JP3039460B2 - 外壁用板材 - Google Patents
外壁用板材Info
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- JP3039460B2 JP3039460B2 JP9190826A JP19082697A JP3039460B2 JP 3039460 B2 JP3039460 B2 JP 3039460B2 JP 9190826 A JP9190826 A JP 9190826A JP 19082697 A JP19082697 A JP 19082697A JP 3039460 B2 JP3039460 B2 JP 3039460B2
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- JP
- Japan
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- substrate
- wall plate
- piece
- pattern
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の外壁に使
用する硬質木片セメント板などの外壁用板材に関するも
のである。
用する硬質木片セメント板などの外壁用板材に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の外壁用板材の一例を示す正
面図、図7は図6に示す外壁用板材の使用状態図であ
る。
面図、図7は図6に示す外壁用板材の使用状態図であ
る。
【0003】従来この種の外壁用板材1としては、図6
に示すように、矩形の基板2の4辺に合抉り接合用の受
け片3と押え片5を形設し、この受け片3に防水シール
材4を貼り付け、凹凸加工などによって基板2の表面に
所定の柄を形成したものが広く用いられていた。
に示すように、矩形の基板2の4辺に合抉り接合用の受
け片3と押え片5を形設し、この受け片3に防水シール
材4を貼り付け、凹凸加工などによって基板2の表面に
所定の柄を形成したものが広く用いられていた。
【0004】そして、この外壁用板材1を使って外壁を
構成する際には、図7に示すように、必要な枚数の外壁
用板材1を用意し、これら外壁用板材1同士を上下左右
に合抉り接合していた。
構成する際には、図7に示すように、必要な枚数の外壁
用板材1を用意し、これら外壁用板材1同士を上下左右
に合抉り接合していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは、図
7に示すように、左右に隣接する2枚の外壁用板材1の
接合部に継ぎ目6が上下方向に沿って形成されてしまう
ため、外壁の柄の連続性が継ぎ目6で不自然に分断さ
れ、外壁全体の意匠性を損ねるという不都合があった。
7に示すように、左右に隣接する2枚の外壁用板材1の
接合部に継ぎ目6が上下方向に沿って形成されてしまう
ため、外壁の柄の連続性が継ぎ目6で不自然に分断さ
れ、外壁全体の意匠性を損ねるという不都合があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、外壁を構成す
る際にその柄の連続性を維持して意匠性を高めることが
できる外壁用板材を提供することを目的とする。
る際にその柄の連続性を維持して意匠性を高めることが
できる外壁用板材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、矩形
の基板(2)を有し、この基板の表面に所定の柄を形成
し、前記基板の上下両辺に合抉り接合用の受け片(3)
および押え片(5)を一直線状に形設し、前記基板の左
右両辺に合抉り接合用の受け片(13)および押え片
(15)を前記基板の柄に倣って曲線状に形設し、前記
基板の左右両辺の受け片および押え片のいずれの部分に
おいてもその鉛直線(L1)に対する傾斜角(θ)が8
0゜以下となるようにし、前記各受け片に、その全長に
わたって防水シール材(4、14)を設けて構成され
る。
の基板(2)を有し、この基板の表面に所定の柄を形成
し、前記基板の上下両辺に合抉り接合用の受け片(3)
および押え片(5)を一直線状に形設し、前記基板の左
右両辺に合抉り接合用の受け片(13)および押え片
(15)を前記基板の柄に倣って曲線状に形設し、前記
基板の左右両辺の受け片および押え片のいずれの部分に
おいてもその鉛直線(L1)に対する傾斜角(θ)が8
0゜以下となるようにし、前記各受け片に、その全長に
わたって防水シール材(4、14)を設けて構成され
る。
【0008】また本発明は、矩形の基板(2)を有し、
この基板の表面に所定の柄を形成し、前記基板の上下両
辺に合抉り接合用の受け片(3)および押え片(5)を
