減少させる可能性があ
る。
【0026】帯状体34は、中実とすることができ、ま
たは、分割式(すなわち、スプリット(割り型)式)と
することもでき、スプリット(割り型)式の形状とした
場合、シャフト26の周囲のハウジング24へのシール
アセンブリ10の組み立てを容易に行うことができると
いことを理解すべきである。
【0027】図2を参照すると、本願発明の別の実施例
に係わるシールアセンブリ40が示されている。シール
アセンブリ40は、概ね、本体部44を有するシールリ
ング42を備えている。本体部44は、当該本体部44
から軸線方向に伸長する、内側フランジ46と外側フラ
ンジ48とを備えている。内側フランジ46と外側フラ
ンジ48は、点線で示された中心線50に対して平行に
伸長している。
【0028】長方形の、角を切り取った形状のコイルば
ね52が、内側フランジ46と外側フランジ48との間
に配置されている。プラスチック製のまたは金属製の円
形の(環状の)帯状体54が、長方形のコイルばね52
と外側フランジ48との間に配置されている。長方形の
コイルばね52を使用することによって、当該コイルば
ね52と内側フランジ46との間の接触面積が増加し、
密封力を帯状体54を横切ってより一様に分配できるよ
うになっている。
【0029】帯状体54は十分な厚さを備えており、こ
れによって、当該帯状体54に加えられるコイルばね5
2の力によって金属製の帯状体54の変形を防止できる
ようにしたことを除いて、帯状体54は、シールアセン
ブリ10の帯状体34に関連して上述した機能を提供し
ている。この態様において、外側フランジ48に作用す
る応力は、ポリテトラフルオロエチレンの側圧支持応力
よりも一様に小さくなっている。それによって、コール
ドフローの可能性を減少させている。上述したような寸
法を有するシールアセンブリ40に関して、帯状体54
は、約0.003インチないし約0.10インチの厚さ
を備えるであろう。
【0030】さて、図3を参照すると、本願発明の他の
実施例に係わるシールアセンブリ60が、示されてい
る。シールアセンブリ60は、概ね、本体部64を有す
るシールリング62を備えている。本体部64は、当該
本体部64から軸線方向に伸長する、内側フランジ66
と、中央フランジ68と、外側フランジ70とを備えて
いる。内側フランジ66と中央フランジ68と外側フラ
ンジ70は、図3の点線で示された中心線72に概ね平
行に伸長している。
【0031】図示されるように、コイルばね76が、中
央フランジ68と内側フランジ66との間に配置されて
いる。内側フランジ66とシャフト26との間を密封で
きるようにするために、コイルばね76は、内側フラン
ジ66をシャフト26に対して径方向に偏倚させる手段
を提供している。上述した帯状体34、54と同様な円
形の帯状体78が、外側フランジ70と中央フランジ6
8との間に配置されており、これによって、ポリテトラ
フルオロエチレンの収縮(縮み)にもかかわらず、シー
ルリング62をハウジング24内に保持するための手段
が構成されている。さらに、溝82に配置されたエラス
トマーのOリング80とシールリング62の本体部64
とによって、シールリング62とハウジング24との間
を副次的にも静止状態での密封を行っている。
【0032】この実施例のシールアセンブリ60におい
て、円形の帯状体78は、主に、ハウジング内にシール
リング62を維持し、シャフト26の回転運動又は往復
動運動によって、シールリング62の回転運動又は軸線
方向の移動を防止する機能を果たしている。ばね76
は、主に、内側フランジ66とシャフト26との間を運
動状態で密封する機能を果たしている。Oリング80
は、主に、シールリング62とハウジング24との間を
静止状態で密封する機能を果たしている。
【0033】図4を参照すると、本願発明のさらに別の
実施例に係わるシールアセンブリ90が示されている。
シールアセンブリ90は、シールリング92を備えてい
る。シールリング92は、本体部94と、内側フランジ
96と、外側フランジ98とを備えている。内側フラン
ジ96と外側フランジ98とは、本体部94から、点線
で示された中心線100に沿って軸線方向に伸長してい
る。角を切り取った形状のコイルばねや円形タイプでリ
ボン状のばね(ribbon spring)すなわち
リボンばね102が、プラスチック製や金属製の帯状体
104と一緒に設けられている。帯状体104は、上述
した帯状体34、54と同様になっている。追加の特徴
として、帯状体104は、リボンばね102の外側周辺
部108に対応する溝または変形部106を備えてい
る。溝または変形部106は、内側フランジ96と外側
フランジ98との間にリボンばね102を保持し且つ内
側フランジ96と外側フランジ98との間でのリボンば
ね102の軸線方向の移動を防止するための手段を提供
している。
【0034】さらに別の実施例に係わるシールアセンブ
リ114が、図5に示されている。シールアセンブリ1
14は、本体部118を有するシールリング116を備
えている。本体部118は、内側フランジ120と外側
フランジ122とを備えている。内側フランジ120と
外側フランジ122は、本体部118から軸線方向に伸
長し、図5の点線によって示された中心線124に対し
てほぼ平行に伸長している。
【0035】この実施例のシールアセンブリ114にお
いて、帯状体124は、垂下するリップ部126を備え
ている。垂下するリップ部126は、内側フランジ12
0と外側フランジ122との間にばね128を保持する
ための手段を構成している。ばね128は、帯状体12
4の垂下するリップ部126によって、内側フランジ1
20と外側フランジ122との間に保持されるので、内
側フランジ120を、外側フランジ122よりもかなり
短く形成することができ、それによって、内側フランジ
120がシャフト26に対して偏倚されるとき、より大
きく集中された力が、ばね128によって加えられるよ
うになっている。
【0036】図6は、本願発明の他の実施例に係わるシ
