JPH0349235Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0349235Y2 JPH0349235Y2 JP1983148518U JP14851883U JPH0349235Y2 JP H0349235 Y2 JPH0349235 Y2 JP H0349235Y2 JP 1983148518 U JP1983148518 U JP 1983148518U JP 14851883 U JP14851883 U JP 14851883U JP H0349235 Y2 JPH0349235 Y2 JP H0349235Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- piece
- corner
- pillar
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は柱カバー、更に詳しくは、室内に露出
する柱の表面を覆つて柱を美しく仕舞う柱カバー
に関するものである。
する柱の表面を覆つて柱を美しく仕舞う柱カバー
に関するものである。
一般に、柱カバーは前端部をその両側の壁面よ
り室内に突出させる形で配設された柱に適用され
ることが多く、そのため、従来の柱カバーは柱の
前面から両側面に及ぶ部分を覆うような形、すな
わち、断面コ字状に形成されたものが用いられて
いる。しかしながら、壁面のコーナ部分に柱が立
設されて柱の於ける隣合う二面が室内に露出する
場合や、更に三面が露出する場合は、柱の露出面
に相当する数の柱カバーの一端を夫々切り取つて
これらを柱の回りで継ぎ合わせる必要があり、現
場での施工に手間取るという問題があつた。
り室内に突出させる形で配設された柱に適用され
ることが多く、そのため、従来の柱カバーは柱の
前面から両側面に及ぶ部分を覆うような形、すな
わち、断面コ字状に形成されたものが用いられて
いる。しかしながら、壁面のコーナ部分に柱が立
設されて柱の於ける隣合う二面が室内に露出する
場合や、更に三面が露出する場合は、柱の露出面
に相当する数の柱カバーの一端を夫々切り取つて
これらを柱の回りで継ぎ合わせる必要があり、現
場での施工に手間取るという問題があつた。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは二面や三面が室内に
露出する柱にも簡単に柱カバーを施すことがで
き、現場施工の容易な柱カバーを提供することで
ある。
り、その目的とするところは二面や三面が室内に
露出する柱にも簡単に柱カバーを施すことがで
き、現場施工の容易な柱カバーを提供することで
ある。
本考案に係る柱カバーでは、柱の一面をその一
側端部を除くほぼ前面に亘つて覆うための幅広の
主覆い片及びその一側端部より後方に延出するフ
ランジを備える少なくとも一つ以上のカバー本体
と、上記柱の一面の残る一側端部を覆うための幅
狭の副覆い片及びその一側端部より後方に延出す
るフランジを備える隅木とからなり、カバー本体
のフランジと隅木の副覆い片と該隅木のフランジ
の幅が同じ寸法に設定された構造が開示される。
側端部を除くほぼ前面に亘つて覆うための幅広の
主覆い片及びその一側端部より後方に延出するフ
ランジを備える少なくとも一つ以上のカバー本体
と、上記柱の一面の残る一側端部を覆うための幅
狭の副覆い片及びその一側端部より後方に延出す
るフランジを備える隅木とからなり、カバー本体
のフランジと隅木の副覆い片と該隅木のフランジ
の幅が同じ寸法に設定された構造が開示される。
本考案を以下図に示す実施例に基づいて詳述す
る。柱カバー１は室内に露出する柱２の表面をそ
の露出正面から側面に至る部分の前面に亘つて覆
うために用いられるものである。すなわち、柱２
は第１図乃至第３図に示すように一直線に並ぶ壁
３の間に立設される場合や、コーナ部に立設され
る場合、壁３の端部に立設される場合のいずれ
も、壁面より柱２の露出正面が突出するため、露
出正面と壁面との間に露出する柱２の側面の一部
をも柱カバー１で覆われる。柱カバー１は柱２の
一面をその一側端部を除くほぼ全面から一方の側
面の一部に亘る部分を覆うカバー本体５と、柱２
の一面の一側端部から他方の側面に亘る部分を覆
う隅木６とで構成される。カバー本体５は幅広の
主覆い片７とこの主覆い片７の一側端部より後方
に一体に延出するフランジ８とを有する断面略Ｌ
字状に成形され、隅木６は上記主覆い片７で覆い
きれない柱２の一側端部を覆う副覆い片９とこの
副覆い片９の一側端部より後方へ一体に延出する
フランジ１０とを有する断面略Ｌ字状に成形さ
れ、主覆い片７と副覆い片９とで覆う柱２の一面
の両側に位置する柱２の側面の一部が夫々カバー
本体５のフランジ８と隅木６のフランジ１０で覆
われる。上記隅木６の副覆い片９とフランジ１
