JPH11241474A - 破れ目地を有する化粧材及び破れ目地パターン - Google Patents

破れ目地を有する化粧材及び破れ目地パターン

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JPH11241474A
JPH11241474A JP4372098A JP4372098A JPH11241474A JP H11241474 A JPH11241474 A JP H11241474A JP 4372098 A JP4372098 A JP 4372098A JP 4372098 A JP4372098 A JP 4372098A JP H11241474 A JPH11241474 A JP H11241474A
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JP
Japan
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joint
break
pattern
rectangular
seam
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Application number
JP4372098A
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English (en)
Inventor
Kazue Kitayama
一江 北山
Yoshiro Kitayama
善郎 北山
Masamichi Yoshioka
正道 吉岡
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 破れ目地を統一して表わした化粧材を提供す
る。 【解決手段】 対の化粧材10を突き合せて通し継目1
1を形成したとき、該通し継目11を線対称とする破れ
目地12と同形の破れ目地13を、前記通し継目11と
平行に形成した疑似通し継目14を線対称として形成し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、破れ目地を有する
化粧材及び破れ目地パターンに係り、例えば、住宅の外
壁材、床材(フローリング)等に利用されるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】住宅の外壁材等にあっては、意匠の普遍
性を出すために、タイル割付されている。ここで、タイ
ル割付とは、タイル個片(レンガ等を含む)を現場にて
貼着していく場合と割付け模様(目地)を表面に成形乃
至加工した場合の双方を含むものである(以下同じ)。
【0003】タイル割付は、タイル個片(矩形要素)を
縦方向や横方向に目地間隔を有して連続配列させること
を基準としており、目地の交差部分に四つ角がくるよう
に配置された図6に示すような通し目地(芋目地ともい
う)Aと、目地の交差部分に四つ角が来ないように配置
された図5に示すような破れ目地(馬目地ともいう)B
とがあり、図5、6において、A1,B1はそれぞれ目
地(間隔)を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通し目地Aに比較して
破れ目地Bを採用する方が、意匠性の点で有利であるこ
とから、図5に示したような破れ目地Bを表面に有する
外壁材(化粧材)が普及している。しかしながら、図5
で示すように対の化粧材1を下地材の通し目地において
突き合せて通し目地B2を形成したとき、該通し目地B
2の部分B3の意匠感が他の破れ目地Bと顕著に異な
り、不自然となって外観イメージがそこなわれるという
課題があった。
【0005】そこで本発明は、対の化粧材を突き合せて
通し目地を形成しても、該通し目地の存在感を抑制する
ことによって破れ目地でありながら全体の意匠感を平均
化(均一化)できるようにした化粧材及び破れ目地パタ
ーンを提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、破れ目地を表
面にする化粧材において、前述の目的を達成するために
次の技術的手段を講じている。すなわち、本発明に係る
化粧材は、対の化粧材10を突き合せて通し継目11を
形成したとき、該通し継目11を線対称とする破れ目地
12と同形の破れ目地13を、前記通し継目11と平行
に形成した疑似通し継目14を線対称として形成してい
ることを特徴とするものである(請求項1)。
【0007】このような構成を採用したことによって下
地材によって不可避的に通し目地が形成されてもこれと
対応して形成された通し継目11の破れ目地12と疑似
通し継目14の破れ目地13が形成されることで化粧材
全体の意匠感は、破れ目地12,13によって統一(平
均化)され、違和感がなくなるのである。また、本発明