ールアセンブリ130を図示している。シールアセンブ
リ130は、本体部134を有するシールリング132
を備えている。本体部134は、内側フランジ136と
外側フランジ138とを備えている。内側フランジ13
6と外側フランジ138は、本体部134から軸線方向
に伸長しており、また、図6の点線によって示された中
心線140にほぼ沿って伸長している。帯状体141
が、上述したように、ばね142と外側フランジ138
との間に配置されている。力をより大きく分布させ、シ
ールアセンブリ130の密封能力を改善するために、ば
ね142には、中心中空部146を有するエラストマー
144が装填されている。
【0037】図7を参照すると、さらに、本願発明の他
の実施例に係わるシールアセンブリ150が図示されて
いる。シールアセンブリ150は、概ね、シールリング
152を備えている。シールリング152は、本体15
4と、内側フランジ156と、外側フランジ158とを
有している。内側フランジ156と外側フランジ158
は、本体154から軸線方向に、図7の点線に示された
中心線160にほぼ沿って伸長している。帯状体162
が設けられている。帯状体162は、上述した帯状体3
4、154と同様になっている。さらに、U字形状のば
ね164が、上述したように、内側フランジ156と外
側フランジ158とを互いから離す方向に偏倚させるた
めに設けられている。
【0038】より早く参照されたように、図8A−8D
は、シャフト26の周囲で密封構造を構成できるよう
に、ハウジング24に取り付けられたシールアセンブリ
10の種々の組み立て図を示している。図8A及び8C
は、図8A及び8Cに示されているような圧力方向に応
じて、種々の位置に設けられたシールアセンブリ10を
示している。図8B、8Dは、シールアセンブリ10用
の受け板(backupplate)170を備えてい
る。受け板170は、本体部によってシールリング12
を支持している。さらに、図8Dに示されたようなバッ
クアップリング(backup−ring)172を、
受け板170とシールリング12との間に設けることが
できる。
【0039】本願発明を効果的に用いることができる態
様を図示する目的で、本願発明に係わるシールアセンブ
リの具体的な構造を上で説明したが、本願発明は、これ
に限定されるべきでないということを理解すべきであ
る。したがって、当業者にとって実施できる任意のそし
て全ての変更、変形または同等の構造は、特許請求の範
囲に定義されたような本願発明の範囲内に含まれると考
えるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、シールリングと、ばねと、前記ばねと
前記シールリングの外側フランジとの間に配置された帯
状体とを概ね示している、本願発明の一実施例の横断面
図である。
【図2】図2は、長方形の、角を切り取った形状のコイ
ルばねを用いている、図1に示されたものと同様な本願
発明の他の実施例に係わる横断面図である。
【図3】図3は、本願発明の他の実施例の横断面図であ
り、その実施例においては、シールリングが、伸長する
3つのフランジ部材を備えており、ばねが、内側フラン
ジと中央フランジとの間に配置されており、金属製の帯
状体が、中央フランジと外側フランジとの間に配置され
ており、さらに、Oリングが、前記シールリングの本体
に設けられており、このOリングによって、前記シール
リングとハウジングとの間を静止状態で密封できるよう
になっている。
【図4】図4は、本願発明の他の実施例の横断面図であ
り、その実施例において、前記帯状体は、前記シールリ
ングの前記内側フランジと前記外側フランジによって形
成されたキャビティ内に前記ばねを保持するための、前
記ばねの外側周辺部に対応する溝を備えている。
【図5】図5は、本願発明の他の実施例の横断面図であ
り、その実施例において、前記帯状体は、前記シールリ
ングの前記内側フランジと前記外側フランジとの間に形
成された前記キャビティにばねを保持するための、垂下
するリップ部を備えており、また、前記内側フランジ
は、前記外側フランジよりも実質的に短くなっている。
【図6】図6は、本願発明のさらに別の実施例の横断面
図であり、その実施例において、前記ばねは、コイルば
ねの内側と外側の両側でエラストマーで囲まれている。
【図7】図7は、本願発明のさらに別の実施例の横断面
図であり、その実施例において、前記ばねはU字形状の
タイプのばねとなっている。
【図8】図8A−8Dは、シャフトとハウジングとの間
のシールリングアセンブリの種々の組立品(アセンブ
リ)を示している横断面図である。
【符号の説明】
10 シールアセンブリ 12 シールリン
グ 14 本体部 18 内側フラン
ジジ 20 外側フランジ 24 ハウジング 26 シャフト 30 ばね 34 帯状体 36 ボア 40 シールアセンブリ 42 シールリン
グ 44 本体部 46 内側フラン
ジ 48 外側フランジ 50 中心線 52 コイルばね 54 帯状体 60 シールアセンブリ 62 シールリン
グ 64 本体部 66 内側フラン
ジ 68 中央フランジ 70 外側フラン
ジ 76 コイルばね 78 円形の帯状
体 80 Oリング 82 溝 90 シールアセンブリ 92 シールリン
グ 94 本体部 96 内側フラン
ジ 98 外側フランジ 100 中心線 102 リボンばね 104 帯状体 106 溝または変形部 108 外側周辺
部 114 シールアセンブリ 116 シールリ
ング 118 本体部 120 内側フラ
ンジ 122 外側フランジ 124 帯状体 124 中心線 126 垂下する
リップ部 128 ばね 130 シールア
センブリ 132 シールリング 134 本体部 136 内側フランジ 138 外側フラ
ンジ 140 中心線 141 帯状体 142 ばね 144 エラスト
マー 146 中心中空部 150 シールア
センブリ 152 シールリング 154 本体 156 内側フランジ 158 外側フラ