前記基板の柄に倣って曲線状に形設し、前記基板の左右
両辺に合抉り接合用の受け片(13)および押え片(1
5)を前記基板の柄に倣って曲線状に形設し、前記基板
の左右両辺の受け片および押え片のいずれの部分におい
てもその鉛直線(L1)に対する傾斜角(θ)が80゜
以下となるようにし、前記各受け片に、その全長にわた
って防水シール材(4、14)を設けて構成される。
この基板の表面に所定の柄を形成し、前記基板の上下両
辺に合抉り接合用の受け片(3)および押え片(5)を
前記基板の柄に倣って曲線状に形設し、前記基板の左右
両辺に合抉り接合用の受け片(13)および押え片(1
5)を前記基板の柄に倣って曲線状に形設し、前記基板
の左右両辺の受け片および押え片のいずれの部分におい
てもその鉛直線(L1)に対する傾斜角(θ)が80゜
以下となるようにし、前記各受け片に、その全長にわた
って防水シール材(4、14)を設けて構成される。
【0009】ここで、曲線状とは、一直線状を除くすべ
ての形状(折れ線状や円弧状など)を含む上位概念であ
る。
ての形状(折れ線状や円弧状など)を含む上位概念であ
る。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】なお、括弧内の番号等は図面における対応
する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本発明
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。このこ
とは「特許請求の範囲」の欄についても同様である。
する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本発明
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。このこ
とは「特許請求の範囲」の欄についても同様である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0015】図1は本発明に係る外壁用板材の一実施形
態を示す正面図、図2は図1に示す外壁用板材の使用状
態図、図3は図1に示す外壁用板材のC部分の拡大図、
図4は本発明に係る外壁用板材の別の実施形態を示す正
面図、図5は図4に示す外壁用板材のC部分の拡大図で
ある。
態を示す正面図、図2は図1に示す外壁用板材の使用状
態図、図3は図1に示す外壁用板材のC部分の拡大図、
図4は本発明に係る外壁用板材の別の実施形態を示す正
面図、図5は図4に示す外壁用板材のC部分の拡大図で
ある。
【0016】本発明に係る外壁用板材1は、図1に示す
ように、矩形の基板2を有しており、基板2の表面に
は、多数個の平行四辺形のブロックを上下左右に配列し
た柄が形成されている。また、基板2の上辺には合抉り
接合用の受け片3が、この基板2の柄に倣って直線状に
形設されており、基板2の下辺には合抉り接合用の押え
片5が、この基板2の柄に倣って直線状に形設されてい
る。一方、基板2の右辺には合抉り接合用の受け片13
が、この基板2の柄に倣って折れ線状に形設されてお
り、基板2の左辺には合抉り接合用の押え片15が、こ
の基板2の柄に倣って折れ線状に形設されている。さら
に、各受け片3、13にはそれぞれ、その全長にわたっ
て、ホットメルトタイプや塩ビ等のプラスチック発泡体
からなる防水シール材4、14が貼り付けられている。
ように、矩形の基板2を有しており、基板2の表面に
は、多数個の平行四辺形のブロックを上下左右に配列し
た柄が形成されている。また、基板2の上辺には合抉り
接合用の受け片3が、この基板2の柄に倣って直線状に
形設されており、基板2の下辺には合抉り接合用の押え
片5が、この基板2の柄に倣って直線状に形設されてい
る。一方、基板2の右辺には合抉り接合用の受け片13
が、この基板2の柄に倣って折れ線状に形設されてお
り、基板2の左辺には合抉り接合用の押え片15が、こ
の基板2の柄に倣って折れ線状に形設されている。さら
に、各受け片3、13にはそれぞれ、その全長にわたっ
て、ホットメルトタイプや塩ビ等のプラスチック発泡体
からなる防水シール材4、14が貼り付けられている。
【0017】なお、受け片3、13の長さは5〜20m
mが望ましい。5mmより短いと、受け片3、13と押
え片5、15との重なり合う長さが少ないため、防水シ
ール材4、14を貼着しても防水が不完全となり、逆
に、20mmより長いと、特に窯業系無機原料からなる
基板2の場合、受け片3、13が強度不足のため破損し
やすくなるからである。
mが望ましい。5mmより短いと、受け片3、13と押
え片5、15との重なり合う長さが少ないため、防水シ
ール材4、14を貼着しても防水が不完全となり、逆