は前記破れ目地13を有する破れ目地パターンが、短辺
長をa、長辺長をほぼ3・aとする第1矩形要素15
と、短辺長をa、長辺長をほぼ1.5・aとする第2矩
形要素16とを組合せて成り、該組合せ形態が、短辺方
向の目地間隔17を有して列設した第1〜4群18,1
9,20,21を有し、前記第1群18は、前記第1矩
形要素15の2個を短辺同士間で目地間隔22を有して
突合せて構成され、前記第2・4群19,21は、前記
第2矩形要素16の4個を短辺同士間で目地間隔23を
有して突合せて構成され、該第2・4群19,21の間
に位置する第3群20は、ひとつの前記第1矩形要素1
5の両側に短辺同士間で目地間隔24を有して突合させ
た2個の第2矩形要素16で構成されていることを特徴
とするものである(請求項2)。
【0008】このような構成を採用したことによって、
前記破れ目地パターンを縦方向および横方向に繰り返し
て配置することによって、全体の意匠感は、破れ目地1
2,13によって統一(平均化)され、違和感がなくな
るのである。なお、前述した破れ目地は、第1矩形要素
15と第2矩形要素16をそれぞれピース(個片)とし
て化粧下地材に貼り付けて順次形成(タイル割付け)し
ても良いが、このように割付けされた下で化粧材の表面
に成形乃至加工したものであっても良いことは言うまで
もない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1(A)は、破れ目地を表
面に有する化粧材10の対を突き合せて通し継目11を
形成した住宅の外壁を示しており、前記通し継目11は
下地材の目地コーキング位置と対応している。
【0010】化粧材10には、前記通し継目11を線対
称とする破れ目地12を有し、この破れ目地12と同形
の破れ目地13を、前記通し継目11と平行に形成した
疑似通し継目14を線対称として形成している。図1
(B)を参照すると、破れ目地13を形成する破れ目地
パターンが例示してあり、該パターンは短辺長をa、長
辺長をほぼ3・a(aの3倍を意味する)とする第1矩
形要素15と、短辺長をa、長辺長をほぼ1.5・a
(aの1.5倍を意味する)とする第2矩形要素16と
を組合せてなる。
【0011】前記第1・2矩形要素15,16の組合せ
形態は、短辺方向の目地間隔17を有して列設した第1
〜4群18,19,20,21を有し、第1群18は、
前記第1矩形要素15の2個を短辺同士間で目地間隔2
2を有して突合せて構成され、前記第2・4群19,2
1のそれぞれは前記第2矩形要素16の4個を短辺同士
間で目地間隔23を有して突合せて構成され、該第2・
4群19,21の間に位置する第3群20は、ひとつの
第1矩形要素15の両側に短辺同士間で目地間隔24を
有して突合させた2個の第2矩形要素16で構成されて
いる。
【0012】図1(B)で示したパターンPを、図1
(A)で示すひとつの化粧材10の表面に図では左右方
向(横方向)にパターンPを2回繰返しており、上下方
向(縦方向)にパターンPを7回繰返したものを例示し
ている。前述した通し継目11、疑似通し継目14およ
び目地間隔17,22,23,24の間隔(幅)は同一
に設定されており、通し継目11以外の継目14,間隔
17,22,23,24は、化粧材10の板厚に溝を形
成したものであり、疑似継目14は通し継目11とは異
なり溝形状であるが故に「疑似」と定義されているので
ある。
【0013】前述した第1・2矩形要素15,16は、
これがタイル個片、レンガ等であるときは、前述したパ
ターンPで割付け(現場施工)されるのであり、金属
製、窯業製、樹脂製等のときは第1・2矩形要素15,
16を有して前述したパターンPの下でプレス成形、切
削加工等したものであっても良い。図2〜4は、破れ目
地パターンPの他の実施形態を示している。
【0014】図2は、前述した形状の第1矩形要素15
および第2矩形要素16とともに、ほぼ1.5×aとほ
ぼ2.0×aの第3矩形要素25とを第1〜3群18〜
20の組合せ形態としたものである。すなわち、図2に
おいて第1群18と第3群20は図1(B)で示した第
1群18と第4群21と同じ形態であって、図2の第2
群19が左右方向中央部上段に第2矩形要素16の2個
を同下段に第1矩形要素15を配列し、この左右両側に
第3矩形要素25を配列したパターンPで構成されてい
る。
【0015】図3は、前述した形状の第1矩形要素15
と第3矩形要素25とともに、ほぼ2・aとほぼ3・a
の第4矩形要素26とを第1〜3群18〜20の組合せ
形態としたものである。すなわち、第1・3群18,2
0は2個の第1矩形要素15を配列して構成され、第2
群19については左右方向中央部位に前述した第4矩形
要素26を配列し、この左右両側に第3矩形要素25を
配列した破れ目地パターンPとされているのである。
【0016】図4は、前述した形状の第1矩形要素15
と第2矩形要素16とで第1〜3群18〜20の組合せ