ンジ 160 中心線 162 帯状体 164 U字形状のばね 170 受け板 172 バックアップリング
フロントページの続き (71)出願人 594098465 19650 Pauling,Foothil lRanch,California 92610,United States o f America

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトとハウジングとの間を、静止状
    態、回転状態及び往復動状態で密封するのに適したシー
    ルアセンブリであって、 前記シールアセンブリは、 フルオロポリマーから、環の形状に形成されたシールリ
    ングを備えており、前記シールリングは本体部を有して
    おり、前記本体部は、当該本体部から軸線方向に伸長す
    る、内側フランジと外側フランジとを備えており、 前記シールアセンブリは、また、 前記内側フランジと前記外側フランジとの間に配置さ
    れ、前記内側フランジと前記外側フランジとを互いから
    離れる方向で径方向に偏倚させて、前記シャフトと前記
    ハウジングとの間を密封できるようにしたばね手段と、 前記ばね手段と前記外側フランジとの間に配置された円
    形の帯状体手段とを備えており、 前記帯状体手段は、径方向外側への力を加えて、前記シ
    ールリングを回転させることなく前記ハウジング内に前
    記シールリングを保持させることができ、また、前記フ
    ルオロポリマー製のシールリングの収縮にもかかわら
    ず、前記シールリングと前記ハウジングとの間を静止状
    態で密封させることができ、 前記帯状体手段は、十分な可撓性を有しており、これに
    より、当該帯状体手段を通してばね力を伝達して、前記
    ばね手段により前記ハウジングと前記外側フランジとの
    間を密封できることを特徴とするシールアセンブリ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシールアセンブリにお
    いて、 前記円形の帯状体手段は、前記ばね手段の外側周辺部に
    対応する溝手段であって、前記内側フランジと前記外側
    フランジとの間に前記ばね手段を保持させるための溝手
    段を備えていることを特徴とするシールアセンブリ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のシールアセンブリにお
    いて、 前記円形の帯状体手段は、前記内側フランジと前記外側
    フランジとの間に前記ばね手段を保持させるための、径
    方向内側に垂下するリップ手段を備えていることを特徴
    とするシールアセンブリ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のシールアセンブリにお
    いて、 前記内側フランジは、前記外側フランジよりも実質的に
    短いことを特徴とするシールアセンブリ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のシールアセンブリにお
    いて、 前記円形の帯状体手段は、割りリングを備えていること
    を特徴とするシールアセンブリ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のシールアセンブリにお
    いて、 前記ばね手段は、長方形のコイルばねを備えていること
    を特徴とするシールアセンブリ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のシールアセンブリにお
    いて、 前記ばね手段は、円形でリボン状のばねを備えているこ
    とを特徴とするシールアセンブリ。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のシールアセンブリにお
    いて、 前記ばね手段は、U字形状のばねを備えていることを特
    徴とするシールアセンブリ。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のシールアセンブリにお
    いて、 前記フルオロポリマーは、ポリテトラフルオロエチレン
    を備えていることを特徴とするシールアセンブリ。
  10. 【請求項10】 シャフトとハウジングとの間を、静止
    状態、回転状態及び往復動状態で密封するのに適したシ
    ールアセンブリであって、 前記シールアセンブリは、 フルオロポリマーから、環の形状に形成されたシールリ
    ングを備えており、前記シールリングは本体部を有して
    おり、前記本体部は、当該本体部から軸線方向に伸長す
    る、内側フランジと外側フランジとを備えており、 前記シールアセンブリは、また、 前記内側フランジと前記外側フランジとの間に配置さ
    れ、前記内側フランジを前記シャフトに対して径方向に
    偏倚させて前記内側フランジと前記シャフトとの間を密
    封できるようにしたばね手段と、 前記内側フランジと前記外側フランジとの間に配置さ
    れ、前記外側フランジ及びばね手段に当接する円形の帯
    状体手段とを備えており、 前記帯状体手段は、前記外側フランジに対して径方向外
    側への力を加え、これにより、前記フルオロポリマー製
    のシールリングの収縮にもかかわらず、前記ハウジング
    内に前記シールリングを保持させることができると共
    に、前記外側フランジと前記ハウジングとの間を静止状
    態及び運動状態で密封でき、 前記帯状体手段は、十分な可撓性を有しており、これに
    より、前記ばね手段によって、当該帯状体手段の撓みを
    防止できるようにしたことを特徴とするシールアセンブ
    リ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のシールアセンブリ
    において、 前記円形の帯状体手段は、前記ばね手段の外側周辺部に