に、20mmより長いと、特に窯業系無機原料からなる
基板2の場合、受け片3、13が強度不足のため破損し
やすくなるからである。
【0018】本発明に係る外壁用板材1は以上のような
構成を有するので、この外壁用板材1を使って外壁を構
成する際には、図2に示すように、必要な枚数の外壁用
板材1を用意し、これら外壁用板材1同士を上下左右に
合抉り接合する。
構成を有するので、この外壁用板材1を使って外壁を構
成する際には、図2に示すように、必要な枚数の外壁用
板材1を用意し、これら外壁用板材1同士を上下左右に
合抉り接合する。
【0019】この際、左右に隣接する2枚の外壁用板材
1の接合部に継ぎ目6が形成されるが、この継ぎ目6は
基板2の柄に合致するので、外壁の柄の連続性を維持す
ることができる。その結果、継ぎ目6によって外壁の柄
が不自然に分断されて外壁全体の意匠性を損ねる事態の
発生を防止することが可能となる。
1の接合部に継ぎ目6が形成されるが、この継ぎ目6は
基板2の柄に合致するので、外壁の柄の連続性を維持す
ることができる。その結果、継ぎ目6によって外壁の柄
が不自然に分断されて外壁全体の意匠性を損ねる事態の
発生を防止することが可能となる。
【0020】ここで、基板2の左辺の押え片15は折れ
線状になるが、その鉛直線L1に対する傾斜角θは、図
3に示すように、15゜程度の傾斜となっているので、
雨水は接合部に沿って流れ落ち、しかも左右に隣接する
2枚の外壁用板材1の接合部には防水シール材14が設
けられているので、左右に隣接する2枚の外壁用板材1
の接合部から雨水などが外壁の裏側に浸入することはな
い。
線状になるが、その鉛直線L1に対する傾斜角θは、図
3に示すように、15゜程度の傾斜となっているので、
雨水は接合部に沿って流れ落ち、しかも左右に隣接する
2枚の外壁用板材1の接合部には防水シール材14が設
けられているので、左右に隣接する2枚の外壁用板材1
の接合部から雨水などが外壁の裏側に浸入することはな
い。
【0021】なお、上述の実施形態においては、多数個
の平行四辺形のブロックを上下左右に配列した柄を基板
2の表面に形成した外壁用板材1について説明したが、
本発明では基板2の柄はこれに限定されるものではな
い。
の平行四辺形のブロックを上下左右に配列した柄を基板
2の表面に形成した外壁用板材1について説明したが、
本発明では基板2の柄はこれに限定されるものではな
い。
【0022】例えば、図4に示すように、多数個の瓦形
のブロックを上下左右に配列した柄を基板2の表面に形
成した外壁用板材1に本発明を適用することもできる。
この場合、基板2の左辺の押え片15は円弧状になる
が、その鉛直線L1に対する傾斜角θ(円弧の接線L2
と鉛直線L1とのなす角)は、図5に示すように、最大
で30゜程度の傾斜となっているので、雨水は接合部に
沿って流れ落ち、しかも左右に隣接する2枚の外壁用板
材1の接合部には防水シール材14が設けられているの
で、左右に隣接する2枚の外壁用板材1の接合部から雨
水などが外壁の裏側に浸入することはない。
のブロックを上下左右に配列した柄を基板2の表面に形
成した外壁用板材1に本発明を適用することもできる。
この場合、基板2の左辺の押え片15は円弧状になる
が、その鉛直線L1に対する傾斜角θ(円弧の接線L2
と鉛直線L1とのなす角)は、図5に示すように、最大
で30゜程度の傾斜となっているので、雨水は接合部に
沿って流れ落ち、しかも左右に隣接する2枚の外壁用板
材1の接合部には防水シール材14が設けられているの
で、左右に隣接する2枚の外壁用板材1の接合部から雨
水などが外壁の裏側に浸入することはない。
【0023】或いはまた、天然石積み調の模様で構成さ
れた柄を基板2の表面に形成した外壁用板材1に本発明
を適用することも可能である。
れた柄を基板2の表面に形成した外壁用板材1に本発明
を適用することも可能である。
【0024】また、上述の実施形態においては、基板2
の左右両辺の受け片13、押え片15を曲線状(折れ線
状、円弧状)とした外壁用板材1について説明したが、
基板2の4辺すべての受け片3、13、押え片5、15
が曲線状となる外壁用板材1に本発明を適用することも
可能である。
の左右両辺の受け片13、押え片15を曲線状(折れ線
状、円弧状)とした外壁用板材1について説明したが、
基板2の4辺すべての受け片3、13、押え片5、15
が曲線状となる外壁用板材1に本発明を適用することも
可能である。
【0025】さらに、上述の実施形態においては、ホッ
トメルトタイプや塩ビ等のプラスチック発泡体からなる
防水シール材4、14を採用した場合について説明した
が、防水シール材4、14としては、受け片3、13と
押え片5、15とを重ね合わせたときに圧密されて押え
