JPH09292034A - メカニカルシール - Google Patents

メカニカルシール

Info

Publication number
JPH09292034A
JPH09292034A JP12769696A JP12769696A JPH09292034A JP H09292034 A JPH09292034 A JP H09292034A JP 12769696 A JP12769696 A JP 12769696A JP 12769696 A JP12769696 A JP 12769696A JP H09292034 A JPH09292034 A JP H09292034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
seal
spring
shaft
rotary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP12769696A
Other languages
English (en)
Inventor
Akitami Kaneko
昭民 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP12769696A priority Critical patent/JPH09292034A/ja
Publication of JPH09292034A publication Critical patent/JPH09292034A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス圧縮機やポンプ等の装置の軸封に適用さ
れるメカニカルシールに関するもので、軸封面の接触ト
ラブルを減少させ、シール面の摺動劣化を減少し、シー
ルの信頼性の向上を図ることを目的としている。 【解決手段】 回転軸5とケーシング8内側のシールハ
ウジング9との間に形成される高圧室3と低圧室4との
間の軸封を行なうメカニカルシールにおいて、シールハ
ウジング9の円周方向にバネ10aを複数個配置し、可
動環22及び静止環2を、回転軸5上に支持した回転環
1に向けバネの押圧力により軸封面3Aに対し全面均一
な押圧力で押し付ける。このバネ10aは大きな減衰能
を有する強化繊維プラスチック等のバネ材で構成するこ
とにより、回転軸5の高速回転中の異常発生時に、バネ
の大きな減衰作用が働き、バネの変位を小さくでき、回
転環1と静止環2とが接触する確率を大幅に減少させ、
シール面の摺動劣化を少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス圧縮機やポン
プ等の装置の軸封に適用されるメカニカルシールに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5〜6に従来のメカニカルシールの1
例を示す。図5はメカニカルシールの断面図、図6は従
来の回転環に設けられたらせん溝の正面図である。
【0003】図5において、静止されたケーシング8内
側には、シールハウジング9が取り付けられ、このシー
ルハウジング9は、バネ10を介して可動環22及び静
止環2を回転環1に向けて押圧して軸封面3Aを形成
し、高圧室3と低圧室4の間をシールしている。
【0004】前記バネ10は、回転環1の軸封面3Aに
対し静止環2の軸封面が常に全面均一な押圧力になるよ
う円周方向に複数個配置されている。
【0005】回転軸5には、スリーブ6とスリーブ7が
取り付けられ、このスリーブ6,7によって回転環1が
回転軸5上に支持されており、同回転環1には軸封面3
Aに沿って高圧室3側へ流体を移送するらせん溝31
が、円周方向に複数個設けられている。(図6参照)
【0006】静止環2及び可動環22の軸方向には、軸
封面3Aと高圧室3側とを連絡する複数個の連通孔12
が設けられており、回転環1の軸封面3Aに設けられた
らせん溝31に高圧室3側の流体が連通されている。
【0007】また、静止環2には、回転環1との対向面
に環状溝2Aが設けられ、この環状溝2Aが上記連通孔
12に連絡している。
【0008】回転環1に複数個設けられたらせん溝31
は、回転環1の回転によって高圧室3側の流体を連絡孔
12と環状溝2Aを経由して軸封面3Aに沿って外径方
向へ移送し、回転環1と静止環2の軸封面3Aの間に回
転を許容しつつ圧力差を維持し、回転中はらせん溝31
の動圧作用でわずか数μmのギャップを保持している。
【0009】このらせん溝31は、図6に示すように、
回転環1が回転すると流体を外径方向へ移送することの
できる、いわゆる外向流らせん溝で形成されている。
【0010】上述構成よりなる従来のメカニカルシール
では、回転環1の回転によって軸封面3Aは浮上し、非
接触の軸封面を形成し、シール面の摺動劣化を防止して
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述のよう
に、従来のメカニカルシールでは、通常運転時には回転
環1の回転によって軸封面3Aが数μmのギャップを保
持して浮上し、非接触の軸封面を形成しているが、高圧
室側の供給圧力の急変、回転軸の軸方向位置の急変、又
は回転軸の軸方向振動振幅の急増によって浮上量が変動
し、浮上が十分できない現象が起こると、回転環1と静
止環2との軸封面3Aが接触することがあった。
【0012】この接触によってシール面が摺動劣化し、
シール性能が悪化し、シールの信頼性が低下するという
不具合があった。