    対応する溝手段であって、前記内側フランジと前記外側
    フランジとの間に前記ばね手段を保持させるための溝手
    段を備えていることを特徴とするシールアセンブリ。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のシールアセンブリ
    において、 前記円形の帯状体手段は、前記内側フランジと前記外側
    フランジとの間に前記ばね手段を保持させるための、径
    方向内側に垂下するリップ手段を備えていることを特徴
    とするシールアセンブリ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のシールアセンブリ
    において、 前記内側フランジは、前記外側フランジよりも実質的に
    短いことを特徴とするシールアセンブリ。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載のシールアセンブリ
    において、 前記円形の帯状体手段は、割りリングを備えていること
    を特徴とするシールアセンブリ。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載のシールアセンブリ
    において、 前記ばね手段は、長方形のコイルばねを備えていること
    を特徴とするシールアセンブリ。
  16. 【請求項16】 請求項12に記載のシールアセンブリ
    において、 前記ばね手段は、U字形状のばねを備えていることを特
    徴とするシールアセンブリ。
  17. 【請求項17】 請求項12に記載のシールアセンブリ
    において、 前記ばね手段は、円形でリボン状のばねを備えているこ
    とを特徴とするシールアセンブリ。
  18. 【請求項18】 請求項12に記載のシールアセンブリ
    において、 前記フルオロポリマーは、ポリテトラフルオロエチレン
    を備えていることを特徴とするシールアセンブリ。
  19. 【請求項19】 シャフトとハウジングとの間を、回転
    状態及び往復動状態で密封するのに適したシールアセン
    ブリであって、 前記シールアセンブリは、 フルオロポリマーから、環の形状に形成されたシールリ
    ングを備えており、前記シールリングは本体部を有して
    おり、前記本体部は、当該本体部から軸線方向に伸長す
    る、内側フランジと、中央フランジと、外側フランジと
    を備えており、 前記シールアセンブリは、また、 前記内側フランジと前記中央フランジとの間に配置さ
    れ、前記内側フランジを前記シャフトに対して径方向に
    偏倚させて前記内側フランジと前記シャフトとの間を密
    封できるようにしたばね手段と、 前記外側フランジと前記中央フランジとの間に配置され
    た円形の帯状体手段とを備えており、 前記帯状体手段は、径方向外側への力を加え、これによ
    り、前記フルオロポリマー製のシールリングの収縮にも
    かかわらず、前記ハウジング内に前記シールリングを保
    持させることができると共に、前記外側フランジと前記
    ハウジングとの間を密封できることを特徴とするシール
    アセンブリ。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載のシールアセンブリ
    において、 さらに、前記シールリングと前記ハウジングとの間を副
    次的に静止状態で密封するOリング手段を備えているこ
    とを特徴とするシールアセンブリ。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のシールアセンブリ
    において、 前記Oリング手段は、前記シールリングの本体部に設け
    られた周辺の溝と、前記周辺の溝に配置されたエラスト
    マー製のOリングとを備えていることを特徴とするシー
    ルアセンブリ。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載のシールアセンブリ
    において、 前記円形の帯状体手段は、割りリングを備えていること
    を特徴とするシールアセンブリ。
  23. 【請求項23】 請求項19に記載のシールアセンブリ
    において、 前記フルオロポリマーは、ポリテトラフルオロエチレン
    を備えていることを特徴とするシールアセンブリ。
JP10352988A 1997-12-12 1998-12-11 金属性の内部帯状体を備えた回転用、往復動用のシール Withdrawn JPH11241767A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US991098 1997-12-12
US08/991,098 US5984316A (en) 1997-12-12 1997-12-12 Rotary reciprocating seals with internal metal band

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11241767A true JPH11241767A (ja) 1999-09-07

Family

ID=25536872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10352988A Withdrawn JPH11241767A (ja) 1997-12-12 1998-12-11 金属性の内部帯状体を備えた回転用、往復動用のシール

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5984316A (ja)
EP (1) EP0922891B1 (ja)
JP (1) JPH11241767A (ja)