片5、15の外表面に馴染む程度の弾力性を有する限
り、どのようなものでも使用することができる。ただ、
押え片5、15との密着性を高めるため多少粘着性を有
するものが好ましい。
トメルトタイプや塩ビ等のプラスチック発泡体からなる
防水シール材4、14を採用した場合について説明した
が、防水シール材4、14としては、受け片3、13と
押え片5、15とを重ね合わせたときに圧密されて押え
片5、15の外表面に馴染む程度の弾力性を有する限
り、どのようなものでも使用することができる。ただ、
押え片5、15との密着性を高めるため多少粘着性を有
するものが好ましい。
【0026】なお、外壁用板材1同士の接合部における
防水性を確かめるため、上述した基板2の傾斜角θを0
゜、30゜、45゜、60゜、80゜、89゜と変えた
6種類の試験体(幅455mm、長さ1,000mm)
を4枚ずつ作製し、それぞれ合抉り接合した後、散水試
験を行った。
防水性を確かめるため、上述した基板2の傾斜角θを0
゜、30゜、45゜、60゜、80゜、89゜と変えた
6種類の試験体(幅455mm、長さ1,000mm)
を4枚ずつ作製し、それぞれ合抉り接合した後、散水試
験を行った。
【0027】その結果、傾斜角θが89゜の場合は接合
部に水が溜まり、その一部は裏側に浸入してしまったの
に対し、傾斜角θが0゜〜80゜の場合は接合部に沿っ
て水が流れ落ちるため、裏側への水の浸入は認められな
かった。
部に水が溜まり、その一部は裏側に浸入してしまったの
に対し、傾斜角θが0゜〜80゜の場合は接合部に沿っ
て水が流れ落ちるため、裏側への水の浸入は認められな
かった。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、矩
形の基板2を有し、この基板2の表面に所定の柄を形成
し、前記基板2の上下両辺に合抉り接合用の受け片3お
よび押え片5を一直線状に形設し、前記基板2の左右両
辺に合抉り接合用の受け片13および押え片15を前記
基板2の柄に倣って曲線状に形設し、前記基板2の左右
両辺の受け片13および押え片15のいずれの部分にお
いてもその鉛直線L1に対する傾斜角θが80゜以下と
なるようにし、前記各受け片3、13に、その全長にわ
たって防水シール材4、14を設けて構成したので、外
壁用板材1同士が左右に合抉り接合された場合、その接
合部の継ぎ目6は基板2の柄に合致することから、複数
枚の外壁用板材1で外壁を構成する際にその柄の左右方
向における連続性を維持することが可能となり、意匠性
に優れる。しかも、外壁用板材1同士が左右に合抉り接
合された場合、その接合部から雨水などが外壁用板材1
の裏側に浸入することがなく、防水性にも優れる。
形の基板2を有し、この基板2の表面に所定の柄を形成
し、前記基板2の上下両辺に合抉り接合用の受け片3お
よび押え片5を一直線状に形設し、前記基板2の左右両
辺に合抉り接合用の受け片13および押え片15を前記
基板2の柄に倣って曲線状に形設し、前記基板2の左右
両辺の受け片13および押え片15のいずれの部分にお
いてもその鉛直線L1に対する傾斜角θが80゜以下と
なるようにし、前記各受け片3、13に、その全長にわ
たって防水シール材4、14を設けて構成したので、外
壁用板材1同士が左右に合抉り接合された場合、その接
合部の継ぎ目6は基板2の柄に合致することから、複数
枚の外壁用板材1で外壁を構成する際にその柄の左右方
向における連続性を維持することが可能となり、意匠性
に優れる。しかも、外壁用板材1同士が左右に合抉り接
合された場合、その接合部から雨水などが外壁用板材1
の裏側に浸入することがなく、防水性にも優れる。
【0029】また本発明によれば、矩形の基板2を有
し、この基板2の表面に所定の柄を形成し、前記基板2
の上下両辺に合抉り接合用の受け片3および押え片5を
前記基板2の柄に倣って曲線状に形設し、前記基板2の
左右両辺に合抉り接合用の受け片13および押え片15
を前記基板2の柄に倣って曲線状に形設し、前記基板2
の左右両辺の受け片13および押え片15のいずれの部
分においてもその鉛直線L1に対する傾斜角θが80゜
以下となるようにし、前記各受け片3、13に、その全
長にわたって防水シール材4、14を設けて構成したの
で、外壁用板材1同士が上下左右に合抉り接合された場
合、その接合部の継ぎ目6は基板2の柄に合致すること
から、複数枚の外壁用板材1で外壁を構成する際にその
柄の上下方向および左右方向における連続性を維持する
ことが可能となり、意匠性に優れる。しかも、外壁用板
材1同士が左右に合抉り接合された場合、その接合部か
ら雨水などが外壁用板材1の裏側に浸入することがな
く、防水性にも優れる。
し、この基板2の表面に所定の柄を形成し、前記基板2
の上下両辺に合抉り接合用の受け片3および押え片5を