０、カバー本体５のフランジ８はそれぞれ同じ幅
に設定されており、第２図に示すように、柱２が
壁３のコーナ部に立設されてその二面を室内側に
露出させる時は、二つのカバー本体５と一つの隅
木６とを柱２の回りに並べて用い、第３図に示す
ように、壁３の自由端に柱２が立設されてその三
面が室内に露出する場合は、三つのカバー本体５
と一つの隅木６とを並べて用い、各カバー本体５
の主覆い片７で露出正面を覆うと共に露出正面に
隣合う側面の一部が隅木６のフランジ１０及び隅
木６から遠いカバー本体５のフランジ８で夫々覆
われる。
る。柱カバー１は室内に露出する柱２の表面をそ
の露出正面から側面に至る部分の前面に亘つて覆
うために用いられるものである。すなわち、柱２
は第１図乃至第３図に示すように一直線に並ぶ壁
３の間に立設される場合や、コーナ部に立設され
る場合、壁３の端部に立設される場合のいずれ
も、壁面より柱２の露出正面が突出するため、露
出正面と壁面との間に露出する柱２の側面の一部
をも柱カバー１で覆われる。柱カバー１は柱２の
一面をその一側端部を除くほぼ全面から一方の側
面の一部に亘る部分を覆うカバー本体５と、柱２
の一面の一側端部から他方の側面に亘る部分を覆
う隅木６とで構成される。カバー本体５は幅広の
主覆い片７とこの主覆い片７の一側端部より後方
に一体に延出するフランジ８とを有する断面略Ｌ
字状に成形され、隅木６は上記主覆い片７で覆い
きれない柱２の一側端部を覆う副覆い片９とこの
副覆い片９の一側端部より後方へ一体に延出する
フランジ１０とを有する断面略Ｌ字状に成形さ
れ、主覆い片７と副覆い片９とで覆う柱２の一面
の両側に位置する柱２の側面の一部が夫々カバー
本体５のフランジ８と隅木６のフランジ１０で覆
われる。上記隅木６の副覆い片９とフランジ１
０、カバー本体５のフランジ８はそれぞれ同じ幅
に設定されており、第２図に示すように、柱２が
壁３のコーナ部に立設されてその二面を室内側に
露出させる時は、二つのカバー本体５と一つの隅
木６とを柱２の回りに並べて用い、第３図に示す
ように、壁３の自由端に柱２が立設されてその三
面が室内に露出する場合は、三つのカバー本体５
と一つの隅木６とを並べて用い、各カバー本体５
の主覆い片７で露出正面を覆うと共に露出正面に
隣合う側面の一部が隅木６のフランジ１０及び隅
木６から遠いカバー本体５のフランジ８で夫々覆
われる。
（考案の効果）
以上のように本考案に係る柱カバーは、柱の一
面をその一側端部を除くほぼ全面に亘つて覆うた
めの幅広の主覆い片及びその一側端部より後方に
延出するフランジを備える少なくとも一つ以上の
カバー本体と、上記柱の一面の残る一側端部を覆
うための幅狭の副覆い片及びその一側端部より後
方に延出するフランジを備える隅木とからなり、
カバー本体のフランジと隅木の副覆い片と該隅木
のフランジの幅が同じ寸法に設定されているた
め、室内の柱の一面が露出する場合はカバー本体
と隅木を一つずつ用いて、カバー本体の主覆い片
と隅木の副覆い片の側端同士を突き合わせること
によつて、柱の露出する一面の覆うことができる
のは勿論のこと、二つのカバー本体と隅木を一つ
用いて、カバー本体の主覆い片と隅木の副覆い片
の側端同士を突き合わせると共にこのカバー本体
のフランジと他のカバー本体の主覆い片の側端同
士を突き合わせることによつて、柱の露出する二
面を覆うことができ、三つのカバー本体と隅木を
一つ用いて、カバー本体の主覆い片と隅木の副覆
い片の側端同士を突き合わせると共にこの一つ目
のカバー本体のフランジと二つ目のカバー本体の
主覆い片の側端同士、さらにこの二つのカバー本
体のフランジと三つ目のカバー本体の主覆い片の
側端同士を突き合わせることによつて、柱の露出
する三面を覆うことができるものであり、柱の露
出する面数が異なる現場でも簡単に施工をおこな
う事ができるものである。このように本考案は、
カバー本体と隅木とで柱カバーを形成すると共に
これらカバー本体と隅木を上記形状寸法に形成す
ることによつて、柱の露出面が一面でも、二面、
三面でも、カバー本体や隅木の使用数の設定によ
つてこの柱の露出面を覆う施工を容易におこなう
ことができるものである。
面をその一側端部を除くほぼ全面に亘つて覆うた
めの幅広の主覆い片及びその一側端部より後方に
延出するフランジを備える少なくとも一つ以上の
カバー本体と、上記柱の一面の残る一側端部を覆
うための幅狭の副覆い片及びその一側端部より後
方に延出するフランジを備える隅木とからなり、
カバー本体のフランジと隅木の副覆い片と該隅木
のフランジの幅が同じ寸法に設定されているた
め、室内の柱の一面が露出する場合はカバー本体
と隅木を一つずつ用いて、カバー本体の主覆い片
と隅木の副覆い片の側端同士を突き合わせること
によつて、柱の露出する一面の覆うことができる
のは勿論のこと、二つのカバー本体と隅木を一つ