DE (1) DE69808027T2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008536132A (ja) * 2005-04-13 2008-09-04 ザ・スウォッチ・グループ・マネージメント・サービシイズ・エイ ジー 回転式ベゼルを備えた時計
JP2018520324A (ja) * 2015-07-28 2018-07-26 サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション シール
KR101939761B1 (ko) * 2018-07-19 2019-01-17 엘아이지넥스원 주식회사 씰링 구조체

Families Citing this family (71)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6050572A (en) * 1998-03-09 2000-04-18 Bal Seal Engineering Company, Inc. Rotary cartridge seals with retainer
US6767016B2 (en) * 1998-05-20 2004-07-27 Jeffrey D. Gobeli Hydrodynamic rotary seal with opposed tapering seal lips
JP3792417B2 (ja) * 1998-10-26 2006-07-05 ナブテスコ株式会社 真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構
US6164663A (en) * 1998-11-20 2000-12-26 Kvaetner Dilfield Products Bidirectional metal to metal seal
US6419236B1 (en) * 1999-08-20 2002-07-16 Robert Janian Springclip ring
WO2001092765A1 (en) * 2000-05-31 2001-12-06 Horton, Inc. Dust seal
US6547250B1 (en) 2000-08-21 2003-04-15 Westport Research Inc. Seal assembly with two sealing mechanisms for providing static and dynamic sealing
JP2002228010A (ja) * 2000-10-25 2002-08-14 Teijin Seiki Co Ltd 真空シール機構および真空シール装置
US20030222410A1 (en) * 2002-05-30 2003-12-04 Williams Ronald D. High pressure and temperature seal for downhole use
US20040256811A1 (en) * 2002-11-22 2004-12-23 Proper George N. Seal for high-pressure pumping system
US6918595B2 (en) 2002-11-22 2005-07-19 Dionex Corporation Seal for high-pressure pumping system
DE10316147B3 (de) * 2003-04-09 2004-11-04 Zf Sachs Ag Dichtung für einen Schwenkmotor
US7110827B2 (en) * 2003-04-25 2006-09-19 Medtronic, Inc. Electrical connectors for medical lead having weld-less wiring connection
EP1477707A1 (en) * 2003-05-16 2004-11-17 Umbra Cuscinetti S.p.A. Ball screw
US7004477B2 (en) * 2003-05-21 2006-02-28 Freudenberg-Nok General Partnership Reduced load gasket
JP4739320B2 (ja) * 2004-02-25 2011-08-03 ウェントワース バックネル、ジョン 油圧アセンブリ用シール装置
US7021632B2 (en) * 2004-03-04 2006-04-04 Flowserve Management Company Self-energized gasket and manufacturing method therefor
WO2008022014A2 (en) * 2006-08-10 2008-02-21 Research Sciences, Llc Multimember extended range compressible seal
DE102006045585A1 (de) * 2006-09-27 2008-05-15 Elringklinger Ag Dichtungssystem, insbesondere für Anschlußverbindungen an Strömungswegen für Heißgase
WO2008154490A1 (en) * 2007-06-07 2008-12-18 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Face seal and method of making
US8328202B2 (en) 2007-12-07 2012-12-11 Bal Seal Engineering, Inc. Seal assembly for high pressure dynamic and static services
US7908934B2 (en) * 2008-02-29 2011-03-22 Dionex Corporation Valve assembly