【0013】本発明は、これらの不具合点を解消し、し
かも減衰能を付加したバネ構成とすることによって、軸
封面の浮上量の急変にも対応できる信頼性の高いメカニ
カルシールを提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の構成として本発明のメカニカルシールは、回転軸を内
装するケーシング内における高圧室と低圧室との間をシ
ールするメカニカルシールにおいて、該メカニカルシー
ルが、前記回転軸に装着した回転環と、同回転環を囲む
前記ケーシングの内側に取り付けられたシールハウジン
グの円周方向に取り付けられた複数個のバネにより可動
環を介して回転環に向って押しつけられる静止環とで軸
封部を形成するとともに、前記静止環の回転環との軸封
面には環状溝を設けると共に同環状溝を前記高圧室に連
通する連通孔を静止環及び可動環に複数個設け、さらに
回転軸の回転により前記静止環の環状溝内の流体を移送
するらせん溝を回転環の軸封面に沿い円周方向に複数個
設けて構成され、かつ前記シールハウジングの円周方向
に取り付けられたバネが、減衰能の高い高強度樹脂また
は強化繊維プラスチック等のバネ材で形成されたことを
特徴としている。
【0015】また、シールハウジングの円周方向に複数
個取り付けられたバネの外周部に、減衰能の高いダンピ
ング材を配設することも効果的である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の最良と思
われる実施の形態につき説明する。
【0017】図1および図2は本発明の実施の形態の1
例を示すもので、図1はメカニカルシール部の断面図を
示し、図2は本発明の特徴を示すバネ近傍の要部拡大図
である。
【0018】図において従来例と同一部分には同一符号
を付し、重複する説明は省略する。
【0019】本発明のメカニカルシールは、シールハウ
ジングに設けられたバネの構成を特徴としており、回転
軸5とケーシング8内側のシールハウジング9との間に
形成される高圧室3と低圧室4との間で軸封を行なうた
めにメカニカルシールが用いられている。
【0020】そして、回転軸5には、回転環1がスリー
ブ6及びスリーブ7によって挟持されて回転軸5上に支
持され、静止環2が可動環22を介してバネ10aのバ
ネ力によって回転環1の軸封面3Aに向けて押圧されて
高圧室3と低圧室4の間をシールしている。
【0021】前記バネ10aは、図2に示すようにシー
ルハウジング9の凹部に取着され、可動環22を軸方向
に押圧するように配置されている。
【0022】このバネ10aは、大きな減衰能を有する
PTFE、PEEK等の高強度樹脂又は、GFRP、C
FRP等の強化繊維プラスチック等のバネ材で出来てお
り、回転環1の軸封面3Aに対し静止環2の軸封面が常
に全面均一な押圧力になるよう円周方向に複数個配置さ
れている。
【0023】シールハウジング9に取着されたバネ10
aの押圧力によって、可動環22及び静止環2を回転環
1に向けて押圧して軸封面3Aが形成され、高圧室3と
低圧室4の間をシールしており、このバネ10aは周方
向に複数個配置されて、回転環1の軸封面3Aに対し静
止環2の軸封面が常に全面均一に押圧力が働くようにな
っている。
【0024】つぎに本例の場合の作用について説明する
と、回転軸5が静止時及び回転開始時はシール面32が
閉じた状態でシールされているが、回転環1が回転し始
めると、高圧室3からの流体が可動環22及び静止環2
の連通孔12を経て環状溝2Aに入り、同環状溝2Aの
流体は、回転環1の回転によって軸封面3Aのらせん溝
31に導かれ、軸封面3Aに沿って外径方向へ移送され
ることにより、らせん溝31内に動圧を発生し軸封面3
Aを非接触に浮上させている。
【0025】回転軸5が高速回転中に異常状況が発生
し、高圧室3側の供給圧力が急変したり、何らかの外乱
によって回転軸5の軸方向位置が急変したり振動振幅が
起きると、前記バネ10aの大きな減衰作用が働きバネ
の変位、即ち静止環2の軸方向変位を小さくすることが
できる。
【0026】このため、回転環1と静止環2とが接触す
る確率が大幅に減少し、シール面の摺動劣化が少なくな
り、シールの信頼性が向上する。
【0027】図4は、加振周波数と損失係数比の関係を
表したグラフで、従来のバネ(点線)の損失係数に対
し、本発明のバネ(実線)の損失係数を表している。
【0028】ここで、損失係数=Cω/Kである。 C;減衰定数、ω;加振周波数、K;バネ定数
【0029】従来のバネ(金属製)の場合には、減衰能
は構成部品の摩擦ダンピングや、内部ダンピングからわ
ずかに得られるものであって、バネ定数Kに対する減衰
定数C、即ち損失係数(Cω/K)が極めて小さい。
【0030】これに対し、本発明のバネ(高強度樹脂又
は強化繊維プラスチック等の高いダンピングを有したバ
ネ)の場合には、図4の実線のように、従来のバネより
も損失係数が大きくなる。損失係数即ち、減衰能の高い
バネであることを示している。
【0031】本発明は、上記のようにバネ10aを減衰
能を持たせたバネ材によって形成されているので、高速
回転中に異常状況が発生し軸封面3Aの浮上量が大きく
変動してもバネの変位、即ち静止環2の軸方向変位を小
さく押さえ、回転環1と静止環2との接触トラブルを減
少させることができる。
【0032】つぎに本発明の別の実施形態につき図3に
より説明する。図3は本例の場合のバネ近傍の要部拡大
図である。
【0033】なお、図において、従来例の図5〜6及び
本発明の第1の実施形態例を示す図1〜図2と同一部分