前記基板2の柄に倣って曲線状に形設し、前記基板2の
左右両辺に合抉り接合用の受け片13および押え片15
を前記基板2の柄に倣って曲線状に形設し、前記基板2
の左右両辺の受け片13および押え片15のいずれの部
分においてもその鉛直線L1に対する傾斜角θが80゜
以下となるようにし、前記各受け片3、13に、その全
長にわたって防水シール材4、14を設けて構成したの
で、外壁用板材1同士が上下左右に合抉り接合された場
合、その接合部の継ぎ目6は基板2の柄に合致すること
から、複数枚の外壁用板材1で外壁を構成する際にその
柄の上下方向および左右方向における連続性を維持する
ことが可能となり、意匠性に優れる。しかも、外壁用板
材1同士が左右に合抉り接合された場合、その接合部か
ら雨水などが外壁用板材1の裏側に浸入することがな
く、防水性にも優れる。
【0030】
【0031】
【0032】
【図1】本発明に係る外壁用板材の一実施形態を示す正
面図である。
面図である。
【図2】図1に示す外壁用板材の使用状態図である。
【図3】図1に示す外壁用板材のC部分の拡大図であ
る。
る。
【図4】本発明に係る外壁用板材の別の実施形態を示す
正面図である。
正面図である。
【図5】図4に示す外壁用板材のC部分の拡大図であ
る。
る。
【図6】従来の外壁用板材の一例を示す正面図である。
【図7】図6に示す外壁用板材の使用状態図である。
1……外壁用板材 2……基板 3、13……受け片4、14……防水シール材 5、15……押え片 L1……鉛直線 θ……傾斜角
Claims (2)
- 【請求項1】 矩形の基板(2)を有し、 この基板の表面に所定の柄を形成し、前記基板の上下両辺に合抉り接合用の受け片(3)およ
び押え片(5)を一直線状に形設し、 前記基板の左右両辺に合抉り接合用の受け片(13)お
よび押え片(15)を前記基板の柄に倣って曲線状に形
設し、 前記基板の左右両辺の受け片および押え片のいずれの部
分においてもその鉛直線(L1)に対する傾斜角(θ)
が80゜以下となるようにし、 前記各受け片に、その全長にわたって防水シール材
(4、14)を設けた ことを特徴とする外壁用板材。 - 【請求項2】 矩形の基板(2)を有し、 この基板の表面に所定の柄を形成し、 前記基板の上下両辺に合抉り接合用の受け片(3)およ
び押え片(5)を前記基板の柄に倣って曲線状に形設
し、 前記基板の左右両辺に合抉り接合用の受け片(13)お
よび押え片(15)を前記基板の柄に倣って曲線状に形
設し、 前記基板の左右両辺の受け片および押え片のいずれの部
分においてもその鉛直線(L1)に対する傾斜角(θ)
が80゜以下となるようにし、 前記各受け片に、その全長にわたって防水シール材
(4、14)を設けた ことを特徴とする外壁用板材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9190826A JP3039460B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 外壁用板材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9190826A JP3039460B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 外壁用板材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1136551A JPH1136551A (ja) | 1999-02-09 |
JP3039460B2 true JP3039460B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=16264414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9190826A Expired - Lifetime JP3039460B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 外壁用板材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3039460B2 (ja) |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP9190826A patent/JP3039460B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1136551A (ja) | 1999-02-09 |
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