US7976074B2 (en) * 2008-03-28 2011-07-12 Corrosion Control Corporation Isolation gasket system incorporating secondary seal and compression limiter
US8096559B2 (en) * 2008-05-23 2012-01-17 Bal Seal Engineering, Inc. Rotary seals
GB0814616D0 (en) * 2008-08-11 2008-09-17 Crane John Uk Ltd Improvements in and relating to spring energised plastic seals
JP5394507B2 (ja) * 2009-03-06 2014-01-22 サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション 重ね合わせ型導電性ヘリカルスプリング
US10247307B2 (en) 2009-03-23 2019-04-02 Bal Seal Engineering, Inc. Interlocking composite seals
US8544850B2 (en) * 2009-03-23 2013-10-01 Bal Seal Engineering, Inc. Seal assemblies for movable and static shafts
CN103228337B (zh) * 2009-06-29 2015-10-21 鲁姆斯技术公司 变压吸附系统及进行变压吸附的方法
US10520091B2 (en) * 2009-07-08 2019-12-31 Bal Seal Engineering, Inc. Double direction seal with locking
US8684362B2 (en) * 2009-08-12 2014-04-01 Bal Seal Engineering, Inc. Cartridge seal assemblies and associated methods
DE102009043059B4 (de) * 2009-09-28 2017-02-02 Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg Anordnung zum Abdichten einer Welle und Verfahren zum Herstellen einer Anordnung zum Abdichten einer Welle
US9403022B2 (en) * 2010-01-29 2016-08-02 Medtronic, Inc. Header assembly for implantable medical device
US8428724B2 (en) 2011-03-11 2013-04-23 Greatbatch Ltd. Low insertion force electrical connector for implantable medical devices
US10125872B2 (en) * 2011-08-18 2018-11-13 Bal Seal Engineering, Inc. Reciprocating seal for high pulsating pressure
US9611712B2 (en) * 2012-02-09 2017-04-04 Onesubsea Ip Uk Limited Lip seal
US9739285B2 (en) 2013-03-15 2017-08-22 Weir Slurry Group, Inc. Seal for a centrifugal pump
US10473221B2 (en) * 2013-03-29 2019-11-12 A.W. Chesterton Company Matrix split rotary seal
US9194497B2 (en) 2013-09-03 2015-11-24 Bal Seal Engineering, Inc. Elastic seals with dynamic lips and related methods
JP2015105736A (ja) * 2013-12-02 2015-06-08 カヤバ工業株式会社 シール装置
JP6314487B2 (ja) * 2014-01-16 2018-04-25 Nok株式会社 密封装置
US10001235B2 (en) 2014-01-29 2018-06-19 Garlock Pipeline Technologies, Inc. Sealing system having interlocking inner diameter seal element to resist pressure changes
US10920914B2 (en) 2014-01-29 2021-02-16 Garlock Pipeline Technologies, Inc. Sealing system having interlocking inner diameter seal element to resist pressure changes
US10598241B2 (en) 2014-02-26 2020-03-24 Bal Seal Engineering, Inc. Multi deflection canted coil springs and related methods
EP3865739B1 (en) * 2014-03-21 2024-04-24 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Rotary shaft seal
KR20160132986A (ko) 2014-03-27 2016-11-21 생-고뱅 퍼포먼스 플라스틱스 코포레이션 회전축 하우징 및 시일