には同一符号を付し、重複する説明は省略し、また、前
記図1、図2と同じ部分の説明は省略する。
【0034】本実施形態例の場合は図3で示すように、
シールハウジング9に設けられたバネ10及びダンピン
グ材10bの構成を特徴としている。
【0035】バネ10及びダンピング材10bは、シー
ルハウジング9の凹部に取着され、バネ10の外側にベ
ローズ状のダンピング材10bが、可動環22を軸方向
に押圧するように配置されている。
【0036】バネ10は一般的な材料・形状のものを使
用し、ダンピング材10bは、大きな減衰能を有する材
料であれば良く、例えばPTFE、PEEK等の高強度
樹脂又は、GFRP、PFRP等の強化繊維プラスチッ
ク若しくは、ふっ素ゴム、シリコンゴム等の工業用ゴム
等の材料で製作される。
【0037】このバネ10及びダンピング材10bは、
回転環1の軸封面3Aに対し静止環2の軸封面が常に全
面均一に押圧力が働くように周方向に複数個配置されて
いる。
【0038】この実施形態例は、前記第一の実施形態例
よりも、さらに軸方向位置の変動が大きい場合に適用で
きるように構成したもので、他の構成は前記第一の例と
同様である。
【0039】なお、図3にはダンピング材10bとして
代表的形状のベローズ状を示したが、同様な減衰能を有
する形状であれば、これに限定されるものではない。
【0040】つぎに本例の場合の作用について説明する
と、上記のように、シールハウジング9の凹部に、バネ
10及びダンピング材10bが取着され、可動環22を
軸方向に押圧するように配置されているので、回転軸5
の軸方向位置が大きく変動しても前記バネ10aの大き
な減衰作用が働きバネの変位、即ち静止環2の軸方向変
位を小さくすることができる。
【0041】このため、回転環1と静止環2とが接触す
る確率が大幅に減少し、シール面の摺動劣化が少なくな
り、シールの信頼性が向上する。
【0042】
【発明の効果】以上要するに本発明は、回転軸に装着し
た回転環と、同回転環を囲むケーシング内のシールハウ
ジングに取り付けられたバネにより可動環を介して回転
環に向って押しつけられる静止環とで軸封部を形成して
高圧室と低圧室との間をシールし、前記静止環の軸封面
には環状溝を設けると共に同環状溝を前記高圧室に連通
する連通孔を静止環及び可動環に複数個設け、回転軸の
回転により前記静止環の環状溝内の流体を移送するらせ
ん溝を円周方向に複数個設けてなるメカニカルシールで
あって、前記バネが、減衰能の高い高強度樹脂または強
化繊維プラスチック等のバネ材で形成されているので、
高速回転中に異常状況が発生し、供給圧力の急変、回転
軸の軸方向位置の急変、又は回転軸の軸方向振動振幅の
急増が起こってもバネの変位、即ち静止環2の軸方向変
位を小さく押さえ、軸封面の接触トラブルを減少させる
ことができる。
【0043】この接触トラブルが減ることによりシール
面の摺動劣化が少なくなりシール性能が維持されシール
の信頼性が向上する。
【0044】また、前記バネの外周部に、減衰能の高い
ダンピング材を配設したので、回転軸の軸方向位置が大
きく変動してもダンピング材の大きな減衰作用が働き、
バネの変位、即ち静止環2の軸方向変位を小さくするこ
とができる。
【0045】このため、回転環と静止環とが接触する確
率が大幅に減少し、シール面の摺動劣化が少なくなり、
シールの信頼性が向上する。
【0046】本発明は上記のように、バネに大きな減衰
能を付加することによって、バネの変位を小さくしシー
ル面の接触する確率を大幅に減少させることができるの
で、シール性能を維持し、メカニカルシールの信頼性が
向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の1例に係るメカニカルシー
ルの断面図である。
【図2】同メカニカルシールのバネ近傍の要部拡大図で
ある。
【図3】本発明の別の実施形態例に係るバネ近傍の要部
拡大図である。
【図4】加振周波数と損失係数比の関係を表すグラフで
ある。
【図5】従来のメカニカルシールの断面図である。
【図6】従来のメカニカルシールにおける回転環に設け
られたらせん溝の正面図である。
【符号の説明】
1 回転環 2 静止環 2A 環状溝 3 高圧室 3A 軸封部 4 低圧室 5 回転軸 8 ケーシング 9 シールハウジング 10,10a バネ 10b ダンピング材 12 連通孔 22 可動環 31 らせん溝 32 シール面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を内装するケーシング内における
    高圧室と低圧室との間をシールするメカニカルシールに
    おいて、該メカニカルシールが、前記回転軸に装着した
    回転環と、同回転環を囲む前記ケーシングの内側に取り
    付けられたシールハウジングの円周方向に取り付けられ
    た複数個のバネにより可動環を介して回転環に向って押
    しつけられる静止環とで軸封部を形成するとともに、前
    記静止環の回転環との軸封面には環状溝を設けると共に
    同環状溝を前記高圧室に連通する連通孔を静止環及び可
    動環に複数個設け、さらに回転軸の回転により前記静止
    環の環状溝内の流体を移送するらせん溝を回転環の軸封
    面に沿い円周方向に複数個設けて構成され、かつ前記シ
    ールハウジングの円周方向に取り付けられたバネが、減
    衰能の高い高強度樹脂または強化繊維プラスチック等の
    バネ材で形成されたことを特徴とするメカニカルシー
    ル。