形態としたものである。すなわち、第1・3群18,2
0は2個の第1矩形要素15の2個を配列し、第2群1
9においては中央部に第1矩形要素15を配列し、この
左右両側に第2矩形要素16を配列して破れ目地パター
ンPとされたものである。
【0017】図2〜4に示した破れ目地パターンPを左
右方向および上下方向に繰返して配列することで図1
(A)で示した化粧材10と同様に通し継目11を線対
称とする破れ目地12と同形の破れ目地13を、疑似通
し継目14を線対称として形成できるのである。なお、
以上の実施形態において、図1(B)、図2〜4で示し
た破れ目地パターンPの繰返し回数は左右方向で2回以
上であっても良いこと勿論である。
【0018】また、本発明の対象とするものは住宅の外
壁化粧材が主であるけれども、内壁化粧材、床化粧材等
にも対応できるものである。
【0019】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、破れ
目地の割付けイメージを、化粧材間の通し継目において
の意匠性を損うことなしに創出できるし、縦方向・横方
向への繰返しが小さいため納まりが良く、設計の省力化
が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、(A)は全体の
配列構成図、(B)は破れ目地パターンの基本を示して
いる。
【図2】破れ目地パターンの第2例を示している。
【図3】破れ目地パターンの第3例を示している。
【図4】破れ目地パターンの第4例を示している。
【図5】従来例の配列構成図である。
【図6】従来例の破れ目地パターンを示す図である。
【符号の説明】
10 化粧材 11 通し継目 12 破れ目地 13 破れ目地 14 疑似通し継目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 正道 大阪府大阪市中央区南船場3丁目12番12号 クボタハウス株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 破れ目地を表面に有する化粧材におい
    て、 対の化粧材(10)を突き合せて通し継目(11)を形
    成したとき、該通し継目(11)を線対称とする破れ目
    地(12)と同形の破れ目地(13)を、前記通し継目
    (11)と平行に形成した疑似通し継目(14)を線対
    称として形成していることを特徴とする破れ目地を有す
    る化粧材。
  2. 【請求項2】 前記破れ目地(13)を有する破れ目地
    パターンが、短辺長をa、長辺長をほぼ3・aとする第
    1矩形要素(15)と、短辺長をa、長辺長をほぼ1.
    5・aとする第2矩形要素(16)とを組合せて成り、
    該組合せ形態が、短辺方向の目地間隔(17)を有して
    列設した第1〜4群(18)(19)(20)(21)
    を有し、前記第1群(18)は、前記第1矩形要素(1
    5)の2個を短辺同士間で目地間隔(22)を有して突
    合せて構成され、前記第2・4群(19)(21)は、
    前記第2矩形要素(16)の4個を短辺同士間で目地間
    隔(23)を有して突合せて構成され、該第2・4群
    (19)(21)の間に位置する第3群(20)は、ひ
    とつの前記第1矩形要素(15)の両側に短辺同士間で
    目地間隔(24)を有して突合させた2個の第2矩形要
    素(16)で構成されていることを特徴とする破れ目地
    パターン。
JP4372098A 1998-02-25 1998-02-25 破れ目地を有する化粧材及び破れ目地パターン Pending JPH11241474A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000328754A (ja) * 1999-03-15 2000-11-28 Inax Corp 建築用板及びタイル調壁面の構築方法
JP2003013579A (ja) * 2001-06-29 2003-01-15 Misawa Homes Co Ltd 外装材
JP2018009324A (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 旭トステム外装株式会社 壁パネル

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000328754A (ja) * 1999-03-15 2000-11-28 Inax Corp 建築用板及びタイル調壁面の構築方法
JP2003013579A (ja) * 2001-06-29 2003-01-15 Misawa Homes Co Ltd 外装材
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