MX2016017146A (es) 2014-07-01 2018-01-24 Lamons Gasket Company Elemento de sellado contra incendios aislado electricamente.
WO2016179008A1 (en) * 2015-05-01 2016-11-10 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Seals
FR3042837B1 (fr) * 2015-10-26 2018-04-20 Exel Industries Dispositif d'etancheite et systeme d'application comprenant un tel dispositif
US10117366B2 (en) 2015-12-14 2018-10-30 Bal Seal Engineering, Inc. Spring energized seals and related methods
US11536373B2 (en) * 2016-03-07 2022-12-27 Bal Seal Engineering, Llc Seal assemblies and related methods
US20190072182A1 (en) * 2016-03-22 2019-03-07 Nok Corporation Sealing device
WO2018037918A1 (ja) * 2016-08-24 2018-03-01 Nok株式会社 密封装置
US11898637B2 (en) 2016-10-05 2024-02-13 Gpt Industries, Llc Gasket with electrical isolating coatings
US20180094756A1 (en) 2016-10-05 2018-04-05 Garlock Pipeline Technologies, Inc. Gasket with electrical isolating coatings
US10520092B2 (en) * 2016-10-24 2019-12-31 Bal Seal Engineering, Inc. Seal assemblies for extreme temperatures and related methods
EP3315829B1 (en) * 2016-10-31 2020-11-25 Bal Seal Engineering, LLC Axial and radial floating seals
EP3726103B1 (en) 2017-03-16 2024-02-21 Bal Seal Engineering, LLC V-springs, seals with v-springs, and related methods
CN109404517A (zh) * 2017-08-15 2019-03-01 舍弗勒技术股份两合公司 密封件及变速器
US10900531B2 (en) 2017-08-30 2021-01-26 Bal Seal Engineering, Llc Spring wire ends to faciliate welding
US11353079B2 (en) 2017-10-05 2022-06-07 Bal Seal Engineering, Llc Spring assemblies, applications of spring assemblies, and related methods
CN111356870B (zh) * 2017-10-18 2022-04-15 T·P·西廷 压入保持器环
EP3567285A1 (en) * 2018-05-08 2019-11-13 Bal Seal Engineering, Inc. Seal assemblies and related methods
JP7095445B2 (ja) * 2018-07-18 2022-07-05 株式会社デンソー シールリング及びこれを用いた弁装置
US11708910B2 (en) * 2018-12-31 2023-07-25 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Seals
US11028933B2 (en) 2019-01-22 2021-06-08 Emerson Vulcan Holding Llc Valve seal assembly
CN110307336A (zh) * 2019-07-09 2019-10-08 北京裕泰行新材料科技有限公司 双向密封装置
US11618528B2 (en) * 2020-05-19 2023-04-04 Shimano Inc. Piston assembly for human-powered vehicle
US20230109363A1 (en) * 2021-10-05 2023-04-06 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Seals and methods of making and using the same
US11746906B1 (en) 2022-11-01 2023-09-05 Bal Seal Engineering, Llc Lip seals and related methods
US11940049B1 (en) 2022-11-01 2024-03-26 Bal Seal Engineering, Llc Lip seals and related methods

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB647149A (en) * 1947-03-04 1950-12-06 Gratzmuller Jean Louis Packing ring