用いて、カバー本体の主覆い片と隅木の副覆い片
の側端同士を突き合わせると共にこのカバー本体
のフランジと他のカバー本体の主覆い片の側端同
士を突き合わせることによつて、柱の露出する二
面を覆うことができ、三つのカバー本体と隅木を
一つ用いて、カバー本体の主覆い片と隅木の副覆
い片の側端同士を突き合わせると共にこの一つ目
のカバー本体のフランジと二つ目のカバー本体の
主覆い片の側端同士、さらにこの二つのカバー本
体のフランジと三つ目のカバー本体の主覆い片の
側端同士を突き合わせることによつて、柱の露出
する三面を覆うことができるものであり、柱の露
出する面数が異なる現場でも簡単に施工をおこな
う事ができるものである。このように本考案は、
カバー本体と隅木とで柱カバーを形成すると共に
これらカバー本体と隅木を上記形状寸法に形成す
ることによつて、柱の露出面が一面でも、二面、
三面でも、カバー本体や隅木の使用数の設定によ
つてこの柱の露出面を覆う施工を容易におこなう
ことができるものである。
第１図乃至第３図は夫々本考案の一実施例を示
す概略平断面図であり、１は柱カバー、２は柱、
５はカバー本体、６は隅木、７は主覆い片、８は
柱カバーのフランジ、９は副覆い片、１０は隅木
のフランジである。
す概略平断面図であり、１は柱カバー、２は柱、
５はカバー本体、６は隅木、７は主覆い片、８は
柱カバーのフランジ、９は副覆い片、１０は隅木
のフランジである。
Claims (1)
- 柱の一面をその一側端部を除くほぼ全面に亘つ
て覆うための幅広の主覆い片及びその一側端部よ
り後方に延出するフランジを備える少なくとも一
つ以上のカバー本体と、上記柱の一面の残る一側
端部を覆うための幅狭の副覆い片及びその一側端
部より後方に延出するフランジを備える隅木とか
らなり、カバー本体のフランジと隅木の副覆い片
と該隅木のフランジの幅が同じ寸法に設定された
柱カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14851883U JPS6055639U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 柱カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14851883U JPS6055639U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 柱カバ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6055639U JPS6055639U (ja) | 1985-04-18 |
| JPH0349235Y2 true JPH0349235Y2 (ja) | 1991-10-21 |
Family
ID=30329952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14851883U Granted JPS6055639U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 柱カバ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6055639U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5622522U (ja) * | 1979-07-25 | 1981-02-28 | ||
| JPS5755466U (ja) * | 1980-09-19 | 1982-03-31 | ||
| JPS5817854U (ja) * | 1981-04-23 | 1983-02-03 | 中島 哲郎 | 丸首衣類ハンガ− |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP14851883U patent/JPS6055639U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5622522U (ja) * | 1979-07-25 | 1981-02-28 | ||
| JPS5755466U (ja) * | 1980-09-19 | 1982-03-31 | ||
| JPS5817854U (ja) * | 1981-04-23 | 1983-02-03 | 中島 哲郎 | 丸首衣類ハンガ− |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6055639U (ja) | 1985-04-18 |
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