  2. 【請求項2】 シールハウジングの円周方向に複数個取
    り付けられた前記バネの外周部に、減衰能の高いダンピ
    ング材を配設したことを特徴とする請求項1記載のメカ
    ニカルシール。
JP12769696A 1996-04-25 1996-04-25 メカニカルシール Withdrawn JPH09292034A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12769696A JPH09292034A (ja) 1996-04-25 1996-04-25 メカニカルシール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12769696A JPH09292034A (ja) 1996-04-25 1996-04-25 メカニカルシール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09292034A true JPH09292034A (ja) 1997-11-11

Family

ID=14966450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12769696A Withdrawn JPH09292034A (ja) 1996-04-25 1996-04-25 メカニカルシール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09292034A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011074931A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Ihi Corp 可燃性ガス圧縮機のシール装置
JP2011075102A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Kaco Gmbh & Co Kg スライドリングシール
JP4848008B2 (ja) * 2005-07-14 2011-12-28 イーグルブルクマン ジャーマニー ゲセルシャフト ミト ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト スライドリングシール構造
CN103062049A (zh) * 2013-01-10 2013-04-24 宁波得利时泵业有限公司 转子泵的机械密封装置
JP2014188999A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Mitsubishi Aircraft Corp 繊維強化プラスチック部材の成形装置および成形方法
CN109162955A (zh) * 2018-08-28 2019-01-08 北京航天动力研究所 一种发动机涡轮泵用端面迷宫组合自动脱开式动密封装置
CN111542713A (zh) * 2018-01-12 2020-08-14 伊格尔工业股份有限公司 滑动部件
US11320052B2 (en) 2018-02-01 2022-05-03 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding components
US11391376B2 (en) 2016-08-15 2022-07-19 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding component
US11852241B2 (en) 2019-02-04 2023-12-26 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding component
US11852244B2 (en) 2019-02-04 2023-12-26 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding component and method of manufacturing sliding member
US11913454B2 (en) 2020-07-06 2024-02-27 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding component
US11933303B2 (en) 2020-07-06 2024-03-19 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding component

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4848008B2 (ja) * 2005-07-14 2011-12-28 イーグルブルクマン ジャーマニー ゲセルシャフト ミト ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト スライドリングシール構造
JP2011074931A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Ihi Corp 可燃性ガス圧縮機のシール装置
JP2011075102A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Kaco Gmbh & Co Kg スライドリングシール