US2635907A (en) * 1950-11-13 1953-04-21 Brummer Mfg Corp Seal for shafts
GB695408A (en) * 1951-04-17 1953-08-12 Richard Dutton Forshaw Improvements in and relating to packing or sealing rings for shafts, bearings and the like
US2934368A (en) * 1956-11-09 1960-04-26 Chicago Rawhide Mfg Co Oil seal loading spring
US4108447A (en) * 1977-08-12 1978-08-22 Scholin Harold W Shaft seal
US4526385A (en) * 1984-11-13 1985-07-02 Texacone Company Self-lubricating packing member
US4655462A (en) * 1985-01-07 1987-04-07 Peter J. Balsells Canted coiled spring and seal
US5265890A (en) * 1990-12-03 1993-11-30 Peter J. Balsells Seal with spring energizer
US5542682A (en) * 1995-03-27 1996-08-06 American Variseal Slant coil spring and seal

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008536132A (ja) * 2005-04-13 2008-09-04 ザ・スウォッチ・グループ・マネージメント・サービシイズ・エイ ジー 回転式ベゼルを備えた時計
JP2018520324A (ja) * 2015-07-28 2018-07-26 サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション シール
JP2019215083A (ja) * 2015-07-28 2019-12-19 サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション シール
US10550942B2 (en) 2015-07-28 2020-02-04 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Seals
US10927956B2 (en) 2015-07-28 2021-02-23 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Seals
KR101939761B1 (ko) * 2018-07-19 2019-01-17 엘아이지넥스원 주식회사 씰링 구조체

Also Published As

Publication number Publication date
US5984316A (en) 1999-11-16
EP0922891A2 (en) 1999-06-16
EP0922891B1 (en) 2002-09-18
EP0922891A3 (en) 2000-02-02
DE69808027D1 (de) 2002-10-24
DE69808027T2 (de) 2003-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11241767A (ja) 金属性の内部帯状体を備えた回転用、往復動用のシール
US6264205B1 (en) Rotary cartridge seals with retainer
US6341781B1 (en) Sealing element for a face seal assembly
US20060022414A1 (en) Rotary cartridge seals with composite retainer
EP1099069B1 (en) Unitized oil seal and method of manufacture
JP5374591B2 (ja) リップタイプシール
JP3875824B2 (ja) リップ型シール
JPH0235177B2 (ja)
EP1723354A1 (en) Self-energized gasket and manufacturing method therefor
US4971337A (en) Mechanical seal assembly
JP4180829B2 (ja) シール装置
CA2176751C (en) Machined shaft seal encased in an elastomeric sleeve
WO2017195558A1 (ja) ダストシール
JPWO2016076247A1 (ja) 密封装置
JPH09292034A (ja) メカニカルシール
EP0549751A1 (en) THERMALLY COMPENSATED PRE-LOADED ASSEMBLY.
JPH0658426A (ja) リップ型シール
JP3068170B2 (ja) オイルシール
JP3903499B2 (ja) 高圧用メカニカルシール
WO2002033293A2 (en) Packing set for a rotary shaft and method of making the same
JP4120816B2 (ja) 密封装置
JP4895499B2 (ja) 静的l字形シール・リングを有する軸方向負荷方式シール機構
JPH1137300A (ja) 軸封装置
JP2004225856A (ja) メカニカルシール装置
JPH01216105A (ja) シール装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060307