CN102032347A (zh) * 2009-10-01 2011-04-27 Kaco有限及两合公司 滑环密封装置
US9010764B2 (en) 2009-10-01 2015-04-21 Kaco Gmbh + Co. Kg Slide ring seal
CN103062049A (zh) * 2013-01-10 2013-04-24 宁波得利时泵业有限公司 转子泵的机械密封装置
JP2014188999A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Mitsubishi Aircraft Corp 繊維強化プラスチック部材の成形装置および成形方法
US11391376B2 (en) 2016-08-15 2022-07-19 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding component
CN111542713A (zh) * 2018-01-12 2020-08-14 伊格尔工业股份有限公司 滑动部件
US11603934B2 (en) 2018-01-12 2023-03-14 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding component
US11320052B2 (en) 2018-02-01 2022-05-03 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding components
US11619308B2 (en) 2018-02-01 2023-04-04 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding components
CN109162955A (zh) * 2018-08-28 2019-01-08 北京航天动力研究所 一种发动机涡轮泵用端面迷宫组合自动脱开式动密封装置
US11852241B2 (en) 2019-02-04 2023-12-26 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding component
US11852244B2 (en) 2019-02-04 2023-12-26 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding component and method of manufacturing sliding member
US11913454B2 (en) 2020-07-06 2024-02-27 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding component
US11933303B2 (en) 2020-07-06 2024-03-19 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding component

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5984316A (en) Rotary reciprocating seals with internal metal band
US5014999A (en) Pressure enhanced self aligning seal
US5180173A (en) Spiral groove face seal
US5954341A (en) Bellows seal with drive collar for reverse pressure capability
US7538464B2 (en) Seal for generator
US6213473B1 (en) Double gas seal with coplanar pad faces
US20190203840A1 (en) Mechanical seal
JPH09292034A (ja) メカニカルシール
US5873574A (en) Bellows seal with reverse pressure capability
US5192083A (en) Single ring sector seal
JP6941479B2 (ja) シール構造及びメカニカルシール
JPH0769020B2 (ja) メカニカルシール
JP3305196B2 (ja) 軸封装置
JP2002122243A (ja) 分割型シール
JPH09273636A (ja) メカニカルシール
JPH10281300A (ja) メカニカルシール装置
US4384727A (en) Circumferential ring seal assembly
JP3903499B2 (ja) 高圧用メカニカルシール
RU1822914C (ru) Уплотнение вала
CN108488384A (zh) 锥面自适应机械密封装置
CN108413040A (zh) 唇形机械密封装置
JPH0225019Y2 (ja)
JP6905152B2 (ja) 防汚性を向上させた気体潤滑式メカニカルシール
JP2002227794A (ja) 流体機械
JPH11324884A (ja) 水力機械の軸封装置及び水力機械

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030701